JP3276068B2 - オブジェクトの選択方法およびそのシステム - Google Patents

オブジェクトの選択方法およびそのシステム

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JP3276068B2
JP3276068B2 JP32857597A JP32857597A JP3276068B2 JP 3276068 B2 JP3276068 B2 JP 3276068B2 JP 32857597 A JP32857597 A JP 32857597A JP 32857597 A JP32857597 A JP 32857597A JP 3276068 B2 JP3276068 B2 JP 3276068B2
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    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、オブジェクトの選択方法
およびそのシステムに関し、特に、スクリーン中に表示
された3次元モデルを構成するオブジェクトを、ユーザ
ビリティよく選択する方法、およびそのシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】3次元モデルを構成している複数のオブ
ジェクトから特定のオブジェクトだけを選択する作業
は、目的のオブジェクトが他のオブジェクトに隠れてい
たり、該当する選択候補が多数あったり、3次元表示に
よって奥行き方向に視差が生じたりするため、的確な位
置でポインティングするのが非常に困難である。ユーザ
ーは何回もクリックをやり直ししたり、厳密にクリック
位置を調整しなければならない。このような作業はユー
ザーにとってストレスのかかる作業である。またこのよ
うな作業は3次元グラフィックソフトでの作業効率を落
とす原因ともなっている。
【0003】従来例として、入力装置のボタン操作で、
順次、奥行き方向(Z軸方向)に指示図形をハイライト
表示し、希望の図形がハイライト表示された時に選択す
る方法が考えられた。しかし、この方法では望むオブジ
ェクトがいつハイライトされるのか不明であること、全
オブジェクトを順番に最後まで見た時点で望むオブジェ
クトが存在しないことに気づくこと、選択できる複数オ
ブジェクトを一覧で見ることができない等の欠点があ
る。また隠れたオブジェクトを少ない操作で選択する方
法として、特開平8−77231号公報がある。該公報
には使用者の設定された領域に対して、その表示オブジ
ェクト及び背後に隠されたオブジェクトを異なる視線方
向から投影し、各オブジェクトが分散して含まれた2次
元画像を再表示することにより、オブジェクトの位置関
係を一目で把握できるようにする技術が記載されてい
る。しかし、この方法では異なる視線方向には無限の選
択肢があり、有考な視線方向の選定を行わねばならな
い。また3次元モデルが互に交錯若しくは包含される形
態でのオブジェクトの選択には有効に作用しない。
【0004】別の方法として、ポインタの位置からある
特定の範囲の領域と重なりを持つオブジェクトを選び出
し、透明のポップアップメニューに対応づけることによ
り、意図したオブジェクトを注視点を変更すること無く
容易に選択する方法が、特願平7−96934(特開平
8−305874号公報)に記載されている。この出願
は2次元CADで見られる非常に込み合った線分等を、
拡大などの操作により全体の見通しを失うことなく、意
図したオブジェクトを選択するためのものであり、対象
の位置は分かっているということを前提とした技術であ
る。しかし、3次元の場合には、ユーザーが複合的なオ
ブジェクトの内部に隠れているオブジェクトを的確にポ
イントしているとは限らないので、新しい工夫を必要と
する。
【0005】CADなどには、部品の一覧をユーザーに
提示して選択する方法がある。この方法では、まず部品
の名前を知っておく必要がある。また「このあたりの位
置にあるオブジェクト」ということがわかっていたとし
ても、そのオブジェクトを選択するにはその度、数10
0から数1000点以上のリストの中から探し出さなけ
ればならないので、非現実的で作業効率が悪い操作方法
となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする課題は、3次元オブジェクトの効率的な、
作業効率が高い選択方法及びシステムを提供することで
ある。また別の課題は、3次元オブジェクトの名前を知
