JP3270568B2 - 織機における開口形成装置の改良 - Google Patents

織機における開口形成装置の改良

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JP3270568B2
JP3270568B2 JP09330693A JP9330693A JP3270568B2 JP 3270568 B2 JP3270568 B2 JP 3270568B2 JP 09330693 A JP09330693 A JP 09330693A JP 9330693 A JP9330693 A JP 9330693A JP 3270568 B2 JP3270568 B2 JP 3270568B2
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electromagnet
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hooks
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ダリオ・バッシ
ダミアン・ブーシェ
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シユトイブリ・リヨン
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    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C3/00Jacquards
    • D03C3/20Electrically-operated jacquards

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
  • Electromagnets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、織機における開口形成
する複数のアセンブリから成る織機の開口形成のための
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパ特許明細書0214075は
この種の装置を示し、そのアセンブリは各々細索要素に
よって連結された2つの可動フックと、電磁石と、前記
ヨーロッパ特許明細書に記載された独立したアセンブリ
又はモジュールを形成するために相互に接続された2つ
の隔壁の間に位置する保持フックとから成る。
【0003】2つの隔壁の間に置かれた電磁石の極部材
は、周囲の大気から遮蔽されていない。大気は織物工場
内の油性ダストを含み、油性ダストは一方では織物織糸
に起因する糸屑又は綿屑により、他方では空気中に浮遊
する油及びグリースの微細分子から成る。そのような油
性ダストは電磁石の極部材上に沈着し、電磁石は織物中
の欠陥に繋がる保持フックの欠陥ある作用を引き起こ
す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
欠点を除去し、実質上気密なケーシング中に各電磁石が
格納されるような織機における開口形成装置を構成する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、請求項
1に記載された構成、即ち織機の開口形成装置におい
て、該装置はヘルドの垂直運動を制御する複数のアセン
ブリから成り、各アセンブリは細索要素(9)により連
結された2つの可動フック(7,8)と、電磁石(2)
と、独立したアセンブリを形成するために相互に組合わ
された2つの隔壁(1,1)の間に位置する保持フック
(3,4)とから成り、その際各アセンブリは周囲の大
気から電磁石(2)を遮蔽するための装置を有し、電磁
石(2)の個所には、隔壁(1)の各面は隔壁(1)の
各側に延びる2つの要素(10′、10′′)から構成
された縁(10)を有し、その結果2つの隔壁(1,
1)の組立後、それらの縁(10)の要素(10′、1
0′′)は電磁石(2)を取り囲む実質上気密なケーシ
ングを構成するために接合され、そして隔壁(1)の縁
(10)が2つのスペースを形成するための保持フック
(3,4)のボス状支承部の個所で中断されていること
を特徴とする前記織機における開口形成装置によって解
決される。
【0006】
【実施例】図1はヨーロッパ特許明細書0214075
から出発した本発明による織機における開口形成装置の
隔壁1の拡大図を示す。2つの隣接した隔壁1の間に電
磁石2が格納され、電磁石は2つの揺動する保持フック
3、4と同様に横ブランチの形に作られた2つの極部材
2a、2bを有し、2つの保持フック3,4は、隔壁1
と結合されたプラスチック材料のほぞの形のピン5、6
のまわりに、ボス状支承部3a,4aで枢支される。保
持フック3及び4は細索要素9によって接続されかつ2
つのナイフ(図示しない)による往復運動において変位
する可動フック7、8を保持し又は解放するために設け
られている。
【0007】本発明によれば、電磁石2を支持する各隔
壁1の端部は隔壁1のいずれかの側かつ隔壁1に対して
垂直に延びる2つの要素10’、10”を有する縁10
を備える(図2、図4)。この図は2つのピン5、6を
区別して示し、2つのピン5,6は、2つの隣接した隔
壁1の間に電磁石2を固定するために電磁石2の本体に
形成された相応する孔に係合する突端11、12同様
に、保持フック3及び4のための枢支ピンを形成する。
【0008】縁10は隔壁1の横縁と固着され、その端
縁とも固着されるが、その縁10は中央では通路13で
中断されている。電磁石2の下方で、縁10はV形を形
成し、その脚部は,保持フック3及び4のボス状支承部
