JP3267825B2 - 充電器および携帯端末機器の構造 - Google Patents
充電器および携帯端末機器の構造Info
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- JP3267825B2 JP3267825B2 JP02868495A JP2868495A JP3267825B2 JP 3267825 B2 JP3267825 B2 JP 3267825B2 JP 02868495 A JP02868495 A JP 02868495A JP 2868495 A JP2868495 A JP 2868495A JP 3267825 B2 JP3267825 B2 JP 3267825B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば携帯電話機や、
コードレス電話機の子機等の携帯端末機器に用いられて
いる充電式蓄電池を充電するための、充電器および携帯
端末機器の構造に関するものである。
コードレス電話機の子機等の携帯端末機器に用いられて
いる充電式蓄電池を充電するための、充電器および携帯
端末機器の構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図６は、従来の携帯電話機やコードレス
電話機の子機等の携帯端末機器１の内部構造を示す図で
ある。同図において、符号２は充電式蓄電池であり、こ
の充電式蓄電池２は電極２ａ，２ｂを有している。符号
３は本体回路であり、この本体回路３は充電式蓄電池２
の電極２ａ，２ｂから電力を供給されて本体を制御動作
させるようになっている。
電話機の子機等の携帯端末機器１の内部構造を示す図で
ある。同図において、符号２は充電式蓄電池であり、こ
の充電式蓄電池２は電極２ａ，２ｂを有している。符号
３は本体回路であり、この本体回路３は充電式蓄電池２
の電極２ａ，２ｂから電力を供給されて本体を制御動作
させるようになっている。
【０００３】これらの充電式蓄電池２及び本体回路３
は、携帯端末機器１のケーシング１ａ内に収納されてい
る。このケーシング１ａには電池側充電端子５ａ，５ｂ
が設けられおり、この電池側充電端子５ａ，５ｂと充電
式蓄電池２の電極２ａ，２ｂの間には各々、配線７ａ，
７ｂが接続されて配置されている。
は、携帯端末機器１のケーシング１ａ内に収納されてい
る。このケーシング１ａには電池側充電端子５ａ，５ｂ
が設けられおり、この電池側充電端子５ａ，５ｂと充電
式蓄電池２の電極２ａ，２ｂの間には各々、配線７ａ，
７ｂが接続されて配置されている。
【０００４】このような携帯端末機器１の充電式蓄電池
２を充電する場合には、図７に示すように、携帯端末機
器１を充電器１０に装着し、この時電池側充電端子５
ａ，５ｂを充電器１０の充電器側充電端子１１ａ，１１
ｂに接続させて、ＡＣ電源端子１３ａ，１３ｂ側からの
ＡＣ電源により充電式蓄電池２を充電するようになって
いる。
２を充電する場合には、図７に示すように、携帯端末機
器１を充電器１０に装着し、この時電池側充電端子５
ａ，５ｂを充電器１０の充電器側充電端子１１ａ，１１
ｂに接続させて、ＡＣ電源端子１３ａ，１３ｂ側からの
ＡＣ電源により充電式蓄電池２を充電するようになって
いる。
【０００５】図７において、符号１５は充電回路、１６
は充電器１０の充電動作時に光が点灯して現在充電中で
あることを知らせる表示ＬＥＤである。
は充電器１０の充電動作時に光が点灯して現在充電中で
あることを知らせる表示ＬＥＤである。
【０００６】このような携帯端末機器１は、その電池側
充電端子５ａ，５ｂが外部に露出しているため、携帯端
末機器１を入れた衣服のポケット内等において、図８に
示すように、ネックレスのような金属部材１８が電池側
充電端子５ａ，５ｂの両方に接触すると、プラス極とマ
イナス極の一対の端子５ａ，５ｂが電気的に接続され
て、ショートする場合がある。
充電端子５ａ，５ｂが外部に露出しているため、携帯端
末機器１を入れた衣服のポケット内等において、図８に
示すように、ネックレスのような金属部材１８が電池側
充電端子５ａ，５ｂの両方に接触すると、プラス極とマ
イナス極の一対の端子５ａ，５ｂが電気的に接続され
て、ショートする場合がある。
【０００７】このようなことが起きると、ネックレスの
ような金属部材１８はその抵抗により発熱し、過熱する
と場合によっては服を焦がしたり、火傷したりするおそ
れがあると共に、そのような発熱電流に充電式蓄電池２
の電池容量が使われて消耗し、放電してしまうおそれが
ある。
ような金属部材１８はその抵抗により発熱し、過熱する
と場合によっては服を焦がしたり、火傷したりするおそ
れがあると共に、そのような発熱電流に充電式蓄電池２
の電池容量が使われて消耗し、放電してしまうおそれが
ある。
【０００８】ネックレスのような抵抗値の高い金属でな
く、銅線のような抵抗値の低い金属部材が一対の充電端
子５ａ，５ｂを電気的に接続した場合には、直ちに通電
を禁止するような特別のスイッチング素子（ポリスイッ
チ等）を設けたものもあるが、そのような場合において
も、抵抗値の高い金属部材１８の場合は直ちには作動せ
ず、上記のような問題点を解決することはできない。
く、銅線のような抵抗値の低い金属部材が一対の充電端
子５ａ，５ｂを電気的に接続した場合には、直ちに通電
を禁止するような特別のスイッチング素子（ポリスイッ
チ等）を設けたものもあるが、そのような場合において
も、抵抗値の高い金属部材１８の場合は直ちには作動せ
ず、上記のような問題点を解決することはできない。
【０００９】このような問題点を解決するために、従来
は、以下のような方法がとられていた。
は、以下のような方法がとられていた。
