JP3263619B2 - スタンプロゴ印字装置 - Google Patents

スタンプロゴ印字装置

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JP3263619B2
JP3263619B2 JP00020497A JP20497A JP3263619B2 JP 3263619 B2 JP3263619 B2 JP 3263619B2 JP 00020497 A JP00020497 A JP 00020497A JP 20497 A JP20497 A JP 20497A JP 3263619 B2 JP3263619 B2 JP 3263619B2
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  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばECR(電
子キャッシュレジスタ)やPOS(ポイント・オブ・セ
ール)システムにおいてプリンタによりレシートを発行
する場合に、レシート上に商号、電話番号、コマーシャ
ルメッセージ等のスタンプロゴを印字するスタンプロゴ
印字装置に関し、特にレシート用紙をカットする機構を
有するスタンプロゴ印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来例としては、特開平7−1
82565号公報に示すように、印字処理速度を向上さ
せると共にスタンプロゴ内の文字部の内容の変更を容易
にするために、スタンプロゴの印字データをイメージデ
ータ部とキャラクタデータ部に分けて記憶する方法が知
られている。
【0003】また、他の従来例としては、特開平1−1
59790号公報に示すように、レシート発行時間を短
縮するために、レシートに最終印字が行われた後にスタ
ンプロゴ領域分だけロングフィードし、カットした後に
スタンプロゴ印字やコマーシャル印字を行う方法が知ら
れている。
【0004】更に、他の従来例としては、特開平4−3
63787号公報に示すように、レシート発行時間を短
縮するために、サーマルプリンタが搭載されたECRに
おいて、客が買い上げる最初の商品登録によりスタンプ
ロゴ等のイメージ、メッセージ等の固定ヘッダ情報を印
字する方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図2は一般的なサーマ
ルプリンタのヘッド/印字機構を示し、ローラ21によ
り搬送されるレシート用紙Pは、サーマルヘッド22に
より印字された後にカッタ23によりカットされる。そ
して、サーマルヘッド22による印字位置からカッタ2
3によるカット位置までの距離Lが比較的短い場合、図
12(a)に示すように前レシートをカットした後に次
のレシート上にスタンプロゴを印字すると、スタンプロ
ゴ印字領域の前に距離L分の無駄な空白が発生するとい
う問題点がある。これに対し、図12(b)に示すよう
に次のレシート上にスタンプロゴを印字した後に前レシ
ートをカットすると、スタンプロゴ印字の先頭部分がカ
ット位置に到達する前にカットする必要があるのでスタ
ンプロゴ印字領域が非常に狭くなるという問題点があ
る。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、印字位
置からカット位置までの距離が比較的短い構成において
スタンプロゴを印字する場合にレシートの先頭領域に無
駄な空白が発生することを防止することができると共
に、スタンプロゴ印字領域を広くすることができるスタ
ンプロゴ印字装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のスタンプ
ロゴ印字装置は、上記目的を達成するために、レシート
に印字を行うヘッドと、前記ヘッドの印字位置の下流に
おいてレシートをカットするカッタと、前記ヘッドの印
字位置から前記カッタのカット位置までの距離よりスタ
ンプロゴの長さがが長い場合、スタンプロゴの画像を前
記距離と略等しい第1の領域と残りの第2領域とに分割
し、前のレシートがカットされる前にスタンプロゴの画
像の前記第1の領域が現レシートに印字され、前のレシ
ートがカットされた後にスタンプロゴの画像の前記第2
