JPH05309020A - 合成樹脂製テーブル - Google Patents

合成樹脂製テーブル

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Publication number
JPH05309020A
JPH05309020A JP12068792A JP12068792A JPH05309020A JP H05309020 A JPH05309020 A JP H05309020A JP 12068792 A JP12068792 A JP 12068792A JP 12068792 A JP12068792 A JP 12068792A JP H05309020 A JPH05309020 A JP H05309020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
hollow
supporting part
synthetic resin
mold cavity
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12068792A
Other languages
English (en)
Inventor
Saburo Fujiwara
三郎 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP12068792A priority Critical patent/JPH05309020A/ja
Publication of JPH05309020A publication Critical patent/JPH05309020A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 中空率20〜90%の一体成形型物であり、
その中空部を挟んで相対向する面間に一体に連なる支持
部を有する合成樹脂製テーブル。 【効果】 本発明のテーブルは、内部に中空部を設けて
あるので極めて軽量であり、かつ、中空部の内部の所定
の位置に支持部を設け補強してあるので、剛性の高いも
のである。更に、テーブルの脚の取り付け部等を一体成
形できるので、製造工程が簡略化でき、産業上非常に有
益なものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂製のテーブル
の新規な構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、屋内外で使用されるテーブルやそ
の部品に合成樹脂を採用する例が多くなってきている。
合成樹脂製のテーブルとしては、一般的には図2(a)
に例示するように、天板(a1 )の裏側にリブ(a2
を配置して補強したもの、図3に示すように、中空部を
有する平板状型物の片側の一部を凹ますことで天板(b
1 )の剛性を補強し、更に、補強材(b2 )で補強した
構造のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の合成樹脂
製テーブルの天板は、前述のように補強構造を採用して
はいるが、剛性の面で十分ではなく、その利用範囲に限
界があった。また、剛性樹脂の種類も剛性・強度の高い
ガラス繊維強化樹脂のような高比重で高価な材料を使用
するのが通例で、重量が重く、製造コストも高いもので
あった。
【0004】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、剛性が高く、種々の利用目的に対応できて、か
つ、軽量で、安価な合成樹脂製のテーブルを提供するも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、中空率
20〜90%の一体成形型物であり、その中空部を挟ん
で相対向する面間に一体に連なる支持部を有する合成樹
脂製テーブルである。詳しくは、中空率20〜90%の
一体成形型物からなり、その断面の所定の位置に、中空
部を挟んで相対向する面間に一体に連なる所定の大きさ
の支持部を有する、合成樹脂製テーブルであり、必要に
応じて、天板の外周壁面に装飾用フィルムまたはシート
を装着させたテーブル、更には、中空部に発泡体が充填
されている、テーブルである。
【0006】
【実施例】以下、様式図の図1(a)〜(c)により詳
細に本発明を説明する。天板(1)は中空部(11)を
有しており、その中空部は該中空部を挟んで相対向する
面間に一体に連なった支持部(5)により仕切られてい
る。支持部(5)の位置、数は任意であり、天板として
の要求性能に応じて決められる。また支持部(5)の形
状も任意であり、図1のように、中空部を完全に仕切っ
ても良いし、天板の形状によっては、天板面の中心から
放射状に配置したり、あるいは、格子状に配置しても良
い。また、図1のように板状の支持部でも良いが、柱状
でも良い。
【0007】天板(1)の裏側にはテーブルの脚の取り
付け部(21)が天板(1)と一体に形成されている。
更に、必要に応じて、テーブルの天板(1)の外周壁面
に装飾用フィルムまたはシートを装着すると、より好ま
しい外観の天板(1)を得ることができる。また、必要
に応じて、中空部に発泡体を充填すると、剛性が更に増
し、天板(1)等を叩いた時に、重厚感のある音のする
テーブルが得られる。
【0008】次に、本発明のテーブルの天板(1)を成
形する方法の一例を図4及び図5により説明する。この
方法は、本願出願人が平成3年8月21日付で、発明の
名称「中空射出成形物、その中空射出成形方法及び金
型」として出願したもの(特願平03−232474)
である。図4は、本発明のテーブルの天板(1)を成形
する工程の説明図である。先ず、図4(a)に示される
ように溶融合成樹脂を金型キャビティ(14)内に可動
中子(15)が突出した状態で射出する。次いで、図4
(b)に示されるように、金型キャビティ(14)内に
