JP3271448B2 - 居眠り警告装置 - Google Patents

居眠り警告装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は居眠り警告装置に関し、
特に車両における居眠り運転の防止等のために使用する
ことの出来る居眠り警告装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、交通事故の増大に伴って各ドライ
バーには安全運転の必要性が益々高まっているが、居眠
り運転も交通事故の大きな原因の一つに挙げられている
ことからその防止手段が種々講じられている。
【0003】例えば、実開平5-39506号公報において
は、腕バンドに設けられた心拍数センサーによりドライ
バーの心拍数を検出し、この心拍数が規定値以下になっ
た場合、ドライバーの覚醒度が低下していると判断して
ドライバーに警告を与え注意を喚起するという技術が示
されている。
【0004】一般に、運転中に眠気を催した場合、ドラ
イバーは眠気を拭い去ろうとして意識的にまたは無意識
に欠伸や背伸びしたり座り直したりするなどの行動(こ
の様な眠気に伴って起こる行動を副次行動と呼んでい
る)を起こすことが多い。
【0005】通常、眠くなると心拍数は減少するが、副
次行動の多いドライバーの場合は心拍数の一時的な増加
が混入することが多くなるため、結果的に図5に示すよ
うに覚醒時の心拍数の平均値(同図(a))と居眠り運
転時の心拍数の平均値(同図(b))は殆ど変わらなく
なってしまう。
【0006】従って、このようなドライバーの居眠り
は、上記のような従来技術の如く単に心拍数の低下のみ
で居眠りを検出することは出来ない。
【0007】そこで、本出願人は特願平6-22736号にお
いて、心拍数の平均値を用いずに居眠りを正確に検出し
て警告を発生することを目的とした装置を開示した。そ
の内容は次のとおりである。
【0008】<特願平6-22736号の内容>心拍生信号は
図6の心電図に示すような波形をしており、この心電図
の一番高い山をR波と呼んでおり、R波とR波との間隔
をRRI(R−R Interval)と呼んでいる。このRRI
値は図5における心拍間隔(又は心拍数)に対応するも
のである。
【0009】このRRIの長さを心拍センサーの出力信
号として与えられるR波とR波との心拍間隔から読み取
り、一拍毎にプロットすると図7に示すような心拍変動
波形となる。
【0010】この心拍変動波形においては、心臓は常に
一定の間隔で拍動している訳ではなく絶えず変動し揺ら
いでいる。
【0011】図7のグラフは、RRIの長さを縦軸にと
っているので心拍が早くなればRRIの値は低くなり、
心拍が遅くなればRRIが高くなることを示している。
また、ドライバーが眠気を催して心拍が遅くなってくる
とRRIは上昇し予め求めておいた覚醒時の平均値X0
よりも値が高くなることが多くなる。
【0012】今、この様な心拍変動波形において、図示
の区間に於ける平均値は覚醒時の平均値X0 と殆ど同
じになってしまうが、居眠りが徐々に進行して行く状態
を示す積分値は黒く塗り潰した部分の方が覚醒時の値よ
り大きくなって現れるので居眠りとして判定することが
出来る。
【0013】また、区間においては、この平均値は明
らかに上記の平均値X0 以下となってしまい居眠り検出
は出来ないが、黒く塗り潰した部分の面積(積分値)を
求め、この値が基準値以上か否かを調べれば居眠り検出
を行うことが出来ることとなる。
【0014】そこで、この居眠り警告装置を装着した時
(即ち覚醒時)に心拍センサーによって検出された所定
拍数分(又は所定時間)の全RRI値を求め且つその平
均値を求めると共にこの平均値を越えるRRI値の積分
値を所定倍して閾値として決めておく。なお、『拍数』
とは隣接した心拍で構成される1ビートの数を言い、R
RIと等価な心拍数(一分間当たりの拍数)とは異な
る。
【0015】このように覚醒時にRRI値の平均値と閾
値とを求めておき、その後、例えば自動車を走行させた
時等において、上記と同様の所定拍数分(又は所定時
間)のRRI値を求め、これらのRRI値の内上記のよ
うに求めておいた平均値を越えるRRI値を積分する。
即ち、図7の黒く塗りつぶした部分の面積を求めること
になる。
【0016】そして、この積分値が上記の閾値を越えて
いる時には警告発生手段をコントロールユニットから付
勢することによりドライバー等に居眠り運転の警告を与
えることが出来る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】心拍は一般的に眠気が
さしてくると、変動が大きくなるが、この変動には個人
差が有り、時間の経過と共に変動の仕方や分散が変化す
るため、以下のような問題点がある。