【００１０】（１） 配線７ａ又は７ｂの途中にダイオ
ードを挿入することにより、充電時に電流が一方向に流
れるのは許容するが、ショート時に電流が他方向に逆流
するのを防止して、前記ネックレスのような金属部材が
発熱するのを防止しようとする方法。
ードを挿入することにより、充電時に電流が一方向に流
れるのは許容するが、ショート時に電流が他方向に逆流
するのを防止して、前記ネックレスのような金属部材が
発熱するのを防止しようとする方法。
【００１１】（２） 電池側充電端子５ａ，５ｂの周囲
のケーシング１ａの形状を溝や穴等のように凹状に形成
することにより、前記ネックレスのような金属部材が容
易には電池側充電端子５ａ，５ｂに接触しないようにし
て、ショートを防止しようとする方法（実開平３−１０
４９５７号公報）。
のケーシング１ａの形状を溝や穴等のように凹状に形成
することにより、前記ネックレスのような金属部材が容
易には電池側充電端子５ａ，５ｂに接触しないようにし
て、ショートを防止しようとする方法（実開平３−１０
４９５７号公報）。
【００１２】（３） 配線７ａ又は７ｂの途中に、電池
側充電端子５ａ，５ｂに流れる電流や、充電式蓄電池２
に印加される電圧を検出して、ショートから保護する保
護回路を接続する方法。
側充電端子５ａ，５ｂに流れる電流や、充電式蓄電池２
に印加される電圧を検出して、ショートから保護する保
護回路を接続する方法。
【００１３】（４） 配線７ａ又は７ｂの途中に、外部
からスイッチ操作できる機械的スイッチを設けて、充電
時以外はそのスイッチをＯＦＦにして配線７ａ又は７ｂ
に電流が流れないようにすることにより、ショートを防
止しようとする方法。
からスイッチ操作できる機械的スイッチを設けて、充電
時以外はそのスイッチをＯＦＦにして配線７ａ又は７ｂ
に電流が流れないようにすることにより、ショートを防
止しようとする方法。
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
（１）の従来の方法においては、ダイオードの挿入損失
が充電時の印加電圧に加えられ、ダイオードの特性上、
流す電流や温度条件により挿入損失が変化するため、正
確な印加電圧の制御が不可能となる。このため、リチウ
ムイオン電池のような充電条件の厳しい電池の充電には
用いることができないという問題がある。
（１）の従来の方法においては、ダイオードの挿入損失
が充電時の印加電圧に加えられ、ダイオードの特性上、
流す電流や温度条件により挿入損失が変化するため、正
確な印加電圧の制御が不可能となる。このため、リチウ
ムイオン電池のような充電条件の厳しい電池の充電には
用いることができないという問題がある。
【００１５】また上記（２）の従来の方法においては、
形状的に容易にはショートしないようになってはいるも
のの、電池側充電端子５ａ，５ｂには充電式蓄電池２の
容量電圧がかかったままとなっており、充電端子５ａ，
５ｂがある凹部に金属部材が入り込めばショートの可能
性はあり得るので、根本的な問題の解決とはならない。
また携帯端末機器１の形状が複雑となって、製造コスト
の上昇を招くという問題がある。
形状的に容易にはショートしないようになってはいるも
のの、電池側充電端子５ａ，５ｂには充電式蓄電池２の
容量電圧がかかったままとなっており、充電端子５ａ，
５ｂがある凹部に金属部材が入り込めばショートの可能
性はあり得るので、根本的な問題の解決とはならない。
また携帯端末機器１の形状が複雑となって、製造コスト
の上昇を招くという問題がある。
【００１６】また上記（３）の従来の方法においては、
電流や電圧を検出してショートから保護する保護回路を
設けるため、部品数の増加やコストアップを招き、携帯
端末機器１のコストダウンや小型化を図る上で支障とな
るという問題がある。
電流や電圧を検出してショートから保護する保護回路を
設けるため、部品数の増加やコストアップを招き、携帯
端末機器１のコストダウンや小型化を図る上で支障とな
るという問題がある。
【００１７】さらに上記（４）の従来の方法において
は、機械的接触不良により通電が妨げられて充電に支障
をきたしたり、或はうっかり機械的スイッチをＯＦＦに
するのを忘れるとショートを防止することができないと
いう問題がある。
は、機械的接触不良により通電が妨げられて充電に支障
をきたしたり、或はうっかり機械的スイッチをＯＦＦに
するのを忘れるとショートを防止することができないと
いう問題がある。
【００１８】他方、電池側の機器に凸部を設けて、充電
器に装着する際にその凸部が充電器側のスイッチをＯＮ
させることにより、充電器内の回路が閉じて充電が可能
となるものがある（実開平３−３９３４４号公報）が、
この従来の充電装置は、充電器側の一対の充電端子間に
金属部材が接触してショートするのを防止しようとする
ものであり、電池側の機器の充電端子間のショートを防
止しようとするものではない。
器に装着する際にその凸部が充電器側のスイッチをＯＮ
させることにより、充電器内の回路が閉じて充電が可能
となるものがある（実開平３−３９３４４号公報）が、
この従来の充電装置は、充電器側の一対の充電端子間に
金属部材が接触してショートするのを防止しようとする
ものであり、電池側の機器の充電端子間のショートを防
止しようとするものではない。
【００１９】そこで本発明は、上記問題点に鑑み、充電
器から携帯端末機器を外した場合には電池の電極と電池
側充電端子との間の配線における通電が禁止されて、携
帯端末機器の一対の電池側充電端子間が金属部材により
電気的に接続されても電流が流れることはなく、ショー
トを起こそうとした金属部材が過熱することを防止した
充電器および携帯端末機器の構造を提供することを課題
