JP3273837B2 - エンコーダ信号出力方法 - Google Patents

エンコーダ信号出力方法

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JP3273837B2 JP21855093A JP21855093A JP3273837B2 JP 3273837 B2 JP3273837 B2 JP 3273837B2 JP 21855093 A JP21855093 A JP 21855093A JP 21855093 A JP21855093 A JP 21855093A JP 3273837 B2 JP3273837 B2 JP 3273837B2
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隆臣 小島
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンコーダ信号出力方
法に関し、特に、電源投入時の粗精度とその後の精精度
の状態を示すプリロード信号を出力することにより、制
御装置側でいつから高精度制御に切換えるべきかが容易
に判断でき、効率のよい制御を行うことができるように
するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のエンコー
ダ信号出力方法としては、一般に、アブソリュートエン
コーダ信号を高分解能化するためには、ビット数分のト
ラックを符号板に形成し、精精度のエンコーダ信号を得
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のエンコーダ信号
出力方法は、以上のように構成されていたため、次のよ
うな課題が存在していた。すなわち、ビット数分のトラ
ックを符号板に形成すると、極めて高価となると共に、
制御装置側の受信回路も複雑な構成となり、小型化及び
低価格化の障害となっていた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、電源投入時の粗精度とその
後の精精度の状態を示すプリロード信号を出力すること
により、制御装置側でいつから高精度制御に切換えるべ
きかが容易に判断でき、効率のよい制御を行うことがで
きるようにしたエンコーダ信号出力方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるエンコーダ
信号出力方法は、U,V,W相コイルを有するモータの
回転軸に設けられたエンコーダからエンコーダ信号を出
力するようにしたエンコーダ信号出力方法において、電
源投入時の初期値を出力した時から再初期化迄の間は前
記モータの磁極データとして最低限必要な3ビット以上
の粗い分解能のエンコーダ信号で起動すると共に粗精度
であることを示すHレベルのプリロード信号を出力し、
前記エンコーダのU,V,W相データの所定区間通過後
に前記プリロード信号をLレベルとし前記エンコーダか
らのA相、B相インクリメンタル信号をカウントして精
精度の前記エンコーダ信号を得る方法である。
【0006】
【作用】本発明によるエンコーダ信号出力方法において
は、例えば、図2におけるU,V,W相におけるa,b
間の軸位置にて電源投入された場合、このa,b間の中
心値を初期値として出力すると共にプリロード信号を出
力し、所定区間a,b間を通過後にこのプリロード信号
がLレベルとなり、U,V,W相のデータを再初期化し
て出力し、その後は、精信号であるA,B相を用いて高
分解能の精精度にて軸データを出力することができる。
従って、初めの電源投入時の初期値を出力した時から再
初期化までの間は粗精度であることを示すHレベルのプ
リロード信号を出力し、精精度のA相、B相インクリメ
ンタル信号に基づくエンコーダ信号からなる軸データを
出力している時はLレベルのプリロード信号を出力する
機能を有するため、このプリロード信号のH,Lレベル
を判別することにより、制御装置側ではいつから高精度
制御に切換えればよいかがわかり、効率のよい制御を行
うことができる。
【0007】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるエンコーダ信
号出力方法の好適な実施例について詳細に説明する。図
1において符号1で示されるものはモータ2のエンコー
ダ(図示せず)の回転符号板のトラックからのU,V,
W相信号2a,2b,2cが入力される入力部であり、
この入力部1からの3ビットのU,V,Wデータ1aは
ロード制御部3及びカウンタ4に入力されている。
【0008】前記ロード制御部3には、電源投入信号5
及びエンコーダの符号板(図示せず)のZ相ストローブ
信号6が入力され、このロード制御部3からはプリロー
ド信号3aが出力されると共にロード指令3bがカウン
タ4に出力されている。
【0009】前記カウンタ4には、アップ/ダウン回路
10からのアップ信号10a及びダウン信号10bが入
力されていると共に、このアップ/ダウン回路10には
前記回転符号板のA相、B相インクリメンタル信号1
1,12が入力されている。なお、前記エンコーダは前
記U,V,W相信号2a,2b,2cとA相、B相イン
クリメンタル信号11,12を出力する前記回転符号板
を有している。
【0010】前記カウンタ4からは、エンコーダ信号で
あるパラレル出力4aが出力されると共にパラレル/シ
リアル変換器13を介してエンコーダ信号であるシリア
ル出力4bが出力されるように構成されている。
【0011】次に、動作について述べる。例えば、図2
におけるU,V,W相データ1aの所定区間であるa,
b間のモータの回転軸(図示せず)の軸位置にて電源投
入された場合、このa,b間の中心値を初期値としてパ
ラレル出力4aあるいはシリアル出力4bとして出力
し、a,b間を通過後にこのプリロード信号3aがこれ
までのHレベルからLレベルになる。その後、U,V,
W相データ1aは再初期化して出力された後、精信号で
あるA,B相インクリメンタル信号11,12を用いて
高分解能の精精度にてパラレル出力4a及びシリアル出
力4bによって軸データを出力することができる。
【0012】従って、初めの電源投入時の初期値を出力
した時から再初期化迄の間は、モータの磁極データとし
て最低限必要な3ビット以上の粗い分解能で起動すると
共に、粗精度であることを示すHレベルのプリロード信
号3aを出力し、精精度のA相、B相インクリメンタル
信号11,12に基づくパラレル出力4a又はシリアル
出力4bからなるエンコーダ信号からなる軸データが図
2の軸データと角度の特性図で示すように出力される。
また、この軸データを出力している時は、プリロード信
号3aはLレベルとなっている。従って、このプリロー
ド信号3aがL,H何れのレベルであるかにより、エン
コーダ信号が粗精度か精精度であるかを判別することが
でき、図示しない制御装置側にて制御操作を確実かつ容
易化することができるものである。なお、図示していな
いが、前述のモータの回転軸にエンコーダが結合された
モータエンコーダを本実施例では使用しているものであ
る。
【0013】
【発明の効果】本発明によるエンコーダ信号出力方法
は、以上のように構成されているため、符号板のトラッ
ク数を少なくし、高分解能アブソリュートエンコーダを
小型かつ安価に提供することができる。また、電源投入
時の粗精度とその後の精精度の状態をプリロード信号を
用いて判別することができ、制御装置側でいつから高精
度制御に切換えればよいかが容易に分かり、効率よくス
ムーズに制御できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエンコーダ信号出力方法を示すブ
ロック図である。
【図2】動作時の波形図である。
【符号の説明】
3a プリロード信号 4a,4b エンコーダ信号(パラレル出力、シリア
ル出力) a,b 所定区間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 6/16 G01D 5/245 H03M 1/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U,V,W相コイルを有するモータ(2)
    の回転軸に設けられたエンコーダからエンコーダ信号(4
    a,4b)を出力するようにしたエンコーダ信号出力方法に
    おいて、電源投入時の初期値を出力した時から再初期化
    迄の間は前記モータの磁極データとして最低限必要な3
    ビット以上の粗い分解能のエンコーダ信号(4a,4b)で起
    動すると共に粗精度であることを示すHレベルのプリロ
    ード信号(3a)を出力し、前記エンコーダのU,V,W相
    データ(1a)の所定区間(a,b)通過後に前記プリロード信
    号(3a)をLレベルとし前記エンコーダからのA相、B相
    インクリメンタル信号(11,12)をカウントして精精度の
    エンコーダ信号(4a,4b)を得ることを特徴とするエンコ
    ーダ信号出力方法。
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