JP3271680B2 - 酸化処理装置 - Google Patents

酸化処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被処理体である例えば
半導体ウエハを高温下で水蒸気と接触させて酸化処理す
るための酸化処理装置に係り、特に減圧下での酸化処理
を可能にした酸化処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体デバイスの製造において
は、半導体ウエハの表面に酸化膜を形成する酸化処理工
程があり、その酸化処理の一つの方法として、処理炉内
において半導体ウエハを高温下で水蒸気と接触させて酸
化(ウエット酸化)させる方法がある。そして、このよ
うな酸化処理を行うために、例えば特公昭63−605
28号公報、特開昭63−210501号公報などに示
されているように、水素ガスと酸素ガスを燃焼させて水
蒸気を発生させる燃焼装置を処理炉の外部に独立させて
設け、この燃焼装置により発生する水蒸気を水蒸気供給
管路を介して処理炉に供給する方法が知られている。
【0003】この方法によれば、処理炉内で水素ガスと
酸素ガスを燃焼させて水蒸気を発生させる方法と異な
り、処理炉における加熱状態を、燃焼装置の動作状態と
分離して制御することができるので、処理炉での半導体
ウエハに対する酸化処理を高い信頼性、安全性及び再現
性を持って実施することが可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
酸化処理においては、酸化膜の膜質を如何に向上させる
かが重要な課題となり、燃焼装置の燃焼条件、処理炉の
温度条件等の選定により膜質の向上が図られている。し
かしながら、現状の酸化処理装置の構成では、選定すべ
き条件が限られており、膜質の向上を図る上である程度
限界に近いものがある。そこで、減圧CVDが減圧下で
の成膜処理によって膜質の向上に成果を収めていること
に着目し、これと同様の発想により前記酸化処理を減圧
下で行う発案がなされている。
【0005】しかしながら、前記処理炉における酸化処
理を減圧下で行おうとすると、燃焼装置における燃焼が
不安定になり、水蒸気を安定して供給することが困難に
なるばかりでなく、水素ガスによる爆発の危険性が増大
する問題があり、減圧下でのウエット酸化処理を実現す
ることが困難であった。
【0006】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、燃焼装置を用いずに減圧下でのウエット酸
化処理を可能にした酸化処理装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明に係る酸化処理装置は、被処理体を高
温下で酸化処理する処理炉と、この処理炉を減圧する減
圧手段と、処理炉内の圧力を検出し所定の圧力に制御す
る圧力制御手段と、純水を沸騰させて水蒸気を発生させ
る沸騰式水蒸気発生部と、この沸騰式水蒸気発生部より
発生する水蒸気を加熱手段により加熱された搬送用ガス
と共に前記処理炉に供給する水蒸気供給管路とを備えた
ことを特徴とする。
【0008】また、請求項2の発明は、被処理体を高温
下で酸化処理する処理炉と、この処理炉を減圧する減圧
手段と、純水を沸騰させて水蒸気を発生させる沸騰式水
蒸気発生部と、この沸騰式水蒸気発生部より発生する水
蒸気を前記処理炉に供給する水蒸気供給管路とを備えた
酸化処理装置において、前記沸騰式水蒸気発生部が、耐
熱性粒状物を集合させて焼結してなるフィルタと、この
フィルタを収容し、一端に純水を導入する純水導入管路
が接続され、他端に前記水蒸気供給管路が接続された耐
熱性容器と、この容器の周囲に設けられ前記フイルタを
介して純水を加熱沸騰させる加熱部とを備えていること
を特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、被処理体を高温下で
酸化処理する処理炉を減圧手段により減圧すると共に、
処理炉内の圧力を圧力制御手段により所定の圧力に制御
し、沸騰式水蒸気発生部により発生した水蒸気を加熱手
段により加熱された搬送用ガスと共に水蒸気供給管路を
介して前記処理炉に供給するようにしたので、燃焼装置
を用いずに減圧下でのウエット酸化処理が可能となり、
安全性の向上が図れると共に酸化膜の膜質の向上が図れ
る。
【0010】請求項2の発明によれば、燃焼装置を用い
ずに減圧下でのウエット酸化処理が可能となり、安全性
の向上が図れると共に酸化膜の膜質の向上が図れると共
に、耐熱性粒状物の集合体からなる表面積の大きいフィ
ルタを介して純水を加熱沸騰させるようにしたので、簡