とするものである。
器から携帯端末機器を外した場合には電池の電極と電池
側充電端子との間の配線における通電が禁止されて、携
帯端末機器の一対の電池側充電端子間が金属部材により
電気的に接続されても電流が流れることはなく、ショー
トを起こそうとした金属部材が過熱することを防止した
充電器および携帯端末機器の構造を提供することを課題
とするものである。
【００２０】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による充電器および携帯端末機器の構造は、
次のような構成としたものである。
に、本発明による充電器および携帯端末機器の構造は、
次のような構成としたものである。
【００２１】携帯端末機器に電力を供給する充電器と、
前記充電器に接続することにより充電される携帯端末機
器において、前記充電器は、充電器側充電端子を備え、
前記携帯端末機器は、電極を有する充電式蓄電池を内部
に収納するケーシング部と、前記ケーシング部に設けら
れ前記充電式蓄電池を充電するときに外部充電器の充電
器側充電端子と接続する電池側充電端子と、前記充電式
蓄電池の電極と前記電池側充電端子との間に配置される
配線と、前記配線の途中に設けられ、前記電池側充電端
子が前記充電器側充電端子と接続した場合にＯＮとな
り、前記電池側充電端子が前記充電器側充電端子と接続
しない場合はＯＦＦとなるスイッチ手段とを備え、前記
充電器が前記スイッチ手段を非接触で動作させ充電動作
時にのみＯＮする電磁石を有し、前記スイッチ手段が前
記電磁石により非接触でスイッチ動作するスイッチによ
り構成されることを特徴とするものである。
前記充電器に接続することにより充電される携帯端末機
器において、前記充電器は、充電器側充電端子を備え、
前記携帯端末機器は、電極を有する充電式蓄電池を内部
に収納するケーシング部と、前記ケーシング部に設けら
れ前記充電式蓄電池を充電するときに外部充電器の充電
器側充電端子と接続する電池側充電端子と、前記充電式
蓄電池の電極と前記電池側充電端子との間に配置される
配線と、前記配線の途中に設けられ、前記電池側充電端
子が前記充電器側充電端子と接続した場合にＯＮとな
り、前記電池側充電端子が前記充電器側充電端子と接続
しない場合はＯＦＦとなるスイッチ手段とを備え、前記
充電器が前記スイッチ手段を非接触で動作させ充電動作
時にのみＯＮする電磁石を有し、前記スイッチ手段が前
記電磁石により非接触でスイッチ動作するスイッチによ
り構成されることを特徴とするものである。
【００２２】
【００２３】
【００２４】
【００２５】
【作用】このような構成の充電器および携帯端末機器の
構造によれば、充電式蓄電池の電極と電池側充電端子と
の間に配置される、配線の途中に設けられたスイッチ手
段が充電時にはＯＮとなり、充電時以外のときにはＯＦ
Ｆとなるため、充電時のときのみ前記配線における通電
が可能となって充電が可能な状態となり、充電時以外の
ときには前記配線における通電が禁止されて、一対の電
池側充電端子間が金属部材により電気的に接続されても
前記配線に電流が流れないため、ショートを起こして金
属部材が過熱することを確実に防止することができる。
構造によれば、充電式蓄電池の電極と電池側充電端子と
の間に配置される、配線の途中に設けられたスイッチ手
段が充電時にはＯＮとなり、充電時以外のときにはＯＦ
Ｆとなるため、充電時のときのみ前記配線における通電
が可能となって充電が可能な状態となり、充電時以外の
ときには前記配線における通電が禁止されて、一対の電
池側充電端子間が金属部材により電気的に接続されても
前記配線に電流が流れないため、ショートを起こして金
属部材が過熱することを確実に防止することができる。
【００２６】また配線の途中に、ダイオードのような挿
入損失がある部材を設けないため、充電時に正確な印加
電圧の制御が可能となり、リチウムイオン電池のような
充電条件の厳しい電池にも使用が可能となる。また充電
しない場合にはスイッチ手段がＯＦＦとなるため、電池
側充電端子に充電式蓄電池の容量電圧がかかったままと
なることを防止することができる。また高価な保護回路
を設けないため、携帯端末機器のコストダウンや小型化
に寄与することができる。
入損失がある部材を設けないため、充電時に正確な印加
電圧の制御が可能となり、リチウムイオン電池のような
充電条件の厳しい電池にも使用が可能となる。また充電
しない場合にはスイッチ手段がＯＦＦとなるため、電池
側充電端子に充電式蓄電池の容量電圧がかかったままと
なることを防止することができる。また高価な保護回路
を設けないため、携帯端末機器のコストダウンや小型化
に寄与することができる。
【００２７】さらにスイッチ手段が非接触の操作により
スイッチ動作するため、機械的スイッチのように接触不
良により充電に支障をきたしたりすることがなく、製品
の信頼性が向上する。また充電しない場合にはスイッチ
手段は自動的にＯＦＦとなるので、機械的スイッチのよ
うにＯＦＦに切替えるのを忘れるようなことはない。
スイッチ動作するため、機械的スイッチのように接触不
良により充電に支障をきたしたりすることがなく、製品
の信頼性が向上する。また充電しない場合にはスイッチ
手段は自動的にＯＦＦとなるので、機械的スイッチのよ
うにＯＦＦに切替えるのを忘れるようなことはない。
【００２８】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。図１ないし４は、本発明による充電器およ
び携帯端末機器の構造の第１実施例を説明するための図
である。従来と同様の構成についてはその説明を省略
し、従来と同じ部品については同じ符号を用いるものと
する。
て説明する。図１ないし４は、本発明による充電器およ
