JP2003271409A - 無線通信端末およびサーバ - Google Patents
無線通信端末およびサーバInfo
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Abstract
確実にソフトウェアの更新を完了すること。 【解決手段】受信手段12が端末1の動作を制御するた
めの改良されたソフトウェアを端末1に通信サービスを
提供している通信事業者から受信する。記憶エリア17
3で受信されたソフトウェアを記憶する。記憶エリア1
72に受信される以前からすでに使用されているソフト
ウェアが記憶されている。記憶エリア171に記憶エリ
ア173と記憶エリア172に記憶されているソフトウ
ェアを制御する制御プログラムが記憶されている。記憶
エリア171に予め決められている基準が記憶されてい
る。判定手段14が受信されたソフトウェアが基準を充
たしているかを判定する。設定手段14、15が、この
試験で、受信されたソフトウェアが基準を充たしている
と判定された場合は、記憶エリア173に記憶されてい
るソフトウェアを使用するように設定する。
Description
実行されているソフトウェアを変更して新たなソフトウ
ェアに更新する無線通信端末およびサーバに関し、特
に、無線通信によってオンラインでソフトウェアを更新
する無線通信端末(たとえば携帯電話機、ハンドヘルド
の情報通信端末等)およびサーバ。
は、あるユーザが使用している無線通信端末のみで発生
するものと、それと同種の無線通信端末のすべてに対し
て発生する可能性のあるものがある。
ている無線通信端末のみを修理すればこと足りるが、後
者のような不具合の場合は同種の無線通信端末のすべて
に対して修理を実行する必要がある。
電話帳に登録した電話番号や住所などのデータが消去さ
れるという障害が発生した場合、その障害要因が当該ユ
ーザの携帯電話機のみのハードウェア障害であれば携帯
電話機の交換などによる対応でこと足りる。しかし、そ
の要因がソフトウェアの障害による不具合であった場
合、この携帯電話機を使用する全ユーザに対し前記障害
を発生させる可能性がある。
携帯電話機に不具合が発生する可能性がある場合は、通
信事業者がこれらのユーザに対して所有している携帯電
話機を修理する必要がある旨のダイレクトメール等を送
信している。このようなダイレクトメールを受け取った
ユーザは、自ら販売店に出向き携帯電話機の修理をして
もらう。
れで携帯電話機が修理される。図7は、従来の携帯電話
機およびサーバが関与して、ソフトウェアが更新される
までの流れを示す概念図である。あるユーザにより携帯
電話機1−0に問題があることが発見されて、そのユー
ザが携帯電話機の販売店5に連絡をする。販売店5は携
帯電話機に本当に問題があるか確かめ、問題がある場合
は通信事業者3に連絡する。通信事業者3は、同一なソ
フトウェアを使用しているユーザにメール、ホームペー
ジ、および、報道等により告知する。また、同時にソフ
トウェアメーカ4にソフトウェアの修理の依頼をする。
ソフトウェアメーカ4は、ソフトウェアを改修し、その
改修されたソフトウェアを通信事業者3に渡す。通信事
業者3は、メール、ホームページ、および、報道等によ
り、ソフトウェアの問題が解決された旨を告知し、各販
売店5に改修用のソフトウェアを配布する。問題のある
ソフトウェアを搭載している携帯電話機1−1は、ユー
ザによって販売店に持ち込まれる。販売店5は、改修さ
れたソフトウェアが記憶されているROM(read-only
memory)により、問題のある携帯電話機のソフトウェア
を書き換える。
まれて修理される様子を図8を参照して説明する。図8
は、従来の無線通信端末のソフトウェアの更新を表す概
念図である。
話機専用のROM書き換えツールがインストールされた
メンテナンス設備に接続される。携帯電話機1のシリア
ル入出力端子SIO(serial input/output)、およ
び、ソフトウェア書込み手段を経由して、ROM領域が
書き換えられ、ソフトウェアが更新される。
を書き換えるためのメンテナンス設備は販売店にしかな
いため、ユーザ自身が販売店に出向かなければならず、
