JP3268406B2 - 外用テープ剤 - Google Patents
外用テープ剤Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外用テープ剤、更に詳
しくは薬剤の経皮吸収型製剤の基剤を提供するものであ
る。
しくは薬剤の経皮吸収型製剤の基剤を提供するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】薬剤をテープ剤として経皮吸収させて投
与する方法は、経口投与や注射による投与と比べて副作
用が少なく持続性が高いなど、多くの利点を有すること
はよく知られている。しかし、大部分の薬物は皮膚透過
が困難な場合が多く、吸収促進剤の配合により経皮吸収
性を向上させることが必要となってくる。これまでの外
用貼付剤用基剤に於ても、目的に応じた吸収促進剤の配
合は求められていたが、アルコール類を配合できる製剤
は水を含有するパップ剤に限定され、臨床上、別の製剤
形態の要望があったとしても、提供できる剤形は限定せ
ざるを得ない状況にあった。
与する方法は、経口投与や注射による投与と比べて副作
用が少なく持続性が高いなど、多くの利点を有すること
はよく知られている。しかし、大部分の薬物は皮膚透過
が困難な場合が多く、吸収促進剤の配合により経皮吸収
性を向上させることが必要となってくる。これまでの外
用貼付剤用基剤に於ても、目的に応じた吸収促進剤の配
合は求められていたが、アルコール類を配合できる製剤
は水を含有するパップ剤に限定され、臨床上、別の製剤
形態の要望があったとしても、提供できる剤形は限定せ
ざるを得ない状況にあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち、従来のテープ剤
は油溶性基剤であるが為に、吸収促進剤であるアルコー
ル類等の配合が難しく、たとえ配合しても相溶性が悪
く、基剤から滲み出してしまうため、本来の機能を発揮
し得ないばかりでなく、使用感の点でも決して良好なも
のとは云えず製品開発の障害となっていた。更に、パツ
プ剤においても、充分量のアルコール類のような経皮吸
収促進剤を数十%配合する事は非常に困難な状況であっ
た。
は油溶性基剤であるが為に、吸収促進剤であるアルコー
ル類等の配合が難しく、たとえ配合しても相溶性が悪
く、基剤から滲み出してしまうため、本来の機能を発揮
し得ないばかりでなく、使用感の点でも決して良好なも
のとは云えず製品開発の障害となっていた。更に、パツ
プ剤においても、充分量のアルコール類のような経皮吸
収促進剤を数十%配合する事は非常に困難な状況であっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる問題点を解決する
ため鋭意研究を進め、メチルビニルエーテル・無水マレ
イン酸共重合体と、可塑化作用を有する液状化合物とを
組み合わせることにより、従来基剤中に目的とする濃度
となるまで配合し難かった吸収促進剤を、或いは溶媒を
配合することが可能であることを見い出し本発明を完成
した。
ため鋭意研究を進め、メチルビニルエーテル・無水マレ
イン酸共重合体と、可塑化作用を有する液状化合物とを
組み合わせることにより、従来基剤中に目的とする濃度
となるまで配合し難かった吸収促進剤を、或いは溶媒を
配合することが可能であることを見い出し本発明を完成
した。
【0005】即ち、メチルビニルエーテル・無水マレイ
ン酸共重合体(以下PVM/MAと記す)に対して、可
塑化作用及び/若しくは吸収促進作用を有する液状化合
物として、アルコール類、エーテル類、エステル類、カ
ルボン酸類、及び/又はアミド類を基剤の粘着性の調整
及び/若しくは薬剤の経皮吸収促進を目的として配合し
た無水状態の基材に薬剤及び任意成分を配合し、合成樹
脂製テープに塗布して外用テープ剤とする。
ン酸共重合体(以下PVM/MAと記す)に対して、可
塑化作用及び/若しくは吸収促進作用を有する液状化合
物として、アルコール類、エーテル類、エステル類、カ
ルボン酸類、及び/又はアミド類を基剤の粘着性の調整
及び/若しくは薬剤の経皮吸収促進を目的として配合し
た無水状態の基材に薬剤及び任意成分を配合し、合成樹
