JP3266150B2 - 電気給湯器 - Google Patents

電気給湯器

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JP3266150B2 JP35879199A JP35879199A JP3266150B2 JP 3266150 B2 JP3266150 B2 JP 3266150B2 JP 35879199 A JP35879199 A JP 35879199A JP 35879199 A JP35879199 A JP 35879199A JP 3266150 B2 JP3266150 B2 JP 3266150B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、電気給湯器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では5Lクラスの大容量の電気ポッ
トも提供されるようになっている。
【0003】しかし、例えば職場やコンビニエンススト
アなど、比較的多量の湯を必要とする所では、該通常の
電気ポットでは、やはり湯量が足りない。
【0004】そこで、そのような要求に応じ、例えば1
0L程度の大きな湯沸しタンクを設け、該湯沸しタンク
内の水を加熱沸とうさせた後、所望の温度に保温して置
く電気給湯器の提供が考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な単一の湯沸しタンクの容量を大きくしただけの給湯器
の場合、次のような問題がある。
【0006】(1) 湯量が減少した時の継続的な水の
補給が困難である。
【0007】(2) 湯量が減少した時に、新たに必要
な量の水を補給すると、湯温が大きく低下し、再度長時
間の湯沸しが必要となる。
【0008】(3) 水補給のためには、何等かの容器
で水を運び、湯沸しタンク内に注ぎ込む操作が必要であ
る。
【0009】本願各発明は、それぞれ以上のような問題
を解決するためになされたもので、湯沸しタンクとは別
に、湯沸しタンク内の湯の減少に応じて水を供給する給
水タンクを設け、かつ湯沸しタンク内の入水制御室を介
して加温しながら供給するようにすることによって、所
望の温度の湯を常に給湯できるようにした電気給湯器を
提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願各発明は、上記の目
的を達成するために、それぞれ次のような課題解決手段
を備えて構成されている。
【0011】(1) 請求項1の発明 先ず、本願の請求項1の発明の電気給湯器は、所定量の
水が収容される湯沸しタンクと、この湯沸しタンク内の
水を加熱する加熱手段と、上記湯沸しタンク内の水の減
少に応じて上記湯沸しタンク内に水を補給する給水タン
クと、この給水タンクを任意に収納又は取り出しができ
るように保持する給水タンク収納支持部とを備えてなる
電気給湯器において、上記給水タンク収納支持部を上記
湯沸しタンクの上方に設けて無動力給水を可能とする一
方、上記湯沸しタンク内の上記給水タンクからの給水口
付近には、満水位レベルよりも若干低いレベル位置に水
流出用の開口を有し、該開口を介し、上記湯沸しタンク
内の湯の減少量に対応して上記給水タンクからの水を上
記湯沸しタンク内の湯と混合加温した上で上記湯沸しタ
ンク内に供給する入水制御室を設けて構成されている。
【0012】したがって、該構成では、先ず基本的な作
用として、使用によって湯沸しタンク内の湯が減少して
も、その減少量に対応して給水タンク側から湯沸しタン
ク側に常時水が補給されるようになり、大きな湯量の減
少を招くことなく略一定に保持できるようになる。
【0013】そして、その場合において、上記給水タン
クは、給湯器本体に対して任意に収納又は取り出しがで
きるように収納支持されている。
【0014】したがって、上記のようにして水が補給さ
れた結果、上記給水タンク内の水が減少して上記給水タ
ンク内に給水を行う必要が生じたような時には、同給水
タンクのみを取り出して任意に給水タンク内への水の補
充を行うことができるので、給水作業が容易になる。
【0015】また、その場合において、上記給水タンク
は、上記湯沸しタンクの上方に設けて収納支持されてい
る。
【0016】したがって、その結果、給湯器本体の水平
方向の設置面積が小さくなり、それだけ設置場所の制約
が少なくなる。
【0017】また、それに対応して上記給水タンクから
湯沸しタンクへの給水には、それら両タンク間のヘッド
差を利用した無動力給水方法の採用を可能としているの