単な構成で水蒸気を効率よく安定して供給することが可
能となり、設備コストの低減が図れる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
【0012】酸化処理装置の全体構成を示す図1におい
て、1は被処理体である半導体ウエハWを例えば850
℃程度の高温下で酸化処理する縦型の処理炉で、この処
理炉1は下端が開放した縦長円筒状の石英製の反応管2
を備えている。この反応管2の下方にはその下端開口部
を開閉する蓋体3が配置され、この蓋体3上には多数枚
の半導体ウエハWを水平状態で上下方向に間隔をおいて
多段に支持するウエハボート4が保温筒5を介して支持
されている。
【0013】前記蓋体3は反応管2内への前記ウエハボ
ート4の搬入及び搬出を行うと共に蓋体3の開閉を行う
昇降機構6に連結されている。また、前記反応管2の周
囲には内部を800〜1000℃程度の所望温度に加熱
するヒータ7が配設され、その更に外周には断熱材8を
介してアウターシェル9が設けられている。
【0014】前記反応管2の一側部には水蒸気導入管1
0が一体に形成され、この水蒸気導入管10の基部側は
反応管2の管壁と一体となって上方に導かれてから、反
応管2内の上端部に凹状に形成された水蒸気導入ポート
11に臨んで開口されている。また、反応管2の他側部
には排気管12が一体に形成され、この排気管12には
反応管2内を減圧する減圧手段としての減圧ポンプ13
を備えた減圧管14が二重のOリング15を介設したフ
ランジ継手16を介して気密に接続されている。
【0015】この減圧管14には例えばアングル弁から
なる開閉弁17が介設されると共にこの開閉弁17をバ
イパスするバイパス管18が接続され、バイパス管18
には例えばエアオペレートバルブからなる開閉弁19と
例えばピエゾバルブからなる圧力制御弁20が介設され
ている。前記反応管2内を300〜500Torr程度
の所定の圧力に減圧する場合、減圧管14に設けられた
圧力センサ21で圧力を検出しつつ先ず減圧管14の開
閉弁17を開にして所定の圧力まで減圧し、以後は減圧
管14の開閉弁17を閉に且つバイパス管18の開閉弁
19を開にして圧力制御弁20で所定の圧力を維持する
ようコントローラ22によって制御されるようになって
いる。なお、減圧管14の下流は図示しない工場排気ダ
クトに接続されている。
【0016】前記処理炉1の反応管2に水蒸気を供給す
るために、純水を沸騰させて水蒸気を発生させる沸騰式
水蒸気発生部23と、この沸騰式水蒸気発生部23より
発生する水蒸気を前記反応管2に供給する水蒸気供給管
路24とが用いられ、この水蒸気供給管路24は前記水
蒸気導入管10に二重のOリング25を介設したフラン
ジ継手26を介して気密に接続されている。前記沸騰式
水蒸気発生部23は、図2に示すように例えば炭化ケイ
素(SiC)からなる耐熱性粒状物27を集合させて焼
結してなる円柱状のフィルタ28と、このフィルタ28
を収容し、一端に純水を導入する純水導入管路29が接
続され、他端に前記水蒸気供給管路24が接続された円
筒状の耐熱性容器(ケーシング)30と、この容器30
の周囲に設けられ前記フィルタ28を介して純水を加熱
沸騰させる加熱部31とから主に構成されている。
【0017】前記容器30は例えば金属汚染を防止する
表面処理が施されたステンレススチールにより形成さ
れ、純水導入管路29及び水蒸気供給管路24は例えば
ステンレススチールにより形成されている。また、容器
30内の両端部にはフィルタ28より脱離した粒状物2
7の容器30外への流出を防止するための例えばセラミ
ックフィルタからなる補助フィルタ32が配設されてい
る。前記加熱部31は円筒状に形成された例えば電気ヒ
ータからなり、容器30を例えば200℃程度に加熱す
るようになっている。
【0018】前記純水導入管路29には、図1に示すよ
うに開閉弁33及び流量制御機構34を介して純水供給
用の純水源35が接続されると共に、開閉弁33の下流
近傍位置で分岐した配管36には開閉弁37及び流量制
御機構38を介してガスパージ用不活性ガスとしての窒
素ガス供給用の窒素ガス源39が接続されている。ま
た、純水導入管路29における前記沸騰式水蒸気発生部
23の上流近傍位置で分岐した配管40には、開閉弁4
1及び流量制御機構42を介してキャリアガス(搬送用
ガス)としての酸素ガス供給用の酸素ガス源43が接続
されている。
【0019】また、前記酸素ガス供給用の配管40に
は、酸素ガス(搬送用ガス)を所定の温度例えば200
℃程度に加熱する加熱手段であるガス加熱部44が介設
されている。このガス加熱部44は前記沸騰式水蒸気発
