JP3263270B2 - 浴槽のエプロン取り付け構造 - Google Patents
浴槽のエプロン取り付け構造Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽の洗い場側の面に
エプロンを取り付けるのに用いる構造に関するものであ
る。
エプロンを取り付けるのに用いる構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽の洗い側にエプロンを取り付
ける場合、エプロンの上端をフランジ下面側に係止し、
防水床パンの浴槽設置部と洗い場との間に装着したエプ
ロン取り付け具にエプロンの下部を取り付けている。ま
たエプロンの下部をエプロン取り付け具に取り付けると
き、洗い場からねじ具を水平方向に螺入して取り付けて
いた。
ける場合、エプロンの上端をフランジ下面側に係止し、
防水床パンの浴槽設置部と洗い場との間に装着したエプ
ロン取り付け具にエプロンの下部を取り付けている。ま
たエプロンの下部をエプロン取り付け具に取り付けると
き、洗い場からねじ具を水平方向に螺入して取り付けて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のようにエ
プロンを取り付けた場合、エプロンの上端はフランジの
下面側に係止しているだけのために、寸法のばらつき等
でこの係止部分でがたつきを生じたりすることがあって
エプロンを安定よく取り付けることができないという問
題があった。
プロンを取り付けた場合、エプロンの上端はフランジの
下面側に係止しているだけのために、寸法のばらつき等
でこの係止部分でがたつきを生じたりすることがあって
エプロンを安定よく取り付けることができないという問
題があった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本発明の目的とするところはエプロンの上端
の嵌合部をフランジの嵌合凹部に押し付けるように取り
付けてエプロンを安定よく取り付けることができる浴槽
のエプロン取り付け構造を提供するにある。
であって、本発明の目的とするところはエプロンの上端
の嵌合部をフランジの嵌合凹部に押し付けるように取り
付けてエプロンを安定よく取り付けることができる浴槽
のエプロン取り付け構造を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明浴槽のエプロン取り付け構造は、浴槽1の洗い場
2側に突出するフランジ3の下面側に下方を開口せる嵌
合凹部4を設けると共にエプロン5の上端の嵌合部6を
嵌合凹部4に嵌合し、防水床パンAの浴槽設置部7と洗
い場2との間に上方に突出する堰13を設け、上記堰1
3に装着するエプロン取り付け具8に垂直な固定片8b
を設けると共に堰13の浴槽設置部7側の側面に当接し
た上記固定片8bを固着具14にて堰13に固定し、上
記エプロン取り付け具8に略水平な取り付け片8aを設
けると共にエプロン5の下部に略水平に設けた被取り付
け面9を上記取り付け片8aの下方に配置し、被取り付
け面9の下方から垂直方向に被取り付け面9にボルトの
ような雄ねじ具10を挿通すると共に雄ねじ具10をエ
プロン取り付け具8の取り付け片8aの雌ねじ部11に
螺合し、雄ねじ具10の締め付けにて嵌合部6を嵌合凹
部4に押し付けて成ることを特徴とする。
本発明浴槽のエプロン取り付け構造は、浴槽1の洗い場
2側に突出するフランジ3の下面側に下方を開口せる嵌
合凹部4を設けると共にエプロン5の上端の嵌合部6を
嵌合凹部4に嵌合し、防水床パンAの浴槽設置部7と洗
い場2との間に上方に突出する堰13を設け、上記堰1
3に装着するエプロン取り付け具8に垂直な固定片8b
を設けると共に堰13の浴槽設置部7側の側面に当接し
た上記固定片8bを固着具14にて堰13に固定し、上
記エプロン取り付け具8に略水平な取り付け片8aを設
けると共にエプロン5の下部に略水平に設けた被取り付
け面9を上記取り付け片8aの下方に配置し、被取り付
