JP3269689B2 - 電子部品の測定装置 - Google Patents

電子部品の測定装置

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JP3269689B2
JP3269689B2 JP35539692A JP35539692A JP3269689B2 JP 3269689 B2 JP3269689 B2 JP 3269689B2 JP 35539692 A JP35539692 A JP 35539692A JP 35539692 A JP35539692 A JP 35539692A JP 3269689 B2 JP3269689 B2 JP 3269689B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外周面に複数個の電極
を有するリングバリスタ等の電子部品の電気特性を計測
するための測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外周面に複数個の電極を有するリ
ングバリスタ等の電子部品の測定装置としては、図18
に示す構成のものがあった。この図に示すように、従来
の測定装置は2つの測定ラインA,Bを持ち、各測定ラ
インA,Bは、円環状で円周面に3個の側面電極を有す
るリングバリスタ1を供給するパーツフィーダ2と、該
パーツフィーダ2の直線供給路2Aから真空パッドハン
ドリング3を介してリングバリスタ1の供給を受けるL
字型搬送レール4と、多数の送り爪5を有していてレー
ル4上のリングバリスタ1を定ピッチ送りするトランス
ファ6とを具備している。
【0003】前記真空パッドハンドリング3は、図中矢
印に示すように、リングバリスタ1を吸着して上昇、定
ピッチ前進、下降してリングバリスタ1を解放、その後
上昇、定ピッチ後退、下降という動作を繰り返すもので
ある。この真空パッドハンドリング3の動作でパーツフ
ィーダ2の直線供給路2AからL字型搬送レール4にリ
ングバリスタ1が移し変えられ、さらにL字型搬送レー
ル4の長辺部分に送られる。
【0004】前記トランスファ6の各送り爪5は、図中
矢印で示すように、L字型搬送レール4の長手方向に垂
直に突出し、長手方向に一定距離前進してリングバリス
タ1を定ピッチ前進させ、その後僅かに後退してリング
バリスタ1から離れてからレール長手方向に垂直に引っ
込み、さらに長手方向に後退するという動作を繰り返
す。
【0005】L字型搬送レール4の途中位置にはセンタ
リング部7が設けられており、図19乃至図21に示す
ように、センタリング部7は、停止精度の良い直流モー
タ8で回転駆動されるセンタリングテーブル9を有する
とともに、センタリングテーブル9上に載置されたリン
グバリスタ1の外周面に対向するように配設された光電
センサ10を備えている。前記センタリングテーブル9
はリングバリスタ1を真空吸着して固定する機能を備え
ている。なお、図20及び図21ではセンタリングテー
ブル9の回転中心は符号Cで示されている。
【0006】前記L字型搬送レール4の前記センタリン
グ部7を通過した先には測定部11が設けられており、
測定部11のレール4部分には図23のように絶縁テー
ブル29が配設されている。該絶縁テーブル29は真空
吸着でリングバリスタ1を固定する機能を備えている。
該測定部11上には図22及び図23に示す測定プロー
ブ20が昇降、開閉自在に設けられている。該測定プロ
ーブ20は金属製本体部21にそれぞれリンクピン22
で枢着された複数の金属製開閉アーム23と、該開閉ア
ーム23に対して絶縁板24及びプラスチックビス25
で絶縁状態で固定された測定端子26と、各開閉アーム
23を開閉するテーパーカム27と、常時各開閉アーム
23を閉じる方向に付勢するコイルスプリング28とを
有している。
【0007】ここで測定対象となっているリングバリス
タ1は図24のように一定厚みを有する円環状セラミッ
ク素地30の外周面(円周面)に3個の側面電極31
A,31B,31Cを形成したもので、側面電極間はセ
ラミック素地が露出した電極間ギャップ32となってい
る。したがって、上記測定プローブ20の有する測定端
子26はリングバリスタ1側の3個の側面電極に同時に
接触できるように3個設けられている。
【0008】なお、図22は前記測定プローブ20のテ
ーパーカム27が上昇位置で各測定端子26が閉じた状
態、図23はテーパーカム27が下降位置で各測定端子
26が開いた状態を示しており、各測定端子26はリン
グバリスタ1の半径方向に開閉できるようになってい
る。
【0009】前記L字型搬送レール4の前記測定部11
を通過した先の部分は選別部35となっており、該選別
部35のレール4の下方には選別箱36が配設されてい
る。また、選別部35は、リングバリスタ1の各停止位
置に対応した複数の選別用エアーシリンダ38が取り付
けられたスライドホルダ39を備えている。このスライ
ドホルダ39はL字型搬送レール4の長手方向に対して
直交する向きに往復運動を繰り返しており、選択された
