JP3271949B2 - 脱毛装置 - Google Patents

脱毛装置

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JP3271949B2
JP3271949B2 JP11570299A JP11570299A JP3271949B2 JP 3271949 B2 JP3271949 B2 JP 3271949B2 JP 11570299 A JP11570299 A JP 11570299A JP 11570299 A JP11570299 A JP 11570299A JP 3271949 B2 JP3271949 B2 JP 3271949B2
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axis
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利浩 竹内
重左エ門 岩崎
秀一 末吉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、美容などの目的の
ために体毛を除毛するために使用される脱毛装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から挟み数の異なる脱毛用のヘッド
が着脱可能となった脱毛装置として、特開平1−297
002号公報が知られている。この特開平1−2970
02号公報に示された従来例は、ピンとベルトにより脱
毛するようになっている。
【0003】また、脱毛幅が可変な脱毛装置として、特
開平2−29208号公報、特開平7−289350号
公報が知られている。前者の従来例は皮膚保護部材が脱
毛手段に対してスライド自在となっており、後者は脱毛
手段に対してカバーが開閉自在又は着脱自在なアタッチ
メントで構成してある。
【0004】上記従来例のうち、特開平1−29700
2号公報に示された従来例は脱毛ヘッドが大きくて腋等
の窪んだ部位では肌に脱毛手段が当らないため毛切れや
抜き残しが多く、効率よい脱毛ができないという問題が
ある。また、特開平2−29208号公報、特開平7−
289350号公報に示された従来例にあっては、腋等
の窪んだ部位では脱毛ヘッドの外形は変わらないので脱
毛ヘッドのサイドが邪魔になり、肌に脱毛部が当らず、
毛切れや抜き残しが多く、効率よい脱毛ができず、また
幅の狭い脱毛をする際に皮膚保護部材やカバーで隠され
ている部分においても駆動しているため、この部分にお
いては不用な駆動負荷が発生していることになってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、腕、足等の毛
が生えている面積が広い部位や、腋のように毛が生えて
いる面積が狭く、窪んだ部位に応じて効率的に脱毛する
ことができ、また、各部位の状態に応じて肌に密着させ
て毛切れや抜き残しなくスピーディに脱毛でき、また、
1ヘッド構造の場合も、複数ヘッド構造の場合も略同じ
負荷にできて、不必要な駆動負荷が発生せず、電池駆動
の場合において効果的に電源を使用できる脱毛装置を提
供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の脱毛装置は、使用者の手で把持される単一
のハウジングに駆動源を備え、ハウジングに支持される
第1の脱毛モジュールと、第2の脱毛モジュールとを備
え、第1の脱毛モジュールはハウジングに支持され且つ
上記駆動源により駆動されて足や腕のように毛の生えて
いる面積が比較的平坦な部位の毛の引き抜きを行う脱毛
爪を有する第1の脱毛ヘッドを上端部に有し、第2の脱
毛モジュールはハウジングに支持され且つ上記駆動源に
より駆動されて腋のように毛の生えている面積が狭くて
窪んでいる部位の毛の引き抜きを行う脱毛爪を有する
2の脱毛ヘッドを上端部に有し、第1の脱毛ヘッド、第
2の脱毛ヘッドがそれぞれ脱毛ヘッドの軸を中心にした
回転により毛を引き抜くように構成してあり、上記第2
の脱毛ヘッドの軸と同方向における外形寸法を第1の脱
毛ヘッドの軸と同方向における外形寸法よりも小さくす
ると共に、第2の脱毛ヘッドの軸と同方向における脱毛
領域を第1の脱毛ヘッドの軸と同方向における脱毛領域
よりも小さくして成ることを特徴とするものである。こ
のような構成とすることで、腕や足等の毛の生えている
面積が広い部位においては、軸と同方向における脱毛領
域、外形寸法の大きい第1の脱毛ヘッドにより脱毛する
ことで、腕や足等の毛の生えている面積が広い部位に
1の脱毛ヘッドを密着させて広い面積を素早く脱毛でき
るものであり、また、腋等の毛の生えている面積が狭く
て窪んでいる部位においては、軸と同方向における脱毛
領域、外形寸法の狭い第2の脱毛ヘッドにより脱毛する
ことで、狭くて窪んだ部位の肌に第2の脱毛ヘッドを密
着させて脱毛できるものである。
【0007】また、第1の脱毛モジュール及び第2の脱
毛モジュールがハウジングに対して選択的に着脱自在に
取付けられるものであることが好ましい。このような構
成とすることで、脱毛モジュールを着脱して取り替える
ことで、簡単に脱毛領域、外形寸法の異なる脱毛ヘッド
を実現できるものである。
【0008】また、ハウジングに駆動源に結合した駆動
ギアを設け、第1の脱毛モジュールに上記駆動ギアに着
脱自在にかみ合って第1の脱毛ヘッドを作動させるため
の第1の被駆動ギアを設け、第2の脱毛モジュールに上
記駆動ギアに着脱自在にかみ合って第2の脱毛ヘッドを
作動させるための第2の被駆動ギアを設けることが好ま
しい。このような構成とすることで、簡単な構成でハウ
ジングに設けた同一駆動源により第1の脱毛モジュール
の第1の脱毛ヘッド、第2の脱毛モジュールの第2の脱
毛ヘッドを駆動することができるものである。
【0009】また、第1の脱毛モジュールに単一の第1
の脱毛ヘッドが設けられ、第2の脱毛モジュールに一対
の第2の脱毛ヘッドが設けられ、両第2の脱毛ヘッドは
肌に同時に接触可能に構成され、第2の脱毛ヘッドの
と同方向の脱毛領域を第1の脱毛ヘッドの軸と同方向の
脱毛領域よりも短く設定することが好ましい。このよう
な構成とすることで、脱毛する面積に応じてスピーディ
に且つ効率良く脱毛することができ、また、単一の第1
の脱毛ヘッドを有する第1の脱毛モジュールと、一対の
第2の脱毛ヘッドを有する第2の脱毛モジュールとにお
ける負荷を略同じにできる。
【0010】また、2つの第2の脱毛ヘッドが異なるタ
イミングで脱毛を行うように配置してあることが好まし
い。このような構成とすることで、毛を把持するときの
把持負荷が、各第2の脱毛ヘッドで交互に発生し、駆動
負荷が小さく、起動もよくなり、また、駆動負荷が小さ
いために小型、軽量化ができるものである。
【0011】また、第1の脱毛モジュールに単一の第1
の脱毛ヘッドを設け、第1の脱毛ヘッドが軸を中心にし
て該軸の周りで一方向に移動自在となり、第2の脱毛モ
ジュールに一対の第2の脱毛ヘッドを設け、この第2の
脱毛ヘッドが互いに平行に配列されると共にそれぞれ軸
を中心にして該軸の周りで反対方向に移動自在となって
いることが好ましい。このような構成とすることで、足
等の毛が同一方向に生えている部位においては軸の周り
で一方向に移動自在となった第1の脱毛ヘッドにより脱
毛し、腋等の毛が2方向以上の異方向に生えている部位
においてはそれぞれ軸を中心にして該軸の周りで反対方
向に移動自在となった一対の第2の脱毛ヘッドにより脱
毛するものである。そして、腕、足等の毛が同一方向に
生えている部位においては異方向に毛を引っ張ることな
く第1の脱毛ヘッドにより同一方向に生えている毛の根
元を確実に把持して毛切れなくスピーディに脱毛するこ
とができ、また、腋等の毛が異方向に生えている部位に
おいては一対の第2の脱毛ヘッドにより効果的に毛の導
入をして毛切れや抜き残しなく、スピーディに脱毛する
ことができるものである。
【0012】また、第2の脱毛モジュールに一対の第2
の脱毛ヘッドを設け、この第2の脱毛ヘッドが互いに平
行に配列されると共にそれぞれ軸を中心にして該軸の周
りで移動自在となり、第2の脱毛ヘッドに少なくとも一
つ以上が可動爪となっている一連の脱毛爪が設けられ、
可動爪が隣接する脱毛爪と協同してその間にギャップを
形成すると共にギャップを開閉することでギャップに毛
を挟み付けては毛を離すように構成され、各第2の脱毛
ヘッドがそれぞれ駆動機構により各第2の長手方向の軸
の周りで移動され、駆動機構が単一のモータと、一対の
別個の伝達ギア列とで構成され、別個の各伝達ギア列が
上記モータから各第2の脱毛ヘッドに至り、この別個の
伝達ギア列が上記長手方向の軸に沿った第2の脱毛ヘッ
ドの両端側に各々配置してあることが好ましい。このよ
うな構成とすることで、駆動伝達音が一方の側に集中せ
