JP2938125B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2938125B2 JP2089808A JP8980890A JP2938125B2 JP 2938125 B2 JP2938125 B2 JP 2938125B2 JP 2089808 A JP2089808 A JP 2089808A JP 8980890 A JP8980890 A JP 8980890A JP 2938125 B2 JP2938125 B2 JP 2938125B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、特に超音波エコーのドプラ情報から被検体
内の血流情報を求め、これを2次元表示する超音波診断
装置に関する。
(従来の技術) 超音波診断法では、Bモード像、Mモード像、ドプラ
効果を利用した生体内の移動物体の移動に伴うカラー・
ドプラ像等を用いて診断に供するようにしている。
超音波ドプラ法は、生体内の移動物体の移動に伴う機
能情報を得て映像化する方法であり、これを以下説明す
る。すなわち、超音波ドプラ法は、超音波が移動物体に
より反射されると反射波の周波数が上記物体の移動速度
に比例して偏移する超音波ドプラ効果を利用したもので
ある。具体的には超音波レートパルスを生体に送波し、
その反射波エコーの位相変化よりドプラ効果による周波
数偏移を得ると、そのエコーを得た深さ位置における移
動物体の運動情報を得ることができる。
この超音波ドプラ法によれば、生体内における位置で
の血流の流れの向き、乱れているか整っているかの流れ
の状態を知ることができる。
次にこの超音波ドプラ法を適用した装置について説明
する。まず超音波受信信号から血流情報を得るために
は、送信回路により超音波探触子を駆動してある方向に
超音波を所定回数繰り返し送波し、受波された受信信号
を直交位相検波回路により検波して血球によるドプラ偏
移信号とクラッタ成分とからなる信号を得る。この信号
をディジタル信号化し、フィルタによりクラッタ成分を
除去し、血流によるドプラ偏移信号はリアルタイムでカ
ラードプラ像を得るために高速の周波数分析回路により
周波数分析し、ドプラ偏移の平均値,ドプラ偏移の分散
値,ドプラ偏移の平均強度などを得る。
また周波数分析回路に内蔵された自己相関器等による
血流の速度カラーフローマッピング像を得、TVモニタに
2次元血流情報を表示している。また最近では、カラー
・ドプラ像が、心臓のみならず、腹部の血管や末梢血管
等の血流速度の遅い部位の診断にも使われている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の2次元血流情報を観察する超音
波診断装置にあっては、次のような問題がある。上述し
た如く2次元血流情報を得るためには、1つの超音波ラ
スタに対して複数回レートの超音波送受信を行なう必要
があり、また流速の遅い血流を観察するためには、1つ
の超音波ラスタに対して長い時間、観測しなければなら
ない。従って、1フレームを構成する時間が長くなり、
腹部の血流診断に使用する場合、通常では毎秒4枚乃至
10枚程度のフレームの画像をTVモニタに表示していた。
ところが、人間がなめらかにしかも見易い画像として
観察するには、少なくとも毎秒30枚程度のフレームが必
要であり、上述した4枚乃至10枚程度のフレーム数では
画像のつながりが悪く、また画像がみにくいものとなっ
ていた。
そこで本発明の目的は、なめらかで見易い超音波画像
を得る超音波診断装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決する為の手段) 本発明は上記課題を解決し目的を達成する為に次のよ
うな手段を講じた。本発明は、被検体に対して超音波を
送受波して得た受波信号に基づき被検体内の移動物体に
よるドプラ偏移信号を検出しフィルタでドプラ信号を検
出して2次元のドプラ情報を得、このドプラ情報を記憶
手段を介して表示する超音波診断装置において、前記記