【0018】例えば、図8に示すドライバーの場合に
は、同図の横軸に示す拍数の経過(時間の経過)につれ
て居眠り状態に陥るとき、同図(a)の補助線(波形中
心線)に示すようにRRI値(縦軸)が大きくなって
いることが分かる。
【0019】なお、補助線とはRRI波形の外郭を
示し、補助線は最初に求めたRRI値を示しており、
これは以下の図9及び図10についても同様である。
【0020】このようなRRIの変動は、同図(b)に
示すようにRRI値の分散(縦軸)をとってみるとより
明瞭に理解することが出来る。
【0021】即ち、この分散は等価的に上記の積分値と
考えることができるので、拍数がU点付近から警報が鳴
り続けてしまい、場合によっては眠くないのに警報が鳴
ってしまう。
【0022】また、図9に示すドライバーの場合には、
同図(a)の補助線に示すように居眠り状態に移るに
つれてRRI値が小さくなっていることが分かる。
【0023】そして、同図(b)に示すRRI値の分散
では拍数がV点付近から急激に小さくなっており、眠気
を催しているにもかかわらずこの辺から警報が鳴ならな
くなってしまう。
【0024】一方、図10に示すドライバーの場合に
は、同図(a)の補助線に示すように居眠り状態に移
ってもRRI値はほとんど変化せず、同図(b)に示す
RRI値の分散はランダムに変化しており、眠気にほぼ
対応して警報が鳴るようになる。
【0025】従って本発明は、ドライバー等の被験者の
居眠り特性にかかわらずに居眠り状態を正確に検出して
警告を発生する装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る居眠り警告装置は、心拍センサーと、
警告発生手段と、装着した覚醒時に該センサーによって
検出された所定拍数分又は所定時間の全RRI値の平均
値並びに該平均値を越えるRRI値の積分値の所定倍を
閾値として求めておき、その後の所定数のRRI値の
内、該平均値を越えるRRI値を積分して該閾値を越え
ているときに該警告発生手段を付勢するコントロールユ
ニットとを備えると共に、該コントロールユニットが、
該閾値を一定時間又は一定拍数毎に計算し直すことを特
徴としたものである。
【0027】
【作用】本発明では、上記の特願平6-22736号と同様に
まず、コントロールユニットは、この居眠り警告装置を
装着した時(即ち覚醒時)に心拍センサーによって検出
された所定拍数(ビート)分又は所定時間の全RRI値
を求め且つその平均値を求める。
【0028】そして、この平均値を越えるRRI値の積
分値を所定倍して閾値として決めて記憶しておく。
【0029】その後、例えば自動車を走行させた時等に
おいても上記と同様に所定拍数分又は所定時間のRRI
値を求め、これらのRRI値の内、上記の平均値を越え
るRRI値を積分する。
【0030】そして、上記に求めておいた平均値を越え
るRRI値を積分することにより、図7の黒く塗りつぶ
した部分の面積を求める。
【0031】ここで、コントロールユニットは装着開始
してからの演算処理時間が一定時間又は一定拍数を越え
たか否かを判定し、一定時間又は一定拍数を越えていな
いときには、上記の積分値が上記の閾値を越えているか
否かを判定し、積分値>閾値の時だけ警告発生手段を付
勢することによりドライバー等に居眠り運転の警告を与
えることが出来る。
【0032】一方、上記の演算処理時間が一定時間又は
一定拍数を越えたときには、上記の演算処理をやり直
す。
【0033】従って、上記の閾値が一定時間又は一定拍
数毎に更新されることとなり、この更新された閾値に基
づいて上記の如く警告が与えられる。
【0034】このようにして本発明では、上記の積分値
が大き過ぎたり小さ過ぎたりすることによる誤検出を改
善することができる。
【0035】
【実施例】図1は本発明に係る居眠り警告装置の電気回
路構成を示しており、基本的には上記の特願平6-22736
号と同様のものを使用することができ、図中、1はコン
トロールユニット、2は心拍センサー、3は警告発生手
段としての軽微な電撃を与える警告片、4はコントロー
ルユニット1並びに心拍センサー2に電源を与えるため
の電源部、5はこの電源部4を起動するためのスイッ
チ、6は心拍センサー2の出力信号を受けて演算を行う
演算回路、7は演算回路6の出力信号により駆動されて
警告片3を駆動するための発信回路である。
【0036】図2及び図3には図1に示した本発明に係
る居眠り警告装置を腕バンド10に装着したときの状態
を示しており、これも基本的には上記の特願平6-22736
号と同様のものを使用することができ、コントロールユ
ニット1は腕バンド10の表面に設けられているが、心
拍センサー2及び警告片3は腕バンド10の裏側に貼着
されており、図3(a)及び(b)に示すように腕バン
ド10の両側に設けた面ファスナー10aによって手首
