JP3263623B2 - デジタルスチルカメラ - Google Patents

デジタルスチルカメラ

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JP3263623B2 JP04572197A JP4572197A JP3263623B2 JP 3263623 B2 JP3263623 B2 JP 3263623B2 JP 04572197 A JP04572197 A JP 04572197A JP 4572197 A JP4572197 A JP 4572197A JP 3263623 B2 JP3263623 B2 JP 3263623B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取り込んだ画像
を、デジタル化して格納するフラッシュメモリを具えた
デジタルスチルカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、取り込んだ画像をデジタル化して
一旦格納する画像メモリを具え、該画像メモリ内の画像
をディスプレイやプリンタに出力することができるデジ
タルスチルカメラが提案されている。該デジタルスチル
カメラは、図43に示すように、合成樹脂から成る2つ
のキャビネット半体(1)(2)を合わせてなる。前面側に
位置するキャビネット半体(1)には、撮像用のレンズ体
(70)が取り付けられ、該レンズ体(70)の上側には、フラ
ッシュ用のランプ(500)が露出している。
【0003】図44は、両キャビネット半体(1)(2)の
分解斜視図である。両キャビネット半体(1)(2)内に
は、回路基板ユニット(4)が設けられる。回路基板ユニ
ット(4)は、合成樹脂から成る横長の支持板(480)の前
面中央部に、ランプ(500)を発光させる部品及び多数の
電子素子が搭載された第1回路基板(40)を設け、該第1
回路基板(40)の側方に、レンズ体(70)の先端部を支持す
る開口(490)が開設されている。支持板(480)上にて、第
1回路基板(40)を挟んで、開口(490)の反対側には、電
池ホルダ(42)が設けられている。電池ホルダ(42)は、複
数の仕切り壁(45)(45)を設けて、第1キャビネット半体
(1)との間で、単3形の乾電池(470)を挟持する。該電
池(470)は第1キャビネット半体(1)の下側から挿入さ
れる。支持板(480)の背面には、第2回路基板(41)が装
着される。第2回路基板(41)上には、デジタル化された
画像データを格納するフラッシュメモリ(710)等の回路
部品が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】斯種デジタルスチルカ
メラは、薄型化が要望されており、回路基板ユニット
(4)を薄型化する必要がある。ここに於いて、回路基板
ユニット(4)の第1回路基板(40)上には、ランプ(500)
に給電するコンデンサ等の大型部品が搭載されており、
回路基板ユニット(4)が厚くなる要因となっている。出
願人はこの第1回路基板(40)を従来よりも更に奥側に設
置することを着想した。また、デジタルスチルカメラは
軽量化も要求されており、不要な部品、部材を削除する
必要もある。本発明は、回路基板ユニットを薄型化する
ことにより、デジタルスチルカメラ全体を薄型化するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】互いに突き合わされる一対
のキャビネット半体(1)(2)内に撮像用のレンズ体(70)
と、フラッシュ用のランプ(500)と、画像を記憶するフ
ラッシュメモリ(710)を搭載した回路基板ユニット(4)
を具えるとともに、該回路基板ユニット(4)に電源を供
給する電池が収納可能な電池収納ケース(6)が形成され
たデジタルスチルカメラに於いて、電池収納ケース(6)
は、何れか一方のキャビネット半体(1)の裏面に形成さ
れた電池の仕切り壁(11)と、該仕切り壁(11)に対向し
て、電池の収納部となる電池ホルダ(42)とからなり、回
路基板ユニット(4)は、該電池ホルダ(42)と、レンズ体
(70)を保持する枠体(46)とを互いに離間して設け、電池
ホルダ(42)と枠体(46)とは、ランプ(500)に電源を供給
する第1回路基板(40)又はフラッシュメモリ(710)が取
り付けられた第2回路基板(41)の少なくとも一方により
接続されている。また、フラッシュメモリ(710)は、画
像の他に音声信号が格納可能であり、枠体(46)上にはフ
ラッシュメモリ(710)に繋がり、音声信号を捉えるマイ
ク(510)が設けられ、該マイク(510)は弾性体の軸(48)(4
8)を介して枠体(46)に取り付けられている。
【0006】
【作用及び効果】回路基板ユニット(4)の電池ホルダ(4
2)と枠体(46)は、第1回路基板(40)又は第2回路基板(4
1)の少なくとも一方により接続される。従来は、第1、
第2回路基板(40)(41)の間に、支持板(480)が位置して
いるから、支持板(480)の厚み分だけ、回路基板ユニッ
ト(4)の厚みが増えている。然るに、本発明に係わる構
成では、電池ホルダ(42)と枠体(46)は別体であり、支持
板(480)を省いているから、第1回路基板(40)を、電池
ホルダ(42)と枠体(46)の間に設置する、即ち、従来より
も第1回路基板(40)を奥に設置することができる。この
結果、従来よりも回路基板ユニット(4)の厚みを薄くで
き、デジタルスチルカメラの薄型化が可能になる。ま
た、マイク(510)は弾性体である軸(48)(48)を介して、
枠体(46)上に取り付けられているから、デジタルスチル
カメラ操作時に発生する振動は、軸(48)(48)(48)により
緩和されて、マイク(510)に伝わる。従って、マイク(51
0)が直に振動や雑音を拾うことはない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一例を図を用いて
詳述する。従来と同一構成については、同一符号を用い
て、詳細な説明を省略する。 (全体概略)図1は、デジタルスチルカメラの全体斜視図
であり、図2はその背面図である。デジタルスチルカメ
ラは、従来と同様に、2つのキャビネット半体(1)(2)
を突合せており、前面側に位置する一方のキャビネット
半体(1)は前面が横方向に沿って、円弧形に膨らんでい
る。該前面側キャビネット半体(1)の中央部には、左右
に摺動して、被写体画像を取り込むレンズ体(70)を覆う
手動スライド(200)が設けられ、該手動スライド(200)に
は、指で操作する際の便宜に鑑みて、突部(220)が設け
られている。手動スライド(200)は、カメラ不使用時に
は、右側に寄せられてレンズ体(70)を覆い、左側に寄せ
られると、レンズ体(70)が露出する(図6(a)、(b)参
照)。
【0008】手動スライド(200)の上側には、フラッシ
