JP2001041771A - レゾルバ角度データ出力方法及びレゾルバ装置 - Google Patents
レゾルバ角度データ出力方法及びレゾルバ装置Info
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Abstract
形式とすることにより、低消費電力で粗のレゾルバ角度
データを得ることを目的とする。 【解決手段】 本発明によるレゾルバ角度データ出力方
法及びレゾルバ装置は、レゾルバ部(2)に励磁パルス(1
a)を印加し、このレゾルバ部(2)から得たA及びB相出
力(5,6)をコンパレータ(7,8)で比較レベルと比較してデ
ジタル信号(7a,8a)を得ることによりレゾルバ角度デー
タ(9a)を得る構成である。
Description
タ出力方法及びレゾルバ装置に関し、特に、停電時にお
いて低消費電力で粗のレゾルバ角度データを得るための
新規な改良に関する。
としては、例えば、特開昭63−318725号公報に
開示されているように、1相又は2相等の非パルス状の
励磁信号を励磁電源から供給していた。
上のように構成されていたため、次のような課題が存在
していた。すなわち、非停電時には何ら問題は発生しな
いが、停電時に電池バックアップによってレゾルバを作
動させる場合、励磁電源の消費電流が大きく、電池でバ
ックアップするには長時間は困難で、工場で用いる場合
には大きい課題となっていた。
めになされたもので、特に、停電時において低消費電力
で粗のレゾルバ角度データを得るようにしたレゾルバ角
度データ出力方法及びレゾルバ装置を提供することを目
的とする。
度データ出力方法は、レゾルバ部に励磁パルスを印加
し、前記レゾルバ部から得られたA相出力とB相出力を
各々A相用コンパレータ部及びB相用コンパレータ部で
基準電圧源と比較し、前記各コンパレータ部から得られ
たディジタル信号の組合わせによりレゾルバ角度データ
を得るようにしたレゾルバ角度データ出力方法におい
て、前記励磁パルスは、パルス信号発生回路から発生さ
れるディジタルパルス信号でスイッチング素子をオン/
オフすることにより、直流電源からの供給電圧をオン/
オフして得ると共に、前記A相出力及びB相出力は、各
々ローパスフィルタを経た後に前記各A相用コンパレー
タ部及びB相用コンパレータ部の基準電圧源が入力され
るA相用コンパレータ及びB相用コンパレータに入力さ
れ、前記A相用及びB相用コンパレータから前記ディジ
タル信号を得る方法であり、また、前記スイッチング素
子は、非停電時には非駆動とされ、停電時のみオン/オ
フ駆動される方法である。また、本発明によるレゾルバ
装置は、レゾルバ部に励磁パルスを印加し、前記レゾル
バ部から得られたA相出力とB相出力を各々A相用コン
パレータ部及びB相用コンパレータ部で基準電圧源と比
較し、前記各コンパレータ部から得られたディジタル信
号の組合わせによりレゾルバ角度データを得るようにし
たレゾルバ装置において、前記励磁パルスを発生するた
めのパルス発生回路は、ディジタルパルス信号を波形整
形するための第1波形整形回路と、直流電源及び前記第
1波形整形回路に接続されたスイッチング素子と、前記
スイッチング素子に接続された第2波形整形回路とから
なり、前記A相、B相コンパレータ部は、ローパスフィ
ルタと、このローパスフィルタの出力信号及び前記基準
電圧源が入力されるA相、B相用コンパレータとからな
る構成であり、また、前記レゾルバ部の1次側に第1ス
イッチを介して接続された励磁電源と、前記レゾルバ部
の2次側に第2スイッチを介して接続されたA/D変換
器とを備えた構成であり、また、前記レゾルバ部の1次
側に第1スイッチを介して接続されたフィードバック回
路と、前記レゾルバ部の2次側に第2スイッチを介して
接続された2相励磁電源とを備えた構成である。
ゾルバ角度データ出力方法及びレゾルバ装置の好適な実
施の形態について詳細に説明する。図1において符号1
で示されるものは励磁パルス1aを出力するためのパル
ス発生回路であり、この励磁パルス1aはレゾルバ部2
の1次側2aのロータとしての1次コイル3に印加され
ている。
たステータとしての一対の2次コイル4,4Aから出力
されるA相出力5及びB相出力6は、A相用コンパレー
タ部7及びB相用コンパレータ部8に印加され、これら
の各コンパレータ部7,8からのA相用ディジタル信号
7aとB相用ディジタル信号8aは角度データ変換回路
9を介してレゾルバ角度データ9aとして出力される。
角度データ9aを得る場合について述べる。まず、励磁
パルス1aを1次コイル3に印加した状態で、1次コイ
ル3を角度θだけ回転させると、図2に示すように、励
磁パルス1aに応じた各角度ごとのA相出力5及びB相
出力6が出力され、各コンパレータ部7,8において、
図3で示されるように出力電圧レベル(1)と(−1)
で比較される。
