JP3277042B2 - 中開き組付け網戸装置 - Google Patents

中開き組付け網戸装置

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JP3277042B2 JP23217393A JP23217393A JP3277042B2 JP 3277042 B2 JP3277042 B2 JP 3277042B2 JP 23217393 A JP23217393 A JP 23217393A JP 23217393 A JP23217393 A JP 23217393A JP 3277042 B2 JP3277042 B2 JP 3277042B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば一般住宅ある
いはオフィスビルなどの建物の窓部等の開口枠に組付け
られる中開き組付け網戸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の組付け網戸装置においては、先
に本出願人が平成4年3月12日付にて出願した特願平
4−87526号の明細書及び図面に開示してなる構成
を有するものがある。
【0003】この先願発明における組付け網戸装置にあ
っては、図5に示すように、建物の窓部等の開口枠とし
てのサッシ枠1、すなわち、上下両横枠2,3と左右両
縦枠4,5とで枠組みされたサッシ枠1に組付けられる
組付け網戸装置本体10が第1及び第2の固定部材1
1,12と、これら第1及び第2の固定部材11,12
の間に設けられた第1及び第2の可動部材13,14
と、この第1の可動部材13と第2の可動部材14との
間に設けられた折畳み伸縮自在なプリーツ状の網目部材
15とから構成された中開き構造を有している。
【0004】そして、このような中開き組付け網戸装置
本体10をサッシ枠1に組付けるには、左右両縦枠4,
5に第1及び第2の固定部材11,12それぞれ組付け
固定し、かつ、これら第1及び第2の固定部材11,1
2の間に介在される第1及び第2の可動部材13,14
を上下両横枠2,3間に配置して左右水平方向に沿う開
閉方向Xに移動自在に組み付けるとともに、これらの可
動部材13,14の開閉移動に追従して網目部材15が
折畳み伸縮自在になっている。
【0005】また、前記中開き組付け網戸装置本体10
には、ワイヤーテンション機構20が設けられ、このワ
イヤーテンション機構20は、前記第1及び第2の可動
部材13,14がワイヤー、ロープ等の張設のみによる
均等な張力掛けによって自立させてなる構成を有し、前
記第1及び第2の固定部材11,12と第1及び第2の
可動部材13,14との間に掛け渡される非伸縮性でか
つ可撓性を有する1本のワイヤー21による張力によっ
て前記第1及び第2の可動部材13,14の開閉方向X
への移動時の揺動を防止し、円滑な移動及び自立走行を
可能にしているものである。
【0006】すなわち、前記ワイヤーテンション機構2
0のワイヤー21は、一端21aが第1の固定部材11
の上端部11aに固定Aされ、その他端21b側を第1
の可動部材13の上端部13a側に延出させる。
【0007】この第1の可動部材13の上端部13aに
延出するワイヤー21の他端21bは、第1の可動部材
13の上端部に設けた第1のガイドローラ22を介して
その下端部13b側の下部中間部位まで折返され、第2
のガイドローラ23を介し網目部材15の下部中間部位
に挿通させて第2の可動部材14の下部中間部位側に延
出させるとともに、この第2の可動部材14の下部中間
部位から第3のガイドローラ24を介しその上端部14
aまで折返し、第2の可動部材14の上端部14aに設
けた第4のガイドローラ25を介し第2の固定部材12
の上端部12aに延出させる。
【0008】このように、前記第2の固定部材12の上
端部12aに延出するワイヤー21の他端21bは、第
2の固定部材12の上端部12aに設けた第5のガイド
ローラ26を介しその下端部12b側に連続して折返さ
れ、第6のガイドローラ27を介し第2の可動部材14
