JP3263667B2 - 分注機のヘッド装置 - Google Patents
分注機のヘッド装置Info
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- JP3263667B2 JP3263667B2 JP24530398A JP24530398A JP3263667B2 JP 3263667 B2 JP3263667 B2 JP 3263667B2 JP 24530398 A JP24530398 A JP 24530398A JP 24530398 A JP24530398 A JP 24530398A JP 3263667 B2 JP3263667 B2 JP 3263667B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分注機のヘッド装
置に関し、特に、超微量の試薬、検体等の液体を精度よ
く吐出することが可能な分注機のヘッド装置に関する。
置に関し、特に、超微量の試薬、検体等の液体を精度よ
く吐出することが可能な分注機のヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の分注機は、図7に示すように、コ
ントローラ107によって制御される3軸駆動機構10
2の出力部に、試薬等の液体を吸引、吐出するヘッド装
置103が下向きに取り付けて構成されている。
ントローラ107によって制御される3軸駆動機構10
2の出力部に、試薬等の液体を吸引、吐出するヘッド装
置103が下向きに取り付けて構成されている。
【0003】一方、分注テーブル101上に設置された
プレート9の各凹部91へ試薬を分注する際には、3軸
駆動機構102を駆動することによりヘッド装置103
を水平面と垂直面において適宜移動させる。そして、ヘ
ッド装置103の先端部をプレート9の凹部91へ接近
させ、ヘッド装置103内の試薬をこの凹部91へ吐出
する。また、試薬の希釈や混合を行う場合には、凹部9
1内に他の試薬が予め注入されており、ヘッド装置10
3の先端から吐出され、液滴として付着している試薬を
凹部91内の試薬の液面に接触させて、表面張力を開放
することにより注入を行っている。
プレート9の各凹部91へ試薬を分注する際には、3軸
駆動機構102を駆動することによりヘッド装置103
を水平面と垂直面において適宜移動させる。そして、ヘ
ッド装置103の先端部をプレート9の凹部91へ接近
させ、ヘッド装置103内の試薬をこの凹部91へ吐出
する。また、試薬の希釈や混合を行う場合には、凹部9
1内に他の試薬が予め注入されており、ヘッド装置10
3の先端から吐出され、液滴として付着している試薬を
凹部91内の試薬の液面に接触させて、表面張力を開放
することにより注入を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の分注機においては、ヘッド装置013自体が
凹部91内の試薬と接触すると、ヘッド装置103の先
端にその試薬が付着して、その付着した試薬が次の分注
工程において他の試薬に混入するため、精度よく分注を
行なうことが困難である。
うな従来の分注機においては、ヘッド装置013自体が
凹部91内の試薬と接触すると、ヘッド装置103の先
端にその試薬が付着して、その付着した試薬が次の分注
工程において他の試薬に混入するため、精度よく分注を
行なうことが困難である。
【0005】また、上述の如く試薬の分注や希釈あるい
は混合を行う場合には、コントローラ107による制御
の下、ヘッド装置103を下降させて、その先端をプレ
ート9の凹部91内の試薬液面に対してできるだけ接近
させるのであるが、試薬の液面位は凹部91毎にまちま
ちであるため、その都度、試薬の液面位を測定して、ヘ
ッド装置103の高さ位置を調整する必要がある。この
際、試薬の液面位の測定には、0.1mm程度の高い精
度が要求される。
は混合を行う場合には、コントローラ107による制御
の下、ヘッド装置103を下降させて、その先端をプレ
ート9の凹部91内の試薬液面に対してできるだけ接近
させるのであるが、試薬の液面位は凹部91毎にまちま
ちであるため、その都度、試薬の液面位を測定して、ヘ
ッド装置103の高さ位置を調整する必要がある。この
際、試薬の液面位の測定には、0.1mm程度の高い精
度が要求される。
【0006】距離測定の精度の点では、一般にレーザ測
定器を用いると有利であることが知られているが、この
場合、レーザ光が試薬に照射されることになるため、透
明の試薬や、光化学反応を起こす試薬については適用で
きない。更に、液面には表面張力による凹凸があり、反
射方向は一様でないので、反射波の受光感度の点におい
ても問題がある。
定器を用いると有利であることが知られているが、この
場合、レーザ光が試薬に照射されることになるため、透
明の試薬や、光化学反応を起こす試薬については適用で
きない。更に、液面には表面張力による凹凸があり、反