生部23と略同様に、フィルタ28及び補助フィルタ3
2を収容した容器30と、この容器30の周囲に設けら
れた加熱部31とから主に構成されている(図2参
照)。なお、前記水蒸気供給管路24には開閉弁45が
介設されると共にこの開閉弁45の上流近傍位置で開閉
弁46を有する排出管47が分岐され、酸化処理終了時
に余剰の水蒸気等を排出すると共に沸騰式水蒸気発生部
の容器30内を窒素ガスにより置換できるようになって
いる。
【0020】次に、以上の構成からなる酸化処理装置の
作用を説明する。先ず、開閉弁17,37,45を開
に、開閉弁19,33,41,46を閉にした状態で、
窒素ガス源39から水蒸気供給管路24を介して窒素ガ
スを処理炉1の反応管2内に供給しつつ反応管2内を減
圧管14及び減圧ポンプ13を介して排気することによ
り反応管2内を窒素ガスにより置換してから、蓋体3を
開けて半導体ウエハWを支持したウエハボート4を保温
筒5と共に反応管2内に装入する。次いで、窒素ガスの
供給を続けた状態でコントローラ22による圧力制御に
より反応管2内を所定の圧力例えば400Torrに減
圧した後、この圧力を維持しつつ開閉弁37を閉に、開
閉弁33,41を開にして水蒸気を反応管2内に供給す
る。なお、窒素ガス源39から酸素ガス源43に切替え
て反応管2内を酸素ガスにより一度置換した後、水蒸気
を反応管2内に供給するようにしてもよい。
【0021】前記開閉弁33,41の開により、純水源
35から純水が流量制御機構34及び純水導入管路29
を介して沸騰式水蒸気発生部23の容器30内に導入さ
れると共に、酸素ガス源43から酸素ガスが流量制御機
構42及びガス加熱部44を介して且つ前記純水に伴っ
て前記容器30内に供給される。容器30内に酸素ガス
と共に導入された純水は、加熱部31により加熱された
表面積の大きいフィルタ28を通過する過程で加熱沸騰
して水蒸気となり、その水蒸気がキャリアガスである酸
素ガスに伴って水蒸気供給管路24及び水蒸気導入管1
0を介して反応管2内に供給され、反応管2内での半導
体ウエハWの酸化処理に寄与する。また、キャリアガス
である酸素ガスも前記酸化処理に寄与することとなる。
なお、反応管2内への水蒸気の供給量は、純水源35及
び酸素ガス源43の流量制御機構34,42によって制
御される。
【0022】このように半導体ウエハWを高温下で酸化
処理する反応管2を減圧し、この高温且つ減圧下の反応
管2内に沸騰式水蒸気発生部23により発生した水蒸気
を水蒸気供給管路24を介して供給するようにしたの
で、燃焼装置を用いずに減圧下で半導体ウエハWをウエ
ット酸化処理することが可能となる。特に、減圧下で水
素ガスと酸素ガスを燃焼させて水蒸気を得るのではな
く、沸騰式水蒸気発生部23によって水蒸気を得るた
め、水蒸気を安定して反応管2に供給することができ、
酸化膜の膜質の向上が図れると共に、安全性の向上が図
れる。また、耐熱性粒状物27の集合体からなる表面積
の大きいフィルタ28を介して純水を加熱沸騰させるよ
うにしたので、簡単な構成で水蒸気を効率よく安定して
供給することが可能となり、設備コストの低減が図れ
る。
【0023】このようにして酸化処理が終了したなら、
開閉弁33,41,45を閉に、開閉弁37,46を開
にして純水導入管路29、沸騰式水蒸気発生部23の容
器30及び水蒸気供給管路24の内部に残存する純水及
び水蒸気を排出管47から排出すると共にこれらの内部
を窒素ガスにより置換する。次いで、開閉弁46を閉
に、開閉弁45を開にして反応管2内を窒素ガスにより
置換した後、減圧ポンプ13を停止して反応管2内を常
圧に戻し、処理済み半導体ウエハWをウエハボート4及
び保温筒5と共に昇降機構6により反応管2内から下方
へ搬出すればよい。
【0024】図3は沸騰式水蒸気発生部の変形例を示し
ている。本実施例の沸騰式水蒸気発生部23は、一端に
純水導入管路29が接続され、他端に水蒸気供給管路2
4が接続された略球形の容器30を備え、この容器30
内にはレンズ状のフィルタ28が取付けられると共に、
容器30の周囲には加熱部31が配設されている。な
お、前記フィルタ28は焼結金属からなるいわゆるメタ
ルフィルタからなっている。この沸騰式水蒸気発生部2
3においても、前記実施例と同様の作用効果が得られ
る。
【0025】図4は沸騰式水蒸気発生部の他の変形例を
示している。本実施例の沸騰式水蒸気発生部23は、図
2の沸騰式水蒸気発生部23と同様に内部に円柱状のフ
ィルタ28及び一対の補助フィルタ32を収容した円筒
状の耐熱性容器30を備えており、この容器30の周囲
には加熱部31が配設されている。特に、前記容器30