選別用エアーシリンダ38のロッドが伸長し対応するリ
ングバリスタ1の中心穴に嵌入したとき、当該リングバ
リスタ1はスライドホルダ39の移動に伴って選別箱3
6方向に移動し、落下する。
【0010】以上の従来装置において、パーツフィーダ
2の直線供給路2A終端部に送り出されたリングバリス
タ1は、真空パッドハンドリング3で吸着されてL字型
搬送レール4に移送され、さらに真空パッドハンドリン
グ3によりL字型搬送レール4の長手部分に送られる。
該L字型搬送レール4の長手部分に到着したリングバリ
スタ1は、多数の送り爪5を有するトランスファ6によ
り定ピッチ毎レール4上を摺動して前進して行く。
【0011】センタリング部7に着いたリングバリスタ
1に対しては側面電極31A,31B,31Cの位置合
わせを行う。すなわち、図19の直流モータ8でセンタ
リングテーブル9を一定方向に回転させ、光電センサ1
0で電極間ギャップ32を検出したら直ちに直流モータ
8を停止させる。以後、リングバリスタ1は側面電極3
1A,31B,31Cの配置が揃った状態でトランスフ
ァ6により定ピッチずつ送られる。そして、図23のよ
うに、測定部11の絶縁テーブル29上にリングバリス
タ1が到着すると、上昇位置で各測定端子26を開いて
待機していた測定プローブ20は、下降してリングバリ
スタ1の外周面を測定端子26にて挟持する。このと
き、センタリングテーブル9で側面電極31A,31
B,31Cの位置が一定に揃えられているから、3個の
測定端子26が3個の側面電極31A,31B,31C
にそれぞれ接触することができ、この接触時間中に側面
電極相互間の電気抵抗の測定を3個の測定端子26に接
続された測定器で実行する。
【0012】なお、リングバリスタ1の測定器による電
気抵抗の測定は2つの測定ラインA,Bで交互に実施さ
れる。
【0013】測定後のリングバリスタ1はトランスファ
6の定ピッチ送りにより選別部35に達し、ここで測定
結果に応じて特定の選別箱36に振り分けられる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来装置は次に述べるような問題点があった。 (1) リングバリスタ1を供給するパーツフィーダ2
の直線供給路2Aの終端には図示は省略したが、リング
バリスタ1の重なり防止のための蓋が付いており、詰ま
りの原因となっていた(なお、蓋がないと100%重な
り詰まる。)。 (2) 真空パッドハンドリング3、センタリング部7
及び測定部11では、吸着によるリングバリスタ1の固
定方法を採用しており、リングバリスタ1のかけらやご
み等が吸着部分に詰まり、故障の原因となっていた。 (3) センタリング部7では、リングバリスタ1とセ
ンタリングテーブル9との中心が合わず、回転時にリン
グバリスタ1と光電センサ10との距離が変化し、電極
間ギャップ32の検出が困難になって誤動作する場合が
あった。リングバリスタ1とセンタリングテーブル9と
の中心が合わない原因は、リングバリスタ1の外径が図
20の仮想線1Aや仮想線1Bの如くばらついている場
合と、図21のようにトランスファ6の送り爪5でL字
型搬送レール4上を摺動しながら送られるリングバリス
タ1の側面電極31A,31B,31Cのばり37が該
搬送レール4とセンタリングテーブル9の隙間Gに引っ
掛かり、その後送り方向に飛ばされる場合とがある。 (4) リングバリスタ1の側面電極31A,31B,
31Cの色のばらつきにより光電センサ10で電極間ギ
ャップ32の検出が困難になって誤動作することもあっ
た。原因は、パーツフィーダ2にリングバリスタ1が長
時間残留した場合、リングバリスタ1同士が振動で擦
れ、側面電極が変色するためである。 (5) 測定プローブ20が有する測定端子26はスプ
リング板材に銀めっきを施したものを用いるが、銀めっ
きが摩耗により無くなると、接触抵抗が高くなり、測定
値が狂う。 (6) 測定部11における動作は、例えば、リングバ
リスタ1の搬送に0.2秒、測定プローブ20の下降に
0.1秒、測定プローブ閉に0.1秒、測定器による特性
測定に0.24秒、測定プローブ開に0.1秒、測定プロ
ーブ上昇に0.1秒かかり、実際のリングバリスタ1の
特性測定にかかる時間よりも周辺関連部の動作にかかる
時間の割合が大半を占めている。そのため、処理タクト
を上げるために、測定ラインA及び測定ラインBの2つ
の機構を持つ構造となっているが、2つの機構を有する
ことで、装置寸法は大きくなり、故障発生の要素も2倍
になるため、保守が面倒となる。
【0015】本発明は、上記の点に鑑み、処理速度を速
くすることが容易で、故障の発生が少なく、信頼性の高
い電子部品の測定装置を提供することを目的とする。
【0016】
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電子部品の測定装置は、外周面が円周面と
なっていて当該円周面に複数個の電極を有する電子部品
を順次送り出すパーツフィーダと、該パーツフィーダか
ら送り出された電子部品を受けるロータリーテーブル
と、該ロータリーテーブルで移送されてきた電子部品を