の領域が現レシートに印字されるように前記ヘッド及び
カッタを制御する制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0008】請求項2記載のスタンプロゴ印字装置は、
上記目的を達成するために、レシートに印字を行うヘッ
ドと、前記ヘッドの印字位置の下流においてレシートを
カットするカッタと、前記ヘッドの印字位置から前記カ
ッタのカット位置までの距離よりスタンプロゴの長さが
長い場合、スタンプロゴの画像中の空白ラインを境界と
してスタンプロゴを第1の領域と第2の領域とに分割
し、前のレシートがカットされる前にスタンプロゴの画
像の前記第1の領域が現レシートに印字され、前のレシ
ートがカットされた後にスタンプロゴの画像の前記第2
の領域が現レシートに印字されるように前記ヘッド及び
カッタを制御する制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0009】請求項3記載のスタンプロゴ印字装置は、
上記目的を達成するために、レシートに印字を行うヘッ
ドと、前記ヘッドの印字位置の下流においてレシートを
カットするカッタと、前記ヘッドの印字位置から前記カ
ッタのカット位置までの距離よりスタンプロゴのが長い
場合、スタンプロゴの画像中の空白ラインを境界として
スタンプロゴを第1の領域と第2の領域とに分割すると
共に拡大又は縮小し、前のレシートがカットされる前に
スタンプロゴの画像の前記第1の領域が現レシートに印
字され、前のレシートがカットされた後にスタンプロゴ
の画像の前記第2の領域が現レシートに印字されるよう
に前記ヘッド及びカッタを制御する制御手段とを有する
ことを特徴とする。
【0010】請求項4記載のスタンプロゴ印字装置は、
上記目的を達成するために、レシートに印字を行うヘッ
ドと、前記ヘッドの印字位置の下流においてレシートを
カットするカッタと、前記ヘッドの印字位置から前記カ
ッタのカット位置までの距離よりスタンプロゴの長さが
長い場合、スタンプロゴの画像中の空白が多いラインを
境界としてスタンプロゴを第1の領域と第2の領域とに
分割し、前のレシートがカットされる前にスタンプロゴ
の画像の前記第1の領域が現レシートに印字され、前の
レシートがカットされた後にスタンプロゴの画像の前記
第2の領域が現レシートに印字されるように前記ヘッド
及びカッタを制御する制御手段とを有することを特徴と
する。
【0011】請求項5記載のスタンプロゴ印字装置は、
上記目的を達成するために、レシートに印字を行うヘッ
ドと、前記ヘッドの印字位置の下流においてレシートを
カットするカッタと、前記ヘッドの印字位置から前記カ
ッタのカット位置までの距離よりスタンプロゴの長さが
長い場合、スタンプロゴの画像中の空白が多いラインを
境界としてスタンプロゴを第1の領域と第2の領域とに
分割すると共に拡大又は縮小し、前のレシートがカット
される前にスタンプロゴの画像の前記第1の領域が現レ
シートに印字され、前のレシートがカットされた後にス
タンプロゴの画像の前記第2の領域が現レシートに印字
されるように前記ヘッド及びカッタを制御する制御手段
とを有することを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれかに記載の前記制御手段が、分割したスタンプロゴ
の画像を異なるバッファに記憶させて個々の印字コマン
ドにより印字することを特徴とする。
【0013】請求項1記載の発明によれば、印字位置か
らのカット位置までの距離よりスタンプロゴの長さが長
い場合、スタンプロゴの画像を前記距離と略等しい第1
の領域と残りの第2領域に分割して印字するので、レシ
ートの先頭領域に無駄な空白が発生することを防止する
ことができると共に、スタンプロゴ印字領域を広くする
ことができる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、印字位置か
らのカット位置までの距離よりスタンプロゴの長さが長
い場合、スタンプロゴの画像中の空白ラインを境界とし
てスタンプロゴを第1の領域と第2の領域とに分割して
印字するので、レシートの先頭領域に無駄な空白が発生
することを防止することができると共に、スタンプロゴ
印字領域を広くすることができる。
【0015】請求項3記載の発明によれば、印字位置か