び携帯端末機器の構造の第１実施例を説明するための図
である。従来と同様の構成についてはその説明を省略
し、従来と同じ部品については同じ符号を用いるものと
する。
【００２９】図１は、本発明による充電器および携帯端
末機器の構造の第１実施例に係る携帯電話機２１の内部
構造を示す図である。携帯電話機２１において、そのケ
ーシング２１ａ内に収納された充電式蓄電池２の電極２
ａと、ケーシング２１ａに設けられた電池側充電端子５
ａとの間に配置された配線７ａの途中には、リードスイ
ッチ２３が設けられている。
末機器の構造の第１実施例に係る携帯電話機２１の内部
構造を示す図である。携帯電話機２１において、そのケ
ーシング２１ａ内に収納された充電式蓄電池２の電極２
ａと、ケーシング２１ａに設けられた電池側充電端子５
ａとの間に配置された配線７ａの途中には、リードスイ
ッチ２３が設けられている。
【００３０】リードスイッチ２３は図２に示すような構
成となっている。同図に示すように、リードスイッチ２
３はガラス管２５に覆われており、ガラス管２５の両端
部には強磁性リード２６ａ，２６ｂがそれぞれ設けられ
ていて、この強磁性リード２６ａ，２６ｂが各々配線７
ａに接続されている。
成となっている。同図に示すように、リードスイッチ２
３はガラス管２５に覆われており、ガラス管２５の両端
部には強磁性リード２６ａ，２６ｂがそれぞれ設けられ
ていて、この強磁性リード２６ａ，２６ｂが各々配線７
ａに接続されている。
【００３１】ガラス管２５の内部には窒素ガスが封入さ
れた部屋２７が形成されており、この部屋２７内に一対
の強磁性リード２６ａ，２６ｂの端部が突入している。
部屋２７の強磁性リード２６ａ，２６ｂの端部には各
々、接点部２８ａ，２８ｂが互いに離れた位置に連結さ
れている。強磁性リード２６ａ，２６ｂと接点部２８
ａ，２８ｂはそれぞれ、弾力性を有する連結線部材２９
により連結されている。
れた部屋２７が形成されており、この部屋２７内に一対
の強磁性リード２６ａ，２６ｂの端部が突入している。
部屋２７の強磁性リード２６ａ，２６ｂの端部には各
々、接点部２８ａ，２８ｂが互いに離れた位置に連結さ
れている。強磁性リード２６ａ，２６ｂと接点部２８
ａ，２８ｂはそれぞれ、弾力性を有する連結線部材２９
により連結されている。
【００３２】このようなリードスイッチ２３は、図３に
示すように、強磁性リード２６ａ，２６ｂの長さ方向と
平行にして近傍に配置された磁石３０により磁界を外部
から加えられると、強磁性リード２６ａ，２６ｂが互い
に異なる磁界に磁化され、対応する接点部２８ａ，２８
ｂが互いに吸引し合い接触して、配線７ａの全長に渡っ
て通電を可能にする。
示すように、強磁性リード２６ａ，２６ｂの長さ方向と
平行にして近傍に配置された磁石３０により磁界を外部
から加えられると、強磁性リード２６ａ，２６ｂが互い
に異なる磁界に磁化され、対応する接点部２８ａ，２８
ｂが互いに吸引し合い接触して、配線７ａの全長に渡っ
て通電を可能にする。
【００３３】また磁石３０を取り除いて磁界を消去する
と、強磁性リード２６ａ，２６ｂの磁界も消去され、連
結線部材２９の弾性復元力により接点部２８ａ，２８ｂ
は互いに離れて元の位置に戻り、配線７ａにおける通電
を禁止することができるものである。
と、強磁性リード２６ａ，２６ｂの磁界も消去され、連
結線部材２９の弾性復元力により接点部２８ａ，２８ｂ
は互いに離れて元の位置に戻り、配線７ａにおける通電
を禁止することができるものである。
【００３４】このような配線７ａの途中にリードスイッ
チ２３を設けた携帯電話機２１の、充電式蓄電池２を充
電する場合には、図４に示すように、充電器３２に携帯
電話機２１を装着し、電池側充電端子５ａ，５ｂを充電
器側充電端子１１ａ，１１ｂに接続させて、充電器３２
にＡＣ電源を供給して充電動作させることにより行う。
チ２３を設けた携帯電話機２１の、充電式蓄電池２を充
電する場合には、図４に示すように、充電器３２に携帯
電話機２１を装着し、電池側充電端子５ａ，５ｂを充電
器側充電端子１１ａ，１１ｂに接続させて、充電器３２
にＡＣ電源を供給して充電動作させることにより行う。
【００３５】充電器３２に携帯電話機２１の装着が完了
して、電池側充電端子５ａと充電器側充電端子１１ａが
完全に接続した状態においては、リードスイッチ２３は
充電器３２内に設けた永久磁石３０に最も接近した位置
に来る。このときリードスイッチ２３と永久磁石３０
は、図３に示したような位置関係となるため、リードス
イッチの接点部２８ａと２８ｂが異なる磁界により互い
に吸引し合い接触して、配線７ａの全長に渡って通電を
可能にする。
して、電池側充電端子５ａと充電器側充電端子１１ａが
完全に接続した状態においては、リードスイッチ２３は
充電器３２内に設けた永久磁石３０に最も接近した位置
に来る。このときリードスイッチ２３と永久磁石３０
は、図３に示したような位置関係となるため、リードス
イッチの接点部２８ａと２８ｂが異なる磁界により互い
に吸引し合い接触して、配線７ａの全長に渡って通電を
可能にする。
【００３６】このため、充電式蓄電池２の電極２ａと電
池側充電端子５ａは電気的に接続され、ＡＣ電源端子１
３ａ，１３ｂからのＡＣ電源により、充電式蓄電池２を
充電することができる。このとき充電回路１５に接続さ
れた表示ＬＥＤ１６は光を点灯させて、現在充電動作中
であることを知らせるようになっている。
池側充電端子５ａは電気的に接続され、ＡＣ電源端子１
３ａ，１３ｂからのＡＣ電源により、充電式蓄電池２を
充電することができる。このとき充電回路１５に接続さ
れた表示ＬＥＤ１６は光を点灯させて、現在充電動作中
であることを知らせるようになっている。