にしっかり巻き付けた時に、心拍センサー2及び警告片
3が手首に直接接触すると共に、コントロールユニット
1はこの腕バンド10の外側からスイッチ5を操作出来
る様にしている。
【0037】図4は上記の図1乃至図3に示したコント
ロールユニット1における演算回路6に格納され且つ実
行されるプログラムのフローチャートを示したもので、
以下この図4のフローチャートを参照して図1乃至図3
に示した実施例の動作を説明する。
【0038】まずこの腕バンド10を居眠り運転防止に
使用すると、ドライバーはコントロールユニット1にお
けるスイッチ5を操作することにより電源部4をONと
し、図4に示すフローチャートを開始させる。尚、この
スイッチ5は例えば、押すと電源部4が動作を継続する
こととなり、もう一度押せば元に復旧して電源部4の動
作を解除することが出来るものである。
【0039】この様に電源をONにしたとき、即ち初期
状態としての覚醒時において、コントロールユニット1
は内蔵するタイマT(図示せず)を開始させる(ステッ
プS1)と共に、心拍センサー2は図6に示した様な心
拍生信号を演算回路6に出力する。
【0040】演算回路6は所定数、例えば、60拍(6
0ビート)分のRRIを取り込んで内蔵するメモリ(図
示せず)に記憶しておく(ステップS2)。なお、この
60拍分の代わりに一定時間を用いて取り込んでもよ
い。
【0041】そして、この60拍分のRRIの平均値X
0 を求める(ステップS3)。
【0042】そして、更にこの様にして求めた平均値X
0 を越えたRRIの積分値Y0 を求め、且つこの積分値
0 に所定の係数を乗じた閾値K・Y0 を求める(ステ
ップS4)。
【0043】なお、上記の定数Kは例えば「3」であ
り、これは覚醒時から判断してどれ位のものであれば居
眠りと判定出来るかを示す値であればどのような値であ
っても構わない。
【0044】この様にして初期の覚醒時においてRRI
の平均値X0 と閾値K・Y0 を求めておき、その後の走
行時等における実際の居眠り運転の判定を行う。
【0045】即ち、まず上記と同様にして60拍分のR
RI値を取り込みメモリに記憶しておく(ステップS
5)。
【0046】そして、この取り込んだRRI値の内上記
のステップS3で求めた平均値X0を越えるものを抽出
しその積分値Yを求める(ステップS6)。
【0047】この後、ステップS1で開始したタイマT
が一定時間として例えば30分を越えたか否かを判定す
る(ステップS7)。なお、この一定時間の代わりに一
定拍数で判定してもよい。
【0048】この結果、T≦30分であることが分かっ
たときには、走行時等の積分値Yと初期の覚醒時に於け
る閾値K・Y0 との大小関係を判定する(ステップS
8)。
【0049】即ち、走行時等の積分値Yが覚醒時の閾値
K・Y0 以下であることが分かったときにはステップS
4に戻るが、積分値Yが閾値K・Y0 より大きいことが
分かった時には居眠り運転状態であるとして演算回路6
は発信回路7を駆動する(ステップS7)。
【0050】従って発信回路7は警告片3に警告信号を
与えることが出来、警告片3はドライバーに対して軽微
な電撃を一定時間与えることができる(ステップS
9)。
【0051】そして、ステップS5に戻り上記の動作を
繰り返す。
【0052】一方、ステップS7においてT>30分で
あることが分かったときには、ステップS1に戻って計
測・演算処理を最初からやり直す。
【0053】なお、このステップS7はステップS6と
S8との間に限らず、ステップS2〜S4の初期設定動
作を行った後、実際の車両走行時等においてステップS
5及びS6の計測・演算処理の時間Tが30分を越えた
か否かを判定できればよく、ステップS5の前段または
後段に挿入してもよい。
【0054】また、上記の実施例において警報片3は腕
バンド10に貼着されているが、これを外部の例えばダ
ッシュボード等に設けて無線電波により信号を総受信す
るように構成してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る居眠
り警告装置によれば、覚醒時に所定拍数分又は所定時間
のRRI値の平均値を越えるRRI値の積分値の所定倍
の閾値を求め且つ一定時間又は一定拍数毎に更新してお
き、その後同様にして求めたRRI値の内上記の平均値
を越えるものを積分して求め、この積分値が上記の閾値
を越えている時に居眠りが発生しているとして警告を発
生するように構成したので、図11乃至図14に示すよ
うな効果が得られる。
【0056】即ち、図11(a)は図8に示したドライ
バーのRRI波形に対応したもので、拍数の経過と共に
RRI値が大きくなっているが、本発明に適用したとき
の補正したRRI変動波形は同図(b)に示すように拍
