JP3268570B2 - 苗移植機 - Google Patents

苗移植機

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JP3268570B2
JP3268570B2 JP29563592A JP29563592A JP3268570B2 JP 3268570 B2 JP3268570 B2 JP 3268570B2 JP 29563592 A JP29563592 A JP 29563592A JP 29563592 A JP29563592 A JP 29563592A JP 3268570 B2 JP3268570 B2 JP 3268570B2
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正文 佐伯
哲 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、苗を収容した苗箱が
上部側から供給され下部側で苗が苗箱から取出され上部
側に空の苗箱が排出されるように苗箱を上部側から下方
に搬送しそして下部側から上方に搬送する搬送部を備え
た苗箱供給部を設けて該苗箱供給部1つから2条分の苗
植付装置に苗を供給するように構成した部分を3体設け
た6条植えの植付部を走行車体に装着した苗移植機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、苗を収容した苗箱が上部側から供
給され下部側で苗が苗箱から取出され上部側に空の苗箱
が排出されるように苗箱を上部側から下方に搬送しそし
て下部側から上方に搬送する搬送部を備えた苗箱供給部
を設けて該苗箱供給部1つから2条分の苗植付装置に苗
を供給するように構成した部分を左右中央側とその左右
両側に3体並べて設けた6条植えの植付部を走行車体の
後輪近くに装着したものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の苗移植機
は、苗箱を上部側から下方に搬送しそして下部側から上
方に搬送するよう苗箱供給部を構成しているので、その
苗箱供給部は大きいものとなり、それにともない苗箱供
給部と後輪とを互いに干渉しないよう前後に離して配置
することになって、機体前後長が長くなり、その結果、
作業性の悪い機体構成になってしまうとの問題があっ
た。そこで、本発明は、苗箱を上部側から下方に搬送し
そして下部側から上方に搬送する搬送部を備えた苗箱供
給部を設けたものとしながらも、機体前後長が短くなる
よう構成して作業性が良好にできるようにすることを課
題とする
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、苗を収容した苗箱が上部側から供給さ
れ下部側で苗が苗箱から取出され上部側に空の苗箱が排
出されるように苗箱を上部側から下方に搬送しそして下
部側から上方に搬送する搬送部を備えた苗箱供給部を設
けて該苗箱供給部1つから2条分の苗植付装置に苗を供
給するように構成した部分を左右中央側とその左右両側
に3体並べて設けた6条植えの植付部を走行車体の後輪
近くに装着し、右側の後輪を機体左右方向において左右
中央側の苗箱供給部とその右側の苗箱供給部との間に配
置し、左側の後輪を機体左右方向において左右中央の苗
箱供給部とその左側の苗箱供給部との間に配置したこと
を特徴とする苗移植機としたものである
【0005】
【作用】 この苗移植機では、苗箱を上部側から下方に搬
送しそして下部側から上方に搬送する搬送部を備えた苗
箱供給部において、苗を収容した苗箱が上部側から供給
され下部側で苗が苗箱から取出され上部側に空の苗箱が
排出される。また、苗箱供給部1つから2条分の苗植付
装置に苗が供給される。このように構成された苗箱供給
部と苗植付装置とを有する部分が左右中央側とその左右
両側に3体並べて設けられて6条植えの植付部が構成さ
れ、この植付部が走行車体の後輪近くに装着される。そ
して、右側の後輪は、機体左右方向において左右中央側
の苗箱供給部とその右側の苗箱供給部との間に配置さ
れ、左側の後輪は、機体左右方向にお いて左右中央の苗
箱供給部とその左側の苗箱供給部との間に配置される。
【0006】
【発明の効果】 この発明により、苗を収容した苗箱が上
部側から供給され下部側で苗が苗箱から取出され上部側
に空の苗箱が排出されるように苗箱を上部側から下方に
搬送しそして下部側から上方に搬送する搬送部を備えた
苗箱供給部を設けた苗移植機でありながら、該苗箱供給