ュ用のランプ(500)及びビューファインダの覗き窓(54)
が設けられている。また、手動スライド(200)の片側に
は、露出したレンズ体(70)に指が被さることを防ぐ細長
突部(96)が設けられ、該細長突部(96)の下側には、指の
滑り止めである複数の突起(97)(97)が設けられている。
デジタルスチルカメラの側部は、電池収納ケース(6)を
形成し、該電池収納ケース(6)の側面には、環状のハン
ドストラップ(630)が取り付けられるストラップホルダ
(600)が設けられている。ハンドストラップ(630)を片手
で持ち、デジタルスチルカメラを持ち運ぶ。電池収納ケ
ース(6)の前面には、左右に摺動し、後記する液晶パネ
ル(7)のON、OFFを切り替えるモニタスイッチ(S
W2)が設けられている。
【0009】デジタルスチルカメラの上面には、周知の
如く、シャッタ釦(9)が設けられ、該シャッタ釦(9)の
後方には、マクロ撮影とセルフタイマ使用の切換え時に
使用するマクロ/セルフ表示釦(90)、ボイスメモ釦(9
1)、コントロールパネル(92)、撮影モード釦(93)、フラ
ッシュ使用時に操作するフラッシュ釦(94)が設けられて
いる。ボイスメモ釦(91)、撮影モード釦(93)及びコント
ロールパネル(92)については、後記する。前記覗き窓(5
4)の斜め上端部には、音声が通るマイク用孔(58)及びセ
ルフタイマー使用時に点灯するタイマーランプ(520)が
設けられ、該マイク用孔(58)の内側には、後記するよう
に、音声記録用のマイク(510)が内蔵されている。
【0010】図2に示すように、背面側の第2キャビネ
ット半体(2)の中央部には、画像を表示する液晶パネル
(7)が設けられ、該液晶パネル(7)の右側上端部には、
斜め方向に摺動するカメラ/再生スイッチ(SW3)が設
けられている。カメラ/再生スイッチ(SW3)が図7(a)
に示すように、斜め上に上がっていれば、撮影が可能な
撮影モードとなり、図7(b)に示すように、斜め下側に
下がっていれば、撮影した画像を再生する再生モードと
なる。液晶パネル(7)の右側下端部には、モード釦(95)
が設けられている。該モード釦(95)は、液晶パネル(7)
に表示される画像を切り換える際に用いるものであり、
左右上下端部が押圧操作される。この詳細は後記する。
第2キャビネット半体(2)の下端部には、指の滑り止め
用の複数の突起(97)(97)が設けられている。液晶パネル
(7)を通電状態にする、即ち再生状態にするには、図4
(a)に示すように、モニタスイッチ(SW2)を左寄せにし
てONにする。撮影時のように液晶パネル(7)を用いな
いときは、図4(b)に示すように、モニタスイッチ(SW
2)を右に寄せてOFFにしておく。
【0011】図3に示すように、デジタルスチルカメラ
の側面には、各種端子群が設けられている。端子群は、
外部電源入力端子(810)、デジタル通信端子(80
0)、イヤホン端子(820)及びAV出力端子(830)の4つか
ら成る。このうち、デジタル通信端子(800)はデジタル
スチルカメラ内に取り込んだデジタル画像を、パーソナ
ルコンピュータやプリンタに出力する際に使用する端子
である。AV出力端子(830)には図3に示すように、画
像用プラグ(860)と音声用プラグ(870)を具えたAVコー
ド(850)が接続される。AV出力端子(830)からは、アナ
ログ信号が出力され、画像用プラグ(860)及び音声用プ
ラグ(870)をテレビ受信機等に接続することにより、デ
ジタルスチルカメラ内に格納された画像及び音声を見聞
きすることができる。上記端子群は、使用しない時は、
図3に一点鎖線で示すように、保護カバー(840)により
覆われている。
【0012】図5は、デジタルスチルカメラを天地逆に
して、底面を示す斜視図である。両キャビネット半体
(1)(2)の下面には、夫々開口(60a)(60a)が開設され、
両開口(60a)(60a)が突き合わさって、電池収納ケース
(6)の電池収納口(60)を形成する。電池収納ケース(6)
には、電池収納口(60)を通って、4本の単3形電池が収
納される。電池収納口(60)には、電池カバー(61)が取り
付けられる。該電池カバー(61)は、裏面に電池の極に接
する導電板(62)を有し、先端部に鈎片(63)が設けられて
いる。電池カバー(61)の基端部からは、軸(64)(64)が両
側方に突出し、該軸(64)(64)が第1、第2キャビネット
半体(1)(2)に開設された支持穴(25)(25)に嵌まって、
電池カバー(61)は軸(64)(64)を中心に回転自在に取り付
けられる。第2キャビネット半体(2)上にて、電池収納
口(60)の側方には、内部に雌ねじを設けた三脚取付け用
孔(24)が開設されている。
【0013】(内部構成)図8及び図35に示すよう
に、両キャビネット半体(1)(2)内には、回路基板ユ
ニット(4)が設けられる。回路基板ユニット(4)は、電
池収納ケース(6)の側壁となり、収納される電池の側面
に当る仕切り壁(45)(45)を設けた電池ホルダ(42)を一端
に配置し、レンズ体(70)を保持する枠体(46)を他端に配
置し、電池ホルダ(42)と枠体(46)とを、横長の第1、第
2回路基板(40)(41)により連結して成る。第2回路基板
(41)は第1回路基板(40)より後方に配置され、第2回路
基板(41)に前記AV出力端子(830)とイヤホン端子(820)
が、第1回路基板(40)に外部電源入力端子(810)とデジ
タル通信端子(800)が夫々取り付けられている。電池ホ
ルダ(42)と枠体(46)を第1、第2回路基板(40)(41)によ
って連結することにより、電池ホルダ(42)と枠体(46)を
連結させる為の部品を、別途設けることが不要となり、
回路基板ユニット(4)の薄形化が図れる。尚、第1回路
基板(40)の後方に、液晶パネル(7)が取り付けられ、該
液晶パネル(7)により、電池ホルダ(42)と枠体(46)を繋
げてもよい。又、第1、第2回路基板(40)(41)の何れか
一方で、電池ホルダ(42)と枠体(46)を接続してもよい。
【0014】図9は、両キャビネット半体(1)(2)の分
解斜視図である。説明の便宜上、回路基板ユニット(4)
の記載を省略する。第2キャビネット半体(2)は、ポリ
カーボネート樹脂を射出成形して製作される。該第2キ
ャビネット半体(2)には、前記液晶パネル(7)が露出す
るパネル露出窓(20)及びビューファインダ用の覗き口(2
1)が開設され、パネル露出窓(20)の側部には、モード釦
(95)(図2参照)を取り付けるべきモード釦支持部(22)が
突出している(図9参照)。また、第2キャビネット半体
(2)の側面上には、図1のマクロ/セルフ表示釦(90)、
ボイスメモ釦(91)、コントロールパネル(92)、撮影モー
ド釦(93)、フラッシュ釦(94)に対応する箇所に夫々透孔
(250)(260)(270)(280)(290)が開設されている。