労力および時間を消費してしまうという問題がある。ま
た、販売店にはROMを書き換えるためのメンテナンス
設備数が少ないため、販売店で待たされることが多い。
さらに販売店が混雑している場合には、携帯電話機を預
けてソフトウェアの更新が完了したのち、再度販売店を
訪れる必要がある場合もある。
は多くの時間と労力がかかるおそれがあるので、ユーザ
はソフトウェアの更新に積極的でないことが多く、更新
をしないままにしておいてソフトウェアの不具合が発生
してしまう場合もある。
売店員がメンテナンス設備を操作して目的とするソフト
ウェアの更新の作業を実行する。したがって、販売店員
のミスにより必要な記憶情報(たとえば電話帳等の個人
データ)が消失してしまう可能性があるという問題があ
る。
されたものであって、ユーザが販売店に行くことなく、
必要最小限の時間で確実にソフトウェアの更新を完了す
ることが可能な無線通信端末およびサーバを提供するこ
とを目的とする。
は、当該無線通信端末の動作を制御するための改良され
たソフトウェアを、当該無線通信端末に通信サービスを
提供している通信事業者から受信する受信手段と、受信
された前記ソフトウェアを記憶する第1の記憶エリア
と、受信される以前にインストールされているソフトウ
ェアが記憶されている第2の記憶エリアと、前記第1の
記憶エリアと前記第2の記憶エリアに記憶されているソ
フトウェアを制御する制御プログラムが記憶されている
第3の記憶エリアと、予め決められている基準を記憶し
ている第4の記憶エリアと、受信された前記ソフトウェ
アが前記基準を充たしているか否かを判定する判定手段
と、受信された前記ソフトウェアが前記基準を充たして
いると判定された場合は、前記第1の記憶エリアに記憶
されているソフトウェアを使用可能な状態に設定する設
定手段と、を具備することを特徴とする。
動作を制御するための改良されたソフトウェアをソフト
ウェアメーカから受信する受信手段と、前記受信された
ソフトウェアを登録する登録手段と、無線通信端末に前
記登録されたソフトウェアを送信する送信手段と、を具
備することを特徴とする。
されたソフトウェアを直接受信することが可能になるた
め、ユーザが販売店に行くことなくソフトウェアの更新
を行うことが可能になる。
よび無線通信端末によって自動的に実行されるので、販
売店員の誤った操作により個人データの消失を防止する
ことが可能になり、ソフトウェアの更新を行うことが可
能になる。
施形態に係る無線通信端末およびサーバを説明する。図
1は、本発明の実施形態に係る無線通信端末である携帯
電話機および通信事業者が所有しているサーバがネット
ワークを経由して接続されている概念図である。本実施
形態に係る携帯電話機およびサーバはネットワークを経
由して接続されている。携帯電話機1も、基地局2を経
由してネットワークに接続している。基地局2は、携帯
電話機1との間で無線により送受信を実行する。この結
果、携帯電話機1は、ほかの携帯電話機1やネットワー
クに接続している端末やサーバとの間で情報のやり取り
が可能になる。
続している。通信事業者3は、更新されたソフトウェア
を格納しているソフトウェアサーバ(S/Wサーバとも
記す)31、通信事業者3に加入している加入者リスト
が書かれている加入者リストサーバ32、および、サー
バ31および32を制御して、ネットワークに接続して
いる端末およびサーバと情報のやり取りを実行するメン
テナンスサーバ33を備えている。さらに、ソフトウェ
アメーカ4もサーバを有しており、ネットワークに接続
している。
帯電話機1、通信事業者3、および、ソフトウェアメー
カ4は接続しているので、互いに情報のやり取りが可能
である。
機およびサーバが関与して、ソフトウェアが更新される
までの流れを示す概念図である。あるユーザが携帯電話
機1−0に問題があることを発見する時点から、ソフト
ウェアメーカ4が改修したソフトウェアを通信事業者3
に渡すまでのプロセスは、従来と同様である。すなわ
ち、あるユーザにより携帯電話機1−0に問題があるこ
とが発見されて、そのユーザが携帯電話機1−0の販売
店5にその携帯電話機1−0に問題があることを連絡を
