JP3268455B2 - 積層体及び包装材料に係る改良 - Google Patents

積層体及び包装材料に係る改良

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、積層体及び包装材料に係る。
各種の包装材料が知られている。その多くは、単一組
成の単一層では得られない所望の特性の組み合せを有す
るようにするため積層体形である。
包装用カートンについては、公知の積層体は、一般に
スコア及び折り目を容易に保持する１つの剛化（stiffe
ning）層（しばしば板紙）を包含する。
従来の包装用積層体は、内側に向かって順に、LDPE
（低密度ポリエチレン）の外層、板紙層及びLDPEの内層
でなる。LDPE層は水分の移動に対する比較的良好なバリ
ヤーであり、カートンの形成の間に加熱シールされる
際、比較的良好な液密性シールを提供する。
他の従来の積層体は、LDPEの外層、板紙層、他のLDPE
層、アルミニウム箔及びLDPEの内層でなる。この他のLD
PE層は箔と板紙との間の比較的良好な結合を提供する。
箔はO2及び光に対する良好なバリヤーであり、従って、
この積層体は特にカートンの内容物が内側への又は外側
への物（たとえばO2）の移動によって又は光によって有
害な影響を受ける場合に使用される。しかしながら、こ
の箔は多くの欠点を有する。たとえば、比較的もろく、
送給、折り目付け及び折りたたみの間に比較的破壊され
易い。さらに、表面が比較的平滑であるため、LDPE又は
他の重合体への結合が比較的困難である。また、LDPEの
他の層は、密封シーム部において、及び箔における欠陥
（たとえばピンホール又は亀裂）を介して重大なO2の侵
入を許す。
このため、各種の変形が提案されている。
かかる変形の１つがヨーロッパ特許公開第0124772号
に開示されており、この中では、当該箔が、配向性プラ
スチック［たとえばポリエステル、PP（ポリプロピレ
ン）又はPA（ポリアミド）］のフィルム（内方表面上に
アルミニウムが蒸着されている）でなる箔と交換されて
いる。後者の箔は、O2に対する比較的良好なバリヤーを
提供する、及びぜい弱ではなく、強固であるとの利点を
有する。しかしながら、この場合にも、プラスチックフ
ィルムを板紙に結合させるためにLDPE層が使用されるた
めO2の侵入が生ずる。カートンの内側に面する箔の表面
をメタル化することによる不利益は、シームシーリング
の熱によってダメージを受け易く、箔のO2バリヤーとし
ての効果が低減することである。
ヨーロッパ特許公開第0341937号は、基本的にLDPEの
外層、板紙基材、バリヤー層（好ましくはアルミニウム
箔）、及び少なくとも１つの箔に近接するコーキング層
（たとえばSURLYN）（通常、耐虐待性層を有する）を包
含してなる一群の積層体を開示している。この一群の積
層体は、生ずる亀裂をかしめることにより箔のぜい弱性
を緩和することを試みたものであることは明白である。
しかしながら、SURLYNがO2の侵入に対して比較的低い抵
抗性を有するだけでなく、示された層の最小数が７、最
大数が12であり、従って、積層体が比較的高価であり、
製造が困難である。
ヨーロッパ特許公開第0318771号は、外側熱可塑性物
質層、剛化用ボード層、EVOH層、アルミニウム箔層、及
び内側熱可塑性物質層を包含してなる液充填用積層体を
開示する。
ヨーロッパ特許公開第0174198号は、紙又はプラスチ
ック（たとえば、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン又はポリエステル）の外側層、ポリオレフィン
（たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン又はEVA）
の層、アルミニウム箔層、及び内側ポリエステル層を包
含してなる液充填用積層体を開示する。
ヨーロッパ特許公開第0215630号は、外側PETG層、板
紙層、接着剤層、PET、アルミニウム箔、PVDC、EVOH又
はナイロンの層、及び内側PETG層を包含してなる液充填