の下端部14b側に延出させる。
【0009】さらに、この第2の可動部材14の下端部
14bに延出するワイヤー21の他端21bは、第7の
ガイドローラ28を介し第2の可動部材14の上部中間
部位側に折返され、第8のガイドローラ29を介し網目
部材15の上部中間部位に挿通させて、第1の可動部材
13の上部中間部位側に延出させる。
【0010】この第1の可動部材13の上部中間部位側
に延出させてなるワイヤー21の他端21bは、第9の
ガイドローラ30を介し第1の可動部材13の下端部1
3b側に折返され、第1の可動部材13の下端部13b
に設けた第10のガイドローラ31を介し、第1の固定
部材11の下端部11bに折返し固定Bして配線するこ
とにより張設している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た先願発明の組付け網戸装置におけるワイヤーテンショ
ン機構20は、第1及び第2の可動部材13,14の揺
動を防止して自立性を持たせるには、ワイヤー21の掛
け渡し張設後、例えば第5のガイドローラ26と第6の
ガイドローラ27との間に掛け渡されるワイヤー21の
途上を固定Cするストッパのような治具が必要となるば
かりでなく、このストッパによる固定Cをワイヤーの張
力調整時毎に解除して行なわねばならない。
【0012】しかも、ワイヤー21が1本であるため
に、使用するワイヤーの総長さも長くなって、切断寸法
の誤差が大きいために、現場にて寸法精度の調整を必要
とし、これによって、配線作業や張力調整作業が面倒で
あるという問題があった。
【0013】
【発明の目的】この発明の目的は、ワイヤーテンション
機構の張力調整及び配線作業を簡便化し、作業性の向上
を図ることができるようにした中開き組付け網戸装置を
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、建物の窓部等の開口枠の左右両縦
枠にそれぞれ組付け固定される第1及び第2の固定部材
と、これら第1及び第2の固定部材の間に介在され、か
つ前記開口枠の上下両横枠間を左右水平方向に移動自在
に組付けられる第1及び第2の可動部材と、この第1の
可動部材と第2の可動部材との間に設けられ、かつこれ
ら第1及び第2の可動部材のそれぞれの開閉移動に追従
して折畳み伸縮自在なプリーツ状の網目部材と、前記第
1及び第2の可動部材の開閉移動方向の揺動を防止する
ように前記第1及び第2の固定部材を介してそれぞれ掛
け渡される第1及び第2のワイヤーテンション機構とを
具備した中開き組付け網戸装置であって、前記第1及び
第2のワイヤーテンション機構は、それぞれ少なくとも
2本のワイヤーからなり、これら各々のワイヤーの両端
を前記第1及び第2の可動部材側にそれぞれ折返し固定
するとともに、前記第1及び第2の可動部材を前記開口
枠の左右方向の中央部位を中心としてそれぞれ左右に開
閉可能にしてなる構成としたものである。
【0015】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことにより、第1及び第2のワイヤーテンション機構の
各々のワイヤーの両端を第1及び第2の固定部材を介し
て第1及び第2の可動部材側にそれぞれ折返し固定して
なるために、従前のように、各々のワイヤーを可動部材
内に交差状態で挿通させることがなく、これによって、
ワイヤーの配線作業が簡略化することが可能になるとと
もに、ワイヤーテンションの調整が容易にかつ簡単に行
なえる。
【0016】
【実施例】以下、この発明を図1から図4に示す各実施
例を参照しながら詳細に説明する。なお、この発明に係
る図示の実施例において、図5に示す先願発明の中開き
組付け網戸装置と構成が重複する部分は同一符号を用い
て説明する。
【0017】図1はこの発明に係る中開き組付け網戸装
置の第1実施例を示すもので、建物の開口枠としてのサ
ッシ枠1に組み込まれる中開き組付け網戸装置本体10
を形成する第1及び第2の固定部材11,12と第1及
び第2の可動部材13,14との間に、後述する第1及
び第2のワイヤーテンション機構40,60を設けるこ