移し変え位置に案内する案内部材と、前記移し変え位置
に到来した電子部品が載る押し上げ部材と、前記複数個
の電極の個数よりも多い個数の測定端子を持っていて前
記押し上げ部材で上昇位置となった電子部品を挟持する
測定プローブと、各測定端子を選択的に測定器に接続す
る選択切り換え手段とを備え、前記測定プローブは、本
体部に下向きの可撓性板材を介して取り付けられた測定
端子を前記電子部品の円周面に接触するように等角度間
で配置したものであり、前記可撓性板材の弾性により
前記測定端子を閉じる方向に付勢し、前記本体部に対し
て上下するカムを設け、前記可撓性板材に駒を前記カム
に対面するように設け、前記駒に前記カムを当接させて
前記可撓性板材を撓ませて開く構造を有することを特徴
としている。
【0018】
【作用】本発明においては、電子部品をセンタリングし
てその外周面の電極位置を一定に揃えることは行わず、
外周面における電極位置は任意である。そのため、外周
面の電極個数よりも多い個数の測定端子の全てを電子部
品の外周面に接触させて仮測定を行い、仮測定によって
外周面の電極位置を認識し、測定が必要となる電極に接
触している測定端子を選んで測定器に接続して電子部品
の特性を測定することができる。また、測定プローブ
は、外周面が円周面となった円環乃至円板状の電子部品
の測定に適した簡素な構造となっている。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る電子部品の測定装置の実
施例を図面に従って説明する。
【0020】図1及び第2図は実施例の全体構成を示
す。これらの図において、基台110上には、被測定電
子部品としてのリングバリスタ1を供給するパーツフィ
ーダ40と、該パーツフィーダ40の直線供給路40A
からリングバリスタ1の供給を受けるロータリーテーブ
ル50と、測定プローブ取付用アーム61を90度間隔
で有する間欠回転体60と、各アーム61の先端部に取
り付けられた測定プローブ70と、選別テーブル80と
を備えている。
【0021】前記パーツフィーダ40の上方にはリング
バリスタ1を多数収容したホッパー41が配設されてお
り、パーツフィーダ40内のリングバリスタ1が不足し
たときにそれを補充するためのものである。パーツフィ
ーダ40は振動によりリングバリスタ1を1列にして直
線供給路40Aに送り出す機能を有する。
【0022】図2乃至図3に示すように、ロータリーテ
ーブル50は、基台110上に立設固定された中心軸5
1を回転支点として回転自在であり、該ロータリーテー
ブル50にベルト車52が固定、一体化されている。ま
た、中心軸51にはロータリーテーブル駆動用モーター
53が固定され、該モーター53の回転軸に固定された
ベルト車54と前記ロータリーテーブル50に一体化さ
れたベルト車52との間にベルト55が巻き掛けられて
いる。従って、ロータリーテーブル50はモーター53
の回転駆動力を受けて図1及び図3で常時左回り(反時
計回り)に連続回転している。
【0023】前記中心軸51上には内側ガイド円板56
が固定され、該内側ガイド円板56に対し連結固定具5
7を介し外側ガイド板58が固定されている。これらの
内側ガイド円板56及び外側ガイド板58は、ロータリ
ーテーブル50上のリングバリスタ1がロータリーテー
ブル50の周縁部に載って円弧状に移動するようにガイ
ドするために配設されている。また、内側ガイド円板5
6には取付具59で光センサS1,S2が2箇所取り付
けられている。これらの光センサS1,S2はロータリ
ーテーブル50上のリングバリスタ1が無くなったこと
を検出するためのものである。光センサS1がリングバ
リスタ1無しを検出したとき、パーツフィーダ40及び
その直線供給路40Aを駆動するようにし、光センサS
2がリングバリスタ1無しを検出したとき、異常発生と
して装置を停止する。
【0024】前記外側ガイド板58の右端には、リング
バリスタ1をロータリーテーブル50から外れた移し変
え位置Pに案内する案内路90を持つ案内部材91が固
定されている。該案内部材91はロータリーテーブル5
0の周縁部上に斜めに延長した延長部91Aと、延長部
91Aで移し変え位置Pに導かれたリングバリスタ1を
位置決め、停止させるストッパ部91Bとを備えてい
る。また、案内路90の移し変え位置Pには切欠き92
が形成され、該切欠き92に押し上げ部材としての押し
上げ棒100が基台110側に固定の支持筒101にて
昇降自在に支持されている。該押し上げ棒100は、通
常、案内路90と同じ高さでリングバリスタ1が到来す
るのを待機している。
【0025】図2のように、前記間欠回転体60は、基
台110に対して軸受61で回転自在に支持された間欠
回転軸62の上端部に固定され、当該間欠回転体60の
4本の(90度間隔の)測定プローブ取付用アーム61
にはそれぞれ測定プローブ70が取り付けられている。
【0026】図4乃至図8に示すように、各々の測定プ
ローブ70は5個の測定端子71を持ち、各測定端子7
1は2枚の平行な可撓性板材としてのガラスエポキシ積
層板72A,72Bの下端部に固定され、ガラスエポキ