【0015】該第2キャビネット半体(2)の一端部に
は、第1キャビネット半体(1)と係合する為の係止嵌合
部(300)が設けられ、該係止嵌合部(300)にストラップホ
ルダ(600)が嵌まる。ストラップホルダ(600)は、金属線
材を折曲してなり、コ字状に形成され、ハンドストラッ
プ(630)が掛けられる掛け片(610)の両端から受け棒(62
0)(620)を側方に突出している。係止嵌合部(300)には、
側方から細長の補強杆(3)が挿入される。該補強杆(3)
は、両キャビネット半体(1)(2)の係止外れを防ぐ為の
ものであり、詳細な構造は後記する。第2キャビネット
半体(2)の他端部には、ネジ貫通孔(23)(23)が開設され
た2つのタブ(23a)(23a)が突設されている。
【0016】(手動スライドの摺動機構)前面側に位置す
べき第1キャビネット半体(1)は、ポリカーボネート樹
脂を射出成形して形成したメインシャーシ(10)に、サブ
シャーシユニット(5)を組合わせて成る。図10は、図
9に示す第1キャビネット半体(1)を左右逆にして示す
分解斜視図である。メインシャーシ(10)は、前記回路基
板ユニット(4)の電池ホルダ(42)に合わさって、電池の
収納部を形成する仕切り壁(11)(11)を具え、中央部に大
開口(12)を設けている。該大開口(12)の端縁と内側の仕
切り壁(11)との間には、当接壁(13)が立設している。メ
インシャーシ(10)の一側部には、第2キャビネット半体
(2)の係止嵌合部(300)に引掛かる爪形のフック(14)(1
4)が設けられている。
【0017】サブシャーシユニット(5)は、板厚0.8
mmのアルミ板を加工してなるサブシャーシ(50)上に、
摺動部品等が設けられたホルダユニット(8)を載置して
なる。サブシャーシ(50)の表面には、美観を呈する表面
処理が施されており、サブシャーシ(50)の内側に、メイ
ンシャーシ(10)が嵌まる。サブシャーシユニット(5)の
下方からは、前記手動スライド(200)が取り付けられ
る。サブシャーシユニット(5)上に、メインシャーシ(1
0)を載置し、メインシャーシ(10)の大開口(12)を通っ
て、ホルダユニット(8)を露出させることにより、第1
キャビネット半体(1)が形成される。尚、第1キャビネ
ット半体(1)は、前記の如く、前面が円弧形に膨らんで
おり、サブシャーシ(50)及びメインシャーシ(10)も前面
を向く部分が円弧形に形成されている。
【0018】図11は、サブシャーシユニット(5)の分
解平面図であり、サブシャーシ(50)は裏側を示す。サブ
シャーシ(50)には、シャッタ釦(9)を取り付ける為のシ
ャッタ釦用孔(51)、第2キャビネット半体(2)のネジ貫
通孔(23)(23)に合わさるべきネジ貫通孔(52)(52)、フラ
ッシュ用のランプ(500)、ビューファインダ及び細長突
部(96)を露出させる為の窓(53)(54)(55)が夫々開設され
ている。サブシャーシ(50)は、第1キャビネット半体
(1)の大部分を覆う、即ち面積が大きいから剛性が高
く、サブシャーシ(50)にシャッタ釦用孔(51)を設けるこ
とにより、シャッタ釦(9)を押圧した際に、サブシャー
シ(50)に荷重負荷が加わっても、サブシャーシ(50)の変
形量は非常に小さい。
【0019】サブシャーシ(50)の中央部にて、手動スラ
イド(200)が取り付けられる箇所は、一段裏向きに下が
った段部(56)に形成されている。段部(56)の高さは、手
動スライド(200)の厚みに略等しく、手動スライド(200)
の前面と、サブシャーシ(50)の前面は一致する。手動ス
ライド(200)には、長手方向に直交する方向に、一対の
ボス(210)(210)が互いに離間して立設されており、サブ
シャーシ(50)の段部(56)上には、該ボス(210)(210)が嵌
まる案内溝(57)(57)が横方向に開設され、段部(56)の左
端部には、透窓(56a)が開設されている。
【0020】ホルダユニット(8)は、ポリカーボネート
樹脂からなるホルダ本体(80)上に、カメラの電源ON、
OFF切換え用のスイッチ(SW1)及び左右に移動する
摺動片(100)を設けている。摺動片(100)は、ステンレス
薄板からなり、摺動方向に延びた第1摺動板(110)と、
第1摺動板(110)の左端部から摺動方向に直交し、一段
下側に折曲された第2摺動板(120)とを一体に具える。
第1摺動板(110)は、下向きに突出した突軸(130)と、下
向きに突出し、ホルダ本体(80)上面に接する4つの突起
(140)(140)(140)(140)とを設けている。第2摺動板(12
0)は、突起(140)と、バネ掛け軸(150)と、2つのネジ止
め用孔(160)(160)を設けている(図17参照)。第1摺動
板(110)は中央部が折曲されて、下向きに膨らんでお
り、これにより円弧形を呈するホルダ本体(80)上をスム
ーズに摺動できる。また、ホルダ本体(80)上にて、第2
摺動板(120)の各ネジ止め用孔(160)(160)の下側に対応
する箇所は、夫々開口(85)(85)している。尚、ホルダ本
体(80)が円弧形に形成されているのは、肉厚を略均一に
し、成形持のヒケを防止するためである。図16に示す
ように、手動スライド(200)をサブシャーシ(50)の表側
に当て、摺動片(100)をホルダ本体(80)の裏側に当て、
ビス(670)によって締める。手動スライド(200)はホルダ
本体(80)に接しながら摺動する。
【0021】ホルダ本体(80)には、図11に示すよう
に、摺動片(100)の突軸(130)(130)が嵌まるガイド孔(8
1)(81)が開設されるとともに、レンズ体(70)の先端部が
嵌まる支持孔(82)及びビューファインダ用のレンズが内
部に嵌められる突窓(83)が設けられている。突窓(83)
は、サブシャーシ(50)の窓(54)に合わさる。支持孔(82)
の周部は裏側に盛り上がって、摺動片(100)の第2摺動
板(120)の端面が当る位置決め筒(84)を形成している。
該位置決め筒(84)は、サブシャーシ(50)の透窓(56a)に
合わさる。ホルダ本体(80)を樹脂の射出成形によって形
成したのは、突窓(83)及び位置決め筒(84)を板金の絞り
加工で設けると、高さ精度が困難なこと、及び摺動片(1
00)の摺動性を良好にするためである。また、ホルダ本
体(80)は、黒色の樹脂により成形される。黒色樹脂を用
いるのは、ホルダ本体(80)の支持孔(82)には、レンズ体
(70)の先端部が嵌まるが、ホルダ本体(80)が明度の高い
色に着色されていると、ホルダ本体(80)により乱反射し
た光が、レンズ体(70)に入射し、被写体画像がボケる虞
れが有るからである。
【0022】摺動片(100)は前記手動スライド(200)に取
り付けられて、手動スライド(200)と一体に摺動する。
摺動片(100)を手動スライド(200)に取り付けるには、ま
