JP3264198B2 - Scsiシステム - Google Patents

Scsiシステム

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JP3264198B2
JP3264198B2 JP01388697A JP1388697A JP3264198B2 JP 3264198 B2 JP3264198 B2 JP 3264198B2 JP 01388697 A JP01388697 A JP 01388697A JP 1388697 A JP1388697 A JP 1388697A JP 3264198 B2 JP3264198 B2 JP 3264198B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SCSIシステム
に係り、特に、複数のSCSI装置間で相互にデータ転
送を行う場合に好適なSCSIシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】SCSI(Small Compute
r System Interface)は、小型コン
ピュータ用の標準インタフェース規格で、現在主にコン
ピュータと磁気ディスク装置のような周辺機器との間の
データ転送用のインタフェースとして、一般的に広く使
われている。
【0003】SCSIは、8本のデータラインと1本の
データ用パリティライン、および9本の制御用ラインが
あり、8台まで装置が接続できる。このSCSI上のデ
ータ交換は、SCSIの仕様に従いSCSIの使用権を
獲得した装置が相手を選んで、その一組の装置間で占有
して行われる。この間は同じSCSIに繋がる残りの装
置は待機状態で止まることになる。
【0004】特開平3−57057号公報には、時分割
でSCSIのデータ転送ギャップを埋めてデータ転送の
効率を高める手法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
手法では、個々の装置のSCSIを個別に引き込みSC
SIとは別のバスを内部に構築する装置として存在する
ため、システムが複雑となる、という不都合があった。
また、データ交換は一対複数であって別組みの組み合わ
同時に行うことはできない
【0006】このように、従来例では、SCSIはバス
使用権を獲得した装置がバスを占有し、他装置の情報を
伝達する手段を持たないため、SCSIバスで複数の装
置を接続して、任意の装置間でデータ転送をするとき、
一組の装置間でデータ転送が行われている間、他の装置
はそれが終了するのを待たねばならない、という不都合
があった。
【0007】さらに、バスの使用権を獲得したSCSI
装置がバスを占有し、その能力でバスを使用し続けるた
め、SCSIバスでは、その使用権を獲得したSCSI
装置の能力でバスの性能が制限されバスの能力を無駄に
している、という不都合があった。特に、SCSIバス
の転送速度以下の速度でしかデータを入出力しないSC
SI装置であっても、SCSIバス全体を占有してしま
う、という不都合があった。
【0008】
【発明の目的】本発明は、既存のSCSIを利用して、
接続していた装置自体には影響を与えずに、SCSIを
一組の装置に占有されることなく、複数組で同時に情報
交換を行うことを可能にし、伝送効率を向上することが
できるSCSIシステムを提供することを、その目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、複
数のSCSI装置と、この複数のSCSI装置を接続す
るSCSIバスとを備えている。しかも、各SCSI装
置に対して前記SCSIバスの使用を前記SCSI装置
毎に時分割するタイミング情報を3信号にコード化する
コード化機能と、このコード化機能によって生成された
3信号を前記タイミング信号として前記SCSIバスの
ビジー(BSY)線,セレクト(SEL)線及びリセッ
ト(RST)線にそれぞれ出力する3信号出力機能とを
備えたタイミング発生器を備えている。
【0010】さらに、各SCSI装置にそれぞれ、前記
タイミング発生器によって発生されたタイミング信号に
よってバスの占有が許可されたときに当該SCSI装置
の前記SCSIバスの使用を許可すると共に当該SCS
I装置の入出力のプロトコルを変換する変換器を併設し
ている。そして、各変換器がそれぞれ、前記3信号出力
機能によって出力された3信号の論理積からクロック信
号を得る機能と、当該クロック信号に基づいて3信号を
デコード・サンプリングすることでイニシャライズ及び
チェンジのタイミングを得る機能と、このイニシャライ
ズ及びチェンジのタイミングに応じた前記クロック信号
のカウント値に基づいて前記SCSI装置の識別番号を
