JP3274303B2 - 電磁式燃料噴射弁 - Google Patents

電磁式燃料噴射弁

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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として車両用のエン
ジンにおける電子制御式燃料噴射装置に使用される電磁
式燃料噴射弁に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁式燃料噴射弁の従来例について図5
〜図7を参照して述べる。まず電磁式燃料噴射弁の概要
について図5の断面図を基に説明する。ボデー1は金属
製例えば磁性をもつSUS製であり、そのボデー1の中
空部には磁性体よりなりかつ中央部外周にフランジ2a
を有する中空状のコア2がボデー1の後方(図5の右
方)から組付けられている。このコア2の前半部外周に
は、合成樹脂などの電気絶縁素材よりなりかつコイル5
を多層状に巻装してなるボビン4が配設されている。
【0003】前記コア2の外周には、前記コイル5に電
気接続させたターミナル6をインサートした受電用コネ
クタ7が樹脂成形されている。コネクタ7は、前記ボデ
ー1とコア2との結合部を覆うように例えばポリアミド
樹脂によって樹脂成形されている。なおコネクタ7には
図示されない電子制御装置の給電用コネクタが接続さ
れ、また前記コイル5は前記電子制御装置からの入力を
受けて通電およびその解除がなされる。
【0004】前記ボデー1の前部(図5の左部)内に
は、噴射穴80を有するバルブシート8がアダプタ10
と共に組み込まれている。このバルブシート8の中空部
には、バルブ9が軸方向に関してスライド可能に組み込
まれている。なおボデー1には、バルブ9の後退位置を
規制するストッパプレート11が前記バルブシート8に
先立って挿入されている。バルブ9の後端部には、磁性
体よりなるアーマチュア13が固定されている。このア
ーマチュア13は、前記コイル5の通電時においてコア
2から吸引力を受ける。
【0005】前記コア2内にはパイプ14が挿入され、
コア2をコーキングすることにより固定されている。こ
のパイプ14と前記バルブ9との間にはバルブスプリン
グ15が組み込まれている。バルブ9は、バルブスプリ
ング15の弾性により常時は前記バルブシート8の噴射
穴80を閉じた状態に保持される。なお、前記コア2の
後端(図5の右端)からバルブシート8の噴射穴80ま
での間には燃料通路16が構成されており、その燃料通
路16の入口に相当するコア2の後端部内にはストレー
ナ17が組み込まれている。またコア2の後端部には、
前記コネクタ7と図示されないデリバリパイプとの間に
おいて緩衝作用を果たすグロメット18が嵌着されてい
る。なお前記燃料噴射弁は、エンジンに一定の方向で設
置されており、その方向はエンジン毎に異なるが一般的
には、周知のように図示されないエンジンに対し受電用
コネクタ7を上向きとしかつアダプタ10を斜め下向き
として設置されるもので、エンジンへの設置時には図5
に白抜き矢印UPで示される方向が天方向となる。
【0006】このように構成された電磁式燃料噴射弁の
作動を簡単に説明すると、図示しない燃料タンクから所
定の圧力を付与された状態で供給される燃料は、ストレ
ーナ17によってろ過された後、燃料通路16を通って
バルブシート8の内部まで至っている。しかしながら、
バルブ9はバルブスプリング15の弾性によってバルブ
シート8の噴射穴80を閉じた状態に保持されているた
め、この噴射口9からの燃料噴射は生じない。
【0007】ここで電子制御装置からの電気信号の入力
によってコイル5が通電状態になると、すでに述べたよ
うにコア2の吸引力によって、アーマチュア13がバル
ブ9と共に後退する。この結果、バルブ9がバルブシー
ト8の噴射穴80を開き、ここから燃料が噴射される。
そしてコイル5に対する電気信号がオフになり、アーマ
チュア13に作用していたコア2の吸引力が解除される
と、バルブスプリング15の弾性によってバルブ9が再
び噴射穴80を閉じた状態に保持され、この噴射口9か
らの燃料噴射は停止する。
【0008】次に、前記燃料通路16におけるバルブシ
ート8とバルブ9との間に形成される燃料通路部(符号
16aを付す)について、図6および図7を参照して詳
述する。なお図6は要部拡大断面図、図7は図6の各部
における燃料通路部16aの断面図で、(a)は図6の
A−A線断面図、(b)は同B−B線断面図、(c)は
同C−C線断面図、(d)は同D−D線断面図、(e)
は同E−E線断面図、(f)は同F−F線断面図、
