JP3269096B2 - 超音波血流イメージング装置 - Google Patents

超音波血流イメージング装置

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JP3269096B2
JP3269096B2 JP22004791A JP22004791A JP3269096B2 JP 3269096 B2 JP3269096 B2 JP 3269096B2 JP 22004791 A JP22004791 A JP 22004791A JP 22004791 A JP22004791 A JP 22004791A JP 3269096 B2 JP3269096 B2 JP 3269096B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、医用超音波診断装置
等における超音波血流イメージング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の超音波血流イメージング装置は、
図3に示すように、送受波回路1と、直交検波回路2
と、A/D変換器3、4と、MTI(ムービ・ターゲッ
ト・インジケータ)回路5、6と、自己相関回路7と、
血流演算回路8と、DSC(デジタル・スキャニング・
コンバータ)9と、Bモード検波回路10と、A/D変
換器11とから構成されている。この超音波血流イメー
ジング装置では、自己相関回路7で求められたデータR
r (τ)、Ri (τ)、R(0) を血流演算回路8に送
り、その出力で得られた平均速度ω、パワーP、分散V
をDSC9に送り、DSC9では、超音波ビームのスキ
ャン方向をTVの走査方向に変換する時に生じるモワレ
又、画像を滑らかにするための空間平均、フレーム相
関、フレーム補間等を行う。DSC9は、Bモードのデ
ータと同様の処理を平均速度ω、パワーP、分散Vに対
し独立に行っている。
【0003】自己相関法による平均血流の演算は、特公
平1−58469号に示すように、自己相関で得られた
r (τ)、Ri (τ)、R(0) を独立にフィルタリン
グして、アークタンジェントを取って平均流速を計算す
ることによってS/Nが大幅に改善できるというもので
あり、そのフィルタリング回数(加算平均回数)が多け
ればランダム雑音に対し、ノイズ成分の影響も小さくす
るという特徴をもっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来装置にお
いて、血流演算回路で平均流速ωを直接計算して、DS
Cで補間、二次元平均フレーム補間を行う場合、例えば
2つの点を平均する場合は、(ω1 +ω2 )/2という
方法をとるが、この場合反射エコーの振幅成分が含まれ
ておらず、2点の信号の強度に関わらず同じレベルの平
均になる。DSCに送られてくるパワーPで(P1 ω1
+P2 ω2 )/(P1 +P2 )の加重平均も考えられる
が、Pはノイズに対して相関を持った値であるため、S
/Nが悪いとノイズ信号のパワーで重み付けしているこ
とになる。すなわち、従来装置のDSC内での平均方法
及び補間方法では、振幅情報を持っていない平均流速ω
を用いて流速平均を行っており、平均によるS/Nが改
善されることはない。
【0005】この発明は、上記問題点に着目してなされ
たものであって、S/Nが改善され、血流データが滑ら
かとなる超音波血流イメージング装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明の超音
波血流イメージ装置は、被検体に向けて超音波パルスを
送波し、その反射波を受波する送受波回路と、この送受
波回路で受波された超音波パルスの反射波成分を位相検
波してドップラ偏位情報を揉める位相検波部と、この位
相検波出力に基づいて前記被検体の血流情報のカラーマ
ッピング処理を行い、CFM処理像をTV表示する画像
信号として出力するCFM処理部と、を備える超音波血
流イメージング装置において、前記CFM処理部は、前
記位相検波回路の出力を受けて自己相関結果Rr
(τ)、Ri(τ)、R(0)を出力する自己相関回路
(7)と、この自己相関回路の出力側に配置されるデジ
タルスキャニングコンバータ(9)と、このデジタルス
キャニングコンバータの出力側に配置される血流演算回
路(8a)とを備え、前記デジタルスキャニングコンバ
ータは、前記自己相関回路の出力Rr(τ)、Ri
(τ)、R(0)をそれぞれ個別に受けて記憶し、これ
らのデータにより、それぞれ空間平均、フレーム相関を
可能とし得る第1のフレームメモリ(92)、第2のフ
レームメモリ(93)、及び第3のフレームメモリ(9
4)と、前記第1のフレームメモリの出力がXYデータ
に変換されたデータRr’(τ)を記憶する第1のXY
メモリデータに変換されたデータRi’(τ)を記憶す
る第2のXYメモリ(97)、及び前記第3のフレーム
メモリの出力がXYデータに変換されたデータR’
(0)を記憶する第3のXYメモリ(98)とを含み、
前記血流演算回路は、前記第1、第2及び第3のXYメ
モリの記憶データRr’(τ)、R’i(τ)、R’
(0)を読み出して、
【数2】 を演算し、CFMに必要とする平均速度(ω)、分散
(V)、あるいはパワー(P)を出力するようにしてい
る。
【0007】この超音波血流イメージ装置では、自己相
関回路から出力される自己相関結果のそれぞれに補間、
スムージング等をデジタルスキャニングコンバータで
に行い、最後に血流演算を行うので、見かけ上、自己相
関のデータ点数を多くしたのに等しく、S/Nが改善さ
れる。
【0008】
【実施例】以下、実施例により、この発明をさらに詳細
に説明する。図1は、この発明の一実施例を示す超音波
血流イメージング装置のブロック図である。この超音波
血流イメージング装置は、送受波回路1と、直交検波回
路2と、A/D変換器3、4と、MTI回路5、6と、
自己相関回路7と、血流演算回路8と、DSC9と、B
モード検波回路10と、A/D変換器11とを備える点
で、図3に示す従来の超音波血流イメージング装置と変
わるところはない。この実施例装置の特徴は、自己相関
回路7の次に、DSC9を配し、その後に血流演算回路
8を配置したことである。この実施例装置では、自己相
関回路7から出力される自己相関結果Rr (τ)、Ri
(τ)、R(0) をDSC9に書込み、DSC9でこの3
種類値をそれぞれ独立にDSC補間、二次元平均、フレ
ーム補間等を行う。
【0009】DSC9内は、図2に示すように、4個の
rθフレームメモリ91、92、93、94を持ち、こ
のrθフレームメモリは、距離方向をr、ビームの走査
角をθとし、r方向、θ方向に空間的に平均を取ること
が可能である。又、前のフレームを持つことによって、
フレーム相関(平均)も行うことができる。TV画面の
走査方向にあった、XYメモリ95、96、97、98
には、rθフレームメモリ91、92、93、94で平
均等を行った後、(r、θ)を(x、y)に変換する際
に生じるデータのヌケ(モワレ)を補間する。これらの
演算処理は、従来のエコーデータ用のDSC9と同じよ
うに行われる。
【0010】そして、DSC9よりのRr ’(τ)、R
i ’(τ)、R’(0) を受けて、血流演算回路8では、
【0011】
【数1】
【0012】の演算が行われる。以上のように、この血
流イメージ装置では、自己相関によって得られたR
r (τ)、Ri (τ)、R(0) をDSCに書込み、この
ままの数値で演算することにより、S/Nのよい血流断
層像が得られる。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、自己相関結果を先ず
デジタルスキャニングコンバータのフレームメモリに記
憶して、補間等を行い、その後血流演算を行うので、見
かけ上、自己相関のデータ点数を多くしたのと同じとな
り、S/Nが改善される。また、血流データが滑らかに
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例超音波血流イメージング装
置を示すブロック図である。
【図2】同超音波血流イメージング装置のDSCの具体
的構成を示すブロック図である。
【図3】従来の超音波血流イメージング装置を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 送受波回路 2 直交検波回路 7 自己相関回路 8 血流演算回路 9 DSC