する。販売店5は携帯電話機1−0に本当に問題がある
かを一次診断として確かめ、問題がある場合は通信事業
者3に連絡する。通信事業者3は、再度、携帯電話機1
−0に本当に問題があるかを確認する。問題がある場合
は、加入者リストサーバ32を参照して、同一なソフト
ウェアを使用しているユーザにメールを送信する、また
は、ホームページ、および、報道等により問題を告知す
る。また、同時に通信事業者3は、ソフトウェアメーカ
4にソフトウェアによる問題が発生することを連絡し、
ソフトウェアの修理の依頼をする。ソフトウェアメーカ
4は、ソフトウェアを改修し、その改修されたソフトウ
ェアを通信事業者3に渡す。通信事業者3は、加入者リ
ストサーバ32を参照して、同一なソフトウェアを使用
しているユーザにメールを送信する、または、ホームペ
ージ、および、報道等により、ソフトウェアの問題が解
決された旨を告知する。それと同時に、サーバ33を介
して改修されたソフトウェアが通信事業者3のサーバ
(図1のS/Wサーバ31)に登録される。この改修さ
れたソフトウェアがS/Wサーバ31に登録される時点
から従来とは異なる。携帯電話機1−1を所有している
ユーザは、問題が解決された旨の告知にもとづき、基地
局2を経由して通信事業者3にアクセスして改修された
ソフトウェアを受信する。
出向いて新しいソフトウェアに更新してもらう必要がな
くなり、ユーザの労力および時間を浪費しなくてもよく
なる。また、通信事業者のサーバ33から直接、各ユー
ザが受信するので、誤って必要な記憶情報を販売店員の
ミスにより失うことがなくなる。
帯電話機およびサーバの機能ブロック図である。本実施
形態に係る携帯電話機1は、従来からある携帯電話機基
本機能16のほかに、無線によって通信事業者からソフ
トウェアを受信してソフトウェアを更新するオンライン
メンテナンス機能を実現する構成を備えている。
実現するために携帯電話機1は、操作通知手段11、ソ
フトウェア伝送手段(S/W伝送手段とも記す)12、
S/W取込手段13、試験手段14、再起動手段15、
および、メモリ17を備えている。メモリ17は、プロ
グラムコントロールエリア171、常用エリア172、
および、試験エリア173のエリアを備えている。プロ
グラムコントロールエリア171には、常用エリア17
2または試験エリア173に記憶されているプログラム
をコントロールするための指示が書かれている。
リアに格納されているソフトウェアの概念図である。プ
ログラムコントロールエリアに格納されているソフトウ
ェアは、携帯電話機1のどのプログラムが実行状態にさ
れるかを判断し、そのプログラムが記憶されているエリ
アを指定する。そして、そのプログラムの所定のタスク
を実行しようとした場合、そのタスクを実行するための
プログラムが記憶されている先頭アドレスを指定する。
さらに、そのタスクの優先度も設定されている。これら
の指定の際、ソフトウェアが正確に動作するかを試験す
る場合は、試験エリア173が指定されて、その試験エ
リア173内で所定のプログラムのアドレスを指定す
る。一方、試験を受けて動作が正確であることが確認さ
れている場合は、常用エリア172が指定される。
電話機の基本機能16を実現するためのプログラムが記
憶されている。常用エリア172は常に使用するソフト
ウェアが記憶され、試験エリア173には受信された更
新すべきソフトウェアが記憶される。
れるように、入出力デバイスを制御するためのプログラ
ムであるドライバー、ネットワーク上で正確にデータを
交換するために従わなければならない通信規則であるプ
ロトコル、外部機器と接続するためのユーザインターフ
ェイス、および、ある機能を実現するソフトウェア(図
3に示される機能1〜n)が記憶されている。
フトウェアを更新する動作を通知したり、受信の開始お
よび終了の通知を受けたりする。S/W伝送手段12
は、操作通知手段11および通信事業者3と情報のやり
取りを実行する。
S/W伝送手段12を経由してソフトウェアを取り込
み、メモリの所定のエリアにそのソフトウェアを書き込
む。試験手段14は、受信した新たなソフトウェアが確
実に動作するかを試験するためのものである。再起動手
