JP3269522B2 - 遠隔保守方式 - Google Patents

遠隔保守方式

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JP3269522B2
JP3269522B2 JP07434598A JP7434598A JP3269522B2 JP 3269522 B2 JP3269522 B2 JP 3269522B2 JP 07434598 A JP07434598 A JP 07434598A JP 7434598 A JP7434598 A JP 7434598A JP 3269522 B2 JP3269522 B2 JP 3269522B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔保守方式に関
し、特にユーザのSG(System Generation) 状況に応じ
て修正可能な遠隔保守方式に関する。
【0002】
【従来の技術】SG(System Generation) とは、使用す
るハードウェア構成に合わせて、処理に必要となるソフ
トウェアの機能を選択し結合して、使用可能なシステム
に組みあげる作業のことをいう。狭義には汎用OS(オ
ペレーティングシステム)のプログラム群を処理目的に
合わせた最適OSに仕上げることをいうが、オンライン
システムでは個々にデバッグしてきたプログラムを総合
化し、運用可能な形態に組みあげる作業をいうこともあ
る。
【0003】特開平5−265891号公報には、端末
のSG作業(端末にオンラインソフトウェアを適用する
作業)で使用されるオンラインソフトウェア(オンライ
ンソフトウェアは複数の端末回線モジュールにより構成
されている)及びパラメータからなる端末SG情報をホ
ストコンピュータによってリモート管理する端末SG情
報管理方式が、従来の遠隔保守方式として開示されてい
る。
【0004】別の従来の遠隔保守方式が特開平1−26
1736号に示されている。この特開平1−26173
6号に示されている遠隔保守方式は、各サイトの運用時
間に制限されず、媒体コピー等の人的労力を削減するた
めに用いられ、図8に示す構成を有する。
【0005】図8において、この遠隔保守方式は、デー
タ処理装置101とパッチファイル121およびプログ
ラムファイル122を有する外部記憶102と、回線制
御手段131、自動パッチ手段134、パッチフラグ1
32、自動電話手段133を有するサービスプロセッサ
103と、電話回線104と、パッチフラグ制御手段1
51、パッチ情報記憶手段152を有する遠隔保守セン
タ105とから構成されている。なお、プログラムファ
イル122は、データ処理装置101が実行するプログ
ラムを格納している。
【0006】次に動作について説明する。
【0007】先ず、プログラムファイル122内のプロ
グラムにパッチが発生したときは、パッチフラグ制御手
段151により、電話回線104及び回線制御手段13
1を介してパッチフラグ132をオンにする。パッチ情
報自体はパッチ情報記憶手段152に記憶される。この
パッチフラグ132は、例えばサービスプロセッサ10
3の外部記憶装置(図示省略)に実現されるため、電源
オフ時にも記憶内容を喪失しない。
【0008】次に、データ処理装置1の立上げのとき、
自動電話手段133は、パッチフラグ132を参照し、
オンであれば、回線制御手段131及び電話回線104
を介して遠隔保守センタ105を呼び出す。そして、パ
ッチ記憶手段152の情報を入手し、自動パッチ手段1
34によってパッチファイル121を更新してから、通
常の方法によってシステムの立上げを行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の図8の遠隔保守
方式は以下の問題点がある。
【0010】第1の問題点は、特定HW(ハードウェ
ア)または特定環境に依存する修正作業について優先的
に適用を促すことが出来ないことである。
【0011】その理由は、特定HWまたは特定環境に依
存する情報を管理せず、適用状況を一律に管理している
ためである。
【0012】第2の問題点は、極力ユーザシステムの修
正を抑えたい場合に、緊急性、障害内容を考慮して修正
適用範囲を限定し、必要最小限の修正のみを行うことが
出来ないことである。
【0013】その理由は、修正データに選択のための緊
急性や影響範囲のデータが含まれてなく、作業時に選択
することも想定していないためである。
【0014】第3の問題点は、保守センタでユーザ全体
の修正情報の適用状況を把握することが出来ないことで
ある。
【0015】その理由は、ユーザのシステム上で修正履
歴を記憶しているだけで、保守センタでは情報を集計し
