JP3277190B2 - フラットパネル型表示装置 - Google Patents

フラットパネル型表示装置

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JP3277190B2
JP3277190B2 JP34405095A JP34405095A JP3277190B2 JP 3277190 B2 JP3277190 B2 JP 3277190B2 JP 34405095 A JP34405095 A JP 34405095A JP 34405095 A JP34405095 A JP 34405095A JP 3277190 B2 JP3277190 B2 JP 3277190B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイ装置等のフラットパネル型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の3電極AC型プラズマデ
ィスプレイ装置の概略構成を示す。PDP(プラズマデ
ィスプレイパネル)10は、その一方の基板に電極X1
〜Xnと電極Y1〜Ynとが対になって並置され、対向
基板に電極A1〜Amが電極X1〜Xn及びY1〜Yn
と離間して直交する方向に配置されて、m×n画素がマ
トリックス状に形成されている。電極Y1〜Ynは、Y
ドライバ20に接続されている。Yドライバ20は、走
査ドライバ21とY共通ドライバ22とからなる。走査
ドライバ21は、図9に示すプッシュプル回路21aを
電極Y1〜Ynの各々に対し備えており、Y共通ドライ
バ22は、各プッシュプル回路21aに共通に接続され
ている。電極X1〜Xnは、一端が共にX共通ドライバ
30に接続されている。電極A1〜Amはアドレスドラ
イバ40に接続され、アドレスドライバ40は、図9に
示すプッシュプル回路40aを電極A1〜Amの各々に
対し備えている。
【0003】制御回路50は、共通ドライバ制御部51
と走査ドライバ制御部52とからなるX−Y制御部53
と、表示データ制御部54とを備えている。走査ドライ
バ制御部52は、垂直同期信号VSYNC及び水平同期
信号HSYNCに同期して走査ドライバ21に対し電極
Y1〜Ynを線順次に選択させる。共通ドライバ制御部
51はY共通ドライバ22を制御して電極Y1〜Ynに
共通の維持パルスを供給させ、X共通ドライバ30を制
御して電極X1〜Xnに共通の維持パルスを供給させ
る。表示データ制御部54は、ドットクロックCLKに
同期して表示データDATAをフームメモリに一旦格納
した後、順次読み出してアドレスドライバ40に供給
し、電極A1〜Amに選択的にアドレスパルスを供給さ
せる。
【0004】PDP10の電極に印加される電圧波形を
図10に示す。図10中、電極Xは電極X1〜Xnの総
称であり、電極Aは電極A1〜Amの総称である。ま
た、Pscは走査パルスであり、Psは維持パルスであ
る。次に、図10の波形を図9に基づいて説明する。図
10では、アドレス期間の前のリセット期間を省略して
いるが、リセット期間において、全面消去放電により壁
電荷が消去されているとする。図9中のトランジスタの
符号中、xは電極X、yは電極Y、sは維持パルス、s
cは走査パルス、uはパルスの立ち上がり時にオンにさ
れ、dはパルスの立ち下がり時にオンにされることを示
している。
【0005】(1)アドレス期間 アドレス期間では、nMISトランジスタQxdがオフ
にされ、pMISトランジスタQxuがオンにされて電
極Xに電位Vsが印加されている。また、pMISトラ
ンジスタQscu及びnMISトランジスタQscdが
オンにされてプッシュプル回路21aのダイオードに逆
電圧が印加されている。
【0006】最初、pMISトランジスタQyu及びn
MISトランジスタQydがオフにされている。電極Y
1〜Ynは線順次に選択され、例えば電極Y3は、nM
ISトランジスタQydをオンにすることにより選択さ
れて、選択電位0Vになり、nMISトランジスタQy
dをオフにしpMISトランジスタQyuをオンにする
ことにより非選択電位Vscに戻る。次にpMISトラ
ンジスタQyuがオフにされる。
【0007】電極Y1〜Ynの各選択毎に、電極A1〜
Amのうち表示データにより選択されたものにアドレス
パルスが供給される。例えば電極An−1にアドレスパ
ルスを印加する場合、nMISトランジスタQad及び
pMISトランジスタQauがオフの状態からpMIS
トランジスタQauをオンにして電極An−1にアドレ
ス電位Vaを印加し、次にpMISトランジスタQau
をオフ、nMISトランジスタQadをオンにして電極
An−1を0Vに戻し、次にnMISトランジスタQa
dをオフにする。
【0008】例えば電極Y3が選択されているときに電
極An−1にアドレスパルスが供給されると、電極An
−1と電極Y3との交差部でアドレス放電が生じ、これ
にトリガされて該交差部の電極Y3とX3との間で放電
生じて、電極X3及び電極Y3の該交差部にそれぞれ負
及び正の壁電荷が生成される。 (2)サステイン期間 サステイン期間では、各プッシュプル回路21aのpM