【００３７】充電が終って携帯電話機２１を充電器３２
から取り外すと、リードスイッチ２３に最も近い位置に
あった永久磁石３０も、充電器３２と共に取り除かれた
状態となる。このため、リードスイッチ２３の強磁性リ
ード２６ａ，２６ｂは磁界を消去され、連結線部材２９
の弾性復元力により接点部２８ａ，２８ｂは互いに離れ
て元の位置に戻り、配線７ａにおける通電を禁止する。
から取り外すと、リードスイッチ２３に最も近い位置に
あった永久磁石３０も、充電器３２と共に取り除かれた
状態となる。このため、リードスイッチ２３の強磁性リ
ード２６ａ，２６ｂは磁界を消去され、連結線部材２９
の弾性復元力により接点部２８ａ，２８ｂは互いに離れ
て元の位置に戻り、配線７ａにおける通電を禁止する。
【００３８】このため、携帯電話機２１をポケットにし
まった場合等において、電池側充電端子５ａと５ｂがネ
ックレスのような金属部材により電気的に接続されて
も、配線７ａに電流が流れることはなく、このため、金
属部材がショートにより過熱することを確実に防止する
ことができる。
まった場合等において、電池側充電端子５ａと５ｂがネ
ックレスのような金属部材により電気的に接続されて
も、配線７ａに電流が流れることはなく、このため、金
属部材がショートにより過熱することを確実に防止する
ことができる。
【００３９】図５は本発明による充電器および携帯端末
機器の構造の第２実施例を示す図である。前記第１実施
例においては、充電器３２に永久磁石３０を設けていた
のに対し、この第２実施例においては、充電器３４に電
磁石３５を設けている点において異なるものである。こ
の電磁石３５は充電に用いるＡＣ電源を電源に取り、Ａ
Ｃ電源端子１３ａ，１３ｂにＡＣ電源が供給されるとき
のみ、磁界を発生するようになっている。
機器の構造の第２実施例を示す図である。前記第１実施
例においては、充電器３２に永久磁石３０を設けていた
のに対し、この第２実施例においては、充電器３４に電
磁石３５を設けている点において異なるものである。こ
の電磁石３５は充電に用いるＡＣ電源を電源に取り、Ａ
Ｃ電源端子１３ａ，１３ｂにＡＣ電源が供給されるとき
のみ、磁界を発生するようになっている。
【００４０】このため、充電中にＡＣ電源端子１３ａ，
１３ｂに接続するコンセントが抜けた場合のように、Ａ
Ｃ電源が供給されていない充電器３４の上に、それに気
づかずに携帯電話機２１を装着したままにしておいた場
合、充電式蓄電池２から充電器３４に電流が逆流するこ
とによりおこる、充電中であることを示す表示ＬＥＤ１
６の点灯や、充電式蓄電池２の放電を防止することが可
能となる。
１３ｂに接続するコンセントが抜けた場合のように、Ａ
Ｃ電源が供給されていない充電器３４の上に、それに気
づかずに携帯電話機２１を装着したままにしておいた場
合、充電式蓄電池２から充電器３４に電流が逆流するこ
とによりおこる、充電中であることを示す表示ＬＥＤ１
６の点灯や、充電式蓄電池２の放電を防止することが可
能となる。
【００４１】ところで前記実施例においては、磁界の有
無によりＯＮ，ＯＦＦするリードスイッチ２３を用いて
いたため、磁気ネックレスやエレキバン（商品名）のよ
うな磁性体が近づくと、リードスイッチ２３がＯＮする
おそれがあるが。しかしながら、このようなことはごく
稀なことであり、これと同時になおかつ電池側充電端子
５ａ，５ｂの２つを金属部材が電気的に接続するように
接触することは、さらにごく稀なことであるので、ほと
んど問題にはならないと思われる。もしそれを防止した
い場合はリードスイッチ２３が８００〜１２００ガウス
よりもかなり強い磁界で動作するようなものを用いれば
万全である。
無によりＯＮ，ＯＦＦするリードスイッチ２３を用いて
いたため、磁気ネックレスやエレキバン（商品名）のよ
うな磁性体が近づくと、リードスイッチ２３がＯＮする
おそれがあるが。しかしながら、このようなことはごく
稀なことであり、これと同時になおかつ電池側充電端子
５ａ，５ｂの２つを金属部材が電気的に接続するように
接触することは、さらにごく稀なことであるので、ほと
んど問題にはならないと思われる。もしそれを防止した
い場合はリードスイッチ２３が８００〜１２００ガウス
よりもかなり強い磁界で動作するようなものを用いれば
万全である。
【００４２】なお、上記実施例においては磁界により動
作するリードスイッチを用いたが、磁気的にＯＮ，ＯＦ
Ｆ動作できるのもであれば、リードリレーなど他のスイ
ッチを用いてもよい。また非接触で動作できるスイッチ
手段であれば、必ずしもリードスイッチのように磁気的
に動作するものでなくともよい。
作するリードスイッチを用いたが、磁気的にＯＮ，ＯＦ
Ｆ動作できるのもであれば、リードリレーなど他のスイ
ッチを用いてもよい。また非接触で動作できるスイッチ
手段であれば、必ずしもリードスイッチのように磁気的
に動作するものでなくともよい。
【００４３】さらに上記実施例においては、蓄電池をそ
のケーシング内部に直に収納する携帯端末機器を充電器
に装着して充電するものについて説明したが、携帯端末
機器から蓄電池のみを収納する電池パックが取り外せる
ようなものにおいては、そのような電池パックを充電器
に装着して充電するような場合においても、本発明を適
用することができることはいうまでもない。
のケーシング内部に直に収納する携帯端末機器を充電器
に装着して充電するものについて説明したが、携帯端末
機器から蓄電池のみを収納する電池パックが取り外せる
ようなものにおいては、そのような電池パックを充電器
に装着して充電するような場合においても、本発明を適
用することができることはいうまでもない。
【００４４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、充