ていないためである。
【0016】それ故、本発明の課題は、特定HWまたは
特定環境に依存する修正作業について優先的に適用を促
すことが出来る遠隔保守方式を提供することにある。
【0017】本発明の他の目的は、極力ユーザシステム
の修正を抑えたい場合に、緊急性、障害内容を考慮して
修正適用範囲を限定し、必要最小限の修正のみを行うこ
とが出来る遠隔保守方式を提供することにある。
【0018】本発明の更に他の目的は、保守センタでユ
ーザ全体の修正情報の適用状況を把握することが出来る
遠隔保守方式を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、ユーザ汎用コンピュータと該ユーザ汎用コンピュ
ータに対して遠隔保守を行う保守センタコンピュータと
を備えた遠隔保守方式において、前記ユーザ汎用コンピ
ュータは、該ユーザ汎用コンピュータのOS(オペレー
ティングシステム)を格納するシステムファイル(2
1)と、該ユーザ汎用コンピュータのユーザ環境の内容
及びSG(システムジェネレーション)の内容を表わす
ユーザ・SG情報を格納するユーザ・SG情報格納ファ
イル(25)と、前記OSの修正の履歴を表わす修正履
歴情報を格納する修正履歴情報格納ファイル(22)
と、前記ユーザ・SG情報格納ファイルに格納された前
記ユーザ・SG情報と前記修正履歴情報格納ファイルに
格納された前記修正履歴情報とを読み出し、出力するシ
ステム修正保守手段(26)とを有し、前記保守センタ
コンピュータは、前記ユーザ・SG情報及び前記修正履
歴情報に応答して、前記ユーザ・SG情報にて表わされ
た前記ユーザ環境の内容及び前記SGの内容に適合し、
前記修正履歴情報にて表わされた修正の履歴において未
適用の修正情報を生成し、出力する修正情報生成手段
(45)を有し、前記システム修正保守手段は、前記修
正情報に応答して、前記システムファイルに対する修正
を行うと共に、行った修正が修正の履歴として含まれる
ように前記修正履歴情報格納ファイルの前記修正履歴情
報を、更新された修正履歴情報に更新し、かつ、前記更
新された修正履歴情報を前記保守センタコンピュータに
送出するものであり、前記保守センタコンピュータは、
ユーザ修正履歴情報格納ファイル(47)と、保守情報
管理手段(48)とを、更に有し、前記遠隔保守方式
は、前記保守情報管理手段に接続された保守情報管理用
端末装置(5)を更に備え、前記修正情報生成手段は、
前記更新された修正履歴情報に応答して、前記ユーザ修
正履歴情報格納ファイルを前記更新された修正履歴情報
に更新し、前記保守情報管理手段は、前記ユーザ修正履
歴情報格納ファイルが前記更新された修正履歴情報に更
新されたか否かを、ユーザ修正状況として監視して、ユ
ーザ修正状況を前記保守情報管理用端末装置に表示させ
ると共に、前記保守情報管理用端末装置に、修正未実施
の場合の前記ユーザ汎用コンピュータに対して修正を促
す指示を入力させ、該指示を修正未実施の場合の前記ユ
ーザ汎用コンピュータに送出することを特徴とする遠隔
保守方式が得られる。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0030】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態による遠隔保守方式は、保守作業の指示を与える保
守用端末装置1と、パッチ修正等が行われるユーザ汎用
コンピュータ2と、保守情報や修正情報を伝達する通信
回線3と、保守情報全体や修正情報全体を管理している
保守センタコンピュータ4とを含む。
【0031】ユーザ汎用コンピュータ2は、システムフ
ァイル21と、修正履歴情報格納ファイル22と、修正
情報受信手段23と、保守情報送信手段24と、ユーザ
・SG情報格納ファイル25と、システム修正保守手段
26とを備えている。
【0032】システムファイル21は、ユーザ汎用コン
ピュータ2のOSを構成しているファイルである。
【0033】修正履歴情報格納ファイル22は、ユーザ
汎用コンピュータ2において修正を行った日時や実施し
た修正情報の番号を格納している。
【0034】修正情報受信手段23は、保守センタコン
ピュータ4から通信回線3を介して送られてくる保守関
連データを、受信する。
【0035】保守情報送信手段24は、ユーザ汎用コン
ピュータ2において実施された修正作業の結果を、通信
回線3を介して保守センタコンピュータ4に送信する。
【0036】ユーザ・SG情報格納ファイル25は、ユ
ーザ汎用コンピュータ2のユーザ環境の設定内容とSG
の内容を記憶する。
【0037】システム修正保守手段26は、保守用端末
装置1の指示に従って動作し、修正情報受信手段23か
ら修正情報を受取り、ユーザ・SG情報格納ファイル2