ISトランジスタQyu及びnMISトランジスタQy
dがオフにされ、さらに、Y共通ドライバ22のpMI
SトランジスタQscu及びnMISトランジスタQs
cdがオフにされる。
【0009】最初、Y電極に維持パルスが供給される。
すなわち、nMISトランジスタQsdをオフにした状
態でpMISトランジスタQsuをオンにすることによ
り電極Y1〜Ynに維持電位Vsが印加され、アドレス
期間で選択的に生成された壁電荷の電圧に維持電圧Vs
が加えられて維持放電が生じ、次にpMISトランジス
タQsuがオフにされ、nMISトランジスタQsdが
オンにされて電極Y1〜Ynが0Vに立ち下げられ、n
MISトランジスタQsdがオフにされる。
【0010】この放電により壁電荷の極性が逆になるの
で、次にX電極に維持パルスが供給される。すなわち、
nMISトランジスタQxdをオフにした状態でpMI
SトランジスタQxuをオンにすることにより電極X1
〜Xnに維持電位Vsが印加され、壁電荷の電圧に維持
電位Vsが加えられて維持放電が生じ、次にpMISト
ランジスタQxuがオフにされ、nMISトランジスタ
Qxdがオンにされて電極X1〜Xnが0Vに立ち下げ
られ、nMISトランジスタQxdがオフにされる。
【0011】このようにして、電極X及びYに交互に維
持パルスが供給され、選択画素の維持放電が繰り返され
る。図11(A)は、PDP10Sの対角線が20イン
チ程度の中型プラズマディスプレイ装置の平面図であ
り、PDP10Sの裏面にPDP10Sと略同一サイズ
の回路基板55が取り付けられている。回路基板55に
は、図8のPDP10の周辺回路が備えられている。5
61〜563はスペーサである。回路部品はメンテナン
ス上、回路基板55の、PDP10Sと反対面に搭載さ
れており、図11では図示省略(他図も同様)されてい
る。
【0012】PDP10Sの対角線が40インチ程度以
上の大型になると、回路基板55上の部品実装密度が小
さくなる。回路基板55をPDP10Sと略同一サイズ
にすると、回路基板55の基板製造コストが高くなり、
部品実装装置が大型になるので実装コストも高くなり、
また、大形の回路基板55にフラットケーブルF21及
びF31を熱圧着したり、回路基板55をPDP10S
に固定したりする作業性が、小形の場合よりも悪くなっ
て、コスト高となる。
【0013】そこで、大形の回路基板を図11(B)及
び(C)に示す如く、Yドライバ20を備えたY駆動回
路基板20Bと、制御回路50を備えた制御回路基板5
0Bと、X共通ドライバ30を備えたX共通駆動回路基
板30Bと、アドレスドライバ40を備えたアドレス駆
動回路基板40Bとに分割し、制御回路基板50BとY
駆動回路基板20Bとの間を制御信号用フラットケーブ
ルF24A、F25A及び電源ケーブル601で接続
し、制御回路基板50BとX共通駆動回路基板30Bと
の間を制御信号用フラットケーブルF34A、F35A
及び電源ケーブル602で接続し、制御回路基板50B
とアドレス駆動回路基板40Bとの間を制御信号用フラ
ットケーブルF46及び電源ケーブル603で接続し
た。図11(B)はプラズマディスプレイ装置の平面図
であり、図11(C)はプラズマディスプレイ装置の背
面図である。
【0014】回路基板20B、30B、40B及び50
Bは多層基板であり、層間に基準電位、例えばグランド
電位の導体面が形成されている。このグランド導体面
は、電源ケーブル601〜603中のグランド線と接続
されている。このように分割された小形回路基板を用い
れば、1枚の大形回路基板を用いる場合よりもプラズマ
ディスプレイ装置の製造コストを低減することができ
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
分割された構成では、動作が不安定になるという問題が
生じた。この問題は、次のように考えられる。図9にお
いて、L1は、図11(C)の電源ケーブル601に含
まれているグランド線のインダクタンスを表し、L2
は、図11(C)の電源ケーブル602に含まれている
グランド線のインダクタンスを表している。
【0016】例えば上記サステイン期間において、トラ
ンジスタQyu、Qyd、Qscu、Qscd及びQx
dがオフの状態で、トランジスタQxu及びQsdがオ
ンにされて、電極X3と電極Y3との間に維持放電が生
じ、放電電流が電極X3から電極Y3、トランジスタQ
sd、グランド線(L1)へと流れる。インダクタンス
L1に電流Iが流れると、共通ドライバ制御部51の出
力段51aのグランド電位が起電力L1・(dI/d
t)だけ上昇する。駆動パルスの電圧が比較的高く、立
ち上がりが急であり、高周波数であり、さらに電極X1
〜Xn及び電極Y1〜Ynに同時に放電電流が流れるの
で、このグランド電位変動は無視できず、例えばこの起
電力が制御回路の電源電位Vccにほぼ等しくなると、
回路51aの動作が不安定又は不能になる。
【0017】次に上記の状態から、トランジスタQxu
及びQsdがオフにされ、トランジスタQsu及びQx
dがオンにされて、電極Y3と電極X3との間に維持放
電が生じ、放電電流が電極Y3から電極X3、トランジ