らのカット位置までの距離よりスタンプロゴの長さが長
い場合、スタンプロゴの画像中の空白ラインを境界とし
てスタンプロゴを第1の領域と第2の領域とに分割する
と共に拡大又は縮小して印字するので、レシートの先頭
領域に無駄な空白が発生することを防止することができ
ると共に、スタンプロゴ印字領域を広くすることができ
る。
【0016】請求項4記載の発明によれば、印字位置か
らのカット位置までの距離よりスタンプロゴの長さが長
い場合、スタンプロゴの画像中の空白が多いラインを境
界としてスタンプロゴを第1の領域と第2の領域とに分
割して印字するので、レシートの先頭領域に無駄な空白
が発生することを防止することができると共に、スタン
プロゴ印字領域を広くすることができる。
【0017】請求項5記載の発明によれば、印字位置か
らのカット位置までの距離よりスタンプロゴの長さが長
い場合、スタンプロゴの画像中の空白が多いラインを境
界としてスタンプロゴを第1の領域と第2の領域とに分
割すると共に拡大又は縮小して印字するので、レシート
の先頭領域に無駄な空白が発生することを防止すること
ができると共に、スタンプロゴ印字領域を広くすること
ができる。
【0018】請求項6記載の発明によれば、分割したス
タンプロゴの画像を異なるバッファに記憶させて個々の
印字コマンドにより印字するので、印字する際の自由度
を向上させることができ、また、スタンプロゴに続くレ
シート内容を連続して印字することもできる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係るスタンプロゴ
印字装置の一実施形態の制御系を示すブロック図、図2
は図1のスタンプロゴ印字装置の印字/カット部を示す
構成図、図3は図1のスタンプロゴ印字装置により印字
されるスタンプロゴを示す説明図、図4は図1のスタン
プロゴ印字装置の処理を説明するためのフローチャー
ト、図5は図4のスタンプロゴAの印字処理を詳しく示
すフローチャートである。
【0020】図1に示すスタンプロゴ印字装置は、プリ
ンタ全体のコントロールを行うプリンタコントローラ
(PRTC)11と、各種設定データ、各種バッファ、
カウンタ及びフラグ等を記憶するためのRAM12と、
プリンタのキャラクタジェネレータを構成するROM1
3と、図2に示すようにレシートP上に印字を行うため
のローラ21、サーマルヘッド22等を有するレシート
プリンタ(RPRT)14と、ジャーナルを印字するた
めのジャーナルプリンタ(JPRT)15と、図2に示
すようにレシートをカットするためのカッタ23を有す
るカッタ部16と、レシートプリンタ14及びジャーナ
ルプリンタ15の紙送りを指定するための紙送りスイッ
チ(SW)17と、ホストからデータを受信するための
ホストインタフェース(I/F)18を有する。
【0021】本発明では、図3に示すようにスタンプロ
ゴを2つの領域A、Bに分割し、図4のフローチャート
に示すように、現レシート上にスタンプロゴAを印字し
た後に前レシートをカットし(ステップS1→S2)、
前レシートをカットした後に現レシート上にスタンプロ
ゴBを印字する(ステップS2→S3)。ここで、スタ
ンプロゴAの印字とスタンプロゴBの印字は別個のコマ
ンドにより行われ、また、スタンプロゴAのイメージデ
ータとスタンプロゴBのイメージデータはRAM12上
の別個のバッファエリアに記憶される。
【0022】図4のステップS1におけるスタンプロゴ
Aの印字処理では、図5に詳しく示すように、スタンプ
ロゴAの1ライン分を印字すると(ステップS1−
1)、カット位置か否かをチェックし(ステップS1−
2)、カット位置でない場合にはステップS1−1に戻
ってスタンプロゴAの次の1ライン分を印字し、ステッ
プS1−2においてカット位置であると判定されるとス
テップS2に進んで前レシートをカットする。
【0023】図6は、スタンプロゴを分割する位置を示
す説明図である。図6(a)に示す数値は A:レシート先端からスタンプロゴAの先端までの距離 B:スタンプロゴAの印字距離 C:スタンプロゴBの印字距離 D:レシート幅 E:スタンプロゴA、Bの印字幅 F:スタンプロゴA、Bの左側空白 G:スタンプロゴA、Bの右側空白 を示し、サーマルヘッド22からカッタ23までの距離
LはA+Bである。
