JP3269614B2 - 水に溶解しない有機ポリマーを基礎とする水性分散液、その製造方法、使用および該分散液で処理される繊維材料 - Google Patents
水に溶解しない有機ポリマーを基礎とする水性分散液、その製造方法、使用および該分散液で処理される繊維材料Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水性分散液、その製
造方法、使用およびこれを有する製品に関する。
造方法、使用およびこれを有する製品に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリマーの難燃性加工のために、場合に
よりアンチモン化合物と組み合わせたハロゲン含有添加
剤またはコモノマーの使用は公知である。Al(OH)
3またはMg(OH)2のような金属水酸化物を基礎とす
る防火剤は、一般に低すぎる効果を示すかもしくは多い
装入量によりポリマーの機械的特性を損なう。ポリ燐酸
アンモニウムのような燐含有防火剤は単独ではハロゲン
化合物と比べて同様に低い効果を示す。
よりアンチモン化合物と組み合わせたハロゲン含有添加
剤またはコモノマーの使用は公知である。Al(OH)
3またはMg(OH)2のような金属水酸化物を基礎とす
る防火剤は、一般に低すぎる効果を示すかもしくは多い
装入量によりポリマーの機械的特性を損なう。ポリ燐酸
アンモニウムのような燐含有防火剤は単独ではハロゲン
化合物と比べて同様に低い効果を示す。
【0003】水性ポリマー分散液の場合には防火剤に対
して特別の要求が生じる。これは水に溶解するかまたは
水に分散可能でなければならない。防火剤を含有する分
散液は安定でなければならない。すなわち凝結または凝
集を生じてはいけない。分散被膜中で防火剤は安定であ
り、均一に分散していなければならない。
して特別の要求が生じる。これは水に溶解するかまたは
水に分散可能でなければならない。防火剤を含有する分
散液は安定でなければならない。すなわち凝結または凝
集を生じてはいけない。分散被膜中で防火剤は安定であ
り、均一に分散していなければならない。
【0004】ドイツ特許第3803030号明細書に
は、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、お
よびエポキシ樹脂のようなプラスチック中の防火剤とし
て、ホスホネートの使用が記載されている。
は、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、お
よびエポキシ樹脂のようなプラスチック中の防火剤とし
て、ホスホネートの使用が記載されている。
【0005】欧州特許公開第0733638号明細書に
は、ポリエステル繊維材料のためのハロゲン不含の防火
剤として、燐含有芳香族ジカルボン酸エステルが記載さ
れている。
は、ポリエステル繊維材料のためのハロゲン不含の防火
剤として、燐含有芳香族ジカルボン酸エステルが記載さ
れている。
【0006】ドイツ特許出願公開第19508530号
明細書には、難燃性を改良するために、水性分散組成物
中の官能化モノマーおよびこの官能基と反応性の燐化合
物の同時の使用が記載されている。
明細書には、難燃性を改良するために、水性分散組成物
中の官能化モノマーおよびこの官能基と反応性の燐化合
物の同時の使用が記載されている。
【0007】米国特許第5412014号明細書には、
シリコンポリマー粉末(ポリジオルガノシロキサンおよ
び二酸化珪素からなる)および燐含有防火剤からなる混
合物により熱可塑性樹脂または熱硬化可能の樹脂を耐火
性に加工する方法が記載されている。
シリコンポリマー粉末(ポリジオルガノシロキサンおよ
び二酸化珪素からなる)および燐含有防火剤からなる混
合物により熱可塑性樹脂または熱硬化可能の樹脂を耐火
性に加工する方法が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、技術
水準を改良して、ハロゲン化合物およびアンチモン化合
物を使用せずに、後での使用の際に、例えば被覆剤また
は含浸剤として、十分な難燃性を生じる特別の水性分散
液組成物を提供することである。
水準を改良して、ハロゲン化合物およびアンチモン化合
物を使用せずに、後での使用の際に、例えば被覆剤また
は含浸剤として、十分な難燃性を生じる特別の水性分散
液組成物を提供することである。
【0009】本発明のもう1つの課題は、同時に繊維材
料および綿を補強するために適しており、かつ織物加工
に適している水性分散液組成物を提供することである。
料および綿を補強するために適しており、かつ織物加工
に適している水性分散液組成物を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明によ
り解決される。
り解決される。
【0011】本発明の対象は、少なくとも1種の水に溶
解しない有機ポリマー、少なくとも1種の水に分散可能
な珪素化合物および少なくとも1種の水に溶解するかま
たは水に分散可能な燐化合物を基礎として製造可能の水
性分散液である。
解しない有機ポリマー、少なくとも1種の水に分散可能
な珪素化合物および少なくとも1種の水に溶解するかま
たは水に分散可能な燐化合物を基礎として製造可能の水
性分散液である。
【0012】水に溶解しない有機ポリマーとして、有利
には水性分散液の形で存在し、場合により高めた温度で
および/またはアルカリ媒体中で、凝結後および場合に
より架橋後、固体の被膜を形成するホモ−およびコポリ
マーが適している。
には水性分散液の形で存在し、場合により高めた温度で
および/またはアルカリ媒体中で、凝結後および場合に
より架橋後、固体の被膜を形成するホモ−およびコポリ
マーが適している。
【0013】水に溶解しないポリマーとして、以下のも
のが有利である。
のが有利である。
【0014】有利には1〜15個の炭素原子、特に1〜
10個の炭素原子、特に有利には1〜3個の炭素原子を
有する非分枝または分枝のアルキルカルボン酸のビニル
エステルの群からなる1種以上のモノマー単位を有する
ビニルエステルのホモ−またはコポリマー、1〜12個
の炭素原子、特に1〜8個の炭素原子、特に有利には1
〜4個の炭素原子を有する非分枝または分枝のアルコー
ルのメタクリル酸エステルおよびアクリル酸エステルの
群からなる1種以上のモノマー単位を有する(メタ)ア
クリル酸エステルのホモ−またはコポリマー、1〜12
個の炭素原子、特に1〜8個の炭素原子、特に有利には
1〜4個の炭素原子を有する非分枝または分枝のアルコ
ールとフマル酸および/またはマレイン酸のモノ−また
はジエステルのホモ−またはコポリマー、ブタジエンま
たはイソプレンのようなジエンおよびエテンまたはプロ
ペンのようなオレフィンのホモ−またはコポリマー、そ
の際ジエンは、例えばスチレン、(メタ)アクリル酸エ
ステルまたはフマル酸またはマレイン酸のエステルと共
重合してもよい、スチレン、メチルスチレン、またはビ
ニルトルエンのようなビニル芳香族化合物のホモ−また
はコポリマー。
10個の炭素原子、特に有利には1〜3個の炭素原子を
有する非分枝または分枝のアルキルカルボン酸のビニル
エステルの群からなる1種以上のモノマー単位を有する
ビニルエステルのホモ−またはコポリマー、1〜12個
の炭素原子、特に1〜8個の炭素原子、特に有利には1
〜4個の炭素原子を有する非分枝または分枝のアルコー
ルのメタクリル酸エステルおよびアクリル酸エステルの
群からなる1種以上のモノマー単位を有する(メタ)ア
クリル酸エステルのホモ−またはコポリマー、1〜12
個の炭素原子、特に1〜8個の炭素原子、特に有利には
1〜4個の炭素原子を有する非分枝または分枝のアルコ
ールとフマル酸および/またはマレイン酸のモノ−また
はジエステルのホモ−またはコポリマー、ブタジエンま
たはイソプレンのようなジエンおよびエテンまたはプロ