スタQxd、グランド線(L2)へと流れる。この場合
も上記同様にして、トランジスタQxdの動作が不安定
又は不能になる。
【0018】リセット期間での壁電荷に対する全面消去
放電又は全面書き込み放電においても上記同様である。
本発明はこのような点に着目して案出されたものであ
り、その目的は、製造コストを低減でき且つ動作を安定
にさせることができるフラットパネル型表示装置を提供
するとにある。
【0019】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】第1発
明では、例えば図1に示す如く、第1電極線と第2電極
線とが対をなして複数並設された表示パネルと、該第1
電極線にパルス電位を供給する第1駆動回路を備え、該
表示パネルの裏面の該第1電極線側に配置された第1駆
動回路基板と、該第2電極線にパルス電位を供給する第
2駆動回路を備え、該表示パネルの裏面の該第2電極線
側に配置された第2駆動回路基板と、該第1駆動回路及
び該第2駆動回路を制御する制御回路を備え、該第1駆
動回路基板及び該第2駆動回路基板と信号ケーブルで接
続され、該第1回路基板と該第2回路基板との間に配置
された制御回路基板と、を有し、該第1駆動回路基板、
該制御回路基板及び該第2駆動回路基板の各々について
基準電位用導電面が形成されているフラットパネル型表
示装置において、該制御回路基板の該基準電位用導電面
と該第1駆動回路基板の該基準電位用導電面とが第1導
電板で接続され、該制御回路基板の該基準電位用導電面
と該第2駆動回路基板の該基準電位用導電面とが第2導
電板で接続されている。
【0020】この第1発明によれば、回路基板が分割さ
れているので、小形になって製造コストを低減でき、ま
た、分割された回路基板の基準電位用導電面が導電板で
接続されているので、基準電位が安定して動作が安定す
るという効果を奏する。第1発明の第1態様では、上記
第1駆動回路基板は、例えば図2に示す如く、出力ケー
ブルを介し上記第1電極線に接続された複数の第1A駆
動回路基板と、信号ケーブルを介し該複数の第1A駆動
回路基板の各々に接続され、信号ケーブルを介し上記制
御回路基板と接続された第1B駆動回路基板と、を有
し、該第1B駆動回路基板の上記基準電位用導電面と該
制御回路基板の該基準電位用導電面とが上記第1導電板
で接続され、さらに、該複数の第1A駆動回路基板の各
々の該基準電位用導電面と該第1B駆動回路基板の該基
準電位用導電面とが導電板で接続されている。
【0021】この第1態様によれば、表示パネルの第1
電極に接続された第1A駆動回路基板が小形になるの
で、この回路基板の表示パネルへの取り付け作業が容易
になり、量産上好ましいという効果を奏する。第2発明
では、例えば図3に示す如く、第1電極線と第2電極線
とが対をなして複数並設された表示パネルと、該第1電
極線にパルス電位を供給する第1駆動回路を備え、該表
示パネルの裏面の該第1電極線側に配置された第1駆動
回路基板と、該第2電極線にパルス電位を供給する第2
駆動回路を備え、該表示パネルの裏面の該第2電極線側
に配置された第2駆動回路基板と、該第1駆動回路及び
該第2駆動回路を制御する制御回路を備え、該第1駆動
回路基板及び該第2駆動回路基板と信号ケーブルで接続
され、該第1回路基板と該第2回路基板との間に配置さ
れた制御回路基板と、を有し、該第1駆動回路基板、該
制御回路基板及び該第2駆動回路基板の各々について基
準電位用導電面が形成されているフラットパネル型表示
装置において、帯状配線を備え、該第1駆動回路基板、
該制御回路基板及び該第2駆動回路基板の一端部を共通
に挟持し、該帯状配線の一部が該第1駆動回路基板上、
該制御回路基板上及び該第2駆動回路基板上の電極に接
している電源配線フレーム、を有し、該電極が該第1駆
動回路基板、該制御回路基板及び該第2駆動回路基板の
該基準電位用導電面と接続されている。
【0022】この第2発明によれば、電源配線フレーム
で第1駆動回路基板、制御回路基板及び第2駆動回路基
板の一端部を共通に挟持すればよいので、上記第1発明
の効果に加え、電源配線フレームの取り付けが上記導電
板の取り付けよりも簡単であり、また、電源配線フレー
ムにより、分割された回路基板が補強されるという効果
を奏する。
【0023】第2発明の第1態様では、上記電源配線フ
レームは、例えば図4及び図5に示す如く、断面略コ字
形部を有する直線状フレームと、該直線状フレームの該
断面略コ字形部の対向面の一方と上記第1駆動回路基
板、上記制御回路基板及び上記第2駆動回路基板の上記
表示パネル側の面の一端部との間に配置され、第1帯状
配線を備え、該第1帯状配線の一部が該第1駆動回路基
板、該制御回路基板及び該第2駆動回路基板上の第1電
極と接している第1帯状物と、該直線状フレームの該断
面略コ字形部の対向面の他方と該第1駆動回路基板、該
制御回路基板及び該第2駆動回路基板の該表示パネルと
反対側の面の一端部との間に配置され、第2帯状配線を
備え、該第2帯状配線の一部が該第1駆動回路基板、該
制御回路基板及び該第2駆動回路基板上の第2電極と接
している第2帯状物と、を有し、該第1電極が該第1駆
