JP3224919B2 - レゾルバ角度データ出力方法及びレゾルバ装置 - Google Patents
レゾルバ角度データ出力方法及びレゾルバ装置Info
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Description
力方法及びレゾルバ装置に関し、特に、停電時において
低消費電力で粗のレゾルバ角度データを得るための新規
な改良に関する。
としては、例えば、特開昭63−318725号公報に
開示されているように、1相又は2相等の非パルス状の
励磁信号を励磁電源から供給していた。
上のように構成されていたため、次のような課題が存在
していた。すなわち、非停電時には何ら問題は発生しな
いが、停電時に電池バックアップによってレゾルバを作
動させる場合、励磁電源の消費電流が大きく、電池でバ
ックアップするには長時間は困難で、工場で用いる場合
には大きい課題となっていた。
めになされたもので、特に、停電時において低消費電力
で粗のレゾルバ角度データを得るようにしたレゾルバ角
度データ出力方法及びレゾルバ装置を提供することを目
的とする。
ータ出力方法は、非停電時にはレゾルバ部に非パルス状
の励磁電源を印加し、前記レゾルバ部から得られたA相
出力とB相出力をR/D変換器でデジタル変換すること
により精のレゾルバ角度データを出力し、停電時には前
記レゾルバ部に励磁パルスを印加し、前記レゾルバ部か
ら得られたA相出力とB相出力を各々A相用コンパレー
タ及びB相用コンパレータで出力電圧比較レベルである
+1,−1のレベルと比較することにより、前記各コン
パレータから得られたデジタル信号の組合せに基づき8
分割/1回転の粗のレゾルバ角度 データ(9a)を出力する
構成である。また、本発明のレゾルバ装置は、レゾルバ
部の1次側に接続されたパルス発生回路と、前記レゾル
バ部の1次側に第1スイッチを介して接続された励磁電
源と、前記レゾルバ部の2次側に第2スイッチを介して
接続されたA/D変換器と、前記レゾルバ部の2次側に
接続されたA相用コンパレータ及びB相用コンパレータ
と、前記コンパレータに接続された角度データ変換回路
とを備え、前記パルス発生回路からの励磁パルスに基づ
いて非停電時にはレゾルバ部に非パルス状の励磁電源を
印加し、前記レゾルバ部から得られたA相出力とB相出
力をR/D変換器でデジタル変換することにより精のレ
ゾルバ角度データを出力し、停電時には前記レゾルバ部
に励磁パルスを印加し、前記レゾルバ部から得られたA
相出力とB相出力を各々A相用コンパレータ及びB相用
コンパレータで出力電圧比較レベルである+1,−1の
レベルと比較することにより、前記各コンパレータから
得られたデジタル信号の組合せに基づき8分割/1回転
の粗のレゾルバ角度データを出力する構成である。
は、非停電時にはレゾルバ部に非パルス状の励磁電源を
印加し、前記レゾルバ部から得られたA相出力とB相出
力をR/D変換器でデジタル変換することにより精のレ
ゾルバ角度データを出力し、停電時には前記レゾルバ部
に励磁パルスを印加し、前記レゾルバ部から得られたA
相出力とB相出力を各々A相用コンパレータ及びB相用
コンパレータで出力電圧比較レベルである+1,−1の
レベルと比較することにより、前記各コンパレータから
得られたデジタル信号の組合せに基づき8分割/1回転
の粗のレゾルバ角度データ(9a)を出力する。また、本発
明のレゾルバ装置においては、レゾルバ部の1次側に接
続されたパルス発生回路と、前記レゾルバ部の1次側に
第1スイッチを介して接続された励磁電源と、前記レゾ
ルバ部の2次側に第2スイッチを介して接続されたA/
D変換器と、前記レゾルバ部の2次側に接続されたA相
用コンパレータ及びB相用コンパレータと、前記コンパ
レータに接続された角度データ変換回路とを備え、前記
パルス発生回路からの励磁パルスに基づいて非停電時に
はレゾルバ部に非パルス状の励磁電源を印加し、前記レ
ゾルバ部から得 られたA相出力とB相出力をR/D変換
器でデジタル変換することにより精のレゾルバ角度デー
タを出力し、停電時には前記レゾルバ部に励磁パルスを
印加し、前記レゾルバ部から得られたA相出力とB相出
力を各々A相用コンパレータ及びB相用コンパレータで
出力電圧比較レベルである+1,−1のレベルと比較す
ることにより、前記各コンパレータから得られたデジタ
ル信号の組合せに基づき8分割/1回転の粗のレゾルバ
角度データを出力する。従って、停電時においては、電
池バックアップにより励磁パルスをレゾルバ部に印加す
ることにより、消費電流を少なくすることができ、停電
時のロボット等の絶対位置を検出することができる。
データ出力方法及びレゾルバ装置の好適な実施例につい
て詳細に説明する。図1において符号1で示されるもの
は励磁パルス1aを出力するためのパルス発生回路であ
り、この励磁パルス1aはレゾルバ部2の1次側2aの
ロータとしての1次コイル3に印加されている。
たステータとしての一対の2次コイル4,4Aから出力
されるA相出力5及びB相出力6は、A相用コンパレー
タ7及びB相用コンパレータ8に印加され、これらの各
コンパレータ7,8からのA相用デジタル出力7aとB
相用デジタル出力8aは角度データ変換回路9を介して
レゾルバ角度データ9aとして出力される。
角度データ9aを得る場合について述べる。まず、励磁
パルス1aを1次コイル3に印加した状態で、1次コイ
ル3を角度θだけ回転させると、図2に示すように、励
磁パルス1aに応じた各角度ごとのA相出力5及びB相
出力6が出力され、各コンパレータ7,8において、図
3で示されるように出力電圧レベル(1)と(-1)で比較さ
れる。
パレータ7,8からのA相用及びB相用デジタル信号7
a,8aは、各角度範囲及び各角度ごとにデジタル値で
出力され、粗のレゾルバ角度データ9aが得られる。
3に第1スイッチ20を介して励磁電源21が接続さ
れ、2次コイル4,4Aには第2スイッチ22を介して
R/DとしてのA/D変換器23が接続されており、各
スイッチ20,22を図5のように切換えている場合
は、図1と同様の粗のレゾルバ角度データ9aが得ら
れ、停電時の電池バックアップ時の状態である。
切換えると、パルス発生回路1が励磁電源21に切換わ
り、各コンパレータ7,8がA/D変換器23に切換わ