シ積層板72A,72Bの上端部は取付具73を介し本
体部74にビス止めで固定されている。内側のガラスエ
ポキシ積層板72Aの中間位置には可動駒75がそれぞ
れ固着されている。本体部74を上下方向に摺動自在に
貫通した軸体76の下部にはテーパーカム77が一体に
設けられ、該テーパーカム77は各可動駒75に当接し
てそれらの間隔を広げることができるようになってい
る。軸体76の頭部78は円板状となっており、該頭部
78の下面と本体部74間に前記テーパーカム77を上
方に付勢する圧縮ばね79が配設されている。前記本体
部74の小径部74Aは前記測定プローブ取付用アーム
61に固定されている。前記5個の測定端子71の先端
は正五角形の頂点に位置し(72度分割)、それらの測
定端子71は摩耗による接触抵抗の変化を避けるため、
表面処理無しの焼き入れ鋼としている。
【0027】各測定プローブ70の開動作は、外力(テ
ーパーカム77の押し下げ)で、閉動作はガラスエポキ
シ積層板72A,72Bの自己復帰(弾性)によって行
うようになっている。
【0028】図1及び図2に示すように、前記間欠回転
体60に取り付けられた測定プローブ70は、移し変え
位置Pの真上となる停止位置Q1、この停止位置Q1か
ら90度回転した停止位置Q2、この停止位置Q2から
90度回転した停止位置Q3、この停止位置Q3から9
0度回転した停止位置Q4の4箇所の停止位置を持つ。
停止位置Q1は、測定プローブ70が移し変え位置P上
のリングバリスタ1を押し上げ棒100の押し上げ動作
で上昇位置としたときに挟持する位置であり、停止位置
Q3は、電気抵抗測定の終わったリングバリスタ1を測
定プローブ70から解放して選別テーブル80上に落下
させる位置である。
【0029】それらの停止位置Q1,Q3の測定プロー
ブ70を開閉駆動するために、基台110上に立設固定
された支柱63に揺動レバー64が枢支され、該揺動レ
バー64の2股に分岐した先端部にローラー65が枢着
されている。該ローラー65は、停止位置Q1,Q3で
停止中の測定プローブ70の図5及び図7に示すテーパ
ーカム駆動用の頭部78に当接してこれを押し下げるこ
とにより測定プローブ70を開閉する。すなわち、ロー
ラー65が上昇位置では図5のようにテーパーカム77
は上昇位置であり、ガラスエポキシ積層板72A,72
Bは真っすぐで各測定端子71の先端の間隔は最も狭
く、閉じた状態となる。一方、前記揺動レバー64の揺
動に伴いローラー65が下降位置となると頭部78を介
しテーパーカム77が下降位置に下がり、図7の如くテ
ーパーカム77が可動駒75に当接して各可動駒75の
間隔を広げる。この結果、ガラスエポキシ積層板72
A,72Bが撓んで各測定端子71の先端の間隔が広が
り、開いた状態となる。なお、前記揺動レバー64の後
端部には連結ロッド66が連結され、基台下側の駆動部
からの駆動力が伝達されるようになっている。
【0030】前記間欠回転体60上には水銀リレー及び
ロータリーコネクタ67が配設されている。該水銀リレ
ー及びロータリーコネクタ67は停止位置Q2を中心と
して±45度の範囲にある測定プローブ70の測定端子
71と測定器(ここでは被測定電子部品がリングバリス
タ1であるので電気抵抗の測定を行うもの)とを接続す
るものであり、各測定端子71を選択的に測定器に接続
する選択切り換え手段として機能する。
【0031】図1及び図2に示す選別テーブル80は、
基台110に対して軸受81で回転自在に支持された間
欠回転軸82の上端部に固定されている。すなわち、図
2のように選別テーブル80の底面フレーム83が間欠
回転軸82に固定され、該底面フレーム83にロータリ
ーソレノイド84が固定されている。そして、該ロータ
リーソレノイド84の回転軸に測定済みのリングバリス
タ1を受ける皿状乃至椀状の部品受け85が固定されて
いる。前記ロータリーソレノイド84の回転量は、上向
きであった部品受け85を横転乃至反転できるように、
90度乃至180度程度に設定されている。ロータリー
ソレノイド84及び部品受け85の個数は、図1に示す
ように8個であり、選別テーブル80に対して45度間
隔で設けられている。
【0032】前記間欠回転体60の間欠回転軸62は1
回の間欠回転で90度回転するのに対し、選別テーブル
80の間欠回転軸82は1回の間欠回転で45度回転す
る。従って選別テーブル80の下方の基台110に固定
的に配置された選別箱86は45度の配列間隔で7個設
置されている(測定プローブ70の停止位置Q3の真下
には配置していない。)。
【0033】なお、前記選別テーブル80において、各
部品受け85がリングバリスタ1を受け取り、その後選
別箱86に落下させ得るように、当該選別テーブルの上
面及び下面パネルに切欠きを形成しておく。また、選別
テーブル80上には各ロータリーソレノイド84を外部
電源に接続するためのロータリーコネクタ87が配設さ
れている。
【0034】図2のように、基台110の下側に格納固
定された駆動用モーター120の回転駆動力は、巻掛け
伝動機構121を介し第1の間欠駆動機構122に伝達
