JP3272023B2 - 白血球減少治療剤 - Google Patents

白血球減少治療剤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンテロコッカス(En
terococcus)属に属する微生物の菌体又はその処理物を
含有する白血球減少予防治療剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヒトの腸管内には100種類、100兆
個といわれる腸内菌が生息している。腸内菌の存在は一
つのエコシステム(生態系)として把握することができ
る。すなわち、腸内菌叢(フローラ)の構成微生物の種
類と量は、微生物相互間及び宿主生体との間の相互依
存、拮抗などの相互作用等の複雑な関係を維持しながら
存在している。この腸内菌叢は、あたかも一つの臓器で
あるとみることができ、その宿主生体における役割の重
要性がますます広く認識されつつある。その役割の範囲
は、発生分化、免疫活性、栄養(消化吸収)、癌、心臓
病、脳疾患をはじめとする成人病や消化器疾患などの各
種疾患、ひいては老化、寿命にいたるまで、直接的又は
間接的に関連しているものと思われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】既に癌の化学療法剤
(制癌剤)のいくつかが治療に供されているが、癌細胞
の破壊もさることながら、化学療法剤投与による副作用
とりわけ白血球(好中球)減少が著しく、免疫不全や菌
交代等により更に重篤な事態を招く例が多い。従って、
化学療法剤の最大の問題点である白血球減少は、骨髄移
植時や再生不良貧血等の疾患においても重大であり、か
かる白血球減少を予防、治療し、しかも副作用のない薬
剤が求められている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、研究の結
果、ヒトの腸管由来(ヒトの腸内常在性)の腸球菌であ
るエンテロコッカス(Enterococcus)属に属する微生物
に白血球減少を予防ないし治療する作用を見い出した。
更に、本菌はヒトの腸管内の常在菌の一種であるところ
から、経口摂取による毒性は実質上全く認められないこ
とより、本発明をするに至ったものである。
【0005】本発明に用いられるエンテロコッカス属に
属する微生物としては、エンテロコッカス・フェカリス
Enterococcus faecalis)やエンテロコッカス・フェシ
ウム(Enterococcus faecium)があげられるが、特に有
用な菌株は、本発明者により健常者の糞便から分離され
た新菌株のエンテロコッカス・フェカリス(Enterococc
us faecalis)NF−1011である。該菌株は工業技術
院微生物工業技術研究所に微工研菌寄第12564号と
して寄託されている。
【0006】以下にエンテロコッカス・フェカリスNF
−1011の分離手段及び同菌株の菌学的及び生理学的
性質を示す。
【0007】(1)分離手段 健常者の糞便の加熱滅菌水による10倍希釈物を、適切
な選択培地(KMN寒天平板及びSF寒天平板)に塗抹
し、好気条件下37℃で、48〜72時間培養し、菌集
落を出現させた。この菌集落を別の同種平板培地に画線
塗抹し、同様に培養して菌集落を再び出現させた。同じ
操作を数回繰り返し、単一の菌種だけからなる単一集落
を分離した。この新分離菌株について、菌学的(形態
的、生化学的及び血清学的)性状を調べ、エンテロコッ
カス・フェカリス(Enterococcus faecalis)に属すると
分類同定した。
【0008】 (2)菌学的及び生理学的性質 ───────────────────────── 性状 判定 ───────────────────────── グラム染色性 + 菌形態 球形 カタラーゼ − 溶血性 α 血清群 D 増殖性 10℃ + 45℃ + 50℃ + 熱耐性 60℃ 30分 + 胆汁エスクリン添加培地での生育 + pH9.6培地での生育 + 6.5%食塩添加培地での生育 + メチレンブルー還元性 + ゼラチン液化 − 0.01%TTC添加培地での生育 + テルライト添加培地での生育 + 酸生成の有無 グリセロール + L−アラビノース − D−リボース + D−キシロース − D−グルコース + D−ガラクトース + D−フラクトース + D−マンノース + マルトース + マンニトール + シュクロース + L−ソルボース − D−ソルビトール + L−ラムノース − ラクトース + アミグダリン + エスクリン + セロビオース + メリビオース − イヌリン − メレジトース + ───────────────────────── +;陽性、−;陰性 TTC;2,3,5−トリフェニルテトラゾリウムクロ