段15は、メモリ17が書き換えられて更新されたソフ
トウェアがインストールされた場合にシステムを再起動
するためのものである。
(たとえば、プログラムコントロールエリア171)に
記憶されている予め決められている判定基準にもとづい
て受信した新たなソフトウェアを試験する。試験手段1
4がこの判定基準を満たしていると判定した場合、試験
手段14は受信した新たなソフトウェアが確実に動作す
るとみなす。
バ33内にS/W通信手段331を備えている。S/W
通信手段331は、携帯電話機1からの受信要求を受
け、S/Wサーバ31から要求されたソフトウェアを携
帯電話機1に向けネットワークを経由して送信する。
信要求が通信事業者3にされ、受信されたソフトウェア
が携帯電話機1に格納されるまでの動作を図3を参照し
て説明する。
る操作が操作部(図示せず)等によってなされ、その操
作による信号が操作通知手段11に入力される。操作通
知手段11は、ソフトウェアを更新することを要求する
更新要求信号をS/W伝送手段12に出力する(SA
1)。
け、通信事業者3に対しネットワークを経由して更新要
求信号を送信する。更新要求信号は、通信事業者3が所
有するメンテナンスサーバ33内のS/W通信手段33
1に入力される(SA2)。
ソフトウェアをS/Wサーバ31から選択し、S/W伝
送手段12に対し受信開始をする旨の開始応答信号を送
信する(SA3)。その後、S/W通信手段331は、
S/W伝送手段12に向けて、ソフトウェアの送信を開
始する(SA4)。
信し、操作通知手段11に受信が開始される旨を通知す
る(SA5)。さらに、S/W伝送手段12は、通信事
業者3から受信されるソフトウェアのデータをS/W取
込手段13に出力する(SA6)。
ログラムコントロールエリア171で、受信されるソフ
トウェアを保存するエリアである試験エリア173のア
ドレスを確認する(SA7)。S/W取込手段13は、
その試験エリア173に受信されるソフトウェアを保存
する(SA8)。
取込手段13は試験手段14にソフトウェアの受信が完
了した旨の完了通知を出力する(SA9)。試験手段1
4は、完了通知を受けたら、操作通知手段11に受信の
完了通知を出力する(SA10)。
けた後、試験手段14に受信されたソフトウェアの試験
を開始する開始通知を出力する(SA11)。試験手段
14は、プログラムコントロールエリア171の実行状
態を受信されたプログラムを実行する状態にする(SA
12)。そして、試験手段14は、再起動手段15に受
信されたソフトウェアの試験を開始する試験開始を通知
する(SA13)。
した後、再起動する(SA14)。再起動が完了した
後、再起動手段15は、操作通知手段11に試験手段1
5を経由して再起動が完了した旨を示す再起動完了信号
を出力する(SA15)。
通知を受けてソフトウェアを使用することを許可すれ
ば、試験手段14にソフトウェアの使用を開始する使用
開始通知を出力する(SA16)。
プログラムコントロールエリア171の実行状態を試験
実行状態ではなく正常実行状態とする(SA17)。そ
して、試験手段14は、プログラムコントロールエリア
171内に記憶されているタスクコントロールブロック
のアドレスを受信されたソフトウェアが記憶されている
エリアに対応させて書き換える(SA18)。
れている試験エリア173が常に使用される常用エリア
となる。一方、それまでのソフトウェアが記憶されてい
る常用エリア172は、試験エリアとなる。今後さら
に、ソフトウェアが更新される場合は、この試験エリア
に更新されたソフトウェアが受信され、試験される。
ウェアを使用することを開始する旨の使用開始通知を再
起動手段15に出力する(SA19)。再起動手段15
は、この使用開始通知を受け、再起動を実行する(SA
20)。そして、再起動完了後は、受信されたソフトウ
ェアが新たなソフトウェアとして携帯電話機1上で実行
される。
携帯電話機1にインストールされる。本実施形態によれ
ば、通信事業者から更新されたソフトウェアを受信する
ことが可能になるため、ユーザ自身が販売店に出向く必
要がなくなり、労力および時間を消費してしまうことが
