JP3327438B2 - 電磁式燃料噴射弁 - Google Patents

電磁式燃料噴射弁

Info

Publication number
JP3327438B2
JP3327438B2 JP01526195A JP1526195A JP3327438B2 JP 3327438 B2 JP3327438 B2 JP 3327438B2 JP 01526195 A JP01526195 A JP 01526195A JP 1526195 A JP1526195 A JP 1526195A JP 3327438 B2 JP3327438 B2 JP 3327438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
diameter
hole
valve seat
vapor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP01526195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08210227A (ja
Inventor
仁司 水野
孝明 高城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP01526195A priority Critical patent/JP3327438B2/ja
Publication of JPH08210227A publication Critical patent/JPH08210227A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3327438B2 publication Critical patent/JP3327438B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として車両用のエン
ジンにおける電子制御式燃料噴射装置に使用される電磁
式燃料噴射弁に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁式燃料噴射弁の従来例について図5
〜図7を参照して述べる。まず電磁式燃料噴射弁の概要
について図5の断面図を基に説明する。ボデー1は略円
筒状の磁性体よりなり、そのボデー1の中空部には磁性
体よりなりかつ中央部外周にフランジ2aを有する中空
状のコア2がボデー1の後方(図5の右方)から組付け
られている。このコア2の前半部外周には、合成樹脂な
どの電気絶縁素材よりなりかつコイル5を多層状に巻装
してなるボビン4が配設されている。
【0003】前記コア2の外周には、前記コイル5に電
気接続させたターミナル6をインサートした受電用コネ
クタ7が樹脂成形されている。コネクタ7は、前記ボデ
ー1とコア2との結合部を覆うように例えばポリアミド
樹脂によって樹脂成形されている。なおコネクタ7には
図示されない電子制御装置の給電用コネクタが接続さ
れ、また前記コイル5は前記電子制御装置からの入力を
受けて通電およびその解除がなされる。
【0004】前記ボデー1の前部(図5の左部)内に
は、噴射穴80を有するバルブシート8がアダプタ10
と共に組み込まれている。このバルブシート8の中空部
には、バルブ9が軸方向に関してスライド可能に組み込
まれている。なおボデー1には、バルブ9の後退位置を
規制するストッパプレート11が前記バルブシート8に
先立って挿入されている。バルブ9の後端部には、磁性
体よりなるアーマチュア13が固定されている。このア
ーマチュア13は、前記コイル5の通電時においてコア
2から吸引力を受ける。
【0005】前記コア2内にはパイプ14が挿入後、コ
ア2にコーキング固定されている。このパイプ14と前
記バルブ9との間にはバルブスプリング15が組み込ま
れている。バルブ9は、バルブスプリング15の弾性に
より常時は前記バルブシート8の噴射穴80を閉じた状
態に保持される。なお、前記コア2の後端(図5の右
端)からバルブシート8の噴射穴80までの間には燃料
通路16が構成されており、その燃料通路16の入口に
相当するコア2の後端部内にはストレーナ17が組み込
まれている。またコア2の後端部には、前記コネクタ7
と図示されないデリバリパイプとの間において緩衝作用
を果たすグロメット18が嵌着されている。なお前記燃
料噴射弁は、周知のように図示されないエンジンに対し
受電用コネクタ7を上向きとしかつアダプタ10を斜め
下向きとして設置されるもので、エンジンへの設置時に
は図5に白抜き矢印UPで示される方向が天方向とな
る。
【0006】このように構成された電磁式燃料噴射弁の
作動を簡単に説明すると、図示しない燃料タンクから所
定の圧力を付与された状態で供給される燃料は、ストレ
ーナ17によってろ過された後、燃料通路16を通って
バルブシート8の内部まで至っている。しかしながら、
バルブ9はバルブスプリング15の弾性によってバルブ
シート8の噴射穴80を閉じた状態に保持されているた
め、この噴射穴80からの燃料噴射は生じない。
【0007】ここで電子制御装置からの電気信号の入力
によってコイル5が通電状態になると、すでに述べたよ