け面9の下方から垂直方向に被取り付け面9にボルトの
ような雄ねじ具10を挿通すると共に雄ねじ具10をエ
プロン取り付け具8の取り付け片8aの雌ねじ部11に
螺合し、雄ねじ具10の締め付けにて嵌合部6を嵌合凹
部4に押し付けて成ることを特徴とする。
【0006】またエプロン5の下部に上面を被取付け面
9とした凹所12を設けてこの凹所12内に雄ねじ具1
0を収納して成ることを特徴とすることも好ましい。
9とした凹所12を設けてこの凹所12内に雄ねじ具1
0を収納して成ることを特徴とすることも好ましい。
【0007】
【作用】上記構成によれば、雄ねじ具10を締め付ける
ことによりエプロン5が上に押し上げられるようにエプ
ロン5が取り付けられ、エプロン5の上端の嵌合部6が
フランジ3の嵌合凹部4に押し付けるように嵌合されて
エプロン5ががたつかないように安定よく取り付けられ
る。
ことによりエプロン5が上に押し上げられるようにエプ
ロン5が取り付けられ、エプロン5の上端の嵌合部6が
フランジ3の嵌合凹部4に押し付けるように嵌合されて
エプロン5ががたつかないように安定よく取り付けられ
る。
【0008】また防水床パンAの浴槽設置部7と洗い場
2との間に上方に突出する堰13を設け、上記堰13に
装着するエプロン取り付け具8に垂直な固定片8bを設
けると共に堰13の浴槽設置部7側の側面に当接した上
記固定片8bを固着具14にて堰13に固定してある
と、堰13にて洗い場2側の水が浴槽設置部7側に行く
のを防ぐことができ、また堰13の浴槽設置部7側の側
面にエプロン取り付け具8の垂直な固定片8bを固着具
14にて堰13に固着することで、堰13の固着具14
を挿通した部分から漏水したりするのを防止できる。
2との間に上方に突出する堰13を設け、上記堰13に
装着するエプロン取り付け具8に垂直な固定片8bを設
けると共に堰13の浴槽設置部7側の側面に当接した上
記固定片8bを固着具14にて堰13に固定してある
と、堰13にて洗い場2側の水が浴槽設置部7側に行く
のを防ぐことができ、また堰13の浴槽設置部7側の側
面にエプロン取り付け具8の垂直な固定片8bを固着具
14にて堰13に固着することで、堰13の固着具14
を挿通した部分から漏水したりするのを防止できる。
【0009】またエプロン5の下部に上面を被取付け面
9とした凹所12を設けてこの凹所12内に雄ねじ具1
0を収納してあると、雄ねじ具10が見えないように外
観よく取り付けることができると共に垂直方向に螺入す
る雄ねじ具10でも凹所12内で簡単に操作して取り付
けることができる。
9とした凹所12を設けてこの凹所12内に雄ねじ具1
0を収納してあると、雄ねじ具10が見えないように外
観よく取り付けることができると共に垂直方向に螺入す
る雄ねじ具10でも凹所12内で簡単に操作して取り付
けることができる。
【0010】
【実施例】防水床パンAは、本実施例の場合、図3に示
すような浴槽側床パンA1と図4に示すような洗い場側
床パンA2を別体に成形し、後で一体に組み立てたもの
である。浴槽側床パンA1には浴槽設置部7が設けてあ
り、洗い場側床パンA2には洗い場2を設けてある。な
お、図6には、参照として浴槽側床パンA 1 と洗い場側
床パンA 2 とを一体に組み立てた状態を示す概略断面図
を示している。洗い場2には浴槽設置部7側に向けて徐
々に高さの低くなる水勾配を有している。防水床パンA
の外周には全周に亙るように立ち上がり縁16を設けて
あり、立ち上がり縁16の上部には全周に亙って水平な
壁パネル載置部17を設けてあり、立ち上がり縁16の
外周から上方に向けて外周縁18を立ち上げてある。防
水床パンAの浴槽設置部7と洗い場2との間には堰13
が設けられるが、本実施例の場合、洗い場側床パンA2
の1辺に沿って上方に向けて凸曲する凸曲部19を設け
ることにより形成してある。
すような浴槽側床パンA1と図4に示すような洗い場側
床パンA2を別体に成形し、後で一体に組み立てたもの
である。浴槽側床パンA1には浴槽設置部7が設けてあ
