JP3268848B2 - メータの異常検出装置 - Google Patents

メータの異常検出装置

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JP3268848B2 JP27664492A JP27664492A JP3268848B2 JP 3268848 B2 JP3268848 B2 JP 3268848B2 JP 27664492 A JP27664492 A JP 27664492A JP 27664492 A JP27664492 A JP 27664492A JP 3268848 B2 JP3268848 B2 JP 3268848B2
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康利 倉科
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東洋計器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水道またはガスの使用量
を計測するメータの異常検出装置に関し、一層詳細には
電源と、使用量を計測する等のメータの計測動作を行な
計測回路と、計測回路に異常が発生した際に、当該異
常を検出する異常検出回路とを有するメータの異常検出
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のメータの異常検出装置について、
図2と共に説明する。100は電源であり、メータの計
測回路である第1および第2の回路102、104が並
列に接続されている。電源100から供給される電圧に
より第1の回路102および第2の回路104が駆動さ
れる。なお、計測回路の数は任意である。第1の回路1
02には両端の電位差を計測するための第1の電圧回路
106が接続されている。一方、第2の回路104には
両端の電位差を計測するための第2の電圧回路108が
接続されている。110は異常検出回路であり、第1の
電圧回路106および第2の電圧回路108が、それぞ
れに予め指定されている基準電圧値より低い電圧値を検
出したら異常と判断し、異常発生を報知する。このメー
タの異常検出装置を用いると、第1の回路102または
第2の回路104が故障し、回路両端の電圧が前記基準
電圧値より低下すると、検出回路110が検出して異常
を報知するので、異常の発生を直ちに検知可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のメータの異常検出装置には次のような課題があ
る。検出回路110が異常と判断する場合、原因として
(1)電源100電圧の降下、(2)第1の回路10
2、第2の回路104における異常(金属部分の腐食
等)が考えられる。図3に示す回路構成を有するメータ
の異常検出装置の場合、異常の原因が上記(1)である
か(2)であるかの判断ができない。異常が報知された
場合、作業員は電源100の点検と、第1の回路10
2、第2の回路104の点検の両方を行わねばならず、
作業能率が悪いという課題がある。従って、本発明は異
常が電源電圧の降下に起因するものか、計測回路に起因
するものかを直ちに判断可能なメータの異常検出装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、水道または
ガスの使用量を計測するメータの異常検出装置におい
て、電源と、該電源へ接続されると共に、水道またはガ
スの使用量を計測する計測回路を適宜な位置で分割し、
該分割された計測回路をそれぞれブリッジの2辺に 配置
して成り、該各計測回路が正常であれば平衡状態となる
ブリッジ回路部と、該ブリッジ回路部へ接続され、ブリ
ッジ回路部が平衡状態にあるか、非平衡状態にあるかを
検出する平衡検出部と、前記電源の電圧を検出する電圧
検出部と、前記平衡検出部および電圧検出部へ接続さ
れ、平衡検出部が前記ブリッジ回路部の非平衡状態を検
出、または電圧検出部が前記電源の電圧が所定電圧に達
していない状態を検出した場合は前記計測回路または電
源が異常と判定する異常検出部とを具備することを特徴
とするメータの異常検出装置。
【0005】
【作用】作用について説明する。ブリッジ回路部は、メ
ータの水道またはガスの使用量を計測する計測回路を2
辺に含み、その各計測回路が正常であれば平衡状態とな