射方向は一様でないので、反射波の受光感度の点におい
ても問題がある。
【0007】そこで、本発明は、このような問題点に鑑
みてなされたものであって、超微量の試薬や検体等を液
滴として精度よく滴下することが可能な分注器のヘッド
装置を提供することにある。
みてなされたものであって、超微量の試薬や検体等を液
滴として精度よく滴下することが可能な分注器のヘッド
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の分注機のヘッド
装置は、中空のノズルと、そのノズル内に挿入されたニ
ードルと、そのニードルをノズル内で移動させる駆動手
段と、ノズルの先端に配置されたチップとを備え、その
駆動手段を駆動してチップ内を減圧、加圧することによ
り液体を吸引、吐出する分注機のヘッド装置において、
チップが、ノズルに連通する内側チップ部と、その内側
チップ部の外側に配置された外側チップ部とを備えると
ともに、両チップ部の間隙に気体を供給する気体供給手
段と、その間隙内の圧力を検出する圧力センサを設け、
その圧力センサの出力に基づいて液体の吸引、吐出の対
象となる容器の液面を検出することを特徴とする。
装置は、中空のノズルと、そのノズル内に挿入されたニ
ードルと、そのニードルをノズル内で移動させる駆動手
段と、ノズルの先端に配置されたチップとを備え、その
駆動手段を駆動してチップ内を減圧、加圧することによ
り液体を吸引、吐出する分注機のヘッド装置において、
チップが、ノズルに連通する内側チップ部と、その内側
チップ部の外側に配置された外側チップ部とを備えると
ともに、両チップ部の間隙に気体を供給する気体供給手
段と、その間隙内の圧力を検出する圧力センサを設け、
その圧力センサの出力に基づいて液体の吸引、吐出の対
象となる容器の液面を検出することを特徴とする。
【0009】このような構成において、内側チップ部先
端を吸引すべき液体に接触させた後、駆動手段を駆動し
て内側チップ部内を減圧すると、外気圧との圧力差によ
り内側チップ部内に液体が吸引される。また、内側チッ
プ部内に液体を吸引した状態で、駆動手段を駆動して内
側チップ部内を加圧すると、外気圧との圧力差により内
側チップ部内から液体が吐出され、液滴となって内側チ
ップ部先端に付着するか、もしくは滴下される。このと
き、内側チップ部先端に液滴が付着している場合には、
気体供給手段からの気体を内側チップ部と外側チップ部
の間隙から供給することにより液滴が滴下される。ま
た、内側チップ部と外側チップ部の間隙が吸引、吐出の
対象となる容器の液面に近づけると気体供給手段から供
給される気体が流れにくくなり、間隙内の圧力が上昇す
る。そして、この間隙内の圧力の上昇を検出することに
より、液面が検出される。
端を吸引すべき液体に接触させた後、駆動手段を駆動し
て内側チップ部内を減圧すると、外気圧との圧力差によ
り内側チップ部内に液体が吸引される。また、内側チッ
プ部内に液体を吸引した状態で、駆動手段を駆動して内
側チップ部内を加圧すると、外気圧との圧力差により内
側チップ部内から液体が吐出され、液滴となって内側チ
ップ部先端に付着するか、もしくは滴下される。このと
き、内側チップ部先端に液滴が付着している場合には、
気体供給手段からの気体を内側チップ部と外側チップ部
の間隙から供給することにより液滴が滴下される。ま
た、内側チップ部と外側チップ部の間隙が吸引、吐出の
対象となる容器の液面に近づけると気体供給手段から供
給される気体が流れにくくなり、間隙内の圧力が上昇す
る。そして、この間隙内の圧力の上昇を検出することに
より、液面が検出される。
【0010】また、内側チップ部の先端は、外側チップ
部の先端に揃っているかもしくはそれより突出している
ことを特徴とする。
部の先端に揃っているかもしくはそれより突出している
ことを特徴とする。
【0011】このような構成とすることにより、気体供
給手段から内側チップ部と外側チップ部の間隙を介して
供給される気体が、液滴を滴下する方向に噴出される。
そして、内側チップ部先端の液滴は、気体の噴出された
方向に滴下される。
給手段から内側チップ部と外側チップ部の間隙を介して
供給される気体が、液滴を滴下する方向に噴出される。
そして、内側チップ部先端の液滴は、気体の噴出された
方向に滴下される。
【0012】また、間隙と気体供給手段との間に弁手段
を設け、駆動手段を駆動して内側チップ部内を加圧する
ことにより内側チップ部の先端に液滴を形成した後、弁
機構を開放して間隙から気体を噴出させることにより液
滴を飛ばすことを特徴とする。
を設け、駆動手段を駆動して内側チップ部内を加圧する
ことにより内側チップ部の先端に液滴を形成した後、弁
機構を開放して間隙から気体を噴出させることにより液
滴を飛ばすことを特徴とする。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
につき、図面に沿って詳細に説明する。
につき、図面に沿って詳細に説明する。
【0017】図1は本実施の形態における分注機の全体