り、洗い場側床パンA2には洗い場2を設けてある。な
お、図6には、参照として浴槽側床パンA 1 と洗い場側
床パンA 2 とを一体に組み立てた状態を示す概略断面図
を示している。洗い場2には浴槽設置部7側に向けて徐
々に高さの低くなる水勾配を有している。防水床パンA
の外周には全周に亙るように立ち上がり縁16を設けて
あり、立ち上がり縁16の上部には全周に亙って水平な
壁パネル載置部17を設けてあり、立ち上がり縁16の
外周から上方に向けて外周縁18を立ち上げてある。防
水床パンAの浴槽設置部7と洗い場2との間には堰13
が設けられるが、本実施例の場合、洗い場側床パンA2
の1辺に沿って上方に向けて凸曲する凸曲部19を設け
ることにより形成してある。
【0011】洗い場側床パンA2の凸曲部19を設けた
方の1辺の中央には切り欠き20を設けてあり、浴槽側
床パンA1の洗い場2側の1辺の中央には突出部21を
設けてあり、洗い場側床パンA2と浴槽側床パンA1とを
接続したとき切り欠き20に突出部21が収まるように
なっている。洗い場側床パンA2の凸曲部19側の1辺
には全長に亙って接続片22を垂下してあり、浴槽側床
パンA1の洗い場2側の1辺側には全長に亙って接続凹
部23を設けてあり、浴槽側床パンA1と洗い場側床パ
ンA2とを接続したとき、接続凹部23に接続片22を
挿入し、接続凹部23に装填したシリコンシーリング2
4にて防水的に接続してある。浴槽側床パンA1の突出
部21には排水口25を穿孔してあり、排水口25の下
方には排水口25に連通する排水トラップ26を装着し
てある。また排水口25から排水トラップ26に排水導
入管27を導入して排水導入管27を排水トラップ26
に装着してあり、浴槽設置部7に浴槽1を設置した後に
浴槽1の排水口と排水導入管27とを配管で接続して浴
槽1の排水を直接排水トラップ26に排水できるように
なっている。また浴槽1からのオーバーフロー水は排水
口25から排水トラップ26に排水されるようになって
いる。洗い場2からの排水も排水口25から排水トラッ
プ26に排水されるが、洗い場2から排水口25に排水
される経路にヘアーキャッチャー28及び目皿29を装
着してある。つまり、洗い場側床パンA2の切り欠き2
0に対応する位置でヘアーキャッチャー28と目皿29
を設けてある。
方の1辺の中央には切り欠き20を設けてあり、浴槽側
床パンA1の洗い場2側の1辺の中央には突出部21を
設けてあり、洗い場側床パンA2と浴槽側床パンA1とを
接続したとき切り欠き20に突出部21が収まるように
なっている。洗い場側床パンA2の凸曲部19側の1辺
には全長に亙って接続片22を垂下してあり、浴槽側床
パンA1の洗い場2側の1辺側には全長に亙って接続凹
部23を設けてあり、浴槽側床パンA1と洗い場側床パ
ンA2とを接続したとき、接続凹部23に接続片22を
挿入し、接続凹部23に装填したシリコンシーリング2
4にて防水的に接続してある。浴槽側床パンA1の突出
部21には排水口25を穿孔してあり、排水口25の下
方には排水口25に連通する排水トラップ26を装着し
てある。また排水口25から排水トラップ26に排水導
入管27を導入して排水導入管27を排水トラップ26
に装着してあり、浴槽設置部7に浴槽1を設置した後に
浴槽1の排水口と排水導入管27とを配管で接続して浴
槽1の排水を直接排水トラップ26に排水できるように
なっている。また浴槽1からのオーバーフロー水は排水
口25から排水トラップ26に排水されるようになって
いる。洗い場2からの排水も排水口25から排水トラッ
プ26に排水されるが、洗い場2から排水口25に排水
される経路にヘアーキャッチャー28及び目皿29を装
着してある。つまり、洗い場側床パンA2の切り欠き2
0に対応する位置でヘアーキャッチャー28と目皿29
を設けてある。
【0012】防水床パンAの下面側には設置脚30を装
着してあり、設置脚30の下端を浴室の躯体床31に接
地することで防水床パンAを設置してある。この設置脚