に、各コンパレータ部7,8からのA相用及びB相用デ
ィジタル信号7a,8aは、各角度範囲及び各角度ごと
のにディジタル値で出力され、粗のレゾルバ角度データ
9aが得られる。
には図6で示されるように構成されている。すなわち、
TTLレベルのパルス信号発生回路11から得られたデ
ィジタルパルス信号11a(図8で示す)は、直流カッ
ト用のコンデンサC1を経て各抵抗R1,R2とコンデ
ンサC2及びダイオードD1と抵抗R3のネットワーク
からなる第1波形整形回路12で波形整形された後にス
イッチング素子13のベースBに印加されてスイッチン
グ素子13がオン/オフ駆動される。
抵抗R4を介して接地され、そのコレクタCは抵抗R5
を介して例えば7.2Vの直流電源14に接続されてい
ると共にコンデンサC3及びダイオードD2とからなる
第2波形整形回路15に接続され、この第2波形整形回
路15から前記励磁パルス1aが出力されるように構成
されている。すなわち、前記ディジタルパルス信号11
a(図8に示す)が第1波形整形回路12を介してスイ
ッチング素子13に印加されると、スイッチング素子1
3のコレクタC−エミッタE間のオン/オフにより直流
電源14に基づくアナログ形式の励磁パルス1a(図9
に示す)が得られる。
7,8は、図3で示されるように構成されている。すな
わち、図3では一方しか示していないが、A相用もB相
用も全く同一であるので、ここでは一方のみ示して説明
するものとする。図3において、符号30で示されるも
のは、前記A相出力5又はB相出力6が印加され、抵抗
R10,R11及びコンデンサC10,C11のネット
ワークからなるローパスフィルタであり、このローパス
フィルタ30を経た前記A相出力5又はB相出力6は、
基準電圧源31が反転入力端子32に入力されるA相用
コンパレータ34又はB相用コンパレータ35の非反転
入力端子33に出力信号5a又は6a(図9に示す)と
して入力され、前述したように、図3、図4、図5の処
理を経てA相用ディジタル信号7a及びB相用ディジタ
ル信号8aとして角度データ変換回路9に入力されてレ
ゾルバ角度データ9aが得られる。なお、前述の図2の
構成は、停電時に外部電源であるバッテリー等の直流電
源14を用いてパルス発生回路1を作動させ、励磁パル
ス1aでレゾルバ部2を励磁しているが、非停電時に
は、別に設けた励磁電源により非パルス状の励磁信号で
レゾルバ部2を励磁する。
ル3に第1スイッチ40を介して励磁電源41が接続さ
れ、2次コイル4,4Aには第2スイッチ42を介して
R/DとしてのA/D変換器43が接続されており、各
スイッチ40,42を図10のように切換えている場合
は、図1と同様の粗のレゾルバ角度データ9aが得ら
れ、停電時の電池バックアップ時の状態である。
に切換えると、パルス発生回路1が励磁電源41に切換
わり、各コンパレータ部7,8がA/D変換器43に切
換わり、非停電の通常使用時における精のレゾルバ角度
データ9aAが得られる。なお、図1と同一部分は同一
符号を付し、その説明は省略する。
ッチ40に精のレゾルバ角度データ9aAを出力するた
めのフィードバック回路50を接続し、第2スイッチ4
2に2相励磁電源51を接続した構成で、図10と同一
部分には同一符号を付し、その説明は省略する。なお、
図6、図7の抵抗、コンデンサの値は一例であり、レゾ
ルバの特性、停電時動作条件等によって変更され得る。
また、第1波形整形回路、第2波形整形回路、ローパス
フィルタの構成素子数は必要に応じて増減でき、図8及
び図9の時間幅、電圧値も一例を示したものである。
め、停電時の消費電流を少なくし、電池バックアップ時
の寿命及び信頼性を大幅に向上させることができる。
る。
細回路図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 レゾルバ部(2)に励磁パルス(1a)を印加
し、前記レゾルバ部(2)から得られたA相出力(5)とB相
出力(6)を各々A相用コンパレータ部(7)及びB相用コン
パレータ部(8)で基準電圧源(31)と比較し、前記各コン
パレータ部(7,8)から得られたディジタル信号(7a,8a)の
組合わせによりレゾルバ角度データ(9a)を得るようにし
たレゾルバ角度データ出力方法において、前記励磁パル
ス(1a)は、パルス信号発生回路(11)から発生されるディ
ジタルパルス信号(11a)でスイッチング素子(13)をオン
/オフすることにより、直流電源(14)からの供給電圧を
オン/オフして得ると共に、前記A相出力(5)及びB相
出力(6)は、各々ローパスフィルタ(30)を経た後に前記
各A相用コンパレータ部(7)及びB相用コンパレータ部
(8)の基準電圧源(31)が入力されるA相用コンパレータ
(34)及びB相用コンパレータ(35)に入力され、前記A相
用及びB相用コンパレータ(34,35)から前記ディジタル