脂製テープに塗布して外用テープ剤とする。
【0006】アルコール類としては、低級アルコール類
ではメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノー
ルが、高級アルコールではベンジルアルコール、オレイ
ルアルコールが、多価アルコールではプロピレングリコ
ール、1,3−ブチレングリコール等が挙げられる。
ではメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノー
ルが、高級アルコールではベンジルアルコール、オレイ
ルアルコールが、多価アルコールではプロピレングリコ
ール、1,3−ブチレングリコール等が挙げられる。
【0007】エーテル類としては、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレング
リコール、及びそのアルキルエーテルが挙げられる。
ール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレング
リコール、及びそのアルキルエーテルが挙げられる。
【0008】
【0009】エステル類としては、ミリスチン酸イソプ
ロピル、セバシン酸ジエチル、ヒマシ油等の有機酸エス
テル等が例示できる。
ロピル、セバシン酸ジエチル、ヒマシ油等の有機酸エス
テル等が例示できる。
【0010】これら化合物の配合割合は、該化合物の種
類、極性及び分子量、並びに薬物の種類、極性、分子量
によって異なるが、PVM/MA10重量部に対して
0.1〜90重量部、好ましくは1〜30重量部であ
る。
類、極性及び分子量、並びに薬物の種類、極性、分子量
によって異なるが、PVM/MA10重量部に対して
0.1〜90重量部、好ましくは1〜30重量部であ
る。
【0011】0.1重量部を下まわると粘着力を柔軟に
する効果が少なく、90重量部を上まわると、得られる
基剤の凝集力が不足する。
する効果が少なく、90重量部を上まわると、得られる
基剤の凝集力が不足する。
【0012】テープ剤に配合可能な薬物は、特に限定さ
れず、例えばインドメタシン、フルルビプロフェン、ジ
クロフェナクナトリウム、塩酸モルヒネ、塩酸ブプレノ
ルフィン、酒石酸ブトルファノール、臭化水素酸エプタ
ゾシン等の解熱消炎鎮痛剤、フマル酸ケトチフェン、ト
ラニラスト、クロモグリク酸ナトリウム等の抗アレルギ
ー薬、フルフェナジン、フルニトラゼパム、クロルプロ
マジン等の精神安定剤、クロニジン、ピンドロール、プ
ロプラノロール等の抗高血圧剤、ペニシリン、エリスロ
マイシン、クロラムフェニコール等の抗生物質、プロゲ
ステロン、エストラジオール等のホルモン剤、塩酸エペ
リゾン、メシル酸プリジノール、アフロクアロン、塩酸
チザニジン等の骨格筋弛緩剤等が挙げられ、これらの薬
物は必要に応じて配合することができる。
れず、例えばインドメタシン、フルルビプロフェン、ジ
クロフェナクナトリウム、塩酸モルヒネ、塩酸ブプレノ
ルフィン、酒石酸ブトルファノール、臭化水素酸エプタ
ゾシン等の解熱消炎鎮痛剤、フマル酸ケトチフェン、ト
ラニラスト、クロモグリク酸ナトリウム等の抗アレルギ
ー薬、フルフェナジン、フルニトラゼパム、クロルプロ
マジン等の精神安定剤、クロニジン、ピンドロール、プ
ロプラノロール等の抗高血圧剤、ペニシリン、エリスロ
マイシン、クロラムフェニコール等の抗生物質、プロゲ
ステロン、エストラジオール等のホルモン剤、塩酸エペ
リゾン、メシル酸プリジノール、アフロクアロン、塩酸
チザニジン等の骨格筋弛緩剤等が挙げられ、これらの薬
物は必要に応じて配合することができる。
【0013】テープ剤に配合可能な吸収促進剤は、特に
限定されず、例えばオレイン酸、リノール酸、オレイル
アルコール、ベンジルアルコール、ミリスチン酸イソプ
ロピル、クロタミトン、ラウリルアルコール、カプリン
酸モノグリセリド、オレイン酸デシル、セバシン酸ジエ
チル、スクワラン等が挙げられ、これらの吸収促進剤は
必要に応じて配合することができる。
限定されず、例えばオレイン酸、リノール酸、オレイル
アルコール、ベンジルアルコール、ミリスチン酸イソプ
ロピル、クロタミトン、ラウリルアルコール、カプリン
酸モノグリセリド、オレイン酸デシル、セバシン酸ジエ