うにコア2の吸引力によって、アーマチュア13がバル
ブ9と共に後退する。この結果、バルブ9がバルブシー
ト8の噴射穴80を開き、ここから燃料が噴射される。
そしてコイル5に対する電気信号がオフになり、アーマ
チュア13に作用していたコア2の吸引力が解除される
と、バルブスプリング15の弾性によってバルブ9が再
び噴射穴80を閉じた状態に保持され、この噴射穴80
からの燃料噴射は停止する。
【0008】次に、前記燃料通路16におけるバルブシ
ート8とバルブ9との間に形成される燃料通路部(符号
16aを付す)について、図6および図7を参照して詳
述する。なお図6は要部拡大断面図、図7は図6の各部
における燃料通路部16aの断面図で、(a)は図6の
A−A線断面図、(b)は同B−B線断面図、(c)は
同C−C線断面図、(d)は同D−D線断面図、(e)
は同E−E線断面図、(f)は同F−F線断面図、
(g)は同G−G線断面図である。バルブ9はテーパ状
弁子部90を先端に有している他、その弁子部90に連
続する先端軸部91と、その先端軸部91に連続しかつ
その軸径を大きくするスライド部92と、そのスライド
部92の外周部を4面幅に切除することによって形成さ
れてそのスライド部92を軸方向に開口する通路開口部
93が設けられている。さらにバルブ9には、前記スラ
イド部92に連続する小径軸部94と、その小径軸部9
4に連続する前記スライド部92と同様の通路開口部9
5をもつスライド部96と、そのスライド部96に連続
しかつその軸径を大きくするフランジ部97と、そのフ
ランジ部97に連続する小径の軸部98と、その軸部9
8に連続する取付部99が設けられている。
【0009】前記取付部99には円筒形状の前記アーマ
チュア13が嵌着されており、その取付部99とアーマ
チュア13と間に2ヵ所の燃料通路が形成されている。
またフランジ部97は、前記ストッパプレート11の前
側に位置されており、そのストッパプレート11との当
接によって、バルブ9の軸方向の進退移動時の後退位置
を制限する。なおストッパプレート11はほぼCリング
状をなしており、その内径はバルブ9のフランジ部97
と取付部99との間の軸部98の軸径よりも大きく、フ
ランジ部97の外径よりも小さくなっている。またスト
ッパプレート11の開口部12は、バルブ9の軸部98
の組み付け時の通路の他、燃料通路として機能する。ま
た図7(g)において大小二つの二点鎖線の二重円のう
ち、内側の円はフランジ部97の外径を示し、外側の円
は後述する大径穴部82aの内径を示し、その二重円内
と開口部12との重複部分(二点鎖線の斜線部分)はバ
ルブ9の開閉に係わらず、常に相互に連通する燃料通路
を示している。
【0010】またバルブシート8には、前記バルブ9の
スライド部92,96の外周面をスライド案内する中空
穴82と、その中空穴82の先端部に連続しかつ前記弁
子部90が接離するテーパ状シート穴81と、そのシー
ト穴81の小径部の噴射穴80が設けられている。なお
中空穴82の後端部には、前記バルブ9のフランジ部9
7の移動を許容する大径穴部82aが形成されている。
なお前記したタイプの電磁式燃料噴射弁としては、例え
ば特公平1−41828号公報がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の電磁式燃料噴射
弁によると、バルブ9のスライド部92,96において
は、図7(d)および(f)に示されるように、そのス
ライド部92,96の外周面がバルブシート8の中空穴
82の内周面によってスライド案内される一方、そのス
ライド部92,96の周方向に断続的に設けた通路開口
部93,95によって燃料通路が形成されている。
【0012】前記バルブシート8の中空穴82内におい
てバルブ9は2個のスライド部92,96によって二点
支持されていることから、バルブ9の先端部回りに発生
したベーパーの浮上可能な空間が狭い。このため、高温
時等の悪条件下においてベーパーが多量に発生した場
合、ベーパーが浮上しきれずにバルブ9の先端部回りに
も溜ることによってベーパーロックによる再始動性不良
を招くことが予測される。
【0013】本発明が解決しようとする技術的課題は、
ベーパーが多量に発生した場合でも、バルブの先端部回
りのベーパーを速やかに浮上させることにより、高温再
始動性を改良することのできる電磁式燃料噴射弁を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1の発明は、弁子部を先端部に有するバルブと、その
バルブを軸方向に関してスライド案内する中空穴を有し
かつその先端に前記弁子部により開閉する噴射穴を有す
るバルブシートと、前記バルブに形成されたフランジ部
が当接することによって該バルブの後退位置を規制する
ストッパプレートと、前記バルブの後端部に取り付けら
れて前記ストッパプレートの後方に位置するアーマチュ
アとが噴射弁ボデーに組込まれ、バルブシートとバルブ
との間に形成される空間部を燃料通路部とする電磁式燃
料噴射弁において、前記バルブの先端部に前記バルブシ
ートの中空穴内を摺動する1つのスライド部を設けると