り、非停電の通常使用時における精のレゾルバ角度デー
タ9aAが得られる。なお図1と同一部分は同一符号を
付し、その説明は省略する。
め、停電時の消費電流を少なくし、電池バックアップ時
の寿命及び信頼性を大幅に向上させることができる。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 非停電時にはレゾルバ部(2)に非パルス
状の励磁電源(21)を印加し、前記レゾルバ部(2)から得
られたA相出力(5)とB相出力(6)をR/D変換器(23)で
デジタル変換することにより精のレゾルバ角度データ(9
aA)を出力し、停電時には前記レゾルバ部(2)に励磁パル
ス(1a)を印加し、前記レゾルバ部(2)から得られたA相
出力(5)とB相出力(6)を各々A相用コンパレータ(7)及
びB相用コンパレータ(8)で出力電圧比較レベルである
+1,−1のレベルと比較することにより、前記各コン
パレータ(7,8)から得られたデジタル信号(7a,8a)の組合
せに基づき8分割/1回転の粗のレゾルバ角度データ(9
a)を出力することを特徴とするレゾルバ角度データ出力
方法。 - 【請求項2】 レゾルバ部(2)の1次側(2a)に接続され
たパルス発生回路(1)と、前記レゾルバ部(2)の1次側(2
a)に第1スイッチ(20)を介して接続された励磁電源(21)
と、前記レゾルバ部(2)の2次側(2b)に第2スイッチ(2
2)を介して接続されたA/D変換器(23)と、前記レゾル
バ部(2)の2次側(2b)に接続されたA相用コンパレータ
(7)及びB相用コンパレータ(8)と、前記コンパレータ
(7,8)に接続された角度データ変換回路(9)とを備え、前
記パルス発生回路(1)からの励磁パルス(1a)に基づいて
非停電時にはレゾルバ部(2)に非パルス状の励磁電源(2
1)を印加し、前記レゾルバ部(2)から得られたA相出力
(5)とB相出力(6)をR/D変換器(23)でデジタル変換す
ることにより精のレゾルバ角度データ(9aA)を出力し、
停電時には前記レゾルバ部(2)に励磁パルス(1a)を印加
し、前記レゾルバ部(2)から得られたA相出力(5)とB相
出力(6)を各々A相用コンパレータ(7)及びB相用コンパ
レータ(8)で出力電圧比較レベルである+1,−1のレ
ベルと比較することにより、前記各コンパレータ(7,8)
から得られたデジタル信号(7a,8a)の組合せに基づき8
分割/1回転の粗のレゾルバ角度データ(9a)を出力する
ことを特徴とするレゾルバ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26119393A JP3224919B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | レゾルバ角度データ出力方法及びレゾルバ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26119393A JP3224919B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | レゾルバ角度データ出力方法及びレゾルバ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07113658A JPH07113658A (ja) | 1995-05-02 |
JP3224919B2 true JP3224919B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=17358441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26119393A Expired - Lifetime JP3224919B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | レゾルバ角度データ出力方法及びレゾルバ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3224919B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19937737C2 (de) * | 1999-08-10 | 2003-10-30 | Pilz Gmbh & Co | Vorrichtung zum sicheren Überwachen der Drehbewegung einer Welle |
DE102006046531A1 (de) * | 2006-09-29 | 2008-04-03 | Dr. Johannes Heidenhain Gmbh | Drehgeber und Verfahren zu dessen Betrieb |
DE102008054973A1 (de) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Dr. Johannes Heidenhain Gmbh | Umdrehungszähler und Verfahren zum Feststellen der Umdrehungszahl einer Welle |
JP5906382B2 (ja) * | 2012-02-10 | 2016-04-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | レゾルバデジタル変換装置およびレゾルバ回転位置情報検出方法 |
WO2015059911A1 (ja) * | 2013-10-21 | 2015-04-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 回転数検出装置 |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP26119393A patent/JP3224919B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07113658A (ja) | 1995-05-02 |
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