動回路基板、該制御回路基板及び該第2駆動回路基板の
上記基準電位用導電面と接続され、該第2電極が該第1
駆動回路基板、該制御回路基板及び該第2駆動回路基板
の第1電源配線と接続されている。
【0024】この第1態様によれば、電源配線フレーム
で第1駆動回路基板、制御回路基板及び第2駆動回路基
板の一端部を共通に挟持することにより、これら回路基
板について基準電位用導電面及び電源配線が共通に接続
されるという効果を奏する。第2発明の第2態様では、
例えば図4及び図5に示す如く、上記第1帯状物は、第
1配線層に上記第1帯状配線を備え、第2配線層に第3
帯状配線を備え、該第3帯状配線の一部が上記第1駆動
回路基板、上記制御回路基板及び上記第2駆動回路基板
上の第3電極と接し、該第3電極が該第1駆動回路基
板、該制御回路基板及び該第2駆動回路基板の第2電源
配線と接続されている。
【0025】この第2態様によれば、電源配線フレーム
で第1駆動回路基板、制御回路基板及び第2駆動回路基
板の一端部を共通に挟持することにより、これら回路基
板について基準電位用導電面及び複数の電源配線が共通
に接続されるという効果を奏する。第2発明の第3態様
では、上記電源配線フレームは、例えば図6に示す如
く、直線状フレームと、該直線状フレームの一端部と上
記第1駆動回路基板、上記制御回路基板及び上記第2駆
動回路基板の上記表示パネルと反対側の面の一端部との
間に配置され、一部が該第1駆動回路基板、該制御回路
基板及び該第2駆動回路基板上の電極と接している帯状
導体と、該第1駆動回路基板、該制御回路基板及び該第
2駆動回路基板の上記表示パネル側の面の一端部と該表
示パネルの裏面との間に配置された絶縁体と、を有し、
該電極は該第1駆動回路基板、該制御回路基板及び該第
2駆動回路基板の上記基準電位用導電面に接続され、該
直線状フレームが該表示パネルに固定されて該帯状導体
を該回路基板側へ押圧する。
【0026】この第3態様によれば、第1駆動回路基
板、制御回路基板及び第2駆動回路基板の一端部を電源
配線フレームで表示パネルに固定することにより、これ
ら回路基板の基準電位用導電面が帯状導体で互いに接続
されるので、この接続と固定が同時に行われ、組み立て
作業が容易であるという効果を奏する。第2発明の第4
態様では、上記電源配線フレームは、例えば図7に示す
如く、長手方向と直角な方向に基板差し込み口を有する
直線状フレームと、該直線状フレームの該基板差し込み
口内面に形成され、該基板差し込み口の基板挿入方向と
平行な溝が形成された導体面と、を有し、上記第1駆動
回路基板、上記制御回路基板及び上記第2駆動回路基板
の一端部表面に、該一端部の辺と直角な方向に延びたプ
リント配線が形成され、該一端部が該直線状フレームの
該基板差し込み口内に差し込まれて該プリント配線が該
導体面の溝に嵌合し、該プリント配線が該第1駆動回路
基板、該制御回路基板及び該第2駆動回路基板の上記基
準電位用導体面に接続されている。
【0027】この第4態様によれば、小形の電源配線フ
レームを単体で表示パネルに固定し、第1駆動回路基
板、制御回路基板及び第2駆動回路基板の一端部を電源
配線フレームの基板差し込み口内に差し込めばよいの
で、これら回路基板の取り付け作業が容易であるという
効果を奏する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。 [第1実施形態]図1は、本発明の第1実施形態のプラ
ズマディスプレイ装置の回路基板間接続状態を示し、
(A)はプラズマディスプレイ装置の平面図、(B)は
プラズマディスプレイ装置の背面図、(C)は回路基板
の部分断面図である。図11と同一構成要素には、同一
符号を付してその説明を省略する。
【0029】Y駆動回路基板20B、X共通駆動回路基
板30B、アドレス駆動回路基板40B及び制御回路基
板50Bはいずれも配線が4層であり、表面及び裏面の
信号配線層S1及びS4と、内部の電源配線層S2及び
グランド導電面S3とを有している。電源配線層S2に
は、図10のパルス形成に必要な電位の電源配線パター
ンが形成されている。電源配線層S2及びグランド導電
面S3は、不図示のバイアホール(貫通孔)に充填され
た導体を介し、基板表面に形成されたパッド電極に接続
されている。
【0030】Y駆動回路基板20Bと制御回路基板50
Bのグランド導電面S3は、導電板61により接続さ
れ、X共通駆動回路基板30Bと制御回路基板50Bの
グランド導電面S3は、導電板62により接続されてい
る。導電板61の一端部は、Y駆動回路基板20Bの表
面に形成されたパッド電極に接してねじで固定され又は
熱圧着されており、このパッド電極は、上記のようにし
てY駆動回路基板20B内のグランド導電面S3に接続
されている。導電板61の他端部及び導電板62につい
ても同様である。制御回路基板50Bとアドレス駆動回
路基板40Bとの間隔は、制御回路基板50BとY駆動
回路基板20Bとの間隔及び制御回路基板50BとX共
通駆動回路基板30Bとの間隔よりも狭く、かつ、グラ
ンドに同時に流れる電流がY駆動回路基板20B及びX
共通駆動回路基板30Bに比し相当少ないので、制御回