電式蓄電池の電極と電池側充電端子との間に配置され
る、配線の途中に設けられたスイッチ手段が充電時には
ＯＮとなり、充電時以外のときにはＯＦＦとなるため、
充電時のときのみ前記配線における通電が可能となって
充電が可能な状態となり、充電時以外のときには前記配
線における通電が禁止されて、一対の電池側充電端子間
が金属部材により電気的に接続されても前記配線に電流
が流れないため、ショートを起こして金属部材が過熱す
ることを確実に防止することができる。
電式蓄電池の電極と電池側充電端子との間に配置され
る、配線の途中に設けられたスイッチ手段が充電時には
ＯＮとなり、充電時以外のときにはＯＦＦとなるため、
充電時のときのみ前記配線における通電が可能となって
充電が可能な状態となり、充電時以外のときには前記配
線における通電が禁止されて、一対の電池側充電端子間
が金属部材により電気的に接続されても前記配線に電流
が流れないため、ショートを起こして金属部材が過熱す
ることを確実に防止することができる。
【００４５】また配線の途中に、ダイオードのような挿
入損失がある部材を設けないため、充電時に正確な印加
電圧の制御が可能となり、リチウムイオン電池のような
充電条件の厳しい電池にも使用が可能となる。また充電
しない場合にはスイッチ手段がＯＦＦとなるため、電池
側充電端子に充電式蓄電池の容量電圧がかかったままと
なることを防止することができる。また高価な保護回路
を設けないため、携帯端末機器のコストダウンや小型化
に寄与することができる。
入損失がある部材を設けないため、充電時に正確な印加
電圧の制御が可能となり、リチウムイオン電池のような
充電条件の厳しい電池にも使用が可能となる。また充電
しない場合にはスイッチ手段がＯＦＦとなるため、電池
側充電端子に充電式蓄電池の容量電圧がかかったままと
なることを防止することができる。また高価な保護回路
を設けないため、携帯端末機器のコストダウンや小型化
に寄与することができる。
【００４６】またスイッチ手段が非接触の操作によりス
イッチ動作するため、機械的スイッチのように接触不良
により充電に支障をきたしたりすることがなく、製品の
信頼性が向上する。また充電しない場合にはスイッチ手
段は自動的にＯＦＦとなるので、機械的スイッチのよう
にＯＦＦに切替えるのを忘れるようなことはない。
イッチ動作するため、機械的スイッチのように接触不良
により充電に支障をきたしたりすることがなく、製品の
信頼性が向上する。また充電しない場合にはスイッチ手
段は自動的にＯＦＦとなるので、機械的スイッチのよう
にＯＦＦに切替えるのを忘れるようなことはない。
【００４７】さらに前記第２実施例によれば、充電中に
ＡＣ電源端子１３ａ，１３ｂに接続するコンセントが抜
けた場合のように、ＡＣ電源が供給されていない充電器
３４の上に、それに気づかずに携帯電話機２１を装着し
たままにしておいた場合、充電式蓄電池２から充電器３
４に電流が逆流することによりおこる、充電中であるこ
とを示す表示ＬＥＤ１６の点灯や、充電式蓄電池２の放
電を防止することが可能となる。
ＡＣ電源端子１３ａ，１３ｂに接続するコンセントが抜
けた場合のように、ＡＣ電源が供給されていない充電器
３４の上に、それに気づかずに携帯電話機２１を装着し
たままにしておいた場合、充電式蓄電池２から充電器３
４に電流が逆流することによりおこる、充電中であるこ
とを示す表示ＬＥＤ１６の点灯や、充電式蓄電池２の放
電を防止することが可能となる。
【図１】本発明による充電器および携帯端末機器の構造
の第１実施例に係る携帯電話機２１の内部構造を示す図
である。
の第１実施例に係る携帯電話機２１の内部構造を示す図
である。
【図２】リードスイッチ２３の構造を示す図である。
【図３】リードスイッチ２３の動作原理を示す図であ
る。
る。
【図４】携帯電話機２１の充電式蓄電池２を充電する場
合を示す図である。
合を示す図である。
【図５】本発明による充電器および携帯端末機器の構造
の第２実施例を示す図である。
の第２実施例を示す図である。
【図６】一般の携帯電話機１の内部構造を示す図であ
る。
る。
【図７】携帯電話機１の充電式蓄電池２を充電する場合
を示す図である。
を示す図である。
【図８】携帯電話機１の充電端子５ａ，５ｂにネックレ
スのような金属部材１８が接触してショートを起こす場
合を示す図である。
スのような金属部材１８が接触してショートを起こす場
合を示す図である。
１ 携帯端末機器 １ａ ケーシング ２ 充電式蓄電池 ２ａ，２ｂ 電極 ３ 本体回路 ５ａ，５ｂ 電池側充電端子 ７ａ，７ｂ 配線 １０ 充電器 １１ａ，１１ｂ 充電器側充電端子 １３ａ，１３ｂ ＡＣ電源端子 １５ 充電回路 １６ 表示ＬＥＤ １８ 金属部材 ２１ 携帯電話機 ２１ａ ケーシング ２３ リードスイッチ ２５ ガラス管 ２６ａ，２６ｂ 強磁性リード ２７ 部屋 ２８ａ，２８ｂ 接点部 ２９ 連結線部材 ３０ 永久磁石 ３２，３４ 充電器 ３５ 電磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02J 7/00 - 7/12 H02J 7/34 - 7/36
Claims (1)
- 【請求項１】 携帯端末機器に電力を供給する充電器
と、前記充電器に接続することにより充電される携帯端
末機器において、 前記充電器は、充電器側充電端子を備え、 前記携帯端末機器は、 電極を有する充電式蓄電池を内部に収納するケーシング
部と、 前記ケーシング部に設けられ前記充電式蓄電池を充電す
るときに外部充電器の充電器側充電端子と接続する電池
側充電端子と、 前記充電式蓄電池の電極と前記電池側充電端子との間に
配置される配線と、 前記配線の途中に設けられ、前記電池側充電端子が前記