とによって、前記第1及び第2の可動部材13,14を
サッシ枠1の左右方向の中央部位を中心としてそれぞれ
左右に開閉可能にしてなる構成を有するものである。
【0018】すなわち、この第1のワイヤーテンション
機構40は、第1及び第2のワイヤー41,42からな
り、この第1のワイヤー41は、一端41aを第1の可
動部材13の上端部13aに固定Aし、その他端41b
をサッシ枠1の上部中央部位に設けた第1のガイドロー
ラ51を介して、第1の固定部材11の上端部11a側
に折返し延出させる。
【0019】この第1の固定部材11の上端部11a側
に折返し延出させた第1のワイヤー41の他端41b
は、第2のガイドローラ52を介して第1の固定部材1
1の下端部11b側に折り返され、第3のガイドローラ
53を介し第1の可動部材13の下端部13bに折返し
固定Bする。
【0020】一方、前記第2のワイヤー42は、一端4
2aを第1の可動部材13の下端部13bに固定Cし、
その他端42bを前記サッシ枠1の下部中央部位に設け
た第4のガイドローラ54を介して、前記第1の固定部
材11の下端部11b側に折返し延出させる。
【0021】この第1の固定部材11の下端部11b側
に折返し延出させた第2のワイヤー42の他端42b
は、第5のガイドローラ55を介して第1の固定部材1
1の上端部11a側に折り返され、第6のガイドローラ
56を介して、第1の可動部材13の上端部13aに折
返し固定Dしてなるものである。
【0022】また、第2のワイヤーテンション機構60
は、第3及び第4のワイヤー61,62からなり、この
第3のワイヤー61は、一端61aを第2の可動部材1
4の上端部14aに固定Eし、その他端61bを前記サ
ッシ枠1の上部中央部位に設けた第1のガイドローラ5
1を介して、第2の固定部材12の上端部12a側に折
返し延出させる。
【0023】この第2の固定部材12の上端部12a側
に折返し延出させた第3のワイヤー61の他端61b
は、第7のガイドローラ71を介して第2の固定部材1
2の下端部12b側に折り返され、第8のガイドローラ
72を介して前記第2の可動部材14の下端部14bに
折返し固定Fする。
【0024】さらに、前記第4のワイヤー62は、一端
62aを第2の可動部材14の下端部14bに固定G
し、その他端62bを前記サッシ枠1の下部中央部位に
設けた第4のガイドローラ54を介して、前記第2の固
定部材12の下端部12b側に折返し延出させる。
【0025】この第2の固定部材12の下端部12b側
に折返し延出させた第4のワイヤー62の他端62b
は、第2の固定部材12の下端部12bに設けた第9の
ガイドローラ73を介して、第2の固定部材12の上端
部12a側に折り返され、第10のガイドローラ74を
介して、前記第2の可動部材14の上端部14aに折返
し固定Hしてなる構成を有するものである。
【0026】図2はこの発明に係る第2実施例を示すも
ので、上記第1実施例に補助ワイヤーテンション機構8
0を設けてなる構成を有するものである。
【0027】すなわち、この補助ワイヤーテンション機
構80は、第5のワイヤー81からなり、この第5のワ
イヤー81の一端81aを第1の固定部材11の上端部
11aに固定Iし、その他端81bを前記第1の可動部
材13の上端部13a側に延出させるとともに、第11
のガイドローラ91を介して第1の可動部材13の中央
部位側に折返し延出させる。
【0028】この第1の可動部材13の中央部位側に折
返し延出させた第5のワイヤー81の他端81bは、第
12のガイドローラ92を介し網目部材15の中央部位
を挿通させて第2の可動部材14の中央部位側に折り返
され、第13のガイドローラ93を介して、第2の可動
部材14の上端部14a側に折返し、さらに第14のガ
イドローラ94を介し第2の固定部材12の上端部14
a側に延出させて固定Jしてなるもので、これによっ
て、第1及び第2の可動部材13,14の自立に関係無
く、風圧に対する網目部材15の補強効果を高め得るよ
うになっているものである。
【0029】図3はこの発明に係る第3実施例を示すも
ので、上記第2実施例における補助ワイヤーテンション