ず、両側面に分散できて、音の低い脱毛装置とすること
ができる。また、脱毛ヘッドを小型化できるものであ
る。
【0013】また、一対の第2の脱毛ヘッドにそれぞれ
単一のモータの動力を伝達する別個の伝達ギア列を設
け、この別個の伝達ギア列のうち一方の伝達ギア列のギ
ア数を奇数、他方の伝達ギア列のギア数を偶数としてあ
ることが好ましい。このような構成とすることで、簡単
な構成で一対の第2の脱毛ヘッドの移動方向が異方向と
なるように駆動することができるものである。
【0014】また、一対の第2の脱毛ヘッドの間に、使
用者の肌に接触して一対の第2の脱毛ヘッド間で囲まれ
る肌部分を押さえるための肌押さえ部材を設けてあるこ
とが好ましい。このような構成とすることで、肌押さえ
部材で肌を押さえた状態で一対の第2の脱毛ヘッドによ
り脱毛することで、肌を引き伸ばして脱毛することがで
きるものである。
【0015】また、少なくとも一つ以上が可動爪となっ
た一連の脱毛爪と、可動爪を揺動させるための開閉レバ
ーとを備えた爪ブロック体を構成し、軸を中心に該軸の
周りで移動自在となった爪取付台に爪ブロック体を装着
して第2の脱毛ヘッドが構成してあることが好ましい。
このような構成とすることで、第2の脱毛ヘッドの構造
を簡略化できるものである。
【0016】また、第1及び第2の脱毛モジュールがハ
ウジングの両端に位置するようにハウジングに固定され
ていることが好ましい。このような構成とすることで、
ハウジングの向きを変えることで、ハウジングの両端の
脱毛モジュールのいずれかを選択して脱毛ができるもの
である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を添付図面
に基づいて説明する。
【0018】本発明の脱毛装置は、手で把持できる駆動
源を備えた本体ブロック1の主体を構成するハウジング
10と、ハウジング10に支持される第1の脱毛モジュ
ール2Aと、第2の脱毛モジュール2Bとを備えたもの
として構成してある。そして、第1の脱毛モジュール2
Aはハウジング10に支持され且つ上記駆動源により駆
動されて毛の引き抜きを行う第1の脱毛ヘッド2a1
上端部に有し、第2の脱毛モジュール2Bはハウジング
10に支持され且つ上記駆動源により駆動されて毛の引
き抜きを行う第2の脱毛ヘッド2a2を上端部に有して
いる。この第1の脱毛ヘッド2a 1 、第2の脱毛ヘッド
2a 2 はいずれも後述のようにそれぞれ脱毛ヘッドの軸
を中心にした回転により毛を引き抜くように構成してあ
る。また、第1の脱毛ヘッド2a 1 は足や腕のように毛
の生えている面積が比較的平坦な部位の毛の引き抜きを
行うためのものであり、また、第2の脱毛ヘッド2a 2
は腋のように毛の生えている面積が狭くて窪んでいる部
位の毛の引き抜きを行うためのものであり、上記第2の
脱毛ヘッド2a 2 の軸25と同方向における外形寸法L 2
を第1の脱毛ヘッド2a 1 の軸25と同方向における外
形寸法L よりも小さくすると共に、第2の脱毛ヘッド
2a 2 の軸25と同方向における脱毛領域P 2 (脱毛幅)
を第1の脱毛ヘッド2a 1 の軸25と同方向における脱
毛領域P 1 (脱毛幅)よりも小さくしてある。そして、
足や腕等の毛の生えている面積が広くて比較的平坦な部
位や、腋等の毛の生えている面積が狭くて窪んでいるよ
うな部位等、使用部位に応じて、脱毛領域、外形寸法の
異なる第1の脱毛ヘッド2a1と第2の脱毛ヘッド2a2
とを選択して脱毛するものである。つまり、足や腕等の
毛の生えている面積が広くて比較的平坦な部位を脱毛す
る場合には、脱毛領域、外形寸法が大きい第1の脱毛ヘ
ッド2a 1 を有する第1の脱毛モジュール2Aを選んで
脱毛を行い、また、腋等の毛の生えている面積が狭くて
窪んでいるような部位の脱毛をする場合には脱毛領域、
外形寸法が小さい第2の脱毛ヘッド2a 2 を有する第2
の脱毛モジュール2Bを選んで脱毛を行うものである。
【0019】以下、ブロック化された異なる脱毛モジュ
ール2を本体ブロック1に着脱自在に取付ける例につき
詳細に説明する。
【0020】図1、図2、図4、図5に示すように、本
体ブロック1は前後二つ割りで形成されたハウジング1
0を主体とし、このハウジング10内に駆動源を構成す
るモータ11を固定するモータケース4を上下移動自在
に組み込んであるとともにばね18によって上方へばね
付勢されることでモータケース4がフローティング支持
して構成してある。ここで、ハウジング10内面に設け
た抜け止め突起10bにモータケース4の上端部が当た
ってハウジング10から上方に抜けないようになってい
る。ハウジング10内の下端部には電源ジャック14が
内装され、また、ハウジング10の外面にはスイッチ1
5が設けてある。そしてハウジング10が手に持つ部
分、つまり把持部となっている。
【0021】図5に示すように、モータ11を内装した
モータケース4はコ字状をしており、モータケース4の
側部にモータカバー401を取付けてあり、モータ11
の出力軸に圧入固定したピニオン12と、モータカバー
401に軸401aにより回動自在に取付けた駆動ギア
13とを噛合わせてモータ11の回転を駆動ギア13に
伝達している。モータカバー401の外面側にはギアカ
バー402が取付けられて上記ピニオン12、駆動ギア
13を覆っている。ここで、ギアカバー402はモータ
カバー401といっしょにねじ402aによりモータケ
ース4に取付けてある。
【0022】モータケース4の上面部には角筒状をした
トンネル部4aが設けてあり、トンネル部4aに両側か
らそれぞれ主体部分が矩形枠状をした保持フック16の
一端部をスライド自在にはめ込み、トンネル部4a内に
おいて対向する保持フック16間にばね材19を介在し
て両保持フック16を互いに離れる方向に弾性付勢して
あり、更に、保持フック16には抜け止め突起16cが
設けてあって、抜け止め突起16cがトンネル部4aの
上面部に設けた孔4bの端縁に当接自在となっているこ
とで、保持フック16がトンネル部4aから抜けないよ
うにしてある。また、保持フック16の端部には略U字
状をした弾性を有する第1のヒンジ部16bが設けてあ
り、この第1のヒンジ部16bの先端部の両側にそれぞ
れ逆U字状をした弾性を有する第2のヒンジ部16aが
設けてあり、第2のヒンジ部16aが着脱釦17の孔1
7aにはめ込んで取付けてある。ここで、上記第1のヒ
ンジ部16bは保持フック16のスライド方向(本体ブ
ロック1の左右方向)に対してU字状となっており、第
2のヒンジ部16aは保持フック16のスライド方向と
直交する方向(本体ブロック1の前後方向)に逆U字状
となっており、したがって、着脱釦17は弾性を有して
上下方向及び左右方向に変形自在な第1のU字状をした
ヒンジ部16bと弾性を有して上下方向及び前後方向に
変形自在な第2の逆U字状をしたヒンジ部16aとを介
して保持フック16に連結してある。
【0023】一方、着脱釦17は本体ブロック1を構成
するハウジング10の左右両側面部に設けた釦孔55b
に左右方向にスライド自在に取付けてある。したがっ
て、本体ブロック1に対して着脱釦17は左右方向にス
ライドするのみで上下方向、前後方向には移動せず、こ
のため、モータケース4が上下移動しても着脱釦17は
本体ブロック1に対して上下移動せず、また、着脱釦1
7を介して本体ブロック1側にモータケース4側からの
振動が伝達するのを第1のU字状をしたヒンジ部16b
と、第2の逆U字状をしたヒンジ部16aとで前後方向
と左右方向との振動を吸収するようになっており、ま
た、ばね18により上下方向(スイング方向)の振動を
吸収し、これにより全方向において本体ブロック1に振
動が伝わるのを押さえ、使い勝手がよく、騒音を低くす
るようにしている。
【0024】また、主体が矩形枠状をした保持フック1
6の枠状部分の開口16e内には駆動ギア13の上部が
露出するようになっている。
【0025】図6には第1の脱毛モジュール2Aの第1
の脱毛ヘッド2a1を省略した分解斜視図が示してあ
り、また、図7には第1の脱毛ヘッド2a1の分解斜視
図が示してある。図6において、カムケース6にカムケ
ース基台8と、カムケースカバー7とをねじ8n、7n
により固定してケース体6Aが構成してある。カムケー
ス基台8の下面部には下方に向けて一対の取付け用係止
部8bを設けてあり、該取付け用係止部8b間にモータ
ケース4の上面部に設けた角筒状をしたトンネル部4a
を嵌め込み、両保持フック16の端部に設けた取付け用
被係止部16dをそれぞれ取付け用係止部8bに係止し
て取付けてある。なお、取付け用被係止部16dと取付
け用係止部8bとを着脱自在に取付けるための説明は後
述により詳細に説明する。
【0026】上記ケース体6Aのカムケース基台8の上