憶手段は、順次フレーム単位で入力する前記ドプラ情報
を書込む複数のフレームメモリと、これらフレームメモ
リから現フレーム及び前フレームのドプラ情報を読み出
す手段と、この手段で読み出した現フレーム及び前フレ
ームのドプラ情報を比較しドプラ情報の折り返りを判定
する判定手段と、前記現フレームと前フレームとのドプ
ラ情報を補間して補間フレームを生成する手段であっ
て、前記判定手段により判定されたドプラ情報の折り返
りに応じた補間フレームを生成する補間手段と、を備え
たことを特徴とする。
(作用) このような手段を講じたことにより、次のような作用
を呈する。断層像情報及び2次元の血流情報からなる診
断情報を複数のフレームメモリに交互に書込み、現在の
フレームの診断情報と前のフレームの診断情報とを補間
するので、これらフレーム間の中間のフレームの診断情
報を生成することができる。これによりフレーム数が従
来のフレーム数よりも数倍も向上できるので、超音波画
像がなめらかになり、見易いものとなる。
また血流の折り返りを判定するので、折り返りがある
場合には、補間フレームの生成に際し、折り返りを考慮
した補間が行なわれるので、適切な補間フレームの生成
を行なえる。なお一般に補間した画像が正しいかどうか
(すなわち補間した画像と実際にその時間にサンプリン
グした画像が同じかどうか)は、原信号をサンプリング
した時に、サンプリング定理を満足していれば、補間し
た画像は、正しいということが知られている。
(実施例) 以下、本発明の具体的な実施例を説明する。第1図は
本発明に係る超音波診断装置の一実施例を示す概略ブロ
ック図である。
超音波診断装置は、超音波探触子1,送信系2としてパ
ルス発生器2A,送信遅延回路2B,パルサ2C,受信系3とし
てプリアンプ3A,受信遅延回路3,加算器3Cを有する。ま
た装置は、Bモード処理系4として対数増幅器,包絡線
検波回路4B,A/D(アナログ・ディジタル変換)4C,CFM
(カラーフローマッピング)処理系5として位相検波回
路5A,A/D5B,MTIフィルタ5C,自己相関器5D,演算部5Eを有
する。さらには装置は、表示系6としてDSC(ディジタ
ル・スキャン・コンバータ)6A,カラー処理部6B,D/A6C,
カラーモニタ6D,制御系7として操作SW7A,コントローラ
7Bを有している。
前記超音波探触子1は、複数の圧電振動子を併設して
なり、これらの振動子により被検体に対して超音波パル
スを送受波する。
前記パルス発生器2Aは、レートパルスを発生し、この
レートパルスを送信遅延回路2Bに出力する。
前記送信遅延回路2Bは、前記パルス発生器2Aから入力
するレートパルスに対して、所定の方向に超音波ビーム
を収束させるべく振動子ごとに所定の遅延時間を与え、
この遅延されたレートパルスをパルサー2Cに出力する。
パルサー2Cは、前記遅延されたレートパルスに基づき前
記超音波探触子1の各々の振動子を所定回数だけ繰り返
し駆動する。
すなわち、前記超音波探触子1はパルサー2Cにより送
信駆動されると、超音波探触子1から図示しない生体に
送波される超音波パルスは、生体内で流動する血流によ
るドプラ偏移をともなう受信信号となり、前記超音波探
触子1の同一振動子に受波される。
そしてプリアンプ3Aは、前記受信信号を所定のレベル
まで増幅し、受信遅延回路3Bに出力する。この受信遅延
回路3Bにより前記送信遅延回路2Bで与えた遅延時間を元
に戻すような遅延時間を、各々の振動子からの受信信号
に与える。
そして加算器3Cは、各振動子からのそれぞれの受信信
号を加算合成する。さらに加算器3Cの出力は、Bモード
処理系4とCFM処理系5に入力する。
まず、Bモード処理系4では、コントローラ7Bの制御
の下で、次のような処理を行なう。対数増幅器4Aは、前
記加算器3Cから出力される受信信号を対数増幅し、包絡
線検波回路4Bに出力する。包絡線検波回路4Bは、前記対
数増幅器4Aからの信号の包絡線を検波する。しかるの
ち、包絡線検波回路4Bからの検波出力を、A/D4Cにより
ディジタル信号に変換し、断層像エコー(白黒Bモード
