JPH0664528U - テーブル - Google Patents

テーブル

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Publication number
JPH0664528U
JPH0664528U JP630793U JP630793U JPH0664528U JP H0664528 U JPH0664528 U JP H0664528U JP 630793 U JP630793 U JP 630793U JP 630793 U JP630793 U JP 630793U JP H0664528 U JPH0664528 U JP H0664528U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
legs
top plate
leg
synthetic resin
resin foam
Prior art date
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Pending
Application number
JP630793U
Other languages
English (en)
Inventor
勇機 高田
潤 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Kasei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Kasei Co Ltd filed Critical Sekisui Kasei Co Ltd
Priority to JP630793U priority Critical patent/JPH0664528U/ja
Publication of JPH0664528U publication Critical patent/JPH0664528U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 天板部2と脚部3・3とを有し、これら天板
部2及び脚部3・3が共に合成樹脂発泡体によって形成
されている。 【効果】 従来の木製あるいは金属製のテーブルに比べ
て非常に軽いものとなり、足腰の弱い老人でも容易に移
動することが可能となる。また、テーブル1の角に腰や
手等をぶつけたときに、木製等のテーブルにぶつけたと
きよりも、衝撃が緩和され、怪我の発生を防止すること
ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、天板部と脚部とを有するテーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
老齢化社会が進み老人の人口が増えつつある現在、老人の人口増加に伴って介 護が必要とされる老人の数も多くなり、当然、老人ホームや自宅で老人を介護す る機会も増えつつある。このように老人ホームや自宅で老人を介護する場合、畳 に敷いた布団やベッドに寝かせることによって介護するのが一般的であるが、長 時間寝たままでいるとますます足腰が弱り、立ち上がるのにたいへんな労力を要 すると共に、部屋の内部を動き回ることも自由にできない状態となる場合がある 。
【0003】 このような老人が食事をする場合には、例えば、ベッドの横に木製あるいは金 属製のテーブルを置いて、ベッドを腰掛けとして食事をしたり、あるいはベッド や布団の上に木製の坐卓を置いて食事をしたりすることがしばしば行われる。
【0004】 そして、一般に、食事の準備は、健康な賄い方がするため、テーブルの移動等 は賄い方に任せておき、老人は、準備されたテーブルにて食事をすればよいこと になる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、食事の後片づけ等については、賄い方の来るのが遅いため等によっ て、老人自ら、そのテーブルを移動しなければならない場合が生じる。
【0006】 しかしながら、上記従来のテーブルや坐卓は、木製あるいは金属製のため、重 いので、老人の力では、移動に苦労するという問題点を有している。
【0007】 また、テーブルが木製材料等で作製されているので、テーブルの角に腰や手等 をぶつけて怪我をする場合があるという問題点も有している。
【0008】 さらに、テーブルあるいは坐卓は脚部の長さが限定されており、テーブルと坐 卓とを使い分けるためには、テーブルと坐卓との両方共を備えておかなければな らないという問題点を有している。
【0009】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、でき るだけ軽い材料にて形成することよって、移動を容易にすると共に、怪我の発生 を防止し得るテーブルを提供することにある一方、テーブルと坐卓とを容易に使 い分けることができるテーブルを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案のテーブルは、上記の課題を解決するために、天板部と脚 部とを有し、これら天板部及び脚部が共に合成樹脂発泡体によって形成されてい ることを特徴としている。
【0011】 請求項2記載の考案のテーブルは、上記の課題を解決するために、請求項1記 載の考案のテーブルにおいて、上記の脚部には高さ調整部材が設けられることを 特徴としている。