構成を表す概略構成図、図2は図1の分注機のヘッド装
置の構成を表す概略構成図、図3は図2のヘッド装置の
チップの構成を表す概略構成図、図4は図1の分注機の
制御系を表す制御ブロック図、図5及び図6は図1の分
注機の動作を説明するフローチャートである。
構成を表す概略構成図、図2は図1の分注機のヘッド装
置の構成を表す概略構成図、図3は図2のヘッド装置の
チップの構成を表す概略構成図、図4は図1の分注機の
制御系を表す制御ブロック図、図5及び図6は図1の分
注機の動作を説明するフローチャートである。
【0018】本実施の形態における分注機は、図1に示
すように、分注テーブル1上に、X軸駆動部21、Y軸
駆動部22、Z軸駆動部23からなる3軸駆動機構2が
配置され、Z軸駆動機構23の出力端にヘッド装置3が
取り付けられている。3軸駆動機構2は、各軸駆動部2
1、22、23毎にそれぞれ軸駆動モータ(図示省略)
を備えており、この軸駆動モータにより各軸駆動部がそ
れぞれ独立して移動できるように構成されている。そし
て、各軸駆動部21、22、23の制御は、分注テーブ
ル1上に配置されたコントローラ7によって行われる。
すように、分注テーブル1上に、X軸駆動部21、Y軸
駆動部22、Z軸駆動部23からなる3軸駆動機構2が
配置され、Z軸駆動機構23の出力端にヘッド装置3が
取り付けられている。3軸駆動機構2は、各軸駆動部2
1、22、23毎にそれぞれ軸駆動モータ(図示省略)
を備えており、この軸駆動モータにより各軸駆動部がそ
れぞれ独立して移動できるように構成されている。そし
て、各軸駆動部21、22、23の制御は、分注テーブ
ル1上に配置されたコントローラ7によって行われる。
【0019】また、分注テーブル1上には、気体供給手
段としてのエアポンプ12が配置されており、エアチュ
ーブ13を介してヘッド装置3に連繋されている。この
エアチューブ13は、電磁弁14を備えており、エアポ
ンプ13から供給される気体の量を調節している。
段としてのエアポンプ12が配置されており、エアチュ
ーブ13を介してヘッド装置3に連繋されている。この
エアチューブ13は、電磁弁14を備えており、エアポ
ンプ13から供給される気体の量を調節している。
【0020】ヘッド装置3は、図2に示すように、有底
円筒形のフレーム31と、そのフレーム31の底面にス
プリング32を介して弾性支持されたプランジャ33と
を備えている。
円筒形のフレーム31と、そのフレーム31の底面にス
プリング32を介して弾性支持されたプランジャ33と
を備えている。
【0021】プランジャ33の下面には針状のニードル
34が突設されており、このニードル34は、フレーム
31底面の中心に設けられた開口31aを通ってノズル
4側に突出している。また、開口31aとニードル34
との間には、封止部材としてのOリング37が介挿され
ており、両部材31a、34間の隙間を塞いでいる。
34が突設されており、このニードル34は、フレーム
31底面の中心に設けられた開口31aを通ってノズル
4側に突出している。また、開口31aとニードル34
との間には、封止部材としてのOリング37が介挿され
ており、両部材31a、34間の隙間を塞いでいる。
【0022】プランジャ33の上面にはスクリュー軸3
6の一端が固定されており、このスクリュー軸36はギ
ア機構52を介して駆動手段としてのモータ51に連繋
されている。スクリュー軸36は、側面にネジが切られ
ており、回転させることにより先端に取り付けたプラン
ジャ33を上方向または下方向に移動させる。スクリュ
ー軸36の側方にはプランジャの位置を検出するための
位置センサが配置されており、この位置センサ38の出
力に基づいて液体の吸引、吐出量が制御される。
6の一端が固定されており、このスクリュー軸36はギ
ア機構52を介して駆動手段としてのモータ51に連繋
されている。スクリュー軸36は、側面にネジが切られ
ており、回転させることにより先端に取り付けたプラン
ジャ33を上方向または下方向に移動させる。スクリュ
ー軸36の側方にはプランジャの位置を検出するための
位置センサが配置されており、この位置センサ38の出
力に基づいて液体の吸引、吐出量が制御される。
【0023】また、ヘッド装置3は、フレーム31の下
方にノズル4を備えている。このノズル4は、内側ノズ
ル41と、その外側に所定の間隔を隔てて配置された外
側ノズル部42とから構成され、外側ノズル部42の側
面にはエアチューブ13を接続する接続口43が設けら
れている。これにより、両ノズル部41、42の間隙4
4とエアチューブ13とが連通することになる。
方にノズル4を備えている。このノズル4は、内側ノズ
ル41と、その外側に所定の間隔を隔てて配置された外
側ノズル部42とから構成され、外側ノズル部42の側
面にはエアチューブ13を接続する接続口43が設けら
れている。これにより、両ノズル部41、42の間隙4
4とエアチューブ13とが連通することになる。
【0024】更に、ヘッド装置3は、ノズル4の下方に