らなくても、3次元オブジェクトの選択が行える方法及
びシステムを提供することである。また別の課題は、3
次元オブジェクトの正確な位置を名前を知らなくても、
3次元オブジェクトの選択が行える方法及びシステムを
提供することである。また別の課題は、複合的なオブジ
ェクトの内部に隠れている3次元オブジェクトを的確に
選択する方法及びシステムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、ポインタの近傍に、3次元オブジェクトを探索する
ための、探索用オブジェクトを配置し、この探索用オブ
ジェクト内に包含されるか、若しくは接触する3次元オ
ブジェクトをすべて検索し、サブ・ウィンドウを表示
し、該サブ・ウィンドウ内の領域を、検索された3次元
オブジェクト数に応じた複数の領域に分割し、ポインタ
が、前記サブ・ウィンドウ内の前記複数の領域の1つの
領域内に位置することに応じて、前記メイン・ウィンド
ウ内の相応する3次元オブジェクトが、前記メイン・ウ
ィンドウ内の他の3次元オブジェクトよりも、際立つよ
うに表示する。所望のオブジェクトが選択された後、ポ
インタのクリック操作等により選択を確定する。
【0008】
【発明の実施の形態】3次元表示された画面上からのポ
インタ操作(マウス等の操作)により、表示上では他の
オブジェクトにより隠されているオブジェクトを選択す
る方法を図2を用いて説明する。
【0009】ステップ200においてメインウィンドウ
内での奥行き方向に向かう選択領域の決定を行う。具体
的にはメイン・ウィンドウ内の、ポインタの近傍に、3
次元オブジェクトを探索するための、探索用オブジェク
トを配置する。ステップ210では選択領域と重なり合
う選択候補の決定を行う。ここでは探索用オブジェクト
内に包含されるか、若しくは接触する3次元オブジェク
トをすべて検索する。ステップ220では、選択候補の
サブ・ウィンドウへの割り当てを行う。スクリーン中に
サブ・ウィンドウを表示し、サブ・ウィンドウ内の領域
を、検索された3次元オブジェクト数に応じた複数の領
域に分割する。ステップ230では、ポインタの指す選
択候補のハイライトを行う。ハイライトは表示属性の1
形態に過ぎない。例えば、色を変更してもよい。また、
選択候補は通常表示(ノーマルな表示属性)にしておき
他のオブジェクトの、彩度、明度等を変更して、選択候
補を他のオブジェクトと比較して、際立つように表示し
てもよい。簡潔にいえば、ポインタが、前記サブ・ウィ
ンドウ内の前記複数の領域の1つの領域内に位置するこ
とに応じて、メイン・ウィンドウ内の相応する3次元オ
ブジェクトが、他の3次元オブジェクトよりも、際立つ
ように表示する。
【0010】選択操作は以上であるが、その後、マウス
ポインタ等のクリック操作等により選択オブジェクトの
最終確定を行う。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1には、本発明において使用されるシステムの
ハードウェア構成の一実施例を示す概観図が示されてい
る。システム100は、中央処理装置(CPU)1とメ
モリ4とを含んでいる。CPU1とメモリ4は、バス2
を介して、補助記憶装置としてのハードディスク装置1
3(またはMO、CD−ROM23、DVD等の記憶媒
体駆動装置)とIDEコントローラ25を介して接続し
てある。同様にCPU1とメモリ4は、バス2を介し
て、補助記憶装置としてのハードディスク装置30(ま
たはMO28、CD−ROM23、DVD等の記憶媒体
駆動装置)とSCSIコントローラ27を介して接続し
てある。フロッピーディスク装置20はフロッピーディ
スクコントローラ19を介してバス2へ接続されてい
る。
【0012】フロッピーディスク装置20には、フロッ
ピーディスクが挿入され、このフロッピーディスク等や
ハードディスク装置13(またはMO、CD−ROM、
DVD等の記憶媒体)、ROM14には、オペレーティ
ングシステムと協働してCPU等に命令を与え、本発明
を実施するためのコンピュータ・プログラムのコード若
しくはデータを記録することができ、メモリ4にロード
されることによって実行される。このコンピュータ・プ
ログラムのコードは圧縮し、または、複数に分割して、
複数の媒体に記録することもできる。
【0013】システム100は更に、ユーザ・インター
フェース・ハードウェアを備え、入力をするためのポイ
ンティング・デバイス(マウス、ジョイスティック等)
7またはキーボード6や、視覚データをユーザに提示す
るためのディスプレイ12を有することができる。ま