部1つから2条分の苗植付装置に苗を供給するように構
成した部分を左右中央側とその左右両側に3体並べて設
けた6条植えの植付部を走行車体の後輪近くに装着し、
右側の後輪を機体左右方向において左右中央側の苗箱供
給部とその右側の苗箱供給部との間に配置し、左側の後
輪を機体左右方向において左右中央の苗箱供給部とその
左側の苗箱供給部との間に配置したので、植付部が1つ
の苗箱供給部から2条分の苗植付装置に苗を供給するよ
うに構成していることの利点を活かして、苗箱供給部と
後輪との干渉を回避しつつ機体前後長が短くなるよう構
成できて、作業性が良好なものにできる。
【0007】
【実施例】図1に示す苗移植機1は、水田で水稲の苗を
植え付けるものである。この苗移植機1は、乗用型の走
行車体2の後側に昇降作動するリンク装置3を介して6
条植えの植付部4が装着されている。走行車体2は、左
右一対の操向用の駆動前輪6・6と、左右一対の駆動後
輪7・7を備え、フレーム8・8上、前側にミッション
ケース9、その後側にエンジンEが搭載され、エンジン
Eの回転動力はベルト伝動装置10によりミッションケ
ース9の上部に取り付けられた油圧ポンプに一旦伝動さ
れ、そこから、無段変速操作可能なベルト伝動装置11
によりミッションケース9内に伝動される。そして、ミ
ッションケース9内の動力は前輪6・6、後輪7・7に
伝動されるとともに、伝動軸9a・中間ギャケース9
b、伝動軸9cを介して植付部4に伝動される。12は
前輪6・6を操向するハンドル、13は操縦者が座る座
席、14は操縦者が走行車体2上を移動する際のステッ
プフロアである。
【0008】前輪6・6は、ミッションケース9の左右
両側部に固着する前輪伝動ケースの末端部から外方に向
けて突出する前輪車軸6a・6aに装着されている。こ
の前輪6・6のトレッドは、後側の植付条PL…に対し
て中央4条分をまたぐように設けられている。後輪7・
7は、フレーム8・8の後端を連結する横フレーム8a
に後方へ向けて突出する後輪連ローリング軸8bに後輪
ローリングフレーム8cが回動自在に連結し、その後輪
ローリングフレーム8cの左右両端に後輪ギヤケース7
a・7aが固着し、その後輪ギヤケース7a・7aから
外方に突出した後輪車軸7b・7bに後輪7・7が装着
されて設けられている。また、後輪ギヤケース7a・7
aへの伝動は、ミッションケース9内の動力が後輪伝動
軸7c・7cを介して後輪ギヤケース7a・7a内に伝
動される構成になっている。ところで、後輪7・7は、
トレッドが後部の植付条PLに対して中央2条分をまた
ぐように設けられているが、前記のように後輪7・7が
後輪ローリング軸8bまわりにローリング動できるよう
になっているので、凹凸が大きい圃場を走行しても機体
の左右の傾きはそれほど大きく傾かず安定した走行がで
きる。また、後輪車軸7b・7bには、泥層が深い場合
に推進力と浮力を得るための補助車輪7’・7’を、後
輪7・7の外側、且つ、植付条PLに対して6条分また
ぐように装着することができる。PL’は前行程で植付
けた苗の隣接植付条である。
【0009】リンク装置3は、走行車体2のフレーム8
の後端部に固着のリンクベース8aに上リンク15a・
15aおよび下リンク15b・15bが回動自在に取り
付けられ、これら上下リンクの後端部に縦リンク15c
が連結されている。そして、その縦リンク15cの下端
部から後方に突出する連結軸受部15c’に、植付部4
の植付伝動ケース16に一体の連結軸16’が回動自在
に連結して、植付部4が進行方向に対して左右に回動自
在に装着される。また、油圧シリンダ17が、その基部
側がフレーム8に取り付けられピストンロッド部17a
側が上リンク15aの基部から一体的に下向きに固着さ
れたアーム15a’の先端部にスプリングを介して連結
されて、取り付けられている。油圧シリンダ15が伸縮
作動すると、上下のリンク15a・15b・15bがリ
ンクベース8a側の支軸回りに回動し、植付部4が昇降
動するようになっている。尚、油圧シリング17は油圧
バルブ18によって作動制御される。
【0010】20は予備苗載台で、苗箱C…を載せる台
が上下に棚上に設けられて、それが走行車体2前部左右
両側に固定されて設けらたものである。ところで、この
苗移植機1で使用される苗箱Cは、プラスチック製の可
撓性の苗箱であり、図21に示されるような形状になっ
ている。即ち、小さいポットC1…が左右前後に所定の
間隔で並び、開口部C2…が互い連結し底部側C3…が
独立した形状に成形されている。また、苗箱Cの長手方
