JP3267176B2 - 逓倍発振器 - Google Patents

逓倍発振器

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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として、マイクロ
波、ミリ波帯の信号源として用いられる逓倍発振器の構
成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高周波用の逓倍出力を得るために
用いられる発振器には、例えば、1989年2月のマイ
クロウエーブジャーナル(Push-Push VCO Design with
CAD Tools, Zvi Nativ and Yair Shur, MICROWAVE JOU
RNAL February 1989)に記載されているプッシュプッシ
ュ発振器が知られている。
【0003】図8に従来のプッシュプッシュ発振器の全
体回路構成を示しており、プッシュプッシュ発振器は、
共振器部801、コルピッツ発振回路等からなる同一か
つ対称な2つの発振回路を具備した発振器部802より
構成され、発振器部802からの2つの出力の基本波及
び奇数次高調波は互いに180゜位相が反転しており、
偶数時高調波は同位相となっている。電気長の等しい伝
送線路を持つ合成回路803により基本波及び奇数次高
調波成分は相殺され、偶数次高調波成分のみを倍増して
出力することができる構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】マイクロ波、ミリ波帯
の信号源として用いられる逓倍出力発振器においては、
大きな信号出力が要求されている。
【0005】本発明は、このようなマイクロ波、ミリ波
帯の信号源として、大きな信号出力を得られる逓倍発振
器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の逓倍発振器は、平行結合線路の4ポートそれ
ぞれに、4つの同一な位相調整線路を接続して線路長を
基本波で1/2波長とし、この線路の開放端に4つの同
一特性発振部を接続し、平行結合線路の異なる線路の隣
り合う2ポートに接続した発振部の出力または、同一線
路上の2ポートに接続した発振部の出力を2つの同相合
成回路でそれぞれ合成し、更に以上2つの合成回路の出
力を3つ目の同相合成回路で合成することで、4つの発
振部の2倍波成分を合成し、基本波成分を相殺する回路
構造としたものである。
【0007】この本発明によれば、マイクロ波、ミリ波
帯の信号源として、大きな信号出力を得られる発振器が
得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、平行結合線路と、前記平行結合線路の4つのポート
に各線路の線路長を基本波で1/2波長とする4つの同
一な位相調整線路を接続して形成した1/2波長線路
と、前記1/2波長線路の4つの開放端にそれぞれ4つ
の同一特性の発振部を接続し、前記平行結合線路の異な
る線路の隣り合う2つのポートに接続された、前記発振
部の2出力、または前記平行結合線路の同一線路上の2
つのポートに接続された前記発振部の2出力を合成する
第1、第2の同相合成回路と、前記第1、第2の同相合
成回路の出力をさらに同相合成する第3の同相合成回路
を有し、発振器の逓倍出力を得ることを特徴とする逓倍
発振器としたものであり、4つの発振部の2倍波成分を
合成し、基本波成分を相殺することで大きな2倍波高調
波成分が得られるという作用を有する。
【0009】請求項2記載の発明は、伝送線路をマイク
ロストリップ構造とし、平行結合線路の1/2の長さに
相当する点で磁界結合を有するスロット線路を裏面に形
成し、前記スロット線路より高安定な信号を入力し、注
入同期をかけることを特徴とする請求項1記載の逓倍発
振器としたものであり、高安定な信号によって注入同期
をかけて、安定かつ大きな2倍波高調波成分が得られる
という作用を有する。
【0010】請求項3記載の発明は、スロット線路端に
接続された可変容量を有し、周波数を可変とすることを
特徴とする請求項2記載の逓倍発振器としたものであ
り、発振周波数を可変にできるという作用を有する。
【0011】請求項4記載の発明は、平行結合線路と、
