JP3269868B2 - トラックチェーンジョイントの保持方法及び装置 - Google Patents
トラックチェーンジョイントの保持方法及び装置Info
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- Y10T29/49927—Hollow body is axially joined cup or tube
- Y10T29/49929—Joined to rod
Description
車両のような土砂移動車両に使用する回転可能なブッシ
ュを有するトラックチェーンに関し、特にトラックチェ
ーンのジョイント(継手)を保持するための方法及び装
置に関する。
通常トラックピンの端部と、これらのトラックピンが圧
入されるリンクのボアとの間の締まりばめにより保持さ
れる。
を使用してピンをリンクボア中に圧入しても、車両の動
作中に圧力がトラックに印加される結果、これらのリン
クはピン上を外側方向に移動する傾向がある。この外側
方向の移動がジョイントを緩くするか、或いは端部の遊
びを発生させる。
るために多くの方法が試みられている。1980年1月8日
及び1981年9月8日にRichard E. Livesay等に対して発
行され本願発明の出願人に譲渡された、米国特許第4,18
2,578 号及び米国特許第4,288,172 号に開示されている
ようなキーパーアセンブリは、このような端部の遊びを
減少させるのに有効であった。
キーパーアセンブリを利用するジョイントは、制限され
た量の端部の遊びを発生させるある量のクリアランスを
有していなければならない。その結果、これらのキーパ
ーアセンブリは端部の遊びを減少させるが完全に除去す
るものではない。
月27日にRoger L. Boggs等に対して発行され本願発明の
出願人に譲渡された、米国特許第3,831,257 号に開示さ
れており、この特許においてはトラックピン端部の溶接
が利用されている。
きく依存する。実際には、溶接力を一定に保つのは困難
なことである。もし溶接が弱くて破壊すると、全ての保
持能力が喪失される。
て発行された米国特許第1,507,757号では、軟らかな金
属キーがレールの開口部及びトラックユニットのシュー
を通して角度付けられたピンの溝中に打ち込まれ、ピン
をトラックユニットに固定するロック装置を提供する。
するための方法及び装置がそれぞれ1986年10月21日及び
1987年2月3日にJames A. Garman 等に対して発行され
本出願人に譲渡された、米国特許第4,618,190 号及び第
4,639,995 号に開示されており、成功裏に利用されてい
る。この装置及び方法においては、適当な溝がピン及び
リンクの両方に機械加工されなければならない。
回転ブッシュとともにトラックチェーンに適用される。
しばらく前から外部ブッシュの寿命はブッシュを回転可
能にすることにより長くできると認識されている。
が1970年1月27日にR. L. Boggs 等に対して発行され本
出願人に譲渡された、回転ブッシュを有するトラックヒ
ンジジョイントと題する米国特許第3,492,054 号に開示
されている。しかしこの回転ブッシュのデザインは、他
の問題が発生するために実際商業上利用されることはな
かった。
剛性が損なわれることである。これはブッシュがリンク
にもはや固定されていないことによる。引き続いて起こ
る弛みが回転ブッシュトラックの端部の遊びの問題を増
長する。
ラックのある種の寸法を変更できないという問題により
阻害される。このような寸法の一つはトラックのレール
とレールとの間の幅即ちゲージ幅である。鉄道のトラッ
クと同様に、トラックリンクが車両の車輪又はローラが
回転する一対のレール表面を提供する。
永久にセットされて変更されることはない。これは、レ
ールのゲージを変更すると車両の下部構造体の他の部品
の変更を必要とし、変更されたトラックは既存の車両の
トラックと互換性がないからである。
回転可能なブッシュのトラックジョイントを提供する従
来の試みの欠点を克服することを目的とする。
ト(継手)の端部の遊びを防止するための、履帯型車両
の無端状トラックチェーンのジョイントを組み立てるた
めの方法及び装置が提供される。ジョイントは一対のリ
ンクと円筒ピンを含んでいる。
ボアを有する横方向外側にオフセットした外側端部カラ
ーを含んでいる。各ボスは外周を有しており、ピンは両
端部分を含んでいる。各端部は外側端部カラーのボア中
に圧入され、回転不能に取り付けられる。
概略弓型形状の環状溝を形成し、ピンの端部部分の溝に