面側には軸9hにより回転カム9が回転自在に取付けて
あり、この回転カム9は下面部にフェイスギア7bが設
けてあり、また、図6、図9、図10に示すように、回
転カム9の上面部の外周部には平面視環状をしたカム部
9cが設けてあり、このカム部9cのレベルは場所によ
って異なるものであり、また、回転カム9の上面部には
平面視環状をしたカム溝9aが設けてあり、この環状を
したカム溝9aは半径が場所によって異なる溝となって
いる。
【0027】図6に示すように、カムケース6とカムケ
ース基台8とに上下両端部を取付けた軸37に出力部を
構成する振動体35が上下移動自在に取付けてあり、こ
の振動体35には振動ローラ33が回動自在に取付けて
あり、上下移動自在な振動体35がばね36bにより下
方に弾性的に押圧されて振動体35に取付けた振動ロー
ラ33が回転カム9のカム部9cに弾性的に押し付けら
れていて常にカム部9cに振動ローラ33が追従するよ
うにしてある。振動体35の両側には上方に向けて突腕
35aが突設してあり、この突腕35aの上端部が弧状
に屈曲している。この弧状に屈曲した上端部はカムケー
ス6に設けた孔6cから上方に突出している。また、ゴ
ム等の弾性体で形成した緩衝部材36がカムケース基台
8に取付けてあり、前記カム部9cの下面に振動ローラ
33が当たる前に上端を振動体35の下面が緩衝部材3
6に当たるようにして音の発生をなくしている。
【0028】図1、図2、図6に示すように、カムケー
ス基台8には軸8jにより第1の被駆動ギアとなる被駆
動ギア32が回転自在に取付けてあり、この被駆動ギア
32は駆動ギア13と噛み合っている。被駆動ギア32
にはギア32aが設けてあって、該ギア32aが回転カ
ム9のフェイスギア7bと噛み合っている。
【0029】したがって、モータ11が回転すると、ギ
ア群を介して回転カム9が回転し、回転カム9の回転に
よりカム部9c上を振動ローラ33が上下移動しながら
転動し、これにより振動体35が上下して振動体35の
突腕35aが上下するようになっている。
【0030】一対の可動レバー27の端部がカムケース
6とカムケース基台8とに取付けた軸28に回動自在に
取付けてあり、上記軸28は上端部をカムケース6に設
けた孔に嵌め込むと共に下端部をカムケース基台8に取
付ける支持板31に設けた孔にはめ込んである。可動レ
バー27の先端部の下面部から突出した軸27aにロー
ラ29が回動自在に取付けてあり、また、可動レバー2
7の上面部から突出した軸27bがカムケース6の上面
部に形成した長孔6bに移動自在に挿通してあり、この
軸27bの先端部に角型をした駆動ころ30が回転自在
に取付けてある。ローラ29は回転カム9のカム溝9a
内にはめ込んであり、回転カム9が回転することで、可
動レバー27が揺動し、これにより駆動ころ30が揺動
するようになっている。ここで、カム溝9aは図9、図
10に示すように、両可動レバー27を同時に逆方向に
揺動させることができるような形状となっており、図に
示す実施形態においては、回転カム9の1回転で両可動
レバー27が図9のように両ローラ29間が最も広がる
状態と、図10のように両ローラ29間が最も狭まる状
態とが各々2回ずつ生じるようになっている。
【0031】図1、図2、図6に示すように、カムケー
ス6にカムケース基台8と、カムケースカバー7を固定
して構成したケース体6Aの上部には脱毛ユニットケー
ス39の下部が被嵌されてねじ39nにより取付けられ
る。脱毛ユニットケース39は上面部に開口部39aを
設けてあり、両側上部にU字状をした切欠部39bが設
けてある。脱毛ユニットケース39の両側部とケース体
6Aの両側面との間には隙間が形成され、この隙間にフ
レーム着脱釦38が配置され、このフレーム着脱釦38
とケース体6Aとの間にばね材38bが介装されてフレ
ーム着脱釦38を脱毛ユニットケース39の側部の内面
に押し付けている。ばね材38bはフレーム着脱釦38
に設けた突起38fに一端をはめ込んで取付けてある。
また、フレーム着脱釦38の両側の突起38aをカムケ
ース6とカムケースカバー7の溝6a、7aに係合させ
て上下支持をしている。ここで、フレーム着脱釦38の
操作部38dが上記切欠部39bに嵌まり込んで外部に
露出している。このフレーム着脱釦38を用いて後述の
フレーム5が着脱自在に取付けられる。
【0032】次に、図1乃至図3に示す実施形態には第
1の脱毛ヘッド2a1を有する第1の脱毛モジュール2
Aを本体ブロック1の主体を構成するハウジング10に
取付けた例が示してある。この図1乃至図3における、
ハウジング10に設ける第1の脱毛ヘッド2a1は1ヘ
ッド構造のもので、脱毛ヘッドの脱毛領域P1、外形寸
法L1が大きいもの(後述の複数ヘッド構造のものに比
べて脱毛領域、外形寸法が大きい)となっている。そし
て、本実施形態の1ヘッド構造の第1の脱毛ヘッド2a
1は第1の脱毛モジュール2Aのケース体6Aの上端部
に配されるものであり、第1の脱毛ヘッド2a1は、図
1乃至図3、図7に示すように、軸25によってケース
体6Aの両側上端部間に回転自在に架設されている回転
体20に、脱毛爪3と、上記一対の可動レバー27の駆
動による角型をした駆動ころ30の揺動の動きを受けて
脱毛爪3を動かす一対のスライダー22、22とを設け
たもので、回転体20の下部側に位置している両スライ
ダー22、22は、回転体20の両端間に架設された軸
24、24によって回転体20に対し、上記軸25と平
行な方向にスライド自在とされている。
【0033】第1の脱毛ヘッド2a1における脱毛爪3
は、回転体20の軸方向に所定の間隔で並んでいる複数
枚の固定爪3aと、各固定爪3a間に配されている複数
枚の可動爪3bとからなるもので、可動爪3bは、下端
の係合突起3eの数と位置とが異なる2種が回転体20
の軸方向において交互に配設されているとともに、両側
縁から突出する支持突起3c、3cが回転体20によっ
て支持されることで、回転体20に対し、回転体20の
軸方向と直交する方向の軸のまわりに移動自在(実施形
態では揺動自在)とされている。図6中の3dは可動爪
3bにおける前記軸25が挿通される孔である。
【0034】回転体20にスライド自在に取り付けられ
ている一対のスライダー22、22は、軸方向において
相互に重なる部分を備えているとともに上記一対の可動
レバー27によって相反する方向にスライド駆動され
て、一方のスライダー22が回転体20の軸方向に並ん
でいる複数枚の可動爪3bのうちの1枚おきを同時に揺
動させ、他方のスライダー22が残る可動爪3bを同時
に逆方向に揺動させるもので、両スライダー22、22
には可動爪3bの係合突起3eが係合する係合溝22a
が上面に設けられている。ただし、一方のスライダー2
2は一列に並ぶ係合溝22aを、他方のスライダー22
は2列で並ぶ係合溝22aを一方のスライダー22の係
合溝22aの両脇に備えたものとなっており、一列に並
んでいる複数枚の可動爪3bが両スライダー22、22
に交互に係合している。そして両スライダー22、22
の下面には、夫々軸25を中心とする円弧となっている
溝22bが設けられており、各溝22bに前記一対の可
動レバー27の各駆動ころ30が係合している。
【0035】また、図7に示すように回転体20の円周
部には固定爪3aの前方に大きな凹所20bが設けられ
ており、この凹所20bには回動自在に取付けられたロ
ーラ21が回転体20に設けられた端部に位置する固定
爪3aの周方向にある取付け孔22cに軸21aによっ
て圧入固定してある。この時、ローラ21に軸21aを
圧入固定して、取付け孔22cに軸21aを遊挿しても
よい。これにより回動時に回転体20のリブの摺動刺激
によって悪くなっていた肌当たりは回動自在に取付けら
れたローラ21によって肌を引っ張らずに転がるために
肌当たりが良いものとなり、骨部でも固定爪3aと可動
爪3bの肌への衝撃がローラ21によってやわらげられ
るため、肌当たりが非常に良いものとなる。
【0036】カムケース6とカムケースカバー7との間
に組み込まれる駆動手段は、図1、図2、図6、図7、
図9、図10に示すように、レバー26の下端部を被駆
動ギア32に設けた偏心軸32bに回転自在に取付ける
と共にレバー26の上端部を回転体20の側面部に設け
た偏心軸20aに回転自在に取付けることで構成してあ
り、モータ11を回転して被駆動ギア32が回転する
と、レバー26を介して回転体20が軸25を中心に所
定角度内の往復回動を行う。この回動は、ローラ21が
脱毛ユニットケース39の上面開口のほぼ中央に位置す
る状態と、脱毛爪3における可動爪3bが同じ位置にく
る状態との間でなされるようにしてある。そして上記回
動と同時に、可動レバー27が夫々軸28を中心に相反
する方向の往復回動を行って、第1の脱毛ヘッド2a1