用積層体を開示する。
ヨーロッパ特許公開第0096581号は、各種の積層体の
例を開示しており、これらの積層体はそれぞれ複数の層
からなり、外側ポリプロピレン又はポリアミドフィルム
層（該フィルムの内表面上に直接に又はこの内表面上の
金コーティング上に蒸着されたアルミニウム層を有す
る）を包含する。
他の変形例は、米国特許第4701360号、ヨーロッパ特
許公開第0237235号及びPCT公開89/12406号に開示されて
いる。
本発明の第１の態様によれば、積層体を剛化するよう
機能する第１及び第２の層、及びこれら第１及び第２の
層の中間に位置し、第１及び第２の層を互いに接合させ
る第３の層を包含してなり、前記第２の層が移動に対す
る比較的良好なバリヤーとしても機能し、前記第３の層
がポリエチレンと比べてO2移動に対する比較的良好なバ
リヤーとしても機能する積層体において、前記第２の層
が表面コーティングされた重合体又は耐脂性紙でなるこ
とを特徴とする積層体が提供される。
本発明の第２の態様によれば、積層体を剛化するよう
機能する内側層及び外側層、及びこれら内側層及び外側
層の中間に位置し、内側層及び外側層を互いに接合させ
る中間層を包含してなり、前記内側層が移動に対する比
較的良好なバリヤーとしても機能し、前記中間層がポリ
エチレンと比べてO2移動に対する比較的良好なバリヤー
としても機能する積層体であって、前記内側層が表面コ
ーティングされた重合体又は耐脂性紙でなることを特徴
とする積層体でなる包装容器が提供される。
本発明のこれら態様のため、積層体は比較的大きい剛
性を有するだけでなく、O2移動に対する比較的良好なバ
リヤーを提供する。
本発明の第３の態様によれば、積層体を剛化するよう
に機能する第１及び第２の層、及びこれら第１及び第２
の層の中間に位置し、第１及び第２の層を互いに接合さ
せる第３の層を包含してなり、前記第２の層が表面コー
ティングされた材料でなるものである積層体において、
前記表面コーティングが前記材料の第１の層に面する表
面上に施されていることを特徴とする積層体が提供され
る。
本発明の第４の態様によれば、積層体を剛化するよう
に機能する内側層及び外側層、及びこれら内側層及び外
側層の中間に位置し、内側層及び外側層を互いに接合さ
せる中間層を包含してなり、前記内側層が表面コーティ
ングされた材料でなるものである積層体であって、前記
表面コーティングが前記材料の外側層に面する表面上に
施されていることを特徴とする積層体でなる包装容器が
提供される。
本発明のこれらの態様のため、表面コーティングは熱
シーリングによるダメージを受ける度合が少ない。
第１及び第２の層の一方又は両方は、たとえば板紙、
剛性プラスチック、プラスチックシート、発泡プラスチ
ック、クラフト紙、耐脂性紙、コーティングされたフィ
ルム、プラスチックの箔、又はメタル化プラスチック箔
でなるものである。
層のいずれか１以上は、光に対する又は水分、水蒸
気、ガス（CO2、O2又はN2）、精油、香味又は芳香化合
物、香料又は揮発性化合物に対するバリヤーを構成し、
スカベンジャー、好ましくはO2スカベンジャーを含有で
きる。バリヤー物質は特別な性質を得るため添加剤と混
合され（たとえば、光に対する保護を得るために顔料と
混合される）、好適なPO（たとえばPE）、バリヤーフィ
ルム（たとえばEVOH）、メタル化プラスチック、PA、耐
脂性紙又はコーティングされたフィルムで構成される。
第１及び／又は第２の層の外に、バリヤー特性、捕そ
く特性、保護特性及び／又はシーリング特性を有する１
以上の他の層を設けることができる。バリヤー特性は上
述の如く列挙したバリヤー物質のいずれかによって達成
される。保護特性はPEによって達成される（摩耗に対し
て）。シーリング特性はPE及び／又は他のシーリング性
重合体によって得られる。
該積層体は、包装用、特に食品及びパッケージの壁を
介する移動に対して感受性の製品及び／又はロングライ
フ性を目的とする製品の包装に特に好適である。
積層体の好適な１態様では、O2移動に対して比較的良