数がA点のときに閾値が更新(約30分毎の更新)され
た結果、同図(b)においては更新時点Aまでの平均値
「817.5msec」は同図(a)と同じであるが、更新後は
平均値が「911.1msec」に上がるため、この平均値を越
えるRRI値が同図(a)より減っている。なお、「平
均値」とは計測開始後の60拍数分の平均値を示してい
る。
【0057】また、図12(a)及び(b)はそれぞれ
図11(a)及び(b)におけるRRI値を、図8
(b)と同様に等価的に積分値Y(図4のステップS
6)に対応している分散で表したもので、補正前(a)
はA点を中間点として大きくなっているが、補正後
(b)はA点で平均値を更新したため、これを境にして
分散が小さくなっていることが分かる。従って閾値を上
回り過ぎることが無く警告が発生されるケースが減少す
ることとなる。
【0058】更に、図13(a)は図9に示したドライ
バーのRRI波形に対応したもので、拍数の経過と共に
RRI値が小さくなっているが、本発明に適用したとき
の補正したRRI変動波形は同図(b)に示すように拍
数がB点及びC点のときに閾値が更新(約30分毎の更
新)された結果、同図(b)においては更新時点Bまで
の平均値「897.6msec」は同図(a)と同じであるが、
B点での更新後は平均値が「820.8msec」に下がり、さ
らにC点での更新後は平均値が「822.3msec」に変化す
るため、この平均値を越えるRRI値が同図(a)より
減っており、従って警告が発生されるケースが減少する
こととなる。
【0059】また、図14(a)及び(b)はそれぞれ
図13(a)及び(b)におけるRRI値を分散で表し
たもので、補正前(a)に比べて補正後(b)はB点及
びC点を境にしてそれぞれ分散が大きくなっており、従
って閾値を下回り過ぎることがなく警告が発生されるケ
ースが増加することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明及び特願平6-22736号に係る居眠り警告
装置の電気回路構成を示したブロック図である。
【図2】本発明及び特願平6-22736号に係る居眠り警告
装置を腕バンドに設けた時の外観図である。
【図3】本発明及び特願平6-22736号に係る居眠り警告
装置を腕バンドを設けた時に手首に装着した時の図であ
る。
【図4】本発明に係る居眠り警告装置に用いられるコン
トロールユニットに格納され且つ実行されるプログラム
のフローチャート図である。
【図5】覚醒時と居眠り運転時の拍数の時間変化をそれ
ぞれ示した波形図である。
【図6】心拍センサーによって得られる心拍生信号を示
した心電波形図である。
【図7】心拍センサーによって得られるRRIの心拍変
動波形を示した図である。
【図8】特願平6-22736号に係る居眠り警告装置により
計測した或るドライバーのRRI心拍変動波形及び移動
積分値を示したグラフ図である。
【図9】特願平6-22736号に係る居眠り警告装置により
計測した別のドライバーのRRI心拍変動波形及び移動
積分値を示したグラフ図である。
【図10】特願平6-22736号に係る居眠り警告装置によ
り計測したさらに別のドライバーのRRI心拍変動波形
及び移動積分値を示したグラフ図である。
【図11】本発明に係る居眠り警告装置により計測した
図8におけるドライバーのRRI心拍変動波形を示した
グラフ図である。
【図12】本発明に係る居眠り警告装置により計測した
図8におけるドライバーの移動積分値を示したグラフ図
である。
【図13】本発明に係る居眠り警告装置により計測した
図9におけるドライバーのRRI心拍変動波形を示した
グラフ図である。
【図14】本発明に係る居眠り警告装置により計測した
図9におけるドライバーの移動積分値を示したグラフ図
である。
【符号の説明】
1 コントロールユニット 2 心拍センサー 3 警告片 4 電源部 5 電源スイッチ 6 演算回路 7 発信回路 10 腕バンド 図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 心拍センサーと、警告発生手段と、装着
    した覚醒時に該センサーによって検出された所定拍数分
    又は所定時間の全RRI値の平均値並びに該平均値を越
    えるRRI値の積分値の所定倍を閾値として計算してお
    き、その後の所定拍数分又は所定時間のRRI値の内、
    該平均値を越えるRRI値を積分し該積分値が該閾値を
    越えているときに該警告発生手段を付勢するコントロー
    ルユニットとを備えた居眠り警告装置において、 該コントロールユニットが、該閾値を一定時間又は一定
    拍数毎に計算し直すことを特徴とした居眠り警告装置。
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