における一対のスライダー22、22に相反する方向の
往復直線運動を行わせるために、スライダー22、22
の往復動で往復揺動を行う可動爪3bは、一つおきの固
定爪3aの両面に隣合う2つの可動爪3bが同時に接す
る動作と、残る固定爪3aの両面に隣合う2つの可動爪
3bが同時に接する動作とを繰り返す。尚、両端の固定
爪3aは、夫々片面のみに可動爪3aが接することか
ら、他の固定爪3aよりも肉厚として強度を持たせてあ
る。
【0037】ここにおいて、本実施形態に係るもので
は、第1の脱毛ヘッド2a1の軸25を中心とする2回
の往復回動の間に、可動爪3bが1回の往復動を行うよ
うに、カム溝9aを構成してある。つまり、第1の脱毛
ヘッド2a1の軸25を中心とする1回の往復回動の間
に、可動爪3bが一側の固定爪3aに接している状態か
ら他側の固定爪3aに接する状態に移行するようにして
ある。
【0038】そして、本実施形態において、図9、図1
0に示すように、回転カム9の1回転で両可動レバー2
7が2往復回動するように構成してあるので、ギヤ32
aとフェイスギア7bとを1:4の歯数組み合わせとす
ることで、常に回転体20の回動と、毛の把持を一致さ
せることができるものである。
【0039】また、この可動爪3bの上記移行は、第1
の脱毛ヘッド2a1の軸25を中心とする往復回動の両
死点のうち、可動爪3bがフレーム5の上開口に位置し
ている時の死点の時点で大半がなされるとともにこの時
点の移行で可動爪3bが固定爪3aに接するようになっ
ており、他方の死点において、接していた固定爪3aか
ら可動爪3bがわずかに離れる動きがなされるものとな
っている。
【0040】つまり、ローラ21が肌に接している状態
から、第1の脱毛ヘッド2a1の軸25を中心とする一
方向回転によって、固定爪3aと可動爪3bとが肌に面
する位置に来た時、固定爪3aと可動爪3bとのギャッ
プを閉じて毛の挟持がなされ、この挟持がなされた状態
のままで第1の脱毛ヘッド2a1の逆方向回転がなされ
ることで毛の引き抜きがなされるとともに、上記ローラ
21が再度肌に接する状態となった時、固定爪3aと可
動爪3bとのギャップを開いて挟持していた毛の解放が
なされるという動作が繰り返されることになる。
【0041】このように、本実施形態においては脱毛サ
イクルは、爪を開にして毛を導入し、次に爪を閉じて毛
を把持し、次に回転体20の回動により毛を引き抜き、
次に爪を開いて毛を離すという規則的なサイクルであ
る。このため、本実施形態においては、規則的に毛を抜
くことによる脱毛刺激(脱毛による痛み)が発生するも
のである。
【0042】第1の脱毛モジュール2Aの上部には第1
の脱毛ヘッド2a1の周囲を覆うように以下に述べるフ
レーム5がスイング自在に且つ着脱自在に取付けられる
ものである。そして、1ヘッド構造の第1の脱毛ヘッド
2a1を取り付けた第1の脱毛モジュールが本体ブロッ
ク1に対して着脱自在に取り付けてある。
【0043】第1の脱毛モジュール2Aの上部にフレー
ム着脱釦38により着脱自在に取付けられるフレーム5
は前後壁部と左右壁部とで構成された枠状をしていて、
第1の脱毛モジュール2Aに取付けた状態では脱毛手段
である第1の脱毛ヘッド2a 1の周囲を囲むものであ
る。そして、このフレーム5には肌伸ばし部40、4
1、連結アーム42、43、肌当て部材が取付けてあ
る。図1乃至図3、図8に示すように、肌伸ばし部4
0、41はそれぞれ第1の脱毛ヘッド2a1の前方と後
方とに位置するように配置され、肌伸ばし部40、41
に設けたピン40a、41aをそれぞれフレーム5に設
けた孔5a、5bに回転自在に取付けてある。また、前
に位置する肌伸ばし部40の前方には前に位置する肌当
て部材であるくし状のコーム51が配設してあり、後に
位置する肌伸ばし部41の方向には後に位置する肌当て
部材であるローラ54が配設してある。
【0044】図8に示すように、前後の肌伸ばし部4
0、41は連結アーム42、43により連結してある。
連結アーム42、43はぞれぞれ前後方向の略中央部の
下面部に突起42g、43gが突設してある。連結アー
ム42は連結アーム43の内側に配置されるものであっ
て、この連結アーム42の突起42gの側面側にピン4
2cが突設してある。また、連結アーム42の前端には
長孔42aが設けてあり、連結アーム42の後端には孔
42bが設けてある。一方、連結アーム43の後端には
長孔43aが設けてあり、連結アーム43の前端には孔
43bが設けてある。連結アーム42の後端の孔42b
にフレーム5の内部の両側後部に設けた軸5cに回動自
在に挿入してあり、連結アーム42が該軸5cを支点に
して回動自在となっている。また、連結アーム43の前
端部の孔43bにフレーム5の内部の両側後部に設けた
軸5dに回動自在に挿入してあり、連結アーム43が該
軸5dを支点にして回動自在となっている。連結アーム
43の後端と後の肌伸ばし部41とがピン41bにより
回動自在に連結してあり、この場合、連結アーム43に
設けた長孔43aにピン41bがスライド自在に挿入し
てある。また、連結アーム42の前端と前の肌伸ばし部
40とがピン40bにより回動自在に連結してあり、こ
の場合、連結アーム42に設けた長孔42aにピン40
bがスライド自在に挿入してある。連結アーム42と連
結アーム43は前後方向の略中間位置においてピン42
cにより回転自在に連結枢支してある。ここで、連結ア
ーム43に設けたピン42cが挿入される孔は長孔43
cとなっている。
【0045】一対の連結アーム42の後端部には垂下部
42dが垂下してあり、該垂下部42dの下部間を連結
桟部42eにより一体に連結してあり、更に、垂下部4
2dから斜め前方に向けて弾性を有する戻しばね部42
fが一体に突設してある。また、一対の連結アーム43
の後端部には垂下部43dが垂下してあり、該垂下部4
3dの下部間を連結桟部43eにより一体に連結してあ
り、更に、垂下部43dから斜め前方に向けて弾性を有
する戻しばね部43fが一体に突設してある。そして、
上記垂下部42d、連結桟部42e、戻しばね部42f
はフレーム5とケース体6Aの上部との間に配設され、
また、垂下部43d、連結桟部43e、戻しばね部43
fはフレーム5とケース体6Aの上部との間に配設され
る。
【0046】一方、連結アーム42、43に設けた突起
42g、43gの下端面は円弧状をしており、この連結
アーム42、43の突起42g、43gの下端面に振動
体35に設けた突腕35aの上端部が当接している。
【0047】ここで、振動体35が上方に移動すること
で、突起42gを上方に押し上げ、連結アーム42が軸
5cを支点にして回動し、長孔42a部分が押し上げら
れる。この時前の肌伸ばし部40がピン40aによりフ
レーム5に連結されており、また、ピン40bにより長
孔42aと連結されているため、ピン40aとの連結部
分を支点としてピン40bが長孔42a内を摺動し、前
の肌伸ばし部40がスイングし、これによりくし状をし
た前の肌伸ばし部40が肌を押して前方に伸ばす。同時
に、突起43gを上方に押し上げることで、連結アーム
43が軸5dを支点にして回動し、長孔43a部分が押
し上げられる。この時後の肌伸ばし部41がピン41a
によりフレーム5に連結されており、また、ピン41b
により長孔43aと連結されているため、ピン41aと
の連結部分を支点としてピン41bが長孔43a内を摺
動し、後の肌伸ばし部41がスイングし、これによりく
し状をした後の肌伸ばし部41が肌を押して後方に伸ば
す。このように振動体35が上方に移動して前の肌伸ば
し部40が前方にスイングして肌を前方に伸ばすと共に
後の肌伸ばし部41が後方にスイングして肌を後方に伸
ばして、脱毛爪3による脱毛が確実且つ容易にできるよ
うにし、また、肌を伸ばして脱毛することで、脱毛時の
痛みを低減するようになっている。
【0048】ここで、前に位置する肌当て部材であるコ
ーム51は弾性エラストマで外周を囲んであり、コーム
51の上端部の櫛状突部51a部分は弾性エラストマで
形成してある。このコーム51はフレーム5に設けたガ
イド部5eに両側をガイドされて上下方向に移動可能と
してあり、フレーム5の前面部に横方向に移動自在に設
けたハンドル52の裏面側に突設したボス52aを上下
方向に移動可能としたコーム51のカム溝部51bには
め込んであり、ハンドル52を横方向に移動すること
で、コーム51を上下方向に移動して上下方向の位置を
選択して上下方向の設定した位置で固定することができ
るようにしてある。これにより肌当て部材を構成するコ
ーム51により肌伸ばし手段による肌伸ばし量の調整を
行うことができるものであり、肌当て部材であるコーム
51を上方に移動させると、肌伸ばし部の肌伸ばし量を
少なくして骨部等の肌当たりを良くすることができる。