ペンのようなオレフィンのホモ−またはコポリマー、そ
の際ジエンは、例えばスチレン、(メタ)アクリル酸エ
ステルまたはフマル酸またはマレイン酸のエステルと共
重合してもよい、スチレン、メチルスチレン、またはビ
ニルトルエンのようなビニル芳香族化合物のホモ−また
はコポリマー。
【0015】場合により、ポリウレタン、ポリエステ
ル、ポリエーテル(ポリエチレンオキシドを除く)、ポ
リアミド、メラミンホルムアルデヒド樹脂、フェノール
ホルムアルデヒド樹脂のような水に溶解しない、被膜形
成性重付加ポリマーおよび重縮合ポリマーが、場合によ
りオリゴマーの予備生成物の形で適している。
ル、ポリエーテル(ポリエチレンオキシドを除く)、ポ
リアミド、メラミンホルムアルデヒド樹脂、フェノール
ホルムアルデヒド樹脂のような水に溶解しない、被膜形
成性重付加ポリマーおよび重縮合ポリマーが、場合によ
りオリゴマーの予備生成物の形で適している。
【0016】有利なビニルエステルはビニルアセテー
ト、ビニルプロピオネート、ビニルブチレート、ビニル
−2−エチルヘキサノエート、ビニルラウレート、1−
メチルビニルアセテート、ビニルピバレート、および1
5個までの炭素原子を有する、特に1〜10個の炭素原
子を有するα−分枝状モノカルボン酸のビニルエステ
ル、例えばベオバ(Veova)9(R)−ネオノナン
酸ビニルエステルまたはベオバ(Veova)10
(R)−ネオデカン酸ビニルエステルである。
ト、ビニルプロピオネート、ビニルブチレート、ビニル
−2−エチルヘキサノエート、ビニルラウレート、1−
メチルビニルアセテート、ビニルピバレート、および1
5個までの炭素原子を有する、特に1〜10個の炭素原
子を有するα−分枝状モノカルボン酸のビニルエステ
ル、例えばベオバ(Veova)9(R)−ネオノナン
酸ビニルエステルまたはベオバ(Veova)10
(R)−ネオデカン酸ビニルエステルである。
【0017】特に有利にはビニルアセテートのようなO
のCHに対する高い比を有するビニルエステルである。
のCHに対する高い比を有するビニルエステルである。
【0018】有利なメタクリル酸エステルまたはアクリ
ル酸エステルは、メチルアクリレート、メチルメタクリ
レート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、
プロピルアクリレート、プロピルメタクリレート、n−
ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート、n−ブ
チルメタクリレート、t−ブチルメタクリレート、2−
エチルヘキシルアクリレートである。特に有利にはメチ
ルアクリレート、メチルメタクリレート、n−ブチルア
クリレートおよび2−エチルヘキシルアクリレートであ
る。
ル酸エステルは、メチルアクリレート、メチルメタクリ
レート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、
プロピルアクリレート、プロピルメタクリレート、n−
ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート、n−ブ
チルメタクリレート、t−ブチルメタクリレート、2−
エチルヘキシルアクリレートである。特に有利にはメチ
ルアクリレート、メチルメタクリレート、n−ブチルア
クリレートおよび2−エチルヘキシルアクリレートであ
る。
【0019】特に有利なメタクリル酸エステルまたはア
クリル酸エステルはメチルアクリレートおよびメチルメ
タクリレートのようなOのCHに対する高い比を有する
エステルである。
クリル酸エステルはメチルアクリレートおよびメチルメ
タクリレートのようなOのCHに対する高い比を有する
エステルである。
【0020】フマル酸およびマレイン酸の有利なエステ
ル基はメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ−プ
ロピル基、n−ブチル基、イソ−ブチル基、t−ブチル
基、ヘキシル基、エチルヘキシル基、およびドデシル基
である。
ル基はメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ−プ
ロピル基、n−ブチル基、イソ−ブチル基、t−ブチル
基、ヘキシル基、エチルヘキシル基、およびドデシル基
である。
【0021】特に有利なフマル酸およびマレイン酸のエ
ステルはジメチルフマレートおよびジメチルマレエート
のようなOのCHに対する高い比を有するエステルであ
る。
ステルはジメチルフマレートおよびジメチルマレエート
のようなOのCHに対する高い比を有するエステルであ
る。
【0022】ビニルエステルコポリマーは、場合により
有利にはエチレンまたはプロピレンのようなα−オレフ
ィンおよび/またはスチレンのようなビニル芳香族化合
物および/またはメチルアクリレート、メチルメタクリ
レート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、
プロピルアクリレート、プロピルメタクリレート、n−
ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート、n−ブ
チルメタクリレート、t−ブチルメタクリレート、2−
エチルヘキシルアクリレートのような1〜15個の炭素
原子を有するアルコールのアクリル酸エステルまたはメ
タクリル酸エステルおよび/またはジイソプロピルフマ
レート、マレイン酸またはフマル酸のジメチルエステ
ル、メチル−t−ブチルエステル、ジ−n−ブチルエス
テル、ジ−t−ブチルエステル、およびジエチルエステ
ルまたは無水マレイン酸のようなエチレン性不飽和ジカ
ルボン酸エステルまたはその誘導体を、コモノマー相の
全重量に対して1.0〜65重量%含有してもよい。特
に有利にはメチルアクリレート、メチルメタクリレー
ト、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、プロ
ピルアクリレート、プロピルメタクリレート、n−ブチ
ルアクリレート、t−ブチルアクリレート、n−ブチル
メタクリレート、t−ブチルメタクリレートのような1
〜8個の炭素原子、特に有利には1〜4個の炭素原子を
有するアルコールのアクリル酸エステルまたはメタクリ
ル酸エステルである。
有利にはエチレンまたはプロピレンのようなα−オレフ
ィンおよび/またはスチレンのようなビニル芳香族化合
物および/またはメチルアクリレート、メチルメタクリ
レート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、
プロピルアクリレート、プロピルメタクリレート、n−
ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート、n−ブ
チルメタクリレート、t−ブチルメタクリレート、2−
エチルヘキシルアクリレートのような1〜15個の炭素
原子を有するアルコールのアクリル酸エステルまたはメ
タクリル酸エステルおよび/またはジイソプロピルフマ
レート、マレイン酸またはフマル酸のジメチルエステ
ル、メチル−t−ブチルエステル、ジ−n−ブチルエス
テル、ジ−t−ブチルエステル、およびジエチルエステ
ルまたは無水マレイン酸のようなエチレン性不飽和ジカ
ルボン酸エステルまたはその誘導体を、コモノマー相の
全重量に対して1.0〜65重量%含有してもよい。特
に有利にはメチルアクリレート、メチルメタクリレー
ト、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、プロ
ピルアクリレート、プロピルメタクリレート、n−ブチ
ルアクリレート、t−ブチルアクリレート、n−ブチル
メタクリレート、t−ブチルメタクリレートのような1
〜8個の炭素原子、特に有利には1〜4個の炭素原子を
有するアルコールのアクリル酸エステルまたはメタクリ