可動中子(15)が突出した状態で、加圧流体を金型キ
ャビティ(14)内の溶融合成樹脂中に圧入し、中空部
(11)を形成する。加圧流体の圧入と同時に、図4
(c)に示されるように、可動中子(15)を金型キャ
ビティ(14)内の突出位置から所定の位置まで後退さ
せる。可動中子(15)の後退によってできた空隙は、
その周辺部の樹脂が移動して押し潰され、支持部(1
2)が形成される。この支持部(12)は、必ず可動中
子(15)の位置に可動中子(15)の形状に応じて形
成されるので、可動中子(15)の設置位置及び形状を
適宜選択することにより、必要な位置に必要な大きさと
形状の支持部(12)を形成することができる。
【0009】更に中空部(11)を拡大し、中空射出成
形型物(13)の軽量化を図るためには、図4(d)に
示されるキャビティ面(17)の移動による金型キャビ
ティ容積の拡大を行なう。金型キャビティ内の樹脂を冷
却固化した後、中空部(11)内の圧力を常圧に戻し、
金型(16)を開放して中空成形型物(13)を取り出
す。
【0010】図5は、上記の方法を実施するための装置
の概略図である。射出シリンダー(23)内に、樹脂の
可塑化及び射出を行なうスクリュー(24)が可塑化さ
れた溶融樹脂を貯めてある。スクリュー(24)のノズ
ル方向への移動により溶融樹脂はノズル(30)よりス
プルーを通って型(16)の型キャビティに射出され
る。一方、高圧流体は高圧シリンダー(27)内にピス
トン(28)を介して高圧状態で溜め込まれており、必
要な時にバルブ(26)を開くことによって高圧流体を
チェックバルブ(25)、高圧流体注入口(22)を通
して型キャビティ内に射出出来る。バルブ(20)は高
圧シリンダー(27)内への高圧流体補給口である。チ
ェックバルブ(25)は、溶融樹脂を型キャビティに射
出する際、溶融樹脂の高圧シリンダー(27)方向への
流入を防止するため設置されている。可動中子(15)
は、油圧シリンダー(29)により移動可能となってい
る。
【0011】
【発明の効果】本発明のテーブル(天板)は、内部に中
空部を設けてあるので極めて軽量であり、かつ、中空部
の内部の所定の位置に支持部を設け補強してあるので、
剛性の高いものである。また、必要に応じて、中空部に
発泡体を充填すると、天板等を叩いた時に、重厚感のあ
る音のする天板が得られる。更に、テーブルの脚の取り
付け部等を一体成形で形成できるので、製造工程が簡略
化でき、産業上非常に有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテーブルの天板を示す様式的説明図で
ある。
【図2】従来の合成樹脂製のテーブルの天板構造を示す
説明図である。
【図3】従来の合成樹脂製のテーブルの構造を示す説明
図である。
【図4】本発明のテーブルの天板を成形する成形工程の
説明図である。
【図5】図4の方法を実施するための装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
a1 従来の天板 a2 補強リブ b1 従来の天板 b2 補強材 1 本発明のテーブル(天板) 21 脚の取り付け部 5 支持部 11 中空部 12 支持部 13 中空射出成形型物 14 金型キャビティ 15 可動中子 16 金型 17 キャビティ面 20、26 バルブ 22 高圧流体注入口 23 射出シリンダー 24 スクリュー 25 チェックバルブ 27 高圧シリンダー 28 ピストン 29 油圧シリンダー 30 ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空率20〜90%の一体成形型物であ
    り、その中空部を挟んで相対向する面間に一体に連なる
    支持部を有する合成樹脂製テーブル。
JP12068792A 1992-05-13 1992-05-13 合成樹脂製テーブル Withdrawn JPH05309020A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12068792A JPH05309020A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 合成樹脂製テーブル

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JP12068792A JPH05309020A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 合成樹脂製テーブル

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JPH05309020A true JPH05309020A (ja) 1993-11-22

Family

ID=14792473

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JP12068792A Withdrawn JPH05309020A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 合成樹脂製テーブル

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JP (1) JPH05309020A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0664528U (ja) * 1993-02-23 1994-09-13 積水化成品工業株式会社 テーブル
KR20030023328A (ko) * 2001-09-13 2003-03-19 정재항 책상의 제조방법

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803