ともに、前記バルブの後端部に取り付けられた前記アー
マチュアを前記噴射弁ボデーに摺動可能に支持し、前記
バルブの前記スライド部と前記フランジ部とを、前記ス
ライド部および前記フランジ部の軸径よりも小さい軸径
の小径軸部によって連設することによって、前記燃料通
路部の反噴射側半部における前記小径軸部の回りにベー
パー浮上空間部を形成し、前記バルブシートの中空穴に
は、前記バルブのフランジ部の移動を許容する大径穴部
を形成し、 さらに、前記バルブシートの中空穴には、前
記バルブの小径軸部の周辺部において前記大径穴部に連
続しかつ前記バルブの前記スライド部および前記フラン
ジ部の軸径よりも大きい穴径の大径穴部を形成したこと
を特徴とする電磁式燃料噴射弁である。
【0015】
【作用】請求項の発明の電磁式燃料噴射弁によると、
ベーパーが多量に発生したとしても、その多量のベーパ
ーが燃料通路部に形成したベーパー浮上空間部に収容さ
れるにともない、バルブの先端部回りのベーパーが前記
ベーパー浮上空間部へと速やかに浮上することができ
る。また、前記バルブの先端部に前記バルブシートの中
空穴内を摺動するスライド部を設けるとともに、前記バ
ルブの後端部に取り付けたアーマチュアを噴射弁ボデー
に摺動可能に支持したことにより、バルブの長さを長く
することなくベーパー浮上空間部を形成することが可能
であり、また、従来に比べてバルブのスライド支点間の
距離が長くとれる
【0016】
【実施例】実施例について図1および図2を参照して説
明する。なお本例は、従来例の一部を変更したものであ
るからその変更部分について詳述し、従来例と同一部分
には図面に同一符号を付して重複する説明は省略する。
図1は電磁式燃料噴射弁の要部拡大断面図、図2は図1
の各部における燃料通路部16aの断面図で、(a)は
図6のA−A線断面図、(b)は同B−B線断面図、
(c)は同C−C線断面図、(d)は同D−D線断面
図、(e)は同E−E線断面図、(f)は同F−F線断
面図である。バルブシート8とバルブ9との間に形成さ
れる燃料通路部16aの反噴射側半部(図1において右
半部)には、ベーパー浮上空間部16bが形成されてい
る。
【0017】ベーパー浮上空間部16bを形成するため
にバルブシート8およびバルブ9には次に述べる変更が
加えられている。従来の後側のスライド部96を廃止
し、小径軸部94とフランジ部97とをその軸部94に
連続する小径軸部(94aを付す)によって連設するこ
とによって、その小径軸部94aの回りにベーパー浮上
空間部16bを形成している(図1、図2(e)参
照)。
【0018】前記後側のスライド部96を廃止した代わ
りに、バルブ9の後端部に取り付けたアーマチュア13
を、ボデー(噴射弁ボデーともいう)1に軸受19を介
して摺動可能に支持させている。なおアーマチュア13
の外周面には硬質クロムコーティグが施されており、そ
の面の耐摩耗性が高められている。
【0019】バルブシート8の中空穴82には、バルブ
9の小径軸部94aの周辺部において穴径を大きくする
大径穴部が形成されている。この大径穴部は、バルブ9
のフランジ部97の移動を許容する大径穴部82aに連
続しているので、それと同一符号を付すことにする。
【0020】また、前側のスライド部92はその外周部
が切除されない円板形状に形成することによって通路開
口部93を廃止し、円形外周面92aをもつスライド部
とされている(図2(d)参照)。またバルブシート8
の中空穴82の内周面には、スライド部92をスライド
案内する部分に相当する部分においてその軸方向に延び
る適数本、本例では4本の通路溝83が周方向に等間隔
で形成されている。このうち一つの通路溝83はエンジ
ンへの噴射弁設置時に天方向(図1の矢印UP参照)に
位置する。通路溝83は、例えば冷間鍛造等によって容
易に形成することができる。またバルブシート8は、ボ
デー1への組み付けに際し受電用コネクタ7が例えばエ
ンジンへの噴射弁設置時に天方向に指向される場合に
は、ボデー1に対し受電用コネクタ7方に一つの通路溝
83が位置するように組み付けられる。例えば、画像処
理装置によってバルブシート8の位置の割り出しを行
い、この割り出した位置に基づいて自動組み付け装置が
所定の組み付け工程を実行することで、ボデー1にバル
ブシート8を位置合わせした状態で組み付けることがで
きる。
【0021】前記電磁式燃料噴射弁によると、ベーパー
が多量に発生したとしても、その多量のベーパーが燃料
通路部16aに形成したベーパー浮上空間部16bに収
容されるにともない、バルブ9の先端部回りのベーパー
が前記ベーパー浮上空間部16bへと速やかに浮上する
ことができる。したがってバルブ9の先端部回りのベー
パーが燃料と効率よく置換され、よってベーパーロック
の防止あるいは低減が可能となり、高温再始動性の改良
を実現することができる。
【0022】また、従来の後側のスライド部分に小径軸
部94aを設けてベーパー浮上空間部16bを形成し、
その後側のスライド部分に代えてアーマチュア13を噴
射弁ボデー1に軸受19を介して支持したことにより、
バルブ長さを長くすることなくベーパー浮上空間部16
bを形成することが可能であり、また従来に比べてバル
