JP3277661B2 - 超音波プローブ用バルーン装置 - Google Patents

超音波プローブ用バルーン装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体腔内に挿入される超
音波プローブにおいて、超音波信号の減衰を抑制するた
めの超音波伝播媒体を封入するために、挿入部における
先端部本体に設けられるバルーン装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】超音波プローブとして、体腔内に挿入さ
れる挿入部を有し、この挿入部の先端部に超音波振動子
を装着して、超音波振動子を超音波検査を行うべき部位
にまで導いて、体腔内壁から超音波パルスを発信して、
その反射エコーを受信し、この受信信号を外部に取り出
して、所定の信号処理を行ってモニタ装置に超音波画像
を表示するように構成したものは、従来から広く用いら
れている。
【0003】超音波信号は空気中では減衰が激しいの
で、超音波振動子と体腔内壁との間に超音波伝播媒体を
介在させるためにバルーン装置が用いられる。バルーン
装置は可撓膜体を備えたバルーン本体を有し、このバル
ーン本体によって挿入部における先端部本体に設けた超
音波振動子を覆うように装着して、可撓膜体内に脱気水
等の超音波伝播媒体を封入して膨張させることによっ
て、体腔内壁に密着させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、バルーン本体
における可撓膜体内には空気が混入しないようにしなけ
ればならず、このために、従来技術においては、先端部
本体のバルーン本体により覆われた部位に超音波伝播媒
体の流体供給通路と、このバルーン本体の内部から空気
を排出するための空気排出通路とを設けるように構成し
ている。そして、流体供給通路から超音波伝播媒体をバ
ルーン本体内に導入すると同時に、空気排出通路からバ
ルーン本体内の空気を排出するように構成している。
【0005】しかしながら、先端部本体内に超音波伝播
媒体を供給する流体供給通路と空気排出通路とを設ける
と、先端部本体の構造が複雑になり、かつ太径化するこ
とになる。挿入部は体腔内に挿入されるものであるか
ら、その先端部本体が太径化すると、挿入操作性が悪く
なり、また患者の苦痛の増大する等という不都合が生じ
ることになる。また、バルーン本体から空気の排出をよ
り確実に行うには、バルーン本体から空気を排出した後
に、この空気排出通路の内部も超音波伝播媒体で満たす
必要がある。このために、空気排出通路を負圧源に接続
して、吸引を行うようにするのが好ましく、この点から
もバルーン本体と超音波伝播媒体の供給及び空気の排出
を行う機構を含めたバルーン装置の全体構成が複雑にな
るという問題点もある。
【0006】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、空気排出通路を設け
なくとも、バルーン本体内の空気を円滑に排出できるよ
うにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、超音波振動子が装着されている先端
部本体にバルーン本体の内外を連通・遮断する開閉弁部
を設けて、流体供給部からバルーン本体内に超音波伝播
媒体を導入する際に、この開閉弁部を開放することによ
って、バルーン本体内の空気を外部に排出可能な構成と
したことをその特徴とするものである。
【0008】
【作用】超音波伝播媒体をバルーン本体内に供給すると
同時に、開閉弁部を開放することによって、流体供給部
からバルーン本体内に脱気水等の超音波伝播媒体が供給
されて、可撓膜体が膨出すると共に、このバルーン本体
内の空気は超音波伝播媒体により押し出されるようにし
て外部に排出される。この結果、バルーン本体内は完全
に超音波伝播媒体と置換して、超音波信号の送受信に悪
影響を与える気泡等の発生を防止できる。しかも、バル
ーン本体内の空気は開閉弁部の開放により外気に放出さ
れるようになっているから、先端部本体に通路等を設け
る必要がなくなり、その構成の簡略化及び小型化が図ら
れる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。まず、図1乃至図4に本発明の第1実施例
を示す。体腔内に挿入される超音波プローブは、一般
に、本体操作部に体腔内への挿入部を連設し、この挿入
部の先端に超音波振動子を装着することにより構成され
るものであり、またこの超音波振動子の他にも、内視鏡
観察機構を持った超音波内視鏡として構成することも可
能である。
【0010】而して、図1はバルーン装置を装着しない
状態の超音波プローブの先端部分の側面を、また図2に
はバルーン装置を装着した状態の超音波プローブの先端
部分の平面をそれぞれ示す。図中において、1は挿入部