た、パラレルポート16を介してプリンタを接続するこ
とや、シリアルポート15を介してモデムを接続するこ
とが可能である。このシステム100は、シリアルポー
ト15およびモデムまたは通信アダプタ18(イーサネ
ットやトークンリング・カード)等を介してネットワー
クに接続し、他のコンピュータ等と通信を行うことが可
能である。またシリアルポート15若しくはパラレルポ
ート16に、遠隔送受信機器を接続して、赤外線若しく
は電波によりデータの送受信を行うことも可能である。
【0014】スピーカ23は、オーディオ・コントロー
ラ21によってD/A(デジタル/アナログ変換)変換
された音声信号を、アンプ22を介して受領し、音声と
して出力する。また、オーディオ・コントローラ21
は、マイクロフォン24から受領した音声情報をA/D
(アナログ/デジタル)変換し、システム外部の音声情
報をシステムにとり込むことを可能にしている。
【0015】このように、本発明のシステムは、通常の
パーソナルコンピュータ(PC)やワークステーショ
ン、ノートブックPC、パームトップPC、ネットワー
クコンピュータ、コンピュータを内蔵したテレビ等の各
種家電製品、ゲーム機、電話、FAX、携帯電話、PH
S、電子手帳、または、これらの組合せによって実施可
能であることを容易に理解できるであろう。ただし、こ
れらの構成要素は例示であり、その全ての構成要素が本
発明の必須の構成要素となるわけではない。
【0016】3次元表示された画面上からのポインタ操
作により、表示上では他のオブジェクトにより隠されて
いるオブジェクトを選択する方法を図3〜5に基づき説
明する。まず図3において、CRT12のスクリーン3
00内のメイン・ウィンドウ310で、マウスポインタ
等のボタンを押し下げたときのポインタの画面上の位置
をPとする。Pを始点とする3次元表示上での奥行き方
向(Z方向)の半直線Lが決まる。この半直線Lを中心
軸とした3次元空間での近傍領域を選択領域とする。選
択領域の具体例としては、半直線Lを中心軸とする円柱
状の領域等がある。なおこの選択領域を探索オブジェク
トと呼ぶ。上記では探索オブジェクトが円柱の場合であ
るが、円錐、球体、その他、本発明の本質を逸脱するこ
となく適宜変更可能である。またZ方向を、スクリーン
に垂直な方向と定義し、探索オブジェクトがユーザから
見た奥行き方向に相当するようにしても勿論構わない。
【0017】図4において、メイン・ウィンドウ310
の3次元空間内で、ポインタPによる探索オブジェクト
(円柱部)と共通部分を持つオブジェクトすべてを選択
候補として選び出す。スクリーン中の適当な位置にサブ
・ウィンドウ410を表示し、サブ・ウィンドウ410
の内部を選択候補と同数に分割して選択候補を割り当て
る。このサブ・ウィンドウ410は操作の実用性を考え
て、分割された内部の枠だけが表示された透明なものと
するのが望ましい。
【0018】次に図5において、サブ・ウィンドウ41
0の内部にポインタを表示し、ユーザがオブジェクトを
選択する一連の操作が終了するまでは、ポインタがこの
サブ・ウィンドウの範囲を出ないように動きを制限す
る。選択候補として選ばれたオブジェクトはそれらの外
観が分かるようにワイヤーフレーム、あるいは半透明に
表示するように属性を変更する。この時点ではこれらの
選択候補の表示がお互いに複雑に重なり合っていても構
わない。ここで、サブ・ウィンドウはポップアップメニ
ュー形式でもよいし、他の形式でもよい。また、高速な
処理が可能なシステムであれば、サブ・ウィンドウ41
0の分割された各領域内に、相応する3次元オブジェク
トを縮小して表示してもよい。こうすれば、選択してい
るオブジェクトが、メイン・ウィンドウ及びサブ・ウィ
ンドウの両方で確認できるので、さらに視覚インターフ
ェースが向上する。
【0019】選択候補に選ばれたオブジェクトを、サブ
・ウィンドウ410内部の対応する分割領域にポインタ
が入ったときにその表示属性を変更し、ハイライト(高
輝度)状態とする。ワイヤーフレームならばそのワイヤ
ーの色を変更したり、選択候補に選ばれたオブジェクト
を通常表示のまま、他のオブジェクトを半透明にしても
よい。その他、他のオブジェクトをワイアーフレーム表
示にし、1つをサーフィス表示にしてもよいし、他を半
透明表示にし、1つをサーフィス表示にするなどしても
よい。ポインタはボタンを押し下げている間は移動範囲
がサブ・ウィンドウ410内に制限されているので、ユ
ーザは対象の画面を注視しながらマウスを適当に動か
し、意図するオブジェクトがハイライトされるようにポ
インタを移動させる。