5の情報を含めて保守用端末装置1に表示する。保守用
端末装置1での選択により、修正作業をシステムファイ
ル21に対して行い修正履歴情報ファイル22を更新す
る。修正結果は、保守情報送信手段24を介して保守セ
ンタコンピュータ4に送る。
【0038】保守センタコンピュータ4は、修正情報送
信手段41と、保守情報受信手段42と、修正データ格
納ファイル43と、運用条件格納ファイル44と、修正
情報生成手段45とを備えている。
【0039】修正情報送信手段41は、修正情報を通信
回線3を介して、ユーザ汎用コンピュータ2に対して送
信する。
【0040】保守情報受信手段42は、ユーザ汎用コン
ピュータ2から通信回線3を介して送られた保守情報を
受信する。
【0041】修正データ格納ファイル43は、保守対象
の汎用コンピュータ2を修正するためのデータを格納す
る。
【0042】適用条件格納ファイル44は、修正内容が
関連する装置、機能が特定のものに限られるとき、関連
する装置、機能についての情報を格納する。
【0043】修正情報生成手段45は、保守情報受信手
段42からの情報により動作を開始し、修正データ格納
ファイル43と適用条件格納ファイル44を参照し、ユ
ーザ汎用コンピュータ2において選択、実施を行えるよ
うに修正情報送信手段41に情報を送る。
【0044】次に、図1および図2を参照して、本発明
の実施の形態の動作について説明する。
【0045】保守用端末装置1により、保守作業の開始
を指示する。まず、本保守作業においてSGを行うかど
うかについて答える(ステップA1)。SGを行うので
あれば、“SGを行う”という情報が保守用端末装置1
から保守センタコンピュータ4へ伝えられる(ステップ
A2)。保守センタコンピュータ4は、適用条件ファイ
ル44を参照し、SGに関連する修正情報があるかどう
か検索する(ステップA3)。修正情報が登録されてい
れば、修正データ格納ファイル43よりデータをユーザ
汎用コンピュータ2に送り、保守用端末装置1に修正の
実施を促し、保守員は実施を確認する(ステップA4,
A5、A6)。そして、SGの実施を行う(ステップA
7)。
【0046】必要に応じてSGを実施した後、システム
修正保守手段26は、修正履歴情報格納ファイル22と
ユーザ・SG情報格納ファイル25にある現状の情報を
保守センタコンピュータ4に送る(ステップA8)。保
守用コンピュータ4においては、適用条件格納ファイル
44を参照し、ユーザ・SG情報に関連する適用条件を
持つ修正情報があれば、該情報をユーザ汎用コンピュー
タ2に送る(ステップA9,A10)。
【0047】又、修正履歴情報を修正データ格納ファイ
ル43と照合し、リリース済みで該ユーザに未適用のデ
ータをユーザ汎用コンピュータ2に送る(ステップA1
1)。
【0048】保守用端末装置1に、ユーザ・SG情報に
関連する修正情報とリリース済みで未適用の修正情報の
一覧が表示され、その中から実際に適用するものを選択
する(ステップA12)。選択した修正情報の番号が保
守センタコンピュータ4に送られ、それに従って修正デ
ータがユーザ汎用コンピュータ2に送られる(ステップ
A13,A14)。
【0049】修正処理を行い、修正履歴情報ファイル2
2を更新する(ステップA15)。
【0050】次に、本発明の第1の実施の形態の効果に
ついて説明する。本発明の第1の実施の形態は、ユーザ
・SG情報を保守センタコンピュータに送り、特定条件
に適用する修正情報を得るので、特定HWまたは特定環
境に依存する修正作業について優先的に適用を促すこと
が出来る。また、保守用端末装置に適用対象の修正情報
一覧を表示し、その中から選択して修正処置を行うの
で、極力ユーザシステムの修正を抑えたい場合に、緊急
性、障害内容を考慮して修正適用範囲を限定し、必要最
小限の修正のみを行うことが出来る。
【0051】次に、本発明の第1の実施の形態の一実施
例の動作を詳細に説明する。
【0052】図3を参照すると、たとえば、修正履歴情
報ファイル22、ユーザ・SG情報格納ファイル25、
修正データ格納ファイル43、適用条件格納ファイル4
4にそれぞれデータが登録されている。この状態でSG
を含めた保守作業を開始するとする。
【0053】SGを行うということで、適用条件格納フ
ァイル44の中から“SG”の条件に当てはまる情報を
検索する(ステップA4)。条件が“SG”となってい
るものは“PAT0002”なので、このパッチの実施
を促す(ステップA5,A6)。確認し、実施した後に
SGを行う(ステップA7)。
【0054】更新されたユーザ・SG情報格納ファイル
25と適用条件格納ファイル44の情報を照合して条件
の一致するものと、修正履歴格納ファイル22の情報と