【0012】
【作用】
請求項1の構成によれば、テーブルは、天板部及び脚部が共に合成樹脂発泡体 によって形成されているので、従来の木製あるいは金属製のテーブルに比べて非 常に軽いものとなる。したがって、足腰の弱い老人でも容易に移動することが可 能となる。また、テーブルが合成樹脂発泡体にて形成されていることによって、 テーブルの角に腰や手等をぶつけたときに、木製あるいは金属製のテーブルにぶ つけたときよりも、衝撃が緩和される。したがって、怪我の発生を防止すること ができる。
【0013】 また、請求項2の構成によれば、脚部には高さ調整部材が設けられるので、例 えば、高さ調整部材を外して脚部の長さを短くしておくことによって、坐卓とし て使用することができる一方、脚部に高さ調整部材を継ぎ足して脚の長さを長く することによって、腰掛け式のテーブルとすることが可能となる。したがって、 必要に応じて、適宜坐卓とテーブルとに容易に使い分けることができる。
【0014】
【実施例】
本考案の一実施例について図1ないし図5に基づいて説明すれば、以下の通り である。
【0015】 本実施例に係るテーブル1は、図1に示すように、長方形の天板部2と、この 天板部2の下側に一体に形成された一対の脚部3・3とからなっている。なお、 天板部2の形状は、テーブルとしての機能を有しておればよいため、必ずしも長 方形に限らず、例えば、正方形、円形、あるいは楕円形であってもよい。また、 大きさについても任意の大きさとすることができる。
【0016】 上記の天板部2及び脚部3・3は、共に合成樹脂発泡体にて形成されている。
【0017】 合成樹脂発泡体としては、発泡ポリスチレンその他のビーズ発泡成形による比 較的硬質の合成樹脂発泡体を用いることができるが、中でもポリスチレンを改質 したもの、すわなち、例えば積水化成品工業株式会社製の商品名「ピオセラン」 等の、ポリエチレン粒子を懸濁中で分散させ、これに重合触媒を含むスチレンモ ノマーを添加し、ポリエチレン粒子中で、モノマーを重合させ、これに易揮発性 発泡剤を含浸させて得た発泡性ポリエチレン−スチレン共重合体粒子を、例えば 発泡倍率15倍程度にしてビーズ発泡成形したものが好ましい。この種の合成樹 脂発泡体は、適度の硬度を有し、通常のポリスチレンよりも、靭性が高く、強度 も強いので、このテーブル1の上に、膳を置いて食事をすることができ、また、 文机として、手紙を書いたり、本を読んだりすることも可能な強度を有している 。
【0018】 また、天板部2の裏面には、上記の強度を確実にするために、図2(a)(b )に示すように、長手方向中心に沿う一本の縦リブ4と、この縦リブ4に直交す る複数の横リブ5とが形成されている。横リブ5は、例えば、2種類の形状に分 けることができ、一方は、天板部2の両側部において天板部2の裏面縁部2aと 同じ高さであるが、上記の縦リブ4に向けて延びるに伴い、縦リブ4の高さと等 しくなるように形成された主横リブ5a・5a・5aと、他方は、天板部2の裏 面縁部2aと同じ高さを有して縦リブ4に向けて延びる従横リブ5b…との2種 類である。さらに、天板部2の裏面における縦リブ4と横リブ5と裏面縁部2a との間には、裏面凹部2b…が形成されている。
【0019】 上記の天板部2の表面は、図1に示すように、表面縁部2cを残して、中央部 に表面凹部2dが形成されている。そして、表面凹部2dには、図3に示すよう に、例えば、非発泡の着色されたプラスチック板又はゴム板等の下層板8と、非 発泡の透明のプラスチック板等の上層板9とが積層されて、載置されるようにな っており、天板部2の表面保護、滑り止め、強度の増加、及び美観等の役割を果 たしている。なお、この表面凹部2dに載置するものとして、必ずしも下層板8 と上層板9との2層にする必要はなく、例えば、1層であってもよく、さらに3 層以上とすることも可能である。
【0020】 一方、脚部3は、図1に示すように、強度を持たせるために、横断面の形状が 幅方向の中央部において、円弧状に湾曲する形状となっている。なお、脚部3の 形状は、必ずしもこれに限らず、強度を考慮した上で、例えば円柱あるいは角柱 等とすることも可能である。また、脚部3・3の底面に、滑り止めを貼着等にて 設けることにより、テーブル1が容易に動かないようにすることが可能である。
【0021】 このように、本実施例のテーブル1は、天板部2及び脚部3・3が共に合成樹 脂発泡体によって形成されているので、従来の木製あるいは金属製のテーブルに 比べて非常に軽いものとなる。したがって、足腰の弱い老人でも容易に移動する ことが可能となる。また、テーブル1が合成樹脂発泡体にて形成されていること によって、テーブル1の角に腰や手等をぶつけたときに、木製あるいは金属製の テーブルにぶつけたときよりも、衝撃が緩和され、怪我の発生を防止することが できる。
【0022】 さらに、テーブル1における天板部2の表面には、表面凹部2dが形成されて いるので、この表面凹部2dに載置される下層板8及び上層板9が容易にずり落 ちるのを防止できる。
【0023】 ところで、本実施例のテーブル1は、上記の脚部3・3に、高さ調整部材が継 ぎ足せるようになっている。
【0024】 すなわち、図4に示すように、脚部3・3の下部に、高さ調整部材としての継 ぎ足部6・6を設けることができるようになっている。