なくなる。また、販売店でソフトウェアの更新をする必
要がなくなるので、ソフトウェアの更新をするために待
たされることもなくなる。さらに、ソフトウェアを更新
するために受信する程度の時間しかかからないため、更
新をしないままにしておく可能性が減り、ソフトウェア
の不具合が発生する頻度が小さくなる。またさらに、ソ
フトウェアの更新が通信事業者および無線通信端末によ
って自動的に実行されるので、ソフトウェアの更新に伴
う必要な記憶情報を削除してしまうといったミスが格段
に減少すると期待される。
事業者3から更新されたソフトウェアが自動的に送信さ
れてもよい。すなわち、ユーザによる更新を要求する操
作がされなくとも自動的に更新されたソフトウェアが送
信されてもよい。この送信は、加入者リストサーバ32
が参照されて、そのリストにもとづいて実行される。こ
れによれば、ユーザはソフトウェアの更新という面倒な
ことを気にせずとも、いつでも最良の状態のソフトウェ
アを携帯電話機に搭載することが可能になる。
設定が含まれてもよい。この場合、通信事業者3からソ
フトウェアが更新された旨の通知が携帯電話機1にされ
て、その通知をユーザが認識して更新に承諾するか否か
を決定するように設定されればよい。
電話機およびサーバの機能ブロック図である。本実施形
態に係る携帯電話機1は、上述した第1の実施形態に係
る携帯電話機1とは、新たなソフトウェアのうち更新さ
れたソフトウェア部分のみを受信する点のみが異なる。
トウェア部分のみを受信することを実現するために、本
実施形態に係る携帯電話機1にS/W履歴比較手段18
を新たに設ける。S/W履歴比較手段18は、現在イン
ストールされているソフトウェアと更新されたソフトウ
ェアとの異なるソフトウェア部分を抽出し、その異なる
ソフトウェア部分のみを受信するための指示をする。
の中にさらにS/W履歴管理手段332を備える。S/
W履歴管理手段332は、最新に更新されたソフトウェ
アとそのソフトウェアが更新される前のバージョンのも
のがソフトウェアごとに管理されて記憶されている。し
たがって、ある携帯電話機1に新たなソフトウェアを送
信するときに、必要最小限のソフトウェア部分を送信す
ることが可能になる。
履歴管理手段332から携帯電話機1に内蔵されている
ソフトウェアがインストールされているかが記載されて
いる履歴情報が、携帯電話機1内のプログラムコントロ
ールエリア171に記憶されている。履歴情報は、たと
えば、ソフトウェアのバージョン番号である。図6は、
図5のプログラムコントロールエリアに格納されている
ソフトウェアの概念図である。
は、第1の実施形態における携帯電話機1およびメンテ
ナンスサーバ33と同様である。
ーバの動作を図5を参照して説明する。第1の実施形態
と同様にユーザから操作通知手段11に操作信号が入力
されると、操作通知手段11がソフトウェアを更新する
ことを要求する更新要求信号をS/W履歴比較手段18
に出力する(SB1)。
S/W伝送手段12に出力する(SB2)。S/W伝送
手段12は、本携帯電話機1に内蔵されているソフトウ
ェアから更新されたソフトウェア部分の情報を含んでい
る履歴情報を要求する履歴情報要求信号を通信事業者3
に送信する(SB3)。
のS/W履歴管理手段332に履歴情報要求信号が入力
される。S/W履歴管理手段332は、S/W伝送手段
12に履歴情報を送信する(SB4)。
段18に履歴情報を出力する(SB5)。S/W履歴比
較手段18は、S/W伝送手段12から入力した履歴情
報とプログラムコントロールエリア171にある履歴情
報とを比較する(SB6)。これら履歴情報は、たとえ
ばバージョン番号である。これらバージョン番号の違い
によって更新のあった機能に対応するプログラム部分の
みを特定することが可能になる。その結果、更新のあっ
た機能に対応するプログラム部分のみを受信することが
可能になる。
プログラム部分のみを更新する個別更新要求信号をS/
W伝送手段12に出力する(SB7)。S/W伝送手段
12は、個別更新要求信号を受け、通信事業者3のS/
W通信手段331に個別更新要求信号を送信する(SB
8)。
作は、第1の実施形態における、S/W通信手段331