チップ6を備えている。このチップ6は、図3に示すよ
うに、内側チップ部61と、その外側に所定の間隔を隔
てて配置された外側チップ部62とから構成され、外側
チップ部62の先端は内側チップ部61の先端より僅か
に短くなっている。そして、内側チップ部61が内側ノ
ズル部41の先端を覆うように取り付けられるととも
に、外側チップ部62が外側ノズル部42の先端を覆う
ように取り付けられている。また、内側チップ部61と
内側ノズル部41との間、外側チップ部62と外側ノズ
ル部42との間には、それぞれ封止部材としてOリング
63、64が介挿されており、取付部分における隙間を
塞いでいる。これにより、両チップ部61、62の間隙
65が、両ノズル部の間隙44及びエアチューブ13を
介してエアポンプ12に連通することになる。
チップ6を備えている。このチップ6は、図3に示すよ
うに、内側チップ部61と、その外側に所定の間隔を隔
てて配置された外側チップ部62とから構成され、外側
チップ部62の先端は内側チップ部61の先端より僅か
に短くなっている。そして、内側チップ部61が内側ノ
ズル部41の先端を覆うように取り付けられるととも
に、外側チップ部62が外側ノズル部42の先端を覆う
ように取り付けられている。また、内側チップ部61と
内側ノズル部41との間、外側チップ部62と外側ノズ
ル部42との間には、それぞれ封止部材としてOリング
63、64が介挿されており、取付部分における隙間を
塞いでいる。これにより、両チップ部61、62の間隙
65が、両ノズル部の間隙44及びエアチューブ13を
介してエアポンプ12に連通することになる。
【0025】次に本実施の形態における分注機の制御系
について説明する。
について説明する。
【0026】本実施の形態における分注機の制御系は、
図4に示すように、コントローラ7を中心に構成されて
いる。
図4に示すように、コントローラ7を中心に構成されて
いる。
【0027】コントローラ7は、全体を制御するメイン
コントローラ70と、3軸駆動機構2を制御する3軸コ
ントローラ71と、ヘッド装置3内のモータ39を制御
するヘッドコントローラ72と、電磁弁14の開閉を制
御する弁開閉コントローラ73とを備えている。
コントローラ70と、3軸駆動機構2を制御する3軸コ
ントローラ71と、ヘッド装置3内のモータ39を制御
するヘッドコントローラ72と、電磁弁14の開閉を制
御する弁開閉コントローラ73とを備えている。
【0028】メインコントローラ70は、通信インター
フェース74を介してパソコン75から分注に必要な情
報が入出力されるとともに、通信インターフェイス76
を介して圧力センサ15及び位置センサ38からの情報
が入力される。
フェース74を介してパソコン75から分注に必要な情
報が入出力されるとともに、通信インターフェイス76
を介して圧力センサ15及び位置センサ38からの情報
が入力される。
【0029】3軸コントローラ71は、メインコントロ
ーラ70からの制御信号に基づいて、3軸ドライバ77
を介してX軸駆動モータ21M、Y軸駆動モータ22M
及びZ軸駆動モータ23Mの駆動を制御する。この制御
信号は、パソコン75から入力された目標位置に関する
情報と、ヘッド装置3の現在位置に関する情報とに基づ
いてメインコントローラ70が生成したものである。
ーラ70からの制御信号に基づいて、3軸ドライバ77
を介してX軸駆動モータ21M、Y軸駆動モータ22M
及びZ軸駆動モータ23Mの駆動を制御する。この制御
信号は、パソコン75から入力された目標位置に関する
情報と、ヘッド装置3の現在位置に関する情報とに基づ
いてメインコントローラ70が生成したものである。
【0030】ヘッドコントローラ72は、メインコント
ローラ70からの制御信号に基づいて、モータドライバ
78を介してモータ51の駆動を制御する。この制御信
号は、パソコン75から入力される吸引量、吐出量と、
位置センサ38の出力と、圧力センサ15との出力に基
づいてメインコントローラ70が生成したものである。
ローラ70からの制御信号に基づいて、モータドライバ
78を介してモータ51の駆動を制御する。この制御信
号は、パソコン75から入力される吸引量、吐出量と、
位置センサ38の出力と、圧力センサ15との出力に基
づいてメインコントローラ70が生成したものである。
【0031】弁開閉コントローラ73は、メインコント
ローラ70からの制御信号に基づいて、弁開閉ドライバ
79を介して電磁弁14の開閉を制御する。この制御信
号は、位置センサ38と、圧力センサ15との出力に基
づいてメインコントローラ70が生成したものである。
ローラ70からの制御信号に基づいて、弁開閉ドライバ
79を介して電磁弁14の開閉を制御する。この制御信
号は、位置センサ38と、圧力センサ15との出力に基
づいてメインコントローラ70が生成したものである。
【0032】次に、上述した構成の分注機の吸引、吐出
動作について、図5及び図6を用いて説明する。