特定するデコード機能とを備えた、という構成を採って
いる。これにより前述した目的を達成しようとするもの
である。
【0011】タイミング発生器は、各SCSI装置に対
して順次SCSIバスの占有を許可するタイミング信号
を発生する。このタイミング信号は、各SCSI装置に
SCSIバスの占有を時分割するものである。そして、
各SCSI装置に併設される変換器は、タイミング信号
によってバスの占有が許可されたときに当該SCSI装
置のSCSIバスの使用を許可すると共に当該SCSI
装置の入出力のプロトコルを変換する。このように、S
CSIバスを時分割して情報を伝達するシステムを構築
する。すると、複数組のSCSI装置間で並行して情報
交換が行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明によるSCSIシステムの
構成を示すブロック図である。SCSIシステムは、複
数のSCSI装置3と、この複数のSCSI装置3を接
続するSCSIバス1と、各SCSI装置3に対して順
次SCSIバスの占有を許可するタイミング信号を発生
するタイミング発生器10を備えている。
【0014】さらに、各SCSI装置3にそれぞれ、タ
イミング発生器10によって発生されたタイミング信号
によってバスの占有が許可されたときに当該SCSI装
置のSCSIバスの使用を許可すると共に当該SCSI
装置の出力するプロトコルを変換する変換器20を併設
している。
【0015】すなわち、各SCSI装置3と終端回路2
を接続して構成する従来のSCSIバスに、タイミング
情報を付加するタイミング発生器10と、各装置とバス
の間にタイミング情報と装置IDを基準として、所定の
規則に従って装置とバス上の信号変換を行う変換アダプ
タ20を設けて時分割SCSIバス(バス)1を構成す
る。
【0016】タイミング発生器10は、バス1を分割し
て使用する基準となるタイミング情報を常時バス1上に
送出するタイミング発生部11を備え、SCSI装置の
IDごとに使用できる時間(IDウインド)を与える。
これに応じて、変換器20は、タイミング信号によって
バスの占有が許可されたときに当該SCSI装置3のS
CSIバス1の使用を許可すると共に当該SCSI装置
3の出力するプロトコルを変換する。プロトコルを変換
することで、従来のSCSI装置をなんら変更すること
なく、時分割処理を行うことができる。
【0017】また、他の例では、タイミング発生器が、
各SCSI装置のデータ転送速度に基づいて予め定めら
れた各SCSI装置の時間割り当て情報を記憶すると共
に当該時間割り当て情報に基づいて各SCSI装置毎の
タイミングを設定するタイミング設定部12を備えてい
る。
【0018】このタイミング設定部12により、SCS
I装置毎に優先使用できる時間の割り当てを調整させる
ことができる。SCSI装置のデータ転送速度(入出力
速度)がSCSIバス1のデータ転送速度よりも遅い場
合には、この遅い速度でSCSIバスを使用することに
なるが、本実施形態による時間割り当て情報を用いて時
分割処理を行うと、データ転送速度の遅いSCSI装置
3はその遅い速度で時分割されたバスを用い、同時に、
その他のSCSI装置3が時分割された他の時間のSC
SIバス1を使用することができる。すると、SCSI
バス1の性能を最大限発揮することができる。
【0019】また、タイミング設定部が、各SCSI装
置の使用頻度情報に基づいて各SCSI装置毎のタイミ
ングを設定する使用頻度別設定機能を備えた構成とする
と、よりバス1の動作効率を高めることができる。この
使用頻度情報は、SCSI装置の構成から事前に予測す
るようにしても良いし、SCSI装置の使用を監視して
使用頻度を自動的に測定するようにしても良い。
【0020】SCSI装置の特定とタイミング信号の関
係については、例えば、タイミング発生器10が、各S
CSI装置3の識別番号(ID)を順次特定するタイミ
ング信号をSCSIバス1に出力する機能を備え、これ
に対応して、変換器20が、SCSIバスからタイミン
グ信号を読み出すと共に当該タイミング信号に基づいて
時分割タイミングを生成するタイミング制御部21を備
えた構成とする。
【0021】この場合、変換器20はさらに、当該変換
器20に接続されたSCSI装置3の識別番号と当該S
CSI装置3が接続しようとする他のSCSI装置3の
識別番号とを保持するID保持部22と、このID保持
部22で保持された各識別番号に対応したタイミング信
号をタイミング制御部21が読み出した時に時分割タイ
ミングに同期してSCSI装置間の接続のプロトコルを
変換するプロトコル変換部23とを備える。
【0022】タイミング制御部21は、タイミング信号