3a,4a 収容するためのスペース14、15を構成す
るために中断されている。
【0009】保持フック3、4はその枢支のためのピン
5、6に取りつけられ、その各中央のボス状支承部3
a、4aはスペース14及び15を閉鎖し、スペースの
幅は作動隙間の範囲内でボス状支承部3a,4aの直径
と等しい。加えて、電磁石2の上方延長部2cは図1に
示すように、通路13を囲う。
【0010】この条件の下で2つの隔壁1が相互に近接
して置かれかつ公知の方法で組立てられる場合、隔壁1
の縁10の要素10’は電磁石2が格納される実質上気
密なケーシングを構成するために隣接した隔壁1の縁1
0の要素10”と当接することになる。
【0011】図4はヨーロッパ特許明細書021407
5(従来技術)による開口形成装置を示し、これは周囲
空気に触れるこれらの極部材のアセンブリと支持フック
3及び4との間に延びる遮壁なしに、開口形成装置が置
かれる雰囲気中に位置する極部材2a、2bを示す。
【0012】これに対して本発明では図3は気密なケー
シングを示し、ケーシングは、これらの要素10′、10
′′の自由縁が緊密に当接することにより、2つの隣
接した隔壁1,1 の要素10’、10”によって構成され
ている。
【0013】勿論最も簡単な実施形態は、縁10の2つ
の要素10’、10”の高さが等しくされるものであ
り,その高さは、2つの隣接した隔壁1の対向する面を
分離する間隔の半分に等しい。
【0014】相当の改良がそのコストの増加なしにヨー
ロッパ特許明細書0214075(従来技術)による織
機における開口形成装置の操作についてなされた。特に
各電磁石が格納されている気密なケーシングが本発明の
範囲から逸脱することなしに上記のものとは異なる方法
で実施されることもできる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、綿屑や油性ダスト等に
より電磁石が汚染されることのないような実質上気密な
ケーシング中に各電磁石を格納するような織機における
開口形成装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による織機における開口形成装置の縦断
面図である。
【図2】本発明による織機における開口形成装置の隔壁
の部分斜視図である。
【図3】本発明による織機における開口形成装置の図1
のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】電磁石の極部材のレベルにおける公知のモジュ
ールの横断面図である。
【符号の説明】
1 隔壁 2 電磁石 2a 極部材 2b 極部材 2c 上方延在部 3 保持フック 3a ボス状支承部 4 保持フック 4a ボス状支承部 5 ピン 6 ピン 7 可動フック 8 可動フック 9 細索要素 10 縁 10’ 要素 10” 要素 11 突端 12 突端 13 通路 14 スペース 15 スペース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D03C 3/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 織機の開口形成装置において、 該装置はヘルドの垂直運動を制御する複数のアセンブリ
    から成り、各アセンブリは細索要素(9)により連結さ
    れた2つの可動フック(7,8)と、電磁石(2)と、
    独立したアセンブリを形成するために相互に組合わされ
    た2つの隔壁(1,1)の間に位置する保持フック
    (3,4)とから成り、その際各アセンブリは周囲の大
    気から電磁石(2)を遮蔽するための装置を有し、 電磁石(2)の個所には、隔壁(1)の各面が隔壁
    (1)の各側に延びる2つの要素(10′、10′′)
    から構成された縁(10)を有し、その結果2つの隔壁
    (1,1)の組立後、それらの縁(10)の要素(1
    0′、10′′)は電磁石(2)を取り囲む実質上気密
    なケーシングを構成するために接合され、そして隔壁
    (1)の縁(10)が2つのスペースを形成するための
    保持フック(3,4)のボス状支承部の個所で中断され
    ていることを特徴とする前記織機における開口形成装
    置。
  2. 【請求項2】 隔壁(1)の縁(10)が、実際上気密
    に閉鎖する電磁石(2)の一部分のための通路を構成す
    るようにその上端の個所で中断されている、請求項1記
    載の織機における開口形成装置。
  3. 【請求項3】 隔壁(1)の縁(10)の要素(1
    0′、10′′)の高さが2つの隣接する隔壁(1,
    1)の対向する面を隔てている間隔の半分に等しい、請
    求項1記載の織機における開口形成装置。
JP09330693A 1992-04-30 1993-04-20 織機における開口形成装置の改良 Expired - Lifetime JP3270568B2 (ja)

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FR9205612 1992-04-30
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JPH0617346A JPH0617346A (ja) 1994-01-25
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EP0577524B1 (fr) 1997-10-01
FR2690695A1 (fr) 1993-11-05
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