ル酸エステルである。
【0023】有利にはビニルエステルコポリマーは、α
−オレフィンおよび/またはビニル芳香族化合物および
/または4個以上の炭素原子を有するアルコールのアク
リル酸エステルまたはメタクリル酸エステルおよび/ま
たは4個以上の炭素原子を有するアルコールのエチレン
性不飽和ジカルボン酸エステルをコモノマー相の全重量
に対して少なくとも20重量%含有し、従ってコポリマ
ー中でOのCHに対する低い比が生じる。
−オレフィンおよび/またはビニル芳香族化合物および
/または4個以上の炭素原子を有するアルコールのアク
リル酸エステルまたはメタクリル酸エステルおよび/ま
たは4個以上の炭素原子を有するアルコールのエチレン
性不飽和ジカルボン酸エステルをコモノマー相の全重量
に対して少なくとも20重量%含有し、従ってコポリマ
ー中でOのCHに対する低い比が生じる。
【0024】(メタ)アクリル酸エステルコポリマー
は、場合により有利にはエチレンまたはプロピレンのよ
うなα−オレフィンおよび/またはスチレンのようなビ
ニル芳香族化合物および/またはジイソプロピルフマレ
ート、マレイン酸またはフマル酸のジメチルエステル、
メチル−t−ブチルエステル、ジブチルエステルおよび
ジエチルエステルまたは無水マレイン酸のようなエチレ
ン性不飽和ジカルボン酸エステルまたはその誘導体を、
コモノマー相の全重量に対して1.0〜65重量%含有
してもよい。
は、場合により有利にはエチレンまたはプロピレンのよ
うなα−オレフィンおよび/またはスチレンのようなビ
ニル芳香族化合物および/またはジイソプロピルフマレ
ート、マレイン酸またはフマル酸のジメチルエステル、
メチル−t−ブチルエステル、ジブチルエステルおよび
ジエチルエステルまたは無水マレイン酸のようなエチレ
ン性不飽和ジカルボン酸エステルまたはその誘導体を、
コモノマー相の全重量に対して1.0〜65重量%含有
してもよい。
【0025】有利な実施態様においては、ビニルエステ
ルコポリマーおよび(メタ)アクリル酸エステルコポリ
マーは、有利にはエチレン性不飽和カルボン酸、有利に
はアクリル酸またはメタクリル酸の群から、エチレン性
不飽和カルボン酸アミド、有利にはアクリルアミドの群
から、エチレン性不飽和スルホン酸またはその塩、有利
にはビニルスルホン酸の群から、および/または複数の
エチレン性不飽和コモノマー、例えばジビニルアジペー
ト、ジアリルマレエート、アリルメタクリレートまたは
トリアリルシアヌレートの群からなる補助モノマーを、
コモノマー混合物の全重量に対して更に0.05〜1
0.0重量%含有する。補助モノマーとして、架橋作用
するコモノマー、例えばアクリルアミドグリコール酸
(AGA)、メチルアクリルアミドグリコール酸メチル
エステル(MAGME)、N−メチロールアクリルアミ
ド(NMAA)、N−メチロールメタクリルアミド、N
−メチロールアリルカルバメート、イソブトキシエーテ
ルのようなアルキルエーテル、またはN−メチロールア
クリルアミド、N−メチロールメタクリルアミドまたは
N−メチロールアリルカルバネートのエステルが適して
いる。
ルコポリマーおよび(メタ)アクリル酸エステルコポリ
マーは、有利にはエチレン性不飽和カルボン酸、有利に
はアクリル酸またはメタクリル酸の群から、エチレン性
不飽和カルボン酸アミド、有利にはアクリルアミドの群
から、エチレン性不飽和スルホン酸またはその塩、有利
にはビニルスルホン酸の群から、および/または複数の
エチレン性不飽和コモノマー、例えばジビニルアジペー
ト、ジアリルマレエート、アリルメタクリレートまたは
トリアリルシアヌレートの群からなる補助モノマーを、
コモノマー混合物の全重量に対して更に0.05〜1
0.0重量%含有する。補助モノマーとして、架橋作用
するコモノマー、例えばアクリルアミドグリコール酸
(AGA)、メチルアクリルアミドグリコール酸メチル
エステル(MAGME)、N−メチロールアクリルアミ
ド(NMAA)、N−メチロールメタクリルアミド、N
−メチロールアリルカルバメート、イソブトキシエーテ
ルのようなアルキルエーテル、またはN−メチロールア
クリルアミド、N−メチロールメタクリルアミドまたは
N−メチロールアリルカルバネートのエステルが適して
いる。
【0026】ビニルエステルコポリマーおよび(メタ)
アクリル酸エステルコポリマーに関して相当することは
マレイン酸またはフマル酸のエステルのコポリマーに該
当する。
アクリル酸エステルコポリマーに関して相当することは
マレイン酸またはフマル酸のエステルのコポリマーに該
当する。
【0027】前記のラジカル重合可能の水に溶解しない
ポリマーの製造は、有利には乳化重合法により実施す
る。重合を、不連続的にまたは連続的に、種ラテックス
を使用してまたは使用せずに、反応混合物のすべての成
分または個々の成分を装入して、または反応混合物の成
分または個々の成分を一部分装入し、かつ後で供給し
て、または装入せずに供給法により実施してもよい。す
べての供給を、有利にはそれぞれの成分が消費する程度
で実施する。重合を、有利には0〜100℃、有利には
20〜100℃、特に30〜90℃の温度範囲で実施
し、乳化重合に関して一般に使用される方法を用いて開
始する。常用の水溶性ラジカル形成剤を用いて開始し、
形成剤を有利にはモノマーの全重量に対して0.01〜
3.0重量%の量で使用する。分散剤としてすべての一
般的な乳化重合に使用される乳化剤および/または保護
コロイドを使用してもよい。
ポリマーの製造は、有利には乳化重合法により実施す
る。重合を、不連続的にまたは連続的に、種ラテックス
を使用してまたは使用せずに、反応混合物のすべての成
分または個々の成分を装入して、または反応混合物の成
分または個々の成分を一部分装入し、かつ後で供給し
て、または装入せずに供給法により実施してもよい。す
べての供給を、有利にはそれぞれの成分が消費する程度
で実施する。重合を、有利には0〜100℃、有利には
20〜100℃、特に30〜90℃の温度範囲で実施
し、乳化重合に関して一般に使用される方法を用いて開
始する。常用の水溶性ラジカル形成剤を用いて開始し、
形成剤を有利にはモノマーの全重量に対して0.01〜
3.0重量%の量で使用する。分散剤としてすべての一
般的な乳化重合に使用される乳化剤および/または保護
コロイドを使用してもよい。
【0028】場合により、乳化重合の際のモノマーの全
重量に対して6重量%までの乳化剤を使用する。この場
合に乳化剤として、有利にはアニオン性、カチオン性、
および非イオン性乳化剤が、保護コロイドに溶解しない
限りで該当する。有利には保護コロイドを、特に有利に
はモノマーの全重量に対して15重量%までの量で使用
する。このための例は、有利にはビニルアルコール/ビ
ニルアセテートコポリマー、ポリビニルピロリドンのよ
うなポリビニルアルコールおよびその誘導体、でん粉の
ような水溶性の形の多糖類(アミロースおよびアミロペ
クチン)、セルロース、寒天、トラガカンチン酸、デキ
ストラン、アルギネートおよびそのカルボキシメチル誘
導体、メチル誘導体、ヒドロキシエチル誘導体、ヒドロ
キシプロピル誘導体、カゼイン、ダイズプロテイン、ゼ
ラチンのようなプロテイン、ポリ(メタ)アクリル酸、
ポリ(メタ)アクリルアミド、ポリビニルスルホン酸お
よびその水溶性コポリマーのような合成ポリマー、メラ
ミンホルムアルデヒドスルホネート、ナフタリンホルム
アルデヒドスルホネート、スチロールマレイン酸コポリ
マー、ビニルエーテルマレイン酸コポリマーである。
重量に対して6重量%までの乳化剤を使用する。この場
合に乳化剤として、有利にはアニオン性、カチオン性、
および非イオン性乳化剤が、保護コロイドに溶解しない
限りで該当する。有利には保護コロイドを、特に有利に
はモノマーの全重量に対して15重量%までの量で使用
する。このための例は、有利にはビニルアルコール/ビ