に同期して動作し、バス1を時分割する情報を生成す
る。プロトコル変換部28は、ID保持部22の情報を
参照して自IDに与えられた時間にバス1を使用し、S
CSI装置とのプロトコルを本システムのバス1上のプ
ロトコルに変換して情報交換を行う。このタイミング発
生器10と変換器20の動作で、バス1の時分割使用シ
ステムが構成される。従って本実施形態によると、変換
アダプタを介して接続するおのおの装置は待たされるこ
となく、通常のSCSIプロトコルを常に起動すること
ができ、データ処理等の動作効率が向上する。
【0023】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。本実施例では、タイミング発生器10が、SC
SIバス1の使用をSCSI装置毎に時分割するタイミ
ング情報を3信号にコード化するコード化機能と、この
コード化機能によって生成された3信号をタイミング信
号としてSCSIバスのビジー(BSY)線,セレクト
(SEL)線及びリセット(RST)線にそれぞれ出力
する3信号出力機能とを備えている。
【0024】しかも、各変換器がそれぞれ、3信号出力
機能によって出力された3信号をデコードすると共に信
号のカウント値によってSCSI装置の識別番号を特定
するデコード機能を備えている。
【0025】データ転送システムで情報を交換するに
は、信号の変化が伝わればよく、データを受け渡しする
には回路の動作速度に見合うだけ、ストローブに対して
データを保証していればよい。また信号が分断されてい
ても、境界が認識できればつなぎ合わせができる。SC
SIのデータ転送では、REQ(リクエスト),ACK
(アクノリッジ)の立ち上がりと、そのときのデータが
伝わればよいため、本実施例では、図2に示すように、
SCSI装置が出力する通常情報を分割している。
【0026】まず、タイミング発生器10は基準クロッ
クと設定データをもとにタイミング情報をコード化した
タイミング信号を生成して、バス1上に常時出力する。
タイミング情報は、各SCSI装置への時分割を定めた
情報である。一方、変換アダプタ20にあるタイミング
制御部21は、タイミング信号からタイミング情報を読
み取り、時分割タイミングを生成する。同様に動作する
すべての変換アダプタ20は同じ時分割タイミングを生
成し、そのタイミングで同期して動作する。
【0027】図3はタイミング伝達を行う制御例のタイ
ミング制御動作を示す。本例は、SCSIプロトコルに
おいて変化が少なく接続後の情報交換動作には関与しな
い信号BSY(ビジー),SEL(セレクト),RST
(リセット)を、タイミング情報伝達線として併用して
いる。
【0028】この3信号へのコード化で、クロックとイ
ニシャライズ、チェンジの情報を伝達している。具体的
には、3信号の論理積をとればクロック信号を得ること
ができ、そのクロックで3信号線をデコード・サンプル
すれば、イニシャライズ、チェンジのタイミングを得る
ことができる。
【0029】さらに、カウンタ等を用いてイニシャライ
ズがアクティブのときのクロックでカウンタをリセット
し、チェンジがアクティブのときのクロックでカウンタ
をインクレメントし、カウンタの値と、SCSI装置の
識別番号(ID)とを対応づける。
【0030】各変換アダプタ20は、自らが接続するS
CSI装置3のIDと、情報を交換するために選択した
相手装置のIDを保持するID保持部22部を有し、保
持したIDとタイミング制御で対応づけたIDが一致す
るIDウインドの間にバス1を使用する。
【0031】図4は、本SCSI時分割制御における、
バス1の動作状況を示している。このバス1の使用頻度
を、バス1に接続する装置の性能、使用目的などで、装
置ごとに予測すれば、装置ごとの割り当て時間をタイミ
ング発生器10のタイミング設定部12で設定してお
き、バス1の動作効率が高まる。図3、図4で示した例
ではは、ID6とID7の時間割り当てを多く取ってい
る。
【0032】次に、SCSI装置間の接続のプロトコル
変換を説明する。
【0033】各変換アダプタ20に備えたプロトコル変
換部23は、SCSIのアービトレイション,セレクシ
ョン,リセレクションのプロトコルを、本実施例による
SCSIシステムに適合した方式に変換する。
【0034】図5はタイミング情報を伝達するのに使用
した信号線の、本来の信号を伝達するコード化例を示し
ており、伝達方法はタイミング情報と同様に、クロック
に同期したコード化とクロックによるコードのデコード
・サンプリングである。
【0035】該信号を出力する変換アダプタ20は、図
3で示している自IDと一致するIDウインドのゲート
がアクティブの間、所定コードをタイミング発生器10
の発する信号を埋めるように出力する。