前記平行結合線路の異なる線路の隣り合う2つのポート
それぞれに接続された2つの位相調整線路と、前記2
つの位相調整線路のそれぞれに接続された2つの同一特
性の発振部と、前記発振部の2出力を合成する同相合成
回路と、前記平行結合線路の発振部を接続していない2
つのポートのそれぞれに接続された2つの位相調整線路
と、前記2つの位相調整線路のそれぞれに接続された2
つの可変容量を有し、周波数を可変としたことを特徴と
する逓倍発振器であり、発振周波数を可変にできるとい
う作用を有する。
【0012】
【0013】
【0014】請求項5記載の発明は、4組の1/4波長
平行結合線路のそれぞれ片側2ポートを、ある一点に近
接するように十文字型に配置し、隣り合った組の前記平
行結合線路のそれぞれ1ポートづつを接続し、前記平行
結合線路に接続された8つの同一特性の発振部と、同一
線路に接続された前記発振部の出力を合成する4つの同
相合成回路を有し、発振器の逓倍出力を得ることを特徴
とする逓倍発振器としたものであり、8つの発振部の2
倍波成分を合成し、基本波成分を相殺することで大きな
2倍波高調波成分が得られるという作用を有する。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図7を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本実施の形態における逓倍発振
器の構成を示す回路ブロック図を示し、図2に本実施の
形態における逓倍発振器の回路図を示す。図1におい
て、101は平行結合線路で、例えば2つの1/4波長
マイクロストリップ線路より構成される。102は位相
調整線路で、例えば1/8波長マイクロストリップ線路
より構成される。以上の平行結合線路101と位相調整
線路102によって、4つのポートの位相差を0゜、1
80゜とすることができる。103は発振部で、例えば
ソース接地のFET発振器より構成され、発振信号を出
力する。104は同相合成回路で、例えばウィルキンソ
ンカップラから構成され、2つのポートから入力された
信号を同相で合成する。105は出力ポートである。
【0016】図2において全体動作の具体例を示す。2
つのマイクロストリップ線路共振器は1/4波長平行結
合線路101と1/8波長線路102を接続することで
構成され、基本波で約1/2波長となっており、4つの
ポートの位相差は0゜、180゜となっている。隣り合
う2ポートにDCカット用コンデンサ202を入れ、バ
イアス回路203、出力整合用マイクロストリップ線路
204、出力側DCカット用コンデンサ205を含むソ
ース接地型FET発振部103を接続することで、各発
振部103の基本波出力は、発振部103aを0゜(基
準)とすると、103b、103cで180゜(逆
相)、103dで0゜(同相)となる。なお、2倍波出
力は全て同相である。以上4つの出力を基本波合成用の
ウィルキンソンカップラ104a、104bによって同
相合成することで、2つの発振部の基本波成分を相殺
し、2倍波成分を合成した出力を得ることができる。更
に、2倍波合成用のウィルキンソンカップラ104cに
よって2つの出力を同相合成することで4つの発振部の
合成された2倍波出力が出力ポート105に出力され
る。これにより、基本波成分が抑圧され、4つの発振部
の2倍波出力を合成した大きな発振出力が得られる逓倍
発振器が実施可能である。
【0017】なお、以上の説明では、発振器の出力をウ
ィルキンソンカップラで合成することで構成した例で説
明したが、その他に、ウィルキンソンカップラを用いず
直接接続する構成についても同様に実施可能である。
【0018】なお、以上の説明では、逓倍発振器の回路
を平行結合線路の異なる線路の隣り合う2ポートに接続
された発振器の出力を合成することで構成した例で説明
したが、その他に、平行結合線路の同一線路の2ポート
に接続された発振器の出力を合成する構成についても同
様に実施可能である。
【0019】なお、以上の説明では、逓倍発振器の回路
を位相調整線路と発振部を直結することで構成した例で
説明したが、その他に、位相調整線路と発振部の間にコ
ンデンサ、線路カップラを用いて結合度を調整した回路
についても同様に実施可能である。
【0020】なお、以上の説明では、逓倍発振器の共振