ブ9のスライド支点間の距離が長くとれるためバルブ9
のこじれによる摺動部分の摩耗を防止できる。
【0023】また、バルブシート8の中空穴82には、
バルブ9の小径軸部94aの周辺部において大径穴部8
2aが形成されているので、ベーパーの収容能力が一層
増大し、よってベーパーロックの防止あるいは低減に有
効である。
【0024】またエンジンへの噴射弁設置時において、
バルブシート8の一つの通路溝83が天方向に位置し、
その他の通路溝83がそれよりも地方向に位置する。し
たがって、バルブ9の先端部回りに発生したベーパーが
バルブシート8の天方向に位置する通路溝83に沿って
速やかにベーパー浮上空間部16bへ浮上できるととも
に、その浮上にともない、その他の通路溝83から燃料
がバルブ先端方に向けて速やかに降下できるため、バル
ブ9の先端部回りにおけるベーパーが燃料と一層効率よ
く置換できる。
【0025】また図3(a)に正面図で、同(b)に断
面図で示されるように、ストッパプレート11には、開
口部12と対称をなす位置にU溝状開口部12aを形成
することによって、その軸方向に貫通する開口部をその
周方向に複数設けるとよい。この開口部12,12aの
うち一つの開口部12aはエンジンへの噴射弁設置時に
天方向(図3の矢印UP方向)に位置する。このストッ
パプレート11は、前記バルブシート8と同様にしてボ
デー1に位置合わせした状態で組み付けることができ
る。
【0026】このストッパープレート11を使用する
と、開口部12,12aを通じてベーパーの浮上と燃料
の降下が効果的に行われるため、ベーパーと燃料の置換
効率が一層向上し、ベーパーロックの防止あるいは低減
に有効である。なおストッパプレート9は、従来、ボデ
ー1に軸回り方向に関し位置合わせされることなく挿入
されるため、開口部12がエンジンへの設置時に天方向
に位置することは少なくベーパーの浮上をさえぎる場合
が多いうえ、例え開口部12がエンジンへの設置時に天
方向に位置しベーパーの浮上が可能となったとしても、
燃料の降下を可能とする開口部がないため、結局、ベー
パーと燃料の置換効率が悪かったが、本例のストッパー
プレート11によるとそのような不具合が改善される。
【0027】またストッパプレート11には、図4に正
面図で示されるようにU溝状開口部12aを複数(図は
2個を示す)とし、開口部12と合わせて軸方向に貫通
する開口部をその周方向に等間隔で複数設けることもで
きる。この場合も、3つの開口部12,12aのうち一
つの開口部がエンジンへの噴射弁設置時に天方向に位置
するようにボデー1に組み付ければよい。
【0028】
【発明の効果】請求項の発明の電磁式燃料噴射弁によ
ると、ベーパーが多量に発生した場合でも、バルブの先
端部回りのベーパーがベーパー浮上空間部へと速やかに
浮上できるので、バルブの先端部回りのベーパーが燃料
と効率よく置換され、よってベーパーロックの防止ある
いは低減が可能となり、高温再始動性の改良を実現する
ことができる。また、従来のものに比べてバルブの長さ
を長くすることなくベーパー浮上空間部を形成でき、ま
た、バルブのスライド支点間の距離が長くとれるためバ
ルブのこじれによる摺動部分の摩耗を防止できる
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の要部を示す断面図である。
【図2】図1の各部における燃料通路部を示す断面図で
ある。
【図3】ストッパプレートの別例を示す説明図である。
【図4】ストッパプレートのもう一つの別例を示す説明
図である。
【図5】電磁式燃料噴射弁を示す断面図である。
【図6】従来例の要部を示す断面図である。
【図7】図6の各部における燃料通路部を示す断面図で
ある。
【符号の説明】 9 バルブ 90 弁子部 92 スライド部 94a 小径軸部 8 バルブシート 80 噴射穴 82 中空穴 82a 大径穴部 16a 燃料通路部 16b ベーパー浮上空間部 13 アーマチュア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 61/16 F02M 51/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁子部を先端部に有するバルブと、その
    バルブを軸方向に関してスライド案内する中空穴を有し
    かつその先端に前記弁子部により開閉する噴射穴を有す
    るバルブシートと、前記バルブに形成されたフランジ部
    が当接することによって該バルブの後退位置を規制する
    ストッパプレートと、前記バルブの後端部に取り付けら
    れて前記ストッパプレートの後方に位置するアーマチュ
    アとが噴射弁ボデーに組込まれ、バルブシートとバルブ
    との間に形成される空間部を燃料通路部とする電磁式燃
    料噴射弁において、 前記バルブの先端部に前記バルブシートの中空穴内を摺
    動する1つのスライド部を設けるとともに、前記バルブ
    の後端部に取り付けられた前記アーマチュアを前記噴射
    弁ボデーに摺動可能に支持し、 前記バルブの前記スライド部と前記フランジ部とを、前