30はねじ機構で上下に高さ調整できるアジャスター機
能を有するものであって、高さ調整して防水床パンAを
水平に施工できるようになっている。防水床パンAの浴
槽側床パンA1では設置脚30は架台32を介して装着
してある。防水床パンAを浴室に設置した状態で、壁パ
ネル33の下端を壁パネル載置部17に載置することで
壁パネル33を周囲に立設してある。壁パネル33の下
枠34には係止金具35を装着してあり、係止金具35
を外周縁18に引っ掛けることで壁パネル33の下端を
固定してある。防水床パンAを設置した状態で浴槽側床
パンA1の浴槽設置部7には浴槽1が設置され、浴槽1
の洗い場2側の面にはエプロン5が装着される。
着してあり、設置脚30の下端を浴室の躯体床31に接
地することで防水床パンAを設置してある。この設置脚
30はねじ機構で上下に高さ調整できるアジャスター機
能を有するものであって、高さ調整して防水床パンAを
水平に施工できるようになっている。防水床パンAの浴
槽側床パンA1では設置脚30は架台32を介して装着
してある。防水床パンAを浴室に設置した状態で、壁パ
ネル33の下端を壁パネル載置部17に載置することで
壁パネル33を周囲に立設してある。壁パネル33の下
枠34には係止金具35を装着してあり、係止金具35
を外周縁18に引っ掛けることで壁パネル33の下端を
固定してある。防水床パンAを設置した状態で浴槽側床
パンA1の浴槽設置部7には浴槽1が設置され、浴槽1
の洗い場2側の面にはエプロン5が装着される。
【0013】エプロン5は図2に示すように矩形状に形
成されており、背面には必要に応じて裏打ち材(図示せ
ず)を積層して補強してある。エプロン5の上端には上
方に突出する嵌合部6を有しており、エプロン5の下部
には傾斜面部36を有している。エプロン5の上端の嵌
合部6の適所には柔軟性テープ材38を装着してある。
かかる柔軟性テープ材38としては例えば日東電工製の
ソフトテープと称されるものが用いられる。エプロン5
の下部の傾斜面部36の適所には凹所12を凹設してあ
り、凹所12の上面を略水平な被取り付け面9としてあ
り、この被取り付け面9に挿通孔39を穿孔してある。
浴槽1の洗い場2側のフランジ3の下面には下方を開口
せる嵌合凹部4を設けてある。この嵌合凹部4はフラン
ジ3の外周の垂下縁3aと浴槽1の隅部でフランジ3の
下面に設けた当て材40との間に形成してある。エプロ
ン取り付け具8は、上の水平な取り付け片8aと、縦片
8cと、縦片8cの下部の垂直な固定片8bと、縦片8
cから水平に連出した載置片8dとで構成されている。
そしてエプロン取り付け具8の載置片8dを堰13の上
面に載置し、固定片8bを堰13の浴槽設置部7側の側
面に当接し、固定片8bからタッピングビスのような固
着具14を堰13に打入することでエプロン取り付け具
8を堰13に取り付けてある。エプロン取り付け具8の
取り付け片8aには雌ねじ筒を取着することで雌ねじ部
11を設けてある。エプロン5を取り付けるときは、図
1に示すようにエプロン5の上端の嵌合部6をフランジ
3の下面側の嵌合凹部4に嵌合し、エプロン取り付け具
8の取り付け片8aの下方にエプロン5の被取り付け面
9を位置させ、ボルトのような雄ねじ具10の軸部10
aを被取り付け面9の挿通孔39に挿通し、雄ねじ具1
0の軸部10aを雌ねじ部11に螺合し、雄ねじ具10
を締め付ける。雄ねじ具10の締め付けにより雄ねじ具
10の頭部10bにてエプロン5が上に押し上げられ、
嵌合部6が嵌合凹部4に押し付けられ、エプロン5がが
たつかないように取り付けられる。このとき嵌合部6の
上端に柔軟性テープ材38を装着してあると、嵌合部6
が嵌合凹部4に一層がたつきなく嵌合される。またエプ
ロン5の上端の嵌合部6をフランジ3の嵌合凹部4に嵌
合し、被取り付け面9をエプロン取り付け具8の取り付
け片8aの下方に位置させた状態で、被取り付け面9と
取り付け片8aとの間に所定の隙間ができるように各部
の寸法を設定してあり、雄ねじ具10の締め付けにて上