ず第1摺動板(110)がホルダ本体(80)上に載置された状
態で、ホルダ本体(80)をサブシャーシ(50)に載置する
(図10参照)。次に、手動スライド(200)をサブシャー
シ(50)の表面側から当て、段部(56)の表面側の凹みに填
め、ボス(210)(210)をサブシャーシ(50)の案内溝(57)(5
7)に通す。ボス(210)(210)は、更にホルダ本体(80)の開
口(85)(85)を通って、摺動片(100)のネジ止め用孔(160)
(160)に合わさり、この状態にて、摺動片(100)の上から
ビス(670)(670)を螺合させることにより、手動スライド
(200)に摺動片(100)が取り付けられる(図13(a)、図1
7参照)。
【0023】図11に示すホルダ本体(80)上のスイッチ
(SW1)の近傍に開設された小孔(86)と、サブシャーシ
(50)との間には、スイッチ(SW1)を押す押込み片(400)
が挿入される。押込み片(400)は、図12に示すよう
に、サブシャーシ(50)上を摺動する平板(410)の一端部
から小孔(86)を貫通する押込み壁(420)を突設し、他端
部から小孔(86)の端縁に接する当接子(430)を斜め上向
きに突設している。押込み片(400)は、ホルダ本体(80)
に比して、非常に小さいから、サブシャーシ(50)の裏面
が円弧形でもスムーズに摺動する。また、スイッチ(S
W1)は、図15に示すように、ホルダ本体(80)上に取り
付けられる保持部(530)の上端部から、2枚の導電性の
接片(540)(540)を突設したリーフスイッチである。
【0024】図13(a)は、サブシャーシユニット(5)
の裏面を示し、摺動片(100)が左側にに寄っている状態
を示す。摺動片(100)は手動スライド(200)と一体に取り
付けられているから、この状態で手動スライド(200)は
図6(b)に示すように、レンズ体(70)を覆っている。押
込み片(400)は左側に寄っており、押込み壁(420)がスイ
ッチ(SW1)を押すことはない。また、摺動片(100)はホ
ルダ本体(80)の位置決め筒(84)に当接し、摺動片(100)
の左側のストッパとなっている。ホルダ本体(80)から
は、バネ掛けボス(87)が突出し、摺動片(100)のバネ掛
け軸(150)との間に、ネジリバネ(190)が掛けられる。摺
動片(100)のスライド動作により、ネジリバネ(190)の中
心が回転移動し、摺動片(100)が左端に寄った位置と、
右端に寄った位置とでは、ネジリバネ(190)の付勢方向
が逆になる。
【0025】図13(a)に示す状態から、手動スライド
(200)を指で摺動させて、摺動片(100)をネジリバネ(19
0)に抗して右側に押す。図13(b)及び図16(a)に示す
ように、摺動片(100)の表側の突起(140)(140)がホルダ
本体(80)裏面に接しながら、ガイド孔(81)(81)に沿って
摺動し、ネジリバネ(190)の両脚を狭めて、バネ力を高
める。押込み片(400)は、未だ摺動しない。摺動片(100)
が右端部に寄ると、図14に示すように、ネジリバネ(1
90)の中心が、摺動片(100)のバネ掛け軸(150)の移行路
よりもバネ掛けボス(87)寄りに位置し、ネジリバネ(19
0)は摺動板(100)を右側に付勢する。即ち、ネジリバネ
(190)の中心がバネ掛け軸(150)の移行路上に位置した状
態では、摺動片(100)は左右何れの方向にも付勢されな
い死点位置にあるが、該死点位置を越えれば、ネジリバ
ネ(190)に付勢されて、自動的に動く。
【0026】図16(b)に示すように、摺動片(100)が右
端部に寄ると、摺動片(100)の第1摺動板(110)が押込み
片(400)を右方に押し、押込み壁(420)がスイッチ(SW
1)の接片(540)(540)を押して、スイッチ(SW1)がON
になる。手動スライド(200)に覆われていたレンズ体(7
0)が露出し、撮影が可能になる。押込み片(400)は、当
接子(430)の先端が、小孔(86)の右端縁に接して停止す
る。これにより、押込み片(400)がスイッチ(SW1)を押
し込みすぎて、接片(540)(540)を変形させる虞れはな
い。第1摺動板(110)の先端が、図14に示すように、
メインシャーシ(10)の当接壁(13)に接して停止する。摺
動片(100)は左端では、ホルダ本体(80)の位置決め筒(8
4)に接し、右端ではメインシャーシ(10)の当接壁(13)に
接する、即ち、左右端にて樹脂成形部品に接するから、
摺動片(100)が左右端に衝突した時の衝撃音を緩和でき
る。また、当接壁(13)及び位置決め筒(84)の肉厚を大き
くすれば、摺動片(100)が接し続けることによるクリー
プ変形は生じない。
【0027】また、押込み片(400)は、摺動片(100)に
比して、摺動範囲が狭いから、押込み壁(420)が移動す
る高さ方向の範囲、即ち第1キャビネット半体(1)の奥
行き方向の占有空間は小さい。換言すれば、押込み片
(400)は円弧形を呈するサブシャーシ(50)上を摺動す
るから、押込み片(400)の押込み壁(420)の先端は、第1
キャビネット半体(1)の奥行き方向に移動する。仮に、
押込み片(400)を摺動片(100)と一体に設ければ、押込み
片(400)の第1キャビネット半体(1)の奥行き方向の移
動範囲が大きくなり、その移動範囲には他の部品は配置
できないから、第1キャビネット半体(1)の裏面に対向
する前記第1回路基板(40)上に搭載される部品の配置が
制約される虞れが有る。しかるに、本例にあっては、押
込み片(400)と摺動片(100)が別体であり、押込み片(40
0)の摺動範囲が狭いから、かかる虞れを回避できる。
尚、電源をOFFにするには、手動スライド(200)を操
作して、摺動片(100)を左側に付勢する。押込み片(400)
は、スイッチ(SW1)の接片(540)の弾性力により押し戻
されて、スイッチ(SW1)がOFFになる。また、手動
スライド(200)がネジリバネ(190)の死点を越えると、左
方に付勢されてレンズ体(70)を覆う。
【0028】尚、摺動片(100)は、ビス(670)(670)がネ
ジ止め用孔(160)(160)を通って、手動スライド(200)の
ボス(210)(210)に螺合することにより、手動スライド(2
00)に取り付けられるが、ビス(670)のネジ部と、ネジ止
め用孔(160)との間には、当然に半径方向の隙間が有
る。この隙間の為に、例えば図18に一点鎖線で示すよ
うに、摺動片(100)が手動スライド(200)にズレて、取り
付けられる虞れが有る。そこで、図19に示すように、
ビス(670)として頭部にテーパ面(680)を有する周知の皿
ビスを用い、該テーパ面(680)とネジ止め用孔(160)とを
当接させて、ビス(670)を螺合させることを着想した。
本構成により、手動スライド(200)のボス(210)とネジ止
め用孔(160)の同軸度が保たれ、摺動片(100)と手動スラ