好なバリヤーを構成する重合体［たとえばEVOH又はPA
（たとえばMXD6）］により第３の層を形成し、第１の層
を板紙の剛化層（その表面上にEVOH又はPAが直接に又は
間接的に押出されている）で形成する。その後、剛化特
性及びO2バリヤー特性の両方を有する物質（たとえばＭ
−PET、Ｇ−PET、Ｍ−OPP、Ｇ−OPP又はＭ−EVOH、又は
耐脂性紙）を、第２の層として第３の層の上に敷設し、
これにより、O2移動に対する他のバリヤーを提供すると
共に、たとえば、つづくカートンブランクの加熱シーリ
ングの間に使用される熱に対して第３の層を保護する。
耐脂性紙は、Ｍ−PET、Ｇ−PET、Ｍ−OPP、Ｇ−OPP及び
Ｍ−EVOHを越える利点を有する。すなわち、同じ剛性を
得る場合、安価である。第２の層の外側に、直接に又は
間接的に水分バリヤー層（たとえばPE）を押出しする。
この層は第２及び第３の層を水分に対して保護し、耐脂
性紙の場合には、水分に対するバリヤーを構成せず、EV
OH又はPAの場合には、そのO2バリヤー特性は水分によっ
て低減される。第３の層は、EVOH又はPAの場合、耐脂性
紙又はメタル化又はガラスコーティング（Ｍ−PET、Ｇ
−PET、Ｍ−OPP、Ｇ−OPP、又はＭ−EVOH）の場合の第
２の層よりも折り目付け又は折りたたみの際の亀裂の発
生のし易さが低く、このように、つづく積層体のカート
ンへの変換の間、積層体のO2バリヤー特性を良好に維持
できる。
第１の層が半ざらし多層板紙であり、第２の層が非漂
白耐脂性紙である場合、積層体は非常に良好な光に対す
る保護を与える。
Ｍ−PET、Ｇ−PET、Ｍ−OPP、Ｇ−OPP、Ｍ−EVOH又は
耐脂性紙と組み合せたEVOH又はPAのO2バリヤー効果は、
全体として、各々のO2バリヤー効果の単純な合計よりも
大きい。
板紙層の外側に、PEの如き物質でなる水分バリヤー及
び熱シーリング物質を構成する層がある。
EVOH又はPAは単一層として又は他のプラスチックとの
共押出成形体として適用される。好ましくは、接合層に
よって少なくとも第２の層に取り付けられる。EVOH及び
PAを溶融状でＭ−PET、Ｇ−PET、Ｍ−OPP、Ｇ−OPP又は
耐脂性紙に適用する場合、コーティング表面又は耐脂性
紙の孔を充填し、これにより、これら２つの層の複合O2
バリヤー効果を増大させるため有利である。
該積層体から製造された容器では、層は好ましくは添
付図面に示す如く配置される。図面は包装用積層体の部
分断面図である。層の配置は内側に向って下記のとおり
である。
（ａ）水分バリヤー及び熱シーリング層１（10−30g/m2
LDPE） （ｂ）板紙剛化層２（150−400g/m2ボード） （ｃ）O2バリヤー重合体、たとえばEVOH又はポリアミド
の層３（３−15μｍ、好ましくは３−７μｍ）；たとえ
ば「薄接合層（４）/EVOH又はPA（５）／薄接合層
（６）」形のもの （ｄ）外方にコーティング表面８を有するＭ−PET、Ｇ
−PET、Ｍ−OPP、Ｇ−OPPの層７（６−25μｍ、好まし
くは９−14μｍ）又は耐脂性紙の層（25−100g/m2） （ｅ）水分バリヤー及び熱シーリング層９（10−70g/m2
LDPE） 各種の層の表面は、接着力及びシール性を増大するた
め処理される（たとえば火炎処理又はコロナ放電処
理）。
この好適な態様の実施例を次に説明する。
実施例１ Duplexボード230g/m2をその両側で火炎処理し、その
外側上にLDPE14g/m2の層を押出コーティングした。得ら
れた積層体を送り出し、押出コーティングラインの積層
ステーションにおいて、Duplexボードの内側と耐脂性紙
（50g/m2）層の外側とを向い合せ、これらの間に、LDPE
の外層（20g/m2）、中間の接合層（BYNEL、5g/m2）及び
EVOHの内層（7g/m2）でなる３層構造体を共押出した。
ついで、得られた積層体の内側にLDPEの層（35g/m2）を
押出コーティングした。
最終的に得られた積層体は、同じ厚さのEVOH又は耐脂
性紙を単一バリヤー層として使用したものと比べて、以