る。また、当該ブリッジ回路部へ接続され、ブリッジ回
路部が平衡状態にあるか、非平衡状態にあるかを検出す
る平衡検出部を設けると共に、平衡検出部が前記ブリッ
ジ回路部の非平衡状態を検出した場合は前記計測回路
が異常と判定する異常検出部を設けることにより、電源
電圧の変化に関わらず、計測回路の異常を判断可能と
なる。また、電源の電圧を検出する電圧検出部と、その
電圧検出部が電源電圧が所定電圧に達していない状態を
検出した場合は電源が異常と判定する異常検出部を設け
ることにより、計測回路の異常の有無に関わらず、電
源の異常を判断可能となる。また、メータが水道・ガス
の使用量を計測する計測回路そのものを分割してブリッ
ジ回路部に組み込んでいるので、メータ内の1つの計測
回路全体をブリッジ回路部内に設ける場合よりも、電子
回路である計測回路の分割により各計測回路の抵抗値を
小さくする事が可能であり、絶縁不良、接触不良など各
計測回路内のわずかな異常であっても良好に検出するこ
とができる。 さらに、1つのブリッジ回路部内におい
て、分割された計測回路のうちのいずれかの部分が異常
であれば全体を異常とすることができるので、メータの
異常検出を迅速に行える。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。実施例について図1と共に説明す
る。なお、本実施例では水道メータ、ガスメータ等の異
常検出装置を例に挙げる。50は電源であり、メータに
内蔵されている電池である。52はブリッジ回路部であ
り、ホイートストンブリッジを構成し、電源50へ接続
されている。ブリッジ回路部52の一辺には使用水量、
使用ガス量等を計測を行うメータの第1の計測回路54
が含まれている。一方、他の1辺には使用水量、使用ガ
ス量等の計測値を表示する第2の計測回路56が含まれ
ている。つまり、水道またはガスの使用量の計測回路に
は、計測値を表示する回路も含まれているものである。
ブリッジ回路部52の他の2辺は適宜な抵抗57、58
から成り、第1の計測回路54および第2の計測回路5
6が正常、すなわち所定の回路抵抗値を有すれば平衡状
態となる。
【0007】64は平衡検出部であり、電流量と電流方
向を検出可能な公知の電流計から成る。平衡検出部64
はブリッジ回路部52の、抵抗57と第1の計測回路5
4との接続点60と、抵抗58と第2の計測回路56と
の接続点62との間に接続されている。従って、第1の
計測回路54、第2の計測回路56の回路抵抗値が所定
の値であれば、平衡検出部64は電流値がゼロを示し、
ブリッジ回路部52が平衡状態にあることを示す。一
方、第1の計測回路54または第2の計測回路56の回
路抵抗値が所定の値にないと、平衡検出部64に電流が
流れるので、平衡検出部64は当該電流値を示し、ブリ
ッジ回路部52が非平衡状態にあることを示すと共に、
電流方向から第1の計測回路54または第2の計測回路
56のいずれの回路抵抗値が大きいか、もしくは小さい
かを示す。
【0008】66は電圧検出部であり、電源50の電圧
を検出する。68は異常検出部であり、平衡検出部64
および電圧検出部66へ接続されている。異常検出部6
8には適宜な報知手段(例えば赤色LED)が設けられ
ている。異常検出部68は、平衡検出部64がブリッジ
回路部52の非平衡状態を検出した場合、および電圧検
出部66が電源50の電圧が所定電圧に達していない状
態を検出した場合は第1の計測回路54もしくは第2の
計測回路56、または電源50が異常と判定し、前記報
知手段を介して異常状態を報知する。
【0009】上記構成を有するメータの異常検出装置に
おいて、ブリッジ回路部52の第1の計測回路54また
は第2の計測回路56の回路抵抗値が正常であれば平衡
状態となり、平衡検出部64は電流値ゼロを示し、異常
検出部68はメータが正常状態にあると判断する。この
状態から、例えば第1の計測回路54において金属腐食
が進み、第1の計測回路54の回路抵抗値が所定値より
大きくなると、ブリッジ回路部52は非平衡状態とな
る。すると、平衡検出部64に電流が流れる。この電流
値は異常検出部68へ送られ、異常検出部68は異常と
判定し、報知手段を介してその旨報知する。その際、平
衡検出部64を流れる電流の方向を検知することによ
り、抵抗値が大きい方が検知できるので、第1の計測回
路54が異常であると判る。第1の計測回路54または
第2の計測回路56の異常を検出する場合、ブリッジ回
