JP3262965B2 - 床面処理機用ブラシ又はパッドの取付装置 - Google Patents

床面処理機用ブラシ又はパッドの取付装置

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JP3262965B2 JP11784495A JP11784495A JP3262965B2 JP 3262965 B2 JP3262965 B2 JP 3262965B2 JP 11784495 A JP11784495 A JP 11784495A JP 11784495 A JP11784495 A JP 11784495A JP 3262965 B2 JP3262965 B2 JP 3262965B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータでブラシ又はパ
ッドを回転しながら床面を洗浄したり磨いたりする床面
洗浄機、或は、床面艶出機(以下総称して床面処理機と
云う)の技術分野で利用されるものであって、具体的に
は、モータによって回転される駆動軸に対してブラシ又
はパッドを取付ける取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブラシ又はパッドを回転して床面を洗浄
したり磨いたりする床面処理機では、摩耗とか破損等が
原因でブラシ又はパッドを交換したり修理したりするた
めに、ブラシ又はパッドを回転用モータ側の駆動軸に対
して着脱自在に構成する必要がある。
【0003】そこで従来は、例えば実公平3−2757
1号公報に記載の如く、駆動軸側とブラシ又はパッド側
の双方に断面を略鳩尾形に形成した接続板とアリ溝を設
け、且つ、これ等接続板とアリ溝の嵌合状態を締付ける
ロックレバーを設けた構成の取付装置とか、或は、実開
平4−56454号公報に記載の如く、ブラシ又はパッ
ドに多角形状の軸孔を設け、且つ、この軸孔に嵌込む駆
動軸も同じく多角形状に形成すると共に、軸孔側に駆動
軸の段差に係合する抜け止めレバーを設けた構造の取付
装置が考えられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記前者の取
付装置の場合は、取付装置がある一定の角度位置に定め
られているため、取付けるに当って常にブラシ又はパッ
ドの向きを駆動軸の向きに合せなくてはならない煩わし
さがあり、加えて、床面処理機の狭いスペース内でロッ
クレバーを操作しなくてはならないから、取付作業が非
常に面倒で時間が掛る問題があった。
【0005】また、上記後者の取付装置の場合は、ブラ
シ又はパッドの取付けに当ってはモータを駆動軸と共に
上下動する必要があり、そのため、モータと駆動軸を上
下動可能な構造に構成する一方、床面処理機に専用の昇
降機構を設けなくてはならないから、床面処理機の構造
が複雑化してコストを高くする問題があった。
【0006】従って本発明の技術的課題は、床面処理機
に対する取付けに当ってブラシ又はパッドの向きを一定
に整える必要がなく、また、取付け時にモータとか駆動
軸を昇降させる必要もなく、ブラシ又はパッドをワンタ
ッチで極めて簡単にモータ側の駆動軸に取付けたり、取
外したりできるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0008】モータでブラシ又はパッドを回転すること
により、床面を洗浄したり磨いたりする床面処理機に於
いて、
【0009】(1) 床面処理機の底部に上記のモータ
によって回転される断面多角形状の駆動軸を下向きに突
出する一方、上記ブラシ又はパッドの上面に上記の駆動
軸を嵌込むことができる断面多角形状の嵌合穴を設け
て、この嵌合穴の一側壁を上記の駆動軸を横方向から嵌
込むことができるように外側に開放し、同じくブラシ又
はパッドの上面には駆動軸を嵌合穴に導くアプローチを
凹設すると共に、上記嵌合穴の左右の内側壁には、常時
スプリングによって先端部を嵌合穴の内側に突出するよ
うに弾支された左右の係止突子を出没自在に取付け、且
つ、上記駆動軸の各外側面には、上記各係止突子の先端
部が係合する係合溝を凹設すること。
【0010】(2) ブラシ又はパッドの上面部に、両
側に相対向する脚片を連設した板バネ製のロックスプリ
ングを進退作動自在に取付け、これ等相対向する各脚片
の先端部に長孔を設けて、各長孔には左右の係止突子の
根端部をスライド自在に嵌込むと共に、上記ブラシ又は
パッドの上面部には、ロックスプリングの全体を押動し