半径方向に整列してボスの外周に対してパンチ装置を配
置し、パンチ装置に十分な力を適用して各外側端部カラ
ーの第2ボアから各溝中に突き出す少なくとも一つの機
械的に形成された小さな塊を形成する各ステップから構
成される。小さな塊は溝に実質上整合する断面形状を有
している。
ョイントのピン回りに配置され、ピンに対して自由に回
転可能な管状ブッシュが提供される。ブッシュは内側端
部カラー間に伸長するサイズで、内側端部カラーに対し
て自由に回転可能である。
取り付けるために、一対の硬化されたスリーブ軸受は内
側端部カラーの第1ボア中に取り付けられている。
無端状トラックチェーンが図1及び図2に符号10で示
されており、図示しない履帯型車両に使用される。トラ
ックチェーン10は、複数の同様なヒンジジョイント
(ヒンジ継手)14によりチェーン10の縦方向中心線
に沿って関節式に連結された複数のリンクセット11か
ら構成される。
がリンクセット11にボルト止めされている。各リンク
セット11は一方が右側リンクで他方が左側リンクであ
る一対の横方向に離間し縦方向に伸長するリンクを含ん
でいる。このようなリンクは互いに協働関係にあるの
で、両方のリンクを符号16で示すことにする。
対の外側端部カラー18を備えている。内側端部カラー
17はチェーン10の中心線13方向に横方向内側にオ
フセットしており、外側端部カラー18は横方向外側に
オフセットしている。
ール表面20を含んでいる。図1及び図4に最もよく示
されるように、このレール表面20は内側縁21と外側
縁23との間の所定の全体幅Wを有している。
央部分24と、外側端部カラー18を超えて外側縁23
に沿って伸長する概略半分の幅の外側部分26と、内側
端部カラー17を超えて内側縁23に沿って伸長する概
略半分の幅の内側部分23とを含んでいる。リンクセッ
ト11の一つのリンクの内側縁21と他方のリンクの内
側縁21との間の距離がレールゲージ幅Gを画成する。
側表面30(図1)から外側表面32まで伸長する貫通
第1ボア29を有している。内側表面30はレール表面
20の内側縁21から内側方向にオフセットされてい
る。外側表面32は、内側縁21よりもレール表面20
の外側縁23に実質上近く配置されるように、レール表
面20の内側部分23に対して外側方向にオフセットさ
れている。
ットされた位置付けが、レール表面20の幅の半分より
も大きな所定のボア長さL1 (図1)を提供する。好ま
しくは、外側表面32は内側レール縁21からレール幅
Wの実質上0.5倍から1.0倍の範囲内に位置してい
る。
側表面35から外側表面36にかけて伸長する貫通第2
ボア33を有している。図3に最もよく示されるよう
に、各第2ボア33は内側表面35に隣接するカウンタ
ボア63を有している。
側に配置された半径方向の肩63をその底部に有してい
る。内側表面35は同様にレール表面20の内側部分2
7から外側方向にオフセットしていて、トラックチェー
ン10中の隣接リンクの内側端部カラー17のオフセッ
トされた外側表面32よりも外側に位置するようになっ
ている。
ト関係にあることにより、トラックチェーン中で一つの
リンクセットの外側端部カラー18が隣接するリンクセ
ットの内側端部カラー17にオーバーラップすることに
なる。図面に示されているように、外側端部カラー18
の外側表面36は薄いピンボス38上に設けられてい
る。
側縁から横方向に相当距離オフセットされて、少なくと
もレール表面20の全体幅W程度の所定のボア長さL2
を有する第2ボア33を提供する。
0の外側縁23を超えてレール幅Wの少なくとも0.7
5倍横方向にオフセットしている。後述する目的のため
に、ボス38はその外周40上に形成された少なくとも
一つの平坦部39を有している。さらに好ましくは、ボ
ス38は図2に示されるように互いに反対方向に展開し
た又は180°離れて配置された2つの平坦部39を有
している。
円筒ピン41と、回転可能な管状ブッシュ50と、一対
の硬化されたスリーブ軸受54とを有している。ピン4
1は端部42を有しており、各端部はリンクセット11
中の各リンク16の外側端部カラー18の第2ボア33
中に圧入され、回転不能に取り付けられている。
ジョイント14はさらに、ピン41の中心軸線43に沿
ってのリンク16の軸方向運動を防止することにより、
第2ボア33中でピン41を機械的にインターロックし
て端部の遊びを除去する手段45を含んでいる。
の各端部部分42の外周回りに形成された概略弓型形状
の溝44と、各第2ボア33から半径方向内側に溝44
中に突出する少なくとも一つの機械的に形成された小さ