で、給水のための電動ポンプが不要となる。
【0018】さらに、それらの場合において、上記湯沸
しタンク内の上記給水タンクからの給水口付近には、満
水位レベルよりも若干低いレベル位置に水流出用の開口
を有し、該開口を介し、上記湯沸しタンク内の湯の減少
量に対応して、上記給水タンクからの水を上記湯沸しタ
ンク内の湯と混合して加温した上で上記湯沸しタンク内
に供給する入水制御室を設けている。
【0019】したがって、上記のようにして、上記湯沸
しタンク内の湯の減少量に対応して、上記給水タンクか
ら上記湯沸しタンク側に補給される水は、上記湯沸しタ
ンク内の給水口付近の満水位レベルよりも若干低いレベ
ル位置に水流出用の開口を有して設けられた当該入水制
御室を介して供給されるようになり、上記給水タンクか
ら上記湯沸しタンク側に供給される水は、先ず当該入水
制御室内に供給された時点で、それまでに溜っている高
温の湯と混合されて温度が上昇し、湯の状態となる。
【0020】そして、上記湯沸しタンク内の湯が当該入
水制御室の上記水流出用の開口位置よりも減少すると、
その減少量に対応して、当該入水制御室内で加温されて
湯の状態となった水を同湯沸しタンク内に溢出させて、
大きな温度変化を招かないように補給する。
【0021】つまり、該構成では、一度に低温の多量の
水を水のまま補給する場合と異なって、減少量に応じた
水を一定量毎に加温しながら補給するので、湯沸しタン
ク内の湯温を低下させることなく、一定量の水の補給を
安定して行うことができるようになる。
【0022】その結果、再湯沸しを行う必要がなくな
る。
【0023】(2) 請求項2の発明 次に、本願の請求項2の発明の電気給湯器は、上記請求
項1記載の発明の構成において、入水制御室は、湯沸し
タンク内の湯が満水位レベルにある時は、同水位が水流
出用の当該開口位置を越えているために溢出しないが、
湯沸しタンク内の湯が水流出用の開口位置よりも減少す
ると、給水タンクからの水を溢出させて、本来の満水位
レベルまで補給するようになっている。
【0024】すなわち、該構成では、上記満水位レベル
よりも若干低いレベル位置に水流出用の開口が形成され
た入水制御室を備えている請求項1記載の発明の構成に
おいて、上記湯沸しタンク内の湯が上記のように満水位
レベルにある時は、同水位が上記水流出用の開口位置を
越えているために溢出しないが、上記湯沸しタンク内の
湯が上記水流出用の開口位置よりも減少すると、上記給
水タンク側から供給される水を、それまでに溜っている
高温の湯と混合して加温した上で上記湯沸しタンク内に
溢出させて、本来の満水位レベルまで大きな温度変化を
招くことなく補給するようになっている。
【0025】したがって、上記湯沸しタンク内には、上
記満水位レベルと上記入水制御室の水流出用の開口との
間の水位差に対応した一定量分の湯が減少すると、それ
に対応して速やかに同減少量に対応した一定量分の加温
された水が、上記入水制御室を介して継続的に補給され
るようになり、上記湯沸しタンク内には常時一定量の湯
量が大きな温度変化なく保持されるようになる。
【0026】(3) 請求項3の発明 次に、本願の請求項3の発明の電気給湯器は、上記請求
項1又は2記載の発明の構成において、上記給水タンク
から湯沸しタンクへの給水路が、サイフォン管により構
成されている。
【0027】したがって、該構成では、サイフォン管構
造の給水路により、温度の高い入水制御室内の湯が給水
タンク側に逆流するのを有効に防止することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】(実施の形態1) 図1〜図3は、本願発明の実施の形態1に係る電気給湯
器の構成を示している。
【0029】図1〜図3において、符号1は、仕切壁1
eを介し、下部側に湯沸しタンク2を、上部側に給水タ
ンク3を収納した当該電気給湯器の本体ケースである。
この本体ケース1は、例えば合成樹脂製の箱型ケースよ
りなり、その前面側には所定容積後方側に凹んだ給湯ス
ペース100が前面側を開放した状態で設けられてい
る。
【0030】そして、その上部側には、後述するように
上記湯沸しタンク2の底部2aから第1の給湯パイプ9
8および電動給湯ポンプ99を介して延設された第2の
給湯パイプ101の先端側給湯口101aが下方に向け
て開口されている一方、また側方には所定の操作パネル
部65が上下方向に延びて設けられている。この操作パ
ネル部65には、例えば図1に示すように、給湯スイッ
チ67、湯沸し表示ランプ(LED)68a、保温表示
ランプ(LED)68b等が設けられている。
【0031】また、上記本体ケース1の底部側には、上
記本体ケース1の底壁1d上に位置して合成樹脂製の底
部材91aを有する筒状の内ケース91が本体ケース1
側に固定して設けられており、その上部側開口部91b
の内縁部に対し、肩部材92を介して上記湯沸しタンク
2の上部側開口部2bの外縁部を係止することによって
上記湯沸しタンク2を収納支持している。
【0032】また、上記肩部材92の開口部には、上記
湯沸しタンク2の開口部2bを覆う合成樹脂製の蓋部材
8が設けられ、内蓋86を介して上記湯沸しタンク2の
開口部2bに嵌合されている。なお、内蓋86には、蒸
気放出用の複数の穴が設けられている(図示省略)。
【0033】上記蓋部材8は、上記内蓋86を介して上
記湯沸しタンク2の開口部2bに対応する内カバー8a
と、該内カバー8aに対し、該内カバー8aとの間に所
定容積の断熱空間85を形成する状態で上部側から嵌合
して一体化された外カバー8bとから形成されている。
また、上記内蓋86と外カバー8bとの間には、上記内
カバー8aに形成された開口部から上記断熱空間85内
を通り、上記本体ケース1内の前部側上方部に上下方向
に延びて設けられている蒸気放出パイプ94に連通す
る、上記湯沸しタンク2内の蒸気を外部に放出するため
の蒸気放出通路95が設けられている。
【0034】また、上記本体ケース1内の上記仕切壁1
eは、その後部側を下方に凹ませることにより、例えば
図2に示すような段部構造の給水タンク支持部を形成し
ている。そして、その上部側(前部側)大径の段部面9
0aに上記給水タンク3の本体3c側底部3aを載置す
るとともに、凹部面である下部側(後部側)小径の段部
面90bに上記給水タンク3の後端側に設けた筒状の給
水部3b側を対応させることによって上記給水タンク3
を収納支持するようになっている。そして、そのために
上記仕切壁1eの下部側小径の段部面90bには、図示
のように所定径の開口が形成され、該開口に対して図示
のように上記給水タンク3からの水を留める水受け容器
38が一体に係止されている。
【0035】上記給水タンク3は、例えばポリエチレン
等の合成樹脂製のものよりなり、上部には手の先を入れ
て持ち歩くことができる手下げ穴32aを有した把手部
32が設けられており、該把手部32を持って図示収納
位置から上方に持ち上げることによって上記本体ケース
1の上部開口部1cから外部に取り出すことができるよ
うになっている。
【0036】一方、上記給水部3bの下部側には筒状の
開口部30が設けられ、そのキャップ31中央には、さ
らに筒状の給水口33が設けられており、該給水口33
内には、給水タンク3が図示のように収納されている状
態では上記下方側水受け容器38内に立設された弁体突
き上げ部材34により上方側に押されて開弁される一
方、図示収納状態から上方に持ち上げられると、コイル
バネ36bの付勢力により下方側に押されて閉弁し、当
該給水口33を閉じる止水弁36が設けられている。こ
の止水弁36は、上記筒状の給水口33内に昇降自在に
支持された弁体36aと、該弁体36aを常時下降側閉
弁方向に付勢するコイルバネ36bと、該コイルバネ3
6bの一端を係止するとともに弁体36aを昇降自在に
遊嵌状態で支持する支持部材36cとから形成されてお
り、上記弁体36aの軸部37のコイルバネ係止用のフ
ランジ部を有する下端37aに対して上記弁体突き上げ
部材34が突き当てられていない上記給水タンク3の外
部への取り出し状態では、同軸部37下端37aのフラ
ンジ部と上記支持部材36cとの間に介装されたコイル
バネ36bの伸張方向の付勢力によって上記弁体36a
の弁傘部38の下面が上記給水口33の上端側開口縁部
33aに当接して給水口33を閉じ、止水状態に維持す
る。
【0037】他方、上記給水タンク3が本体ケース1内
に収納されると、その給水口33が上記水受け容器38
内に立設されている弁体突き上げ部材34に対応し、同
弁体突き上げ部材34によって上記コイルバネ36bの
上記閉弁方向の付勢力に抗して弁体36aが上方に突き
上げられて、図示のように給水口33を開き、上記給水
タンク3内を上記下方側の水受け容器38内の上方部分
に連通させる。そして、それにより同水受け容器38内
に、上記筒状の給水口33の下端側開口縁部33bより
も若干上方の満水位面となるまで上記給水タンク3内の
水を移す。
【0038】他方、上記湯沸しタンク2は、加熱するこ
とができるアルミニウム合金等の伝熱性の良い金属材料
よりなり、その上部側開口部2bに対して上述のように
断熱性のある蓋部材8が開閉自在に設けられている一
方、その底部2aの下面には湯沸し用の加熱手段である
湯沸しヒータを埋設したヒータプレート7と湯温センサ
ー71とが設けられている。そして、上記ヒータプレー
ト7により上記湯沸しタンク2を加熱し、湯温センサー
71で湯温をチェックしながら沸とうおよびカルキ抜き
を行った後、所定の湯温(90〜98℃)に保温する。
そして、上記底部2aの上記ヒータプレート7を避けた
外周寄り位置には、外部への湯排出口9が開口されてお
り、この湯排出口9は第1の給湯パイプ98を介して電
動給湯ポンプ99の湯吸入口99aに連通されている。
【0039】また、この電動給湯ポンプ99の湯吐出口
99bは、上述のように水平方向から上方に延び上述の
給湯スペース100の上方に開口する第2の給湯パイプ
101を介して上記湯沸しタンク2内の湯を外部に排出
することによって、所望の容器に給湯するようになって
いる。
【0040】ところで、上記給水タンク3は、上述のよ
うに、給水部3b側の開口部30に対して開閉可能に螺
合されたキャップ31の中央に筒状の給水口33を有
し、該給水口33には昇降によって開閉可能な止水弁3
6が設けられている。そして、上記給水タンク3が上記
本体ケース1内の上記給水タンク支持部上に支持された
時には、上記水受け容器38の底部38aから上方に突
出した弁体突き上げ部材34によって当該止水弁36の
弁体36aがコイルバネ36bの付勢力に抗して上方に
開弁され、上記給水口33が開かれて水受け容器38内
に図示の如く所定量の水を留めた状態で同水受け容器3
8内を上記給水タンク3内と連通した状態に維持する。
【0041】一方、この水受け容器38は、その底部3
8a付近に開口し、上記湯沸しタンク2の上部側満水位
レベルFL位置方向にストレートに延びる給水パイプ1
04を介して当該湯沸しタンク2内の有底構造の入水制
御室105に接続連通されており、上述のようにして電
動給湯ポンプ99が駆動されて、湯沸しタンク2内の湯
が減少すると、その減少量に応じて上記水受け容器38
内の水を上記入水制御室105を介して上記湯沸しタン
ク2内に供給するようになっている。すなわち、この場
合、上記入水制御室105は上記満水位レベルFLより
も若干低いレベル位置L1部分に水流出用の開口105
aが形成されており、上記湯沸しタンク2内の湯が上記
満水位レベルFLにある時は、同水位が該開口105a
を越えているために溢出しないが、上記湯沸しタンク2
内の湯が該開口105aよりも減少すると、上記給水パ
イプ104を介して供給される上記水受け容器38から
の水を溢出させて、本来の満水位レベルFLまで補給す
る。
【0042】このようにして、上記湯沸しタンク2内に
は、上記満水位レベルFLと入水制御室105の開口1
05a間の水位差ΔLに対応した一定量ΔL分の湯が減
少すると、それに対応して速やかに同減少量に対応した
一定量ΔL分の水が継続的に補給されるようになり、上
記湯沸しタンク2内には常時一定量の湯量が大きな温度
変化なく保持されるようになる。
【0043】この時、上記水受け容器38から給水パイ
プ104により入水制御室105を介して湯沸しタンク
2内に補給される水は、例えば図3に示されるように、
入水制御室105内に供給された時点で、それまでに溜
っている高温の湯Lと混合されて温度が上昇し、湯の状
態となって湯沸しタンク2内に移される。したがって、
上述のように湯沸しタンク2内の湯温を低下させること
なく、水の補給を行うことができる。
【0044】一方、以上のようにして上記給水タンク3
からの水の補給が継続されると、やがて上記給水タンク
3内の水が無くなる。
【0045】ところが、以上の構成では、上述のよう
に、上記給水タンク3の上部には、上述のように把手部
32が設けられており、該把手部32を持って本体ケー
ス1の開口部1cから上方に取り出すことができるよう
になっている。したがって、当該給水タンク3を本体ケ
ース1から外部に取り出し、上下逆向きの状態にして上
記開口部30側のキャップ31を外せば、該開口部30
から新たな水の補充を行うことができるので、同水の補
充を行った後キャップ31を締めて再び図2に示すよう
に本体ケース1内に収納すると、上述のようにして改め
て継続的な水の補給を可能とすることができる。
【0046】なお、図2中の符号106は、上述した給
湯スペース100の底部に設けられた水受け皿であり、
該水受け皿106で受けられた水は、所定のタンクに留
められるか、又はパイプを介して所定の個所に排出され
る。
【0047】また、該水受け皿106上には、例えば上
述の蒸気放出パイプ94からの凝縮水も図示のように凝
縮水パイプ107を介して供給される。
【0048】(変形例) なお、この実施の形態1の場合において、例えば上記給
水パイプ104に対してヒータプレートを設けるように
すれば、湯の状態での水の補給を行うことができる。
【0049】(実施の形態2) 図4は、本願発明の実施の形態2に係る電気給湯器の構
成を示している。
【0050】上記実施の形態1の構成では、水受け容器
38を略水平方向にストレートな給水パイプ104を介
して入水制御室105に連通させているが、このような
構成の場合、入水制御室105内の高温の湯が水受け容
器38側に逆流することも考えられる。また、湯沸しタ
ンク2側の熱が水受け容器38側に伝わらないようにす
ることが好ましい。
【0051】この実施の形態の電気給湯器は、このよう
な観点から構成されており、例えば図4に示すように、
上記給水パイプ104を、上記水受け容器38の底部3
8aから一旦下方に延設した後再び上方にUターンさ
せ、その後水平方向に延設することにより上記実施の形
態1のものと同様の入水制御室105内に連通させたサ
イホン管構造として、上記入水制御室105から上記水
受け容器38への湯の逆流を防止するとともに、該給水
パイプ104のサイホン管部分(U状部分)と上記湯沸
しタンク2との間に断熱材64を介設させることによっ
て上記湯沸しタンク2からの熱が上記水受け容器38側
に伝わらないようにしている。また、該構成では、上方
側給水タンク3への断熱性を向上させるとともに蓋部材
8自体の構造を簡単にするために、例えば当該蓋部材8
には前述のような蒸気放出通路95を形成することな
く、上記湯沸しタンク2の側壁上方部に前述した外部へ
の蒸気放出パイプ94の一端94aを直接連通させた構
造としている。
【0052】その他の構成は、上述の実施の形態1のも
のと基本的に同様である。
【0053】このような構成によると、上記実施の形態
1のものと同様の作用を上述のような問題無く実現する
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態1に係る電気給湯器の斜
視図である。
【図2】同電気給湯器の断面図である。
【図3】同電気給湯器の要部の作用を示す拡大断面図で
ある。
【図4】本願発明の実施の形態2に係る電気給湯器の断
面図である。
【符号の説明】
1は本体ケース、2は湯沸しタンク、3は給水タンク、
3aは底部、7はヒータプレート、8は蓋部材、9は湯
排出口、30は開口部、31はキャップ、33は給水
口、38は水受け容器、100は給湯スペース、104
は給水パイプ、105は入水制御室、105aは開口で
ある。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21 101 A47J 27/00 109 G07F 13/00 101

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定量の水が収容される湯沸しタンク
    と、この湯沸しタンク内の水を加熱する加熱手段と、上
    記湯沸しタンク内の水の減少に応じて上記湯沸しタンク
    内に水を補給する給水タンクと、この給水タンクを任意
    に収納又は取り出しができるように保持する給水タンク
    収納支持部とを備えてなる電気給湯器において、上記給
    水タンク収納支持部を上記湯沸しタンクの上方に設けて
    無動力給水を可能とする一方、上記湯沸しタンク内の上
    記給水タンクからの給水口付近には、満水位レベルより
    も若干低いレベル位置に水流出用の開口を有し、該開口
    を介し、上記湯沸しタンク内の湯の減少量に対応して上
    記給水タンクからの水を上記湯沸しタンク内の湯と混合
    加温した上で上記湯沸しタンク内に供給する入水制御室
    を設けたことを特徴とする電気給湯器。
  2. 【請求項2】 入水制御室は、湯沸しタンク内の湯が満
    水位レベルにある時は、同水位が水流出用の開口位置を
    越えているために溢出しないが、湯沸しタンク内の湯が
    水流出用の開口位置よりも減少すると、給水タンクから
    の水を溢出させて、本来の満水位レベルまで補給するよ
    うになっていることを特徴とする請求項1記載の電気給
    湯器。
  3. 【請求項3】 給水タンクから湯沸しタンクへの給水路
    が、サイフォン管により構成されていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の電気給湯器。
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