像)としてDSC6Aに出力する。
一方、CFM処理系5では、コントローラ7Bの制御の下
で、次のような処理を行なう。位相検波回路5Aは、前記
加算器3Cから所定回数繰り返し送波したレートパルスに
よる受信信号を入力する。
位相検波回路5Aは、前記受信信号を直交位相検波し、
図示しないローパスフィルタにより高周波数成分を除去
してドプラ偏移信号、すなわち血流像のためのドプラ検
波出力を得る。このドプラ検波出力には血流情報以外に
心臓の壁等のように動きの遅い物体からの不要な反射信
号(クラッタ成分)も含まれている。
さらに前記ドプラ検波出力は、A/D5Bによりディジタ
ル態様の信号に変換され、MTIフィルタ5Cに入力する。
MTIとは、レーダで使用されている技術でMoving Targ
et Indicatorの略であり、移動目標だけをドプラ効果を
利用して検出する方法である。したがって、MTIフィル
タ5Cは、前記N回のレートパルスにおける同一ピクセル
間の位相変化により血流の動きを検出し、クラッタを除
去する。
次にクラッタを除去した信号を周波数分析するには、
自己相関器5Dが用いられる。この自己相関器5Dは周波数
分析法の一種であり、2次元の多点の周波数分析をリア
ルタイムで行なう必要性から用いられ、FFT法よりも演
算数が少なくて済むという利点を有する。
演算部5Eは内部に平均速度演算部,分散演算部,パワ
ー演算部を有している。平均速度演算部は平均ドプラシ
フト周波数fdを求め、分散演算部は分散σ2を求め、パ
ワー演算部はトータルパワーTPを求める。
このトータルパワーTPは、血流から散乱エコーの強度
に比例するが、MTIフィルタ5Cのカットオフ周波数以下
に相当する移動物体からのエコーは除かれる。
さらに前記演算部5Eからの血流情報は、DSC6Aに入力
され、カラー処理回路6Bによりカラー情報に変換され
る。すなわちカラー処理回路6Bによりv−σ2表示の場
合には、超音波探触子1に近づく流れは赤色系に変換さ
れ、探触子1から遠ざかる流れは青系に変換される。ま
た平均速度の大きさは輝度の違いにより表現され、速度
分散は色相により表現される。
かくして血流情報はBモード像情報と共にDSC6Aにお
いて走査変換され、カラー処理回路およびD/A6Cを介し
てカラーモニタ6Cに出力され、これによりカラー表色さ
れる。
次に本実施例の特徴とする部分について説明する。第
2図は前記DSC6Aの詳細を示す図である。第3図はフレ
ームメモリ11〜13へのデータの書き込みまたは読み出し
とデータ補間を説明するための図、第4図はフレーム間
のデータ補間を説明するための図である。
第2図において、DSC6Aは、3つフレームメモリ11〜1
3,制御手段としてのマルチプレクサ14,17(以下MUXとい
う。),判定手段としての折り返り判定器15,補間手段
としての補間器16からなっている。
前記3つのフレームメモリ11,12,13は、前記コントロ
ーラ7Bから入力する制御信号s1の制御の下に、第3図に
示すように順次フレーム単位で入力する前記Bモード像
データ及びドプラデータを書込む。これらフレームメモ
リ11〜13の出力側はMUX14の入力側にそれぞれ接続され
ている。
MUX14は、前記複数のフレームメモリ11〜13から現フ
レーム及び1フレーム前の血流情報F1,F2を読み出す。
例えばフレームメモリ11にデータW3を書き込んでいると
きには、フレームメモリ12,13からデータR1,R2を読み
出し、これらのデータをMUX17,折り返り判定器15,補間
器16に出力する。同様に次フレームでは、フレームメモ
リ12に順次入力するデータを書き込むときには、フレー
ムメモリ13,11からデータR2,R3を読み出す。同様に順
次1つのフレームメモリにデータを書き込み、その他の
2つのフレームメモリからデータを読み出す。
次に折り返り判定器15について説明する。ここで第5
図に示すように血管内の血流方向に対して、超音波探触
子1に近づく流れを順方向とし、超音波探触子1から遠
ざかる流れを逆方向とする。そして第6図に示すように