な塊47とから構成される。機械的に形成された小さな
塊47は、好ましくはパンチ装置48により形成され
る。
各平坦部39上にピンの軸線に垂直に配置された一対の
パンチ装置が設けられる。パンチ装置48に十分な力を
加えることにより、ボスの金属が溝44中に押し出され
る。
ュ50を自由回転可能に取り付けるサイズのボア51を
具備している。ブッシュ50は一対の端面53を有して
おり、内側端部カラー17間に伸長して内側端部カラー
17に対して自由回転可能に取り付けられる。
化されたスリーブ軸受54の各々は、外周面56と、内
側軸受表面57と、内側端部面60と、外側端部面62
を有している。スリーブ軸受54は内側端部カラー17
の第1ボア29中に圧入されるように適合している。
両の重量及びパワーに応じて、このようなスリーブ軸受
54は、車両の動作中にジョイント14に印加される負
荷を十分支持するために、ある最小長さを有していなけ
ればならないことは当業者にとってよく知られているこ
とである。
を受け入れるために第1ボア29は第2ボア33よりも
実質上大きく形成されている。各外側表面56は軸受を
ボア29中で回転不能に取り付けるために十分なサイズ
をしている。
転運動に抵抗するために、各軸受の外側表面56は好ま
しくはローレット加工された中央部分59を有してい
る。軸受54が第1ボア29中に圧入されると、刻みは
リンクボア29の軟らかな金属中に埋め込まれボアをグ
リップし、その結果スリーブ軸受54を第1ボア29に
機械的にインターロックする。
由回転可能に取り付けるサイズをしている。スリーブ軸
受54も硬化されてより長い摩耗寿命を提供する。軸受
表面57及び端部面60,62は少なくともロックウェ
ル硬度C55の硬さ、好ましくはロックウェル硬度C5
7〜62の硬さを有している。
ョイント14中に潤滑油を封入し研磨剤が内部に入るの
を防止する手段66が設けられている。潤滑手段72は
潤滑油溜73を画成するピン41中のプラグで蓋をされ
たボアと、半径方向通路74とを含んでいる。
シュ50のピンボア51及びスリーブ軸受54の内部軸
受表面57に供給する。シール手段66はブッシュ50
と内側端部カラー17との間の密封を提供する一対の第
1シール67と、内側端部カラー17と外側端部カラー
18との間の密封を提供する一対の第2シール69とを
含んでいる。
の内側端部面60とブッシュ50の隣接する端部面53
との間で且つブッシュの端部面53と密封係合するよう
に、内側端部カラー17の第1ボア29中に配置されて
いる。
65とスリーブ軸受54の外側端部面62の間で外側端
部面62と密封係合するように、各カウンタボア63中
に配置されている。
ール67,69の内側に配置されている。スラストリン
グ70は、組み立ての間又は作動中にシールが破壊され
るのを防止するために、シール67,69に対して所定
の最大軸方向スペースを維持するように設けられてい
る。
常に改良されたブッシュの摩耗寿命を提供するとともに
メンテナンス費用を低下させる。これらの利益は構造的
一体性又はトラックチェーン10の負荷運搬容量の低下
なしに、或いはレールゲージ寸法Gを増加することなし
に提供される。
ブッシュ50がリンク16に回転可能に取り付けられて
いるので増加される。これにより、従来のスプロケット
と固定又は非回転ブッシュとの間に発生する擦り作用が
除去されるので、車両のブッシュ及びスプロケットの摩
擦による摩耗が顕著に減少される。
ーンの一箇所での摩耗に代わって、作動中にブッシュ5
0を回転することによりブッシュの全周にわたり均一に
摩耗が発生する。さらに、従来必要であったトラックチ
ェーンを分解してブッシュを反転させるという必要性が
除去される。よって、本発明の回転ブッシュを有するト
ラックチェーン10は余り修理を必要とせず、メンテナ
ンス費用を低下させる。
端部カラー17の第1ボア29中に回転不能に取り付け
られた硬化されたスリーブ軸受54を使用することによ
り商業的に実践される。
軸受表面57の浸食又は焼き付きを起こすことなくトラ
ックチェーン10にかかる大きな駆動力に耐えるのに十
分な硬度を有している。
発生するピン41、スリーブ軸受54及びブッシュ50
の間の内部摩耗を防止するために、潤滑手段72が設け
られている。潤滑油を密封し研磨剤の侵入を防止するた
めに、ジョイント14に密封手段66が設けられてい
る。
第2のシール対67,69を含んでいる。第2シール対
69はリンク16の外側端部カラー18中のカウンタボ
ア63中に設けられて、隣接するリンクセット11の互
いにオーバーラップする内側及び外側端部カラー17,