ニルアセテートコポリマー、ポリビニルピロリドンのよ
うなポリビニルアルコールおよびその誘導体、でん粉の
ような水溶性の形の多糖類(アミロースおよびアミロペ
クチン)、セルロース、寒天、トラガカンチン酸、デキ
ストラン、アルギネートおよびそのカルボキシメチル誘
導体、メチル誘導体、ヒドロキシエチル誘導体、ヒドロ
キシプロピル誘導体、カゼイン、ダイズプロテイン、ゼ
ラチンのようなプロテイン、ポリ(メタ)アクリル酸、
ポリ(メタ)アクリルアミド、ポリビニルスルホン酸お
よびその水溶性コポリマーのような合成ポリマー、メラ
ミンホルムアルデヒドスルホネート、ナフタリンホルム
アルデヒドスルホネート、スチロールマレイン酸コポリ
マー、ビニルエーテルマレイン酸コポリマーである。
【0029】有機ポリマーは水性分散液の全重量に対し
て、有利には30〜70重量%、特に40〜60重量
%、特に有利には40〜55重量%の量で含有される。
て、有利には30〜70重量%、特に40〜60重量
%、特に有利には40〜55重量%の量で含有される。
【0030】水に分散可能な適当な珪素化合物は、有利
には式Si(OR′)4の珪酸エステル、式SiR
n(OR′)4−nで表され、式中のnは1〜3である
オルガノオルガノオキシシラン、一般式R3SiO(S
iR2O)nSiR3で表され、式中のnは0〜4であ
るオルガノシロキサンまたはその加水分解生成物および
縮合生成物であり、上記式中R′は1〜4個の炭素原子
を有する同じかまたは異なるアルキル基またはアルコキ
シアルキル基を表し、有利にはメチルまたはエチルを表
し、Rは同じかまたは異なり、有利には1〜22個の炭
素原子、特に1〜10個の炭素原子、特に有利には1〜
4個の炭素原子を有する分枝または非分枝のアルキル
基、有利には3〜10個の炭素原子、特に5〜6個、特
に有利には6個の炭素原子を有するシクロアルキル基、
有利には2〜4個の炭素原子を有するビニル基、有利に
は6〜18個の炭素原子、特に6〜12個の炭素原子、
特に有利には6〜8個の炭素原子を有するアリール基、
アラルキル基、アルキルアリール基を表し、この場合に
前記の基Rはメルカプト基、エステル基、アミド基、ニ
トリル基、ヒドロキシル基、アミン基、カルボキシル
基、スルホン酸基、および無水カルボン酸基で置換され
ていてもよい。
には式Si(OR′)4の珪酸エステル、式SiR
n(OR′)4−nで表され、式中のnは1〜3である
オルガノオルガノオキシシラン、一般式R3SiO(S
iR2O)nSiR3で表され、式中のnは0〜4であ
るオルガノシロキサンまたはその加水分解生成物および
縮合生成物であり、上記式中R′は1〜4個の炭素原子
を有する同じかまたは異なるアルキル基またはアルコキ
シアルキル基を表し、有利にはメチルまたはエチルを表
し、Rは同じかまたは異なり、有利には1〜22個の炭
素原子、特に1〜10個の炭素原子、特に有利には1〜
4個の炭素原子を有する分枝または非分枝のアルキル
基、有利には3〜10個の炭素原子、特に5〜6個、特
に有利には6個の炭素原子を有するシクロアルキル基、
有利には2〜4個の炭素原子を有するビニル基、有利に
は6〜18個の炭素原子、特に6〜12個の炭素原子、
特に有利には6〜8個の炭素原子を有するアリール基、
アラルキル基、アルキルアリール基を表し、この場合に
前記の基Rはメルカプト基、エステル基、アミド基、ニ
トリル基、ヒドロキシル基、アミン基、カルボキシル
基、スルホン酸基、および無水カルボン酸基で置換され
ていてもよい。
【0031】特に有利な珪素化合物は、例えばテトラエ
トキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリ
エトキシシラン、メチルトリプロポキシシラン、メチル
トリ(エトキシエトキシ)シラン、ビニルトリ(メトキ
シエトキシ)シラン、(メタ)アクリルオキシプロピル
トリエトキシ−または−トリメトキシシラン、β−ニト
リルエチルトリエトキシシラン、メルカプトプロピルト
リエトキシ−または−トリメトキシシラン、フェニルト
リエトキシシラン、イソ−オクチルトリエトキシシラ
ン、ジプロピルジエトキシシラン、メチルフェニルジエ
トキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、メチルビ
ニルトリ(エトキシエトキシ)シラン、およびそのジシ
ロキサンおよび/またはトリシロキサンである。更にヘ
キサメチルジエトキシトリシロキサン、オクタメチルシ
クロテトラシロキサン、テトラメチルジエトキシジシラ
ン、トリメチルトリメトキシジシラン、ジメチルテトラ
メトキシジシランおよびペンタメチルジシラン−ジシロ
キサンが挙げられる。
トキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリ
エトキシシラン、メチルトリプロポキシシラン、メチル
トリ(エトキシエトキシ)シラン、ビニルトリ(メトキ
シエトキシ)シラン、(メタ)アクリルオキシプロピル
トリエトキシ−または−トリメトキシシラン、β−ニト
リルエチルトリエトキシシラン、メルカプトプロピルト
リエトキシ−または−トリメトキシシラン、フェニルト
リエトキシシラン、イソ−オクチルトリエトキシシラ
ン、ジプロピルジエトキシシラン、メチルフェニルジエ
トキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、メチルビ
ニルトリ(エトキシエトキシ)シラン、およびそのジシ
ロキサンおよび/またはトリシロキサンである。更にヘ
キサメチルジエトキシトリシロキサン、オクタメチルシ
クロテトラシロキサン、テトラメチルジエトキシジシラ
ン、トリメチルトリメトキシジシラン、ジメチルテトラ
メトキシジシランおよびペンタメチルジシラン−ジシロ
キサンが挙げられる。
【0032】前記の珪素化合物は、有利にはそのままま
たはその加水分解生成物および縮合生成物の形で使用し
てもよい。
たはその加水分解生成物および縮合生成物の形で使用し
てもよい。
【0033】前記の珪素化合物は単独でまたは混合物の
形で使用してもよい。
形で使用してもよい。
【0034】有機珪素化合物の製造は、Noll,Ch
emie und Technologie der
Silicone,2.Aufgabe1968,We
inheim および Houben−Weyl,Me
thoden der organischen Ch
emie,Band E20,1782頁以下、221
9頁以下、Georg Thieme Verlag,
Stuttgart,1987に記載されている。
emie und Technologie der
Silicone,2.Aufgabe1968,We
inheim および Houben−Weyl,Me
thoden der organischen Ch
emie,Band E20,1782頁以下、221
9頁以下、Georg Thieme Verlag,
Stuttgart,1987に記載されている。
【0035】水に分散可能な有機珪素化合物は、有機ポ
リマー成分に対して有利には0.5〜60重量%、特に
0.5〜20重量%、特に有利には0.5〜10重量%
の量で存在する。
リマー成分に対して有利には0.5〜60重量%、特に
0.5〜20重量%、特に有利には0.5〜10重量%
の量で存在する。
【0036】珪素化合物を有利には有機ポリマー分散液
のエマルジョンの形で添加する。この場合に乳化剤とし
て、アニオン性、カチオン性および非イオン性乳化剤が
該当する。適当な乳化剤は当業者に知られており、例え
ばHouben−Weyl,Methoden der
organischen Chemie XIV,
1,Makromolekulare Stoffe,
Georg Thieme Verlag Stutt
gart,1961,192−208に記載されてい