修正データ格納ファイル43を照合して未実施のものと
を、それぞれ抽出し一覧表にする(ステップA9.A1
O,A11)。すなわち、““MT−TYPEA”とい
う装置情報で一致するPAT0005、“PROGRA
M−A”使用というユーザ情報で一致するPAT000
8が抽出される。また、修正履歴情報では、PAT00
01、PAT0004、PAT0009、PAT001
0が適用済みなので、修正データ格納ファイル43を参
照して、未実施で適用条件に挙がっていないデータが抽
出される。その結果、画面が保守用端末装置1に表示さ
れるので、選択し、実施する(ステップA12〜A1
5)。
【0055】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0056】図4を参照すると、本発明の第2の実施の
形態による遠隔保守方式は、保守センタコンピュータ6
が、図1に示された第1の実施の形態における保守セン
タコンピュータ4に加え、ユーザ・SG情報格納ファイ
ル46とユーザ修正履歴格納ファイル47と保守情報管
理手段48とを有し、保守情報管理手段48に保守情報
管理用端末装置5が接続されている点で異なる。
【0057】ユーザ・SG情報格納ファイル46は、図
2のステップA15での履歴情報が更新された後にユー
ザ汎用コンピュータ2から送られてきたユーザ・SG情
報が修正情報生成手段45を経由して格納される。
【0058】ユーザ修正履歴格納ファイル47は、図2
のステップA15での履歴情報が、更新された修正履歴
情報として更新された後にユーザ汎用コンピュータ2か
ら送られてきた前記更新された修正履歴情報が修正情報
生成手段45によって、格納される。
【0059】保守情報管理手段48は、ユーザ・SG情
報格納ファイル46とユーザ修正履歴格納ファイル47
を参照して、ユーザの修正状況を保守情報管理用端末装
置5に情報を提供する。
【0060】保守情報管理用端末装置5は、保守情報管
理手段48によって集計された情報を表示したり、指示
を入力する。
【0061】本発明の第2の実施の形態の動作を図面を
参照して詳細に説明する。
【0062】図5のA1〜A15で示される動作は、第
1の実施の形態の動作と同一のため説明は省略する。第
1の実施の形態の動作に加えて、ステップA15に続
き、ユーザ・SG情報格納ファイル46を上述したよう
に更新する(ステップB1)。更に、ユーザ修正履歴格
納ファイル47を上述したように更新する(ステップB
2)。第1の実施の形態では、ユーザ汎用コンピュータ
2側の要求に応えて、保守センタコンピュータ4は修正
データを送っていただけであったが、第2の実施の形態
では、保守センタコンピュータ6に対して、保守情報管
理用端末装置5によって指示を与える。
【0063】図4と図6を参照して説明する。
【0064】保守管理用端末装置5により、保守情報集
計作業の開始を指示する(ステップC1)。保守センタ
コンピュータ6内の保守情報管理手段48は、修正デー
タ格納ファイル43のデータについてユーザ修正履歴格
納ファイル47を参照して、実施済みの修正データをカ
ウントする(ステップC2)。保守情報管理手段48
は、その結果を保守管理用端末装置5に結果を表示する
(ステップC3)。
【0065】保守情報管理手段48は、適用条件格納フ
ァイル44を参照して緊急に対応の必要なものを検索す
る(ステップC4)。緊急に対応の必要なものについ
て、ユーザ・SG情報格納ファイル46、ユーザ修正履
歴格納ファイル47を参照し、未実施ユーザの有無を調
べる(ステップC5、C6)。
【0066】未実施のユーザに対しては、保守情報管理
用端末装置に一覧を表示し、該当するユーザ汎用コンピ
ュータ2に対して修正を促すメッセージを送り、保守用
端末装置1に表示する(ステップC7、C8、C9)。
【0067】次に本発明の第2の実施の形態の一実施例
について説明する。
【0068】図7を参照すると、たとえば、適用条件格
納ファイル44、ユーザ・SG情報格納ファイル46、
ユーザ修正履歴格納ファイル47にそれぞれデータが登
録されている。この状態で保守情報集計を開始するとす
る。
【0069】修正データ格納ファイル43に存在してい
る修正情報について、ユーザ修正履歴格納ファイル47
を参照し、各々の修正情報に対する実施状況をカウント
する(ステップC2)。“PAT0001”について
は、USER1、USER2、USER3ともに実施済
みであるので、“PAT0001 3/3”というよう
に、また適用条件のあるものはそれも含めて、保守情報
管理用端末装置5の画面に表示する(ステップC3)。
【0070】次に、適用条件格納ファイル44を参照
し、緊急のもののみ検索する(ステップC4)。検索の