機構80を第5及び第6の2本のワイヤー81,82に
て構成してなるものである。
【0030】すなわち、前記第5のワイヤー81の一端
81aは、上記第2実施例と同様に、第1の固定部材1
1の上端部11aに固定Iし、その他端81bを前記第
1の可動部材13の上端部13a側に延出させるととも
に、第11のガイドローラ91を介して第1の可動部材
13の上部中間部位側に折返し延出させる。
【0031】この第1の可動部材13の上部中間部位側
に折返し延出させた第5のワイヤー81の他端81b
は、第12のガイドローラ92を介し網目部材15の上
部中間部位を挿通させて第2の可動部材14の上部中間
部位側に折り返され、第13のガイドローラ93を介し
て、第2の可動部材14の上端部14a側に折返し、さ
らに第14のガイドローラ94を介し第2の固定部材1
2の上端部14a側に延出させて固定Jする。
【0032】一方、第6のワイヤー82の一端82a
は、第1の固定部材11の下端部11bに固定Kし、そ
の他端82bを前記第1の可動部材13の下端部13b
側に延出させるとともに、第15のガイドローラ95を
介して第1の可動部材13の下部中間部位側に折返し延
出させる。
【0033】この第1の可動部材13の下部中間部位側
に折返し延出させた第6のワイヤー82の他端82b
は、第16のガイドローラ96を介し網目部材15の下
部中間部位を挿通させて第2の可動部材14の下部中間
部位側に折り返され、第17のガイドローラ97を介し
て、第2の可動部材14の下端部14b側に折返し、さ
らに第18のガイドローラ98を介し第2の固定部材1
2の下端部14b側に延出させて固定Lしてなるもので
ある。
【0034】図4はこの発明に係る第4実施例を示すも
ので、上記第3実施例における補助ワイヤーテンション
機構80における第5及び第6の2本のワイヤー81,
82を、第2の可動部材14にて交差させてなる構成を
有するものである。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、中開き組付け網戸装置本体を第1及び第2の固定
部材と、これら固定部材間に設けた第1及び第2の可動
部材と、これら可動部材間に設けた網目部材にて構成す
るとともに、第1及び第2の可動部材の自立を第1及び
第2のワイヤーテンション機構にて行ない、第1及び第
2のワイヤーテンション機構の各々のワイヤーの両端を
第1及び第2の固定部材を介して第1及び第2の可動部
材側にそれぞれ折返し固定して、第1及び第2の可動部
材を開口枠の左右方向の中央部位を中心としてそれぞれ
左右に開閉可能にしてなることから、従前のように、各
々のワイヤーを可動部材内に交差状態で挿通させること
がないために、ワイヤーの配線作業を簡略化することが
でき、ワイヤーテンションの調整を容易にかつ簡単に行
なうことができる。
【0036】また、網目部材に補助ワイヤーテンション
機構のワイヤーを第1及び第2の可動部材の自立に関係
無く挿通させることにより、風圧に対する網目部材の補
強効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る中開き組付け網戸装置の第1実
施例を示す概略的説明図。
【図2】この発明に係る中開き組付け網戸装置の第2実
施例を示す概略的説明図。
【図3】この発明に係る中開き組付け網戸装置の第3実
施例を示す概略的説明図。
【図4】この発明に係る中開き組付け網戸装置の第4実
施例を示す概略的説明図。
【図5】先願発明における中開き組付け網戸装置の概略
的説明図。
【符号の説明】
1・・・開口枠(サッシ枠)、 2,3・・・上下両横枠、 4,5・・・左右両縦枠、 10・・・中開き組付け網戸装置本体、 11・・・第1の固定部材、 11a・・・上端部、 11b・・・下端部、 12・・・第2の固定部材、 12a・・・上端部、 12b・・・下端部、 13・・・第1の可動部材、 13a・・・上端部、 13b・・・下端部、 14・・・第2の可動部材、 14a・・・上端部、 14b・・・下端部、 15・・・網目部材、 40・・・第1のワイヤーテンション機構、 41・・・第1のワイヤー、 41a・・・一端、 41b・・・他端、 42・・・第2のワイヤー、 42a・・・一端、 42b・・・他端、 51,52,53,54,55,56・・・ガイドロー