記隙間が小さくなるようにエプロン5を押し上げてエプ
ロン5ががたつかないように取り付けられる。
成されており、背面には必要に応じて裏打ち材(図示せ
ず)を積層して補強してある。エプロン5の上端には上
方に突出する嵌合部6を有しており、エプロン5の下部
には傾斜面部36を有している。エプロン5の上端の嵌
合部6の適所には柔軟性テープ材38を装着してある。
かかる柔軟性テープ材38としては例えば日東電工製の
ソフトテープと称されるものが用いられる。エプロン5
の下部の傾斜面部36の適所には凹所12を凹設してあ
り、凹所12の上面を略水平な被取り付け面9としてあ
り、この被取り付け面9に挿通孔39を穿孔してある。
浴槽1の洗い場2側のフランジ3の下面には下方を開口
せる嵌合凹部4を設けてある。この嵌合凹部4はフラン
ジ3の外周の垂下縁3aと浴槽1の隅部でフランジ3の
下面に設けた当て材40との間に形成してある。エプロ
ン取り付け具8は、上の水平な取り付け片8aと、縦片
8cと、縦片8cの下部の垂直な固定片8bと、縦片8
cから水平に連出した載置片8dとで構成されている。
そしてエプロン取り付け具8の載置片8dを堰13の上
面に載置し、固定片8bを堰13の浴槽設置部7側の側
面に当接し、固定片8bからタッピングビスのような固
着具14を堰13に打入することでエプロン取り付け具
8を堰13に取り付けてある。エプロン取り付け具8の
取り付け片8aには雌ねじ筒を取着することで雌ねじ部
11を設けてある。エプロン5を取り付けるときは、図
1に示すようにエプロン5の上端の嵌合部6をフランジ
3の下面側の嵌合凹部4に嵌合し、エプロン取り付け具
8の取り付け片8aの下方にエプロン5の被取り付け面
9を位置させ、ボルトのような雄ねじ具10の軸部10
aを被取り付け面9の挿通孔39に挿通し、雄ねじ具1
0の軸部10aを雌ねじ部11に螺合し、雄ねじ具10
を締め付ける。雄ねじ具10の締め付けにより雄ねじ具
10の頭部10bにてエプロン5が上に押し上げられ、
嵌合部6が嵌合凹部4に押し付けられ、エプロン5がが
たつかないように取り付けられる。このとき嵌合部6の
上端に柔軟性テープ材38を装着してあると、嵌合部6
が嵌合凹部4に一層がたつきなく嵌合される。またエプ
ロン5の上端の嵌合部6をフランジ3の嵌合凹部4に嵌
合し、被取り付け面9をエプロン取り付け具8の取り付
け片8aの下方に位置させた状態で、被取り付け面9と
取り付け片8aとの間に所定の隙間ができるように各部
の寸法を設定してあり、雄ねじ具10の締め付けにて上
記隙間が小さくなるようにエプロン5を押し上げてエプ
ロン5ががたつかないように取り付けられる。
【0014】また図5は浴槽1のフランジ3の下面側に
嵌合凹部4を設ける他例を示すものである。上記実施例
場合、浴槽1の隅部のフランジ3に当て材40を設けた
が、本実施例の場合、浴槽1の隅部以外の位置で、合成
木のような当て材40を装着してある。そして当て材4
0と浴槽1の上端外面との間にパテのようなコーキング
材41を装填してある。また当て材40に柔軟性テープ
材38を装着してある。
嵌合凹部4を設ける他例を示すものである。上記実施例
場合、浴槽1の隅部のフランジ3に当て材40を設けた
が、本実施例の場合、浴槽1の隅部以外の位置で、合成
木のような当て材40を装着してある。そして当て材4
0と浴槽1の上端外面との間にパテのようなコーキング
材41を装填してある。また当て材40に柔軟性テープ
材38を装着してある。
【0015】
【発明の効果】本発明は叙述のように浴槽の洗い場側に
突出するフランジの下面側に下方を開口せる嵌合凹部を
設けると共にエプロンの上端の嵌合部を嵌合凹部に嵌合
し、防水床パンの浴槽設置部と洗い場との間に装着した
エプロン取り付け具に略水平な取り付け片を設けると共
にエプロンの下部に略水平に設けた被取り付け面を上記
取り付け片の下方に配置し、被取り付け面の下方から垂
直方向に被取り付け面にボルトのような雄ねじ具を挿通
すると共に雄ねじ具をエプロン取り付け具の取り付け片