チル、スクワラン等が挙げられ、これらの吸収促進剤は
必要に応じて配合することができる。
【0014】
【作用】本発明により、従来外用テープ剤基剤には配合
の難しかったアルコール類等の吸収促進剤につき、その
配合自由度を増し、薬効の確保、向上等の製剤設計の可
能性を著しく高めた。
の難しかったアルコール類等の吸収促進剤につき、その
配合自由度を増し、薬効の確保、向上等の製剤設計の可
能性を著しく高めた。
【0015】
【実施例】本発明の実施例について説明する。処方内容
はこれらの実施例に限定するものではない。
はこれらの実施例に限定するものではない。
【0016】実施例1 PVM/MA10部及びメタノール90部を混合分散
し、溶解補助剤として濃塩酸数滴を加えた後、数時間室
温放置し溶解した液をA液とする。別にプロピレングリ
コールを58部及び1−メントール並びにフルルビプロ
フェン各1部を溶解混合した液をB液とする。A及びB
液を4:1の割合に混合し、これをポリエチレンテレフ
タレートフィルム(以下PETフィルム)に塗工後、乾
燥しておよそ15μm厚のテープ剤を得る。
し、溶解補助剤として濃塩酸数滴を加えた後、数時間室
温放置し溶解した液をA液とする。別にプロピレングリ
コールを58部及び1−メントール並びにフルルビプロ
フェン各1部を溶解混合した液をB液とする。A及びB
液を4:1の割合に混合し、これをポリエチレンテレフ
タレートフィルム(以下PETフィルム)に塗工後、乾
燥しておよそ15μm厚のテープ剤を得る。
【0017】実施例2 PVM/MA10部及びエタノール90部を混合分散
し、溶解補助剤としてリン酸数滴を加えた後、数時間室
温放置し溶解した液をA液とする。別にプロピレングリ
コールを58部、オレイン酸5部及びジクロフェナクナ
トリウム各1部を溶解混合した液をB液とする。A及び
B液を4:1の割合に混合し、これをPETフィルムに
塗工後、乾燥してテープ剤を得る。
し、溶解補助剤としてリン酸数滴を加えた後、数時間室
温放置し溶解した液をA液とする。別にプロピレングリ
コールを58部、オレイン酸5部及びジクロフェナクナ
トリウム各1部を溶解混合した液をB液とする。A及び
B液を4:1の割合に混合し、これをPETフィルムに
塗工後、乾燥してテープ剤を得る。
【0018】実施例3 PVM/MA10部及びプロパノール90部を混合分散
し、加熱溶解した液をA液とする。別にプロピレングリ
コール46部、リノール酸5部、ジクロフェナクナトリ
ウム3部を混合した液をB液とする。A液及びB液を
5.9:1の割合に混合し、均一に溶解した後、これを
PETフィルムに塗工後、乾燥しておよそ15μmのテ
ープ剤を得る。
し、加熱溶解した液をA液とする。別にプロピレングリ
コール46部、リノール酸5部、ジクロフェナクナトリ
ウム3部を混合した液をB液とする。A液及びB液を
5.9:1の割合に混合し、均一に溶解した後、これを
PETフィルムに塗工後、乾燥しておよそ15μmのテ
ープ剤を得る。
【0019】実施例4 PVM/MA10部及びブタノール90部を混合分散
し、溶解補助剤として濃塩酸数滴を加えた後、数時間室
温放置し溶解した液をA液とする。別に1,3−ブチレ
ングリコールを30部、及びリドカイン20部を溶解混
合した液をB液とする。A及びB液を5:1の割合に混
合し、これをPETフィルムに塗工後、乾燥しておよそ
15μm厚のテープ剤を得る。
し、溶解補助剤として濃塩酸数滴を加えた後、数時間室
温放置し溶解した液をA液とする。別に1,3−ブチレ
ングリコールを30部、及びリドカイン20部を溶解混
合した液をB液とする。A及びB液を5:1の割合に混
合し、これをPETフィルムに塗工後、乾燥しておよそ
15μm厚のテープ剤を得る。
【0020】実施例5 PVM/MA10部及びテトラヒドロフラン90部を混
合分散し、溶解補助剤として濃塩酸数滴を加えた後、数
時間室温放置し溶解した液をA液とする。別に可塑化作
用を目的としてポリエチレングリコール400を30
部、経皮吸収促進作用を目的としてオレイルアルコール
5部を配合し、この基剤に塩酸エペリゾン1部を溶解混
合した液をB液とする。A及びB液を7:1の割合に混
合し、これをPETフィルムに塗工後、乾燥しておよそ