【0025】 この継ぎ足部6・6は、横断面が脚部3の横断面とほぼ同様に形成されている 一方、図5に示すように、上部に拡大部7を有している。この拡大部7の上部に は、嵌合凹部7aが形成されており、上記の脚部3・3が嵌合できるようになっ ている。すなわち、この拡大部7は、脚部3と継ぎ足部6との接合強度を考慮し て拡大されているものである。
【0026】 このように、継ぎ足部6・6が設けられることによって、例えば、脚部3・3 の長さを短くしておくことによって、坐卓として使用することができる。
【0027】 一方、脚部3・3に継ぎ足部6・6を継ぎ足して脚の長さを長くすることによ って、腰掛け式のテーブルとすることが可能となる。したがって、例えば、ベッ ドの横に、この継ぎ足部6・6を継ぎ足したテーブル1を置いて食事や書きもの 等をすることができる。
【0028】 この結果、本実施例のテーブル1は、脚部3・3に継ぎ足部6・6を継ぎ足し たり、あるいは外したりして、腰掛け式のテーブルと、坐卓とに容易に使い分け ることができる。
【0029】
【考案の効果】
請求項1の考案のテーブルは、以上のように、天板部と脚部とを有し、これら 天板部及び脚部が共に合成樹脂発泡体によって形成されている構成である。
【0030】 これにより、従来の木製あるいは金属製のテーブルに比べて非常に軽いものと なる。したがって、足腰の弱い老人でも容易に移動することが可能となる。また 、テーブルの角に腰や手等をぶつけたときに、木製あるいは金属製のテーブルに ぶつけたときよりも、衝撃が緩和される。したがって、怪我の発生を防止するこ とができる。
【0031】 また、請求項2のテーブルは、以上のように、請求項1の考案のテーブルにお いて、脚部には高さ調整部材が設けられる構成である。
【0032】 これにより、高さ調整部材を外して脚部の長さを短くしておくことによって、 坐卓として使用することができる一方、脚部に高さ調整部材を継ぎ足して脚の長 さを長くすることによって、腰掛け式のテーブルとすることが可能となり、必要 に応じて適宜坐卓とテーブルとに容易に使い分けることができるという効果を奏 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すテーブルの斜視図であ
る。
【図2】上記のテーブルを示すものであり、(a)は正
面図、(b)は底面図である。
【図3】上記のテーブルを示す縦断面図である。
【図4】脚部に継ぎ足部を継ぎ足した状態を示す斜視図
である。
【図5】継ぎ足部の詳細を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 テーブル 2 天板部 2d 表面凹部 3 脚部 4 縦リブ 5 横リブ 6 継ぎ足部(高さ調整部材) 8 下層板 9 上層板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板部と脚部とを有し、これら天板部及び
    脚部が共に合成樹脂発泡体によって形成されていること
    を特徴とするテーブル。
  2. 【請求項2】上記の脚部には高さ調整部材が設けられる
    ことを特徴とする請求項1記載のテーブル。
JP630793U 1993-02-23 1993-02-23 テーブル Pending JPH0664528U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP630793U JPH0664528U (ja) 1993-02-23 1993-02-23 テーブル

Applications Claiming Priority (1)

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JP630793U JPH0664528U (ja) 1993-02-23 1993-02-23 テーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0664528U true JPH0664528U (ja) 1994-09-13

Family

ID=11634722

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP630793U Pending JPH0664528U (ja) 1993-02-23 1993-02-23 テーブル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010243260A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Tdk Corp 供試体用電磁波低反射机

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0233631B2 (ja) * 1985-09-10 1990-07-30 Hitachi Elevator & Service
JPH05115326A (ja) * 1991-10-28 1993-05-14 Asahi Chem Ind Co Ltd 合成樹脂製机の天板又は側板
JPH05309020A (ja) * 1992-05-13 1993-11-22 Asahi Chem Ind Co Ltd 合成樹脂製テーブル

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