JPH0838263A - エッジ部材 - Google Patents

エッジ部材

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JPH0838263A
JPH0838263A JP18354994A JP18354994A JPH0838263A JP H0838263 A JPH0838263 A JP H0838263A JP 18354994 A JP18354994 A JP 18354994A JP 18354994 A JP18354994 A JP 18354994A JP H0838263 A JPH0838263 A JP H0838263A
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Mamoru Tanaka
守 田中
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Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】天板のエッジ部材における衝突事故による衝撃
力を緩和して怪我を防止する安全性の高いエッジ部材を
提供する。 【構成】天板3の側端面31にとりつけられるエッジ部
材1に天板下面3aよりも低い位置に垂下する軟質樹脂
製の緩衝部13を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テーブルなどの天板の
側端面において取り付けられるものであって、指を挾ん
で怪我をするのを効果的に防止することを可能とするエ
ッジ部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテーブルにおいては、食事や読書
などの日常作業を行いやすくするために、天板の高さは
椅子に腰掛けたときの肘の高さに略設定されるのが通例
である。また、天板の側端面は、素材そのものが剥き出
しになったもの、また硬質樹脂やスチール製のエッジ部
材によって外観を整えたものが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、高齢化社会の到
来や身体障害者の社会活動の増大によって、車椅子生活
者が増加している。それにともない、屋内における日常
生活の中で、テーブルなどの天板において、車椅子の肘
掛け上に置かれた手の指を天板のエッジ部材と車椅子の
肘掛けとの間に挾み込んでしまう指詰め事故が多発して
いる。すなわち、天板下面の高さと車椅子の肘掛け上面
の高さとは略等しいことが多く、また天板側端面に取り
付けられるエッジ部材の下面は天板下面の高さに揃えて
あるものが通例であるので、車椅子で移動しテーブルに
着座しようとする際には、よく注意しないと肘掛け上に
置いた手が肘掛けと天板のエッジ部材下面との間に挾ま
れて指詰めを起こすことになる。エッジ部材は上述した
ように通例硬質材からなり、かつコーナー部が鋭利な直
角を成していることも少なくないため、挾みこまれた際
の衝撃は指の特定箇所に集中することが多く衝撃力は増
加される傾向にある。その上、車椅子が介護者によって
後ろから押されている際には、介護者が肘掛けと天板と
の高さや距離の差を正確に目測することは難しいため一
層事故が多発することになる。
【0004】このため、脚体の高さを変更可能な構造と
して天板側端面の高さを車椅子の肘掛けよりも十分高く
できるようにしたものが開発されているが、天板の高さ
は好適な使用の可能な範囲を保つ必要があるため高さの
上昇には限界があるうえ、天板側端面との衝突事故を全
て防止できるわけではない。
【0005】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであって、テーブルなどの天板の側端面にお
いて取り付けられるエッジ部材を改良することによっ
て、テーブルの安全性を高めることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。すなわち、本発明にかかるエッジ部材は、テーブル
などの天板の側端面に取り付けられるエッジ部材であっ
て、天板下面よりも低い位置に軟質材もしくは半硬質材
からなる緩衝部を垂下させてなることを特徴とする。
【0007】緩衝部の実施の態様としては、中空構造と
したもの、また下方に向かって滑らかに膨出しているも
のを挙げることができる。
【0008】
【作用】このような構成のものであれば、エッジ部材に
垂下して設けられた緩衝部は適切な弾力性を有するた
め、仮に車椅子で移動し着座するさいに肘掛け上の手が
肘掛けと緩衝部との間に挾まれる状態で進入しても、か
かる緩衝部によって衝撃力は適切に緩和することが可能
であり、安全性は飛躍的に向上することになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図5を参
照して説明する。
【0010】この実施例におけるエッジ部材1は、図1