路部52が平衡状態から非平衡状態に変化するのを検出
して判定するため、電源50電圧の変化に関わらず、第
1の計測回路54または第2の計測回路56の異常を判
断可能となる。
【0010】また、例えば電池の劣化により電源50電
圧が降下したような場合、電圧検出部66が検出した電
源50電圧値は所定の電圧値に達しいない。その結果、
異常検出部68は電源50が異常と判定し、報知手段を
介してその旨報知する。電源50の異常を検出する場
合、ブリッジ回路部52の状態に関わらず、電源50の
異常を判断可能となる。以上、本発明の好適な実施例に
ついて種々述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定
されるのではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多く
の改変を施し得るのはもちろんである。
【0011】
【発明の効果】本発明に係るメータの異常検出装置を用
いると、ブリッジ回路部は、水道またはガスの使用量を
計測する計測回路を2辺に含み、その各計測回路が正常
であれば平衡状態となる。また、当該ブリッジ回路部へ
接続され、ブリッジ回路部が平衡状態にあるか、非平衡
状態にあるかを検出する平衡検出部を設けると共に、平
衡検出部が前記ブリッジ回路部の非平衡状態を検出した
場合は前記計測回路が異常と判定する異常検出部を設け
ることにより、電源電圧の変化に関わらず、計測回路の
異常を判断可能となる。また、電源の電圧を検出する電
圧検出部と、その電圧検出部が電源電圧が所定電圧に達
していない状態を検出した場合は電源が異常と判定する
異常検出部を設けることにより、計測回路の異常の有無
に関わらず、電源の異常を判断可能となるので、メータ
の異常検出装置を簡単な回路構成で実現できると共に、
異常が電源電圧の降下に起因するものか、計測回路に起
因するものかを直ちに判断可能となり、異常検出作業を
より効率的に行うことができる等の著効を奏する。
た、メータが水道・ガスの使用量を計測する計測回路そ
のものを分割してブリッジ回路部に組み込んでいるの
で、メータ内の1つの計測回路全体をブリッジ回路部内
に設ける場合よりも、電子回路である計測回路の分割に
より各計測回路の抵抗値を小さくする事が可能であり、
絶縁不良、接触不良など各計測回路内のわずかな異常で
あっても良好に検出することができる。 さらに、1つの
ブリッジ回路部内において、分割された計測回路のうち
のいずれかの部分が異常であれば全体を異常とすること
ができるので、メータの異常検出を迅速に行えるなどの
著効も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメータの異常検出装置の実施例を
示した回路図。
【図2】従来のメータの異常検出装置を示した回路図。
【符号の説明】
50 電源 52 ブリッジ回路部 54 第1の計測回路 56 第2の計測回路 64 平衡検出部 66 電圧検出部 68 異常検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 35/00 G01D 18/00 - 21/02 G01R 17/00 - 17/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道またはガスの使用量を計測するメー
    タの異常検出装置において、 電源と、 該電源へ接続されると共に、水道またはガスの使用量を
    計測する計測回路を適宜な位置で分割し、該分割された
    計測回路をそれぞれブリッジの2辺に配置して成り、
    各計測回路が正常であれば平衡状態となるブリッジ回路
    部と、 該ブリッジ回路部へ接続され、ブリッジ回路部が平衡状
    態にあるか、非平衡状態にあるかを検出する平衡検出部
    と、 前記電源の電圧を検出する電圧検出部と、 前記平衡検出部および電圧検出部へ接続され、平衡検出
    部が前記ブリッジ回路部の非平衡状態を検出、または電
    圧検出部が前記電源の電圧が所定電圧に達していない状
    態を検出した場合は前記計測回路または電源が異常と判
    定する異常検出部とを具備することを特徴とするメータ
    の異常検出装置。
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