の雌ねじ部に螺合し、雄ねじ具の締め付けにて嵌合部を
嵌合凹部に押し付けているので、雄ねじ具を締め付ける
ことによりエプロンが上に押し上げられるようにエプロ
ンが取り付けられてエプロンの上端の嵌合部がフランジ
の嵌合凹部に押し付けるように嵌合されるものであっ
て、エプロンががたつかないようにエプロンを安定よく
取り付けることができるものである。また、上記エプロ
ン取り付け具は、防水床パンの浴槽設置部と洗い場との
間に設けた上方に突出する堰の 浴槽設置部側の側面にエ
プロン取り付け具の垂直な固定片を当接して固着具にて
固定しているので、上記堰にて洗い場側から浴槽設置部
側に水が流れるのを防止できるものであり、しかも堰の
浴槽設置部側の側面にエプロン取り付け具の垂直な固定
片を固着具にて固定してあるから堰の固着具を挿通して
エプロン取り付け具を固定した部分から漏水したりする
のを防止できるものである。
突出するフランジの下面側に下方を開口せる嵌合凹部を
設けると共にエプロンの上端の嵌合部を嵌合凹部に嵌合
し、防水床パンの浴槽設置部と洗い場との間に装着した
エプロン取り付け具に略水平な取り付け片を設けると共
にエプロンの下部に略水平に設けた被取り付け面を上記
取り付け片の下方に配置し、被取り付け面の下方から垂
直方向に被取り付け面にボルトのような雄ねじ具を挿通
すると共に雄ねじ具をエプロン取り付け具の取り付け片
の雌ねじ部に螺合し、雄ねじ具の締め付けにて嵌合部を
嵌合凹部に押し付けているので、雄ねじ具を締め付ける
ことによりエプロンが上に押し上げられるようにエプロ
ンが取り付けられてエプロンの上端の嵌合部がフランジ
の嵌合凹部に押し付けるように嵌合されるものであっ
て、エプロンががたつかないようにエプロンを安定よく
取り付けることができるものである。また、上記エプロ
ン取り付け具は、防水床パンの浴槽設置部と洗い場との
間に設けた上方に突出する堰の 浴槽設置部側の側面にエ
プロン取り付け具の垂直な固定片を当接して固着具にて
固定しているので、上記堰にて洗い場側から浴槽設置部
側に水が流れるのを防止できるものであり、しかも堰の
浴槽設置部側の側面にエプロン取り付け具の垂直な固定
片を固着具にて固定してあるから堰の固着具を挿通して
エプロン取り付け具を固定した部分から漏水したりする
のを防止できるものである。
【0016】また本発明の請求項2記載の発明にあって
は、エプロンの下部に上面を被取付け面とした凹所を設
けてこの凹所内に雄ねじ具を収納してあるので、雄ねじ
具が見えないように外観よく取り付けることができると
共に垂直方向に螺入する雄ねじ具でも凹所内で簡単に操
作して取り付けることができるものである。
は、エプロンの下部に上面を被取付け面とした凹所を設
けてこの凹所内に雄ねじ具を収納してあるので、雄ねじ
具が見えないように外観よく取り付けることができると
共に垂直方向に螺入する雄ねじ具でも凹所内で簡単に操
作して取り付けることができるものである。
【図1】本発明の一実施例の要部を示す断面図である。
【図2】同上のエプロンを示し、(a)は一部切欠正面
図、(b)は一部の平面図、(c)は一部の底面図、
(d)は一部切欠側面図である。
図、(b)は一部の平面図、(c)は一部の底面図、
(d)は一部切欠側面図である。
【図3】同上の浴槽側床パンを示し、(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は(a)のX−X線断面図であ
る。
(b)は側面図、(c)は(a)のX−X線断面図であ
る。
【図4】同上の洗い場側床パンを示し、(a)は平面
図、(b)は(a)のY−Y線断面図、(c)は(a)
のZ−Z線断面図である。
図、(b)は(a)のY−Y線断面図、(c)は(a)
のZ−Z線断面図である。
【図5】同上の他の実施例の要部の断面図である。
【図6】参照として、浴槽側床パンと洗い場側床パンと
を一体に組立てた状態を示す概略断面図である。
を一体に組立てた状態を示す概略断面図である。