向に沿う左右の端縁部C4・C4には、ポットC1…の
長手方向の間隔に合わせて苗箱送り用の角孔C5…が設
けられている。各ポットC1…の底部C3…には、中央
に丸い小孔C6とその小孔C6を中心とした十字の切り
裂きC7…、そしてその切り裂きC7…の端部に小孔C
8…がそれぞれ設けられている。育苗は、各ポットC1
…内に床土を詰めて播種、覆土し、育苗される。こうし
て各ポットC1…毎に一株づつ育苗された苗箱Cは、苗
移植機1にその苗箱ごと装填され、底部C3側から棒状
の押出しピン31aで押し出されて苗が取り出される。
【0011】植付部4は、苗を収容した苗箱Cが上部側
から供給され下部側で苗が苗箱Cから取出され上部側に
空の苗箱Cが排出されるように苗箱Cを上部側から下方
に搬送しそして下部側から上方に搬送する搬送部を備え
た苗箱供給部を設けて該苗箱供給部1つから2条分の苗
植付装置に苗を供給するように構成した部分を左右中央
側とその左右両側に3体並べて設けた6条植えの構成と
した植付部で、具体的には、苗箱供給装置30、苗取出
し装置31、苗搬送装置32、苗植付装置33を備えて
おり、複数枚の可撓性苗箱C…が苗箱供給装置30に装
填されて苗取出し装置31の苗押出し位置Pまで順次送
られ、苗取出し装置31により送られてきた苗箱Cから
苗が取出され、取出された苗は苗搬送装置32により苗
植付装置33の苗取り位置Sまで搬送され、そして、苗
取り位置Sまで搬送された苗を苗植付装置33が取って
圃場に植付ていく構成になっている。尚、植付部4の下
部にはセンターフロート34と左右一対のサイドフロー
ト35・35が設けられており、これらフロートを接地
させて機体の進行させれば各フロートは圃場面を滑走し
つつ整地する。また、これら各フロート34・35・3
5には、各条の苗植付位置の近傍の圃場面に施肥用の溝
を形成する作溝器23…が取り付けられている。また、
センターフロート34は圃場面の凹凸を検出するセンサ
でもあり、このセンサーフロート35の上下動に応じて
油圧バルブ18のスプールが作動するようになってい
る。すなわち、センターフロート34が上動すると油圧
シリンダ17を伸ばす方向に油圧バルブ18が作動さ
れ、逆にセンターフロート34が下動すると油圧シリン
ダ17を縮める方向に油圧バルブ18が作動されるもの
である。これにより、植付部4は圃場面に対し一定の高
さを維持するように制御される。36・36は後輪7・
7の車輪跡を整地するレーキで、36’・36’は補助
車輪7’・7’の車輪跡を整地するレーキである。尚、
前輪6・6の車輪跡はサイドフロート35・35で整地
される。
【0012】植付部4のフレームは、植付部伝動ケース
16の左右に連結パイプ16a・16aが固着し、その
両端に苗植付装置33…を2条分づつ装備する伝動フレ
ーム16b・16bが固着し、また、該伝動フレーム前
端部両外側に連結パイプ16c・16cが固着し、その
両端に左右両端条の苗植付装置33・33を装備する伝
動フレーム16d・16dが固着して、更に、各伝動フ
レーム16b・16b・16d・16dの後端部が連結
フレーム16eで連結されて、全体として目字状のフレ
ーム構成となっている。
【0013】苗箱供給装置30は、苗箱Cを上部側から
下方に搬送しそして下部側から上方に搬送する搬送部を
備えた苗箱供給部を構成する苗箱送りガイド30’…が
左右中央2条の間と、左側2条の間と、右側2条の間と
に各1体づつ設けられて構成されている。苗箱送りガイ
ド30’…は、断面凹状の樋部30aの左右にコ字状の
レール部30b・30bを左右に一体的に設けた構成に
なっている(図5)。苗箱Cは、その左右の端縁部C4
・C4がコ字状のレール部30b・30bの溝内に入り
込むように装填されて、レール部30b・30bの溝方
向にスライドして移送されるようになっている。また、
苗箱送りガイド30’は、苗箱供給口30’aが座席1
3の後側に設けられ、そこから苗押出し位置Pに向けて
途中屈折して下側へ延び、そして苗押出し位置Pを過ぎ
ると前側に屈曲して上方に折り返した形態になってい
る。苗箱排出口30’bからは空の苗箱C…が排出さ
れ、その空箱は苗箱供給口30’aの下側に設けられた
空箱貯留枠30’cに順次重なった状態で収容されるよ
うに構成されている。苗箱送りガイド30’…は、植付
伝動ケース16、及び連結パイプ16c・16cに基部
が固着された支持フレーム16f…に支持、固定されて
いる。
【0014】苗箱供給口30’aは、レール部30b・
30bの縁部30’d…、30’e…が外側斜め上方に