路基板50Bとアドレス駆動回路基板40Bのグランド
導電面S3は、従来と同様に、図11(C)の電源ケー
ブル603中のグランド配線を介して接続されている。
図1を含め、本発明の実施形態を示す図中には、複雑化
を避けるため、この電源ケーブル、及び、図11(C)
の電源ケーブル601及び602からグランド線を除い
たものを図示省略している。
【0031】電源回路は、図1中の回路基板には備えら
れておらず、不図示の他の部分に備えられており、不図
示の導電板又は電源ケーブルを介してY駆動回路基板2
0B、X共通駆動回路基板30B、アドレス駆動回路基
板40B及び制御回路基板50Bにそれぞれ必要な電源
電圧が供給される。本第1実施形態によれば、導電板6
1及び62により図8のインダクタンスL1及びL2が
大幅に低減されてグランド電位が安定するので、維持放
電や全面消去放電においても動作が安定になる。
【0032】なお、駆動パルスの電圧が比較的高くかつ
パルスエッジが急であるので、表皮効果を考慮して、導
電板61及び62の替わりに表面積の広い網状物(網状
物は導電板の概念に含まれるとする)を用いてもよい。 [第2実施形態]図2は、本発明の第2実施形態のプラ
ズマディスプレイ装置の回路基板間接続状態を示す。
【0033】この装置では、図1のY駆動回路基板20
Bが、走査駆動回路基板21B1及び21B2とY共通
駆動回路基板22Bとに分割されている。Y共通駆動回
路基板22Bは図8のY共通ドライバ22を備え、走査
駆動回路基板21B1と21B2とで図8の走査ドライ
バ21を備えている。Y共通駆動回路基板22Bと制御
回路基板50Bのグランド導電面S3は、図1と同様に
導電板61で接続されている。
【0034】Y共通駆動回路基板22Bと走査駆動回路
基板21B1のグランド導電面S3は導電板631で接
続され、Y共通駆動回路基板22Bと走査駆動回路基板
21B2のグランド導電面S3は導電板632で接続さ
れている。維持パルスは電極Y1〜Ynに同時に供給さ
れるので、比較的大きい電流が維持電位Vsの電源配線
に流れる。このため、走査駆動回路基板21B1の維持
電位Vsの電源配線とY共通駆動回路基板22Bの維持
電位Vsの電源配線とが導電板641で接続され、同様
に、走査駆動回路基板21B2の維持電位Vsの電源配
線とY共通駆動回路基板22Bの維持電位Vsの電源配
線とが導電板642で接続されている。走査駆動回路基
板21B1とY共通駆動回路基板22Bとの間及び走査
駆動回路基板21B2とY共通駆動回路基板22Bとの
間の信号配線はそれぞれ、フラットケーブルF26及び
F27で接続されている。フラットケーブルF26及び
F27は、フラットケーブルF24等と同様にコネクタ
で回路基板に接続されている。
【0035】また、導電板631、632、641又は
642が何らかの理由で接触不良になった場合を考慮し
て、走査駆動回路基板21B1と走査駆動回路基板21
B2のグランド導電面S3の間が導電板633で接続さ
れ、走査駆動回路基板21B1と走査駆動回路基板21
B2の維持電位Vsの電源配線が導電板643で接続さ
れている。
【0036】導電板631〜633及び641〜643
の回路基板への取り付けは、導電板61及び62と同様
にねじによる固定又は熱圧着である。本第2実施形態で
は、走査駆動回路基板21B1及び21B2が図1のY
駆動回路基板20Bよりも小形であるので、フラットケ
ーブルF21、F22及びF23の熱圧着による取り付
け作業が容易になり、量産上好ましい。
【0037】[第3実施形態]図3は、本発明の第3実
施形態のプラズマディスプレイ装置の回路基板間接続状
態を示す。Y駆動回路基板20B、制御回路基板50B
及びX共通駆動回路基板30Bの、PDP10の一辺側
の端部は、直線状の電源配線フレーム70により挟持さ
れている。電源配線フレーム70は、図4(A)に示す
如く、断面略コ字状の直線状フレーム71の対向面の一
方に帯状2層電源配線72が固定され、この対向面の他
方に帯状2層電源配線72と同一構成の帯状2層電源配
線73が固定されている。直線状フレーム71は弾力性
部材で形成されており、帯状2層電源配線72と帯状2
層電源配線73とでY駆動回路基板20Bを挟持するこ
とにより、帯状2層電源配線72及び73がY駆動回路
基板20Bに押し付けられる。
【0038】Y駆動回路基板20Bの帯状2層電源配線
73側には、図4(B)に示す如く、表面にパッド電極
261及び264が形成されている。Y駆動回路基板2
0Bの裏面には、パッド電極261及び264に対応し
て図5(A)に示すパッド電極262及び263が形成
されている。これらパッド電極261〜264に対応し
てY駆動回路基板20Bにバイアホールが形成され、こ
れに導体251〜254が充填されて、導体251〜2
54がそれぞれパッド電極261〜264と接続されて
いる。例えば、導体251及び252は図4(A)の電
源配線層S2に接続され、導体253及び254はそれ
ぞれ図4(A)のグランド導電面S3に形成された維持
電位Vs及びVccの電源配線に接続されている。
【0039】帯状2層電源配線73には、図5(A)に
示す2層の帯状電源配線731及び732が含まれてお