【0024】一例として図6(b)に示すスタンプロゴ
イメージは、第1行の「酒・タバコ・米」と、第2行の
「○○商店」と、第3行の「TEL.00-000-0000 」の3行
より成り、レシート先端から距離A’+B’の位置で分
割すると、第2行の「○○商店」のイメージの途中が分
割位置になることを示している。また、他の例として図
6(c)に示すスタンプロゴイメージは、第1行の「○
○商店」と、第2行の「酒・タバコ・米」と、第3行の
「TEL.00-000-0000 」の3行より成り、レシート先端か
ら距離A’+B’の位置で分割すると、第1行の「○○
商店」のイメージの途中が分割位置になることを示して
いる。したがって、このようなイメージの場合にレシー
ト先端から距離A’の位置で印字を開始すると、「○○
商店」のイメージの途中が分割されてこのままで印字を
再開すると、1ライン分の空白等の画像の乱れが発生す
る場合がある。
【0025】そこで、図7、図8のフローチャートに示
す本発明の第2の実施形態では、図6(d)に示すよう
に、スタンプロゴの印字開始位置をレシート先端から距
離A”にシフトすることにより、イメージの途中が分割
されて空白が発生することを防止するように構成されて
いる。
【0026】図7におけるパラメータは ns:スタンプロゴ印字Aを開始するラインの位置を示
すカウンタ n :スタンプロゴイメージデータ中の空白ラインを探
すためのカウンタ N :カット位置のライン数を示す値 であり、先ず、カウンタnsを「0」にクリアすると共
にカウンタnを初期値Nにセットし(ステップS1
1)、図8に詳しく示す処理によりスタンプロゴイメー
ジデータ中のnライン目を検索する(ステップS1
2)。図8を参照してこのスタンプロゴイメージデータ
中のnライン目を検索するステップS12の処理を詳し
く説明すると、先ず、空白ラインフラグFLGをクリア
し(ステップS21)、次いで1ラインのバイト数をレ
ジスタLBにセットする(ステップS22)。次いでこ
のレジスタLBにセットされた1バイトデータをゲット
してレジスタDにセットし(ステップS23)、このレ
ジスタDにセットされた値が「0」か否かを判断する
(ステップS24)。
【0027】そして、D=0でなければこのラインは空
白ラインでないのでこの処理を終了し、他方、D=0の
場合にはこのレジスタLBにセットされた1バイトデー
タを1つデクリメントする(ステップS25)。そし
て、レジスタLBにセットされた1バイトデータが
「0」の場合にはステップS23に戻り、他方、LB=
0の場合には空白ラインフラグFLGをセットし(ステ
ップS27)、この処理を終了する。 図7に戻り、そ
のnライン目が空白ラインか否かを判断し(ステップS
13)、空白ラインの場合にはステップS16に進み、
他方、空白ラインでない場合にはカウンタnsを1つイ
ンクリメントすると共にカウンタnを1つデクリメント
する(ステップS14)。次いでn=0か否かを判断し
(ステップS15)、n=0でない場合にはステップS
12に戻ってnライン目を検索し、他方、n=0の場合
にはステップS16に進み、スタンプロゴ印字の開始ラ
インをnsライン目に設定する。
【0028】したがって、この第2の実施形態によれ
ば、図6(b)に示すように第2行の「○○商店」のイ
メージの途中が分割位置になるスタンプロゴイメージの
場合、第1行の「酒・タバコ・米」と第2行の「○○商
店」の間が分割位置になるようにスタンプロゴの印字開
始位置がA’からA”(=ns)にシフトするので、第
2行の「○○商店」のイメージの途中が分割されて画像
の乱れが発生することを防止することができる。この場
合、スタンプロゴ全体の大きさは変化せず、(B’+
C’)=(B”+C”)となる。
【0029】また、図9、図8のフローチャートに示す
本発明の第3の実施形態では、図6(e)に示すよう
に、スタンプロゴイメージを縮小することにより、イメ
ージの途中が分割されて空白が発生することを防止する
ように構成されている。
【0030】図9に示すステップS11〜S14は図7
に示す処理と同一である。NEスタンプロゴの総印字ラ
イン数である。そして、ステップS15−1ではn≧N
Eか否かをチェックし、n≧NEの場合にはステップS
16−1に進み、スタンプロゴの縮小率をN/nsに設