た時に、上記各脚片の先端部を係合して左右の係止突子
を嵌合穴に向けて突出した状態にロックする溝又は突起
状の係合部を設けること。
【0011】(3) ブラシ又はパッドの上面部の左右
に回動レバーを取付け、これ等各回動レバーの先端部に
形成した係止突子を嵌合穴に向けて出没自在に構成する
と共に、上記左右の回動レバーの根端部をブラシ又はパ
ッドに進退作動自在に取付けた操作レバーの両側部に枢
支し、且つ、この操作レバーとブラシ又はパッドとの間
には、常時操作レバーを弾発作動して左右の回動レバー
を各係止突子が嵌合穴に向けて突出する状態に弾支する
スプリングを介在すること。
【0012】(4) モータによって回転される駆動軸
を6角柱に構成し、これ等6角柱の各面には係止突子の
先端部を係合する係合溝を凹設すると共に、この駆動軸
の中央部に洗浄水の注水ホースを挿通する穴を穿設する
こと。
【0013】(5) ブラシ又はパッドの上面部に、嵌
合穴の開放された開放口に通じる駆動軸嵌込み用のアプ
ローチを形成して、このアプローチの横幅をブラシ又は
パッドの外周縁に設けた入口に近づくに従って徐々に広
がるように構成すると共に、アプローチのいずれか一方
の内側壁には挿入されて来る駆動軸の向きを整える突起
を設けること。
【0014】
【作用】上記(1)〜(5)で述べた手段は以下の如く
作用する。
【0015】上記(1)で述べた手段によれば、床面上
に置いたブラシ又はパッドを横移動することによって、
床面処理機側の駆動軸をブラシ又はパッドの上面に凹設
したアプローチに沿って外側に開放した開放口から嵌合
穴の内部に嵌合させると、左右の係止突子がスプリング
の弾発力によって駆動軸の両側面に凹設した係合溝に係
合して、ブラシ又はパッドが駆動軸の軸方向と横方向に
外れないようにロックするため、ブラシ又はパッドを床
面処理機側の駆動軸に対してワンタッチで取付けること
ができると共に、ブラシ又はパッドの取付けに当って、
これ等の向きを駆動軸の向きに合せて整えたり、駆動軸
を上下作動する必要がないから、ブラシ又はパッドを極
めて簡単に、且つ、確実に取付けることを可能にする。
【0016】上記(2)で述べた手段によれば、ブラシ
又はパッドの嵌合穴の内部に床面処理機側の駆動軸を嵌
込んだ後、ロックスプリングの全体を押動すると、各脚
片の先端部が係合部に係合して左右の係止突子を嵌合穴
の内部に突出した状態、即ち、駆動軸の係合溝に係合し
た状態にロックするため、ブラシ又はパッドを床面処理
機の駆動軸に対して確実に取付けることができると共
に、ロックスプリングの全体を逆方向に牽引作動した時
は、上記のロック状態が外れるから、ブラシ又はパッド
を駆動軸から簡単に取外すことを可能にする。
【0017】上記(3)で述べた手段によれば、操作レ
バーをスプリングに抗して押圧作動すると、左右の回動
レバーが開いて係止突子を嵌合穴の中から外方に回動す
るから、この状態で床面処理機の駆動軸を嵌合穴に嵌込
んで上記操作レバーの押圧を解けば、左右の回動レバー
はスプリングによって再び内方に回動されて左右の係止
突子を嵌合穴の内部に突出し、その先端部を駆動軸の係
合溝に係合するため、ブラシ又はパッドを駆動軸側に簡
単に取付けることができ、また、上記の操作レバーを再
度スプリングに抗して押圧作動すれば、上記係止突子の
係合を解いてブラシ又はパッドを駆動軸から容易に取外
すことを可能にする。
【0018】上記(4)で述べた手段によれば、駆動軸
を6角柱に構成しているため、この駆動軸をブラシ又は
パッドの嵌合穴に対して安定した状態で嵌込むことがで
き、而かも、駆動軸の6面にはそれぞれ係合溝が凹設さ
れているため、駆動軸を如何なる角度(向き)で嵌合穴
に嵌込んでも、係止突子の先端部を各係合溝に係合でき
るから、ブラシ又はパッドの取付けに当ってその向きを
いちいち整える必要がなく、ブラシ又はパッドの取付け
を至極簡単に行うことができ、更に、この駆動軸の中央
部には注水ホースを挿通する穴が穿設されているため、
洗浄水用の注水ホースを別に配設する必要がなく、この
駆動軸の穴に注水ホースを挿通して、ブラシ又はパッド
に対して洗浄水を供給することを可能にする。
【0019】上記(5)で述べた手段によれば、駆動軸
に対するブラシ又はパッドの取付けに当って、入口を広
く開口したアプローチに沿って嵌合穴の内部に駆動軸を
円滑に導くことができる一方、アプローチ内に挿入する
駆動軸の角度が嵌合穴の角度と異なる場合は、アプロー
チの一側に設けた突起が駆動軸の角に当ってその向きを