6ビットからなる流速データ(0〜63)の中央値32を流
速0とし、0〜32を逆方向の流速(青系),32〜63を順
方向の流速(赤系)と定義する。
第7図は血流による折り返りを説明するための図であ
る。折り返りが発生していない場合には、0〜63にはい
っているデータF1,F2の補間データは、データF12とな
る。しかし折り返りが発生した場合には、例えばF2
(F2+64)となるF2′に移動するので、補間データは、
FHの位置になる。しかし、この値が64以上であることか
ら、折り返って下位6ビットの値、すなわち(FH−64)
の値FLとなる。
このように折り返り判定器15は、前記MUX14から入力
するデータF1,F2を比較し、データF1,F2の差の絶対値
があるスレッシュホールド・レベルよりも大きく、かつ
符号が異なる場合には、血流による折り返りと判定し、
折り返りを指令する情報を前記補間器15に出力する。こ
こでは、スレッシュホールド・レベルは、全体値の3/8
程度が適当であり、64データの場合では24が良い。折り
返り判定器15は、例えば加算器,Exclusive ORゲート,
比較器であっても良い。
前記補間器16は、前記折り返り判定器15の判定結果に
応じて、前記MUX14から出力される現フレーム及び前フ
レームの血流情報に対して各種の補間を行なう。補間器
16は、加算器または乗算器で実現できる。
まず、前記折り返り判定器15の判定結果、折り返りが
発生していない場合について説明する。補間器16により
例えば読み出されたデータR1及びR2に基づき、第4図に
示すように補正フレーム(R1+R2)/2を生成する。この
場合、フレーム上で比較的右寄りの血管部分K1と比較的
左寄りの血管部分K2とをもとに中央部に位置した血管部
分K12が生成される。同様に順次隣接するフレーム間の
補間を行なうことにより、補完フレームを生成してい
く。
このようにして得た補間フレームのデータと前記MUX1
4から出力される現フレームのデータ及び前フレームの
データをMUX17により第3図に示すように時系列的にカ
ラー処理回路6Bに出力していく。このようにすれば、補
間フレームを挿入できるので、従来のフレーム数よりも
2倍のフレーム数となる。すなわち毎秒約5フレームだ
った画像が2倍の10フレームで表示されるので、画像が
なめらかになり、見易い画像を得ることができる。
次に前記補間器16は、折り返り判定器15の判定結果に
より折り返りが発生している場合には、第7図に示すよ
うに{F1+(F2+64)}/2の下位6ビットのデータFL
出力する。このように補間フレームのデータ生成に際
し、折り返りを考慮した補間が行なわれるので、適切な
補間フレームのデータ生成を行なえる。
次に本発明の第2の実施例を説明する。第8図は前記
第2の実施例の主要部としてDSC内に設けられた補間器1
6aを示す概略構成図である。この補間器16aは、16K×8
ビットのリード・オンリー・メモリ(ROM)からなり、
前記第1の実施例で行なった折り返りの判定,フレーム
補間,MUX14,17の制御を行なうものである。すなわちROM
16aは、6ビットからなる隣接した2つのフレームの流
速データを入力し、2ビットからなる切換信号に応じ
て、以下の示すような4つの補間データを生成する。
(1)まず、第9図に示すようにF1≧F2の場合には、 切換信号が00である時、{3F1+(F2+64)}/4の下
位6ビットのデータFLを出力する。
切換信号が01である時、{F1+(F2+64)}/2の下位
6ビットのデータFLを出力する。
切換信号が10である時、{F1+3(F2+64)}/4の下
位6ビットのデータFLを出力する。
切換信号が11である時、F2の下位6ビットを出力す
る。
(2)次に第10図に示すようにF1<F2の場合には、 切換信号が00である時、{3(F1+64)+F2}/4の下
位6ビットのデータFLを出力する。
切換信号が01である時、{(F1+64)+F2}/2の下位
6ビットのデータFLを出力する。
切換信号が10である時、{(F1+64)+3F2}/4の下