動作について、図5及び図6を用いて説明する。
【0033】容器92内に収容された液体を分注機のチ
ップ6内に吸引する場合、まず、図5に示すように、エ
アポンプ12を駆動させるとともに電磁弁14を開放す
る。(ステップS01) その後、メインコントローラ70から3軸コントローラ
71を介して3軸ドライバ77に供給される制御信号に
基づいて、X軸駆動モータ21M及びY軸駆動モータ2
2Mを駆動して、容器92上方にヘッド装置3を移動さ
せる。(ステップS02) 次に、Z軸駆動モータ23Mを駆動してヘッド装置3を
下降させ、チップ6の先端を容器92内に収容された液
体に浸す。このとき、電磁弁14は開放状態にあり、エ
アポンプ12からエアチューブ13を介してチップ6の
間隙65に空気が供給されているため、内側チップ部6
1の先端が液面に到達した後、更にヘッド装置3を下降
させて外側チップ部62の先端が液面に到達すると、両
チップ部61、62の間隙65が塞がれて、間隙65内
の圧力が上昇する。この間隙65内の圧力は圧力センサ
15により測定されており、メインコントローラ70に
て所定の閾値と比較される。その結果、圧力センサ15
の出力が閾値を超えたとき、メインコントローラ70
は、チップ6の先端が液面に到達したと判断して、Z軸
駆動モータ23Mを停止するとともに電磁弁14を閉塞
するように、3軸コントローラ71及び弁開閉コントロ
ーラ73に対して制御信号を出力する。(ステップS0
3〜S05) また、メインコントローラ70は、容器92に収容され
た液体を吸引するように、ヘッドコントローラ72を介
してモータドライバ78に対して制御信号を出力する。
これを受けて、モータ51が駆動すると、その回転がギ
ア機構52を介してスクリュー軸36に伝達され、プラ
ンジャ33が上方へ移動する。このプランジャ33の上
昇に伴って、ニードル34が上昇すると、このニードル
34と液面により密閉された内側チップ部61内の圧力
が低下し、外気圧との圧力差により液体が内側チップ部
61内に吸引される。このとき、移動するプランジャ3
3の位置は位置センサ38により検出されており、この
位置センサ38の出力と吸引すべき液体の量に応じて、
モータ51の回転が制御される。(ステップS06) 次に、容器92から所定量の液体の吸引が終了すると、
ヘッド装置3を液面から十分に離れた位置まで上昇させ
た後、数秒間だけ電磁弁14を開放すると、吸引時にお
いて毛細管現象によりチップ6の間隙65に入り込んだ
不所望な液体がエアポンプ12から供給される空気によ
り容器92内に戻される。これにより、液体の吸引動作
が終了する。(ステップS07、S08) 次に、液体を吸引した状態で、更に別の容器に収容され
た液体を吸引する場合、吸引すべき容器上方にヘッド装
置3を移動させ、上述したステップS01〜S08の動
作を行なうことにより、同様の吸引動作が可能となる。
このとき、ヘッド装置3が液体を吸引した状態にあって
も、間隙65内の圧力を圧力センサ15により検出する
ように構成しているため、その出力に基づいて液面検出
を行なうことが可能となっている。(ステップS09) また、液体を吸引した状態で、その液体を別の液体が収
容された容器に対して吐出する場合、図6に示すよう
に、メインコントローラ70から3軸コントローラ71
を介して3軸ドライバ77に供給される制御信号に基づ
いて、X軸駆動モータ21M及びY軸駆動モータ22M
を駆動して、容器上方にヘッド装置3を移動させる。
(ステップS10、S11) 次に、Z軸駆動モータ23Mを駆動してヘッド装置3を
所定の高さまで下降させる。この高さは、チップ6の先
端が容器92内に収容された液体の液面に接触しない程
度の高さに設定されている。(ステップS12) そして、Z軸駆動モータ23Mを停止した後、メインコ
ントローラ70は、容器92に収容された液体を吐出す
るように、ヘッドコントローラ72を介してモータドラ
イバ78に対して制御信号を出力する。これを受けて、
モータ51が駆動すると、その回転がギア機構52を介
してスクリュー軸36に伝達され、プランジャ33が下
方へ移動する。このプランジャ33の下降に伴って、ニ
ードル34が下降すると、このニードル34と吸引され
た液体により密閉された内側チップ部61内の圧力が上
昇し、外気圧との圧力差により液体が内側チップ部61
先端から吐出される。このとき、吐出される液体が微量
であるため、その液体は液滴として内側チップ部61の
先端に付着する。ここで、閉塞されている電磁弁14を
開放状態にすると、内側チップ部61の先端に付着して
いる液滴が、間隙65から吹き出される空気により下方
へ滴下される。
ップ6内に吸引する場合、まず、図5に示すように、エ
アポンプ12を駆動させるとともに電磁弁14を開放す
る。(ステップS01) その後、メインコントローラ70から3軸コントローラ
71を介して3軸ドライバ77に供給される制御信号に
基づいて、X軸駆動モータ21M及びY軸駆動モータ2
2Mを駆動して、容器92上方にヘッド装置3を移動さ