器を1/4平行結合線路と位相調整線路で構成した例で
説明したが、その他に、1/4平行結合線路と位相調整
線路の4つの接続点に1端を接地したコンデンサ又はオ
ープンスタブを接続し、位相調整線路を1/8波長より
短くした構成についても同様に実施可能である。
【0021】なお、以上の説明では、逓倍発振器の共振
器を平行結合線路と位相調整線路で構成した例で説明し
たが、その他に、平行結合線路間に誘電体共振器を配置
して、発振の安定化をはかった構成についても同様に実
施可能である。
【0022】なお、以上の説明では、逓倍発振器の共振
器を平行結合線路によって結合させて構成した例で説明
したが、その他に、共振器間にコンデンサを介挿して結
合させる構成についても同様に実施可能である。
【0023】(実施の形態2)図3は本実施の形態にお
ける逓倍発振器の構成を示す回路ブロック図を示し、図
3において、301はマイクロストリップ構造の平行結
合線路、302は位相調整線路で、例えば平行結合線路
を基本波で1/4波長、位相調整線路を約1/8波長の
長さとする。303は発振部、304は基本波同相合成
回路、305は2倍波同相合成回路で、実施の形態1と
同様に構成される。307は1/4波長平行結合線路3
01の1/8波長に相当する点で裏面に形成されたスロ
ット線路で、例えばマイクロストリップ構造のグランド
導体に特性インピーダンス50Ωとなるスロット幅のス
ロット線路から構成され、表面のマイクロストリップ構
造の平行結合線路301と磁界結合する。308は高安
定信号源で、例えば周波数シンセサイザによる高安定な
信号源によって構成され、スロット線路307、平行結
合線路301を通じて発振部303に注入同期をかけ
る。これにより、基本波成分が抑圧され、4つの発振部
の2倍波出力を合成した高安定で大きな発振出力が得ら
れる逓倍発振器が実施可能である。
【0024】なお、以上の説明では、逓倍発振器のスロ
ット線路に高安定信号源を接続して構成した例で説明し
たが、その他に、スロット線路端に可変容量ダイオード
を接続して、スロット線路の特性インピーダンス及び平
行結合線路の電気長を変えることで、発振周波数を可変
とする構成についても同様に実施可能である。
【0025】(実施の形態3)図4は本実施の形態にお
ける逓倍発振器の構成を示す回路ブロック図を示し、図
4において、401は1/4波長平行結合線路、402
は位相調整線路、403は発振部、404は同相合成回
路で、実施の形態1と同様に構成され、平行結合線路4
01の異なる線路の隣り合う2ポートに接続された2つ
の発振部403の発振出力は同相合成回路404で同相
合成され、出力ポート409に得られる。405は結合
コンデンサで、例えばMIMキャパシタから構成され、
406は可変容量ダイオードで、例えばバラクタダイオ
ードから構成され、408はバイアス回路で、バイアス
回路の影響が高周波回路に及ばないように、例えば数十
kΩの抵抗やマイクロストリップ線路のスパイラルイン
ダクタ、帯域阻止型フィルタ等から構成され、バイアス
ポート407から加える電圧を調整することで平行結合
線路401の終端条件及びその電気長を変化させ、出力
ポート409に得られる発振周波数を可変とする。これ
により、基本波成分が抑圧され、2つの発振部の2倍波
出力を合成した大きな発振出力が得られるとともに、発
振周波数が可変な逓倍発振器が実施可能である。
【0026】なお、以上の説明では、逓倍発振器の発振
部を平行結合線路の異なる線路に接続して構成した例で
説明したが、その他に、平行結合線路の同一線路に発振
部を接続した構成についても同様に実施可能である。
【0027】(実施の形態4)図5は本実施の形態にお
ける逓倍発振器の構成を示す回路ブロック図を示し、図
5において、501は異なる線路の隣り合う1ポートづ
つを接地した1/4波長平行結合線路で、例えば1/4
波長のマイクロストリップ結合線路で構成され、接地し
ない2つのポートでの位相差は180゜である。502
は発振部、503は同相合成回路、504は出力端で、
実施の形態1と同様に構成される。平行結合線路502
につながれた発振部502の出力の基本波は位相差18
0゜(逆相)、2倍波は0゜(同相)となる。以上の2
出力を同相合成回路503で合成することで、2つの発
振部の基本波成分を相殺し、2倍波出力を合成した出力