されるとともに、巻き掛け伝動機構123を介し第2の
間欠駆動機構124に伝達されている。そして、第1の
間欠駆動機構122の出力軸が1回の間欠回転で45度
回転するもので前記選別テーブル側の間欠回転軸82に
連結され、第2の間欠駆動機構124の出力軸が1回の
間欠回転で90度回転するもので前記間欠回転体側の間
欠回転軸62に連結されている。
【0035】次に、上記実施例の全体的動作及びリング
バリスタ1の測定方法について説明する。
【0036】パーツフィーダ40から供給されたリング
バリスタ1は、その直線供給路40Aを経てロータリー
テーブル50の外周縁上に載り、ロータリーテーブル5
0の連続回転に伴って内側ガイド円板56及び外側ガイ
ド板58でガイドされつつ円弧状に移送されて行き、図
3の案内部材91の延長部91Aに当たる。この結果、
リングバリスタ1は延長部91Aに沿って案内路90上
に移りストッパ部91Bに当接して移し変え位置Pで停
止する。この移し変え位置Pでは案内路90と同じ高さ
で押し上げ棒100が待機しているため、リングバリス
タ1は押し上げ棒上端面に載ることになる。なお、ロー
タリーテーブル50上にリングバリスタ1が連なっても
リングバリスタ1の推進力はリングバリスタ1とロータ
リーテーブル50間に生じる摩擦だけなのでリングバリ
スタ同士が重なることはない。
【0037】揺動レバー64先端のローラー65で停止
位置Q1で停止中の測定プローブ70の頭部78が押し
下げられると、停止位置Q1の測定プローブ70の各測
定端子71が図7及び図8の如く開き、これと同期して
移し変え位置Pの押し上げ棒100が上昇位置に移動
し、その上端面に載ったリングバリスタ1を各測定端子
71間に位置せしめる。その後、揺動レバー64の先端
が上昇して停止位置Q1の測定プローブ70は閉じ、各
測定端子71でリングバリスタ1を挟持する。なお、停
止位置Q3の測定プローブ70も停止位置Q1のものと
同期して開閉する。
【0038】停止位置Q1の測定プローブ70で保持さ
れたリングバリスタ1は、間欠回転体60の90度毎の
間欠回転に伴い停止位置Q2、停止位置Q3の順に移送
される。リングバリスタ1の電気特性の測定は、停止位
置Q2を中心として±90度未満の範囲(Q1を出発後
Q3に到着する前)にある測定プローブ70の測定端子
71を水銀リレー及びロータリーコネクタ67を介し測
定器に接続して行う。
【0039】ここでのリングバリスタ1の測定方法とし
ては、大別して第1の方法と第2の方法とがある。
【0040】まず図9乃至図14を用いて第1の方法に
ついて述べる。これらの図において、1はリングバリス
タであり、一定厚みを有する円環状セラミック素地30
の外周面(円周面)に3個の側面電極31A,31B,
31Cを形成したもので、側面電極間はセラミック素地
が露出した電極間ギャップ32となっている。また、測
定プローブ70の5個の72度分割で配置された測定端
子71には乃至の符号を付してある。
【0041】(イ) 仮測定において、図9及び図10
のように、隣合う測定端子,がそれぞれ隣合う電極
31A,31Bに接触するとき、隣合う測定端子,
の反対側の測定端子は異なる電極31Cに接触してい
る。この状態を「OKモード」と呼ぶことにする。 (ロ) 仮測定において、図11及び図12のように、
隣合う測定端子,が1つの電極31Aに接触すると
き、隣合う測定端子,の両脇の測定端子,はそ
れぞれ異なる電極31B,31Cに接触している。この
状態を「ショートモード」と呼ぶことにする。 (ハ) 仮測定において、図13及び図14のように、
隣合う測定端子,の一方が電極31Aに接触し、他
方が電極間ギャップ32に接触しているとき、隣合う測
定端子,の両脇の測定端子,はそれぞれ異なる
電極31B,31Cに接触している。この状態を「オー
プンモード」と呼ぶことにする。
【0042】以上のように、測定端子乃至のうち隣
り合う測定端子,について側面電極31A,31
B,31Cへの接触のしかたを整理すると、上記
(イ)、(ロ)、(ハ)の3モードになる。従って、仮
測定において、測定器と、隣り合う測定端子,とを
水銀リレー及びロータリーコネクタ67を介して接続
し、隣り合う測定端子,間に定電流を通電して電圧
値を測定する。「OKモード」のときの電圧値を100
としたとき、「ショートモード」は0〜1、「オープン
モード」は200〜300となり、この電圧値より接触
モードを特定することができる。すなわち、適切な上限
値と下限値を設定し、測定電圧値が (下限値)<(測定電圧値)<(上限値) のとき、「OKモード」と判断し、(測定電圧値)≦
(下限値)のとき「ショートモード」と判断し、(上限
値)≦(測定電圧値)のとき「オープンモード」と判断
する。
【0043】仮測定によって接触モードを特定した後、
側面電極31A,31B,31C相互間の電気抵抗の測
定を行う。「OKモード」では、側面電極31Aに測定
端子(第1極となる)が、側面電極31Bに測定端子
(第2極となる)が、側面電極31Cに測定端子
(第3極となる)が接触しているから、水銀リレー及び