上に改善されたO2バリヤー効果及び非常に改善された虐
待抵抗性を有する。
他の好適な態様の積層体では、第１の層が板紙でな
り、第２の層がメタル化又はガラスコーティングバリヤ
ープラスチック（たとえばアルミニウムメタル化EVOHフ
ィルム）でなり、第３の層がPE又はフィルムのアルミニ
ウムコーティング層を板紙に接合させる好適な接合層で
なる。この場合にも、積層体の最も内側の層及び最も外
側の層はPEの如き水分バリヤー及び熱シーリング物質で
なる。
積層体から調製した容器では、層は内方に向って下記
の如く配置される。
（ａ）水分バリヤー及び熱シーリング層（10−30g/m2LD
PE） （ｂ）板紙剛化層（150−400g/m2Duplex） （ｃ）ポリエチレン又はタイ（tie）（10−50g/m2LDP
E） （ｄ）アルミニウムメタル化物質、たとえばアルミニウ
ムメタル化耐脂性紙、又は重合体フィルム（セロファン
フィルム又はEVOHフィルム）（７−20μｍ） （ｅ）水分バリヤー及び熱シーリング層（10−70g/m2LD
PE） この好適な態様の実施例を次に説明する。
実施例２ Duplexボード230g/m2をその両側で火炎処理し、その
外側上にLDPE14g/m2の層を押出コーティングした。得ら
れた積層体を送り出し、押出コーティングラインの積層
ステーションにおいて、Duplexボードの内側とメタル化
EVOHフィルム（12μｍ）のメタル化表面とを向い合せ、
これらの間に、LDPEの外層（25g/m2）及び内側接合層
（SURLYN、5g/m2）でなる２層構造体を共押出した。つ
いで、得られた積層体に外側接合層（BYNEL、5g/m2）及
び内側LDPE層（30g/m2）を共押出コーティングした。
最終的に得られた積層体は、フィルムの内側にアルミ
ニウム層を有する同様の積層体と比べて、メタル化EVOH
のフィルムのアルミニウムの熱ダメージに対する抵抗性
が大きいものであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B32B 1/00 - 35/00 ＥＰＡＴ（ＱＵＥＳＴＥＬ) ＷＰＩ／Ｌ（ＱＵＥＳＴＥＬ)

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】積層体を剛化するよう機能する第１及び第
    ２の層（2,7）、及びこれら第１及び第２の層の中間に
    位置し、第１及び第２の層（2,7）を互いに接合させる
    第３の層（５）を包含してなり、前記第２の層（７）
    が、水分、水蒸気、CO2、O2又はN2の如き気体、精油、
    香味及び芳香化合物、香料及び揮発性化合物でなる群か
    ら選ばれるいずれかのものの移動に対する良好なバリヤ
    ーとしても機能し、前記第３の層（５）がポリエチレン
    と比べてO2移動に対する良好なバリヤーとしても機能す
    る積層体において、前記第１の層（２）が、板紙、剛性
    プラスチック、プラスチックシート、発泡プラスチッ
    ク、クラフト紙、耐脂性紙、コーティングされたフィル
    ム、プラスチック箔、又はメタル化プラスチック箔でな
    り、前記第２の層（７）が表面コーティングされた重合
    体又は耐脂性紙でなること、及び該積層体がいかなる金
    属箔層も包含しないことを特徴とする、積層体。
  2. 【請求項２】前記第２の層（７）の表面コーティングさ
    れた重合体がメタル化重合体である、請求項１記載の積
    層体。
  3. 【請求項３】前記第２の層（７）の表面コーティングさ
    れた重合体がガラスコーティング重合体である、請求項
    １記載の積層体。
  4. 【請求項４】前記表面コーティングされた重合体が、表
    面（８）がメタル化又はガラスコーティングされたポリ
    エチレンテレフタレート、又は表面（８）がメタル化又
    はガラスコーティングされた配向性ポリプロピレンであ
    る、請求項２又は３記載の積層体。
  5. 【請求項５】前記第２の層（７）の表面コーティングさ