せる。(ステップS02) 次に、Z軸駆動モータ23Mを駆動してヘッド装置3を
下降させ、チップ6の先端を容器92内に収容された液
体に浸す。このとき、電磁弁14は開放状態にあり、エ
アポンプ12からエアチューブ13を介してチップ6の
間隙65に空気が供給されているため、内側チップ部6
1の先端が液面に到達した後、更にヘッド装置3を下降
させて外側チップ部62の先端が液面に到達すると、両
チップ部61、62の間隙65が塞がれて、間隙65内
の圧力が上昇する。この間隙65内の圧力は圧力センサ
15により測定されており、メインコントローラ70に
て所定の閾値と比較される。その結果、圧力センサ15
の出力が閾値を超えたとき、メインコントローラ70
は、チップ6の先端が液面に到達したと判断して、Z軸
駆動モータ23Mを停止するとともに電磁弁14を閉塞
するように、3軸コントローラ71及び弁開閉コントロ
ーラ73に対して制御信号を出力する。(ステップS0
3〜S05) また、メインコントローラ70は、容器92に収容され
た液体を吸引するように、ヘッドコントローラ72を介
してモータドライバ78に対して制御信号を出力する。
これを受けて、モータ51が駆動すると、その回転がギ
ア機構52を介してスクリュー軸36に伝達され、プラ
ンジャ33が上方へ移動する。このプランジャ33の上
昇に伴って、ニードル34が上昇すると、このニードル
34と液面により密閉された内側チップ部61内の圧力
が低下し、外気圧との圧力差により液体が内側チップ部
61内に吸引される。このとき、移動するプランジャ3
3の位置は位置センサ38により検出されており、この
位置センサ38の出力と吸引すべき液体の量に応じて、
モータ51の回転が制御される。(ステップS06) 次に、容器92から所定量の液体の吸引が終了すると、
ヘッド装置3を液面から十分に離れた位置まで上昇させ
た後、数秒間だけ電磁弁14を開放すると、吸引時にお
いて毛細管現象によりチップ6の間隙65に入り込んだ
不所望な液体がエアポンプ12から供給される空気によ
り容器92内に戻される。これにより、液体の吸引動作
が終了する。(ステップS07、S08) 次に、液体を吸引した状態で、更に別の容器に収容され
た液体を吸引する場合、吸引すべき容器上方にヘッド装
置3を移動させ、上述したステップS01〜S08の動
作を行なうことにより、同様の吸引動作が可能となる。
このとき、ヘッド装置3が液体を吸引した状態にあって
も、間隙65内の圧力を圧力センサ15により検出する
ように構成しているため、その出力に基づいて液面検出
を行なうことが可能となっている。(ステップS09) また、液体を吸引した状態で、その液体を別の液体が収
容された容器に対して吐出する場合、図6に示すよう
に、メインコントローラ70から3軸コントローラ71
を介して3軸ドライバ77に供給される制御信号に基づ
いて、X軸駆動モータ21M及びY軸駆動モータ22M
を駆動して、容器上方にヘッド装置3を移動させる。
(ステップS10、S11) 次に、Z軸駆動モータ23Mを駆動してヘッド装置3を
所定の高さまで下降させる。この高さは、チップ6の先
端が容器92内に収容された液体の液面に接触しない程
度の高さに設定されている。(ステップS12) そして、Z軸駆動モータ23Mを停止した後、メインコ
ントローラ70は、容器92に収容された液体を吐出す
るように、ヘッドコントローラ72を介してモータドラ
イバ78に対して制御信号を出力する。これを受けて、
モータ51が駆動すると、その回転がギア機構52を介
してスクリュー軸36に伝達され、プランジャ33が下
方へ移動する。このプランジャ33の下降に伴って、ニ
ードル34が下降すると、このニードル34と吸引され
た液体により密閉された内側チップ部61内の圧力が上
昇し、外気圧との圧力差により液体が内側チップ部61
先端から吐出される。このとき、吐出される液体が微量
であるため、その液体は液滴として内側チップ部61の
先端に付着する。ここで、閉塞されている電磁弁14を
開放状態にすると、内側チップ部61の先端に付着して
いる液滴が、間隙65から吹き出される空気により下方
へ滴下される。
【0034】尚、内側チップ部61から吐出される液体
の量は、吸引時と同様に、吐出すべき液体の量と位置セ
ンサ38の出力とに応じて制御される。(ステップS1
3、S14) 最後に、ヘッド装置3を上昇させるとともに、エアポン
プ11を停止して、吐出動作を終了する。(ステップS
15、S16) 上述したように、本実施の形態によれば、チップ6を内
側チップ部61と外側チップ部62とから構成するとと
もに、両チップ部61、62の間隙65にエアポンプ1
2からの空気を供給するように構成しているため、内側
チップ部61の先端から吐出され、液滴として付着した
微量の液体が、間隙65から吹き出される空気により滴
下される。これにより、超微量の試薬や検体等を液滴と
して精度よく滴下することが可能となる。
の量は、吸引時と同様に、吐出すべき液体の量と位置セ