(g)は同G−G線断面図である。バルブ9はテーパ状
弁子部90を先端に有している他、その弁子部90に連
続する先端軸部91と、その先端軸部91に連続しかつ
その軸径を大きくするスライド部92と、そのスライド
部92の外周部を4面幅に切除することによって形成さ
れてそのスライド部92を軸方向に開口する通路開口部
93が設けられている。さらにバルブ9には、前記スラ
イド部92に連続する小径軸部94と、その小径軸部9
4に連続する前記スライド部92と同様の通路開口部9
5をもつスライド部96と、そのスライド部96に連続
しかつその軸径を大きくするフランジ部97と、そのフ
ランジ部97に連続する小径軸部98と、その小径軸部
98に連続する取付部99が設けられている。
【0009】前記取付部99には円筒形状の前記アーマ
チュア13が嵌着されており、その取付部99とアーマ
チュア13と間に2ヵ所の燃料通路が形成されている。
またフランジ部97は、前記ストッパプレート11の前
側に位置されており、そのストッパプレート11との当
接によって、バルブ9の軸方向の進退移動時の後退位置
を制限する。なおストッパプレート11はほぼCリング
状をなしており、その内径はバルブ9のフランジ部97
と取付部99との間の小径軸部98の軸径よりも大き
く、フランジ部97の外径よりも小さくなっている。ま
たストッパプレート11の開口部12は、バルブ9の小
径軸部98の組み付け時の通路の他、燃料通路として機
能する。また図7(g)において大小二つの二点鎖線の
二重円のうち、内側の円はフランジ部97の外径を示
し、外側の円は後述する大径穴部82aの内径を示し、
その二重円内と開口部12との重複部分(二点鎖線の斜
線部分)はバルブ9の開閉に係わらず、常に連通する燃
料通路を示している。
【0010】またバルブシート8には、前記バルブ9の
スライド部92,96の外周面をスライド案内する中空
穴82と、その中空穴82の先端部に連続しかつ前記弁
子部90が接離するテーパ状シート穴81と、そのシー
ト穴81の小径部の噴射穴80が設けられている。なお
中空穴82の後端部には、前記バルブ9のフランジ部9
7の移動を許容する大径穴部82aが形成されている。
なお前記したタイプの電磁式燃料噴射弁としては、例え
ば特公平1−41828号公報がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の電磁式燃料噴射
弁によると、バルブ9のスライド部92,96において
は、図7(d)および(f)に示されるように、そのス
ライド部92,96の外周面がバルブシート8の中空穴
82の内周面によってスライド案内される一方、そのス
ライド部92,96の周方向に断続的に設けた通路開口
部93,95によって燃料通路が形成されている。
【0012】しかしながら、前記バルブ9はバルブシー
ト8の中空穴82に軸回り方向に関し位置合わせするこ
となく挿入されるので、いずれかの通路開口部93,9
5がエンジンへの設置時に必ず天方向に位置するとは限
らないし、また組み付け時にいずれかの通路開口部9
3,95を天方向に位置するように挿入したとしても開
閉動作によって軸回り方向に微妙に回動し、通路開口部
93,95が天方向に維持されない(図6および図7
(d),(f)参照)。したがって、バルブ9の先端部
回りに発生したベーパーがバルブシート8の内周面の天
井部分に沿って浮上しようとしてもスライド部92,9
4(おもに前側のスライド部92)によってさえぎられ
るとともに、そのベーパーの浮上にともなって燃料がバ
ルブ先端方へ降下しようとしてもスライド部92,94
によってさえぎられることになる。すると、バルブ9の
先端部回りにおいてベーパーと燃料の置換が効率よく行
われないため、バルブ9の先端部回りにベーパーが溜ま
りやすく、高温時等の悪条件下においてはベーパーロッ
クによる再始動性不良を招くことが予測される。
【0013】本発明が解決しようとする技術的課題は、
バルブの先端部回りのベーパーを燃料と効率よく置換さ
せることによって、高温再始動性を改良することのでき
る電磁式燃料噴射弁を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
は、弁子部を先端部に有するバルブと、そのバルブを
軸方向に関してスライド案内する中空穴を有しかつその
先端に前記弁子部により開閉する噴射穴を有するバルブ
シートとを備え、バルブシートとバルブとの間に形成さ
れる空間部を燃料通路部とする電磁式燃料噴射弁におい
て、前記バルブにはバルブシートの中空穴の内周面を摺
動する円形外周面をもつスライド部が設けられ、前記バ
ルブシートの中空穴の内周面にはその軸方向に延びる通