15μm厚のテープ剤を得る。
合分散し、溶解補助剤として濃塩酸数滴を加えた後、数
時間室温放置し溶解した液をA液とする。別に可塑化作
用を目的としてポリエチレングリコール400を30
部、経皮吸収促進作用を目的としてオレイルアルコール
5部を配合し、この基剤に塩酸エペリゾン1部を溶解混
合した液をB液とする。A及びB液を7:1の割合に混
合し、これをPETフィルムに塗工後、乾燥しておよそ
15μm厚のテープ剤を得る。
【0021】比較例 1 スチレンイソプレンスチレンブロック共重合体17部、
C6系粘着付与樹脂58部、流動パラフィン22部、ミ
リスチン酸イソプロピル1部、l−メントール並びにフ
ルルビプロフェン各1部をトルエン100部に混合溶解
し、これをPETフィルムに塗工後、乾燥して100μ
m厚のテープ剤を得る。
C6系粘着付与樹脂58部、流動パラフィン22部、ミ
リスチン酸イソプロピル1部、l−メントール並びにフ
ルルビプロフェン各1部をトルエン100部に混合溶解
し、これをPETフィルムに塗工後、乾燥して100μ
m厚のテープ剤を得る。
【0022】比較例 2 アクリル系粘着剤を40%含有した酢酸エチル20部
に、l−メントール並びにフルルビプロフェン各1部を
混合溶解し、これをPETフィルムに塗工後、乾燥して
100μm厚のテープを得る。
に、l−メントール並びにフルルビプロフェン各1部を
混合溶解し、これをPETフィルムに塗工後、乾燥して
100μm厚のテープを得る。
【0023】比較例 3 スチレンイソプレンスチレンブロック共重合体17部、
C5系粘着付与樹脂55部、流動パラフィン15部、ポ
リブテン5部、リノール酸5部、ジクロフェナクナトリ
ウム3部をトルエン100部に混合溶解し、これをPE
Tフィルムに塗工後、乾燥しておよそ15μm厚のテー
プ剤を得る。
C5系粘着付与樹脂55部、流動パラフィン15部、ポ
リブテン5部、リノール酸5部、ジクロフェナクナトリ
ウム3部をトルエン100部に混合溶解し、これをPE
Tフィルムに塗工後、乾燥しておよそ15μm厚のテー
プ剤を得る。
【0024】実施例1と比較例1及び2について、5週
齢のヘアレスラット摘出皮膚による透過性試験を行い比
較した結果を図1に示した。実施例1は、比較例1に対
して塗工厚及び薬物含有量が6分の1以下であるにも拘
らず、同等以上の皮膚透過性を示した。又、実施例1は
比較例に比して、明かな皮膚透過性を示した。
齢のヘアレスラット摘出皮膚による透過性試験を行い比
較した結果を図1に示した。実施例1は、比較例1に対
して塗工厚及び薬物含有量が6分の1以下であるにも拘
らず、同等以上の皮膚透過性を示した。又、実施例1は
比較例に比して、明かな皮膚透過性を示した。
【0025】実施例2と比較例3について、5週齢のヘ
アレスラット摘出皮膚による透過性試験を行い、比較し
た結果を図2に示した。実施例2は従来のテープ剤処方
の比較例3に比して、明かな皮膚透過性の亢進を示し
た。
アレスラット摘出皮膚による透過性試験を行い、比較し
た結果を図2に示した。実施例2は従来のテープ剤処方
の比較例3に比して、明かな皮膚透過性の亢進を示し
た。
【0026】
【発明の効果】本発明の外用テープ剤用基剤は、従来の
外用テープ剤用基剤には配合しにくかった液状化合物
を、可塑剤として/若しくは吸収促進剤として配合する
ことが可能となり、さらにその添加量は幅広く設定する
ことが可能となった。この場合必要があれば吸収促進剤
を配合し、さらに経皮吸収性を高めることも可能であ
る。従って、薬効の持続性、皮膚透過性、皮膚刺激性等
を制御した良好なテープ剤の製造が可能となった。
外用テープ剤用基剤には配合しにくかった液状化合物
を、可塑剤として/若しくは吸収促進剤として配合する
ことが可能となり、さらにその添加量は幅広く設定する
ことが可能となった。この場合必要があれば吸収促進剤
を配合し、さらに経皮吸収性を高めることも可能であ
る。従って、薬効の持続性、皮膚透過性、皮膚刺激性等
を制御した良好なテープ剤の製造が可能となった。
【図1】実施例1と、比較例1及び2について、5週齢
のヘアレスラット摘出皮膚による透過性試験を行い比較
した結果を示す図である。〔フルルビプロフェン(F