【0036】信号の受け取りは前に説明したとおりクロ
ックで3信号をデコード・サンプルして認識する。この
サンプルはゲートがアクティブのとき有効で、IDウイ
ンドとの組み合わせでどの装置が発したかも識別する。
【0037】図6は、ID0の装置(装置0)がID2
の装置(装置2)を選択し、接続するときのプロトコル
変換例である。
【0038】装置0は通常のSCSIシーケンスで、B
SYと自IDを告げるBS0をアクティブにしてアービ
トレイションシーケンスを行った後、バス使用権を得て
セレクションシーケンスに移り、SELと相手IDを指
定するBS2をアクティブにし、BSYをインアクティ
ブにする。
【0039】装置0に介在する変換アダプタ(アダプタ
0)は、変換動作のコネクションシーケンスを起動し、
前述のコード変換で,ID0のSEL情報を時分割SC
SI(バス1)上に出力して、ID2からの応答を待つ
とともに、装置0に対しては所定時間を取ってBSYを
アクティブにする。
【0040】本システムでは等価的にどの装置にも常に
バス使用権があり、変換アダプタ20は装置3に対して
は装置間接続が取れたように動作する。
【0041】装置2に介在する変換アダプタ(アダプタ
2)はバス1上からSEL情報を読み取り、ID0から
のコネクション要求を認識するとコネクションシーケン
スを起動し、ID0の装置としてSCSIプロトコルに
従って、装置2に対しセレクションを要求する。装置2
は要求を受け付けるとBSYを応答する。
【0042】応答があるとアダプタ2はコネクションを
確立し、バス1にID2のBSY情報を出力する。アダ
プタ0はバス1からID2のBSY情報を読み取り、B
S7−0の内容で自分のコネクション要求に対する受け
付けの応答と認識するとコネクションを確立する。
【0043】コネクションを確立した変換アダプタは、
コネクションを確立している変換アダプタ間でBSY情
報の伝達を続け、他信号については前に説明した情報交
換と分割・再生動作で、バス1上の信号変化と装置SC
SI4上の信号変化の変換をしてコネクションを確立し
た装置間の情報交換を行う。
【0044】SCSIは一連の処理が終了するとBSY
がインアクティブになって接続を解除する。
【0045】本例の装置0と装置2との処理が終了し、
装置2がBSYをインアクティブにすると、アダプタ2
はコネクションを解き、バス1へのBSY情報の出力を
止める。アダプタ0はBSY情報が途絶えたのを検知す
るとコネクションを解いて、装置0へのBSYをインア
クティブにする。
【0046】図6には接続が成功する場合の動作を示し
ているが、接続プロトコルにおいて、アダプタ2が既に
他の装置との間でコネクションを確立している状態であ
ればバス1のSEL情報は無視し、また装置2との接続
が得られなかったときはコネクションシーケンスを解除
し、何れの場合もバス1へBSY情報の応答は行わな
い。
【0047】アダプタ0は所定時間内に、所望の応答が
得られなければ、コネクション失敗の処理に移り、自ら
が装置0に対してのSCSIプロトコルを継続して、リ
ザベーション・コンフリクトステータス(他装置にリザ
ーブされているステータス)によりSCSIプロトコル
を完結して、コネクションシーケンスの処理を終える。
【0048】これまで図で説明した動作は、一般的な組
み合わせ論理と、シーケンス論理回路の構成で実現しう
るものである。
【0049】上述したように、本実施例によると、以下
の効果を奏する。
【0050】第1の効果は、既存のSCSIシステムの
構成を損なうことなく、SCSIと等価のバス構成で、
同じバスに接続する複数組みの装置間のデータ交換が同
時に行えることにある。
【0051】その理由は、バスにタイミング発生器とプ
ロトコル変換器を配して、バスを時分割して情報を伝達
するシステムを構築し、バスに接続する装置すべて、バ
スを使用する時間を分配することが実現するからであ
る。
【0052】第2の効果は、既存の装置の能力で必要と
するバス占有率で動作させて、無用の時間を他に開放し
てバスの能力を無駄なく活用させることにある。
【0053】その理由は、第一と同じバスを時分割して
情報を伝達するシステムで、バスを使用する時間の配分
を任意に設定することが実現するからである。
【0054】従って、上述の効果によりSCSIにおけ
る無駄な待ち時間、装置能力によるバスの能力制限を解
消し、データ処理等の動作効率の高いバスを実現する。
【0055】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、タイミング発生器が、各SCSI
装置に対して順次SCSIバスの占有を許可するタイミ
ング信号を発生し、変換器が、タイミング信号によって
バスの占有が許可されたときに当該SCSI装置による