り、図4(A)の状態でこれらの端部がそれぞれパッド
電極261及び264と接する。図5(B)は、図3中
の電源配線フレーム70の5B−5B線に沿った断面の
拡大図である。帯状電源配線731及び732は、Y駆
動回路基板20B上のパッド電極との接触面を除き絶縁
体733で覆われている。帯状2層電源配線72につい
ても帯状2層電源配線73と同様であリ、帯状電源配線
721、722及び絶縁体723がそれぞれ帯状2層電
源配線73の帯状電源配線731、732及び絶縁体7
33に対応している。帯状電源配線721及び722の
一端面はそれぞれ図5(A)のパッド電極262及び2
63に接触している。電源配線フレーム70の電源配線
とX共通駆動回路基板30Bの一端部のパッド電極との
接続及び電源配線フレーム70の電源配線と制御回路基
板50Bの一端部のパッド電極との接続も上記同様であ
る。
【0040】本第3実施形態によれば、電源配線フレー
ム70でY駆動回路基板20B、制御回路基板50B及
びX共通駆動回路基板30Bの一端部を挟持すればよい
ので、電源配線フレーム70の取り付けが図1の導電板
61及び62の取り付けよりも簡単である。また、電源
配線フレーム70は補強の機能も果たしている。 [第4実施形態]図6(A)は、本発明の第4実施形態
のプラズマディスプレイ装置の回路基板間接続状態を示
す背面図であり、(B)は(A)のB−B線に沿った断
面の拡大図である。
【0041】図3の場合と同様に、Y駆動回路基板20
B、制御回路基板50B及びX共通駆動回路基板30B
の一端部が電源配線フレーム80で挟持されている。電
源配線フレーム80は、直線状フレーム81の一方の側
部がボルト82でPDP10に固定されている。直線状
フレーム81の他方の側部の内面には絶縁体83が配置
され、絶縁体83と制御回路基板50Bとの間にグラン
ドバー84が配置され、制御回路基板50BとPDP1
0との間に絶縁体85が配置されている。絶縁体83及
び85は弾力性を有し、制御回路基板50Bの一端部を
グランドバー84と絶縁体85の間に入れて直線状フレ
ーム81をPDP10に固定することにより、グランド
バー84が制御回路基板50Bの表面一端部に形成され
たパッド電極に押し付けられる。このパッド電極は、制
御回路基板50B内のグランド導電面S3に接続されて
いる。Y駆動回路基板20B及びX共通駆動回路基板3
0Bも制御回路基板50Bと同様に電源配線フレーム8
0に固定され、これらの電源配線層S2がグランドバー
84で接続されている。
【0042】この第4実施形態によれば、 Y駆動回路
基板20B、制御回路基板50B及びX共通駆動回路基
板30Bの一端部を電源配線フレーム80でPDP10
に固定することによりY駆動回路基板20B、制御回路
基板50B及びX共通駆動回路基板30Bの電源配線層
S2が互いに接続されるので、組み立て作業が容易であ
る。また、Y駆動回路基板20B、制御回路基板50B
及びX共通駆動回路基板30Bの一端部のPDP10に
対する固定が確実となる。
【0043】[第5実施形態]図7は、本発明の第5実
施形態のプラズマディスプレイ装置の回路基板間接続状
態を示す。この装置も図3と同様に、Y駆動回路基板2
0B、制御回路基板50B及びX共通駆動回路基板30
Bの一端部が電源配線フレーム90で挟持されている。
【0044】電源配線フレーム90のC−C線に沿った
断面の拡大図を図7(C)に示す。図7(D)は、図7
(C)のD−D線断面図である。電源配線フレーム90
は、直線状フレーム91の一方の側部に止め孔92が形
成され、図6(B)と同様にボルトでPDP10に固定
される。直線状フレーム91は絶縁性であり、回路基板
差し込み口の内面に導電体93が形成されている。導電
体93には、基板差し込み方向、すなわち直線状フレー
ム91の長手方向に直角な方向に、溝94が一定ピッチ
で形成されている。溝94は、図7(B)に示すY駆動
回路基板20Bの一端部表面に形成されたプリント配線
28が嵌合される形となっている。プリント配線28
は、Y駆動回路基板20Bの一端部の辺に直角な方向に
延び、また、Y駆動回路基板20B内の電源配線層S2
に接続されている。制御回路基板50B及びX共通駆動
回路基板30Bの一端部についてもY駆動回路基板20
Bと同様である。
【0045】電源配線フレーム90をPDP10に固定
し、Y駆動回路基板20B、制御回路基板50B及びX
共通駆動回路基板30Bの一端部を差し込み口95内
に、電源配線フレーム90の長手方向と直角な方向へ差
し込むことにより、Y駆動回路基板20B、制御回路基
板50B及びX共通駆動回路基板30Bのグランド導電
面S3が接続され、かつ、Y駆動回路基板20B、制御
回路基板50B及びX共通駆動回路基板30Bの一端部
がPDP10に固定される。
【0046】なお、本発明には外にも種々の変形例が含
まれる。例えば、本願発明は3電極型のプラズマディス
プレイ装置に限定されず、2電極型のプラズマディスプ
レイ装置にも適用可能である。また、プラズマディスプ
レイ装置以外の、請求項1記載の構成のフラットパネル
型表示装置にも適用可能である。さらに、グランド導電