イド(200)との間に、取付けズレが生じる虞れを防止で
きた。
【0029】(両キャビネット半体の係止外れ防止)両キ
ャビネット半体(1)(2)は、図9に示すように、突き合
わさった状態で、一側部に開設されたネジ貫通孔(52)(5
2)とネジ貫通孔(23)(23)が合わさり、外側から各ネジ貫
通孔(52)(23)を通って、ビス止めされる。また、第1キ
ャビネット半体(1)の他方の側部に設けられたフック(1
4)(14)が、第2キャビネット半体(2)に設けられた係止
嵌合部(300)に嵌まり、両キャビネット半体(1)(2)
は固定される。然るに、デジタルスチルカメラの軽量化
に鑑みて、両キャビネット半体(1)(2)の肉厚を薄くす
ることが提案されている。肉厚を薄くすると、両キャビ
ネット半体(1)(2)が変形しやすく、その結果、フック
(14)と係止嵌合部(300)の嵌合が外れる虞れが有る。そ
こで、本例では、以下に示す構造とし、フック(14)と係
止嵌合部(300)の嵌合外れを防いでいる。
【0030】図20は、第1キャビネット半体(1)のフ
ック(14)(14)と、第2キャビネット半体(2)の係止嵌合
部(300)を内側から見た図である。係止嵌合部(300)は、
各フック(14)(14)が嵌まる係止受部(350)を具え、フッ
ク(14)は図22に示すように、係止受部(350)の下面に
引っ掛かる。各係止受部(350)に隣り合って、ストラッ
プホルダ(600)の受け棒(620)が載置される受け面(320)
が形成された係合部(310)が設けられている。両係合部
(310)(310)の間には、溝(330)(330)を介して、相手側の
第1キャビネット半体(1)の外側に接する接壁(340)が
設けられている。接壁(340)の下側には、ポケット穴(37
0)が凹設された受け壁(360)が設けられている。ストラ
ップホルダ(600)は、図21、図24に示すように、受
け棒(620)(620)が受け面(320)(320)に載置され、掛け片
(610)が溝(330)(330)に嵌まって、外側から接壁(340)を
取り囲む。ストラップホルダ(600)は、受け棒(620)(62
0)を支軸として、掛け片(610)が接壁(340)を越えて、外
向きに回転する。
【0031】図21は、図20をA−A線に沿って破断
した係合部(310)の断面図である。係合部(310)は、前記
受け面(320)の上部に、後述の補強杆(3)に対する引掛
け片(380)を具える。尚、図21に於いて、係合部(310)
と係止受部(350)との相対位置を示す為、係止受部(350)
を一点鎖線で示す。本例にあっては、図9に示すよう
に、補強杆(3)を第2キャビネット半体(2)に挿入し、
該補強杆(3)をフック(14)の背面に当接させることによ
り、フック(14)の撓み変形量を少なくする。図23(a)
は、補強杆(3)の正面図であり、図23(b)はその平面
図である。補強杆(3)の側面図は、図28に示される。
【0032】補強杆(3)はABS樹脂にて成形され、係
合部(310)の引掛け片(380)に引っ掛かる爪片(31)(31)を
上端部に具え、下端部から第2キャビネット半体(2)の
ポケット穴(370)の幅よりも小幅の挿入片(32)が突出し
ている。各爪片(31)の外側方には、凹部(33)が開設さ
れ、後記するように、補強杆(3)が第2キャビネット半
体(2)に取り付けられた状態で、凹部(33)は係止受部(3
50)に対向し、凹部(33)と第2キャビネット半体(2)の
側面との間に形成される隙間に、第1キャビネット半体
(1)のフック(14)が嵌まる。補強杆(3)の挿入片(32)
は、ポケット穴(370)に左右に摺動自在に嵌まり、凹部
(33)の側部は、補強杆(3)の摺動後にフック(14)の背面
に接する押え面(34)を構成している。また、補強杆(3)
の一側部には、後記するように、電池カバー(61)に引っ
掛かる係り子(30)を設けている。第2キャビネット半体
(2)の側部には、補強杆(3)の係り子(30)が嵌まる押え
爪(26)が設けられている(図28参照)。尚、図23(a)
に示すように、補強杆(3)には成形時のヒケ防止の為に
肉盗み穴(35)が設けられている。
【0033】図25(a)は、補強杆(3)を第2キャビネ
ット半体(2)の係止嵌合部(300)に取り付けた状態を、
第2キャビネット半体(2)の内側から見た図であり、図
26は図25(a)をB−B線で切断した断面図、図27
(a)は図25(a)を上から見た状態を90度反転して示す
図である。尚、図27(a)にあっては、ストラップホル
ダ(600)の記載を省く。補強杆(3)の挿入片(32)は、第
2キャビネット半体(2)のポケット穴(370)に嵌まり、
爪片(31)(31)は引掛け片(380)に引っ掛かり、挿入片(3
2)とポケット穴(370)との余裕範囲で、補強杆(3)は左
右に移動自由である。図26に示すように、補強杆(3)
は受け面(320)の側方を覆い、ストラップホルダ(600)は
第2キャビネット半体(2)から脱落することを防止され
る。この状態で、図27(a)に示すように、補強杆(3)
の凹部(33)と、第2キャビネット半体(2)の係止受部(3
50)との間には、隙間Pが形成される。
【0034】この後、フック(14)(14)を隙間Pに向け
て、第1キャビネット半体(1)を第2キャビネット半体
(2)に取り付ける。フック(14)(14)は隙間を通り、弾性
変形して、対応する係止受部(350)(350)に嵌合する(図
22参照)。係り子(30)は、図29に示すように、押え
爪(26)に嵌合し、補強杆(3)が上向きに外れることを防
ぐ。この位置を第1位置とする。かかる後に、図25
(b)及び図27(b)に示すように、爪片(31)(31)と引掛け
片(380)(380)が係止したまま、補強杆(3)を外向きに摺
動させる。図27(b)に於いて、第1キャビネット半体
(1)のフック(14)(14)を一点鎖線で示す。係り子(30)が
第2キャビネット半体(2)から露出し、押え面(34)がフ
ック(14)(14)の背面に接近する。この位置を第2位置と
する。これにより、フック(14)(14)は、撓み変形を止め
られ、フック(14)(14)と係止受部(350)(350)の係合外れ
が防止される。その結果、第1キャビネット半体(1)と
第2キャビネット半体(2)との撓み変形による外れを防
止できる。特に、第1、第2キャビネット半体(1)(2)
の肉厚が薄い場合に、フック(14)の外れ防止の効果があ
る。
【0035】図30は、互いに合わさった両キャビネッ
ト半体(1)(2)を下側から見上げた斜視図である。電池
カバー(61)は、軸(64)(64)が第1、第2キャビネット半
体(1)(2)の支持穴(25)(25)に挿入された状態にて、先
端部に設けられた前記鈎片(63)が、補強杆(3)の係り子
(30)に係止し、電池カバー(61)が閉じられる(図31参