18の間をシールする。
ーンジョイント14に付加的に取り付けられたシールセ
ットであり、回転ブッシュ50と内側端部カラー17と
の間に潤滑油を密封し研磨剤が内部に入るのを防止す
る。
となしに、又は、トラックチェーン10の構造的一体性
を低下させることなしに、第1及び第2のシール対6
7,69を収容するための付加的なスペースを提供す
る。この利点は本発明のリンクのユニークなデザインに
より達成される。
29中にスリーブ軸受54及び第1シール対69の一方
を収容するために、スリーブ軸受54の長さに一つのス
ラストリング70の長さを加えた長さに概略等しい長い
ボア長さL1 を有する第1ボア29をリンクの内側端部
カラー中に提供する。
4の構造的一体性を保持するために、スリーブ軸受54
の全長にわたる圧入連結が提供される。同様に、リンク
16の外側端部カラー18中の各第2ボア33は、トラ
ックの作動中にジョイント14の構造的一体性を維持す
るために要求されるピンの端部部分42の圧入長さを提
供するとともに、カウンタボア63及びピン溝44を収
容するのに要求される長さを提供するのに十分な増加さ
れたボア長さL2 を有している。
6上のレール表面20の各半分の幅部分26,27に対
してボア長さをオフセットすることによりリンク16中
に与えられる。
置を変更せずに増加され、これにより履帯型車両の他の
部品に影響を与えずに既存のトラックチェーンを本発明
のトラックチェーン10で交換するのを阻害することな
く、レールゲージGが増加することなく望ましい寸法に
維持される。
に機械的なインターロック手段45が設けられている。
インターロック手段45はピン41の端部部分42回り
の溝44を含んでいる。
組み立てられると、適当なパンチ装置48がピンの端部
部分42中の溝44に半径方向に整列して、外側端部カ
ラー18のボス38上に設けられた各平坦部39上に配
置される。
が置かれた場合に起こるであろうパンチ装置48のスリ
ップを防止する。次いでプレス等の手段により、パンチ
装置48に適当な力を加えてボス38から金属をピンの
溝44中に押し出し、第2ボア33から溝44中に突出
するボス金属の機械的に形成された小さな塊47を形成
する。この小さな塊47はピン溝44の弓型形状に実質
上整合する断面形状を有している。
ー18の第2ボア33中のピン41の軸方向の移動を防
止し、シール67,69の密封力を喪失するような端部
の遊びをジョイント14が起こすことがなく、これによ
りジョイント14から潤滑油が漏れ出すのを防止する。
明細書及び添付特許請求の範囲を研究することにより得
ることができる。
ンの一部分の平面図である。
ックチェーンの側面図である。
を通る図1の3−3線に沿う横断面図である。
ックリンクの全体斜視図ある。
拡大斜視図である。
あり、ピンをリンクに機械的にインターロックする好ま
しい手段を示している。
7線に沿った一部破断断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 各トラックジョイントは第1及び第2リ
ンク対と円筒状ピンを含んでおり、前記第1リンク対の
各リンクは第1ボアを有する内側端部カラーを有してお
り、前記第2リンク対の各リンクは外側方向に相当距離
伸長したピンボスと第2ボアを有する外側端部カラーを
有しており、前記ピンの各端部部分は前記外側端部カラ
ーの前記第2ボア中に圧入されて回転しないように取り
つけられている、トラックジョイントの端部の遊びを防
止するために履帯型車両の無端状トラックチェーンのト
ラックジョイントを保持するための装置であって、 各々
前記ピンボスに沿った位置で前記ボア中に配置されてい
る、前記ピンの両端部分に形成された概略弓型形状の環
状溝と; 前記各第2ボアから前記ピンの環状溝中に内側方向に突
出する少なくとも一つの機械的に形成された小さな塊と
を具備し; 前記小さな塊は実質上環状溝に対応した断面形状を有
し、前記ピンボスから前記環状溝中に永久的に押し出さ
れた物質から形成されていることを特徴とする履帯型車
両の無端状トラックチェーンのトラックジョイントを保
持するための装置。 - 【請求項2】 前記ピンボスは互いに反対方向に離間し
た一対の平坦部を有する外周面を有しており、前記小さ
な塊は一対設けられており、各々前記平坦部の一つから
押し出されていることを特徴とする請求項1記載の装
置。 - 【請求項3】 前記ジョイントは、前記内側端部カラー
に対して回転自在に前記内側端部カラーの間に伸長し、
管状ブッシュを前記ピンの回りに自由回転可能に取り付
けるのに十分大きなサイズのピンボアを有する管状ブッ