ロータリーコネクタ67を切り換えて、測定端子−
間の電気抵抗測定を行い、次いで測定端子−間の電
気抵抗測定を行い、さらに測定端子−間の電気抵抗
測定を行う。
【0044】「ショートモード」では、側面電極31A
に測定端子と(第1極となる)が、側面電極31B
に測定端子(第2極となる)が、側面電極31Cに測
定端子(第3極となる)が接触しているから、水銀リ
レー及びロータリーコネクタ67を切り換えて、測定端
子,−間の電気抵抗測定を行い、次いで測定端子
−間の電気抵抗測定を行い、さらに測定端子−
,間の電気抵抗測定を行う。
【0045】「オープンモード」では、側面電極31A
に測定端子又は(第1極となる)が、側面電極31
Bに測定端子(第2極となる)が、側面電極31Cに
測定端子(第3極となる)が接触しているから、水銀
リレー及びロータリーコネクタ67を切り換えて、測定
端子,−間の電気抵抗測定を行い、次いで測定端
子−間の電気抵抗測定を行い、さらに測定端子−
,間の電気抵抗測定を行う。
【0046】次に図15乃至図17を用いて第2の方法
について述べる。この第2の方法は、リングバリスタ1
の1つの側面電極に対し2つの隣合う測定端子が接触す
る箇所が必ずあり、その隣合う測定端子の両脇の測定端
子はそれぞれ異なる側面電極に接触していることを利用
するものである。例えば、図15の場合、隣合う測定端
子,が1つの電極31Bに接触し、このとき両脇の
測定端子,はそれぞれ異なる電極31A,31Cに
接触している。図16の場合、隣合う測定端子,が
1つの電極31Cに接触し、このとき両脇の測定端子
,はそれぞれ異なる電極31B,31Aに接触して
いる。また、図16の場合、隣合う測定端子,が1
つの電極31Aに接触し、両脇の測定端子,はそれ
ぞれ異なる電極31B,31Cに接触していると考える
こともできる。図17の場合、隣合う測定端子,が
1つの電極31Bに接触し、このとき両脇の測定端子
,はそれぞれ異なる電極31A,31Cに接触して
いる。
【0047】従って、仮測定において、まず測定端子
,を水銀リレー及びロータリーコネクタ67を介し
測定器に接続し、両測定端子−間に定電流を通電し
て電圧値を読み込み、設定値以下であるかどうか判別
し、設定値以下であれば測定端子,が1つの電極に
接触していると判断し、これを第1極とする。従って、
以後の電気抵抗の測定では、測定端子,(第1極と
なる)と、その両脇の測定端子(第2極となる)と,
測定端子(第3極となる)とを選択し、水銀リレー及
びロータリーコネクタ67を切り換えて、測定端子,
−間の電気抵抗測定を行い、次いで測定端子−
間の電気抵抗測定を行い、さらに測定端子−,間
の電気抵抗測定を行う。
【0048】また、前記測定端子−間に定電流を通
電したときの電圧値が、設定値より大きければ、測定端
子−間、−間、−間、−間の順に定電
流を通電して電圧値が設定値以下となる所を特定して第
1極と定め、さらにその両脇の測定端子を選択して第2
極、第3極として、上記した場合と同様の電気抵抗の測
定を行う。
【0049】上述のリングバリスタ1の電気特性測定
は、前記間欠回転体60に取り付けられた測定プローブ
70が停止位置Q1を出発してから停止位置Q2を通過
して停止位置Q3に到着する前までの間で実行され、測
定完了後のリングバリスタ1は、間欠回転体60の90
度毎の間欠回転で停止位置Q3に到着する。このとき、
選別テーブル80は間欠回転体60の間欠回転に同期し
て45度毎の間欠回転を行っているので、停止位置Q3
の真下で選別テーブル側の部品受け85が上向きで待機
している。そして、揺動レバー64先端のローラー65
で停止位置Q1,Q3で停止中の測定プローブ70の頭
部78が押し下げられ、停止位置Q1,Q3の測定プロ
ーブ70の各測定端子71が図7及び図8の如く開き、
この結果、停止位置Q3の測定プローブ70で挟持され
ていた測定済みのリングバリスタ1は選別テーブル側の
部品受け85上に落下する。
【0050】前記選別テーブル80の下方位置に固定的
に配置された7個の選別箱86は、リングバリスタ1の
電気特性の測定結果に応じて選別できるように、例えば
設定特性値からのばらつきの程度に応じて選別箱を割り
当てるようにし、不良品についても1箱割り当てる。前
記選別テーブル側の部品受け85上に落下したリングバ
リスタ1は、選別テーブル80の45度毎の間欠回転に
より45度の配列間隔の選別箱86上に順次移動して行
き、測定結果に対応した選別箱上で停止したときに、ロ
ータリーソレノイド84で部品受け85が横転乃至反転
することで当該選別箱内に落下する。
【0051】上記実施例に構成によれば、次の通りの効
果を得ることができる。 (1) 被測定電子部品としてのリングバリスタ1の電
極数よりも多い個数の測定端子71を有する測定プロー
ブ70の全測定端子をリングバリスタ1の外周面に接触
させて仮測定を行い、この仮測定の結果によりリングバ
リスタ1の電極に接触している測定端子を特定して電気
特性を測定できる。したがって、従来装置で必要であっ
たリングバリスタ1の光電センサによるセンタリング