の一端には純水導入管路29ではなく酸素ガス供給用の
配管40が接続され、容器30の他端には水蒸気供給管
路24が接続されている。また、容器30の中間部には
純水導入管路29が接続されている。
【0026】本実施例によれば、前記容器30内におい
て、その一端の酸素ガス供給用の配管40から導入され
た酸素ガス及び中間部の純水導入管路29から導入され
た純水が加熱部31により加熱され、沸騰により生じた
水蒸気が酸素ガスに伴って水蒸気供給管路24から反応
管2へ供給されることになる。このように酸素ガスが容
器30内で加熱されるので、図1に示すように酸素ガス
供給用の配管40に設けられたガス加熱部44が不要に
なり、構造の簡素化及び設備コストの低減が図れる。
【0027】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。例えば、前記実施例では、キャリアガス
として酸素ガスが用いられているが、窒素ガス等の不活
性ガスを用いるようにしてもよい。また、処理炉1とし
ては、縦型炉が例示されているが、横型炉であってもよ
い。更に、被処理体としては、半導体ウエハWが例示さ
れているが、例えばLCD等であってもよい。また、実
施例の酸化処理装置は、高温の処理炉1及び減圧手段
(減圧ポンプ)を有しているため、処理ガス供給手段を
接続することにより減圧CVD装置とし使用することも
可能である。
【0028】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果が得られる。
【0029】(1)請求項1の発明によれば、被処理体
を高温下で酸化処理する処理炉を減圧手段により減圧す
ると共に、処理炉内の圧力を圧力制御手段により所定の
圧力に制御し、沸騰式水蒸気発生部により発生した水蒸
気を加熱手段により加熱された搬送用ガスと共に水蒸気
供給管路を介して前記処理炉に供給するようにしたの
で、燃焼装置を用いずに減圧下でのウエット酸化処理が
可能となり、安全性の向上が図れると共に酸化膜の膜質
の向上が図れる。
【0030】(2)請求項2の発明によれば、燃焼装置
を用いずに減圧下でのウエット酸化処理が可能となり、
安全性の向上が図れると共に酸化膜の膜質の向上が図れ
ると共に、耐熱性粒状物の集合体からなる表面積の大き
いフィルタを介して純水を加熱沸騰させるようにしたの
で、簡単な構成で水蒸気を効率よく安定して供給するこ
とが可能となり、設備コストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す酸化処理装置の全体構
成図である。
【図2】沸騰式水蒸気発生部の構成を示す拡大断面図で
ある。
【図3】沸騰式水蒸気発生部の変形例を示す拡大断面図
である。
【図4】沸騰式水蒸気発生部の他の変形例を示す拡大断
面図である。
【符号の説明】
W 半導体ウエハ(被処理体) 1 処理炉 13 減圧ポンプ(減圧手段) 23 沸騰式水蒸気発生部 24 水蒸気供給管路 27 粒状物 28 フィルタ 29 純水導入管路 30容器 31 加熱部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/31 H01L 21/316

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体を高温下で酸化処理する処理炉
    と、この処理炉を減圧する減圧手段と、処理炉内の圧力
    を検出し所定の圧力に制御する圧力制御手段と、純水を
    沸騰させて水蒸気を発生させる沸騰式水蒸気発生部と、
    この沸騰式水蒸気発生部より発生する水蒸気を加熱手段
    により加熱された搬送用ガスと共に前記処理炉に供給す
    る水蒸気供給管路とを備えたことを特徴とする酸化処理
    装置。
  2. 【請求項2】 被処理体を高温下で酸化処理する処理炉
    と、この処理炉を減圧する減圧手段と、純水を沸騰させ
    て水蒸気を発生させる沸騰式水蒸気発生部と、この沸騰
    式水蒸気発生部より発生する水蒸気を前記処理炉に供給
    する水蒸気供給管路とを備えた酸化処理装置において、
    前記沸騰式水蒸気発生部が、耐熱性粒状物を集合させて
    焼結してなるフィルタと、このフィルタを収容し、一端
    に純水を導入する純水導入管路が接続され、他端に前記
    水蒸気供給管路が接続された耐熱性容器と、この容器の
    周囲に設けられ前記フイルタを介して純水を加熱沸騰さ
    せる加熱部とを備えていることを特徴とする酸化処理装
    置。
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