シュと; その各々が外周表面と内側軸受面とを有する一対の硬化
されたスリーブ軸受とを含んでおり、前記外周表面は前
記軸受を各内側端部カラーの前記第1ボア中に回転しな
いように取り付けるのに十分なサイズをしており、前記
内側軸受表面はその中に前記ピンを自由回転可能に取り
付けるのに十分なサイズをしていることを特徴とする請
求項1又は2記載の装置。 - 【請求項4】 前記ジョイントはさらにジョイントを潤
滑する手段と、ジョイントを密封する手段を含んでいる
ことを特徴とする請求項3記載の装置。 - 【請求項5】 前記ブッシュは一対の端部表面を有して
おり、前記スリーブ軸受の各々は内側端部表面と外側端
部表面を有しており、各リンクの前記外側端部カラーは
低部に肩部を有するカウンタボアを前記第2ボア回りに
有しており、前記密封手段は: その各々が前記スリーブ軸受の前記内側端部表面と前記
ブッシュの隣接する端部表面との間に配置され、前記ブ
ッシュの端部表面と密封係合する一対の第1シールと; その各々が前記カウンタボアの肩部と前記スリーブ軸受
の隣接する外側端部表面との間に配置され、前記外側端
部表面と密封係合する一対の第2シールと; 一つのスラストリングが前記各シールの内側に配置され
ている4つのスラストリングのセットとを含んでいるこ
とを特徴とする請求項4記載の装置。 - 【請求項6】 履帯型車両の無端状トラックチェーンの
トラックジョイントを保持するための方法であって、前
記トラックチェーンはその各々が一対の横方向に離間し
た縦方向に伸長するリンクを有する複数のリンクセット
を含んでおり、各リンクは横方向内側にオフセットした
第1ボアを有する内側端部カラーと、反対側で横方向外
側にオフセットした第2ボアを有する外側端部カラー
と、所定の全体幅を有する縦方向に配置されたレール表
面とを含んでおり、前記トラックチェーンはさらに一つ
のリンクセットの内側端部カラーを隣接するリンクセッ
トの外側端部カラーに連結する複数の同様なジョイント
を含んでおり、各ジョイントは両端部分を有する円筒ピ
ンを含んでおり、各端部部分は前記外側端部カラーの前
記第2ボア中に圧入されて回転しないように取り付けら
れている保持方法において: 前記ピンの両端部分中に該略弓型形状の環状溝を形成
し; 前記外側端部カラーの各々から相当距離外側方向に伸長
する、少なくとも前記レール表面の全体幅と同程度の所
定のボア長さの前記第2ボアを提供するピンボスを形成
し; 前記ピンの端部部分を前記第2ボア中に組み付けると、
平坦部分が前記ピンの前記溝に整列する少なくとも一つ
の平坦部分を前記ボスの外周に形成し; 前記平坦部分に対して半径方向に向き前記溝に整列する
ように適当なパンチ装置を配置し; 前記ピンボスを前記溝中に押し出して前記溝に実質上整
合する断面形状を有する、外側端部カラーの第2ボアか
ら前記溝中に突出する少なくとも一つの機械的に形成さ
れた小さな塊を形成するように前記パンチ装置に十分な
力を適用する;各ステップから構成されることを特徴と
する履帯型車両の無端状トラックチェーンのトラックジ
ョイントを保持するための方法。 - 【請求項7】 履帯型車両の無端状トラックチェーンの
ジョイントを端部の遊びがないように組み立てる方法で
あって、前記ジョイントは一対のリンクと円筒ピンを含
んでおり、各リンクは外側方向に伸長するボスを有する
横方向外側にオフセットした外側端部カラーとそれを貫
通するボアを含んでおり、各ボスは外周面を有し、前記
ピンは両端部分を有しており、各端部部分は前記外側端
部カラーの前記ボア中に圧入されて回転しないように取
り付けられる組み立て方法において; 前記ピンの各端部部分回りに概略弓型形状の環状溝を形
成し; 前記ピンの前記端部部分に形成された前記溝に半径方向
に整列して前記ボスの外周に対してパンチ装置を配置
し; 前記溝に実質上対応する断面形状を有する、前記各外側
端部カラーの前記第2ボアから前記各溝中に突出する少
なくとも一つの機械的に形成された小さな塊を形成する
ために、前記パンチ装置に十分な力を適用する; 各ステップから構成されることを特徴とする無端状トラ
ックチェーンのジョイントの組み立て方法。 - 【請求項8】 前記ボスの外周面上に互いに反対方向に
展開する少なくとも一対の平坦部分を形成し; 一対の前記パンチ装置を前記平坦部分に対向して整列す
るように配置して前記ピンの各溝中に一対の前記小さな
塊を形成するステップをさらに含むことを特徴とする請
求項7記載の方法。
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