ンサ38の出力とに応じて制御される。(ステップS1
3、S14) 最後に、ヘッド装置3を上昇させるとともに、エアポン
プ11を停止して、吐出動作を終了する。(ステップS
15、S16) 上述したように、本実施の形態によれば、チップ6を内
側チップ部61と外側チップ部62とから構成するとと
もに、両チップ部61、62の間隙65にエアポンプ1
2からの空気を供給するように構成しているため、内側
チップ部61の先端から吐出され、液滴として付着した
微量の液体が、間隙65から吹き出される空気により滴
下される。これにより、超微量の試薬や検体等を液滴と
して精度よく滴下することが可能となる。
【0035】また、外側チップ部62の先端を、内側チ
ップ部61の先端と同じかもしくはそれより短くしてい
るため、内側チップ部61の先端に付着した液滴に対し
て、間隙65からの空気を効果的に吹き付けることが可
能となる。
ップ部61の先端と同じかもしくはそれより短くしてい
るため、内側チップ部61の先端に付着した液滴に対し
て、間隙65からの空気を効果的に吹き付けることが可
能となる。
【0036】また、電磁弁14を開放した状態で内側チ
ップ部61から液体を吐出するのではなく、内側チップ
部61から液体を吐出した後、電磁弁14を開放して液
滴を滴下させるように制御しているため、できるだけお
おきな液滴として液体を滴下することが可能となり、よ
り精度よく滴下することが可能となる。
ップ部61から液体を吐出するのではなく、内側チップ
部61から液体を吐出した後、電磁弁14を開放して液
滴を滴下させるように制御しているため、できるだけお
おきな液滴として液体を滴下することが可能となり、よ
り精度よく滴下することが可能となる。
【0037】また、間隙65内の圧力を検出する圧力セ
ンサ15を備えているため、吸引、吐出の対象となる容
器92に収容された液体の液面を、内側チップ部61内
に液体が吸引されている状態かどうかによらず、検出す
ることが可能となる。
ンサ15を備えているため、吸引、吐出の対象となる容
器92に収容された液体の液面を、内側チップ部61内
に液体が吸引されている状態かどうかによらず、検出す
ることが可能となる。
【0038】尚、本実施の形態においては、分注機とし
て、3軸駆動機構2をコントローラ7により制御する自
動分注機を用いたが、ヘッド装置3を手に持って操作す
る携帯用の分注機に用いることができる。
て、3軸駆動機構2をコントローラ7により制御する自
動分注機を用いたが、ヘッド装置3を手に持って操作す
る携帯用の分注機に用いることができる。
【0039】
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、チップを内側チップ部
と外側チップ部とから構成するとともに、両チップ部の
間隙に気体供給手段からの気体を供給するように構成し
ているため、内側チップ部の先端から吐出され、液滴と
して付着した微量の液体が、間隙から噴出される気体に
より滴下される。これにより、超微量の試薬や検体等を
液滴として精度よく滴下することが可能となる。また、
間隙内の圧力を検出する圧力センサを備えているため、
吸引、吐出の対象となる液体の液面を、内側チップ部内
に液体が吸引されている状態かどうかによらず、検出す
ることが可能となる。
と外側チップ部とから構成するとともに、両チップ部の
間隙に気体供給手段からの気体を供給するように構成し
ているため、内側チップ部の先端から吐出され、液滴と
して付着した微量の液体が、間隙から噴出される気体に
より滴下される。これにより、超微量の試薬や検体等を
液滴として精度よく滴下することが可能となる。また、
間隙内の圧力を検出する圧力センサを備えているため、
吸引、吐出の対象となる液体の液面を、内側チップ部内
に液体が吸引されている状態かどうかによらず、検出す
ることが可能となる。
【図1】 本発明の実施の形態における分注機全体の構
成を表す概略構成図である。
成を表す概略構成図である。
【図2】 図1の分注機におけるヘッド装置の構成を表
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図3】 図2のヘッド装置におけるチップの構成を表
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図4】 図1の分注機の制御系を表すブロック図であ
る。
る。
【図5】 図1の分注機の吸引動作を表すフローチャー
トである。
トである。
【図6】 図1の分注機の吐出動作を表すフローチャー
トである。
トである。
【図7】 従来の分注機の構成を表す概略構成図であ
る。
る。