【0049】また、後ろに位置する肌当て部材を構成す
るにはローラ54は弾性エラストマにより形成してあっ
てピン41aにより回転自在に取付けてあり、肌に追従
して転がるようにしてある。
【0050】次に、第1の脱毛ヘッド2a1を有する第
1の脱毛モジュール2Aを本体ブロック1に対して着脱
する例につき説明する。すでに述べたように、本体ブロ
ック1にフロート自在に内装されたモータケース4の上
面部には横方向に移動自在な保持フック16が設けてあ
り、脱毛ユニットケース39に内装したケース体6Aの
下面部(つまりカムケース基台8の下面部)には取付け
用係止部8bが設けてあり、取付け用係止部8bを保持
フック16の端部に設けた取付け用被係止部16dに着
脱自在に係止することで、第1の脱毛モジュール2Aの
脱毛ユニットケース39を本体ブロック1に対して着脱
自在に取付けるのであるが、この場合、保持フック16
の端部に設けた取付け用被係止部16dの上面部が傾斜
面となっており、また、取付け用係止部8bの下端部も
傾斜面となっており、更に、横方向に移動自在な保持フ
ック16がばね材19により弾性付勢してあるので、ケ
ース体6Aの下面部(つまりカムケース基台8の下面
部)をモータケース4の上面部に押し当てることで、取
付け用係止部8bの傾斜面が上記取付け用被係止部16
dの上面部の傾斜面に当たって、ばね材19に抗して保
持フック16が横方向に移動することで、取付け用係止
部8bが下方に押し込まれて取付け用被係止部16dに
係止するものである。このようにして第1の脱毛モジュ
ール2Aを本体ブロック1に対して取付けると、駆動ギ
ア13に設けたギア13aが被駆動ギア32に噛み合う
ものである。上記第1の脱毛モジュール2Aを本体ブロ
ック1に対して取付ける際、両着脱釦17を押して両保
持フック16をばね材19に抗して互いに近付く方向に
移動させて取付け用被係止部16dをトンネル部4a内
に没入させた状態で一対の取付け用係止部8bをトンネ
ル部4aの両側に位置させ、この状態で着脱釦17を離
すことで取付け用被係止部16dを取付け用係止部8b
に係止するようにしてもよい。
【0051】一方、第1の脱毛モジュール2Aを取り外
すには、両着脱釦17を押すことで、ばね材19に抗し
て両保持フック16が互いに近付く方向に押され、これ
により取付け用被係止部16dが取付け用係止部8bか
ら外れるので、この状態で脱毛ユニットケース39を上
方に引き抜くことで取り外すことができるものである。
【0052】上記図1乃至図11に示すものにおいて
は、脱毛手段を構成する1ヘッド構造の脱毛ヘッド2a
1が第1の軸である軸25を中心にして該軸周りでスイ
ング駆動により同一方向の脱毛を行う例を示したが、脱
毛手段が軸を中心として回転駆動により同一方向の脱毛
を行うものであってもよいものである。図1乃至図11
に示すものにおいては脱毛領域P1、外形寸法L1の大き
い1ヘッド構造の第1の脱毛ヘッド2a1を備えた第1
の脱毛モジュール2Aを本体ブロック1に着脱自在に取
り付けることで、腕や足のように毛の生えている面積が
広い部位における脱毛をする際に有効であり、広い面積
における脱毛をスピーディに行うことができるものであ
る。そして、この場合、腕や足においては毛が同一方向
に生えているので、上記のように脱毛手段を構成する1
ヘッド構造の第1の脱毛ヘッド2a 1により同一方向の
脱毛を行うので、効果的に同一方向に生えている毛を脱
毛することができるものである。
【0053】次に、腋のように毛の生えている面積が狭
くて窪んでいる部位において脱毛する場合は、脱毛幅、
外形の小さい第2の脱毛ヘッド2a1を備えた第2の脱
毛モジュール2Bを本体ブロック1に着脱自在に取り付
けて脱毛するのである。以下、図12乃至図20に基づ
いて上記の脱毛領域P1、外形寸法L1の大きい第1の脱
毛ヘッド2a1を備えた第1の脱毛モジュール2Aを本
体ブロック1から取り外し、これに代えて、脱毛領域P
2、外形寸法L2の小さい第2の脱毛ヘッド2a 2を備え
た第2の脱毛モジュール2Bを本体ブロック1に着脱自
在に取り付けることで腋のような毛の生えている面積が
小さくて窪んでいる部位の脱毛を行う場合につき説明す
る。
【0054】図17に示すように、第2の脱毛モジュー
ル2Bの主体を構成する2つ割のサブハウジング55に
複数ヘッド構造(実施形態では2ヘッド構造)の第2の
脱毛ヘッド2a2が設けてある。
【0055】本例においては図12に示すように第2の
脱毛ヘッド2a2の脱毛領域P2、外形寸法L2が図1に
示す第1の脱毛ヘッド2a1の脱毛領域P1、外形寸法L
1に比べてそれぞれ狭いものである。しかも、本実施形
態においては、第2の脱毛ヘッド2a2が2つ設けたら
れた2ヘッド構造となっている。この第2の脱毛ヘッド
2a2は図17、図18、図19に示すように、基台と
なる爪取付台56に第2の脱毛ヘッド2a2の回転軸5
6j(この軸が第2の軸を構成する)に平行に且つ円周
に所定間隔で配置された複数個(実施形態では180度
間隔で配置された2個)の爪ブロック体69と、第2の
脱毛ヘッド2a1を回転させるためにギア58またはギ
ア59と噛合し爪取付台56に連結される爪取付台ギア
60とからなるものとして形成してある。ここで、2つ
の第2の脱毛ヘッド2a2はサブハウジング55の上部
の前後に回転軸56jが平行となるように配置されるも
のであるが、一方の第2の脱毛ヘッド2a2には軸方向
の一方の片側に爪取付台ギア60が設けられ、他方の第
2の脱毛ヘッド2a2には軸方向の他方の片側に爪取付
台ギア60が設けられるものである。ここで、両第2の
脱毛ヘッド2a2が肌に同時に接触可能に構成してあ
る。
【0056】第2の脱毛モジュール2Bの駆動部分は2
つ割りのサブハウジング55内に第2の被第2の被第2
の被駆動ギア62を配置し、この第2の被第2の被第2
の被駆動ギア62は軸62bにより回転自在に取り付け
構成してあり、サブハウジング55の下面部に設けた取
付け用係止部8bを本体ブロック1の取付け用被係止部
16dに前述と同様にして取り付けることで、本体ブロ
ック1側に設けた駆動ギア13に一体に設けられたギア
13aと噛合してモータ11の動力が伝達するようにな
っている。サブハウジング55内には更にギア58、5
9、63、64がそれぞれ軸58b、59b、63b、
64bにより回転自在に取り付けてあり、第2の被第2
の被第2の被駆動ギア62に設けたギア62aがギア6
3と噛み合っており、ギア63の一端部側において、ギ
ア63にギア58が噛み合っていてこのギア58と一方
の第2の脱毛ヘッド2a2の一方の片側に設けた爪取付
台ギア60が噛み合い、これにより一方の第2の脱毛ヘ
ッド2a2が回転駆動するようになっている。また、ギ
ア63の他端側において、ギア63にギア64が噛み合
い、このギア64とギア59とが噛み合い、更にギア5
9と他方の第2の脱毛ヘッド2a2の他方の片側に設け
た爪取付台ギア60が噛み合い、これにより他方の第2
の脱毛ヘッド2a2が回転駆動するようになっている。
ここで、一方の第2の脱毛ヘッド2a2を回転させる方
の伝達ギア列のギア数を偶数段(ギア59、64)、他
方の第2の脱毛ヘッド2a2を回転させる方の伝達ギア
列であるギア段数を奇数段(ギア58)にすることで、
2つの第2の脱毛ヘッド2a2を互いに異なる方向に回
転することができるようになっている。しかして、腋の
ように毛の生えている面積が狭くて窪みんだ部位におい
ては、図12に示すような脱毛領域P2、外形寸法L2
狭い第2の脱毛ヘッド2a2を用いて脱毛することで、
第2の脱毛ヘッド2a2の一部が窪みから飛び出すこと
なく窪み内面に接して効果的に脱毛できるものであり、
しかも、腋等においては毛が異方向に生えているので、
本実施形態のように、2つの第2の脱毛ヘッド2a2
互いに異なる方向に回転するようにすることで、異方向
の脱毛ができてより効果的に脱毛することができるもの
である。
【0057】爪ブロック体69は、図18に示すように
固定爪3aと爪支持部65dとを設けた爪支持部材65
と、可動爪3bと、可動爪3bを爪ブロック体69の回
転軸方向に揺動させるための一対の開閉レバー67、6
8とで構成してある。
【0058】爪支持部材65は中央部が開口した長方形
状をした枠体部65bの開口部分に枠体部65bの長手
方向に一定間隔を隔てて固定爪3aと爪支持部65dと
を交互に配設すると共に固定爪3aと爪支持部65dと
の両端部をそれぞれ枠体部65bに一体に形成してあ
り、また、枠体部65bの長手方向の両端部の下面部に
フック部65aが形成してある。ここで、固定爪3aは
枠体部65bの両側枠部65cよりも上方に突出してお
り、更に、固定爪3a及び爪支持部65dの両端部は枠
体部65bの両側枠部65cよりも内側に引き込んで位
置している。