リド
【0009】(培地)本発明に用いられる微生物培養用
の代表的培地としては、以下に示す組成のロゴサ液体培
地を用いることができる。 トリプチケース 10 g 酵母エキス 5 g トリプトース 3 g リン酸一カリウム 3 g リン酸二カリウム 3 g クエン酸三アンモニウム 2 g ツイーン80(界面活性剤) 1 g グルコース 20 g システイン塩酸塩 0.2 g 塩類溶液(1) 5 ml 蒸留水 1,000 ml (pHを水酸化ナトリウム溶液で7.0に調整、121℃15分間加熱滅菌) (1)塩類溶液;MgSO4 ・7H2 O 11.5 g FeSO4 ・7H2 O 0.68g MnSO4 ・2H2 O 2.4 g 蒸留水 100 ml
【0010】(培養法)エンテロコッカス属に属する微
生物をロゴサ液体培地10mlに接種し、37℃にて10
〜16時間好気的に静置培養(前培養)し、約109
/mlの培養液(シード)を得る。これを10リットルの
滅菌ロゴサ液体培地に加え、同様に静置培養する。
【0011】(集菌、洗浄及び乾燥法)上述のようにし
て得られた培養液を8,000〜12,000rpm にて
遠心分離操作を行い、生菌体(沈殿物)を得る。生菌体
を生理食塩水(0.85%NaCl水溶液)で2回洗浄
(同様に遠心分離操作)した後、蒸留水に懸濁して菌液
(約1011個/ml)100mlを得る。
【0012】得られた生菌体懸濁液を110℃で10分
間加熱して死菌体懸濁液を得る。次に、熱風乾燥法ある
いは凍結乾燥法など適宜な方法で乾燥処理し、乾燥死菌
体を得る。
【0013】本発明剤は、上記のようにして得られた死
菌体或いはこれらの磨砕物、水抽出物を用いることがで
きる。これらを製剤するにはでんぷん、乳糖、大豆タン
パク等の担体、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、安定
剤、矯味矯具剤等の添加剤を用いて周知の方法で錠剤や
顆粒剤に製剤される。
【0014】使用量は、症状、年令等により異なるが、
有効成分として1日0.002〜0.1g/kg体重を通常
成人に対して1日1回又は数回に分けて投与することが
できる。
【0015】
【発明の効果】本発明のエンテロコッカス属菌は腸内乳
酸球菌であるので毒性がなく、副作用もなく、制癌剤、
免疫抑制剤等の化学療法剤投与による白血球減少に対し
て、予防又は治療効果がある。
【0016】
【実施例】
実施例1.(菌体の調製)Enterococcus faecalis NF−1011をロゴサ液体培
地10リットルに接種(菌数;106 個/ml)し、37
℃にて16時間静置培養し、生菌数約109 個/mlの培
養液を得た。得られた培養液を12,000rpm で遠心
分離して集菌し、これを生理食塩水(0.85%NaC
l水溶液)で2回洗浄して、100ml蒸留水に懸濁し、
菌液を得た。この菌液を110℃で10分間加熱後、凍
結乾燥により死菌体菌末を得た。
【0017】実施例2.ICR系マウス(雄性、6週
令、体重23±2g)を、マウス用固形飼料(CE−
2、日本クレア製)及び滅菌水道水を与え、室温(25
±2℃)、湿度60±10%で1週間予備飼育した。こ
のマウスを2群(1群5匹)に分け、一方の群には実施
例1で得た菌体標品を0.25%配合した飼料を経口投
与し、7日目から5%エタノール含有飲料水を自由摂取
させた。他方の群には、菌体標品を含まない飼料を経口
投与し、7日目から同様に5%エタノール含有飲料水を
自由摂取させた。両群ともに、エタノール含有飲料水投
与から28日間飼育した。
【0018】エタノール含有飲料水投与7日目と28日
目に眼窩静脈から採血し、白血球数を血球計測盤で測定
した。表1に白血球数を示した。上記の菌体標品投与群
において、アルコール経口摂取に基づく白血球減少に対
する改善、治療効果が観察された。