充電器側充電端子と接続した場合にＯＮとなり、前記電
池側充電端子が前記充電器側充電端子と接続しない場合
はＯＦＦとなるスイッチ手段とを備え、 前記充電器が前記スイッチ手段を非接触で動作させ充電
動作時にのみＯＮする電磁石を有し、 前記スイッチ手段が前記電磁石により非接触でスイッチ
動作するスイッチにより構成されることを特徴とする充
電器および携帯端末機器の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02868495A JP3267825B2 (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 充電器および携帯端末機器の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02868495A JP3267825B2 (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 充電器および携帯端末機器の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08205413A JPH08205413A (ja) | 1996-08-09 |
| JP3267825B2 true JP3267825B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=12255326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02868495A Expired - Fee Related JP3267825B2 (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 充電器および携帯端末機器の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3267825B2 (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2757947A4 (en) * | 2011-09-23 | 2015-09-23 | Orthosensor | DEVICE AND METHOD FOR ACTIVATION OF AN ORTHOPEDIC INSTRUMENT FOR PARAMETER MEASUREMENT |
| US9345449B2 (en) | 2009-06-30 | 2016-05-24 | Orthosensor Inc | Prosthetic component for monitoring joint health |
| US9345492B2 (en) | 2009-06-30 | 2016-05-24 | Orthosensor Inc. | Shielded capacitor sensor system for medical applications and method |
| US9357964B2 (en) | 2009-06-30 | 2016-06-07 | Orthosensor Inc. | Hermetically sealed prosthetic component and method therefor |
| US9414940B2 (en) | 2011-09-23 | 2016-08-16 | Orthosensor Inc. | Sensored head for a measurement tool for the muscular-skeletal system |
| US9462964B2 (en) | 2011-09-23 | 2016-10-11 | Orthosensor Inc | Small form factor muscular-skeletal parameter measurement system |
| US9492116B2 (en) | 2009-06-30 | 2016-11-15 | Orthosensor Inc. | Prosthetic knee joint measurement system including energy harvesting and method therefor |
| US9757051B2 (en) | 2012-11-09 | 2017-09-12 | Orthosensor Inc. | Muscular-skeletal tracking system and method |
| US9839374B2 (en) | 2011-09-23 | 2017-12-12 | Orthosensor Inc. | System and method for vertebral load and location sensing |
| US9844335B2 (en) | 2012-02-27 | 2017-12-19 | Orthosensor Inc | Measurement device for the muscular-skeletal system having load distribution plates |
| US9937062B2 (en) | 2011-09-23 | 2018-04-10 | Orthosensor Inc | Device and method for enabling an orthopedic tool for parameter measurement |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09219932A (ja) * | 1996-02-13 | 1997-08-19 | Alps Electric Co Ltd | ワイヤレス機器の充電装置 |