路溝を周方向に複数設けるとともに、そのうちの一つを
エンジンへの噴射弁設置時に天方向に位置する通路溝
し、 前記バルブの後退位置を規制するストッパプレート
にはその周方向に複数のU溝状の開口部を設けるととも
に、そのうちの一つをエンジンへの噴射弁設置時に天方
向に位置する開口部とした電磁式燃料噴射弁である。
【0015】
【作用】請求項1の発明の電磁式燃料噴射弁によると、
エンジンへの噴射弁設置時において、バルブシートの一
つの通路溝が天方向に位置し、その他の通路溝がそれよ
りも地方向に位置する。したがって、バルブの先端部回
りに発生したベーパーがバルブシートの天方向に位置す
る通路溝に沿って速やかに浮上できるとともに、その浮
上にともない、その他の通路溝から燃料がバルブ先端方
に向けて速やかに降下できるため、バルブの先端部回り
におけるベーパーが燃料と効率よく置換できる。また、
ストッパプレートの一つのU溝状の開口部が天方向に位
置し、その他のU溝状の開口部がそれよりも地方向に位
置する。したがって、ストッパプレートにおいてもベー
パーの浮上と燃料の降下が効果的に行われるため、ベー
パーと燃料の置換効率が一層向上する。
【0016】
【実施例】実施例について図1および図2を参照して説
明する。なお本例は、従来例の一部を変更したものであ
るからその変更部分について詳述し、従来例と同一部分
には図面に同一符号を付して重複する説明は省略する。
図1は電磁式燃料噴射弁の要部拡大断面図、図2は図1
の各部における燃料通路部16aの断面図で、(a)は
図6のA−A線断面図、(b)は同B−B線断面図、
(c)は同C−C線断面図、(d)は同D−D線断面
図、(e)は同E−E線断面図、(f)は同F−F線断
面図、(g)は同G−G線断面図である。バルブ9にお
いては、スライド部92,96をその外周部が切除され
ない円板形状に形成することによって通路開口部93,
95を廃止し、円形外周面92a,96aをもつスライ
ド部としている(図2(d),(f)参照)。
【0017】またバルブシート8においては、中空穴8
2の内周面にはその軸方向に延びる適数本、本例では4
本の通路溝83が周方向に等間隔で形成されている。こ
のうち一つの通路溝83はエンジンへの噴射弁設置時に
天方向(図1の矢印UP参照)に位置する。通路溝83
は、例えば冷間鍛造等によって容易に形成することがで
きる。
【0018】またストッパプレート11には、図1およ
び図2(g)によく示されるように、開口部12と対称
をなす位置にU溝状開口部12aを形成することによっ
て、その周方向に複数の開口部を設けている。この開口
部12,12aのうち一つの開口部12aはエンジンへ
の噴射弁設置時に天方向(図1の矢印UP方向)に位置
する。なお図2(g)において、大小二つの二点鎖線の
二重円内と開口部12,12との重複部分(二点鎖線
の斜線部分)はバルブ9の開閉に係わらず、常に連通す
る燃料通路を示している。
【0019】なお前記バルブシート8およびストッパプ
レート11は、ボデー1への組み付けに際し受電用コネ
クタ7が例えばエンジンへの噴射弁設置時に天方向に指
向される場合には、ボデー1に対し受電用コネクタ7方
に一つの通路溝83と開口部12aが位置するように組
み付けられる。例えば、画像処理装置によってバルブシ
ート8およびストッパプレート11の位置の割り出しを
行い、この割り出した位置に基づいて自動組み付け装置
が所定の組み付け工程を実行することで、ボデー1にバ
ルブシート8およびストッパプレート11を位置合わせ
した状態で組み付けることができる。
【0020】前記電磁式燃料噴射弁によると、エンジン
への噴射弁設置時において、バルブシート8の一つの通
路溝83が天方向に位置し、その他の通路溝83がそれ
よりも地方向に位置する。したがって、バルブ9の先端
部回りに発生したベーパーがバルブシート8の天方向に
位置する通路溝83に沿って速やかに浮上できるととも
に、その浮上にともない、その他の通路溝83から燃料
がバルブ先端方に向けて速やかに降下できるため、バル
ブ9の先端部回りにおけるベーパーが燃料と効率よく置
換できる。よってベーパーロックの防止あるいは低減が
可能となり、高温再始動性の改良を実現することができ
る。
【0021】また、ストッパプレート11の一つの開口
部12aが天方向に位置し、その他の開口部12がそれ
よりも地方向に位置する。したがってストッパプレート
11においてもベーパーの浮上と燃料の降下が効果的に
行われるため、ベーパーと燃料の置換効率が一層向上
し、ベーパーロックの防止あるいは低減に有効である。
なおストッパプレート9は、従来、ボデー1に軸回り方
向に関し位置合わせされることなく挿入されるため、開