【0059】開閉レバー67の前面には図19に示すよ
うに一定間隔でスリット溝67aが形成してあり、ま
た、開閉レバー67の側面側の前後にそれぞれリブ67
bが設けてある。この前後のリブ67b間にはコイルス
プリングのようなばね材66が配置してあってばね材6
6の両端部の各内側半分がリブ67bに弾接してある。
開閉レバー68の前面には一定間隔でスリット溝68a
が形成してあり、また、開閉レバー68の他側面側の前
後にリブ68bが設けてある。この前後のリブ67b間
にはコイルスプリングのようなばね材66が配置してあ
ってばね材66の両端部の各内側半分がリブ67bに弾
接してある。そして、一対の開閉レバー67、68を向
かい合わせた状態で、一対の、開閉レバー67、68を
それぞれ爪支持部材65のフック部65aにスライド自
在に嵌め込むものである。そして、爪支持部材65の両
側に設けた長孔65e内にそれぞればね材66の外側半
部を配設して、各ばね材66の両端部の外側半部がそれ
ぞれ長孔65eの両端部の内側面に押し当ててある。こ
の状態で、可動爪3bの突部3b1が前後で反対側にな
るように、開閉レバー67、68のスリット溝67a、
68aに嵌め込む。このとき爪支持部材65のフック部
65aにスライド自在に嵌め込んだ状態で両開閉レバー
67、68が外側から押されると、ばね材66の一端部
が長孔65eの一端部から離れて一方のリブ67bのみ
に支持されると共にばね材66の他端部が他方のリブ6
7bから離れて長孔65eの他端部にのみ支持され、ば
ね材66が圧縮されながら押し込まれ、可動爪3bが固
定爪3aと爪支持部65dに設けられた支点部を支点と
して揺動し、また、開閉レバー67、68への押し力が
解除されると、ばね材66のばね力により開閉レバー6
7、68が逆方向に移動して、可動爪3bが逆方向に回
動するものである。このように開閉手段と毛の把持部材
が一つのブロック体として構成してある。
【0060】爪取付台56には回転軸56jと平行に且
つ円周に所定間隔で複数の溝56aが設けてあり、この
溝56aは回転軸56jと平行な方向の両端部のうちの
一方と、爪取付台56の外面とに開口しており、また爪
取付台56の半径方向において溝56aの外面側の開口
縁部に支持部56bが設けてある。溝56aには前述の
ようにしてブロック化した爪ブロック体69が軸方向の
一端部の開口からスライドして嵌め込むことで組み込ま
れるものであり、この場合、溝56a内の幅広となった
部分に枠体部65bの側枠部65cが嵌め込まれて支持
部56bが側枠部65cの外面側に当たって爪ブロック
体69が爪取付台56の半径方向に支持され、回転軸5
6jと直交する方向への抜け止めがなされることにな
る。また、爪ブロック体69の長手方向(回転軸56j
と平行な方向)においても抜けないように構成してあ
る。
【0061】2つの第2の脱毛ヘッド2a2間には剛体
の突起の肌押さえ部材70が設けてある。肌押さえ部材
70は長手方向の両端部にリブ70aが突設してあり、
サブハウジング55に設けた角孔55aに嵌め込まれて
固定してある。この肌押さえ部材70は、その前後に位
置する2つの第2の脱毛ヘッド2a2の上面よりも若干
突出させてある。これは2つの第2の脱毛ヘッド2a2
の上面よりも肌押さえ部材70を若干突出させて肌に押
さえつけることによって、第2の脱毛ヘッド2a2が互
いに逆方向に回転していることにより、肌が互いに逆方
向に引っ張られるときの刺激を防止しており、また、毛
が同時に逆方向に脱毛されたり、また、どちらか一方の
第2の脱毛ヘッド2a2によって脱毛されたときに毛と
同時に肌が引っ張られるのを防止している。
【0062】第2の脱毛ヘッド2a2の回転における可
動爪3bの揺動は、開閉レバー67、68の両端部に配
置されるカム手段により行われる。カム手段は軸71a
に対して回転自在にローラ71を取り付けて構成してあ
り、爪取付台56の回転軸56jがサブハウジング55
に取り付けられる孔55bの上方に設けた孔55cに軸
71aを固定し、ローラ71を回転自在とするものであ
る。そして、第2の脱毛ヘッド2a2が爪取付台ギア6
0によって回転し、爪ブロック体69の一つが上方に回
転してくると、当該開閉レバー67、68の端部がロー
ラ71によって押されて開閉レバー67、68が互いに
内側に変位され、可動爪3bが爪支持部材65に設けら
れた固定爪3aと爪支持部65dの支点部を支点として
固定爪3aを挟むようにして揺動され、これにより、固
定爪3aと可動爪3bとで毛を挟持し、第2の脱毛ヘッ
ド2a2が回転することで脱毛し、更に、第2の脱毛ヘ
ッド2a2が回転することで、当該第2の脱毛ヘッド2
2の開閉レバー67、68がローラ71から離れ、ば
ね材66の弾性力により開閉レバー67、68が互いに
離れる方向に移動し、これにより脱毛した毛を離すもの
である。また、2つの第2の脱毛ヘッド2a2にはブロ
ック体69はそれぞれ上方に回転してくるタイミングが
ずらされており、一方が脱毛しているときは他方は肌を
伸ばすようになっており、脱毛による痛みを低減し、ま
た同時に多くの毛を引き抜かないので、負荷を低減でき
るようになっている。
【0063】すでに述べたようにサブハウジング55の
下面部には取付け用係止部8bが設けてあり、本体ブロ
ック1に設けた取付け用被係止部16dに着脱自在に係
止することで、2ヘッド構造の第1の脱毛へッド2a1
を備えた第2の脱毛モジュール2Bを本体ブロック1に
着脱自在に取付けて異方向の脱毛ができるのであるが、
取付け用係止部8bの取付け用被係止部16dの構造に
ついては前述の同一方向の脱毛の実施形態において述べ
ているものと同じなので、詳細の説明は省略する。
【0064】このような、脱毛領域P1、外形寸法L1
大きい(しかも実施形態では同一方向の脱毛をする)1
ヘッド構造の第1の脱毛ヘッド2a1を備えた第1の脱
毛モジュール2Aと、脱毛領域P2、外形寸法L2の小さ
い(しかも実施形態では異方向の脱毛をする)2ヘッド
構造の第2の脱毛ヘッド2a2を備えた第2の脱毛モジ
ュール2Bとを選択的に共通の駆動ギア13を備えた本
体ブロック1に着脱自在に取り付けることで、共通の駆
動ギア13を介して足や腕等の毛の生えている面積の広
い部位、腋のように毛の生えている面積が狭くて窪んで
いる部位等に対応した脱毛ができるものであり、また、
図1乃至図10に示すものにおいては更に、同一方向の
脱毛をするので、同一方向に毛が生えている腕や足の脱
毛に更に適したものとなり、また、図11乃至図20に
示すものは異方向の脱毛をするので、腋等の異方向に毛
が生えている部位における異方向の脱毛に適したものと
なる。
【0065】ところで、2ヘッド構造の第2の脱毛ヘッ
ド2a2の脱毛領域P2、形状寸法L 2を1ヘッド構造の
第1の脱毛ヘッド2a1の脱毛領域P1、形状寸法L1
りも小さくすることで、複数ヘッドにしても幅の広い1
ヘッドのものと略同じ負荷にできて、無駄な負荷の発生
がないようにして、特に、電池駆動の場合の使用時間を
延ばすことができるようになっている。
【0066】なお、上記した実施形態においては、脱毛
領域、形状が小さい第2の脱毛ヘッド2a2が複数ヘッ
ド(2ヘッド)構造の例を示してあるが、図21のよう
に脱毛領域、形状が小さい第2の脱毛ヘッド2a2が1
ヘッド構造のものであってもよいものである。この図2
1において、駆動ブロックの構成は、図11乃至図20
に示す2ヘッド構造の実施形態のものにおいて、駆動ブ
ロックの構成に1つの第2の脱毛ヘッド2a2を駆動す
るように駆動ギア100を1つ設けると共に、駆動ブロ
ックの中央に1つの第2の脱毛ヘッド2a2を配設した
もので、これに伴いサブハウジング55を中央から前後
方向に下り傾斜するように傾きを設けてあり、他の構成
は2ヘッドの駆動ブロックの構成と同じ構造であるの
で、詳細は省略する。
【0067】次に、本発明の他の実施形態を図22に基
づいて説明する。本実施形態は、脱毛領域、外形寸法の
異なる異種の脱毛ヘッドである第1の脱毛ヘッド2a1
と第2の脱毛ヘッド2a2とを本体ブロック1のハウジ
ング10の両端に位置するようにハウジング10に固定
されたものである。本体ブロック1はハウジング10内
にモータ11を固定するモータケース4を組み込んであ
り、側面には電源ジャック14を内装している。モータ
ケース4の一端には図6に示す脱毛領域P1、外形寸法
1の大きい第1の脱毛ヘッド2a1の駆動ブロックのカ
ムケース基台8が一体となっており、モータケース4の
他端には図14に示す脱毛領域P2、外形寸法L2の小さ
い第2の脱毛ヘッド2a2の駆動ブロックのサブハウジ
ング55が一体になっている。つまり、第1の脱毛ヘッ
ド2a1を有する第1の脱毛モジュール2Aと第2の脱
毛ヘッド2a2を有する第2の脱毛モジュール2Bとが