る。乳化剤の例は、有利には以下のアニオン性乳化剤で
ある。
のエマルジョンの形で添加する。この場合に乳化剤とし
て、アニオン性、カチオン性および非イオン性乳化剤が
該当する。適当な乳化剤は当業者に知られており、例え
ばHouben−Weyl,Methoden der
organischen Chemie XIV,
1,Makromolekulare Stoffe,
Georg Thieme Verlag Stutt
gart,1961,192−208に記載されてい
る。乳化剤の例は、有利には以下のアニオン性乳化剤で
ある。
【0037】1.アルキルスルフェート、特に8〜18
個の炭素原子の鎖長を有するアルキルスルフェート、疎
水性基中の8〜18個の炭素原子および1〜40個のエ
チレンオキシド(EO)またはプロピレンオキシド(P
O)単位を有するアルキル−およびアルカリールエーテ
ルスルフェート。
個の炭素原子の鎖長を有するアルキルスルフェート、疎
水性基中の8〜18個の炭素原子および1〜40個のエ
チレンオキシド(EO)またはプロピレンオキシド(P
O)単位を有するアルキル−およびアルカリールエーテ
ルスルフェート。
【0038】2.スルホネート、特に8〜18個の炭素
原子を有するアルキルスルホネート、8〜18個の炭素
原子を有するアルキルアリールスルホネート、タウリ
ド、スルホコハク酸と4〜15個の炭素原子を有する一
価アルコールまたはアルキルフェノールとのエステルお
よび半エステル、場合によりこのアルコールまたはアル
キルフェノールは1〜40個のEO単位でエトキシル化
されていてもよい。
原子を有するアルキルスルホネート、8〜18個の炭素
原子を有するアルキルアリールスルホネート、タウリ
ド、スルホコハク酸と4〜15個の炭素原子を有する一
価アルコールまたはアルキルフェノールとのエステルお
よび半エステル、場合によりこのアルコールまたはアル
キルフェノールは1〜40個のEO単位でエトキシル化
されていてもよい。
【0039】3.アルキル基、アリール基、アルカリー
ル基、またはアラルキル基中に8〜20個の炭素原子を
有するカルボン酸のアルカリ金属塩およびアンモニウム
塩。
ル基、またはアラルキル基中に8〜20個の炭素原子を
有するカルボン酸のアルカリ金属塩およびアンモニウム
塩。
【0040】4.燐酸部分エステルおよびそのアルカリ
金属塩およびアンモニウム塩、特に有機基中に8〜20
個の炭素原子を有するアルキルホスフェートおよびアル
カリールホスフェート、アルキル基もしくはアルカリー
ル基中に8〜20個の炭素原子および1〜40個のEO
単位を有するアルキルエーテルホスフェートまたはアル
カリールエーテルホスフェート。
金属塩およびアンモニウム塩、特に有機基中に8〜20
個の炭素原子を有するアルキルホスフェートおよびアル
カリールホスフェート、アルキル基もしくはアルカリー
ル基中に8〜20個の炭素原子および1〜40個のEO
単位を有するアルキルエーテルホスフェートまたはアル
カリールエーテルホスフェート。
【0041】非イオン性乳化剤は有利には以下のもので
ある。
ある。
【0042】5.更にビニルアセテート単位5〜50
%、有利には8〜20%を有し、重合度500〜300
0を有するポリビニルアルコール、 6.アルキルポリグリコールエーテル、有利にはEO単
位8〜40個および8〜20個の炭素原子のアルキル基
を有するもの、 7.アルキルアリールポリグリコールエーテル、有利に
はEO単位8〜40個およびアルキル基およびアリール
基中に8〜20個の炭素原子を有するもの、 8.エチレンオキシド/プロピレンオキシド(EO/P
O)−ブロックコポリマー、有利にはEO単位もしくは
PO単位8〜40個を有するもの、 9.8〜22個の炭素原子のアルキル基を有するアルキ
ルアミンとエチレンオキシドまたはプロピレンオキシド
との付加生成物、 10.6〜24個の炭素原子を有する脂肪酸、 11.一般式R*−O−Zoで表され、式中のR*は平均
して8〜24個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖
の、飽和または不飽和のアルキル基を表し、Zoはオリ
ゴグリコシド基を表し、oは1〜10個のヘキソース単
位またはペントース単位またはその混合物であるアルキ
ルポリグリコシド、 12.アルキル基がそれぞれ4個までの炭素原子を有す
るレシチン、ラノリン、サポニン、セルロース、セルロ
ースアルキルエーテルおよびカルボキシアルキルセルロ
ースのような天然物質およびその誘導体、 13.極性基を有する線状のオルガノ(ポリ)シロキサ
ン、特に24個までの炭素原子を有するアルコキシ基お
よび/または40個までのEO基および/またはPO基
を有するもの。
%、有利には8〜20%を有し、重合度500〜300
0を有するポリビニルアルコール、 6.アルキルポリグリコールエーテル、有利にはEO単
位8〜40個および8〜20個の炭素原子のアルキル基
を有するもの、 7.アルキルアリールポリグリコールエーテル、有利に
はEO単位8〜40個およびアルキル基およびアリール
基中に8〜20個の炭素原子を有するもの、 8.エチレンオキシド/プロピレンオキシド(EO/P
O)−ブロックコポリマー、有利にはEO単位もしくは
PO単位8〜40個を有するもの、 9.8〜22個の炭素原子のアルキル基を有するアルキ
ルアミンとエチレンオキシドまたはプロピレンオキシド
との付加生成物、 10.6〜24個の炭素原子を有する脂肪酸、 11.一般式R*−O−Zoで表され、式中のR*は平均
して8〜24個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖
の、飽和または不飽和のアルキル基を表し、Zoはオリ
ゴグリコシド基を表し、oは1〜10個のヘキソース単
位またはペントース単位またはその混合物であるアルキ
ルポリグリコシド、 12.アルキル基がそれぞれ4個までの炭素原子を有す
るレシチン、ラノリン、サポニン、セルロース、セルロ
ースアルキルエーテルおよびカルボキシアルキルセルロ
ースのような天然物質およびその誘導体、 13.極性基を有する線状のオルガノ(ポリ)シロキサ
ン、特に24個までの炭素原子を有するアルコキシ基お
よび/または40個までのEO基および/またはPO基
を有するもの。
【0043】カチオン性乳化剤は有利には以下のもので
ある。
ある。
【0044】14.8〜24個の炭素原子を有する第一
級、第二級、および第三級脂肪アミンと酢酸、硫酸、塩
酸および燐酸との塩、 15.第四級アルキル−およびアルキルベンゼンアンモ
ニウム塩、特にアルキル基が6〜24個の炭素原子を有
するもの、特にハロゲニド、スルフェート、ホスフェー
ト、およびアセテート、 16.アルキルピリジニウム塩、アルキルイミダゾリニ
ウム塩、およびアルキルオキサゾリニウム塩、特にアル
キル鎖が18個までの炭素原子を有するもの、特にハロ
ゲニド、スルフェート、ホスフェート、およびアセテー
ト。
級、第二級、および第三級脂肪アミンと酢酸、硫酸、塩
酸および燐酸との塩、 15.第四級アルキル−およびアルキルベンゼンアンモ
ニウム塩、特にアルキル基が6〜24個の炭素原子を有
するもの、特にハロゲニド、スルフェート、ホスフェー
ト、およびアセテート、 16.アルキルピリジニウム塩、アルキルイミダゾリニ
ウム塩、およびアルキルオキサゾリニウム塩、特にアル
キル鎖が18個までの炭素原子を有するもの、特にハロ
ゲニド、スルフェート、ホスフェート、およびアセテー
ト。
【0045】両性乳化剤は有利には以下のものである。
【0046】17.N−アルキル−ジ(アミノエチル)
グリシンまたはN−アルキル−2−アミノプロピオン酸
塩のような長鎖置換アミノ酸、 18.C8〜C18−アシル基を有するN−(3−アシル
アミドプロピル)−N:N−ジメチルアンモニウム塩お
よびアルキルイミダゾリニウムベタインのようなベタイ