【0020】隠れたオブジェクトが選択候補の中に含ま
れていない場合もありうる。そのような場合に操作性を
失うこと無く、意図するオブジェクトへ到達できるよう
に、ポインタのボタン(マウスボタン等)を押し下げた
ままで選択領域(探索オブジェクト)を更新し選択候補
の変更を可能とすべきである。そこで、ポインタがある
速度よりも速く動いたことを検出したときに、選択領域
(探索オブジェクト)の更新を行う。選択領域(探索オ
ブジェクト)の更新としては、領域の拡大・縮小、ある
いは移動が例としてあげられる。ポインタの移動方向を
検出すれば4つの異なる更新の操作をそれぞれの方向に
割り当てることができる。目的のオブジェクトが出てこ
ない場合や、オブジェクトの候補が多すぎる場合には、
探索範囲の変更、探索範囲の位置の変更(探索範囲の移
動)操作を行う。
【0021】探索(サーチ)範囲を変更する方法として
は、 ・ポインタが既定値以上のスピードでサブ・ウィンドウ
の枠を飛び出そうとしたときに、その方向に応じて探索
範囲を変更する。例えば、ポインタが左方向に一定速度
以上で脱出した場合、探索範囲を縮小し(図6
(a))、ポインタが右方向に一定速度以上で脱出した
場合、探索範囲を拡大する(図6(b))。 ・ポインタがサブ・ウィンドウの枠内を1周した後、2
周め3周めと回数を増すごとに徐々に範囲を変更してい
く方法や、時計方向(図7(a))、反時計方向(図7
(b))に回る回数により探索範囲の拡大縮小を行う。 ・サブ・ウィンドウの枠外に、探索範囲変更用の領域を
設け、ポインタがその位置に一定時間以上留まった場合
に範囲を変更する。 などが実施可能である。
【0022】探索範囲の位置の変更(探索範囲の移動)
方法としては、 ・ポインタが既定値以上のスピードでサブ・ウィンドウ
の枠を飛び出そうとしたときに、その方向に応じて探索
範囲の移動を行う。例えば、ポインタが左方向にある一
定速度以上で脱出した場合、探索範囲をに移動し(図
8(a))、ポインタが右方向に一定速度以上で脱出し
た場合、探索範囲をに移動する(図8(b))。など
が実施可能である。また、操作性の観点から、探索範囲
の拡大、移動の場合には、新たに見つかった選択候補の
みをサブ・ウィンドウに割り当てるなどの実現方法もあ
りうる。
【0023】オブジェクトの候補が多すぎる場合の選択
候補の表示方法として、 ・ポインタが既定値以上のスピードでサブ・ウィンドウ
の枠を飛び出そうとしたときに、その方向に応じて選択
グループを変更する。まず検索された3次元オブジェク
トをグループに分けておく。例えばポインタが上方向に
一定速度以上で脱出した場合、現在のグループの1つ前
のグループを表示し、ポインタが下方向に一定速度以上
で脱出した場合には、次のグループを表示する。 ・検索された3次元オブジェクトをグループに分け、オ
ブジェクト・グループ選択用のウィンドウを表示し、グ
ループの選択を行わせる(図9)。
【0024】選択候補から選択確定を行うには、サブ・
ウィンドウ内でのポインタ操作により、意図したオブジ
ェクトがハイライトしている時にマウスボタンを離すこ
とにより、選択するオブジェクトを確定する。なお上記
実施例とは逆に、マウスボタン等を押したままの選択操
作とせずに、ポインタのボタンを離したまま選択操作を
行い、マウスボタン等を押すことにより、選択確定を行
ってもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明により、サブ・ウィンドウ上でポ
インタを適当に回転させるだけで、目の前の選択オブジ
ェクトの表示が変わるので、リストを見たりすることな
く、メイン・ウィンドウの表示画面に集中できる。また
ユーザーは、目的の3次元オブジェクトの正確な位置が
分からなくても、また正確な部品の登録された名称を知
らない場合でも、通常と同じように、だいたいの位置を
シングルクリックするだけで3次元オブジェクトの選択
操作が可能となる。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用されるシステムのハードウ
ェア構成例である。
【図2】本発明のオブジェクト選択方法の全体の流れを
示す図である。
【図3】オブジェクトを選択方法を示す図である。
【図4】オブジェクトを選択方法を示す図である。
【図5】オブジェクトを選択方法を示す図である。
【図6】探索範囲を変更する方法を示す図である。
【図7】探索範囲を変更する方法を示す図である。
【図8】探索範囲をの位置を変更する方法を示す図であ
る。
【図9】オブジェクトのグループを選択する方法を示す