照)。即ち、補強杆(3)は、第2位置にあって、第1キ
ャビネット半体(1)のフック(14)の撓み変形を防止する
とともに、電池カバー(61)を係止させる機能も有する。
両キャビネット半体(1)(2)を組み立てた後に、再び分
解する場合は、まず電池カバー(61)を引き上げて、係り
子(30)と鈎片(63)の係止を解除して、電池カバー(61)を
外す。この後に、補強杆(3)を第1位置まで押し込ん
で、係り子(30)を引っ込める。補強杆(3)の押え面(34)
がフック(14)の背面からズレて、フック(14)は撓み変形
可能となる。この状態で、第1キャビネット半体(1)の
フック(14)(14)を、第2キャビネット半体(2)の係止受
部(350)から外すことができる。両キャビネット半体
(1)(2)に螺合したビスを外せば、両キャビネット半体
(1)(2)を分離できる。
【0036】(回路基板ユニットの詳細)(図32参照) 第1,第2キャビネット半体(1)(2)内に収納される回
路基板ユニット(4)は、前記の如く、電池ホルダ(42)
と、レンズ体(70)を保持する枠体(46)を、横長の第1、
第2回路基板(40)(41)により連結して成る。図32は、
第2キャビネット半体(2)内に回路基板ユニット(4)を
収納した正面図であり、図33は第1キャビネット半体
(1)と組み合わさった第2キャビネット半体(2)を、横
断して、図32のC方向から矢視した断面図である。回
路基板ユニット(4)は、電池ホルダ(42)が、前記補強杆
(3)に対向し、第1回路基板(40)が正面を向く。この状
態で、電池ホルダ(42)の仕切り壁(45)は、第1及び第2
キャビネット半体(1)(2)の仕切り壁(11)に対向し、電
池が収納できる空間を形成する。また、電池ホルダ(42)
と枠体(46)の上面に跨るように、第3回路基板(450)が
取り付けられ、該第3回路基板(450)上には、前記マク
ロ/セルフ表示釦(90)、ボイスメモ釦(91)、コントロー
ルパネル(92)、撮影モード釦(93)、フラッシュ釦(94)が
取り付けられている。
【0037】図35は、回路基板ユニット(4)の分解斜
視図である。説明の便宜上、図35は図8とは左右逆の
方向から見た状態を示す。枠体(46)の天面には、弾性材
からなる3本の軸(48)(48)(48)が立設され、該軸(48)(4
8)(48)上に音声を拾うマイク(510)が載置される。こ
れにより、デジタルスチルカメラ操作時に発生する振動
は、軸(48)(48)(48)により緩和されて、マイク(510)が
振動や雑音を直に拾うことはない。第1回路基板(40)の
上端部には、フラッシュ用のランプ(500)が取り付けら
れる。
【0038】枠体(46)からは、受けボス(49)(49)が前後
に突出し、該受けボス(49)(49)により、第1、第2回路
基板(40)(41)が受けられる。第1回路基板(40)には、フ
ラッシュ用のランプ(500)に電源を供給する部品が、第
2回路基板(41)には、撮影した画像をデジタル処理する
回路素子(図示せず)が、夫々搭載されている。電池ホル
ダ(42)は、2つの電池ホルダ半体(43)(44)を組み合わせ
て構成する。図36は、両電池ホルダ半体(43)(44)が組
み合わさった状態の断面平面図である。2つの電池ホル
ダ半体(43)(44)に夫々仕切り壁(45)が設けられ、両電池
ホルダ半体(43)(44)が第2回路基板(41)の一端部を挟持
して保持する。一方のホルダ半体(43)に設けられた天板
(47)には、透孔(47a)が開設され、図34に示すよう
に、回路基板ユニット(4)が両キャビネット半体(1)
(2)内に収納された状態で、該透孔(47a)はシャッタ釦
(9)に対向する。図34に於いては、第3回路基板(45
0)の記載を省く。透孔(47a)内には、シャッタ釦(9)に
押されるスイッチ(図示せず)が設けられ、シャッタ釦
(9)はサブシャーシ(50)のシャッタ釦用孔(51)を通っ
て、該スイッチを押し込む。また、マイク(510)は、サ
ブシャーシ(50)のマイク用孔(58)に対向する。
【0039】図37は、第2回路基板(41)に搭載される
各回路部品の接続を示すブロック図である。以下の記載
では、シャッタ釦(9)を押す毎に取り込まれる画像デー
タを、1枚分の画像データと呼ぶ。前記レンズ体(70)
は、周知の如く、入射した光を電気信号に変換して出力
するCCD素子(71)を内蔵しており、該CCD素子(71)
には、水平同期及び垂直同期周波数に対応したシャッタ
パルスを供給するCCD駆動回路(720)が接続されてい
る。CCD素子(71)は、A/Dコンバータ(770)を介し
て、画像データにホワイトバランス補正やγ補正を行う
信号処理回路(730)に接続されている。信号処理回路(73
0)は、前記のシャッタ釦(9)等から種々の操作信号が入
力され、2つの入力端(750a)(750b)を有するセレクタ(7
50)の一方の入力端(750a)に接続される。他方の入力端
(750b)は、入力される画像データに対し、色分離処理等
の信号処理を施し、かつ圧縮及び伸長処理を施すCPU
(700)に接続されている。該CPU(700)は圧縮された画
像データを格納するフラッシュメモリ(710)に接続して
いる。ここで、CPU(700)が行う画像圧縮には、画像
データを1枚の画面毎に圧縮処理するJPEGと呼ばれ
る方式と、4枚の画面毎に圧縮処理するMPEGと呼ば
れる方式があるが、本例に係わるデジタルスチルカメラ
では、JPEG方式を採用する。
【0040】セレクタ(750)は、画像データを格納する
VRAM(760)に繋がり、前記カメラ/再生スイッチ(S
W3)からの信号により、何れの入力端(750a)(750b)に入
力される画像データをVRAM(760)に向けて送信する
かを決定する。VRAM(760)は、前記液晶パネル(7)
に繋がる他に、D/Aコンバータ(790)を介して、AV
出力端子(830)に繋がる。前記マイク(510)は、A/Dコ
ンバータ(780)を介して、音声信号処理回路(740)に接続
する。音声信号処理回路(740)は、コンパクトディスク
等で用いられているEFM処理等の周知の符号化及び圧
縮処理を行い、該圧縮データはCPU(700)によりフラ
ッシュメモリ(710)に格納される。フラッシュメモリ(71
0)内のテーブルを、図41に示す。フラッシュメモリ(7
10)のテーブルの各段には、1枚毎の画像データが格納
され、さらにその下段のテーブルには、小型化された該
画像データが数枚並んで格納される。図41では画像デ
ータとして、星形を例示する。フラッシュメモリ(710)
には、最大で120枚の画像データが格納される。ま
た、各テーブルには、画像データの代わりに、約6秒間
分の音声データが格納可能である。
【0041】カメラ/再生スイッチ(SW3)が斜め上に
押し上げられて、撮影モードに設定されると(図7(a)参
