JP3269227B2 - フォーカス調整装置 - Google Patents

フォーカス調整装置

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JP3269227B2 JP29556693A JP29556693A JP3269227B2 JP 3269227 B2 JP3269227 B2 JP 3269227B2 JP 29556693 A JP29556693 A JP 29556693A JP 29556693 A JP29556693 A JP 29556693A JP 3269227 B2 JP3269227 B2 JP 3269227B2
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雅明 森住
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富士写真光機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフォーカス調整装置に係
り、特に内視鏡挿入部の先端硬質部内に設けられたフォ
ーカスレンズ鏡胴を前後移動させてフォーカス調整を行
うフォーカス調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフォーカス調整装置に
は、内視鏡手元操作部の接眼部の周囲に設けられたフォ
ーカスリングによってフォーカス受けを回動し、移動部
材、及び操作パイプを前後移動させ、この操作パイプに
固着されたフォーカス調整用ワイヤを押し引き操作する
ことにより、フォーカスレンズ鏡胴を前後移動させてフ
ォーカス調整を行うものがある(特開昭63−2691
13号公報)。
【0003】また、他のフォーカス調整装置には、手元
操作部に取り付けられたレバーを回動することにより、
牽引ワイヤを押し引き操作してフォーカス調整を行うも
のもある。しかしながら、特開昭63−269113号
公報に開示されたフォーカス調整装置は、フォーカスリ
ングを接眼部の周囲に設けている為、フォーカスリング
が大きくなり、また、フォーカス受け、移動部材、及び
操作パイプも複雑な加工で形成されているので、コスト
が高くなるという欠点がある。
【0004】また、レバーでワイヤを操作するフォーカ
ス調整装置は、レバーの微小な回転角をもとに、フォー
カスレンズ鏡胴の僅かな移動量を制御しなければならな
いので、複雑なギヤ機構や、レバーをフリーストップに
する為にレバーに負荷を与える機構が必要になる。これ
により、前記フォーカス調整装置は、レバーのトルクが
重くなるので、操作性が悪いという欠点がある。
【0005】そこで、このような不具合を解消する為
に、手元操作部のケーシングに穿設された孔部に筒状体
を固着し、この筒状体の内周面に筒状のフォーカス調整
用ツマミを螺合し、このフォーカス調整用ツマミの内周
面に、フォーカス調整用ワイヤの基端部が固着された牽
引部材を螺合すると共に、この牽引部材を筒状体の軸方
向に形成されたガイド孔にピン係合し、フォーカス調整
用ツマミを筒状体に対して回動させて、牽引部材をガイ
ド孔とピンとの作用によりガイド孔に沿って往復移動さ
せて、フォーカス調整用ワイヤを押し引き操作し、フォ
ーカス調整を行うフォーカス調整装置が考えられてい
る。
【0006】このフォーカス調整装置によれば、簡単な
構造でフォーカス調整を行うことができると共に、筒状
体、フォーカス調整用ツマミ、及び牽引部材による2重
のネジ構造によってフォーカス調整用ワイヤを操作する
ようにしたので、操作性が良くなる。また、前記フォー
カス調整装置は、フォーカス調整用ツマミに設けられた
ストッパー部が、筒状体に設けられたストッパー部に当
接することによりフォーカス調整用ツマミの回動範囲が
制限され、フォーカス調整用ワイヤの引っ張り過多によ
るフォーカス調整用ワイヤやフォーカスレンズ鏡胴の損
傷を防止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2重の