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱 利行 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研 究所内 (72)発明者 松田 美奈子 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 大和事業所 内 (56)参考文献 特開 平8−305874(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/60 - 11/80 G06T 17/00 - 17/40 G06F 17/50

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーン中のメイン・ウィンドウに表示
    された、複数の3次元オブジェクトから、特定の3次元
    オブジェクトをポインタにより選択するシステムであっ
    て、 (a)前記メイン・ウィンドウ内の、ポインタの近傍
    に、3次元オブジェクトを探索するための、探索用オブ
    ジェクトを配置する手段と、 (b)前記探索用オブジェクト内に包含されるか、若し
    くは接触する3次元表示上では他のオブジェクトにより
    隠されているオブジェクトを含む3次元オブジェクトを
    すべて検索する手段と、 (c)前記スクリーン中にサブ・ウィンドウを表示し、
    該サブ・ウィンドウ内の領域を、3次元表示上では他の
    オブジェクトにより隠されているオブジェクトを含む
    索された3次元オブジェクト数に応じた複数の領域に分
    割する手段と、 (d)ポインタが、前記サブ・ウィンドウ内の前記複数
    の領域の1つの領域内に位置することに応じて、前記メ
    イン・ウィンドウ内の相応する3次元オブジェクトが、
    前記メイン・ウィンドウ内の他の3次元オブジェクトよ
    りも、際立つように表示する手段と、 を有することを特徴とする、3次元オブジェクトの選択
    システム。
  2. 【請求項2】さらに、 (e)ポインタが移動して、前記サブ・ウィンドウから
    脱出する場合、該ポインタの脱出スピードを測定し、該
    スピードが既定スピードを越えた時に、ポインタが脱出
    する方向に応じて、前記探索オブジェクトのスケールを
    変更することにより、探索の範囲を変更する手段と、 を有する、請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】前記探索の範囲を変更する手段(e)が、
    前記ポインタの脱出する方向が上方向の場合に、前記探
    索オブジェクトのスケールを縮小して、探索の範囲を狭
    める手段と、前記ポインタの脱出する方向が下方向の場
    合に、前記探索オブジェクトのスケールを拡大して、探
    索の範囲を広める手段を有する、請求項2記載のシステ
    ム。
  4. 【請求項4】さらに、 (e)ポインタが移動して、前記サブ・ウィンドウから
    脱出する場合、該ポインタの脱出スピードを測定し、該
    スピードが既定スピードを越えた時に、ポインタが脱出
    する方向へ、前記探索オブジェクトを移動させることに
    より、探索の範囲の位置を変更する手段と、 を有する、請求項1記載のシステム。
  5. 【請求項5】前記サブ・ウィンドウを複数の領域に分割
    する手段(c)が、検索された全オブジェクト数まで領
    域分割できない場合、検索された3次元オブジェクトを
    グループに分け、ポインタを前記サブ・ウィンドウか
    ら、既定スピード以上で脱出させることにより、所望の
    オブジェクト・グループへ変更し、変更したグループの
    3次元オブジェクト数に応じた複数の領域に、サブ・ウ
    ィンドウを分割する手段を有する、請求項1記載のシス
    テム。
  6. 【請求項6】前記サブ・ウィンドウを複数の領域に分割
    する手段(c)が、検索された全オブジェクト数まで領
    域分割できない場合、検索された3次元オブジェクトを
    グループに分け、オブジェクト・グループ選択用のウィ
    ンドウを表示し、該オブジェクト・グループ選択用ウィ
    ンドウ内のグループを選択し、選択されたグループの3
    次元オブジェクト数に応じた複数の領域に、サブ・ウィ
    ンドウを分割する手段を有する、請求項1記載のシステ
    ム。
  7. 【請求項7】前記探索用オブジェクトが不可視の属性で