口部12がエンジンへの設置時に天方向に位置すること
は少なくベーパーの浮上をさえぎる場合が多いうえ、例
え開口部12がエンジンへの設置時に天方向に位置しベ
ーパーの浮上が可能となったとしても、燃料の降下を可
能とする開口部がないため、結局、ベーパーと燃料の置
換効率が悪かったが、本例によるとそのような不具合が
改善される。
【0022】前記ストッパプレート11には、図3に正
面図で示されるようにU溝状開口部12aを複数個(図
は2個を示す)とし、開口部12と合わせてその周方向
等間隔で複数設けることもできる。この場合も、3つ
の開口部12,12aのうち一つの開口部がエンジンへ
の噴射弁設置時に天方向に位置するようにボデー1に組
み付けられる。また前記U溝状開口部12aに代えて図
4の説明図に示される開口部12bを形成することも考
えられる。すなわち、この開口部12bは、図4(a)
に断面図で示されるようにストッパプレート11の正面
(バルブシート側の面)の内周部に切り欠き状に形成さ
れており、同(b)に正面図で示されるように開口部1
2と対称をなす位置に1個設けたものでもよいし、ある
いは同(c)に正面図で示されるように複数個(図は2
個を示す)設けることもできる。なお図4(a)には燃
料の流れを矢印で示した。
【0023】
【発明の効果】本発明の電磁式燃料噴射弁によると、バ
ルブシートの中空穴の内周面に複数の通路溝を設けたこ
とによって、バルブの先端部回りのベーパーを燃料と効
率よく置換させることができ、よってベーパーロックの
防止あるいは低減が可能となり、高温再始動性の改良を
実現することができる。また、バルブ側に燃料通路とし
ての通路開口部を設けた従来と異なり、噴射弁ボデー側
に固定されるバルブシート側に燃料通路としての通路溝
を設けたことによって、その通路溝をエンジンへの設置
時に必ず天方向に位置させることが可能で、組み付け後
もその位置が変わらないので、前記効果を確実にかつ恒
久的に得ることができる。また、ストッパプレートの一
つのU溝状の開口部が天方向に位置し、その他のU溝状
の開口部がそれよりも地方向に位置することによって、
ベーパーと燃料の置換効率が一層向上されるので、ベー
パーロックの防止あるいは低減に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の要部を示す断面図である。
【図2】図1の各部における燃料通路部を示す断面図で
ある。
【図3】ストッパプレートの別例を示す正面図である。
【図4】ストッパプレートの他の別例を示す説明図であ
る。
【図5】電磁式燃料噴射弁を示す断面図である。
【図6】従来例の要部を示す断面図である。
【図7】図6の各部における燃料通路部を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
9 バルブ 90 弁子部 92,96 スライド部 92a,96a 円形外周面 8 バルブシート 80 噴射穴 82 中空穴 83 通路溝 11 ストッパプレート 12,12a,12b 開口部 16a 燃料通路部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−208296(JP,A) 特開 昭55−107061(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 51/08 F02M 51/06 F02M 69/00 F02M 37/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁子部を先端部に有するバルブと、その
    バルブを軸方向に関してスライド案内する中空穴を有し
    かつその先端に前記弁子部により開閉する噴射穴を有す
    るバルブシートとを備え、バルブシートとバルブとの間
    に形成される空間部を燃料通路部とする電磁式燃料噴射
    弁において、前記バルブにはバルブシートの中空穴の内
    周面を摺動する円形外周面をもつスライド部が設けら
    れ、前記バルブシートの中空穴の内周面にはその軸方向
    に延びる通路溝を周方向に複数設けるとともに、そのう
    ちの一つをエンジンへの噴射弁設置時に天方向に位置す
    る通路溝とし、 前記バルブの後退位置を規制するストッパプレートには
    その周方向に複数のU溝状の開口部を設けるとともに、
    そのうちの一つをエンジンへの噴射弁設置時に天方向に
    位置する開口部とした ことを特徴とする電磁式燃料噴射
    弁。
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