ネジ構造によるフォーカス調整装置は、フォーカス調整
用ツマミの回動範囲を制限するストッパー機構の為にフ
ォーカス調整用ツマミの回転角度が約300°以内に規
制されているので、各々のネジを互いに逆ネジとなるよ
うに構成しても、牽引部材の移動量(即ち、フォーカス
レンズ鏡胴の移動量)Lは、 L=2×P(ネジピッ
チ)×300°/360°しか得ることができないとい
う欠点がある。
【0008】そこで、ネジピッチを大きくして前記移動
量Lを大きくすると、微調整が難しくなると共に、ネジ
半径に対するリード量が大きくなるので、牽引部材に負
荷が加わった時にネジが自然に回ってしまい、ピントが
ズレるという欠点がある。本発明はこのような事情に鑑
みてなされたもので、ネジピッチを大きくすることなく
フォーカスレンズ鏡胴の移動量を大きくとることができ
るフォーカス調整装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、内視鏡挿入部の先端硬質部内に光軸に沿
って前後移動可能に設けられたフォーカスレンズ鏡胴
を、内視鏡手元操作部から前記挿入部を介して挿通配置
されたフォーカス調整用ワイヤを操作することにより前
後移動させてフォーカス調整を行うフォーカス調整装置
に於いて、前記手元操作部のケーシングに穿設された孔
部に固着された筒状体と、前記筒状体の内周面に外周面
が螺合された筒状のフォーカス調整用ツマミと、前記筒
状体とフォーカス調整用ツマミとの間に回動自在に配置
され、フォーカス調整用ツマミが所定角度回動すること
によりフォーカス調整用ツマミに係合される第1の係合
部と、該第1の係合部によってフォーカス調整用ツマミ
と一体に所定角度回動することにより筒状体に当接され
る第2の係合部とを備えた環状体と、前記ワイヤの基端
部が固着され、前記フォーカス調整用ツマミの内周面に
外周面が螺合されると共に、前記筒状体の軸方向に形成
されたガイド孔にピン係合され、フォーカス調整用ツマ
ミを回動することにより前記ガイド孔に沿って往復移動
し、前記ワイヤを操作する牽引部材と、から成ることを
特徴としている。
【0010】また、本発明は、前記目的を達成するため
に、カメラ本体に固定された筒状のケーシングと、フォ
ーカスレンズを保持すると共に、前記ケーシングの内周
面に螺合され、回動されることにより該ケーシングの軸
方向に前後移動するフォーカスレンズ鏡胴と、前記ケー
シングとフォーカスレンズ鏡胴との間に回動自在に配置
され、フォーカスレンズ鏡胴が所定角度回動することに
よりフォーカスレンズ鏡胴に係合される第1の係合部
と、該第1の係合部によってフォーカスレンズ鏡胴と一
体に所定角度回動することによりケーシングに当接され
る第2の係合部とを備えた環状体と、から成ることを特
徴としている。
【0011】
【作用】本発明によれば、フォーカス調整用ツマミを筒
状体に対して回動すると、フォーカス調整用ツマミに螺
合された牽引部材が筒状体のガイド孔と該ガイド孔に係
合されたピンとの作用により、ガイド孔に沿って往復移
動する。これにより、牽引部材に固着されたフォーカス
調整用ワイヤが押し引き操作されてフォーカスレンズ鏡
胴が前後移動するので、フォーカス調整を行うことがで
きる。この時、フォーカス調整用ツマミは、所定角度回
動すると環状体の第1の係合部に係合して環状体と一体
となし、そして、環状体と一体に所定角度回動すると環
状体の第2の係合部が筒状体に当接して回転規制され
る。
【0012】これにより、フォーカス調整用ツマミの回
転角度は、環状体の作用によって増角されるので、従来
の回転角度よりも大きくなる。従って、本発明によれ
ば、ネジピッチを大きくすることなくフォーカスレンズ
鏡胴の移動量を大きくとることができる。また、本発明
によれば、フォーカスレンズ鏡胴をケーシングに対して
回動し、フォーカスレンズ鏡胴をネジの作用によりケー
シングの軸方向に前後移動させてフォーカス調整を行
う。この時、フォーカスレンズ鏡胴は、所定角度回動す
ると環状体の第1の係合部に係合して環状体と一体とな
し、そして、環状体と一体に所定角度回動すると環状体