開いて、隣の苗箱送りガイド30’…のレール部の縁部
に連結した形態になっている。これにより、苗箱供給装
置30に植え付ける苗が少なくなって苗箱を補給しなけ
ればならないときに、苗移植機1を植付作業走行させな
がら予備苗載台20・20から苗箱C…を取って、その
苗箱C…を苗箱供給口30’aから苗箱送りガイド3
0’内に供給する場合に、苗箱供給口30’aが前記の
ように左右に開いた形態になっているので、楽な動作で
且つ素早く苗補給が行える。尚、中央の苗箱供給口3
0’aは、座席13の左右外側まで広がっているので苗
箱の補給動作をやりやすくなっている。また、ハンドル
12の下側のコンソール部12aにはハンドル固定スイ
ッチSWが設けられていて、前記苗補給時にこのハンド
ル固定スイッチSWをオンにすれば、より苗補給作業が
楽になる。ハンドル固定スイッチSWによって作動する
ハンドル固定装置は、図20のような構成になってい
る。Bは電磁ブレーキで、スイッチSWがオンになる
と、ハンドル12の回転にブレーキがかかるようになっ
ている。PSはパワーステアリングユニットで、これを
介して、前輪6・6が回向操作されるように連動連結し
ている。
【0015】ところで、図10のような苗箱供給装置3
0’に構成すると、中央の苗箱送りガイド30’への苗
箱の補給がよりやりやすくなる。即ち、図10の苗移植
機1aでは、3体の苗箱送りガイドの苗供給口30’a
…側が一枚のフラットな苗箱供給台30’fで左右に連
続するように形成され、連結部30’g・30’gに、
苗箱横移動体30’h・30’hが設けられている。苗
箱横移動体30’hには電動モーターMが取り付けられ
ていて、そのモーターMの回転軸に取り付けられたピニ
オンギヤGが苗箱供給台30’fに固定されたラック3
0’iに噛み合うように設けられている(図11)。中
央の苗箱送りガイド30’の苗箱の存否を検出する苗箱
検出スイッチSW1がオンになると、苗補給告知ブザー
が鳴るとともに左右の苗箱横移動体30’h・30’h
が外側位置(X)に移動する。この状態で、座席13に
座っている運転者は、苗移植機1を植付作業走行させな
がら、予備苗載台20・20から苗箱C…を取って、そ
の苗箱C…を左右の苗箱横移動体30’h・30’hの
内側の苗箱供給台30’f上に載せる。すると、左右の
苗箱横移動体30’h・30’hの内側部に設けられた
光電スイッチの投光部PS1と受光部PS1’によっ
て、苗箱Cが左右の苗箱横移動体30’h・30’h間
に載せられたことを検出して、左右の苗箱横移動体3
0’h・30’hが内側位置(Y)に移動する。これに
より、中央の苗箱送りガイド30’内に苗箱が供給され
る。次に、左右の苗箱横移動体30’hの外側の苗箱供
給台30’f上に苗箱Cを載せる。すると、苗箱横移動
体30’h・30’hの外側部と苗箱供給台30’fの
左右端部に設けられた光電スイッチの投光部PS2と受
光部PS2’によって、苗箱Cが苗箱横移動体30’h
の外側に載せられたことを検出して、苗箱横移動体3
0’hが外側位置(X)に移動する。これにより、左右
側の苗箱送りガイド30’内に苗箱が供給される。よっ
て、座席13の真後に位置する中央の苗箱送りガイド3
0’への苗箱の補給が、運転者が座席13に座って苗移
植機1を植付作業走行させながらでも、やりやすい。
【0016】前記苗箱供給装置30には、苗押出し位置
(P)付近で、苗箱Cをポット一列分づつ送る苗箱送り
装置30fが設けられている。苗箱送り装置30fは、
苗箱送りガイド30’の左右レール部30b・30bの
上面側にそのレールに沿って往復移動する送り爪30g
・30gが設けられ、この送り爪30g・30gの爪部
がレール部30b、30bの上面側に設けた開口部から
溝内に入り込んで、その溝内にある苗箱Cの端縁部C
4、C4に設けられた苗箱送り用の角孔C5、C5に係
合した状態から、送り爪30g・30gが上動して次の
角孔C5、C5に乗り越して係合して再び下動すること
で、ポットC1…横一列分を強制移送する構成になって
いる。尚、苗押出し位置(P)に正確に横一列分のポッ
トC1…が位置するように係止爪30h・30hが設け
られていて、この係止爪30h・30hは送り爪30g
・30gが上動するときに角孔C5、C5への係合が外
れるように連動し、送り爪30g・30gが下動して次
ぎのポットC1…横一列分を強制移送すると次ぎの角孔
C5、C5へ係合する構成になっている。よって、係止
爪30h・30hと送り爪30g・30gが苗箱Cの苗
箱送り用の角孔C5、C5に係合して、ポットC1…横