SCSIバスの使用を許可すると共に、当該SCSI装
置の入出力のプロトコルを変換するため、SCSIバス
を時分割して情報を伝達するシステムを構築することが
でき、従って、複数組のSCSI装置間で並行して情報
交換を行うことができ、このため、既存のSCSIシス
テムの構成を損なうことなく、SCSIと等価のバス構
成で、同じバスに接続する複数組みの装置間のデータ交
換を見かけ上同時に行うことができる従来にない優れた
SCSIシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による構成を示すブロック
図である。
【図2】図1に示す構成による一実施例の情報交換例を
示すタイムチャートである。
【図3】図1に示す構成による一実施例のタイミング制
御例を示すタイムチャートである。
【図4】本実施例によるバス分割動作の一例を示す説明
図である。
【図5】本実施例によるコード変換の動作例を示す説明
図である。
【図6】本実施例によるコネクションプロトコル変換の
動作例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 時分割SCSIバス 2 SCSI終端 3 SCSI装置 4 SCSI 10 タイミング発生器 11 タイミング発生部 12 タイミング設定部 20 変換アダプタ 21 タイミング制御部 22 ID保持部 23 プロトコル変換部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のSCSI装置と、この複数のSC
    SI装置を接続するSCSIバスとを備えたSCSIシ
    ステムにおいて、前記各SCSI装置に対して前記SCSIバスの使用を
    前記SCSI装置毎に時分割するタイミング情報を3信
    号にコード化するコード化機能と、このコード化機能に
    よって生成された3信号を前記タイミング信号として前
    記SCSIバスのビジー(BSY)線,セレクト(SE
    L)線及びリセット(RST)線にそれぞれ出力する3
    信号出力機能とを備えたタイミング発生器を備えると共
    に、 前記各SCSI装置にそれぞれ、前記タイミング発生器
    によって発生されたタイミング信号によってバスの占有
    が許可されたときに当該SCSI装置の前記SCSIバ
    スの使用を許可すると共に当該SCSI装置の入出力の
    プロトコルを変換する変換器を併設し、 前記各変換器がそれぞれ、前記3信号出力機能によって
    出力された3信号の論理積からクロック信号を得る機能
    と、当該クロック信号に基づいて3信号をデコード・サ
    ンプリングすることでイニシャライズ及びチェンジのタ
    イミングを得る機能と、このイニシャライズ及びチェン
    ジのタイミングに応じた前記クロック信号のカウント値
    に基づいて前記SCSI装置の識別番号を特定するデコ
    ード機能とを備えた ことを特徴とするSCSIシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記各変換器がそれぞれ、自らが接続す
    るSCSI装置の識別番号と情報を交換するために選択
    した相手装置の識別番号を保持するID保持部を有する
    と共に、 前記各変換器はそれぞれ、このID保持部にて保持した
    識別番号と前記デコード機能によって特定された識別番
    号とが一致する期間であるIDウインドの間に前記SC
    SIバスを使用する機能を備えたことを特徴とする 請求
    項1記載のSCSIシステム。
  3. 【請求項3】 複数のSCSI装置と、この複数のSC
    SI装置を接続するSCSIバスとを備えたSCSIシ
    ステムにおいて、 前記SCSI装置に対して順次SCSIバスの占有を許
    可するタイミング信号を発生するタイミング発生器を備
    えると共に、 前記各SCSI装置にそれぞれ、前記タイミング発生器
    によって発生されたタイミング信号によってバスの占有
    が許可されたときに当該SCSI装置の前記SCSIバ
    スの使用を許可すると共に当該SCSI装置の入出力の
    プロトコルを変換する変換器を併設し、 この変換器が、通常情報についてリクエスト(REQ)
    及びアクノリッジ(ACK)の立ち上がり部分と当該各
    部分のデータを時分割すると共に当該分断されたデータ
    を受信したときには所定の境界に基づいてつなぎ合わせ
    る機能を備えたことを特徴とするSCSIシステム。
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