    表示される、請求項1乃至6の何れかに記載のシステ
    ム。
  8. 【請求項8】前記サブ・ウィンドウを複数の領域に分割
    する手段(c)が、前記複数の領域の各々の領域内に、
    対応する3次元オブジェクトを縮小表示する手段を有す
    る、請求項1乃至6の何れかに記載のシステム。
  9. 【請求項9】前記際立つように表示する手段(d)が、
    相応する3次元オブジェクトを、他の3次元オブジェク
    トと異なる表示属性で表示する、請求項1乃至6の何れ
    かに記載のシステム。
  10. 【請求項10】前記際立つように表示する手段(d)
    が、相応する3次元オブジェクトを通常表示し、他の3
    次元オブジェクトの表示属性を変更して表示する、請求
    項1乃至6の何れかに記載のシステム。
  11. 【請求項11】スクリーン中のメイン・ウィンドウに表
    示された、複数の3次元オブジェクトから、特定の3次
    元オブジェクトをポインタにより選択する方法であっ
    て、 (a)前記メイン・ウィンドウ内の、ポインタの近傍
    に、3次元オブジェクトを探索するための、探索用オブ
    ジェクトを配置する段階と、 (b)前記探索用オブジェクト内に包含されるか、若し
    くは接触する3次元表示上では他のオブジェクトにより
    隠されているオブジェクトを含む3次元オブジェクトを
    すべて検索する段階と、 (c)前記スクリーン中にサブ・ウィンドウを表示し、
    該サブ・ウィンドウ内の領域を、3次元表示上では他の
    オブジェクトにより隠されているオブジェクトを含む
    索された3次元オブジェクト数に応じた複数の領域に分
    割する段階と、 (d)ポインタが、前記サブ・ウィンドウ内の前記複数
    の領域の1つの領域内に位置することに応じて、前記メ
    イン・ウィンドウ内の相応する3次元オブジェクトが、
    前記メイン・ウィンドウ内の他の3次元オブジェクトよ
    りも、際立つように表示する段階と、 を有することを特徴とする、3次元オブジェクトの選択
    方法。
  12. 【請求項12】さらに、 (e)ポインタが移動して、前記サブ・ウィンドウから
    脱出する場合、該ポインタの脱出スピードを測定し、該
    スピードが既定スピードを越えた時に、ポインタが脱出
    する方向に応じて、前記探索オブジェクトのスケールを
    変更することにより、探索の範囲を変更する段階と、 を有する、請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】さらに、 (e)ポインタが移動して、前記サブ・ウィンドウから
    脱出する場合、該ポインタの脱出スピードを測定し、該
    スピードが既定スピードを越えた時に、ポインタが脱出
    する方向へ、前記探索オブジェクトを移動させることに
    より、探索の範囲の位置を変更する段階と、 を有する、請求項11記載の方法。
  14. 【請求項14】スクリーン中のメイン・ウィンドウに表
    示された、複数の3次元オブジェクトから、特定の3次
    元オブジェクトをポインタにより選択するためのコンピ
    ュータ・プログラムを記録した記録媒体であって、該プ
    ログラムが、 (a)前記メイン・ウィンドウ内の、ポインタの近傍
    に、3次元オブジェクトを探索するための、探索用オブ
    ジェクトを配置する機能と、 (b)前記探索用オブジェクト内に包含されるか、若し
    くは接触する3次元表示上では他のオブジェクトにより
    隠されているオブジェクトを含む3次元オブジェクトを
    すべて検索する機能と、 (c)前記スクリーン中にサブ・ウィンドウを表示し、
    該サブ・ウィンドウ内の領域を、3次元表示上では他の
    オブジェクトにより隠されているオブジェクトを含む
    索された3次元オブジェクト数に応じた複数の領域に分
    割する機能と、 (d)ポインタが、前記サブ・ウィンドウ内の前記複数
    の領域の1つの領域内に位置することに応じて、前記メ
    イン・ウィンドウ内の相応する3次元オブジェクトが、
    前記メイン・ウィンドウ内の他の3次元オブジェクトよ
    りも、際立つように表示する機能と、 を有することを特徴とする、コンピュータ・プログラム
    を記録した記憶媒体
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