一列が正確に苗押出し位置(P)に位置決めされる。送
り爪30g・30gは、伝動フレーム間16dー16
b,16bー16b,16bー16dに設けられた苗送
り駆動軸30i・30i・30iの往復回動が伝動され
て作動するようになっている。即ち、苗送り駆動軸30
i…のそれぞれに固着の揺動アーム30j…と、送り爪
30g…を一端側に連結した回動アーム30k…の多端
側にロッド30m…で連結して作動するようになってい
る。この苗箱送り装置30fの移送作動は、苗取出し装
置31が苗を押し出して押出しピン31d’…がポット
C1…の底部から抜け出た後から、次の苗押出し作動が
始まるまでの間に作動する。
【0017】苗取出し装置31は、前記苗箱供給装置3
0に装填されて苗押出し位置(P)に順次送られる苗箱
Cからその苗押出し位置(P)のポットC1…横一列分
づつポット内の苗床を取り出す装置である。この苗取出
し装置31は、伝動フレーム間16dー16b,16b
ー16b,16bー16dに設けられた押出し駆動軸3
1a・31a・31aにスライドアーム31b…が固着
され、そのアーム31b…に機体に固着のスライドガイ
ド軸31cに摺動自在に取り付けられたスライドケース
31dが連結し、押出し駆動軸31a…の往復回動でス
ライドケース31dが前後に往復スライドするようにな
っている。そして、そのスライドケース31dに苗箱C
の横方向のポットC1…に対して同数同ピッチで苗押出
しピン31d’…が設けられていて、該苗押出しピン3
1d’…が各条苗送りガイド30’…の苗押出し位置P
の樋部30a…に設けられた押出し孔31d…を樋部裏
側から突き抜けて突出作動し、その突出したピン31
d’…が更にそこに位置する苗箱Cの横一列分のポット
C1…の底部C3…の苗押出し孔C6…から突き抜けて
ポットC1…内の苗床を押し出すように作用する。この
苗押出しピン31d’…の突出、引退作動は、前記苗箱
送り装置30f…の送り作動が終了した後で、且つ、前
回の苗押出し作動により押し出されて苗搬送装置32…
上に載せられた横一列分の苗がすべて苗植付装置33の
苗取り位置Sまで搬送され終える直前に、ピン31d’
…が突出して苗押出し作動が開始され、苗搬送装置32
…が一株分の苗を横方向に搬送するまでには苗押出し作
用が完了する。苗押出し作用が完了すると、ピン31
d’…が苗送りガイド30’…の樋部30a…の裏側ま
で引っ込むようになっている。
【0018】尚、図7に示されるように、苗押出しピン
31d’…が通過する苗送りガイド30’の樋部30a
に設けられている押出し孔31d…は、樋部30a裏側
に固着された押出し孔プレート31eに設けられてい
る。この押出し孔プレート31eは、苗押出しピン31
d’…が確実に押出し孔31d…を通過するように、苗
押出しピン31d’…先端部の位置ずれを防止する押出
しピンガイド部31fが一体に形成されている。その押
出しピンガイド部31fに設けられた孔に苗押出しピン
31d’…先端部が摺動自在に常時嵌入した状態になっ
ていて、その状態で苗押出しピン31d’…が突出移動
すると、その移動方向に押出し孔31d…が位置するよ
うになっているので、苗押出しピン31d’…は押出し
孔31d…を必ず通過する。また、押出し孔プレート3
1eには、ポットC1…の独立した底部側の左右方向の
谷部に入り込んでポットC1…の左右位置を矯正するポ
ット左右位置矯正板31g…が一体的に設けられてい
る。これにより、苗取出し位置(P)に位置する横一列
のポットC1…は、その底部C3…の苗押出し孔C6…
が押出し孔プレート31eの押出し孔31d…に対して
左右にずれることが防止され、苗押出しを確実とする。
【0019】苗搬送装置32は、前記苗取出し装置31
の苗押出し作動により押し出された横一列分の苗を受け
て左右半分づつ左右の苗植付装置33・33の苗取り位
置S・Sまで搬送する装置である。この苗搬送装置32
は、伝動ケース16或は連結パイプ16c・16cと連
結フレーム16eとに固着された支持部材でベルト32
c上面が水平になるように支持されていている。そし
て、苗搬送ローラー32aー32b・32aー32bに
苗搬送ベルト32c・32cが巻き掛けられ、左右中央
側の一方の苗搬送ローラー32aの回転軸32dと伝動
ケース16或は連結パイプ16c・16cから突出させ
た苗搬送駆動軸32eと伝動軸32fで連結し、そのロ
ーラー回転軸に一体のギヤ32gが他方の苗搬送ローラ
ー32aの回転軸に一体のギヤ32hが噛み合って、左
右中央側の隣接する苗搬送ローラー32a・32aが互