ン。
グリシンまたはN−アルキル−2−アミノプロピオン酸
塩のような長鎖置換アミノ酸、 18.C8〜C18−アシル基を有するN−(3−アシル
アミドプロピル)−N:N−ジメチルアンモニウム塩お
よびアルキルイミダゾリニウムベタインのようなベタイ
ン。
【0047】乳化剤は一般に珪素化合物に対して有利に
は10重量%までの量で使用する。この量は有利には有
機ポリマーに対して1重量%より少ない。
は10重量%までの量で使用する。この量は有利には有
機ポリマーに対して1重量%より少ない。
【0048】水に溶解するかまたは分散可能の適当な燐
化合物は、有利にはアルキルホスホン酸またはアリール
ホスホン酸、燐酸またはピロ燐酸のエステル、アミドま
たはエステルアミド、テトラキス(ヒドロキシアルキ
ル)ホスホニウム塩、ポリ燐酸の塩、特にポリ燐酸アン
モニウム、またはトリアリールホスフィンオキシドまた
はトリアルキルホスフィンオキシドである。
化合物は、有利にはアルキルホスホン酸またはアリール
ホスホン酸、燐酸またはピロ燐酸のエステル、アミドま
たはエステルアミド、テトラキス(ヒドロキシアルキ
ル)ホスホニウム塩、ポリ燐酸の塩、特にポリ燐酸アン
モニウム、またはトリアリールホスフィンオキシドまた
はトリアルキルホスフィンオキシドである。
【0049】有利な燐化合物は、例えばメタンホスホン
酸ジエチルエステル、メタンホスホン酸ジメチルエステ
ル、ジメチルペンタエリトリットジホスホネート、ジエ
チルペンタエリトリットジホスホネート、メチルネオペ
ンチルホスホネート、エチルネオペンチルホスホネー
ト、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェ
ート、レゾルシン−ビス−ジフェニルホスフェート、ジ
フェニルペンタエリトリットジホスフェート、フェニル
ネオペンチルホスフェート、モノ−、ジ−およびトリア
ンモニウム−ニトリロ−トリス−メチレンホスホネー
ト、[3−[(ヒドロキシメチル)アミノ]−3−オキ
ソプロピル]−ホスホン酸ジメチルエステル、テトラキ
ス(ヒドロキシメチル)ホスホニウムクロリド、ポリ燐
酸アンモニウム、トリトリルホスフィンオキシドおよび
トリフェニルホスフィンオキシドである。
酸ジエチルエステル、メタンホスホン酸ジメチルエステ
ル、ジメチルペンタエリトリットジホスホネート、ジエ
チルペンタエリトリットジホスホネート、メチルネオペ
ンチルホスホネート、エチルネオペンチルホスホネー
ト、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェ
ート、レゾルシン−ビス−ジフェニルホスフェート、ジ
フェニルペンタエリトリットジホスフェート、フェニル
ネオペンチルホスフェート、モノ−、ジ−およびトリア
ンモニウム−ニトリロ−トリス−メチレンホスホネー
ト、[3−[(ヒドロキシメチル)アミノ]−3−オキ
ソプロピル]−ホスホン酸ジメチルエステル、テトラキ
ス(ヒドロキシメチル)ホスホニウムクロリド、ポリ燐
酸アンモニウム、トリトリルホスフィンオキシドおよび
トリフェニルホスフィンオキシドである。
【0050】特に有利な燐化合物は、メタンホスホン酸
ジエチルエステル、メタンホスホン酸ジメチルエステ
ル、モノ−、ジ−およびトリアンモニウム−ニトリロ−
トリス−メチレンホスホネート、[3−[(ヒドロキシ
メチル)アミノ]−3−オキソプロピル]−ホスホン酸
ジメチルエステルである。
ジエチルエステル、メタンホスホン酸ジメチルエステ
ル、モノ−、ジ−およびトリアンモニウム−ニトリロ−
トリス−メチレンホスホネート、[3−[(ヒドロキシ
メチル)アミノ]−3−オキソプロピル]−ホスホン酸
ジメチルエステルである。
【0051】燐化合物は有機ポリマーの全重量に対し
て、有利には0.1〜90重量%、特に0.1〜50重
量%、特に有利には5〜30重量%の量で使用される。
て、有利には0.1〜90重量%、特に0.1〜50重
量%、特に有利には5〜30重量%の量で使用される。
【0052】同様に有利な燐化合物は付加的に分子中に
珪素を有する化合物であり、たとえば2−トリエトキシ
シリル−エタンホスホン酸ジエチルエステル、2−トリ
メトキシシリル−エタンホスホン酸ジエチルエステル、
3−トリメトキシシリル−プロパンホスホン酸ジエチル
エステル、2−トリ[メトキシエトキシ]シリル−エタ
ンホスホン酸ジエチルエステル、1,3−ビス[ジエチ
ルホスホノエチル]−テトラメチル−ジシロキサンであ
る。
珪素を有する化合物であり、たとえば2−トリエトキシ
シリル−エタンホスホン酸ジエチルエステル、2−トリ
メトキシシリル−エタンホスホン酸ジエチルエステル、
3−トリメトキシシリル−プロパンホスホン酸ジエチル
エステル、2−トリ[メトキシエトキシ]シリル−エタ
ンホスホン酸ジエチルエステル、1,3−ビス[ジエチ
ルホスホノエチル]−テトラメチル−ジシロキサンであ
る。
【0053】分子中に珪素を有する燐化合物は有機ポリ
マーの全重量に対して、有利には0.1〜90重量%、
特に0.1〜50重量%、特に有利には5〜30重量%
の量で使用される。
マーの全重量に対して、有利には0.1〜90重量%、
特に0.1〜50重量%、特に有利には5〜30重量%
の量で使用される。
【0054】燐化合物は、有利には水性溶液として、ま
たはエマルジョンの形でポリマー分散液に添加し、エマ
ルジョンの組成に関しては珪素化合物の場合に記載され
たと同様のことが該当する。
たはエマルジョンの形でポリマー分散液に添加し、エマ
ルジョンの組成に関しては珪素化合物の場合に記載され
たと同様のことが該当する。
【0055】前記燐化合物は単独でまたは混合物で使用
してもよい。
してもよい。
【0056】本発明のもう1つの対象は、成分を互いに
混合することによる、水性分散液の製造方法である。
混合することによる、水性分散液の製造方法である。
【0057】特に水性ポリマー分散液、珪素化合物およ
び燐化合物を互いに混合する。
び燐化合物を互いに混合する。
【0058】この場合にポリマー分散液の成分を常に水
性分散液として使用する。
性分散液として使用する。
【0059】珪素成分の成分を物質としてまたは水性エ
マルジョンとして使用してもよい。
マルジョンとして使用してもよい。
【0060】燐成分の成分を物質として、または固形物
の場合は水性溶液または分散液として、または液体の場
合は水性溶液またはエマルジョンとして使用してもよ
い。
の場合は水性溶液または分散液として、または液体の場
合は水性溶液またはエマルジョンとして使用してもよ
い。
【0061】前記製剤からなるすべての組合せが可能で
ある。
ある。
【0062】水性ポリマー分散液を燐成分の水性溶液お
よび珪素成分のエマルジョンと混合する方法の可能性が
有利である。
よび珪素成分のエマルジョンと混合する方法の可能性が
有利である。
【0063】同様に水性ポリマー分散液を燐成分および
珪素成分のエマルジョンと混合する方法の可能性が有利
である。
珪素成分のエマルジョンと混合する方法の可能性が有利
である。
【0064】ポリマー分散液、珪素成分および燐成分の
成分を、互いに撹拌または振動することにより混合し、
この場合に有利にはポリマー分散液を装入し、引き続き
珪素成分および燐成分を添加する。有利には珪素成分お
よび燐成分を最初に混合し、引き続き混合物をポリマー
分散液に添加する。
成分を、互いに撹拌または振動することにより混合し、
この場合に有利にはポリマー分散液を装入し、引き続き
珪素成分および燐成分を添加する。有利には珪素成分お
よび燐成分を最初に混合し、引き続き混合物をポリマー
分散液に添加する。
【0065】本発明による分散液は、有利には被覆剤、
含浸剤または接着剤に使用される。更に繊維状物質また
は綿の補強のために使用される。
含浸剤または接着剤に使用される。更に繊維状物質また
は綿の補強のために使用される。