【符号の説明】 A 防水床パン 1 浴槽 2 洗い場 3 フランジ 4 嵌合凹部 5 エプロン 6 嵌合部 7 浴槽設置部 8 エプロン取り付け具 8a 取り付け片 9 被取り付け面 10 雄ねじ具 11 雌ねじ部 12 凹所 13 堰 14 固着具
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−174629(JP,A) 特開 平8−140883(JP,A) 実開 昭60−20788(JP,U) 実開 昭62−136891(JP,U) 実開 昭47−18631(JP,U) 実公 昭51−34429(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 3/02
Claims (2)
- 【請求項1】 浴槽の洗い場側に突出するフランジの下
面側に下方を開口せる嵌合凹部を設けると共にエプロン
の上端の嵌合部を嵌合凹部に嵌合し、防水床パンの浴槽
設置部と洗い場との間に上方に突出する堰を設け、上記
堰に装着するエプロン取り付け具に垂直な固定片を設け
ると共に堰の浴槽設置部側の側面に当接した上記固定片
を固着具にて堰に固定し、上記エプロン取り付け具に略
水平な取り付け片を設けると共にエプロンの下部に略水
平に設けた被取り付け面を上記取り付け片の下方に配置
し、被取り付け面の下方から垂直方向に被取り付け面に
ボルトのような雄ねじ具を挿通すると共に雄ねじ具をエ
プロン取り付け具の取り付け片の雌ねじ部に螺合し、雄
ねじ具の締め付けにて嵌合部を嵌合凹部に押し付けて成
ることを特徴とする浴槽のエプロン取り付け構造。 - 【請求項2】 エプロンの下部に上面を被取付け面とし
た凹所を設けてこの凹所内に雄ねじ具を収納して成るこ
とを特徴とする請求項1記載の浴槽のエプロン取り付け
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04218995A JP3263270B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 浴槽のエプロン取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04218995A JP3263270B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 浴槽のエプロン取り付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08228950A JPH08228950A (ja) | 1996-09-10 |
JP3263270B2 true JP3263270B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=12629067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04218995A Expired - Fee Related JP3263270B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 浴槽のエプロン取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3263270B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017006560A (ja) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 浴室ユニット |
-
1995
- 1995-03-01 JP JP04218995A patent/JP3263270B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08228950A (ja) | 1996-09-10 |
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