いに逆方向に同速度で回転して左右の苗搬送ベルト32
c・32cの上面がそれぞれ左右両端側に移動するよう
に作動するようになっている。また、苗搬送ベルト32
c…の回転作動は、苗植付装置33…が苗取り位置
(S)から苗を一株づつ取っていくタイミングに合わせ
て苗搬送ベルト32c…の上面側に載せられた苗が苗取
り位置(S)…に設けられた植付ガイド32i…上部の
苗受け部32i’…に一株づつ搬送されるように作動回
転する。また、このベルト32c…の外周面には、回動
軸方向に沿って複数の突起32c’…が設けられ、苗取
出し装置31…により押し出される苗はこの突起32
c’…間に挟まれるようにベルト32c…上に載せられ
る。
【0020】苗植付装置33…は、前記苗搬送装置32
…により植付ガイド32i…上部の苗受け部32i’…
に搬送された苗を一株づつ取って圃場に植付ていく装置
である。この苗植付装置33は、中央寄りの伝動フレー
ム16b・16bの後部左右両側と、左右端側の伝動フ
レーム16d・16dの後部内側に取り付けられてい
る。この苗植付装置33は、伝動フレーム内の伝動機構
と連結して伝動回転する回転ケース33aに2体の苗植
付杆33b・33bが取り付けられた構成で、2つの苗
植付杆33bの先端部側軌跡(T)が弧を描くようにし
て移動して交互に苗を圃場へ植付る。苗植付杆33b
は、植付ガイド32iを通過するとき、植付ガイド32
i上部の苗受け部32i’に受け止められた苗の苗床を
上から押し下げるように移動してきて、苗の苗床幅より
若干狭く設けられた植付ガイド32iのガイド板32
i”・32i”内を強制的に苗を移動させる。ガイド板
32i”・32i”内から出ても、苗植付杆33bの先
端部はそのまま苗床を保持した状態で圃場泥土中まで移
送する。苗が泥土中に直立した状態になると、苗植付杆
33bはその先端部軌跡が若干上側にくぼむようにして
上昇移動して(これにより苗植付杆33b・33bは苗
を後側に倒さないで圃場に植付られる)、苗が圃場に植
付けられていく。
【0021】ところで、苗箱供給装置30の3体の苗箱
送りガイド30’・30’・30’のそれぞれの間に
は、1条間分づつの空間が設けられ、この空間に後輪7
・7が位置するように構成されている。これにより後輪
7・7が苗箱送りガイド30’…に接触することなく植
付部4を全体的に走行車体2側へ接近させて装着できる
ので、機体全長を短くでき、また、植付位置も走行車体
2側に近くなるから畦際まで接近して植え付けることが
できて枕地植付幅を狭くでき、作業性の向上を図ること
ができる。尚、補助車輪7’・7’を装着した場合で
も、補助車輪7’・7’が左右の苗箱送りガイド30’
・30’の外側に位置するから、苗箱送りガイド30’
・30’と接触することはない。
【0022】図12の苗移植機1bは、予備苗載台20
a…を、苗箱送りガイド30’・30’・30’のそれ
ぞれの間に設けられた空間を利用して設けたものであ
る。この予備苗載台20a…は、各苗箱送りガイド3
0’…の苗供給口30’a…側の左右側に設けられてい
る。苗箱送りガイド30’の左右に一体的に係合部21
・21が設けられ、その係合部21・21に苗箱Cを長
手方向が前後で短手方向が斜めに傾いた状態で係合させ
て予備苗箱を搭載するように設けられている。22は係
合部21・21に係合させた苗箱Cが滑り落ちるのを止
める板で、左右の係合部21・21の後端をふざぐよう
に取り付けられている。以上のような簡単な構成で、予
備苗箱C…を搭載することができ、しかも苗補給時にお
いては、苗箱Cを斜め上方へずらして係合部21への係
合を外し、そのまま苗箱送りガイド30’の苗供給口3
0’a上へ倒すだけで簡単に苗補給ができ、作業性も非
常によい。
【0023】図15の苗移植機1cは、図12の苗移植
機1bの予備苗載台20a…の形態に自動苗補給機構を
設けたものである。即ち、各苗箱送りガイド30’…の
苗供給口30’a…側の左右側に一体的に苗載部23・
23を設け、一方、回動可能に支持扞24・24が設け
られ、前記苗載部23・23と支持扞24・24とで予
備苗箱C・Cが斜めに傾けられた状態で支持されて搭載
されるように設けられている。25は搭載された苗箱C
・Cが滑り落ちるのを止める板で、左右の苗載部23・
23の後端をふざぐように取り付けられている。支持扞
24・24は苗補給時に揺動作動して自動苗補給を可能
とする。即ち、左右の苗載部23・23の両端から上方
に立ち上がるプレート26・26の上端部間を横方向断