の第2の係合部がケーシングに当接して回転規制され
る。
【0013】これにより、フォーカスレンズ鏡胴の回転
角度は、環状体の作用によって増角されるので、ネジピ
ッチを大きくすることなくフォーカスレンズ鏡胴の移動
量を大きくとることができる。
【0014】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るフォーカ
ス調整装置の好ましい実施例について詳説する。図1
は、本発明の第1発明に係るフォーカス調整装置が適用
された内視鏡の全体図である。
【0015】内視鏡の手元操作部ケーシング10には挿
入部12の基端部が接続され、この挿入部12の先端部
には湾曲部14を介して先端硬質部16が接続されてい
る。また、手元操作部ケーシング10にはライトガイド
18が接続され、更に、ケーシング10の後端部には接
眼部20が形成されている。前記ケーシング10の両側
面には、左右アングルツマミ22と上下アングルツマミ
24が装着される。これらのアングルツマミ22、24
を回動することによって、湾曲部14を所望の方向に湾
曲することができる。
【0016】一方、フォーカス調整装置30がケーシン
グ10の基端部近傍に穿設された図2に示す孔部32に
設けられている。前記フォーカス調整装置30は図2、
図3に示すように、本体筒34、フォーカス調整用ツマ
ミ36、増角リング38、及び牽引筒40を主な構成と
している。前記本体筒34は、前記ケーシング10の孔
部32に固着された筒状の支持部材42内に嵌入固着さ
れ、その内周部にはネジ筒44が螺合されている。前記
ネジ筒44は、セットネジ46によって前記フォーカス
調整用ツマミ36と一体と成している。また、ネジ筒4
4にはストッパーピン48が固着され、このストッパー
ピン48はフォーカス調整用ツマミ36を約300°の
範囲で回動することにより、増角リング38の端面に形
成された第1の係合爪50に当接する。
【0017】前記増角リング38は、ネジ筒44の軸部
52に回動自在に配置される。また、増角リング38
は、前記ストッパーピン48が第1の係合爪50に当接
することによりフォーカス調整用ツマミ36と一体に回
動し、フォーカス調整用ツマミ36を更に300°回動
することによって、増角リング38の端面に形成された
第2の係合爪54が本体筒34の突片部56に当接す
る。これにより、増角リング38は、フォーカス調整用
ツマミ38の回動範囲を600°に規制することができ
る。
【0018】前記牽引筒40には、後述するフォーカス
調整用ワイヤ58の基端部58Aが金具60を介して固
着される。また、牽引筒40は、ネジ筒44の内周面に
螺合されると共に、本体筒34の軸方向に形成されたガ
イド孔62にピン64を介して係合される。従って、牽
引筒40は、フォーカス調整用ツマミ36を回動する
と、ネジ筒44とのネジの作用、及びガイド孔62とピ
ン64との作用によってガイド孔62に沿って往復移動
するので、前記ワイヤ58を押し引き操作することがで
きる。
【0019】前記ワイヤ58は、牽引筒40からガイド
ブロック66、及び密着コイル68等に保護されて挿入
部12内に挿通され、その先端部58Bが図4に示すよ
うに、先端硬質部16内に設けられたフォーカスレンズ
鏡胴70にストッパ環72を介して取り付けられる。ま
た、ワイヤ58は、スプリング74の付勢力によって図
中左方向に付勢される。前記フォーカスレンズ鏡胴70
は、フォーカスレンズ76を保持し、ガイド孔78に沿
って光軸方向に前後移動自在に配置される。
【0020】従って、前記ワイヤ58を図中右方向に引
っ張ると、レンズ鏡胴70はスプリング74の付勢力に
抗して図中右方向移動し、ワイヤ58を図中左方向に押
し出すと、レンズ鏡胴70はスプリング74の付勢力に
よって図中左方向に移動する。これにより、対物レンズ
80から入射した観察像をイメージガイド82の結像面
84上に合焦させることができる。この観察像は、イメ
ージガイド74を介して図1に示した接眼部20に導か
れる。
【0021】次に前記の如く構成されたフォーカス調整