ラ、 60・・・第2のワイヤーテンション機構、 61・・・第3のワイヤー、 61a・・・一端、 61b・・・他端、 62・・・第4のワイヤー、 62a・・・一端、 62b・・・他端、 71,72,73,74・・・ガイドローラ、 80・・・補助ワイヤーテンション機構、 81・・・第5のワイヤー、 81a・・・一端、 81b・・・他端、 82・・・第6のワイヤー、 82a・・・一端、 82b・・・他端、 91,92,93,94,95,96,97,98・・
・ガイドローラ、 A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,L・・
・固定部、 X・・・開閉方向。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の窓部等の開口枠の左右両縦枠にそれ
    ぞれ組付け固定される第1及び第2の固定部材と、 これら第1及び第2の固定部材の間に介在され、かつ前
    記開口枠の上下両横枠間を左右水平方向に移動自在に組
    付けられる第1及び第2の可動部材と、 この第1の可動部材と第2の可動部材との間に設けら
    れ、かつこれら第1及び第2の可動部材のそれぞれの開
    閉移動に追従して折畳み伸縮自在なプリーツ状の網目部
    材と、 前記第1及び第2の可動部材の開閉移動方向の揺動を防
    止するように前記第1及び第2の固定部材を介してそれ
    ぞれ掛け渡される第1及び第2のワイヤーテンション機
    構とを具備した中開き組付け網戸装置であって、 前記第1及び第2のワイヤーテンション機構は、それぞ
    れ少なくとも2本のワイヤーからなり、これら各々のワ
    イヤーの両端を前記第1及び第2の可動部材側にそれぞ
    れ折返し固定するとともに、 前記第1及び第2の可動部材を前記開口枠の左右方向の
    中央部位を中心としてそれぞれ左右に開閉可能にしてな
    ることを特徴とする中開き組付け網戸装置。
  2. 【請求項2】第1のワイヤーテンション機構は、第1及
    び第2のワイヤーからなり、この第1のワイヤーは、一
    端を第1の可動部材の上端部に固定し、かつその他端を
    開口枠の上部中央部位を介して、第1の固定部材の上端
    部及び下端部から前記第1の可動部材の下端部に折返し
    固定し、 前記第2のワイヤーは、一端を前記第1の可動部材の下
    端部に固定し、かつその他端を前記開口枠の下部中央部
    位を介して、前記第1の固定部材の下端部及び上端部か
    ら前記第1の可動部材の上端部に折返し固定してなる一
    方、 第2のワイヤーテンション機構は、第3及び第4のワイ
    ヤーからなり、この第3のワイヤーは、一端を第2の可
    動部材の上端部に固定し、かつその他端を前記開口枠の
    上部中央部位を介して、第2の固定部材の上端部及び下
    端部から前記第2の可動部材の下端部に折返し固定し、 前記第4のワイヤーは、一端を前記第2の可動部材の下
    端部に固定し、かつその他端を前記開口枠の下部中央部
    位を介して、前記第2の固定部材の下端部及び上端部か
    ら前記第2の可動部材の上端部に折返し固定してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の中開き組付け網戸装置。
  3. 【請求項3】第1の固定部材と第2の固定部材との間
    に、第1の可動部材と第2の可動部材との間に設けられ
    た網目部材に挿通される少なくとも1つの補助ワイヤー
    テンション機構を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の中開き組付け網戸装置。
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