結果、適用条件を考慮し実施の必要なユーザ汎用コンピ
ュータに対して未実施の一覧を表示する(ステップC
5、C6、C7)。たとえば、“PAT0005”に関
しては、“MT−TYPEA”を使用していることが条
件なので、使用していないUSER2が未実施であって
も表示しない。
【0071】さらに緊急に必要な修正について未実施の
ユーザ汎用コンピュータ2に対しては、該当するユーザ
汎用コンピュータ2を介して接続されている保守用端末
装置1に至急実施を依頼するメッセージを表示する(ス
テップC8、C9)。
【0072】
【発明の効果】以下に本発明による効果を説明する。
【0073】第1の効果は、特定HWまたは特定環境で
の使用に際して、関連する修正処置を検索・明示するこ
とができることである。この結果、特定条件に対する処
置を優先的に適用を促すことができる。
【0074】その理由は、ユーザ汎用コンピュータのユ
ーザ・SG情報によって、保守センタコンピュータが適
用条件を検索して修正データ候補を生成するためであ
る。
【0075】第2の効果は、ユーザによって、修正デー
タ候補を確認の上、即時実施するか後日まとめて実施す
るかを的確に指示できることである。
【0076】その理由は、緊急性や適用条件の情報を修
正データ候補と共に保守用端末装置に表示し、選択を行
うからである。さらに、緊急の場合には保守センタから
保守用端末装置に緊急実施を促すメッセージを表示でき
るからである。
【0077】第3の効果は、保守センタにおいて修正情
報の適用状況を把握することが出来ることである。
【0078】その理由は、保守センタコンピュータがユ
ーザ汎用コンピュータの保守作業ごとにユーザ修正履歴
格納ファイルとユーザ・SG情報格納ファイルに情報を
登録するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による遠隔保守方式
のブロック図である。
【図2】図1の遠隔保守方式の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図3】図1の遠隔保守方式の動作を説明するための図
である。
【図4】本発明の第2の実施の形態による遠隔保守方式
のブロック図である。
【図5】図4の遠隔保守方式の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図6】図4の遠隔保守方式の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図7】図4の遠隔保守方式の動作を説明するための図
である。
【図8】従来の遠隔保守方式のブロック図である。
【符号の説明】
101 データ処理装置 102 外部記憶 121 パッチファイル 122 プログラムファイル 103 サービスプロセッサ 131 回線制御手段 132 パッチフラグ 133 自動電話手段 134 自動パッチ手段 104 電話回線 105 遠隔保守センタ 151 パッチフラグ制御手段 152 パッチ情報記憶手段 1 保守用端末装置 2 ユーザ汎用コンピュータ 21 システムフアイル 22 修正履歴情報格納ファイル 23 修正情報受信手段 24 保守情報送信手段 25 ユーザ・SG情報格納ファイル 26 システム修正保守手段 3 通信回線 4 保守センタコンピュータ 41 修正情報送信手段 42 保守情報受信手段 43 修正データ格納ファイル 44 適用条件格納ファイル 45 修正情報生成手段 46 ユーザ・SG情報格納ファイル 47 ユーザ修正履歴格納ファイル 48 保守情報管理手段 5 保守情報管理用端末装置 6 保守センタコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−214829(JP,A) 特開 平5−81010(JP,A) 特開 平6−95918(JP,A) 特開 平3−81838(JP,A) 特開 昭62−130426(JP,A) 特開 平10−21085(JP,A) 特開 平3−282638(JP,A) 特開 昭63−186340(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ汎用コンピュータと該ユーザ汎用
    コンピュータに対して遠隔保守を行う保守センタコンピ
    ュータとを備えた遠隔保守方式において、 前記ユーザ汎用コンピュータは、該ユーザ汎用コンピュ
    ータのOS(オペレーティングシステム)を格納するシ
    ステムファイル(21)と、該ユーザ汎用コンピュータ
    のユーザ環境の内容及びSG(システムジェネレーショ
    ン)の内容を表わすユーザ・SG情報を格納するユーザ
    ・SG情報格納ファイル(25)と、前記OSの修正の