を示し、この挿入部1における先端部本体1aには、超
音波振動子2が装着されており、この超音波振動子2の
送受信面2aは、先端部本体1aの側部に設けられてい
る。先端部本体1aには、超音波振動子2の装着部の前
後位置には円環状の凹溝3,4が形設されている。そし
て、基端側の凹溝3と超音波振動子2の配設位置との間
の位置に脱気水等の超音波伝播媒体を供給する流体通路
5の通じる流体供給口5aが開口している。この流体通
路5には供給チューブ6が接続されており、この供給チ
ューブ6の他端は供給タンク(図示せず)に接続されて
いる。
【0011】10はバルーン装置を構成するバルーン本
体を示し、このバルーン本体10はラテックス等の可撓
性に富んだ薄膜を筒状に形成してなる可撓膜体11を有
し、この可撓膜体11の両端部には弾性リング12,1
3が連設されている。バルーン本体10は、挿入部1の
先端部本体1aにおいて、可撓膜体11の両端に設けた
弾性リング12,13を凹溝3,4に嵌合させることに
より装着されるものである。そして、流体供給口5aか
ら超音波伝播媒体を供給して、この超音波伝播媒体によ
り所定量膨出させるようになっている。ここで、凹溝
3,4の溝幅は弾性リング12,13の外径より僅かに
広い寸法を有する。また、自由状態での弾性リング1
2,13の内径は、凹溝3,4の溝底部の円よりかなり
小さくなっており、弾性リング12,13は拡径させた
状態で凹溝3,4に嵌合させることによって、収縮する
方向に弾性力が作用して、これら弾性リング12,13
は凹溝3,4に極めて安定した状態にして装着されて、
内部に封入した超音波伝播媒体が溢出しないように保持
される。
【0012】バルーン本体10における可撓膜体11内
には超音波伝播媒体を封入して膨出させるが、この時に
内部の空気を完全に排出して、超音波伝播媒体に空気が
混入しないようにするために、開閉弁部が設けられてい
る。即ち、図3からも明らかなように、先端部本体1a
における凹溝4を設けることにより形成される先端側の
突条4aを一部切り欠いて、この凹溝4の溝底の部分か
ら先端部に至る外気への排出通路14を形成するように
している。この排出通路14が形成されている部位は、
常時においては凹溝4に装着される弾性リング13によ
り閉鎖されているが、図4に示したように、手指等でこ
の弾性リング13を浮かせるように押し出すと、排出通
路14が開いて、可撓膜体11の内外を連通させること
ができるようになっている。従って、この切り欠きによ
り形成される排出通路14と弾性リング13とによって
開閉弁部が構成される。
【0013】以上のように構成することによって、可撓
膜体11内に流体供給口5aから超音波伝播媒体を供給
して膨出する際に、排出通路14を開くことによって、
この可撓膜体11の内部に存在する空気を排出して、気
泡等が含まないようにすることができる。しかも、排出
通路14は直接大気状態に開放されているので、内部の
空気が弾性リング13の位置より外側に放出されれば、
この排出通路14側から逆流する等といった不都合が生
じることはない。バルーン本体10の可撓膜体11は、
その両端に設けた弾性リング12,13が所定の締め付
け力で凹溝3,4に嵌合しているので、可撓膜体11内
に超音波伝播媒体を封入することにより膨出させて、内
部の圧力がある程度上昇したとしても、これら凹溝3,
4の溝底部に密着した状態に保持されて、溝底部から浮
き上がることはなく液密に保持される。ここで、排出通
路14が設けられている部位においては、凹溝4を形成
する突条4aの一部が切り欠かれている関係から、弾性
リング13は前方に向けて移動できるが、この切り欠き
による弾性リング13の規制が失われる部位は全周にお
ける極僅かなものであり、これ以外の部位では突条4a
により規制されるから、弾性リング13は安定した状態
に保持される。
【0014】空気の排出は挿入部1を体腔内に挿入する
前の段階で行われる。即ち、挿入部1を、その先端部本
体1aが上方に向くように配置して、供給チューブ6及
び流体通路5を介して流体供給口5aからバルーン本体
10内に超音波伝播媒体を供給する。この時に、凹溝4
に収容されている弾性リング13を手指等で押動するこ
とにより変形させて、排出通路14の位置する部位を浮
かせるようにして、この排出通路14を介してバルーン
本体10の内外を連通させる。これによって、バルーン
本体10内の空気は超音波伝播媒体が供給するにつれ
て、その内部で上昇して行き、排出通路14から円滑に
外部に排出される。そして、超音波伝播媒体がある程度
溢出する程度までバルーン本体10内に供給すると、こ
のバルーン本体10内の空気は完全に排出される。この
結果、バルーン本体10内は空気の混入しない超音波伝
播媒体のみが封入された状態に保持される。しかも、バ
ルーン本体10内の空気は弾性リング13の位置を越え