面は基準電位を与える導電面であればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のプラズマディスプレイ
装置の回路基板間接続状態を示し、(A)はプラズマデ
ィスプレイ装置の平面図、(B)はプラズマディスプレ
イ装置の背面図、(C)は回路基板の部分断面図であ
る。
【図2】本発明の第2実施形態のプラズマディスプレイ
装置の回路基板間接続状態を示す背面図である。
【図3】本発明の第3実施形態のプラズマディスプレイ
装置の回路基板間接続状態を示す背面図である。
【図4】図3中の電源配線フレーム及び多層基板の一部
断面斜視図である。
【図5】(A)は図3中の電源配線フレームの構成要素
の斜視図であり、(B)は図3中の5B−5B線拡大断
面図である。
【図6】(A)は本発明の第4実施形態のプラズマディ
スプレイ装置の回路基板間接続状態を示す背面図であ
り、(B)は(A)のB−B線拡大断面図である。
【図7】本発明の第5実施形態のプラズマディスプレイ
装置の回路基板間接続状態及びその要部を示し、(A)
はプラズマディスプレイ装置の背面図、(B)はY駆動
回路基板20Bの一端部を示す斜視図、(C)は(A)
のC−C線断面拡大図、(D)は(C)のD−D線断面
図である。
【図8】従来のプラズマディスプレイ装置の概略構成図
である。
【図9】図8の装置の要部駆動回路を示す図である。
【図10】図8の回路の動作を示す電極印加電圧波形図
である。
【図11】従来のプラズマディスプレイ装置の回路基板
間接続状態を示し、(A)は中型プラズマディスプレイ
装置の平面図、(B)及び(C)はそれぞれ大型プラズ
マディスプレイ装置の平面図及び背面図である。
【符号の説明】
10 PDP 20B Y駆動回路基板 21B1、21B2 走査駆動回路基板 22B Y共通駆動回路基板 251〜254 導体 261〜264 パッド電極 28 プリント配線 30B X共通駆動回路基板 40B アドレス駆動回路基板 50B 制御回路基板 61、62、631〜633、641〜643 導電板 70、80、90 電源配線フレーム 71、81、91 直線状フレーム 72、73 帯状2層電源配線 721、722、731、732 帯状電源配線 723、733、83、85 絶縁体 81、91 フレーム 84 グランドバー 93 導電体 94 溝 95 差し込み口 F21〜F27、F31〜F35、F41〜F46 フ
ラットケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町田 淳 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 冨尾 重寿 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 藤崎 隆 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−162526(JP,A) 特開 昭63−126292(JP,A) 特開 平2−891(JP,A) 特開 平3−17628(JP,A) 特開 平4−157494(JP,A) 特開 平4−287397(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 9/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1電極線と第2電極線とが対をなして
    複数並設された表示パネルと、 該第1電極線にパルス電位を供給する第1駆動回路を備
    え、該表示パネルの裏面の該第1電極線側に配置された
    第1駆動回路基板と、 該第2電極線にパルス電位を供給する第2駆動回路を備
    え、該表示パネルの裏面の該第2電極線側に配置された
    第2駆動回路基板と、 該第1駆動回路及び該第2駆動回路を制御する制御回路
    を備え、該第1駆動回路基板及び該第2駆動回路基板と
    信号ケーブルで接続され、該第1回路基板と該第2回路
    基板との間に配置された制御回路基板と、 を有し、該第1駆動回路基板、該制御回路基板及び該第
    2駆動回路基板の各々について基準電位用導電面が形成
    されているフラットパネル型表示装置において、 該制御回路基板の該基準電位用導電面と該第1駆動回路
    基板の該基準電位用導電面とが第1導電板で接続され、
    該制御回路基板の該基準電位用導電面と該第2駆動回路
    基板の該基準電位用導電面とが第2導電板で接続されて
    いることを特徴とするフラットパネル型表示装置。
  2. 【請求項2】 上記第1駆動回路基板は、 出力ケーブルを介し上記第1電極線に接続された複数の
    第1A駆動回路基板と、 信号ケーブルを介し該複数の第1A駆動回路基板の各々
    に接続され、信号ケーブルを介し上記制御回路基板と接
    続された第1B駆動回路基板と、 を有し、該第1B駆動回路基板の上記基準電位用導電面
    と該制御回路基板の該基準電位用導電面とが上記第1導
    電板で接続され、さらに、 該複数の第1A駆動回路基板の各々の該基準電位用導電