装置の作用について説明する。接眼部20を介して観察
した観察像のピントが合っていない場合には、フォーカ
ス調整用ツマミ36を本体筒34に対して正転/反転回
動させる。これにより、牽引筒40が、本体筒34のガ
イド孔62と該ガイド孔62に係合されたピン64との
作用により、ガイド孔62に沿って往復移動する。従っ
て、牽引筒40に固着されたワイヤ58が押し引き操作
されてフォーカスレンズ鏡胴70が前後移動するので、
ピントを合わすことができる。
【0022】この時、フォーカス調整用ツマミ36は、
約300°回動すると増角リング38の第1の係合爪5
0に係合して増角リング38と一体となし、そして、増
角リング38と一体に約300°回動すると増角リング
38の第2の係合爪54が本体筒34の突片部56に当
接して回転規制される。これにより、フォーカス調整用
ツマミ36の回転角度は、増角リング38の作用によっ
て約600°に増角されるので、従来の回転角度(約3
00°)の略2倍になる。
【0023】従って、本実施例によれば本体筒34、ネ
ジ筒44、及び牽引筒40のネジピッチを大きくしなく
ても牽引筒40の移動量を大きくとることができるの
で、フォーカスレンズ鏡胴70の移動量を大きくとるこ
とができる。尚、本実施例では、内視鏡に適用されたフ
ォーカス調整装置について説明したが、フォーカス調整
用ワイヤを操作してフォーカスレンズ鏡胴を前後移動さ
せることによりフォーカス調整を行う方式のカメラでも
適用することができる。
【0024】図5には、本発明の第2発明に係るフォー
カス調整装置が適用されたカメラのフォーカスレンズ部
の組立斜視図を示す。前記フォーカス調整装置はケーシ
ング100、フォーカスレンズ鏡胴102、増角リング
104、及びフォーカスリング106を主な構成として
いる。前記ケーシング100は図示しないカメラ本体に
固定されると共に、その内周部にフォーカスレンズ鏡胴
102のネジ部108が螺合される。前記フォーカスレ
ンズ鏡胴102はフォーカスレンズ112を保持すると
共に、セットピン114によってフォーカスリング10
6に固定される。また、フォーカスレンズ鏡胴102の
側面には、ストッパーピン116が取り付けられる。
【0025】一方、増角リング104は、フォーカスレ
ンズ鏡胴102の軸部118に回動自在に配置されると
共に、軸部118とネジ部108との境界溝125に嵌
挿されるEリング110によって軸方向の移動量が規制
されている。また、増角リング104は、フォーカスレ
ンズ鏡胴102が約300°回転すると前記ストッパー
ピン116が第1の係合爪120に当接することにより
フォーカスレンズ鏡胴102と一体に回動する。更に、
増角リング104は、フォーカスレンズ鏡胴102を更
に300°回動することによって、増角リング104の
第2の係合爪122がケーシング100のストッパーピ
ン124に当接する。
【0026】このように構成されたフォーカス調整装置
によれば、フォーカスリング106によってフォーカス
レンズ鏡胴102をケーシング100に対して回動し、
フォーカスレンズ鏡胴102をネジの作用によりケーシ
ング100の軸方向に前後移動させてフォーカス調整を
行う。この時、フォーカスレンズ鏡胴102は、約30
0°回動するとストッパーピン116が増角リング10
4の第1の係合爪120に係合して増角リング104と
一体となし、そして、増角リング104と一体に約30
0°回動すると増角リング104の第2の係合爪122
がケーシング100のストッパーピン124に当接して
回転規制される。
【0027】これにより、フォーカスレンズ鏡胴102
の回転角度は、増角リング104の作用によって約60
0°まで増角されるので、ケーシング100やフォーカ
スレンズ鏡胴102のネジピッチを大きくすることなく
フォーカスレンズ鏡胴102の移動量を大きくとること
ができる。尚、第1、第2実施例では、増角角度を60
0°にしたが、これに限られるものではなく、300°
〜720°の範囲内でできるだけ大きくとれば良い。
【0028】また、増角リングを多数重ねることで、合