ハウジング10の両端に位置するようにハウジング10
に組み込み固定してある。モータ11が回転すると、モ
ータ11の出力軸に圧入固定したピニオン12の両側
の、モータカバー401に軸401aにより回転自在に
取付けた駆動ギア13が回転する。このとき、一方の駆
動ギア13は脱毛領域P1、外形寸法L1の大きい第1の
脱毛ヘッド2a1の駆動ブロックの被駆動ギア32に回
転伝達し、他方の駆動ギア13は脱毛領域P2、外形寸
法L2の小さい第2の脱毛ヘッド2a2の駆動ブロックの
第2の被第2の被第2の被駆動ギア62に回転伝達し、
それぞれの脱毛ヘッド2a1、2a2を駆動している。こ
こで、どちらか一方の脱毛ヘッドを使用するとき(図2
2に示す例では脱毛領域P1、外形寸法L1の大きい第1
の脱毛ヘッド2a1を使用している)、使用しない方の
脱毛ヘッドを着脱自在なキャップ99で覆うことで使い
勝手のよいものとすることができる。
【0068】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上記のように、使用者の手で把持される単一のハウ
ジングに駆動源を備え、ハウジングに支持される第1の
脱毛モジュールと、第の脱毛モジュールとを備え、第
の脱毛モジュールはハウジングに支持され且つ上記駆
動源により駆動されて足や腕のように毛の生えている面
積が比較的平坦な部位の毛の引き抜きを行う脱毛爪を有
する第1の脱毛ヘッドを上端部に有し、第2の脱毛モジ
ュールはハウジングに支持され且つ上記駆動源により駆
動されて腋のように毛の生えている面積が狭くて窪んで
いる部位の毛の引き抜きを行う脱毛爪を有する第2の脱
毛ヘッドを上端部に有し、第1の脱毛ヘッド、第2の脱
毛ヘッドがそれぞれ脱毛ヘッドの軸を中心にした回転に
より毛を引き抜くように構成してあり、上記第2の脱毛
ヘッドの軸と同方向における外形寸法を第1の脱毛ヘッ
ドの軸と同方向における外形寸法よりも小さくすると共
に、第2の脱毛ヘッドの軸と同方向における脱毛領域を
第1の脱毛ヘッドの軸と同方向における脱毛領域よりも
小さくしてあるので、腕や足等の毛の生えている面積が
広い部位においては、脱毛幅、外形幅の大きい第1の
毛ヘッドにより脱毛することで、腕や足等の毛の生えて
いる面積が広い部位に脱毛ヘッドを密着させて広い面積
を素早く脱毛できるものであり、また、腋等の毛の生え
ている面積が狭くて窪んでいる部位においては、脱毛
幅、外形幅の狭い第2の脱毛ヘッドにより脱毛すること
で、狭くて窪んだ部位の肌に脱毛ヘッドを密着させて脱
毛できるものであり、この結果、腕や足等の毛の生えて
いる面積が広い部位や、腋等の毛の生えている面積が狭
くて窪んでいる部位に対応して、各部位の肌に脱毛ヘッ
ドを密着させやすくて使い勝手がよく、また、いずれの
部位においても抜き残しや毛切れなくスピーディに脱毛
できるものである。
【0069】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、第1の脱毛モジ
ュール及び第2の脱毛モジュールがハウジングに対して
選択的に着脱自在に取付けられているので、脱毛モジュ
ールを着脱して取り替えることで、簡単に脱毛領域、外
形寸法の異なる脱毛ヘッドを実現できるものであり、簡
単な構成で、毛の量や部位に応じてスピーディに且つ効
率よく脱毛することができるものである。
【0070】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項2記載の発明の効果に加えて、ハウジングに駆
動源に結合した駆動ギアを設け、第1の脱毛モジュール
に上記駆動ギアに着脱自在にかみ合って第1の脱毛ヘッ
ドを作動させるための第1の被駆動ギアを設け、第2の
脱毛モジュールに上記駆動ギアに着脱自在にかみ合って
第2の脱毛ヘッドを作動させるための第2の被駆動ギア
を設けてあるので、簡単な構成でハウジングに設けた同
一駆動源により共通の駆動ギアを介して、脱毛領域、外
形寸法の異なる第1の脱毛モジュールの第1の脱毛ヘッ
ド、第2の脱毛モジュールの第2の脱毛ヘッドを駆動す
ることができ、構造を簡略化できるものである。
【0071】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、第1の脱毛モジ
ュールに単一の第1の脱毛ヘッドが設けられ、第2の脱
毛モジュールに一対の第2の脱毛ヘッドが設けられ、両
第2の脱毛ヘッドは肌に同時に接触可能に構成され、第
2の脱毛ヘッドの軸と同方向の脱毛領域を第1の脱毛ヘ
ッドの軸と同方向の脱毛領域よりも短く設定してあるの
で、脱毛する面積に応じてスピーディに且つ効率良く脱
毛することができ、また、単一の第1の脱毛ヘッドを有
する第1の脱毛モジュールと、一対の第2の脱毛ヘッド
を有する第2の脱毛モジュールとにおける負荷を略同じ
にできて、無駄な負荷が発生することがなく、特に、電
源電池により駆動する場合の使用時間を延ばすことがで
きるものである。
【0072】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項4記載の発明の効果に加えて、2つの第2の脱
毛ヘッドが異なるタイミングで脱毛を行うように配置し
てあるので、毛を把持するときの把持負荷が、各第2の
脱毛ヘッドで交互に発生し、駆動負荷が小さく、起動も
よくなり、また、駆動負荷が小さいために小型、軽量化
ができるものである。
【0073】また、請求項6記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、第1の脱毛モジ
ュールに単一の第1の脱毛ヘッドを設け、第1の脱毛ヘ
ッドが軸を中心にして該軸の周りで一方向に移動自在と
なり、第2の脱毛モジュールに一対の第2の脱毛ヘッド
を設け、この第2の脱毛ヘッドが互いに平行に配列され
ると共にそれぞれ軸を中心にして該軸の周りで反対方向
に移動自在となっているので、足等の毛が同一方向に生
えている部位においては軸の周りで一方向に移動自在と
なった第1の脱毛ヘッドにより脱毛でき、腋等の毛が2
方向以上の異方向に生えている部位においてはそれぞれ
軸を中心にして該軸の周りで反対方向に移動自在となっ
た一対の第2の脱毛ヘッドにより効果的に脱毛できるも
のであり、これにより、腕、足等の毛が同一方向に生え
ている部位においては異方向に毛を引っ張ることなく第
1の脱毛ヘッドにより同一方向に生えている毛の根元を
確実に把持して毛切れなくスピーディに脱毛することが
でき、また、腋等の毛が異方向に生えている部位におい
ては一対の第2の脱毛ヘッドにより効果的に毛の導入を
して毛切れや抜き残しなく、スピーディに脱毛すること
ができ、この結果、部位による毛の生え方に対応できる
脱毛装置を提供できるものである。
【0074】また、請求項7記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、第2の脱毛モジ
ュールに一対の第2の脱毛ヘッドを設け、この第2の脱
毛ヘッドが互いに平行に配列されると共にそれぞれ軸を
中心にして該軸の周りで移動自在となり、第2の脱毛ヘ
ッドに少なくとも一つ以上が可動爪となっている一連の
脱毛爪が設けられ、可動爪が隣接する脱毛爪と協同して
その間にギャップを形成すると共にギャップを開閉する
ことでギャップに毛を挟み付けては毛を離すように構成
され、各第2の脱毛ヘッドがそれぞれ駆動機構により各
第2の長手方向の軸の周りで移動され、駆動機構が単一
のモータと、一対の別個の伝達ギア列とで構成され、別
個の各伝達ギア列が上記モータから各第2の脱毛ヘッド
に至り、この別個の伝達ギア列が上記長手方向の軸に沿
った第2の脱毛ヘッドの両端側に各々配置してあるの
で、駆動伝達音が一方の側に集中せず、両側面に分散で
きて、音の低い脱毛装置とすることができる。また、脱
毛ヘッドを小型化できて、腋等の脱毛しようとする部位
が見やすくなり、毛を狙って脱毛することが容易となっ
て、使いやすく、腋等の凹部にも密着しやすくなり、毛
切れや、寝た毛の抜き残しがなく、脱毛効率がよいもの
である。
【0075】また、請求項8記載の発明にあっては、上
記請求項4記載の発明の効果に加えて、一対の第2の脱
毛ヘッドにそれぞれ単一のモータの動力を伝達する別個
の伝達ギア列を設け、この別個の伝達ギア列のうち一方
の伝達ギア列のギア数を奇数、他方の伝達ギア列のギア
数を偶数としてあるので、簡単な構成で一対の第2の脱
毛ヘッドの移動方向が異方向となるように駆動すること
ができて、腋等の毛の生え方向の異なる部位をそれぞれ
適した第2の脱毛ヘッドで抜くことができるものであ
る。
【0076】また、請求項9記載の発明にあっては、上
記請求項4記載の発明の効果に加えて、一対の第2の脱
毛ヘッドの間に、使用者の肌に接触して一対の第2の脱
毛ヘッド間で囲まれる肌部分を押さえるための肌押さえ