【0066】分散組成物は典型的な適用分野で使用して
もよい。例えば被覆剤および防炎塗料、接着剤に、また
は織物の結合剤として使用される。
もよい。例えば被覆剤および防炎塗料、接着剤に、また
は織物の結合剤として使用される。
【0067】本発明の分散組成物は、フリースまたは綿
のような繊維状物質を補強するためにおよび織物を加工
するために特に適している。
のような繊維状物質を補強するためにおよび織物を加工
するために特に適している。
【0068】本発明のもう1つの対象は、本発明の分散
液を有する繊維物質である。
液を有する繊維物質である。
【0069】本発明の分散組成物で処理される基剤は未
処理の基剤に比べて難燃性に加工されている。
処理の基剤に比べて難燃性に加工されている。
【0070】織物の加工の際に、本発明の分散液は、有
利には水中の5〜40重量%の希釈液で使用される。希
釈はそれぞれの処理法に適合させる。従って噴霧の際は
10〜25重量%であり、染色の際は5〜35重量%で
あり、泡状被覆の際は20〜30重量%である。
利には水中の5〜40重量%の希釈液で使用される。希
釈はそれぞれの処理法に適合させる。従って噴霧の際は
10〜25重量%であり、染色の際は5〜35重量%で
あり、泡状被覆の際は20〜30重量%である。
【0071】
【実施例】エマルジョン溶液の製造 エーロゾル(Aerosol)A102(スルホコハク
酸の半エステル塩)0.50gおよびGenapolP
F40(プロピレンオキシドおよびエチレンオキシドか
らなる重合生成物)4.60gを水232gに溶かし
た。
酸の半エステル塩)0.50gおよびGenapolP
F40(プロピレンオキシドおよびエチレンオキシドか
らなる重合生成物)4.60gを水232gに溶かし
た。
【0072】ポリマー被膜の製造 この分散液からドクターを用いて、乾燥後に約250μ
mの被膜厚さが得られるように、平らな基剤に被膜を塗
布した。約20時間の空気乾燥後、ポリマー被膜を乾燥
棚中で150℃で5分間熱処理した。被膜から140m
m×52mmの大きさの断片を切断し、乾燥機中で青色
ゲル上で少なくとも24時間放置した。
mの被膜厚さが得られるように、平らな基剤に被膜を塗
布した。約20時間の空気乾燥後、ポリマー被膜を乾燥
棚中で150℃で5分間熱処理した。被膜から140m
m×52mmの大きさの断片を切断し、乾燥機中で青色
ゲル上で少なくとも24時間放置した。
【0073】酸素係数(LOI)の決定 LOIの決定をISO4589号により実施し、ただし
これと相違して、測定前に試料を乾燥機中で青色ゲル上
で少なくとも24時間放置した。
これと相違して、測定前に試料を乾燥機中で青色ゲル上
で少なくとも24時間放置した。
【0074】例1 メチルトリエトキシシラン4.22gおよびジメチルホ
スホネート(DMMP)2.94gをエマルジョン溶液
15.8gに撹拌して入れた。生じるエマルジョンを、
固体含量48%を有する架橋可能のビニルアセテート/
ブチルアクリレート分散液(LT420 Wacker
−Chemie社)200gに撹拌して入れ、2時間強
力に混合した。
スホネート(DMMP)2.94gをエマルジョン溶液
15.8gに撹拌して入れた。生じるエマルジョンを、
固体含量48%を有する架橋可能のビニルアセテート/
ブチルアクリレート分散液(LT420 Wacker
−Chemie社)200gに撹拌して入れ、2時間強
力に混合した。
【0075】得られるポリマー被膜のLOIは23.5
であった。
であった。
【0076】例2 メチルトリエトキシシラン8.44gおよびジメチルホ
スホネート(DMMP)5.88gをエマルジョン溶液
31.6gに撹拌して入れた。生じるエマルジョンを、
固体含量48%を有する架橋可能のビニルアセテート/
ブチルアクリレート分散液(LT420 Wacker
−Chemie社)200gに撹拌して入れ、2時間強
力に混合した。
スホネート(DMMP)5.88gをエマルジョン溶液
31.6gに撹拌して入れた。生じるエマルジョンを、
固体含量48%を有する架橋可能のビニルアセテート/
ブチルアクリレート分散液(LT420 Wacker
−Chemie社)200gに撹拌して入れ、2時間強
力に混合した。
【0077】得られるポリマー被膜のLOIは24.2
であった。
であった。
【0078】例3 Wacker SiP−エステル(トリエトキシシリル
エタン燐酸ジエチルエステル)7.8gを、エマルジョ
ン溶液15.8gに撹拌して入れた。生じるエマルジョ
ンを、固体含量48%を有する架橋可能のビニルアセテ
ート/ブチルアクリレート分散液(LT420 Wac
ker−Chemie社)200gに撹拌して入れ、2
時間強力に混合した。
エタン燐酸ジエチルエステル)7.8gを、エマルジョ
ン溶液15.8gに撹拌して入れた。生じるエマルジョ
ンを、固体含量48%を有する架橋可能のビニルアセテ
ート/ブチルアクリレート分散液(LT420 Wac
ker−Chemie社)200gに撹拌して入れ、2
時間強力に混合した。
【0079】得られるポリマー被膜のLOIは23.2
であった。
であった。
【0080】例4 メチルトリエトキシシラン4.22gおよびn−デカン
ホスホン酸ジエチルエステル6.59gを、エマルジョ
ン溶液15.8gに撹拌して入れた。生じるエマルジョ
ンを、固体含量48%を有する架橋可能のビニルアセテ
ート/ブチルアクリレート分散液(LT420 Wac
ker−Chemie社)200gに撹拌して入れ、2
時間強力に混合した。
ホスホン酸ジエチルエステル6.59gを、エマルジョ
ン溶液15.8gに撹拌して入れた。生じるエマルジョ
ンを、固体含量48%を有する架橋可能のビニルアセテ
ート/ブチルアクリレート分散液(LT420 Wac
ker−Chemie社)200gに撹拌して入れ、2
時間強力に混合した。
【0081】得られるポリマー被膜のLOIは22.6
であった。
であった。
【0082】例5 Wacker TES−40(Si含量40%を有する
テトラエトキシシランの加水分解生成物および縮合生成
物)8.44gおよびジメチルホスホネート(DMM
P)5.88gをエマルジョン溶液31.6gに撹拌し
て入れた。生じるエマルジョンを、固体含量48%を有
する架橋可能のビニルアセテート/ブチルアクリレート
分散液(LT420 Wacker−Chemie社)
200gに撹拌して入れ、2時間強力に混合した。
テトラエトキシシランの加水分解生成物および縮合生成
物)8.44gおよびジメチルホスホネート(DMM
P)5.88gをエマルジョン溶液31.6gに撹拌し
て入れた。生じるエマルジョンを、固体含量48%を有
する架橋可能のビニルアセテート/ブチルアクリレート
分散液(LT420 Wacker−Chemie社)
200gに撹拌して入れ、2時間強力に混合した。
【0083】得られるポリマー被膜のLOIは22.7
であった。
であった。
【0084】例6(比較例) 珪素および燐含有添加物を添加しない架橋可能のビニル
アセテート/ブチルアクリレート分散液(LT420
Wacker−Chemie社)のLOIは19.5で
あった。
アセテート/ブチルアクリレート分散液(LT420
Wacker−Chemie社)のLOIは19.5で
あった。
【0085】例7(比較例) ジメチルホスホネート(DMMP)5.88gをエマル
ジョン溶液31.6gに撹拌して入れた。生じるエマル
ジョンを、固体含量48%を有する架橋可能のビニルア
セテート/ブチルアクリレート分散液(LT420 W
acker−Chemie社)200gに撹拌して入
れ、2時間強力に混合した。
ジョン溶液31.6gに撹拌して入れた。生じるエマル
ジョンを、固体含量48%を有する架橋可能のビニルア
セテート/ブチルアクリレート分散液(LT420 W
acker−Chemie社)200gに撹拌して入
れ、2時間強力に混合した。