れば、完全に外部に放出されたことになり、排出された
空気が通路等の内部に残存して作動中に逆流する等のお
それはないので、空気の排出時に吸引力を作用させる必
要はない。
【0015】ただし、バルーン本体10内に超音波伝播
媒体を封入して膨出した状態のまま、挿入部1を体腔内
に挿入すると、狭窄部等に挿入することができなくな
る。そこで、一度空気を排出するために超音波伝播媒体
を送り込んだ後に、流体通路5を介してバルーン本体1
0内の超音波伝播媒体を吸引して、バルーン本体11が
先端部本体1aに密着させるようにする。そして、体腔
内の超音波検査を行う位置にまで挿入した後に、再び超
音波伝播媒体を供給して、バルーン本体10における可
撓膜体11を膨出させる。
【0016】このように、バルーン本体10の内部に超
音波伝播媒体を供給して、可撓膜体11が体腔内壁に密
着させた状態で、超音波振動子2から体内に向けて超音
波パルスを発信して、その反射エコーを受信することに
より超音波走査が行われる。而して、バルーン本体10
の内部は、空気が完全に排出されて、内部に封入した超
音波伝播媒体内に気泡等が混入することはない。従っ
て、体内に向けて発信される超音波パルス及びその反射
エコーが減衰するのを抑制できることになり、この反射
エコー信号に基づいて表示される超音波画像が極めて鮮
明になり、S/N比が著しく良好となる。そして、先端
部本体1a内には、流体通路5だけしか設けられておら
ず、空気の排出用の通路を設けてはいないので、この先
端部本体1aの構成が簡略化されると共に、その細径化
が図られる。
【0017】なお、排出通路14としては、前述したよ
うに、凹溝4を設けることにより形成される先端側の突
条の部分を一部切り欠くようにして形成したものだけで
なく、例えば図5に示したように、凹溝4′の溝幅を一
部分だけ拡張させ、またこの溝幅拡張部の溝底部を面取
りする構成とすることにより排出通路14′として用い
ることもできる。このように構成することによっても、
バルーン本体10を先端部本体1aに装着した状態で、
弾性リング13を手指で押圧して、凹溝4′から浮かせ
るようにすれば、溝幅拡張部からなる排出通路14′を
介して空気を外部に排出できる。
【0018】次に、図6及び図7は本発明の第3の実施
例を示すものである。図6から明らかなように、挿入部
20の先端部本体20aには、超音波振動子21が装着
され、この超音波振動子21の配設位置の前後に凹溝2
2,23が設けられており、また基端側の凹溝22と超
音波振動子21の配設位置との間には、超音波伝播媒体
を供給するための流体通路24からの流体供給口24a
が開口している点については、前述した第1の実施例と
格別差異はない。また、バルーン装置を構成するバルー
ン本体25は、筒状となった可撓膜体26と、この可撓
膜体26の前後の部位に連設した弾性リング27,28
とを備える点においても、第1の実施例と同様である。
【0019】然るに、バルーン本体25の弾性リング2
7,28が嵌合される凹溝22,23は全周にわたって
均一な溝幅となっている。そして、先端部本体20aに
は、排出通路29が穿設されている。この排出通路29
の一端は、先端側の凹溝23と超音波振動子21の配設
位置の中間であって、できるだけ凹溝23側に片寄せた
位置に開口する空気流出口29aとなっており、またそ
の他端は先端部本体20aの先端面部に開口する空気排
出口29bとなっている。そして、この排出通路29の
中間部には弁室30が形成されており、この弁室30内
には開閉弁部を構成する逆止弁31が装着されている。
【0020】逆止弁31は、図7に拡大して示したよう
に、常時には空気流出口32aを備えた弁座32に着座
して、バルーン本体25と外部との間を遮断しており、
バルーン本体25側が所定の圧力となった時には、同図
に仮想線で示したように、逆止弁31は弁座32から離
座して、空気流出口32aを介して流体を外部に放出す
るが、逆方向に流体が流れるのを防止する構成となって
いる。
【0021】このように構成すると、バルーン本体25
内の空気を排出する操作は、体腔内においても行うこと
ができる。即ち、先端部本体20aを超音波検査を行う
べき部位にまで導いて、先端部本体20aの先端側が水
平面に対して斜め上方を向くように配置した状態にす
る。そして、流体通路24から流体供給口24aを介し
てバルーン本体25内に超音波伝播媒体を供給すると、
可撓膜体26が膨張するが、この時に内部の空気は上部
側に移行する。そして、超音波伝播媒体を供給して、バ
ルーン本体25内の圧力が設定圧を越えると、排出通路
29に設けた逆止弁31が開いて、このバルーン本体2
5内の空気が外部に排出される。この空気の排出を完全
に行うには、超音波伝播媒体がある程度溢出する程度に
まで送り込まなければならないが、超音波伝播媒体とし
て脱気水等を用いれば、たとえこの超音波伝播媒体が体