成回転角を重ねた数だけ増すことができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る内視鏡
のフォーカス調整装置によれば、フォーカス調整用ツマ
ミやフォーカスレンズ鏡胴の回転角度を、環状体の作用
によって増角したので、ネジピッチを大きくすることな
くフォーカスレンズ鏡胴の移動量を大きくとることがで
きる。
【0030】従って、本発明は、ピントの微調整を行う
ことができると共に、牽引部材やフォーカスレンズ鏡胴
に負荷が加わってもピントがズレることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1発明に係るフォーカス調整装置が
適用された内視鏡の全体図
【図2】本発明の第1発明に係るフォーカス調整装置の
断面図
【図3】本発明の第1発明に係るフォーカス調整装置の
組立斜視図
【図4】本発明の第1発明に係るフォーカス調整装置に
適用された内視鏡先端硬質部の断面図
【図5】本発明の第2発明に係るフォーカス調整装置が
適用されたカメラのフォーカスレンズ部の組立斜視図
【符号の説明】
10…手元操作部ケーシング 30…フォーカス調整装置 34…本体筒 36…フォーカス調整用ツマミ 38、104…増角リング 40…牽引筒 50、54、120、122…係合爪 58…フォーカス調整用ワイヤ 70、102…フォーカスレンズ鏡胴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 G02B 23/24 - 23/26 G02B 7/04 G02B 7/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡挿入部の先端硬質部内に光軸に沿
    って前後移動可能に設けられたフォーカスレンズ鏡胴
    を、内視鏡手元操作部から前記挿入部を介して挿通配置
    されたフォーカス調整用ワイヤを操作することにより前
    後移動させてフォーカス調整を行うフォーカス調整装置
    に於いて、 前記手元操作部のケーシングに穿設された孔部に固着さ
    れた筒状体と、 前記筒状体の内周面に外周面が螺合された筒状のフォー
    カス調整用ツマミと、 前記筒状体とフォーカス調整用ツマミとの間に回動自在
    に配置され、フォーカス調整用ツマミが所定角度回動す
    ることによりフォーカス調整用ツマミに係合される第1
    の係合部と、該第1の係合部によってフォーカス調整用
    ツマミと一体に所定角度回動することにより筒状体に当
    接される第2の係合部とを備えた環状体と、 前記ワイヤの基端部が固着され、前記フォーカス調整用
    ツマミの内周面に外周面が螺合されると共に、前記筒状
    体の軸方向に形成されたガイド孔にピン係合され、フォ
    ーカス調整用ツマミを回動することにより前記ガイド孔
    に沿って往復移動し、前記ワイヤを操作する牽引部材
    と、 から成ることを特徴とするフォーカス調整装置。
  2. 【請求項2】 カメラ本体に固定された筒状のケーシン
    グと、フォーカスレンズを保持すると共に、前記ケーシ
    ングの内周面に螺合され、回動されることにより該ケー
    シングの軸方向に前後移動するフォーカスレンズ鏡胴
    と、 前記ケーシングとフォーカスレンズ鏡胴との間に回動自
    在に配置され、フォーカスレンズ鏡胴が所定角度回動す
    ることによりフォーカスレンズ鏡胴に係合される第1の
    係合部と、該第1の係合部によってフォーカスレンズ鏡
    胴と一体に所定角度回動することによりケーシングに当
    接される第2の係合部とを備えた環状体と、 から成ることを特徴とするフォーカス調整装置。
JP29556693A 1993-11-25 1993-11-25 フォーカス調整装置 Expired - Lifetime JP3269227B2 (ja)

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