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体に向けて超音波パルスを送波し、そ
    の反射波を受波する送受波回路と、この送受波回路で受
    波された超音波パルスの反射波成分を位相検波してドッ
    プラ偏位情報を揉める位相検波部と、この位相検波出力
    に基づいて前記被検体の血流情報のカラーマッピング処
    理を行い、CFM処理像をTV表示する画像信号として
    出力するCFM処理部と、を備える超音波血流イメージ
    ング装置において、 前記CFM処理部は、前記位相検波回路の出力を受けて
    自己相関結果Rr(τ)、Ri(τ)、R(0)を出力
    する自己相関回路(7)と、この自己相関回路の出力側
    に配置されるデジタルスキャニングコンバータ(9)
    と、このデジタルスキャニングコンバータの出力側に配
    置される血流演算回路(8a)とを備え、 前記デジタルスキャニングコンバータは、前記自己相関
    回路の出力Rr(τ)、Ri(τ)、R(0)をそれぞ
    れ個別に受けて記憶し、これらのデータにより、それぞ
    れ空間平均、フレーム相関を可能とし得る第1のフレー
    ムメモリ(92)、第2のフレームメモリ(93)、及
    び第3のフレームメモリ(94)と、前記第1のフレー
    ムメモリの出力がXYデータに変換されたデータRr’
    (τ)を記憶する第1のXYメモリ(96)、前記第2
    のフレームメモリの出力がXYデータに変換されたデー
    タRi’(τ)を記憶する第2のXYメモリ(97)、
    及び前記第3のフレームメモリの出力がXYデータに変
    換されたデータR’(0)を記憶する第3のXYメモリ
    (98)とを含み、 前記血流演算回路は、前記第1、第2及び第3のXYメ
    モリの記憶データRr’(τ)、R’i(τ)、R’
    (0)を読み出して、 【数2】 を演算し、CFMに必要とする平均速度(ω)、分散
    (V)、あるいはパワー(P)を出力するようにしたこ
    とを特徴とする超音波血流イメージ装置。
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