    面と該第1B駆動回路基板の該基準電位用導電面とが導
    電板で接続されていることを特徴とする請求項1記載の
    フラットパネル型表示装置。
  3. 【請求項3】 第1電極線と第2電極線とが対をなして
    複数並設された表示パネルと、 該第1電極線にパルス電位を供給する第1駆動回路を備
    え、該表示パネルの裏面の該第1電極線側に配置された
    第1駆動回路基板と、 該第2電極線にパルス電位を供給する第2駆動回路を備
    え、該表示パネルの裏面の該第2電極線側に配置された
    第2駆動回路基板と、 該第1駆動回路及び該第2駆動回路を制御する制御回路
    を備え、該第1駆動回路基板及び該第2駆動回路基板と
    信号ケーブルで接続され、該第1回路基板と該第2回路
    基板との間に配置された制御回路基板と、 を有し、該第1駆動回路基板、該制御回路基板及び該第
    2駆動回路基板の各々について基準電位用導電面が形成
    されているフラットパネル型表示装置において、 帯状配線を備え、該第1駆動回路基板、該制御回路基板
    及び該第2駆動回路基板の一端部を共通に挟持し、該帯
    状配線の一部が該第1駆動回路基板上、該制御回路基板
    上及び該第2駆動回路基板上の電極に接している電源配
    線フレーム、 を有し、該電極が該第1駆動回路基板、該制御回路基板
    及び該第2駆動回路基板の該基準電位用導電面と接続さ
    れていることを特徴とするフラットパネル型表示装置。
  4. 【請求項4】 上記電源配線フレームは、 断面略コ字形部を有する直線状フレームと、 該直線状フレームの該断面略コ字形部の対向面の一方と
    上記第1駆動回路基板、上記制御回路基板及び上記第2
    駆動回路基板の上記表示パネル側の面の一端部との間に
    配置され、第1帯状配線を備え、該第1帯状配線の一部
    が該第1駆動回路基板、該制御回路基板及び該第2駆動
    回路基板上の第1電極と接している第1帯状物と、 該直線状フレームの該断面略コ字形部の対向面の他方と
    該第1駆動回路基板、該制御回路基板及び該第2駆動回
    路基板の該表示パネルと反対側の面の一端部との間に配
    置され、第2帯状配線を備え、該第2帯状配線の一部が
    該第1駆動回路基板、該制御回路基板及び該第2駆動回
    路基板上の第2電極と接している第2帯状物と、 を有し、該第1電極が該第1駆動回路基板、該制御回路
    基板及び該第2駆動回路基板の上記基準電位用導電面と
    接続され、該第2電極が該第1駆動回路基板、該制御回
    路基板及び該第2駆動回路基板の第1電源配線と接続さ
    れている、 ことを特徴とする請求項3記載のフラットパネル型表示
    装置。
  5. 【請求項5】 上記第1帯状物は、第1配線層に上記第
    1帯状配線を備え、第2配線層に第3帯状配線を備え、
    該第3帯状配線の一部が上記第1駆動回路基板、上記制
    御回路基板及び上記第2駆動回路基板上の第3電極と接
    し、 該第3電極が該第1駆動回路基板、該制御回路基板及び
    該第2駆動回路基板の第2電源配線と接続されている、
    ことを特徴とする請求項4記載のフラットパネル型表示
    装置。
  6. 【請求項6】 上記電源配線フレームは、 直線状フレームと、 該直線状フレームの一端部と上記第1駆動回路基板、上
    記制御回路基板及び上記第2駆動回路基板の上記表示パ
    ネルと反対側の面の一端部との間に配置され、一部が該
    第1駆動回路基板、該制御回路基板及び該第2駆動回路
    基板上の電極と接している帯状導体と、 該第1駆動回路基板、該制御回路基板及び該第2駆動回
    路基板の上記表示パネル側の面の一端部と該表示パネル
    の裏面との間に配置された絶縁体と、 を有し、該電極は該第1駆動回路基板、該制御回路基板
    及び該第2駆動回路基板の上記導電面に接続され、該直
    線状フレームが該表示パネルに固定されて該帯状導体を
    該回路基板側へ押圧することを特徴とする請求項3記載
    のフラットパネル型表示装置。
  7. 【請求項7】 上記電源配線フレームは、 長手方向と直角な方向に基板差し込み口を有する直線状
    フレームと、 該直線状フレームの該基板差し込み口内面に形成され、
    該基板差し込み口の基板挿入方向と平行な溝が形成され
    た導体面と、 を有し、 上記第1駆動回路基板、上記制御回路基板及び上記第2
    駆動回路基板の一端部表面に、該一端部の辺と直角な方
    向に延びたプリント配線が形成され、該一端部が該直線
    状フレームの該基板差し込み口内に差し込まれて該プリ
    ント配線が該基準電位用導体面の溝に嵌合し、該プリン
    ト配線が該第1駆動回路基板、該制御回路基板及び該第
    2駆動回路基板の上記基準電位用導体面に接続されてい
    る、 ことを特徴とする請求項3記載のフラットパネル型表示
    装置。
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