1 :分注テーブル 12:エアポンプ 2 :3軸駆動機構 3:ヘッド装置 34:ニードル 36:スクリュー軸 4 :ノズル 41:内側ノズル部 42:外側ノズル部 51:モータ 6 :チップ 61:内側チップ部 62:外側チップ部 65:間隙 7 :コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−327507(JP,A) 特開 平7−260799(JP,A) 特開 平10−90281(JP,A) 特開 平9−189705(JP,A) 特開 平9−15248(JP,A) 特開 平9−15021(JP,A) 特開 平10−160738(JP,A) 特開 平2−85761(JP,A) 特開 平1−242967(JP,A) 特開 昭57−127853(JP,A) 実開 平1−81530(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 35/10 B05B 7/06 G01N 1/00 101 B01L 1/00
Claims (3)
- 【請求項1】 中空のノズルと、該ノズル内に挿入され
たニードルと、該ニードルを前記ノズル内で移動させる
駆動手段と、前記ノズルの先端に配置されたチップとを
備え、該駆動手段を駆動して前記チップ内を減圧、加圧
することにより液体を吸引、吐出する分注機のヘッド装
置において、 前記チップが、前記ノズルに連通する内側チップ部と、
該内側チップ部の外側に配置された外側チップ部とを備
えるとともに、前記両チップ部の間隙に気体を供給する
気体供給手段と、当該間隙内の圧力を検出する圧力セン
サを設け、該圧力センサの出力に基づいて液体の吸引、
吐出の対象となる容器の液面を検出することを特徴とす
る分注機のヘッド装置。 - 【請求項2】 前記内側チップ部の先端は、前記外側チ
ップ部の先端に揃っているかもしくはそれより突出して
いることを特徴とする請求項1記載の分注機のヘッド装
置。 - 【請求項3】 前記間隙と前記気体供給手段との間に弁
手段を設けるとともに、前記駆動手段を駆動して前記内
側チップ部内を加圧することにより前記内側チップ部の
先端に液滴を形成した後、前記弁機構を開放して前記間
隙から気体を噴出させることにより前記液滴を滴下する
ことを特徴とする請求項1または2記載の分注機のヘッ
ド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24530398A JP3263667B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 分注機のヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24530398A JP3263667B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 分注機のヘッド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000074929A JP2000074929A (ja) | 2000-03-14 |
JP3263667B2 true JP3263667B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=17131678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24530398A Expired - Fee Related JP3263667B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 分注機のヘッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3263667B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4174599B2 (ja) * | 2003-07-08 | 2008-11-05 | 株式会社島津製作所 | 高速液体クロマトグラフの分画装置 |
JP6042562B2 (ja) | 2013-11-29 | 2016-12-14 | ヤマハ発動機株式会社 | 吸引チップ |
WO2016187561A1 (en) * | 2015-05-20 | 2016-11-24 | University Of Maryland, College Park | Generation and trapping of aqueous droplets in a microfluidic chip with an air continuous phase |
CN110038745B (zh) * | 2019-03-29 | 2024-05-14 | 江汉大学 | 液滴细分的装置和方法 |
-
1998
- 1998-08-31 JP JP24530398A patent/JP3263667B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2000074929A (ja) | 2000-03-14 |
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