に示すように、テーブル2の天板3の側端面31に設け
られるものである。
【0011】テーブル2は、天板3の隅部下面に4本の
脚体4を配設した構造をなす。脚体4の下端には、スペ
ーサー41を設け、スペーサー41の操作によって脚体
4の長さを変更可能な構造として天板3の高さを調整可
能とする。天板3は、合板製のもので、両面にメラミン
製の化粧板を設ける。天板3の側端面31は面一とし
て、側端面31に長手方向に沿ってエッジ部材取付溝3
11を凹設している。
【0012】エッジ部材1は、樹脂製の押出し成形体
で、図2に示すように、添設面11を介してテーブル側
端面31に添設する。添設面11には、エッジ部材取付
溝311に対応する位置に長手方向に沿って取付部12
を突設し、取付部12がエッジ部材取付溝311と係合
することによって、エッジ部材1が天板側端面31を全
て覆う位置に添設保持されることになる。
【0013】本実施例では、このようなエッジ部材1を
押出し成形する際に、天板下面3aよりも低い位置に軟
質樹脂からなる緩衝部13を垂下させている。緩衝部1
3は下方に向かって滑らかに膨出し、その内部に形成し
た中空部14によってさらに弾力性を調節している。ま
た、本実施例では、エッジ部材1のうち天板側端面31
に実質的に添設するエッジ部材本体1aにおいても緩衝
に必要な弾力性を付与調節するために中空部15、16
を設けている。
【0014】このような構成のものであれば、エッジ部
材1において天板下面3aよりも低い位置に垂下する緩
衝部13は適切な弾力性を有するため、図3に示すよう
に、車椅子で移動し着座する際に肘掛け上の手が肘掛け
と緩衝部13との間に挾まれることになっても、衝撃力
は緩衝部13によって適切に緩和することができ、手な
どに怪我を生じることを防止することができる。また、
肘掛けとエッジ部材本体1aとの間に手などが挾まれる
ことになっても、衝撃力はエッジ部材本体1aによって
適切に緩和することができる。さらに、幼児などが天板
側端面31や角部に頭などをぶつけても、衝撃力は緩衝
部13やエッジ部材本体1aによって適切に緩和するこ
とができる。このように、衝撃力は適切に緩和されて被
害を最少限度に抑え得るため、安全性はあらゆる面で極
めて高いものとすることができる。
【0015】なお、本発明における構成は、以上説明し
たものに限定されないのは勿論であり、例えば、エッジ
部材の上部をも軟質材または半硬質材によって形成する
ことも可能である。また、図4に示すように、エッジ部
材1の緩衝部13を天板下面3aに沿う方向に延出し、
最も危険度の高い天板側端面31と天板下面3aとのコ
ーナー部をより確実に覆う構造とすることも可能であ
る。さらに、図5に示すように、天板側端面31から天
板下面3aに連続して伸びる樹脂注入口312を設け、
天板側端面31を金型で覆った状態で樹脂を樹脂注入口
312から注入して天板側端面31に供給し、エッジ部
材1を天板3と一体化した状態で形成することも可能で
ある。その他、本発明を逸脱しない範囲で種々変形が可
能である。
【0016】
【発明の効果】本発明のエッジ部材は、以上詳述したよ
うに、エッジ部材の下部に適切な弾力性を持つ緩衝部を
設けた構造となっているため、仮に車椅子で移動し着座
するさい肘掛け上の手が肘掛けと緩衝部との間に挾み込
まれても、衝撃力は緩衝部によって適切に緩和されるた
め、手などに怪我を生じることを防止することができ
る。また、幼児などが天板側端面に頭などをぶつける事
故の際にも、同様に衝撃力を緩衝部によって適切に吸収
することができる。このように、天板側端面における衝
突による衝撃力を適切に緩和して被害を最少限度に抑え
得ると言う格別の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例のエッジ部材を示す断面図。
【図3】同実施例の使用態様を示す斜視図。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面図。
【図5】本発明の他の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1…エッジ部材 2…テーブル 3…天板 3a…天板下面 13…緩衝部 14…中空部 31…天板側端面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブルなどの天板の側端面に取り付けら
    れるエッジ部材であって、天板下面よりも低い位置に軟
    質材もしくは半硬質材からなる緩衝部を垂下させてなる
    ことを特徴とするエッジ部材。
  2. 【請求項2】緩衝部の内部を中空構造としたことを特徴
    とする請求項1記載のエッジ部材。
  3. 【請求項3】緩衝部が下方に向かって滑らかに膨出して
    いることを特徴とする請求項1又は2記載のエッジ部
    材。
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