    れた重合体が、この第２の層の２つの表面の内の前記第
    １の層（２）の側の表面（８）でコーティングされたも
    のである、請求項１−４のいずれか１項記載の積層体。
  6. 【請求項６】さらに、前記第２の層（７）の２つの表面
    の内の前記第３の層（５）とは反対側の表面上に形成さ
    れた比較的良好な水分バリヤー及び熱シーリング層
    （９）を包含する、請求項１−５のいずれか１項記載の
    積層体。
  7. 【請求項７】前記第３の層（５）が重合体でなるもので
    ある、請求項１−６のいずれか１項記載の積層体。
  8. 【請求項８】前記第３の層（５）がエチレン−ビニルア
    ルコール共重合体又はポリアミドでなるものである、請
    求項１−７のいずれか１項記載の積層体。
  9. 【請求項９】前記第３の層（５）の重合体が、前記第２
    の層と直接接触するように前記第２の層（７）上に押出
    又は共押出されたものである、請求項７又は８記載の積
    層体。
  10. 【請求項１０】積層体を剛化するよう機能する内側層及
    び外側層（7,2）、及びこれら内側層及び外側層（7,2）
    の中間に位置し、内側層及び外側層（7,2）を互いに接
    合させる中間層（５）を包含してなり、前記内側層
    （７）が、水分、水蒸気、CO2,O2又はN2の如き気体、精
    油、香味及び芳香化合物、香料及び揮発性化合物でなる
    群から選ばれるいずれかのものの移動に対する良好なバ
    リヤーとしても機能し、前記中間層（５）がポリエチレ
    ンと比べてO2移動に対する良好なバリヤーとしても機能
    する積層体であって、前記外側層（２）が、板紙、剛性
    プラスチック、プラスチックシート、発泡プラスチッ
    ク、クラフト紙、耐脂性紙、コーティングされたフィル
    ム、プラスチック箔、又はメタル化プラスチック箔でな
    り、前記内側層（７）が表面コーティングされた重合体
    又は耐脂性紙でなること、多び該積層体がいかなる金属
    箔層も包含しないことを特徴とする積層体から形成され
    てなる、包装容器。
  11. 【請求項１１】前記内側層（７）の表面コーティングさ
    れた重合体がメタル化重合体である、請求項10記載の包
    装容器。
  12. 【請求項１２】前記内側層（７）の表面コーティングさ
    れた重合体がガラスコーティング重合体である、請求項
    10記載の包装容器。
  13. 【請求項１３】前記内側層（７）の表面コーティングさ
    れた重合体が、表面（８）がメタル化又はガラスコーテ
    ィングされたポリエチレンテレフタレート、又は表面
    （８）がメタル化又はガラスコーティングされた配向性
    ポリプロピレンである、請求項10記載の包装容器。
  14. 【請求項１４】前記内側層（７）の表面コーティングさ
    れた重合体が、この内側層の２つの表面の内の前記外側
    層（２）の側の表面（８）でコーティングされたもので
    ある、請求項10又は13記載の包装容器。
  15. 【請求項１５】さらに、前記内側層（７）の内側表面上
    に形成された比較的良好な水分バリヤー及び熱シーリン
    グ層（９）を包含する、請求項10−14のいずれか１項記
    載の包装容器。
  16. 【請求項１６】前記中間層（５）が重合体でなるもので
    ある、請求項10−15のいずれか１項記載の包装容器。
  17. 【請求項１７】前記中間層（５）がエチレン−ビニルア
    ルコール共重合体又はポリアミドでなるものである、請
    求項14記載の包装容器。
  18. 【請求項１８】前記中間層（５）の重合体が、前記内側
    層（７）と直接接触するように前記内側層（７）上に押
    出又は共押出されたものである、請求項16又は17記載の
    包装容器。
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