(電極位置を揃える工程)は不要となり、機構の簡略化
及び誤動作の解消ができる。また、測定端子の接触ミス
低減により、測定歩留りを向上させることができる。 (2) 間欠回転体60に複数の測定プローブ70を設
け、測定器に接続する測定プローブ70を順次切り換え
て測定を行うことで、測定タクトと、装置タクトとを極
限まで近付けることが可能である。すなわち、機械的動
作時間(間欠回転体60の動作時間)と測定時間との関
係は、並列に進行するので、装置タクト(処理タクト)
を容易に上げることができ、リングバリスタ1を移送す
る機構部分も1ラインで済み、リングバリスタ1の移送
機構も単純で省スペース及び保守性の向上が可能であ
る。例えば、従来装置では、測定部でのリングバリスタ
1の搬送、測定端子の開閉に時間がかかり、処理タクト
が約0.84秒かかっていたが、本実施例では、処理タ
クトは0.3秒程度に短縮できる。この結果、従来2ラ
イン(交互処理)で140個/分であったものが、20
0個/分に処理能力を向上させることができる。 (3) 測定プローブ70の各測定端子71を開閉自在
に支える機構部分に可撓性を有するガラスエポキシ積層
板72A,72Bを用いたので、測定プローブ70の機
構の簡略化を図ることができる。すなわち、従来の図2
2及び図23の測定プローブ20は、リンクピン22、
開閉アーム23、絶縁板24、コイルスプリング28等
の多数の部品が必要で、構造が複雑で測定端子数が増え
ると小型化が困難であるのに対し、本実施例で用いた測
定プローブ70のガラスエポキシ積層板72A,72B
は、スプリング特性の耐久性に優れ、リンク、アーム、
スプリング、絶縁材の4つの機能を持たせることがで
き、部品点数の削減や小型化ができる。さらに、2枚の
ガラスエポキシ積層板72A,72Bを平行に用いたこ
とで、図5及び図7のように測定端子71は平行状態を
保って開閉するため、リングバリスタ1の径が異なって
も接触に変化はない。そらに、測定端子71を表面処理
無しの焼入れ鋼としたことで、摩耗による接触抵抗の変
化を発生させず、安定した測定を行うことができる。 (4) パーツフィーダ40の直線供給路40A内でリ
ングバリスタ1が連なることを排除し、ロータリーテー
ブル50上でリングバリスタ1が連なるようにしたた
め、振動により直線供給路40A上でリングバリスタ1
が重なり詰まる現象を解消できる。また、リングバリス
タ1の移送に際し、真空吸着を用いる必要性がなく、真
空吸着に起因する故障の発生も無くすることができ、こ
れらによって動作の信頼性の改善を図ることができる。
【0052】なお、上記実施例では、3つの側面電極を
有するリングバリスタ1を測定する場合で説明したが、
2個又は4個以上の側面電極を有する円環乃至円板状の
電子部品の電気特性を測定する場合にも本発明は適用可
能である。また、測定内容も電気抵抗の他に、電子部品
がコンデンサの場合には静電容量を測定するようにで
き、電子部品がインダクタの場合にはインダクタンスを
測定するようにしても良い。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外周面の電極個数よりも多い個数の測定端子の全てを電
子部品の外周面に接触させて仮測定を行い、仮測定によ
って外周面の電極位置を認識し、測定が必要となる電極
に接触している測定端子を選んで測定器に接続して電子
部品の特性を測定することができ、処理速度の高速化、
機構の簡略化、故障の発生の低減、ひいては信頼性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子部品の測定装置の実施例を示
す平面図である。
【図2】同正断面図である。
【図3】実施例におけるロータリーテーブル及びその周
辺の機構を示す平面図である。
【図4】実施例における間欠回転体及び測定プローブを
示す下方よりみた斜視図である。
【図5】実施例で用いる測定プローブの閉じた状態の正
断面図である。
【図6】閉じた状態の測定プローブの測定端子配置を示
す底面図である。
【図7】実施例で用いる測定プローブの開いた状態の正
断面図である。
【図8】開いた状態の測定プローブの測定端子配置を示
す底面図である。
【図9】第1の測定方法において「OKモード」となる
場合の1例を示す説明図である。
【図10】第1の測定方法において「OKモード」とな
る場合の他の例を示す説明図である。
【図11】第1の測定方法において「ショートモード」
となる場合の1例を示す説明図である。
【図12】第1の測定方法において「ショートモード」
となる場合の他の例を示す説明図である。
【図13】第1の測定方法において「オープンモード」
となる場合の1例を示す説明図である。
【図14】第1の測定方法において「オープンモード」
となる場合の他の例を示す説明図である。
【図15】第2の測定方法における第1状態を示す説明
図である。
【図16】第2の測定方法における第2状態を示す説明
図である。
【図17】第2の測定方法における第3状態を示す説明
図である。
【図18】従来の電子部品の測定装置を示す平面図であ
る。