定する。他方、n≧NEでない場合にはステップS12
に戻って再びnライン目のデータを検索する。
【0031】したがって、この第3の実施形態によれ
ば、図6(c)に示すように第1行の「○○商店」のイ
メージの途中がカット位置になるスタンプロゴイメージ
の場合、図6(e)に示すように第1行の「○○商店」
と第2行の「酒・タバコ・米」の間が分割位置になるよ
うに縮小されるので、イメージの途中が分割されて画像
の乱れが発生することを防止することができる。この場
合、印字開始位置A”は変化せず(A”=A’)、スタ
ンプロゴ全体が(B”+C”)/(B’+C’)に縮小
される。
【0032】ところで、上記第2、第3の実施形態では
イメージ中の空白ラインを分割位置としたが、スタンプ
ロゴイメージに依っては空白ラインが必ず存在するとは
限らない。そこで、本発明の第4の実施形態では、印字
データドット数が少ないライン、すなわち空白が多いラ
インを分割位置として選択することにより、分割したこ
とを目立たなくするようにする。
【0033】次に、図10、図11のフローチャートを
参照してこの第4の実施形態について説明する。先ず、
カウンタnsを「0」にクリアすると共にカウンタnを
初期値Nにセットし(ステップS31)、次いで1ライ
ンのデータドット数(スタンプロゴの横方向のデータド
ット数)をレジスタDにセットし(ステップS32)、
次いで図11に詳しく示す処理によりnライン目の印字
データドット数を調べ、その値をレジスタDBにセット
する(ステップS33)。
【0034】図11において、1ラインのバイト数をレ
ジスタLBにセットし(ステップS51)、次いでデー
タ数カウンタDCをクリア(DC←0)する(ステップ
S52)。次いで1バイトデータをゲットしてレジスタ
Dにセットし(ステップS53)、ループカウンタLC
を「7」にセットする(ステップS54)。次いでレジ
スタDのデータを1ビット左シフトし(ステップS5
5)、次いでキャリーの有無を判断する(ステップS5
6)。
【0035】そして、キャリーが有ればステップS57
においてデータ数カウンタDCを1つインクリメントし
てステップS58に進み、キャリーが無ければそのまま
ステップS58に進む。ステップS58ではループカウ
ンタLCを1つデクリメントし、次いでループカウンタ
LCの値を判断し(ステップS59)、LC=0でなけ
ればステップS55に戻り、他方、LC=0の場合には
ステップS60に進む。ステップS60ではレジスタL
Bの値を1つデクリメントし、次いでレジスタLBの値
を判断し(ステップS61)、LB=0でなければステ
ップS53に戻り、他方、LB=0の場合にはこの処理
を終了する。 図10に戻り、レジスタDBとレジスタ
Dのnライン目の印字データドット数を比較する(ステ
ップS34)。そして、DB<Dであればカウンタnを
1つデクリメントし(ステップS35)、ステップS3
3に戻る。他方、DB<Dでない場合にはレジスタDB
の値をレジスタDにセットすると共にカウンタnの値を
カウンタnsにセットし(ステップS36)、次いでカ
ウンタnを1つデクリメントする(ステップS37)。
【0036】次いでカウンタnの値を判断し(ステップ
S38)、n=0でない場合にはステップS33に戻
り、他方、n=0の場合にはレジスタDBにセットされ
ている値と1ラインの印字データドット数を比較する
(ステップS39)。そして、レジスタDBの値が1ラ
インの印字データドット数の例えば20%未満の場合に
は、ステップS41に進んでスタンプロゴ印字開始ライ
ンをカウンタnsの値にセットする。他方、ステップS
39の判定において、レジスタDBの値が1ラインの印
字データドット数の例えば20%以上の場合には、スタ
ンプロゴの印字開始ラインを変更する効果が薄いので、
ステップS40に進んでカウンタnsをゼロに初期化し
た後、ステップS41に進む。
【0037】したがって、この第4の実施形態によれ
ば、イメージの途中が分割位置になるスタンプロゴイメ
ージの場合、空白が多いラインが分割位置として選択さ
れるため、分割したことを目立たなくするようにするこ
とができる。
【0038】なお、この分割ラインとして空白が多いラ
インを選択する方法は、図6(e)で説明したスタンプ
ロゴイメージを縮小又は拡大する方法と組み合わせるこ