    記スライド部および前記フランジ部の軸径よりも小さい
    軸径の小径軸部によって連設することによって、前記燃
    料通路部の反噴射側半部における前記小径軸部の回り
    ベーパー浮上空間部を形成し、 前記バルブシートの中空穴には、前記バルブのフランジ
    部の移動を許容する大径穴部を形成し、 さらに、前記バルブシートの中空穴には、前記バルブの
    小径軸部の周辺部において前記大径穴部に連続しかつ前
    記バルブの前記スライド部および前記フランジ部の軸径
    よりも大きい穴径の大径穴部を形成した ことを特徴とす
    る電磁式燃料噴射弁。
JP01526195A 1995-02-01 1995-02-01 電磁式燃料噴射弁 Expired - Fee Related JP3327438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01526195A JP3327438B2 (ja) 1995-02-01 1995-02-01 電磁式燃料噴射弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01526195A JP3327438B2 (ja) 1995-02-01 1995-02-01 電磁式燃料噴射弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08210227A JPH08210227A (ja) 1996-08-20
JP3327438B2 true JP3327438B2 (ja) 2002-09-24

Family

ID=11883918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01526195A Expired - Fee Related JP3327438B2 (ja) 1995-02-01 1995-02-01 電磁式燃料噴射弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3327438B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5625016B2 (ja) * 2012-06-04 2014-11-12 日立オートモティブシステムズ株式会社 高圧燃料ポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08210227A (ja) 1996-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0352444B1 (de) Elektromagnetisch betätigbares Ventil und Verfahren zur Herstellung
RU2092735C1 (ru) Клапан с электромагнитным управлением
US20090200405A1 (en) Fuel injection valve
US7278594B2 (en) Fuel injector
JP5239965B2 (ja) 燃料噴射弁
CN103807065B (zh) 电磁式燃料喷射阀
US6341759B1 (en) Electromagnetic actuating valve and method for producing a magnetic casing for a valve
JPH0152587B2 (ja)
GB2170270A (en) Electromagnetic fuel injection valve
US6805309B2 (en) Fuel injector and method of manufacturing the same
US9038604B2 (en) Electromagnetically actuable valve
JP3327438B2 (ja) 電磁式燃料噴射弁
DE102010040898A1 (de) Brennstoffeinspritzventil
DE102010040914A1 (de) Brennstoffeinspritzventil
US20070008056A1 (en) Electromagnetic drive device
JP3274303B2 (ja) 電磁式燃料噴射弁
US8646749B2 (en) Electromagnetically actuatable valve
JP4340916B2 (ja) 燃料噴射弁
JP3039714B2 (ja) 電磁式燃料噴射弁
JP4432919B2 (ja) 燃料噴射弁
JP3326077B2 (ja) 筒内噴射用燃料噴射弁
JP2005282564A (ja) 燃料噴射弁
JP2648692B2 (ja) 燃料噴射弁
US20030075621A1 (en) Fuel injection sleeve armature
JP3439943B2 (ja) 燃料噴射弁

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees