JP3265230B2 - 連続鋳造設備 - Google Patents

連続鋳造設備

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JP3265230B2 JP17212897A JP17212897A JP3265230B2 JP 3265230 B2 JP3265230 B2 JP 3265230B2 JP 17212897 A JP17212897 A JP 17212897A JP 17212897 A JP17212897 A JP 17212897A JP 3265230 B2 JP3265230 B2 JP 3265230B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、垂直−曲げ形ある
いは湾曲形の鋳片パスラインを持った連続鋳造設備に関
し、特に、鋳片表面割れを防止する手段に特徴を備えた
連続鋳造設備に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に連続鋳造設備では、鋳型から連続
的に引き抜かれた鋳片は、順次、該鋳片を挟み込むよう
に配置された複数のガイドロールによって鋳片パスライ
ンに沿って搬送され、さらに矯正セグメントの矯正ロー
ルによって矯正が行われる。
【0003】上記複数のガイドロールが配置された鋳片
パスライン位置における該ロール間には、図8に示すよ
うに、2次冷却装置を構成するスプレー冷却ノズル50
が配置され、該スプレー冷却ノズル50から噴射される
冷却水によって鋳片51の冷却が実施されている。
【0004】また、上記各ロール52は鋳片51の熱で
破損等が生じないように、ロール冷却スプレー53から
の冷却水で冷却されている。なお、このような冷却方式
を備えたロール52を、以下の説明では、外部冷却型の
ロールと呼ぶ。
【0005】このとき、鋳片51の表面割れの防止とし
ては、対象とする鋼種の脆化域での曲げや矯正を回避す
ればよく、鋳片51表面の温度を脆化域の温度よりも上
側若しくは下側になるように、冷却条件や鋳込み速度等
の操業条件を設定すればよい。
【0006】例えば、図7に示すような絞り特性をもつ
ような鋼種であれば、脆化温度域である600〜750
℃程度の範囲を避けた温度に鋳片51の表面を制御する
必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
あっては、鋳片51温度を上昇させようとして上記スプ
レー冷却ノズル50からの水量を少なくした場合には、
ガイドロール52の温度が上昇して、ロール52の切損
やベアリング破損などのトラブルが発生していた。
【0008】また、ロール52の温度を低めに設定する
ために、ロール52表面に冷却水を吹き付けた場合に
は、その冷却水が、結局、鋳片51に流れてしまうの
で、鋳片51表面温度を低下させていた。
【0009】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、鋳片表面温度を上昇させることで表面
割れを防止する連続鋳造設備を提供することを課題とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のうち請求項1に記載の連続鋳造設備は、鋳
型の下流側に配置されて、鋳片を挟むようにしてパスラ
インに沿って配列した複数のガイドロール、及び上記鋳
片を冷却する二次冷却装置を備えたガイドセグメント
と、そのガイドセグメントの下流側に配置されて鋳片を
引き抜き矯正する矯正セグメントとを備え、上記ガイド
セグメント位置でのパスラインは、その一部で湾曲して
鋳片の搬送方向を変更する連続鋳造設備において、上記
湾曲するパスライン位置における該湾曲の内側に配置さ
れるガイドロールを、ロール内部を流通する冷却水でロ
ール自体を冷却する内部冷却型のロールとし、且つ、そ
の湾曲の内側位置では、上記二次冷却装置による鋳片の
冷却をゼロ若しくは鋳片内側表面で温度上昇が生じる
小さな量にしたことを特徴としている。
【0011】矯正セグメント上流であるガイドセグメン
ト位置での鋳片パスラインに湾曲(曲げ)がある形式の
連続鋳造設備においては、その湾曲部分が終わった位置
から、つまり円弧から直線となる変曲点近傍位置から、
矯正セグメントを構成する矯正ロールが配置されて鋳片
が矯正される。このとき、特に、鋳片表面割れが発生す
るのは、大きな歪みが付加される矯正時の湾曲内側であ
る。
【0012】これに鑑みて、本発明においては、矯正さ
れる直前の鋳片表面における、湾曲内側に対する上記二
次冷却装置による冷却をゼロ若しくは小さくすること
で、鋳片表面の温度を上げる。これによって、脆化温度
域より高い温度状態で鋳片の矯正が実施されて鋳片の表
面割れが防止される。
【0013】このとき、本発明においては、ロールの冷
却を内部冷却方式とすることで、ロールを冷却する水が
鋳片側に流れることが回避されて、ロールの切損等を防
止しつつ、該ロールを冷却する水による鋳片表面の温度
降下を回避する。
【0014】次に、請求項2に記載した発明は、鋳型の
下流側に配置されて、鋳片を挟むようにしてパスライン
に沿って配列した複数のガイドロール、及び上記鋳片を
冷却する二次冷却装置を備えたガイドセグメントと、そ
のガイドセグメントの下流側に配置されて鋳片を引き抜
き矯正する矯正セグメントとを備え、上記ガイドセグメ
ント位置でのパスラインは、その一部で湾曲して鋳片の
搬送方向を変更する連続鋳造設備において、上記パスラ
インの湾曲の開始位置の上流における該湾曲の外側に位
置するロールを、ロール内部を流通する冷却水でロール
自体を冷却する内部冷却型のロールとし、且つ、その湾
曲直前の外側では、上記二次冷却装置による鋳片の冷却
ゼロ若しくは鋳片表面で温度上昇が生じる小さな量
したことを特徴としている。
【0015】ガイドセグメント位置でのパスラインが垂
直−曲げ形の垂直型連鋳機等では、直線から円弧に曲率
が変化する曲げ時の湾曲外側で鋳片の表面割れが生じ易
い。これに鑑み、曲げ開始位置の上流における、鋳片表
面の湾曲外側に対する上記二次冷却装置による冷却をゼ
ロ若しくは小さくすることで、鋳片表面の温度を上昇さ
せる。これによって、脆化温度域より高い温度状態で鋳
片が曲げられて鋳片の表面割れが防止される。
【0016】このとき、本発明においては、ロールの冷
却を内部冷却方式とすることで、ロールを冷却する水が
鋳片側に流れることが回避されて、ロールの切損等を防
止しつつ、該ロールを冷却する水による鋳片表面の温度
降下を回避する。
【0017】次に、請求項3に記載した発明は、鋳型の
下流側に配置されて、鋳片を挟むようにしてパスライン
に沿って配列した複数のガイドロール、及び上記鋳片を
冷却する二次冷却装置を備えたガイドセグメントと、そ
のガイドセグメントの下流側に配置されて鋳片を引き抜
き矯正する矯正セグメントとを備え、上記ガイドセグメ
ント位置でのパスラインは、その一部で湾曲して鋳片の
搬送方向を変更する連続鋳造設備において、上記湾曲す
るパスライン位置における該湾曲の内側に配置されるガ
イドロールを、ロール内部を流通する冷却水でロール自
体を冷却する内部冷却型のロールとし、上記パスライン
の湾曲の開始位置の上流における該湾曲の外側に位置す
るロールを、ロール内部を流通する冷却水でロール自体
を冷却する内部冷却型のロールとし、且つ、上記湾曲の
内側位置及び上記湾曲直前の外側では、上記二次冷却装
置による鋳片の冷却をゼロ若しくは鋳片表面で温度上
昇が生じる小さな量にしたことを特徴としている。
【0018】この発明においては、上記請求項1及び請
求項2の両方の作用を持つ。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
を図面を参照しつつ説明する。まず、本実施形態の連続
鋳造設備を説明すると、本連続連鋳設備は、垂直連鋳形
式の設備であって、図1に示すように、溶鋼が収納され
たタンディッシュ1の底に鋳型2が配置され、その鋳型
2の下流にガイドセグメントA及び矯正セグメントBが
連続する。
【0020】ガイドセグメントAは、複数のガイドロー
ル3と、不図示の2次冷却装置を備える。複数のガイド
ロール3は、鋳片パスラインPに沿って鋳片4を挟むよ
うに配列し、その各ガイドロール3間には、2次冷却装
置を構成する鋳片冷却ノズルが配置されている(従来の
図である図8参照)。
【0021】ガイドセグメントA位置におけるパスライ
ンPは、鋳型2から途中までは垂直下方に向かい、途中
で円弧状に湾曲して水平方向に方向変換して、矯正セグ
メントBに向かう(図1中、Rが湾曲部分である)。
【0022】上記湾曲部分RのパスラインP位置におけ
る該湾曲Rの内側に配置されたロール群の各ロール3a
には、それぞれ内部冷却型のロールが使用されている。
内部冷却型のロールとは、ロール本体の内部に冷却水用
の通路を設け、その通路に冷却水を通過させることで、
ロール自体を冷却するものである。
【0023】その冷却水用の通路6は、例えば、図2に
示すような円環状のドーナツ型のものや、図3に示すよ
うな周方向に並んだレンコン型のものや、図4に示すよ
うな中央部に設けられた中空型のものなどがある。
【0024】また、上記湾曲内側のロール群のロール3
aの上流位置には、水切り用エアノズル7が配置されて
いる。さらに、上記湾曲内側のロール位置に配置された
不図示の冷却ノズルからの冷却水の噴射はゼロ若しくは
微少量としておく。
【0025】ここで、他のガイドロール3としては、上
記のような内部冷却型のロールを使用してもよいし、外
部冷却型のロールを使用してもよい。また、矯正セグメ
ントBを構成する矯正ロール8が上記ガイドロール3の
下流側に配置されて連続的に送られてくる鋳片4に対し
引き抜き矯正を施している。
【0026】上記構成の連続鋳造設備では、鋳型2によ
って所定の形状に成形された鋳片4が、連続的にガイド
ロール3に案内されて搬送され、順次,矯正ロール8で
矯正される。
【0027】このとき、本実施形態では、鋳片4表面に
対し、矯正開始位置の上流に位置する湾曲部Rを通過す
る際に湾曲部内側の表面について2次冷却を殆ど実施し
ないために、鋳片4表面温度が高くなる。つまり脆化域
の温度より高い状態で矯正ロール8に突入して矯正が施
されるので、矯正の際の鋳片4表面割れが防止できる。
【0028】このとき、湾曲部内側に配置されたガイド
ロール3aには鋳片4から高い熱が負荷されるが、内部
冷却によってロールの破損等が防止されると共に、該ロ
ール3aを冷却する水によって湾曲内側位置の鋳片4表
面の温度降下が回避される。
【0029】また、本願では、エアノズル7によって、
上流から流れ落ちる水が上記湾曲部Rの内側に流れ込む
ことも防止されて、さらに湾曲部Rでの鋳片4表面の温
度低下が防止される。
【0030】次に、第2の実施の形態について説明す
る。なお、上記第1の実施形態と同様な部材については
同一の符号を付して説明する。本連続鋳造設備の基本構
成は、上記第1の実施形態と同様である。
【0031】但し、本第2実施形態では、図5に示すよ
うに、上記ガイドセグメントA位置でのパスラインPの
湾曲(曲げ)Rが開始する上流側であって、該湾曲Rの
外側に配置されるロール群のロール3aに対して、上述
と同様な内部冷却型のロールを使用したものである。そ
して、その湾曲外側における2次冷却装置での鋳片4表
面の冷却をゼロ若しくは微少としたものである。
【0032】また、そのロール群のロール3aの上流側
に、第1実施形態と同様に水切り用のエアノズル7を配
置しておく。これによって、ガイドロール3に案内され
る鋳片4表面における上記湾曲Rからみた外側では、上
記湾曲Rの開始位置(曲げ点)で曲率変化が大きくなる
が、その上流部分での2次冷却を抑えることで鋳片4表
面の温度が上昇し、つまり脆化域温度より高い状態で鋳
片4に曲げが負荷される。これによって、鋳片4が曲が
る際の表面割れが防止される。
【0033】このとき、鋳片4の温度が上昇する部分を
案内するロール3aとして内部冷却型のロールを使用す
ることで、該ロール3aを冷却する水が鋳片4表面に流
れることが防止されると共に、熱によるロール3aの破
損等が回避される。
【0034】さらに、エアノズル7によって、上流から
流れ落ちる水が上記湾曲部Rに流れ込むことも防止され
て、さらに湾曲部Rでの鋳片4表面の温度低下が防止さ
れる。
【0035】ここで、この第2の実施形態に上記第1の
実施実施形態を併用することで、さらに鋳片4表面割れ
を防止可能となる。なお、上記全実施形態において、内
部冷却型ロールを使用した部分を通過する鋳片4表面の
温度が高くなり過ぎるようであれば、適宜,少量の2次
冷却水を鋳片4表面に吹き付けて調整する。
【0036】
【実施例】上記第1の実施形態において、上述のように
湾曲部内側のロール3aとして内部冷却型を使用し且つ
二次冷却を抑えた場合と、従来のように外部冷却方式の
ロールを使用した場合とで、鋳片4の温度変化を求めて
見たところ、図6に示すようになった。図6中、符号C
が本願発明に基づく場合であり、符号Dが、従来のよう
に湾曲部R内側でも二次冷却を実施した場合である。
【0037】この図6から分かるように、本願発明に基
づく場合には、鋳片4表面が高くなった状態で矯正点に
突入して脆化温度での矯正を回避できることが分かる。
なお、温度が高くなるのは、鋳片4内部の熱によるもの
である。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のうち
請求項1に記載の発明を採用すると、複数のガイドロー
ルのロールの破損等を防止しつつ、引き抜き矯正の際に
鋳片の表面割れを防止できるという効果がある。
【0039】また、請求項2に記載の発明を採用する
と、複数のガイドロールのロールの破損等を防止しつ
つ、鋳片に曲げが負荷される際の表面割れを防止できる
という効果がある。
【0040】さらに、請求項3に記載の発明を採用する
と、複数のガイドロールのロールの破損等を防止しつ
つ、鋳片に曲げが負荷されるとき及び矯正時に表面割れ
が発生することが防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る連続鋳造設備
を示す概念図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る内部冷却型のロール
の一例を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る内部冷却型のロール
の一例を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る内部冷却型のロール
の一例を示す断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る連続鋳造設備
を示す概念図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る連続鋳造設備
による鋳片の温度上昇を示す図である。
【図7】鋳片の絞りに対する脆化域温度を示す図であ
る。
【図8】従来の連続鋳造設備におけるガイドセメントで
使用されるロール及び冷却用のノズルを示す図である。
【符号の説明】
A ガイドセグメント B 矯正セグメント P パスライン R 湾曲部 1 タンディシュ 2 鋳型 3 ガイドロール 3a 内部冷却型のガイドロール 4 鋳片 6 冷却水の通路 7 エアノズル 8 矯正ロール
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−238660(JP,A) 特開 平2−247053(JP,A) 特開 昭62−130757(JP,A) 特開 平6−182516(JP,A) 特開 平9−174210(JP,A) 特開 平5−177319(JP,A) 特開 昭60−76260(JP,A) 特開 昭59−113964(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 11/124 B22D 11/128 340

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳型の下流側に配置されて、鋳片を挟む
    ようにしてパスラインに沿って配列した複数のガイドロ
    ール、及び上記鋳片を冷却する二次冷却装置を備えたガ
    イドセグメントと、そのガイドセグメントの下流側に配
    置されて鋳片を引き抜き矯正する矯正セグメントとを備
    え、上記ガイドセグメント位置でのパスラインは、その
    一部で湾曲して鋳片の搬送方向を変更する連続鋳造設備
    において、 上記湾曲するパスライン位置における該湾曲の内側に配
    置されるガイドロールを、ロール内部を流通する冷却水
    でロール自体を冷却する内部冷却型のロールとし、且
    つ、その湾曲の内側位置では、上記二次冷却装置による
    鋳片の冷却をゼロ若しくは鋳片内側表面で温度上昇が
    生じる小さな量にしたことを特徴とする連続鋳造設備。
  2. 【請求項2】 鋳型の下流側に配置されて、鋳片を挟む
    ようにしてパスラインに沿って配列した複数のガイドロ
    ール、及び上記鋳片を冷却する二次冷却装置を備えたガ
    イドセグメントと、そのガイドセグメントの下流側に配
    置されて鋳片を引き抜き矯正する矯正セグメントとを備
    え、上記ガイドセグメント位置でのパスラインは、その
    一部で湾曲して鋳片の搬送方向を変更する連続鋳造設備
    において、 上記パスラインの湾曲の開始位置の上流における該湾曲
    の外側に位置するロールを、ロール内部を流通する冷却
    水でロール自体を冷却する内部冷却型のロールとし、且
    つ、その湾曲直前の外側では、上記二次冷却装置による
    鋳片の冷却をゼロ若しくは鋳片表面で温度上昇が生じ
    小さな量にしたことを特徴とする連続鋳造設備。
  3. 【請求項3】 鋳型の下流側に配置されて、鋳片を挟む
    ようにしてパスラインに沿って配列した複数のガイドロ
    ール、及び上記鋳片を冷却する二次冷却装置を備えたガ
    イドセグメントと、そのガイドセグメントの下流側に配
    置されて鋳片を引き抜き矯正する矯正セグメントとを備
    え、上記ガイドセグメント位置でのパスラインは、その
    一部で湾曲して鋳片の搬送方向を変更する連続鋳造設備
    において、 上記湾曲するパスライン位置における該湾曲の内側に配
    置されるガイドロールを、ロール内部を流通する冷却水
    でロール自体を冷却する内部冷却型のロールとし、上記
    パスラインの湾曲の開始位置の上流における該湾曲の外
    側に位置するロールを、ロール内部を流通する冷却水で
    ロール自体を冷却する内部冷却型のロールとし、且つ、
    上記湾曲の内側位置及び上記湾曲直前の外側では、上記
    二次冷却装置による鋳片の冷却をゼロ若しくは鋳片表
    面で温度上昇が生じる小さな量にしたことを特徴とする
    連続鋳造設備。
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