P)の累積透過量の比較〕
のヘアレスラット摘出皮膚による透過性試験を行い比較
した結果を示す図である。〔フルルビプロフェン(F
P)の累積透過量の比較〕
【図2】実施例2と比較例3について、5週齢のヘアレ
スラット摘出皮膚による透過性試験を行い、比較した結
果を示す図である。〔ジクロフェナクナトリウム(D
F)の累積透過量の比較(吸収促進剤の添加効果)〕
スラット摘出皮膚による透過性試験を行い、比較した結
果を示す図である。〔ジクロフェナクナトリウム(D
F)の累積透過量の比較(吸収促進剤の添加効果)〕
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61K 47/16 A61K 47/16 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 9/70 A61K 47/10 - 47/32
Claims (2)
- 【請求項1】 主要粘着樹脂成分がメチルビニルエーテ
ル・無水マレイン酸共重合体からなると共に、エステル
類、エーテル類、カルボン酸類、アルコール類及びアミ
ド類からなる群から選ばれた少なくとも1種類の液状化
合物と薬剤を含有する無水の基剤を合成樹脂製フィルム
に塗布してなる外用テープ剤。 - 【請求項2】 メチルビニルエーテル・無水マレイン酸
共重合体10重量部に対し液状化合物が0.1〜90重
量部存在する請求項1記載の外用テープ剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24213593A JP3268406B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 外用テープ剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24213593A JP3268406B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 外用テープ剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0769871A JPH0769871A (ja) | 1995-03-14 |
JP3268406B2 true JP3268406B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=17084836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24213593A Expired - Fee Related JP3268406B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 外用テープ剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3268406B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6224887B1 (en) * | 1998-02-09 | 2001-05-01 | Macrochem Corporation | Antifungal nail lacquer and method using same |
JP4276125B2 (ja) * | 2004-04-27 | 2009-06-10 | 日東電工株式会社 | 医療用非架橋粘着剤およびそれを用いた医療用貼付材、ならびに医療用非架橋粘着剤の製造方法 |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP24213593A patent/JP3268406B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0769871A (ja) | 1995-03-14 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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