位6ビットのデータFLを出力する。
切換信号が11である時、F2の下位6ビットを出力す
る。
このように2つのフレームのデータを加重平均処理す
れば、折返りに応じて4倍の補間が行なえる。
これによりフレーム数が従来のフレーム数よりも4倍
となるので、超音波像がさらになめらかになり、画像が
さらに見易いものとなる。また血流の折り返りを切換信
号で判定するので、折り返りに応じて適切な補間フレー
ムの生成を行なえる。
なお本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。上述した実施例では、断層像(Bモード像)とカラ
ードプラ像とを表示したBDF画像についてカラー・ドプ
ラ像を説明したが、断層像においても実施可能である。
この場合、折り返りは考慮する必要がないので、補間回
路のみで実現可能である。また前記BDF画像にFFT画像を
加えたBDF画像/FFT画像にも本発明は適用できる。要す
るに本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であるのは勿論である。
[発明の効果] 本発明によれば、断層像情報及び2次元の血流情報か
らなる診断情報を複数のフレームメモリに交互に書込
み、現在のフレームの診断情報と前のフレームの診断情
報とを補間するので、これらフレーム間の中間のフレー
ムの診断情報を生成することができる。これによりフレ
ーム数が従来のフレーム数よりも数倍も向上できるの
で、超音波画像がなめらかになり、見易いものとなる。
また血流の折り返りを判定するので、折り返りがある
場合には、補間フレームの生成に際し、折り返りを考慮
した補間が行なわれるので、適切な補間フレームの生成
を行なえる超音波診断装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る超音波診断装置の一実施例を示す
ブロック図、第2図は前記装置内に設けられたDSCの詳
細を示す図、第3図及び第4図は前記DSC内の補間器の
作用を説明するための図、第5図は血管における血流の
順流及び逆流を示す図、第6図は流速データの順流及び
逆流の割り付けを示す図、第7図は血流による折り返り
を説明するための図、第8図乃至第10図は本発明の第2
の実施例を説明するための図である。 1……超音波探触子、2A……パルス発生器、2B……送信
遅延回路、2C……パルサ、3A……プリアンプ、3B……受
信遅延回路、3C……加算器、4A……対数増幅器、4B……
包絡線検波回路、4C……A/D、5A……位相検波回路、5B
……A/D、5C……MTIフィルタ、5D……自己相関器、5E…
…演算部、6A……DSC、6B……カラー処理回路、6C……D
/A、6D……カラーモニタ、11〜13……フレームメモリ、
14,17……MUX、15……折り返し判定器、16……補間器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体に対して超音波を送受波して得た受
    波信号に基づき被検体内の移動物体によるドプラ偏移信
    号を検出しフィルタでドプラ信号を検出して2次元のド
    プラ情報を得、このドプラ情報を記憶手段を介して表示
    する超音波診断装置において、前記記憶手段は、順次フ
    レーム単位で入力する前記ドプラ情報を書込む複数のフ
    レームメモリと、これらフレームメモリから現フレーム
    及び前フレームのドプラ情報を読み出す手段と、この手
    段で読み出した現フレーム及び前フレームのドプラ情報
    を比較しドプラ情報の折り返りを判定する判定手段と、
    前記現フレームと前フレームとのドプラ情報を補間して
    補間フレームを生成する手段であって、前記判定手段に
    より判定されたドプラ情報の折り返りに応じた補間フレ
    ームを生成する補間手段と、を備えたことを特徴とする
    超音波診断装置。
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