部材を設けてあるので、肌押さえ部材で肌を押さえた状
態で一対の第2の脱毛ヘッドにより脱毛することで、肌
を引き伸ばして脱毛することができて、毛の根元から引
き抜くことができて効果的な脱毛ができるものである。
【0077】また、請求項10記載の発明にあっては、
上記請求項1記載の発明の効果に加えて、少なくとも一
つ以上が可動爪となった一連の脱毛爪と、可動爪を揺動
させるための開閉レバーとを備えた爪ブロック体を構成
し、軸を中心に該軸の周りで移動自在となった爪取付台
に爪ブロック体を装着して第2の脱毛ヘッドが構成して
あるので、第2の脱毛ヘッドの構造を簡略化できて、簡
単な構成で効果的な脱毛ができるものである。
【0078】また、請求項11記載の発明にあっては、
上記請求項1記載の発明の効果に加えて、第1及び第2
の脱毛モジュールがハウジングの両端に位置するように
ハウジングに固定されているので、ハウジングを手で持
つ向きを変えることで、ハウジングの両端の脱毛モジュ
ールのいずれかを選択して第1の脱毛ヘッド、第2の脱
毛ヘッドのいずれかで部位に応じた効果的な脱毛が簡単
に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、本体ブロックに1
ヘッド構造の第1の脱毛ヘッドを有する脱毛ユニットケ
ースを取り付けた状態の正面断面図である。
【図2】同上の側面断面図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】同上の本体ブロックの断面図である。
【図5】同上の本体ブロック及び内部に内装する部材の
分解斜視図である。
【図6】同上の駆動ヘッドの分解斜視図である。
【図7】同上の脱毛ヘッドの分解斜視図である。
【図8】同上の脱毛フレームブロックの分解斜視図であ
る。
【図9】同上の回転カムの回転による一対の可動レバー
の駆動状態を示す説明図である。
【図10】同上の回転カムの回転による一対の可動レバ
ーの駆動状態を示す説明図である。
【図11】同上の本体ブロックに対して脱毛ユニットケ
ースを着脱する動作説明図である。
【図12】本発明において、本体ブロックに複数ヘッド
構造の第2の脱毛ヘッドを有する脱毛ユニットケースを
取り付けた状態の全体正面断面図である。
【図13】同上の全体側面断面図である。
【図14】同上の脱毛ユニットケースの正面断面図であ
る。
【図15】同上の側面断面図である。
【図16】同上の拡大断面図である。
【図17】同上の分解斜視図である。
【図18】同上の爪ブロックの斜視図である。
【図19】同上の分解斜視図である。
【図20】同上のカム手段部分の断面図である。
【図21】本発明の更に他の実施形態の断面図である。
【図22】本発明の更に他の実施形態の断面図である。
【符号の説明】
1 本体ブロック 2A 第1の脱毛モジュール 2B 第2の脱毛モジュール 2a1 第1の脱毛ヘッド 2a2 第2の脱毛ヘッド 3 脱毛爪 10 ハウジング
フロントページの続き (72)発明者 橋口 哲朗 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特公 昭48−29753(JP,B1) 特表 平9−504220(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 26/00 B26B 19/04

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の手で把持される単一のハウジン
    グに駆動源を備え、ハウジングに支持される第1の脱毛
    モジュールと、第2の脱毛モジュールとを備え、第1の
    脱毛モジュールはハウジングに支持され且つ上記駆動源
    により駆動されて足や腕のように毛の生えている面積が
    比較的平坦な部位の毛の引き抜きを行う脱毛爪を有する
    第1の脱毛ヘッドを上端部に有し、第2の脱毛モジュー
    ルはハウジングに支持され且つ上記駆動源により駆動さ
    れて腋のように毛の生えている面積が狭くて窪んでいる
    部位の毛の引き抜きを行う脱毛爪を有する第2の脱毛ヘ
    ッドを上端部に有し、第1の脱毛ヘッド、第2の脱毛ヘ
    ッドがそれぞれ脱毛ヘッドの軸を中心にした回転により
    毛を引き抜くように構成してあり、上記第2の脱毛ヘッ
    ドの軸と同方向における外形寸法を第1の脱毛ヘッドの
    軸と同方向における外形寸法よりも小さくすると共に、
    第2の脱毛ヘッドの軸と同方向における脱毛領域を第1
    の脱毛ヘッドの軸と同方向における脱毛領域よりも小さ
    くして成ることを特徴とする脱毛装置。
  2. 【請求項2】 第1の脱毛モジュール及び第2の脱毛モ
    ジュールがハウジングに対して選択的に着脱自在に取付
    けられて成ることを特徴とする請求項1記載の脱毛装
    置。
  3. 【請求項3】 ハウジングに駆動源に結合した駆動ギア
    を設け、第1の脱毛モジュールに上記駆動ギアに着脱自
    在にかみ合って第1の脱毛ヘッドを作動させるための第
    1の被駆動ギアを設け、第2の脱毛モジュールに上記駆
    動ギアに着脱自在にかみ合って第2の脱毛ヘッドを作動
    させるための第2の被駆動ギアを設けて成ることを特徴
    とする請求項2記載の脱毛装置。
  4. 【請求項4】 第1の脱毛モジュールに単一の第1の脱
    毛ヘッドが設けられ、第2の脱毛モジュールに一対の第
    2の脱毛ヘッドが設けられ、両第2の脱毛ヘッドは肌に
    同時に接触可能に構成され、第2の脱毛ヘッドの軸と同
    方向の脱毛領域を第1の脱毛ヘッドの軸と同方向の脱毛
    領域よりも短く設定して成ることを特徴とする請求項1
    記載の脱毛装置。
  5. 【請求項5】 2つの第2の脱毛ヘッドが異なるタイミ
    ングで脱毛を行うように配置してあることを特徴とする
    請求項4記載の脱毛装置。
  6. 【請求項6】 第1の脱毛モジュールに単一の第1の脱
    毛ヘッドを設け、第1の脱毛ヘッドが軸を中心にして該
    軸の周りで一方向に移動自在となり、第2の脱毛モジュ
    ールに一対の第2の脱毛ヘッドを設け、この第2の脱毛
    ヘッドが互いに平行に配列されると共にそれぞれ軸を中
    心にして該軸の周りで反対方向に移動自在となっている
    ことを特徴とする請求項1記載の脱毛装置。
  7. 【請求項7】 第2の脱毛モジュールに一対の第2の脱
    毛ヘッドを設け、この第2の脱毛ヘッドが互いに平行に
    配列されると共にそれぞれ軸を中心にして該軸の周りで
    移動自在となり、第2の脱毛ヘッドに少なくとも一つ以
    上が可動爪となっている一連の脱毛爪が設けられ、可動
    爪が隣接する脱毛爪と協同してその間にギャップを形成
    すると共にギャップを開閉することでギャップに毛を挟
    み付けては毛を離すように構成され、各第2の脱毛ヘッ
    ドがそれぞれ駆動機構により各第2の長手方向の軸の周
    りで移動され、駆動機構が単一のモータと、一対の別個
    の伝達ギア列とで構成され、別個の各伝達ギア列が上記
    モータから各第2の脱毛ヘッドに至り、この別個の伝達
    ギア列が上記長手方向の軸に沿った第2の脱毛ヘッドの
    両端側に各々配置してあることを特徴とする請求項1記
    載の脱毛装置。
  8. 【請求項8】 一対の第2の脱毛ヘッドにそれぞれ単一
    のモータの動力を伝達する別個の伝達ギア列を設け、こ
    の別個の伝達ギア列のうち一方の伝達ギア列のギア数を
    奇数、他方の伝達ギア列のギア数を偶数として成ること
    を特徴とする請求項4記載の脱毛装置。
  9. 【請求項9】 一対の第2の脱毛ヘッドの間に、使用者
    の肌に接触して一対の第2の脱毛ヘッド間で囲まれる肌
    部分を押さえるための肌押さえ部材を設けて成ることを
    特徴とする請求項4記載の脱毛装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも一つ以上が可動爪となった
    一連の脱毛爪と、可動爪を揺動させるための開閉レバー
    とを備えた爪ブロック体を構成し、軸を中心に該軸の周
    りで移動自在となった爪取付台に爪ブロック体を装着し
    て第2の脱毛ヘッドが構成してあることを特徴とする請
    求項1記載の脱毛装置。
  11. 【請求項11】 第1及び第2の脱毛モジュールがハウ
    ジングの両端に位置するようにハウジングに固定されて
    成ることを特徴とする請求項1記載の脱毛装置。
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