    履歴を表わす修正履歴情報を格納する修正履歴情報格納
    ファイル(22)と、前記ユーザ・SG情報格納ファイ
    ルに格納された前記ユーザ・SG情報と前記修正履歴情
    報格納ファイルに格納された前記修正履歴情報とを読み
    出し、出力するシステム修正保守手段(26)とを有
    し、 前記保守センタコンピュータは、前記ユーザ・SG情報
    及び前記修正履歴情報に応答して、前記ユーザ・SG情
    報にて表わされた前記ユーザ環境の内容及び前記SGの
    内容に適合し、前記修正履歴情報にて表わされた修正の
    履歴において未適用の修正情報を生成し、出力する修正
    情報生成手段(45)を有し、 前記システム修正保守手段は、前記修正情報に応答し
    て、前記システムファイルに対する修正を行うと共に、
    行った修正が修正の履歴として含まれるように前記修正
    履歴情報格納ファイルの前記修正履歴情報を、更新され
    た修正履歴情報に更新し、かつ、前記更新された修正履
    歴情報を前記保守センタコンピュータに送出するもので
    あり、 前記保守センタコンピュータは、ユーザ修正履歴情報格
    納ファイル(47)と、保守情報管理手段(48)と
    を、更に有し、 前記遠隔保守方式は、前記保守情報管理手段に接続され
    た保守情報管理用端末装置(5)を更に備え、 前記修正情報生成手段は、前記更新された修正履歴情報
    に応答して、前記ユーザ修正履歴情報格納ファイルを前
    記更新された修正履歴情報に更新し、 前記保守情報管理手段は、前記ユーザ修正履歴情報格納
    ファイルが前記更新された修正履歴情報に更新されたか
    否かを、ユーザ修正状況として監視して、ユーザ修正状
    況を前記保守情報管理用端末装置に表示させると共に、
    前記保守情報管理用端末装置に、修正未実施の場合の前
    記ユーザ汎用コンピュータに対して修正を促す指示を入
    力させ、該指示を修正未実施の場合の前記ユーザ汎用コ
    ンピュータに送出することを特徴とする遠隔保守方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遠隔保守方式におい
    て、 前記保守センタコンピュータは、種々のユーザ環境の内
    容及び種々のSGの内容に対応して種々の修正情報を格
    納する修正情報格納ファイル(43及び44)を、更に
    有し、 前記修正情報生成手段は、前記ユーザ・SG情報及び前
    記修正履歴情報に応答して、前記修正情報格納ファイル
    に格納された前記種々の修正情報のなかから、前記ユー
    ザ・SG情報にて表わされた前記ユーザ環境の内容及び
    前記SGの内容に適合し、前記修正履歴情報にて表わさ
    れた修正の履歴において未適用の修正情報を選択的に出
    力することを特徴とする遠隔保守方式。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の遠隔保守方式におい
    て、 前記遠隔保守方式は、前記システム修正保守手段に接続
    された保守用端末装置(1)を更に備え、 前記修正情報生成手段は、前記ユーザ・SG情報及び前
    記修正履歴情報に応答して、前記修正情報として、候補
    となる修正情報を複数生成し、出力し、 前記システム修正保守手段は、これら候補となる修正情
    報を前記保守用端末装置に表示し、前記保守用端末装置
    に前記候補となる修正情報の一つを選択させ、選択され
    た修正情報に応答して、前記システムファイルに対する
    修正を行うものであることを特徴とする遠隔保守方式。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の遠隔保守方式におい
    て、 前記保守センタコンピュータは、種々のユーザ環境の内
    容及び種々のSGの内容に対応して種々の修正情報を格
    納する修正情報格納ファイル(43及び44)を、更に
    有し、 前記修正情報生成手段は、前記ユーザ・SG情報及び前
    記修正履歴情報に応答して、前記修正情報格納ファイル
    に格納された前記種々の修正情報のなかから、前記ユー
    ザ・SG情報にて表わされた前記ユーザ環境の内容及び
    前記SGの内容に適合し、前記修正履歴情報にて表わさ
    れた修正の履歴において未適用の複数の修正情報を、前
    記候補となる修正情報として選択的に出力することを特
    徴とする遠隔保守方式。
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