照)、該カメラ/再生スイッチ(SW3)からの信号を受け
て、セレクタ(750)は、入力端(750a)に入力される画像
データを選択する。レンズ体(70)からの画像データは、
信号処理回路(730)にて信号処理が施された後に、セレ
クタ(750)に入力されて、該セレクタ(750)は他方の入力
端(750b)から画像データを、CPU(700)に送る。CP
U(700)は、該画像データを圧縮して、フラッシュメモ
リ(710)に格納する。カメラ/再生スイッチ(SW3)が、
斜め下に押し下げられて、再生モードに設定されると
(図7(b)参照)、セレクタ(750)は、入力端(750b)に入力
される信号を無視し、CPU(700)に対し、フラッシュ
メモリ(710)から格納された信号を読み出すべき旨の命
令を発する。CPU(700)は、フラッシュメモリ(710)内
のデータを伸長して、セレクタ(750)及び前記デジタル
通信端子(800)に送信する。デジタル通信端子(800)に
は、データ伸長機能を有するパーソナルコンピュータ(9
00)が接続され、該画像をパーソナルコンピュータ(900)
のモニタ(910)に映したり、ハードディスク(920)に記録
することができる。
【0042】セレクタ(750)は、CPU(700)からの画
像データを一旦VRAM(760)に格納し、該VRAM(7
60)内の画像データは、液晶パネル(7)に表示され、又
はD/Aコンバータ(790)を介して、AV出力端子(830)
からテレビ受信機(930)に向けて送信される。一方、フ
ラッシュメモリ(710)内の音声データは、CPU(700)に
て伸長された後に、デジタル通信端子(800)又はAV出
力端子(830)から出力される。
【0043】(デジタルスチルカメラの使用方法)カメラ
撮影は、カメラ/再生スイッチ(SW3)を押し上げて、
カメラ側に設定し、この状態で手動スライド(200)を開
いて、電源をONとし、レンズ体(70)を露出させて行な
う。ビューファインダから被写体をのぞいて撮影すると
きは、手動スライド(200)を開いた後に、モニタスイッ
チ(SW2)をOFFにして、シャッタ釦(9)を押す。液
晶パネル(7)を使う撮影、即ちマクロ撮影等の構図を確
認しながら撮影を行なう際は、モニタスイッチ(SW2)
をONにし、液晶パネル(7)を見ながら構図を決め、シ
ャッタ釦(9)を押す。シャッタ釦(9)を押す毎に、1枚
の画像データがフラッシュメモリ(710)内に格納され
る。本例に係わるカメラでは、16枚の画像を連続的に
撮影する連写撮影を行なうことができる。このときは、
手動スライド(200)を開いた状態にて、撮影モード釦(9
3)を押す。コントロールパネル(92)には、連写撮影が可
能な旨が表示される。連写モードには、0.1秒間隔で
16枚連続して撮影する第1連写モードと、0.2秒間
隔で16枚連続して撮影する第2連写モードとがあり、
何れかの連写モードを選択して、シャッタ釦(9)を押す
と、連写撮影ができる。
【0044】本例に係わるカメラでは、前記の如く、撮
影後に約6秒間の音声を画像と一緒にフラッシュメモリ
(710)内に記録でき、これをボイスメモ機能と呼ぶ。ボ
イスメモを行なうには、手動スライド(200)を開いて、
電源をONにし、ボイスメモ釦(91)を押す。コントロー
ルパネル(92)には、ボイスメモが可能な旨の表示がなさ
れ、この状態でマイク用孔(58)に向って話し掛けると、
その声が音声データとして、フラッシュメモリ(710)内
に格納される。尚、ボイスメモ1回分で、画像1枚分の
データを消費する。
【0045】記録した画像を再生する時には、カメラ/
再生スイッチ(SW3)を再生側に設定しておく。以
下、画像データを液晶パネル(7)上に再生する場合を例
示するが、デジタルスチルカメラに接続したテレビジョ
ン受信機に、写す場合も同様である。まず、1コマずつ
再生するには、図38に示すモード釦(95)のを押す。
セレクタ(750)は、最後に撮影した画像をフラッシュメ
モリ(710)から読み込み、一旦VRAM(760)に格納した
後に、液晶パネル(7)に表示する。更にもう1回モード
釦(95)のを押すと、セレクタ(750)はその前に撮影し
た画像をフラッシュメモリ(710)から取り込んで、液晶
パネル(7)に表示する。モード釦(95)のを押すと、セ
レクタ(750)は、現在写し出されている画像の次に撮影
した画像を取り込んで表示する。最後に撮影された画像
が液晶パネル(7)に表示された状態で、モード釦(95)の
を押すと、最初に記録した画像が表示される。即ち、
液晶パネル(7)に1枚の画像が表示された状態で、モー
ド釦(95)の又はを押すと、現在表示されている画像
よりも前又は後に記録された画像が表示される。モード
釦(95)の又はを約2秒間押し続けると、自動再生モ
ードとなり、記録された画像が次々に再生される。
【0046】セレクタ(750)には、予めMULTI、PROTEC
T、ERASEの文字が格納されている。図38のモード釦(9
5)のを押すと、図39に示すように、液晶パネル(7)
の上端部に表示が写し出される。1回押すとMULTIの文
字が表示され、以降1回押す度に、PROTECT、ERASEの文
字が表示される。MULTIモードに於いて、モード釦(95)
の又はを押すと、セレクタ(750)は図41のフラッ
シュメモリ(710)内のテーブルから、小型化された画像
を読み出す。この小型化された画像は、液晶パネル(7)
の1/9の大きさに対応する。モード釦(95)のを押す
と、現在表示されている画像より前に記録された9枚の
画像が、左上端から右に向って撮影順に表示され、モー
ド釦(95)のを押すと、現在表示されている画像より後
に記録された9枚の画像が、左上端から右に向って撮影
順に表示される。このうち、拡大して見たい画像があれ
ば、モード釦(95)のを押す。セレクタ(750)は該モー
ド釦(95)からの信号を受けて、図40に示すように、小
型化された画像上に選択マーク(79)を表示する。モード
釦(95)の又はを押すと、選択マーク(79)が画像間を
移動する。拡大したい画像に選択マーク(79)を合わせた
後に、モード釦(95)のを押す。選択された画像が拡大
され、他の8つの画像は液晶パネル(7)から消える。
【0047】PROTECTモードに於いては、画像を誤って
消去しないように、消去を禁止する旨の信号を書込むこ
とができる。モード釦(95)の又はを押して、消去を
禁止する画像を選択した後に、PROTECTモードに設定す
る。モード釦(95)のを押すと、画像の消去を禁止する
旨のマークが表示される。この状態で、選択された画像
は、消去することが禁じられる。消去禁止を解除するに
は、再びモード釦(95)を押す。前記マークは、画像から
消去される。
【0048】ERASEモードにあっては、記録した画像を
フラッシュメモリ(710)から消去できる。モード釦(95)
の又はを押して、消去する画像を選択した後に、ER