が、更新要求されたソフトウェアをS/Wサーバ31か
ら選択し、S/W伝送手段12に対し受信開始をする旨
の開始応答信号を送信する動作以降と同様である。
み受信することが可能になり、通信事業者から受信すべ
き情報量が少なくなる。したがって、更新されたソフト
ウェアをさらに迅速にインストールすることが可能にな
る。
ロールエリア171にある履歴情報をはじめに通信事業
者3のS/W履歴管理手段332に送信して、S/W履
歴管理手段332において更新されるプログラムの履歴
情報と比較して、更新されるプログラム部分のみが通信
事業者3から携帯電話機1に送信されるように設定され
ていてもよい。この場合は、S/W履歴管理手段332
は、携帯電話機1ごとにそのソフトウェアの更新履歴を
管理しており、携帯電話機1ごとにどんなソフトウェア
がインストールされているかを把握しているように設定
される。この場合は、携帯電話機の構成は第1の実施形
態に係る携帯電話機の構成と同様になる。
形例のように、更新されたソフトウェアが通信事業者3
から自動的に受信されるように設定されてもよい。
れるものではなく、その技術的範囲において種々変形し
て実施することができる。
れば、無線通信端末が無線通信により通信事業者のサー
バから更新されたソフトウェアを受信することにより、
ユーザが販売店に行く必要なく、必要最小限の時間で確
実にソフトウェアの更新を完了することが可能になる。
信事業者が所有しているサーバがネットワークを経由し
て接続されている概念図。
ーバが関与して、ソフトウェアが更新されるまでの流れ
を示す概念図。
よびサーバの機能ブロック図。
れているソフトウェアの概念図。
よびサーバの機能ブロック図。
れているソフトウェアの概念図。
ソフトウェアが更新されるまでの流れを示す概念図。
す概念図。
Claims (17)
- 【請求項1】 当該無線通信端末の動作を制御するため
の改良されたソフトウェアを、当該無線通信端末に通信
サービスを提供している通信事業者から受信する受信手
段と、 受信された前記ソフトウェアを記憶する第1の記憶エリ
アと、 受信される以前にインストールされているソフトウェア
が記憶されている第2の記憶エリアと、 前記第1の記憶エリアと前記第2の記憶エリアに記憶さ
れているソフトウェアを制御する制御プログラムが記憶
されている第3の記憶エリアと、 予め決められている基準を記憶している第4の記憶エリ
アと、 受信された前記ソフトウェアが前記基準を充たしている
か否かを判定する判定手段と、 受信された前記ソフトウェアが前記基準を充たしている
と判定された場合は、前記第1の記憶エリアに記憶され
ているソフトウェアを使用可能な状態に設定する設定手
段と、 を具備することを特徴とする無線通信端末。 - 【請求項2】 受信された前記ソフトウェアが前記基準
を充たしていると判定された場合は、前記第1の記憶エ
リアを、前記使用可能な状態に設定されているソフトウ
ェアが記憶されるエリアであると設定するように前記制
御プログラムを書き換える書換手段をさらに具備するこ
とを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。 - 【請求項3】 前記改良されたソフトウェアが前記第1
の記憶エリアに記憶された後に当該端末を再起動し、前
記制御プログラムが書き換えられた後に再び当該端末を
再起動する再起動手段をさらに具備することを特徴とす
る請求項1または請求項2に記載の無線通信端末。 - 【請求項4】 通信事業者にソフトウェアの受信を開始
する旨の信号を送信する受信開始手段をさらに具備する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記
載の無線通信端末。 - 【請求項5】 改良されたソフトウェアが受信される以
前にインストールされているソフトウェアの内容を履歴
情報として記録する履歴情報記録手段をさらに具備する
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記
載の無線通信端末。 - 【請求項6】 前記履歴情報にもとづいて、すでにイン