が出力ポート504に得られる。これにより、基本波成
分が抑圧され、2つの発振部の2倍波出力を合成した大
きな発振出力が得られる。逓倍発振器が実施可能であ
る。
【0028】なお、以上の説明では、逓倍発振器の平行
結合線路を直接接地して構成した例で説明したが、その
他に、DCカット用コンデンサ、可変容量ダイオードを
介して接地し、発振周波数を可変とする構成についても
同様に実施可能である。
【0029】なお、以上の説明では、2つの発振部の2
倍波出力を合成した例で説明したが、その他に、同相合
成回路の代わりに、逆相合成回路を用いて基本波を合成
して出力する構成も実施可能である。
【0030】(実施の形態5)図6は本実施の形態にお
ける逓倍発振器の構成を示す回路ブロック図を示し、図
6において、601は異なる線路の対角の1ポートづつ
を接地した1/4波長平行結合線路で、例えば1/4波
長のマイクロストリップ結合線路で構成され、接地しな
い2つのポートでの位相差は0゜である。603は逆相
合成回路で、例えばウィルキンソンカップラの入力側の
1端に180゜電気長のマイクロストリップ線路を接続
して構成され、602は発振部、604は出力端で、第
1の実施の形態と同様に構成される。平行結合線路60
2につながれた発振部602の出力の基本波は位相差0
゜(同相)、2倍波は180゜(逆相)となる。以上の
2出力を逆相合成回路603で合成することで、2つの
発振部の基本波成分を相殺し、2倍波出力を合成した出
力が出力ポート604に得られる。これにより、基本波
成分が抑圧され、2つの発振部の2倍波出力を合成した
大きな発振出力が得られる逓倍発振器が実施可能であ
る。
【0031】なお、以上の説明では、2つの発振部の2
倍波出力を合成した例で説明したが、その他に、逆相合
成回路の代わりに、同相合成回路を用いて基本波を合成
して出力する構成も実施可能である。
【0032】(実施の形態6)図7は本実施の形態にお
ける逓倍発振器の構成を示す回路ブロック図を示し、図
7において、701は1/4波長平行結合線路、702
は発振部、703は同相合成回路、704は出力端で、
平行結合線路701につながれた同一の特性を持つ発振
部702a〜hよりなる発振器において、発振部702
a、702bの基本波の位相差が180゜(逆相)、2
倍波の位相差が0゜(同相)となり、他の6つの発振部
の基本波の位相差も、702cと702d、702eと
702f、702gと702hがそれぞれ180゜(逆
相)となる。以上それぞれ180゜位相差となる2つの
発振部の出力を同相合成回路703a〜dで合成するこ
とで、各合成回路の出力には基本波成分が抑圧され、足
し合わされた2倍波成分が得られる。ここで、同相合成
回路703aと703c、703bと703dの2倍波
出力はそれぞれ位相差0゜(同相)であるため、更に2
倍波同相合成回路704で合成する。2倍波同相合成回
路704a、bの出力位相差は180゜であるため、こ
れを2倍波逆相合成回路705によって合成する。これ
により、基本波成分が抑圧され、8つの発振部の2倍波
出力を合成した大きな発振出力が得られる逓倍発振器が
実施可能である。
【0033】なお、以上の説明では、逓倍発振器の発振
部出力を全て合成して1つのポートより出力するように
構成した例で説明したが、その他に、2つ以上のポート
に出力して、例えば搬送波信号と受信ミキサ局部発振と
いった複数の回路に信号を用いるように構成しても同様
に実施可能である。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各種無線
機器、特にマイクロ波、ミリ波帯用発振器に必要とされ
る、大きな信号出力が得られるという有利な効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における逓倍発振器の構
成を示す回路ブロック図
【図2】本発明の一実施の形態における逓倍発振器の回
路図
【図3】本発明の一実施の形態における逓倍発振器の構
成を示す回路ブロック図
【図4】本発明の一実施の形態における逓倍発振器の構
成を示す回路ブロック図
【図5】本発明の一実施の形態における逓倍発振器の構
成を示す回路ブロック図
【図6】本発明の一実施の形態における逓倍発振器の構
成を示す回路ブロック図