信号(7a,8a)を得ることを特徴とするレゾルバ角度デー
タ出力方法。 - 【請求項2】 前記スイッチング素子(13)は、非停電時
には非駆動とされ、停電時のみオン/オフ駆動されるこ
とを特徴とする請求項1記載のレゾルバ角度データ出力
方法。 - 【請求項3】 レゾルバ部(2)に励磁パルス(1a)を印加
し、前記レゾルバ部(2)から得られたA相出力(5)とB相
出力(6)を各々A相用コンパレータ部(7)及びB相用コン
パレータ部(8)で基準電圧源(31)と比較し、前記各コン
パレータ部(7,8)から得られたディジタル信号(7a,8a)の
組合わせによりレゾルバ角度データ(9a)を得るようにし
たレゾルバ装置において、前記励磁パルス(1a)を発生す
るためのパルス発生回路(1)は、ディジタルパルス信号
(11a)を波形整形するための第1波形整形回路(12)と、
直流電源(14)及び前記第1波形整形回路(12)に接続され
たスイッチング素子(13)と、前記スイッチング素子(13)
に接続された第2波形整形回路(15)とからなり、前記A
相、B相コンパレータ部(7,8)は、ローパスフィルタ(3
0)と、このローパスフィルタ(30)の出力信号(5a,6a)及
び前記基準電圧源(31)が入力されるA相、B相用コンパ
レータ(34,35)とからなることを特徴とするレゾルバ装
置。 - 【請求項4】 前記レゾルバ部(2)の1次側(2a)に第1
スイッチ(40)を介して接続された励磁電源(41)と、前記
レゾルバ部(2)の2次側(2b)に第2スイッチ(42)を介し
て接続されたA/D変換器(43)とを備えたことを特徴と
する請求項3記載のレゾルバ装置。 - 【請求項5】 前記レゾルバ部(2)の1次側(2a)に第1
スイッチ(40)を介して接続されたフィードバック回路(5
0)と、前記レゾルバ部(2)の2次側(2b)に第2スイッチ
(42)を介して接続された2相励磁電源(51)とを備えたこ
とを特徴とする請求項3記載のレゾルバ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11218822A JP2001041771A (ja) | 1999-08-02 | 1999-08-02 | レゾルバ角度データ出力方法及びレゾルバ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11218822A JP2001041771A (ja) | 1999-08-02 | 1999-08-02 | レゾルバ角度データ出力方法及びレゾルバ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001041771A true JP2001041771A (ja) | 2001-02-16 |
Family
ID=16725902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11218822A Pending JP2001041771A (ja) | 1999-08-02 | 1999-08-02 | レゾルバ角度データ出力方法及びレゾルバ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001041771A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100917549B1 (ko) | 2007-12-28 | 2009-09-16 | 엘에스산전 주식회사 | 레졸버 여자 전압 조정 장치 및 그 방법 |
JP2012103130A (ja) * | 2010-11-10 | 2012-05-31 | Nsk Ltd | 回転角度検出装置及びこれを使用した電動パワーステアリング装置 |
CN103217094A (zh) * | 2012-01-18 | 2013-07-24 | 侯中权 | 伺服马达位置回馈装置及方法 |
-
1999
- 1999-08-02 JP JP11218822A patent/JP2001041771A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100917549B1 (ko) | 2007-12-28 | 2009-09-16 | 엘에스산전 주식회사 | 레졸버 여자 전압 조정 장치 및 그 방법 |
JP2012103130A (ja) * | 2010-11-10 | 2012-05-31 | Nsk Ltd | 回転角度検出装置及びこれを使用した電動パワーステアリング装置 |
CN103217094A (zh) * | 2012-01-18 | 2013-07-24 | 侯中权 | 伺服马达位置回馈装置及方法 |
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