面形状が下向きに開いたコ字状の連結部材27が連結
し、その連結部材27に前後方向に向けて回動軸28・
28が固着され、その回動軸28・28に支持扞24・
24に固着の揺動アーム24a・24aの基部のボス部
24b・24bが回動自在に嵌合している。揺動アーム
24a・24aの基部のボス部24b・24bにはカム
状部24b’・24b’が一体に設けられ、そのカム状
部24b’・24b’の段部に連結部材27に取り付け
られたソレノイドSOL1・SOL2のピン29・29
が係脱可能に設けられている。ピン29・29がカム状
部24b’・24b’の段部に係合しているときの支持
扞24・24の位置で、予備苗箱C・Cが斜めに傾けら
れた状態で支持可能となる。ところで、苗の減少検出す
るために、各苗箱送りガイド30’…の苗押出し位置
(P)の近傍上手側には苗箱の存否を検出する苗減少検
出スイッチS1…がそれぞれ設けられている。このスイ
ッチS1がオンになって苗減少を検出すると、右側のソ
レノイドSOL1が励磁されてピン29が引っ込んでそ
のピン先端のカム状部24b’の段部への係合が外れ、
右側の揺動アーム24aが揺動して斜めに支えられてい
た予備苗箱Cが苗箱送りガイド30’上に倒れ込んで補
給される。そして再び、苗減少検出スイッチS1がオン
になって苗減少を検出すると、右側の苗載部23の苗箱
がすでに補給されてそこに設けられている苗箱検出スイ
ッチS2がオンになっているので、左側のソレノイドS
OL2が励磁されてピン29が引っ込んでそのピン先端
のカム状部24b’の段部への係合が外れ、左側の揺動
アーム24aが揺動して斜めに支えられていた予備苗箱
Cが苗箱送りガイド30’上に倒れ込んで補給される。
その補給された苗が減少して苗減少検出スイッチS1が
オンになったときは、支持扞24・24を手で苗箱支持
位置まで回動して、ソレノイドSOL1・SOL2のピ
ン29・29をカム状部24b’・24b’の段部に係
合させ、再び苗載部23・23に新たな予備苗箱C・C
を搭載する。Bは苗減少を告知するブザーである。以上
のように、この苗移植機1cでは、コンパクトで簡単な
構成で自動苗補給装置を構成できる。
【0024】図18の苗移植機1dは、機体上方に上部
苗供給装置Aを設けたものである。上部苗供給装置A
は、走行車体2のフレーム8・8に固着の支柱50・5
0、51・51で支えられた上部フレーム52・52、
53・53、54・54・54・54、55、56、5
7に設けられている。上部フレームのベルト用フレーム
54・54…、58・58…のそれぞれの間には遊転ロ
ーラー59…が設けられ、そのローラーで苗箱搬送ベル
ト60…が張設されている。後端位置の遊転ローラー5
9…の回転軸にはモーター61…の回転軸が連結して、
苗箱搬送ベルト60…の上面側が植付部4側に移動する
ように回転作動するようになっている。ベルト60上に
載った苗箱Cは、苗箱搬送ベルト60…の後端部で連繋
ガイド62…上に渡され、その連繋ガイド62…上を滑
り落ちて植付部4の苗箱送りガイド30’…内に苗箱C
が供給されるようになっている。連繋ガイド62は、そ
の後端が上下動自在にとなるように上部フレームの後フ
レーム57に回動自在に取り付けられている。苗箱搬送
ベルト60…は、各苗箱送りガイド30’…に設けられ
た苗減少スイッチS’1…が苗減少を検出すると作動す
るようになっている。63…は苗箱搬送ベルト60…上
を搬送される苗箱C…を案内する搬送ガイドである。苗
箱搬送ベルト60…の前端側には、3段の苗台64a…
からなる苗箱供給棚64…が設けられている。この苗箱
供給棚64…は、上部フレームの前部横フレーム52・
52の前端部間に回動自在に設けられた回動軸65に一
体に固着された回動アーム66…の遊端部に回動自在に
取り付けられている。回動アーム66…はモーター67
・67で回動するようになっていて、そのモーター67
・67の回転は苗箱供給棚64…が所定の位置で停止す
るように制御されるようになっている。苗箱供給棚64
…は、回動アーム66…が回動しても苗台64a…が常
に水平になるように、フレーム側に固定したスプロケッ
ト68…と、苗台64a…に一体で回動アーム66…に
枢支された支軸69に固着のスプロケット70…とにチ
ェン71…が掛けられている。回動アーム66…を前側
に回動させると、苗箱供給棚64…を道路上に移動させ
ることができ、そこで苗箱C…を苗台64a…に搭載す
る。それから、回動アーム66…を上方に回動させる
と、下段の苗台64aのコ字状の切欠き部64bが苗箱