【図7】本発明の一実施の形態における逓倍発振器の構
成を示す回路ブロック図
【図8】従来の逓倍発振器の回路ブロック図
【符号の説明】
101 平行結合線路 102 位相調整線路 103 発振部 104 同相合成回路 105 出力ポート 202 DCカット用コンデンサ 203 バイアス回路 204 整合用マイクロストリップ線路 205 DCカット用コンデンサ 301 平行結合線路 302 位相調整線路 303 発振部 304 基本波同相合成回路 305 2倍波同相合成回路 306 出力ポート 307 スロット線路 308 高安定信号源 401 1/4波長平行結合線路 402 位相調整線路 403 発振部 404 同相合成回路 405 結合コンデンサ 406 可変容量ダイオード 407 バイアスポート 408 バイアス回路 409 出力ポート 501 1/4波長平行結合線路 502 発振部 503 同相合成回路 504 出力ポート 601 1/4波長平行結合線路 602 発振部 603 逆相合成回路 604 出力ポート 701 1/4波長平行結合線路 702 発振部 703 同相合成回路 704 2倍波同相合成回路 705 2倍波逆相合成回路 706 出力ポート 801 共振器 802 発振器部 803 合成回路 804 出力ポート
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−24706(JP,A) 特開 昭59−79607(JP,A) 特開 昭63−115401(JP,A) 特開 平5−218745(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03B 19/00 - 19/20 H03B 5/18 H01P 5/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行結合線路と、前記平行結合線路の4
    つのポートに各線路の線路長を基本波で1/2波長とす
    る4つの同一な位相調整線路を接続して形成した1/2
    波長線路と、前記1/2波長線路の4つの開放端にそれ
    ぞれ4つの同一特性の発振部を接続し、前記平行結合線
    路の異なる線路の隣り合う2つのポートに接続された、
    前記発振部の2出力、または前記平行結合線路の同一線
    路上の2つのポートに接続された前記発振部の2出力を
    合成する第1、第2の同相合成回路と、前記第1、第2
    の同相合成回路の出力をさらに同相合成する第3の同相
    合成回路を有し、発振器の逓倍出力を得ることを特徴と
    する逓倍発振器。
  2. 【請求項2】 伝送線路をマイクロストリップ構造と
    し、平行結合線路の1/2の長さに相当する点で磁界結
    合を有するスロット線路を裏面に形成し、前記スロット
    線路より高安定な信号を入力し、注入同期をかけること
    を特徴とする請求項1記載の逓倍発振器。
  3. 【請求項3】 スロット線路端に接続された可変容量を
    有し、周波数を可変とすることを特徴とする請求項2記
    載の逓倍発振器。
  4. 【請求項4】 平行結合線路と、前記平行結合線路の異
    なる線路の隣り合う2つのポートのそれぞれに接続され
    2つの位相調整線路と、前記2つの位相調整線路のそ
    れぞれに接続された2つの同一特性の発振部と、前記発
    振部の2出力を合成する同相合成回路と、前記平行結合
    線路の発振部を接続していない2つのポートのそれぞれ
    接続された2つの位相調整線路と、前記2つの位相調
    整線路のそれぞれに接続された2つの可変容量を有し、
    周波数を可変としたことを特徴とする逓倍発振器
  5. 【請求項5】 4組の1/4波長平行結合線路のそれぞ
    れ片側2ポートを、ある一点に近接するように十文字型
    に配置し、隣り合った組の前記平行結合線路のそれぞれ
    1ポートづつを接続し、前記平行結合線路に接続された
    8つの同一特性の発振部と、同一線路に接続された前記
    発振部の出力を合成する4つの同相合成回路を有し、発
    振器の逓倍出力を得ることを特徴とする逓倍発振器。
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