腔内に溢出したとしても、格別問題となることはない。
【0022】而して、先端部本体20aにおいて、超音
波振動子21の配設部より先端側の部位には、例えば内
視鏡観察機構が装着されるにしても、かなりのスペース
的な余裕があるので、この部位に逆止弁31を装着した
排出通路29を設けたとしても、先端部本体20aが太
径化するおそれはない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、挿入部
の先端部本体には、流体供給部をその基端側に配置し、
先端側には開閉弁部を設けて、流体供給部からバルーン
本体内に超音波伝播媒体を導入する際に、この開閉弁部
を開放することによって、バルーン本体内の空気を外部
に排出可能な構成としているので、バルーン本体内に超
音波伝播媒体を供給した時に、その内部の空気は円滑に
外部に排出できて、このバルーン本体内を完全に超音波
伝播媒体で置換することができ、円滑な超音波検査が可
能になり、しかも挿入部内に空気の排出経路を設けなく
とも良いので、挿入部の構成を簡略化でき、かつ体腔内
に挿入される部分の細径化を図ることができる等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す超音波プローブの
挿入部の先端部分の一部破断側面図である。
【図2】図1の超音波プローブにバルーン装置を装着し
た状態を示す平面図である。
【図3】この第1の実施例における開閉弁部の構成説明
図である。
【図4】バルーン装置からの空気の排出を行う際におけ
る作動説明図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示すバルーン装置の開
閉弁部の構成説明図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示す超音波プローブの
挿入部の先端部分の一部破断側面図である。
【図7】第3の実施例における開閉弁部の構成を示す断
面図である。
【符号の説明】
1.20 挿入部 1a,20a 先端部本体 2,21 超音波振動子 3,4,4′,22,23 凹溝 5,24 流体通路 5a,24a 流体供給口 10,25 バルーン本体 11,26 可撓膜体 12,13,27,28 弾性リング 14,14′,29 排出通路 30 弁室 31 逆止弁 32 弁座
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 比企 進 栃木県大田原市下石上1385番の1 株式 会社東芝 那須工場内 (56)参考文献 特開 平2−286143(JP,A) 特開 昭58−65129(JP,A) 特開 昭58−65148(JP,A) 実開 昭60−163356(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内に挿入される挿入部の先端に、超
    音波振動子を設けた先端部本体を連設し、この先端部本
    体に可撓膜体を備えたバルーン本体を装着して、この可
    撓膜体の装着部内の部位に超音波伝播媒体を供給する流
    体供給部を設け、この流体供給部から超音波伝播媒体を
    可撓膜体内に供給して膨出させるものにおいて、前記先
    端部本体に前記バルーン本体の内外を連通・遮断する開
    閉弁部を設けて、流体供給部からバルーン本体内に超音
    波伝播媒体を導入する際に、この開閉弁部を開放するこ
    とによって、バルーン本体内の空気を外部に排出可能な
    構成としたことを特徴とする超音波プローブ用バルーン
    装置。
  2. 【請求項2】 前記バルーンは、筒状に形成した可撓膜
    体の両端に弾性リングを装着することにより構成し、先
    端部本体には、超音波振動子の装着部の前後位置に凹溝
    を形成し、この凹溝に前記弾性リングを係合させるよう
    になし、基端側の凹溝と超音波振動子の装着部との間に
    前記流体供給部を設け、また先端側の凹溝の一部の溝幅
    を先端側に向けて広げることによって、弾性リングを変
    形させた時に、バルーン本体内外を連通させる開閉弁部
    とする構成としたことを特徴とする請求項1記載の超音
    波プローブ用バルーン装置。
  3. 【請求項3】 前記開閉弁部は、先端部本体の先端側に
    外部に通じる連通路を設けて、この連通路に、バルーン
    本体内が所定の設定圧を越えた時にのみ、このバルーン
    本体内と外気とを連通させる逆止弁を設けることにより
    構成し、また前記流体供給部は前記連通路の開口部より
    基端側に配置する構成したことを特徴とする請求項1記
    載の超音波プローブ用バルーン装置。
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