ともできることはもちろんである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、印字位置からのカット位置までの距離より
スタンプロゴの長さが長い場合、スタンプロゴの画像を
前記距離と略等しい第1の領域と残りの第2領域に分割
して印字するので、レシートの先頭領域に無駄な空白が
発生することを防止することができると共に、スタンプ
ロゴ印字領域を広くすることができる。
【0040】請求項2記載の発明によれば、印字位置か
らのカット位置までの距離よりスタンプロゴの長さが長
い場合、スタンプロゴの画像中の空白ラインを境界とし
てスタンプロゴを第1の領域と第2の領域とに分割して
印字するので、レシートの先頭領域に無駄な空白が発生
することを防止することができると共に、スタンプロゴ
印字領域を広くすることができる。
【0041】請求項3記載の発明によれば、印字位置か
らのカット位置までの距離よりスタンプロゴの長さが長
い場合、スタンプロゴの画像中の空白ラインを境界とし
てスタンプロゴを第1の領域と第2の領域とに分割する
と共に拡大又は縮小して印字するので、レシートの先頭
領域に無駄な空白が発生することを防止することができ
ると共に、スタンプロゴ印字領域を広くすることができ
る。
【0042】請求項4記載の発明によれば、印字位置か
らのカット位置までの距離よりスタンプロゴの長さが長
い場合、スタンプロゴの画像中の空白が多いラインを境
界としてスタンプロゴを第1の領域と第2の領域とに分
割して印字するので、レシートの先頭領域に無駄な空白
が発生することを防止することができると共に、スタン
プロゴ印字領域を広くすることができる。
【0043】請求項5記載の発明によれば、印字位置か
らのカット位置までの距離よりスタンプロゴの長さが長
い場合、スタンプロゴの画像中の空白が多いラインを境
界としてスタンプロゴを第1の領域と第2の領域とに分
割すると共に拡大又は縮小して印字するので、レシート
の先頭領域に無駄な空白が発生することを防止すること
ができると共に、スタンプロゴ印字領域を広くすること
ができる。
【0044】請求項6記載の発明によれば、分割したス
タンプロゴの画像を異なるバッファに記憶させて個々の
印字コマンドにより印字するので、印字する際の自由度
を向上させることができ、また、スタンプロゴに続くレ
シート内容を連続して印字することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスタンプロゴ印字装置の一実施形
態の制御系を示すブロック図。
【図2】図1のスタンプロゴ印字装置の印字/カット部
を示す構成図。
【図3】図1のスタンプロゴ印字装置により印字される
スタンプロゴを示す説明図。
【図4】図1のスタンプロゴ印字装置の処理を説明する
ためのフローチャート。
【図5】図4のスタンプロゴAの印字処理を詳細に示す
フローチャート。
【図6】スタンプロゴを分割する位置を示す説明図。
【図7】第2の実施形態のスタンプロゴ印字位置の設定
処理を説明するためのフローチャート。
【図8】図7及び図9のnラインデータ検索処理を詳細
に示すフローチャート。
【図9】第3の実施形態のスタンプロゴ印字倍率の設定
処理を説明するためのフローチャート。
【図10】第4の実施形態のスタンプロゴ印字位置の設
定処理を説明するためのフローチャート。
【図11】図10の印字データドット数を調べる処理を
詳しく示すフローチャート。
【図12】従来のスタンプロゴ印字処理を示す説明図。
【符号の説明】
11…プリンタコントローラ(PRTC) 14…レシートプリンタ(RPTR) 15…ジャーナルプリンタ(JPTR) 16…カッタ部(CUTTER) 21…ローラ 22…サーマルヘッド 23…カッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−182565(JP,A) 特開 昭62−89192(JP,A) 特開 平4−363787(JP,A) 特開 平1−159790(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07G 1/06 G07G 1/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レシートに印字を行うヘッドと、 前記ヘッドの印字位置の下流においてレシートをカット