ストールされているソフトウェアと前記改良されたソフ
トウェアとを比較し、変更されたソフトウェア部分のみ
を受信する選択的受信手段をさらに具備することを特徴
とする請求項5に記載の無線通信端末。 - 【請求項7】 前記履歴情報を前記通信事業者に送信し
て、前記改良されたソフトウェアと当該無線通信端末に
インストールされているソフトウェアから変更されたソ
フトウェア部分のみを受信する選択的受信手段をさらに
具備することを特徴とする請求項5に記載の無線通信端
末。 - 【請求項8】 前記履歴情報は、ソフトウェアのバージ
ョン番号にもとづいて決定されることを特徴とする請求
項5から請求項7のいずれかに記載の無線通信端末。 - 【請求項9】 無線通信端末の動作を制御するための改
良されたソフトウェアをソフトウェアメーカから受信す
る受信手段と、 前記受信されたソフトウェアを登録する登録手段と、 無線通信端末に前記登録されたソフトウェアを送信する
送信手段と、 を具備することを特徴とするサーバ。 - 【請求項10】 前記ソフトウェアの改良前のものがイ
ンストールされている無線通信端末のリストを記録して
いる記録手段をさらに具備し、 前記送信手段は、前記リストに記録されている無線通信
端末ごとに前記登録されたソフトウェアを送信すること
を特徴とする請求項9に記載のサーバ。 - 【請求項11】 前記送信開始前に、前記登録されたソ
フトウェアの内容を前記リストに記録されている無線通
信端末ごとに送信する第2の送信手段と、 前記登録されたソフトウェアを受信するか否かの通知を
各無線通信端末から受信する受信手段と、 前記登録されたソフトウェアを受信する旨の通知を前記
受信手段が受信した場合、この受信する旨を通知した無
線通信端末に対して前記登録されたソフトウェアを送信
するように、前記送信手段に送信を促す促進手段と、 をさらに具備することを特徴とする請求項10に記載の
サーバ。 - 【請求項12】 前記送信手段は、前記リストに記録さ
れている無線通信端末ごとに自動的に送信を開始するこ
とを特徴とする請求項10に記載のサーバ。 - 【請求項13】 前記無線通信端末ごとにインストール
されているソフトウェアの更新の履歴情報を記録してい
る履歴情報管理手段をさらに具備することを特徴とする
請求項10から請求項12のいずれかに記載のサーバ。 - 【請求項14】 前記履歴情報にもとづいて、すでにイ
ンストールされているソフトウェアと前記改良されたソ
フトウェアとを前記無線通信端末ごとに比較し、変更さ
れたソフトウェア部分のみを送信する選択的送信手段を
さらに具備することを特徴とする請求項13に記載のサ
ーバ。 - 【請求項15】 前記履歴情報を前記無線通信端末ごと
に送信し、前記無線通信端末から要求されたソフトウェ
ア部分のみを送信する選択的送信手段をさらに具備する
ことを特徴とする請求項13に記載のサーバ。 - 【請求項16】 前記履歴情報は、ソフトウェアのバー
ジョン番号にもとづいて決定されることを特徴とする請
求項13から請求項15のいずれかに記載のサーバ。 - 【請求項17】 無線通信端末の動作を制御するための
改良されたソフトウェアが開発された旨の知らせをソフ
トウェアメーカから受信する第2の受信手段をさらに具
備することを特徴とする請求項10から請求項16のい
ずれかに記載のサーバ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002070622A JP2003271409A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | 無線通信端末およびサーバ |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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---|---|
JP2003271409A true JP2003271409A (ja) | 2003-09-26 |
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