【図19】従来装置におけるセンタリング部を示す要部
断面図である。
【図20】センタリング部にリングバリスタを移送した
所の平面図である。
【図21】センタリング部の拡大断面図である。
【図22】従来装置における測定プローブの閉じた状態
の正断面図である。
【図23】従来装置における測定プローブの開いた状態
の正断面図である。
【図24】被測定電子部品としてのリングバリスタの平
面図である。
【符号の説明】
1 リングバリスタ 40 パーツフィーダ 40A 直線供給路 41 ホッパー 50 ロータリーテーブル 56 内側ガイド円板 58 外側ガイド板 60 間欠回転体 67 水銀リレー及びロータリーコネクタ 70 測定プローブ 71 測定端子 72A,72B ガラスエポキシ積層板 80 選別テーブル 84 ロータリーソレノイド 85 部品受け 86 選別箱 90 案内路 91 案内部材 91A 延長部 91B ストッパ部 100 押し上げ棒 110 基台 P 移し変え位置 Q1,Q2,Q3,Q4 停止位置 S1,S2 光センサ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−91775(JP,A) 特開 昭63−193076(JP,A) 実開 昭57−134676(JP,U) 実開 昭59−8172(JP,U) 特公 昭44−27533(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/26 G01R 1/06 - 1/073 H01L 21/66

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面が円周面となっていて当該円周面
    複数個の電極を有する電子部品を順次送り出すパーツ
    フィーダと、該パーツフィーダから送り出された電子部
    品を受けるロータリーテーブルと、該ロータリーテーブ
    ルで移送されてきた電子部品を移し変え位置に案内する
    案内部材と、前記移し変え位置に到来した電子部品が載
    る押し上げ部材と、前記複数個の電極の個数よりも多い
    個数の測定端子を持っていて前記押し上げ部材で上昇位
    置となった電子部品を挟持する測定プローブと、各測定
    端子を選択的に測定器に接続する選択切り換え手段とを
    備え、 前記測定プローブは、本体部に下向きの可撓性板材を介
    して取り付けられた測定端子を前記電子部品の円周面に
    接触するように等角度間隔で配置したものであり、前記
    可撓性板材の弾性により前記測定端子を閉じる方向に付
    勢し、前記本体部に対して上下するカムを設け、前記可
    撓性板材に駒を前記カムに対面するように設け、前記駒
    に前記カムを当接させて前記可撓性板材を撓ませて開く
    構造を有することを特徴とする電子部品の測定装置。
  2. 【請求項2】 外周面が円周面となっていて当該円周面
    複数個の電極を有する電子部品を順次送り出すパーツ
    フィーダと、該パーツフィーダから送り出された電子部
    品を受けるロータリーテーブルと、該ロータリーテーブ
    ルで移送されてきた電子部品を移し変え位置に案内する
    案内部材と、前記移し変え位置に到来した電子部品が載
    る押し上げ部材と、前記複数個の電極の個数よりも多い
    個数の測定端子を持っていて前記押し上げ部材で上昇位
    置となった電子部品を挟持する測定プローブと、各測定
    端子を選択的に測定器に接続する選択切り換え手段と、
    回転駆動される選別テーブルと、該選別テーブルに取り
    付けられた横転乃至反転手段と、該横転乃至反転手段に
    取り付けられた部品受けと、複数個の選別箱とを備え、 前記測定プローブは、本体部に下向きの可撓性板材を介
    して取り付けられた測定端子を前記電子部品の円周面に
    接触するように等角度間隔で配置したものであり、前記
    可撓性板材の弾性により前記測定端子を閉じる方向に付
    勢し、前記本体部に対して上下するカムを設け、前記可
    撓性板材に駒を前記カムに対面するよう に設け、前記駒
    に前記カムを当接させて前記可撓性板材を撓ませて開く
    構造を有するとともに、 前記測定プローブで測定された電子部品を前記部品受け
    で受け取り、測定結果に対応する特定の選別箱上で前記
    部品受けを横転乃至反転させることを特徴とする電子部
    品の測定装置。
  3. 【請求項3】 前記測定プローブが間欠回転体に複数個
    取り付けられており、前記移し変え位置上で電子部品を
    挟持してから所定解放位置上で電子部品を解放するまで
    の間に電子部品の測定を実行する請求項1又は2記載の
    電子部品の測定装置。
  4. 【請求項4】 前記可撓性板材がガラスエポキシ積層板
    で構成されている請求項1,2又は3記載の電子部品の
    測定装置。
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