【0086】得られるポリマー被膜のLOIは21.5
であった。
であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 390009003 Zielstattstraβe 20, D−81379 Munchen,F.R. Germany (72)発明者 ユルゲン シュトーラー ドイツ連邦共和国 プルアッハ ミヒル −ラング−ヴェーク 9 (72)発明者 リヒャルト ゲッツェ ドイツ連邦共和国 ブルクハウゼン ゼ ルテンホルンシュトラーセ 11 (56)参考文献 特開 平7−279056(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 1/00 - 101/16 C08K 3/00 - 13/08 D06M 15/21
Claims (13)
- 【請求項1】 成分(1)として少なくとも1種の水に
溶解しない有機ポリマー、 成分(2)として Si(OR′)4の珪酸エステル、
SiRn(OR′)4−n[式中のnは1〜3である]
で表されるオルガノオルガノオキシシラン、一般式:R
3SiO(SiR2O)nSiR3[式中のnは0〜4
である]で表されるオリゴシロキサンまたはこれらの加
水分解生成物および縮合生成物 [上記式中、R′は同じかまたは異なるアルキル基また
はアルコキシアルキル基を表し、Rは同じかまたは異な
り、分枝または非分枝のアルキル基、シクロアルキル
基、ビニル基、アリール基、アラルキル基、アルキルア
リール基を表し、その際前記の基Rはメルカプト基、エ
ステル基、アミド基、ニトリル基、ヒドロキシル基、ア
ミン基、カルボキシル基、スルホン酸基、および無水カ
ルボン酸基で置換されていてもよい]の群から選ばれる
少なくとも1種の水に分散可能な珪素化合物および成分
(3)としてアルキルホスホン酸またはアリールホスホ
ン酸、燐酸またはピロ燐酸のエステル、アミドまたはエ
ステルアミド、テトラキス(ヒドロキシアルキル)ホス
ホニウム塩、ポリ燐酸の塩、またはトリアリールホスフ
ィンオキシドもしくはトリアルキルホスフィンオキシド
の群から選ばれる少なくとも1種の水に溶解するかまた
は水に分散可能な燐化合物を含有する水性分散液。 - 【請求項2】 成分(1)としての水に溶解しない有機
ポリマーが、非分枝または分枝のアルキルカルボン酸の
ビニルエステルの群からの1個以上のモノマー単位を有
するビニルエステル−ホモ−またはコポリマー、アルコ
ールのメタクリル酸エステルおよびアクリル酸エステル
の群からの1個以上のモノマー単位を有する(メタ)ア
クリル酸エステルのホモ−またはコポリマー、非分枝ま
たは分枝のアルコールのフマル酸および/またはマレイ
ン酸−モノ−またはジエステルのホモ−またはコポリマ
ー、ジエンおよびオレフィンのホモ−またはコポリマー
(この場合にジエンはスチレン、(メタ)アクリル酸エ
ステルまたはフマル酸またはマレイン酸のエステルと共
重合してもよい)、スチレン、メチルスチレン、ビニル
トルエンのようなビニル芳香族化合物のホモ−またはコ
ポリマーの群からの1種以上のポリマーである請求項1
記載の水性分散液。 - 【請求項3】 珪素化合物(2)成分として 、テトラ
エトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルト
リエトキシシラン、メチルトリプロポキシシラン、メチ
ルトリ(エトキシエトキシ)シラン、ビニルトリ(メト
キシエトキシ)シラン、メタクリルオキシプロピルトリ
エトキシシラン、アクリルオキシプロピルトリエトキシ
シラン、メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン
またはアクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、β
−ニトリルエチルトリエトキシシラン、メルカプトプロ
ピルトリエトキシ−または−トリメトキシシラン、フェ
ニルトリエトキシシラン、イソ−オクチルトリエトキシ
シラン、ジプロピルジエトキシシラン、メチルフェニル
ジエトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、メチ
ルビニルトリ(エトキシエトキシ)シランおよびこれら
のジシロキサンおよび/またはトリシロキサン、ヘキサ
メチルジエトキシトリシロキサン、オクタメチルシクロ
テトラシロキサン、テトラメチルジエトキシジシラン、
トリメチルトリメトキシジシラン、ジメチルテトラメト
キシジシラン、ペンタメチルジシラン−ジシロキサンお
よびこれらの加水分解生成物および縮合生成物の群から
選ばれる1種以上が含有されている請求項1記載の水性
分散液。 - 【請求項4】 燐化合物(3)成分として、メタンホス
ホン酸ジエチルエステル、メタンホスホン酸ジメチルエ
ステル、ジメチルペンタエリトリットジホスホネート、
ジエチルペンタエリトリットジホスホネート、メチルネ
オペンチルホスホネート、エチルネオペンチルホスホネ
ート、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフ
ェート、レゾルシン−ビス−ジフェニルホスフェート、
ジフェニルペンタエリトリットジホスフェート、フェニ
ルネオペンチルホスフェート、モノ−、ジ−およびトリ
アンモニウム−ニトリロ−トリス−メチレンホスホネー
ト、[3−[(ヒドロキシメチル)アミノ]−3−オキ
ソプロピル]ホスホン酸ジメチルエステル、テトラキス
(ヒドロキシメチル)ホスホニウムクロリド、ポリ燐酸
アンモニウム、トリトリルホスフィンオキシドおよびト
リフェニルホスフィンオキシドの群から選ばれる1種以
上が含有されている請求項1記載の水性分散液。 - 【請求項5】 請求項1の水性分散液において、珪素化
合物(2)成分と燐化合物(3)成分に代えて、2−ト
リエトキシシリル−エタンホスホン酸ジエチルエステ
ル、2−トリメトキシシリル−エタンホスホン酸ジエチ
ルエステル、3−トリメトキシシリル−プロパンホスホ
ン酸ジエチルエステル、2−トリ[メトキシエトキシ]
シリル−エタンホスホン酸ジエチルエステルおよび1,
3−ビス[ジエチルホスホノエチル]−テトラメチルジ
シロキサンの群から選ばれる1種以上の、水に溶解する
かまたは水に分散可能であり、燐および珪素の双方を含
有する化合物が用いられている請求項1記載の水性分散
液。 - 【請求項6】 成分を互いに混合することを特徴とする
請求項1から5までのいずれか1項記載の水性分散液の
製造方法。 - 【請求項7】 水性ポリマー分散液を珪素化合物および
燐化合物と混合する請求項6記載の水性分散液の製造方
法。 - 【請求項8】 水性ポリマー分散液を珪素化合物の溶
液、エマルジョンまたは分散液および燐化合物の溶液、
エマルジョンまたは分散液と混合する請求項6記載の水
性分散液の製造方法。 - 【請求項9】 水性ポリマー分散液を燐成分の水溶液お
よび珪素成分のエマルジョンと混合する請求項8記載の
水性分散液の製造方法。 - 【請求項10】 水性ポリマー分散液を燐成分および珪
素成分のエマルジョンと混合する請求項8記載の水性分
散液の製造方法。 - 【請求項11】 請求項1から5までのいずれか1項記
載のまたは請求項6から10までのいずれか1項記載の
方法により製造される分散液の被覆剤、含浸剤または接
着剤中での使用。 - 【請求項12】 請求項1から5までのいずれか1項記
載のまたは請求項6から10までのいずれか1項記載の
方法により製造される分散液の繊維状材料または綿を補
強するための使用。 - 【請求項13】 請求項1から5までのいずれか1項記
載のまたは請求項6から10までのいずれか1項記載の
方法により製造される分散液で処理された繊維材料。
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