【0019】 表1 ───────────────────────── エタノール投与日数 ────────────────── 7 28 ───────────────────────── 対照群 5100±591 4030±760 菌体投与群 4933±262 5830±83 ───────────────────────── 数値は平均値±SD(μl当たり)
【0020】実施例3.健常犬(雑種、1〜3歳、雄性
又は雌性、体重約10kg)にAGF社製ドッグフード
(乾燥及び缶詰)及び飲料水を与え、通常の飼育環境に
て飼育した。
【0021】各犬に10mg/kgのシクロホスファミド
(エンドキサン、シオノギ製薬)を連続3日間、静脈内
投与し、実験的に白血球減少症を起こさせた。1群15
匹ずつの2群に分け、シクロホスファミド投与と同時
に、一方の群には実施例1で得た菌体標品を生理食塩水
(0.85%NaCl水溶液)に溶解又は懸濁し、10
0mg/kg体重の割合で摂取するように飼料に混ぜて、1
日1回、14日間連続経口投与した。他方の群には、菌
体標品を含まない飼料を同様に投与した。両群動物の全
匹について、実験中の一般的健康状態の観察、血液性状
及び骨髄の検査を行った。
【0022】(1)白血球数に及ぼす効果 菌体標品を含まない飼料を投与した対照群では、シクロ
ホスファミド投与後8日目に白血球数が最低となりその
後上昇した。一方、上記の菌体標品投与群では、白血球
数が最低値であったのは7日目であり、対照群よりも早
い回復、改善への転換が見られ、更に白血球数も対照群
より多い傾向があった(図1)。
【0023】(2)骨髄像 常法による骨髄穿刺を行って採取した骨髄成分を塗抹、
観察して骨髄像を求めた。シクロホスファミド投与か
ら、5、11及び14日目の顆粒球系細胞総数(M)の
赤芽球系細胞総数(E)に対する比(M/E比)を表2
に示した。特に5日目の対照群のM/E比が著しい低値
を示しているのに対して、菌体標品投与群においてM/
E比の増大が観察され、菌体標品の投与によって化学療
法剤使用に伴う骨髄機能抑制の改善、好中球(白血球)
産生の促進が認められた。
【0024】 表2 ───────────────────────── 日数 ────────────────── 5 11 14 ───────────────────────── 対照群 0.67 1.28 0.95 菌体投与群 2.34 2.44 1.73 ─────────────────────────
【0025】(3)副作用及び死亡例 シクロホスファミド投与後の各犬の一般的健康状態(発
熱、活動性、食欲、嘔吐、咳、脱水症状、紫斑、血尿、
膀胱炎等の有無)を観察した。菌体標品投与群では、全
実験期間を通して、シクロホスファミド処置による副作
用(一般的健康状態)が軽度であった。また、対照群で
は死亡例が見られたのに対し、菌体標品投与群では死亡
例はなかった(表3)。
【0026】
【0027】実施例4.(製剤例) (1)実施例1で得た死菌体菌末150mgを精製でんぷ
ん末150mg及び乳糖700mgと混合して錠剤又は顆粒
剤にする。
【0028】(2)実施例1で得た死菌体菌末300mg
を大豆タンパク300mg及び乳糖400mgと混合して錠
剤又は顆粒剤にする。
【0029】上記、実施例2及び3に示したように、本
発明の死菌体菌末は白血球減少に対して顕著な予防、治
療効果を有し、しかも副作用の少ないあるいは全くない
ことが確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】白血球数回復効果を示したグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 英世 神奈川県川崎市多摩区栗谷2丁目15番5 号 (56)参考文献 特開 昭62−103023(JP,A) 国際公開89/425(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 35/74 CA(STN) BIOSIS(DIALOG) MEDLINE(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有効成分としてエンテロコッカス属に属
    する微生物の加熱処理死菌体又はその処理物を含有する
    白血球減少予防剤。
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