    するカッタと、 前記ヘッドの印字位置から前記カッタのカット位置まで
    の距離よりスタンプロゴの長さがが長い場合、スタンプ
    ロゴの画像を前記距離と略等しい第1の領域と残りの第
    2領域とに分割し、前のレシートがカットされる前にス
    タンプロゴの画像の前記第1の領域が現レシートに印字
    され、前のレシートがカットされた後にスタンプロゴの
    画像の前記第2の領域が現レシートに印字されるように
    前記ヘッド及びカッタを制御する制御手段と、を有する
    ことを特徴とするスタンプロゴ印字装置。
  2. 【請求項2】 レシートに印字を行うヘッドと、 前記ヘッドの印字位置の下流においてレシートをカット
    するカッタと、 前記ヘッドの印字位置から前記カッタのカット位置まで
    の距離よりスタンプロゴの長さが長い場合、スタンプロ
    ゴの画像中の空白ラインを境界としてスタンプロゴを第
    1の領域と第2の領域とに分割し、前のレシートがカッ
    トされる前にスタンプロゴの画像の前記第1の領域が現
    レシートに印字され、前のレシートがカットされた後に
    スタンプロゴの画像の前記第2の領域が現レシートに印
    字されるように前記ヘッド及びカッタを制御する制御手
    段と、を有することを特徴とするスタンプロゴ印字装
    置。
  3. 【請求項3】 レシートに印字を行うヘッドと、 前記ヘッドの印字位置の下流においてレシートをカット
    するカッタと、 前記ヘッドの印字位置から前記カッタのカット位置まで
    の距離よりスタンプロゴのが長い場合、スタンプロゴの
    画像中の空白ラインを境界としてスタンプロゴを第1の
    領域と第2の領域とに分割すると共に拡大又は縮小し、
    前のレシートがカットされる前にスタンプロゴの画像の
    前記第1の領域が現レシートに印字され、前のレシート
    がカットされた後にスタンプロゴの画像の前記第2の領
    域が現レシートに印字されるように前記ヘッド及びカッ
    タを制御する制御手段と、を有することを特徴とするス
    タンプロゴ印字装置。
  4. 【請求項4】 レシートに印字を行うヘッドと、 前記ヘッドの印字位置の下流においてレシートをカット
    するカッタと、 前記ヘッドの印字位置から前記カッタのカット位置まで
    の距離よりスタンプロゴの長さが長い場合、スタンプロ
    ゴの画像中の空白が多いラインを境界としてスタンプロ
    ゴを第1の領域と第2の領域とに分割し、前のレシート
    がカットされる前にスタンプロゴの画像の前記第1の領
    域が現レシートに印字され、前のレシートがカットされ
    た後にスタンプロゴの画像の前記第2の領域が現レシー
    トに印字されるように前記ヘッド及びカッタを制御する
    制御手段と、を有することを特徴とするスタンプロゴ印
    字装置。
  5. 【請求項5】 レシートに印字を行うヘッドと、 前記ヘッドの印字位置の下流においてレシートをカット
    するカッタと、 前記ヘッドの印字位置から前記カッタのカット位置まで
    の距離よりスタンプロゴの長さが長い場合、スタンプロ
    ゴの画像中の空白が多いラインを境界としてスタンプロ
    ゴを第1の領域と第2の領域とに分割すると共に拡大又
    は縮小し、前のレシートがカットされる前にスタンプロ
    ゴの画像の前記第1の領域が現レシートに印字され、前
    のレシートがカットされた後にスタンプロゴの画像の前
    記第2の領域が現レシートに印字されるように前記ヘッ
    ド及びカッタを制御する制御手段と、を有することを特
    徴とするスタンプロゴ印字装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、分割したスタンプロゴ
    の画像を異なるバッファに記憶させて個々の印字コマン
    ドにより印字することを特徴とする請求項1〜5のいず
    れか1項記載のスタンプロゴ印字装置。
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