搬送ベルト60の前端部上面位置より若干低い位置で停
止する。苗減少スイッチS’1…が苗減少を検出してい
れば、苗箱搬送ベルト60…が作動して下段の苗台64
a…の苗箱C…を植付部4側に搬送する。その搬送され
る苗箱C…が苗台64a…から抜け出した位置まで搬送
されたことを検出するスイッチS’2…がそれを検出し
たら、回動アーム66…が回動して中段の苗台64aの
コ字状の切欠き部64bが苗箱搬送ベルト60の前端部
上面位置より若干低い位置で停止する。そして、その中
段の苗台64a上の苗箱C…が搬送されてスイッチS’
2が再び苗箱を検出したら、回動アーム66…が回動し
て上段の苗台64aのコ字状の切欠き部64bが苗箱搬
送ベルト60の前端部上面位置より若干低い位置で停止
し、上段の苗台64a上の苗箱C…が搬送されていく。
尚、72は、上部苗供給装置Aの下部を覆う屋根であ
る。以上のように、上部苗供給装置Aが構成されている
ので、この苗移植機1dは、たくさんの苗箱Cを搭載し
つつ、搭載された苗箱C…はすべて順次苗箱送りガイド
30’…に自動的に送りこまれ、更に苗箱がなくなった
ら、回動する苗箱供給棚64…が機体前方に移動して道
路上からその苗箱供給棚64…に直接載せ込むことがで
きるので、作業性が著しく向上する。
【0025】以上、この苗移植機は、苗を収容した苗箱
が上部側から供給され下部側で苗が苗箱から取出され上
部側に空の苗箱が排出されるように苗箱を上部側から下
方に搬送しそして下部側から上方に搬送する搬送部を備
えた苗箱供給部を設けた苗移植機でありながら、該苗箱
供給部1つから2条分の苗植付装置に苗を供給するよう
に構成した部分を左右中央側とその左右両側に3体並べ
て設けた6条植えの植付部を走行車体の後輪近くに装着
し、右側の後輪を機体左右方向において左右中央側の苗
箱供給部とその右側の苗箱供給部との間に配置し、左側
の後輪を機体左右方向において左右中央の苗箱供給部と
その左側の苗箱供給部との間に配置したので、植付部が
1つの苗箱供給部から2条分の苗植付装置に苗を供給す
るように 構成していることの利点を活かして、苗箱供給
部と後輪との干渉を回避しつつ機体前後長が短くなるよ
う構成できて、作業性が良好なものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗移植機の一部破断した平面図
【図2】苗移植機の側面図
【図3】苗移植機の平面図
【図4】植付部の平面図
【図5】苗箱送りガイドの断面図
【図6】苗箱送り装置の作動構成を示す側面図
【図7】苗取りだし装置の作動構成を示す(a)側面
図、(b)断面平面図
【図8】苗搬送装置の構成を示す断面背面図
【図9】苗植付装置の構成を示す側面図
【図10】別の苗移植機の平面図
【図11】図10の苗移植機の要部の断面側面図
【図12】別の苗移植機の平面図
【図13】図12の苗移植機の側面図
【図14】図12の苗移植機の予備苗載部の断面図
【図15】別の苗移植機の平面図
【図16】図15の苗移植機の側面図
【図17】図15の苗移植機の自動苗補給装置の構成を
示す(a)断面図、(b)回路図
【図18】別の苗移植機の側面図
【図19】図18の苗移植機の平面図
【図20】ハンドル固定装置の構成を示す機構図
【図21】苗箱の(a)斜視図、(b)部分断面側面
図、(c)部分平面図
【符号の説明】
1:苗移植機 2:走行車体 3:リンク 4:植付部 6・6:前輪 7・7:後輪 30:苗箱供給装置 30’:苗箱送りガイド(苗箱供給部) 33:苗植付装置 PL:植付条 PL’:隣接の既植付条

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】苗を収容した苗箱が上部側から供給され下
    部側で苗が苗箱から取出され空の苗箱が上部側に排出さ
    れるように苗箱を上部側から下方に搬送しそして下部側
    から上方に搬送する搬送部を備えた苗箱供給部を設けて
    該苗箱供給部1つから2条分の苗植付装置に苗を供給す
    るように構成した部分を左右中央側とその左右両側に3
    体並べて設けた6条植えの植付部を走行車体の後輪近く
    に装着し、右側の後輪を機体左右方向において左右中央
    側の苗箱供給部とその右側の苗箱供給部との間に配置
    し、左側の後輪を機体左右方向において左右中央の苗箱
    供給部とその左側の苗箱供給部との間に配置したことを
    特徴とする苗移植機。
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