JP3274481B2 - 合成樹脂製仕切り板 - Google Patents

合成樹脂製仕切り板

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1703Introducing an auxiliary fluid into the mould
    • B29C45/1704Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
    • B29C45/1705Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles using movable mould parts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、仕切り板に関する。特
に、合成樹脂製の間仕切り板、目隠し板、戸板、棚板等
に有用な新規な仕切り板の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、間仕切り板、目隠し板、戸板、棚
板等の仕切り板に合成樹脂を採用する例が多くなってき
ている。合成樹脂製の仕切り板としては、一般的には図
2に例示するように、ハニカムコア等の構造材(a)に
合成樹脂板(b1 )、(b2 )を貼り合わせた後、端面
処理等の必要な加工が施されることで製作される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の合成樹脂
製仕切り板は、前述のように、その製作に際して、部品
点数が多く、かつ、製作に要する工程も多いため、製造
コストの高いものであった。また、デザイン的にも制約
があり、例えば、曲面を持つ形状のものは製作が困難で
あった。
【0004】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、剛性が高く、種々の利用目的に対応できて、か
つ、軽量で、安価な合成樹脂製の机の天板及び側板を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、溶
融合成樹脂を金型キャビティ内に可動中子が突出した状
態で射出し、次いで金型キャビティ内に可動中子が突出
した状態で加圧流体を金型キャビティ内の溶融合成樹脂
中に注入し、可動中子を金型キャビティ内の突出位置か
ら所定の位置まで後退させ、可動中子の後退によってで
きた空隙をその周辺部の樹脂で押し潰して支持部とし、
更にキャビティ面の移動による金型キャビティ容積の拡
大を行うことで得られる、中空率20〜90%の一体成
形型物で、その中空部を挟んで相対向する面間に一体に
連なる支持部を有し、しかも外周壁面に装飾用フィルム
又はシートが装着されている合成樹脂製仕切り板、及
び、溶融合成樹脂を金型キャビティ内に可動中子が突出
した状態で射出し、次いで金型キャビティ内に可動中子
が突出した状態で加圧流体を金型キャビティ内の溶融合
成樹脂中に注入し、可動中子を金型キャビティ内の突出
位置から所定の位置まで後退させ、可動中子の後退によ
ってできた空隙をその周辺部の樹脂で押し潰して支持部
とし、更にキャビティ面の移動による金型キャビティ容
積の拡大を行うことで得られる、中空率20〜90%の
一体成形型物で、その中空部を挟んで相対向する面間に
一体に連なる支持部を有し、しかも中空部に発泡体が充
填されている合成樹脂製仕切り板である。
【0006】
【実施例】以下、図1により詳細に本発明を説明する。
仕切り板()は中空部を有しており、その中空部は該
中空部を挟んで相対向する面間に一体に連なった支持部
(4)を有している。支持部(4)の位置、数は任意で
あり、仕切り板としての要求性能に応じて決められる。
また支持部(4)の形状も任意であり、図1のように、
中空部を完全に区切っても良いし、仕切り板の形状によ
っては、仕切り板側面の中心から放射状に配置したり、
あるいは、格子状に配置しても良い。また、図1のよう
に板状の支持部でも良いが、柱状でも良い。
【0007】仕切り板()の端面部には、仕切り板相
互を接合するための凸部構造(2x)及び凹部構造(2
y)が、更に、側面には、鍵機構を収納する空間(3)
が、一体に形成されている。更に、必要に応じて、仕切
り板()の外周壁面に装飾用フィルムまたはシートを
装着すると、より好ましい外観の仕切り板()を得る
ことができる。
【0008】また、必要に応じて、中空部に発泡体
(6)を充填すると、防音性、或いは保温性に優れた仕
切り板()が得られる。次に、本発明の仕切り板
)を成形する方法の1例を図3及び図4により説明
する。図3は、本発明の成形品を成形する工程の説明図
である。
【0009】先ず、図3(a)に示されるように溶融合
成樹脂を金型キャビティ(14)内に可動中子(15)
が突出した状態で射出する。次いで、図3(b)に示さ
れるように、金型キャビティ(14)内に可動中子(1
5)が突出した状態で、加圧流体を金型キャビティ(1
4)内の溶融合成樹脂中に圧入し、中空部(11)を形
成する。加圧流体の圧入と同時に、図3(c)に示され
るように、可動中子(15)を金型キャビティ(14)
内の突出位置から所定の位置まで後退させる。可動中子