| US7019491B2 (en) * | 2004-04-08 | 2006-03-28 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for indication of a charging condition |
| JP4563887B2 (ja) * | 2005-07-29 | 2010-10-13 | アイコム株式会社 | 充電システム |
| JP5243874B2 (ja) * | 2008-07-30 | 2013-07-24 | 京セラ株式会社 | 携帯電子機器 |
| JP2011217513A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Panasonic Corp | 充電台、及び電子機器 |
| KR101072949B1 (ko) * | 2011-06-27 | 2011-10-17 | 에치디프로 주식회사 | 휴대폰의 배터리 충전장치 |
| US11229239B2 (en) * | 2013-07-19 | 2022-01-25 | Rai Strategic Holdings, Inc. | Electronic smoking article with haptic feedback |
-
1995
- 1995-01-25 JP JP02868495A patent/JP3267825B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US9345449B2 (en) | 2009-06-30 | 2016-05-24 | Orthosensor Inc | Prosthetic component for monitoring joint health |
| US9345492B2 (en) | 2009-06-30 | 2016-05-24 | Orthosensor Inc. | Shielded capacitor sensor system for medical applications and method |
| US9357964B2 (en) | 2009-06-30 | 2016-06-07 | Orthosensor Inc. | Hermetically sealed prosthetic component and method therefor |
| US9358136B2 (en) | 2009-06-30 | 2016-06-07 | Orthosensor Inc. | Shielded capacitor sensor system for medical applications and method |
| US9492116B2 (en) | 2009-06-30 | 2016-11-15 | Orthosensor Inc. | Prosthetic knee joint measurement system including energy harvesting and method therefor |
| EP2757947A4 (en) * | 2011-09-23 | 2015-09-23 | Orthosensor | DEVICE AND METHOD FOR ACTIVATION OF AN ORTHOPEDIC INSTRUMENT FOR PARAMETER MEASUREMENT |
| US9414940B2 (en) | 2011-09-23 | 2016-08-16 | Orthosensor Inc. | Sensored head for a measurement tool for the muscular-skeletal system |
| US9462964B2 (en) | 2011-09-23 | 2016-10-11 | Orthosensor Inc | Small form factor muscular-skeletal parameter measurement system |
| US9839374B2 (en) | 2011-09-23 | 2017-12-12 | Orthosensor Inc. | System and method for vertebral load and location sensing |
| US9937062B2 (en) | 2011-09-23 | 2018-04-10 | Orthosensor Inc | Device and method for enabling an orthopedic tool for parameter measurement |
| US9844335B2 (en) | 2012-02-27 | 2017-12-19 | Orthosensor Inc | Measurement device for the muscular-skeletal system having load distribution plates |
| US9757051B2 (en) | 2012-11-09 | 2017-09-12 | Orthosensor Inc. | Muscular-skeletal tracking system and method |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08205413A (ja) | 1996-08-09 |
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