ASEモードに設定する。モード釦(95)のを押すと、図
42に示すように、画面にONE表示とALL表示が写され、
ONE表示の下側にマーカー表示がされる。この状態で、
モード釦(95)のを押すと、ERASING表示が写され、画
像を消去する。但し、前記の消去禁止が設定された画像
については、消去されない。ここで、画面にONE表示とA
LL表示が写されたときに、モード釦(95)のを押すと、
マーカー表示がALL表示の下に移動する。この状態で、
モード釦(95)のを押すと、ERASING表示が出た後に、
フラッシュメモリ(710)内の全ての画像が消去され
る。
【0049】上記記載では、サブシャーシ(50)、メイン
シャーシ(10)、ホルダ本体(80)は、全てポリカーボネー
ト樹脂によって成形されているとしたが、他の樹脂で成
形してもよい。
【0050】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルスチルカメラ全体の斜視図である。
【図2】同上の背面図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】(a)はモニタースイッチがON状態を示す正面
図、(b)は同上のOFF状態を示す図である。
【図5】デジタルスチルカメラを上下逆にして示す斜視
図である。
【図6】(a)は手動スライドが開いた状態の正面図、(b)
は同上の閉じた状態の図である。
【図7】(a)はカメラ/再生スイッチがON状態を示す
図、(b)は同上のOFF状態を示す図である。
【図8】回路基板ユニットと第1、第2キャビネット半
体の分解斜視図である。
【図9】第1、第2キャビネット半体の分解斜視図であ
る。
【図10】第1キャビネット半体の分解斜視図である。
【図11】サブシャーシユニットの分解斜視図である。
【図12】押込み片の斜視図である。
【図13】(a)は摺動片が左寄りの時の裏面図、(b)は摺
動片が右方に摺動した時の裏面図である。
【図14】摺動片が右寄りの時の裏面図である。
【図15】電源をON、OFFするスイッチの斜視図で
ある。
【図16】(a)は摺動片が左寄りの状態の断面図、(b)は
同上の右寄りの状態の断面図である。
【図17】摺動片と手動スライドの分解斜視図である。
【図18】摺動片の取付けガタを示す平面図である。
【図19】ビスの締結状態を示す断面図である。
【図20】第1キャビネット半体のフックと、第2キャ
ビネット半体の係止嵌合部を内側から見た図である。
【図21】係合部を図20のA−A線で切断した断面図
である。
【図22】係止突起の断面図である。
【図23】(a)は補強杆の正面図、(b)は同上の平面図で
ある。
【図24】係止嵌合部に補強杆を取り付けんとする状態
を、キャビネット半体の内側から見た図である。。
【図25】(a)は係止嵌合部に補強杆を取り付けた状態
をキャビネット半体の内側から見た図、(b)は同上の補
強杆をキャビネット半体の外側に突出させた状態の図で
ある。
【図26】補強杆が引掛け片に係止した状態を示す断面
図である。
【図27】(a)は図25(a)の平面図、(b)は図25(b)の
平面図である。
【図28】押え爪と補強杆の側面図である。
【図29】押え爪と補強杆の係合状態を示す側面図であ
る。
【図30】デジタルスチルカメラを下方から見上げた斜
視図である。
【図31】図30の電池カバーをE−E線で破断した断
面図である。
【図32】回路基板ユニットが取り付けられた第2キャ
ビネット半体の正面図である。
【図33】第1キャビネット半体と突き合わさった第2
キャビネット半体をC方向から見た断面図である。
【図34】同上のD方向から見た図である。
【図35】回路基板ユニットの分解斜視図である。
【図36】電池ホルダの詳細を示す平面図である。
【図37】第2回路基板上の回路部品を示すブロック図
である。
【図38】モード釦の拡大正面図である。
【図39】液晶パネルの表示状態を示す正面図である。
【図40】画面が9分割された液晶パネルの正面図であ
る。
【図41】フラッシュメモリ内のテーブルを示す図であ
る。
【図42】ONE及びALL表示が写し出された液晶パ
ネルの正面図である。
【図43】従来のデジタルスチルカメラの斜視図であ
る。
【図44】従来の回路基板ユニットを示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
(1) 第1キャビネット半体 (2) 第2キャビネット半体 (4) 回路基板ユニット (6) 電池収納ケース (7) 液晶パネル (11) 仕切り壁 (42) 電池ホルダ (46) 枠体 (48) 軸 (70) 液晶パネル (500) ランプ (510) マイク (710) フラッシュメモリ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに突き合わされる一対のキャビネッ
    ト半体(1)(2)内に撮像用のレンズ体(70)と、フラッシ
    ュ用のランプ(500)と、画像を記憶するフラッシュメモ
    リ(710)を搭載した回路基板ユニット(4)を具え、該回
    路基板ユニット(4)に電源を供給する電池が収納可能な
    電池収納ケース(6)が形成されたデジタルスチルカメラ
    に於いて、 電池収納ケース(6)は、何れか一方のキャビネット半体
    (1)の裏面に形成された電池の仕切り壁(11)と、該仕切
    り壁(11)に対向して、電池の収納部となる電池ホルダ(4
    2)とからなり、 回路基板ユニット(4)は、該電池ホルダ(42)と、レンズ
    体(70)を保持する枠体(46)とを互いに離間して設け、電
    池ホルダ(42)と枠体(46)とは、ランプ(500)に電源を供
    給する第1回路基板(40)又はフラッシュメモリ(710)が
    取り付けられた第2回路基板(41)の少なくとも一方によ
    り接続されたことを特徴とするデジタルスチルカメラ。
  2. 【請求項2】 一方のキャビネット半体(2)には、撮影
    した画像を確認するための液晶パネル(7)が露出し、電
    池ホルダ(42)と枠体(46)とは、液晶パネル(7)によって
    も接続されている請求項1に記載のデジタルスチルカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 フラッシュメモリ(710)は、画像の他に
    音声信号が格納可能であり、枠体(46)上にはフラッシュ
    メモリ(710)に繋がり、音声信号を捉えるマイク(510)が
    設けられ、マイク(510)は弾性体の軸(48)(48)を介して
    枠体(46)に取り付けられている請求項1又は2に記載の
    デジタルスチルカメラ。
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