(15)の後退によってできた空隙は、その周辺部の樹
脂が移動して押し潰され、支持部(12)が形成され
る。この支持部(12)は、必ず可動中子(15)の位
置に可動中子(15)の形状に応じて形成されるので、
可動中子(15)の設置位置及び形状を適宜選択するこ
とにより、必要な位置に必要な大きさと形状の支持部
(12)を形成することができる。
【0010】更に中空部(11)を拡大し、中空射出成
形型物(13)の軽量化を図るためには、図3(d)に
示されるキャビティ面(17)の移動による金型キャビ
ティ容積の拡大を行なう。金型キャビティ内の樹脂を冷
却固化した後、中空部(11)内の圧力を常圧に戻し、
金型(16)を開放して中空成形型物(13)を取り出
す。
【0011】図4は、上記の方法を実施するための装置
の概略図である。射出シリンダー(23)内に、樹脂の
可塑化及び射出を行なうスクリュー(24)で可塑化さ
れた溶融樹脂を貯めてある。スクリュー(24)のノズ
ル(21)方向への移動により溶融樹脂はノズル(2
1)よりスプルーを通って型(16)、及び可動中子
(15)で形作られている型キャビティに射出される。
一方、高圧流体は高圧シリンダー(27)内にピストン
(28)を介して高圧状態で溜め込まれており、必要な
時にバルブ(26)を開くことによって高圧流体をチェ
ックバルブ(25)、高圧流体注入口(22)を通して
型キャビティ内に射出出来る。バルブ(20)は高圧シ
リンダー(27)内への高圧流体補給口である。チェッ
クバルブ(25)は、溶融樹脂を型キャビティに射出す
る際、溶融樹脂の高圧シリンダー(27)方向への流入
を防止するため設置されている。可動中子(15)は、
油圧シリンダー(29)による移動可能となっている。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通りのものであ
り、本発明の仕切り板は内部に中空部を設けてあるので
極めて軽量であり、かつ、中空部の内部の所定の位置に
支持部を設け補強してあるので、剛性の高いものであ
る。更に、仕切り板相互の接合のための構造や、鍵機構
取り付け部等を一体に形成できるので、製造工程が簡略
化でき、間仕切り板、目隠し板、戸板、棚板等に有効な
ものであり、産業上非常に有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の仕切り板を示す説明図である。
【図2】従来の合成樹脂製の仕切り板を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の仕切り板を成形する成形工程の説明図
である。
【図4】図3の方法を実施するための装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
a 従来の仕切り板の補強材 b1 、b2 合成樹脂板 本発明の仕切り板 2x 接合用凸部 2y 接合用凹部 3 鍵機構用空間 4 支持部 6 発泡体 11 中空部 12 支持部 13 中空射出成形型物 14 金型キャビティ 15 可動中子 16 金 型 17 キャビティ面 20、26 バルブ 21 ノズル 22 高圧流体注入口 23 射出シリンダー 24 スクリュー 25 チェックバルブ 27 高圧シリンダー 28 ピストン 29 油圧シリンダー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84 A47B 96/20 B29C 49/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融合成樹脂を金型キャビティ内に可動
    中子が突出した状態で射出し、次いで金型キャビティ内
    に可動中子が突出した状態で加圧流体を金型キャビティ
    内の溶融合成樹脂中に注入し、可動中子を金型キャビテ
    ィ内の突出位置から所定の位置まで後退させ、可動中子
    の後退によってできた空隙をその周辺部の樹脂で押し潰
    して支持部とし、更にキャビティ面の移動による金型キ
    ャビティ容積の拡大を行うことで得られる、中空率20
    〜90%の一体成形型物で、その中空部を挟んで相対向
    する面間に一体に連なる支持部を有し、しかも外周壁面
    に装飾用フィルム又はシートが装着されている合成樹脂
    製仕切り板。
  2. 【請求項2】 溶融合成樹脂を金型キャビティ内に可動
    中子が突出した状態で射出し、次いで金型キャビティ内
    に可動中子が突出した状態で加圧流体を金型キャビティ
    内の溶融合成樹脂中に注入し、可動中子を金型キャビテ
    ィ内の突出位置から所定の位置まで後退させ、可動中子
    の後退によってできた空隙をその周辺部の樹脂で押し潰
    して支持部とし、更にキャビティ面の移動による金型キ
    ャビティ容積の拡大を行うことで得られる、中空率20
    〜90%の一体成形型物で、その中空部を挟んで相対向
    する面間に一体に連なる支持部を有し、しかも中空部に
    発泡体が充填されている合成樹脂製仕切り板。
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