嵌合穴の向きに合せた角度に回動するから、駆動軸を嵌
合穴の内部に対して必ず角度を合致させた状態で嵌込む
ことを可能にする。
【0020】以上の如くであるから、上記の手段によっ
て上述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問
題点を解消することができる。
【0021】
【実施例】以下に、上述した本発明に係る床面処理機用
ブラシ又はパッドの取付装置の好適な実施例を添付した
図面と共に詳細に説明する。
【0022】図1は本発明に係る取付装置を床面処理機
の一例である床面洗浄機1に実施した状態を示したもの
であって、図中、2は走行用モータ2Mによって回転す
る車輪、3は運転用ハンドル、4はブラケット5によっ
て床面洗浄機1の内部に取付けたブラシ回転用のモー
タ、RGはこのモータ4の回転を減速してブラシ又はパ
ッド11側に伝達する減速装置である。
【0023】更に図中、6は下側部にゴム製のスカート
を取付けたブラシ回転室、4Pは上記モータ4の駆動ピ
ニオン、10は減速装置RGの底面中央部に設けたブラ
シ又はパッド11用の駆動軸、9は床面洗浄機1に搭載
した洗浄水のタンクで、このタンク9内の洗浄水は、ポ
ンプ9Tのポンプ作用によって減速装置RG及び駆動軸
10の中心部に挿通した注水ホース9Hを通してその下
側部9Haからブラシ又はパッド11の中心部に注水さ
れる仕組に成っている。
【0024】また、7aは床面洗浄機1の後部に設けた
汚水吸引用のスキージ、7はスキージ7aが吸い取った
汚水を床面洗浄機1に搭載した汚水タンク8に送り込む
ホース、8Tは汚水排水用のホース、12は上記ブラシ
又はパッド11の上面中央部に形成した駆動軸10用の
嵌合穴を示す。
【0025】次に、本発明に係る取付装置の具体的な構
成を図2乃至図9の記載に基づいて説明する。
【0026】図2は前述した請求項1と2に記載した本
発明の構成を説明した平面図、図3はそのA−A線に沿
った断面図、図4は床面洗浄機1側の駆動軸10をブラ
シ又はパッド11の嵌合穴12に嵌込んだ状態の一部断
面平面図、図5はそのB−B線の断面図を示したもので
あって、これ等の図面に於いて、12Tは嵌合穴12を
囲むように構成した外壁、12Hは前述した注水ホース
9Hの下側部9Haを挿通するために嵌合穴12の底面
に穿設した穴を示す。
【0027】12Sはブラシ又はパッド11の上面11
Xに凹設した上記嵌合穴12用のアプローチであって、
12a,12aは外端部に近づくに従ってその間口を徐
々に広げるように構成したアプローチ12Sの左右の外
壁、12bはブラシ又はパッド11の外周縁に形成した
アプローチ12Sの入口であって、この様に構成したア
プローチ12Sは嵌合穴12の外側に開放された開放口
12′に連続形成され、且つ、嵌合穴12は全体を図8
に記載の如く6角柱に形成した駆動軸10を嵌合できる
ようにこれと同じ角柱形状に形成されている。
【0028】図2と図4、並びに、図8に於いて、10
a…は6角柱状に形成した駆動軸10の6個の面に夫々
凹設した係合溝、10bは上述した注水ホース9Hの下
側部9Haを挿通するために駆動軸10の中央に設けた
挿通穴、13は上記アプローチ12Sを構成する一方の
外壁12aの内側面に突設した突起であって、この突起
13は図2のように入口12bからアプローチ12S内
に挿入されて来る駆動軸10の一方の稜に当って、この
駆動軸10を嵌合穴12の内部に嵌込めるように仮想線
の如く回動してその向きを整える仕組に成っている。
【0029】15,15はその先端部15T,15Tは
上述した嵌合穴12の左右両側からその内部に向けて出
没できるように、軸承体11b,11c,11Tを用い
て夫々嵌合穴12の左右両側に進退自在に取付けたピン
構造の係止突子、14は左右両側に相対向する左右の脚
片14a,14aを連設した全体が略門型形状(下向き
の略コ字状)を成す板バネ構造のロックスプリングであ
って、このロックスプリング14は手元側をブラシ又は
パッド11の外側に突出させた状態で、ブラシ又はパッ
ド11の上面部11X内に押動自在(スライド操作自
在)に取付けられている。
【0030】また、上記各脚片14aの先端部14bに
は、ピン構造に構成した係止突子15の根端部15aに
形成した細径部15bの部分をスライド自在に嵌込む長
孔14cが形成され、且つ、この長孔14cの先端部に
は係止突子15の嵌込み穴14dが形成されている。
【0031】11a,11aは上述したロックスプリン
グ14の左右の脚片14a,14aをスライド自在に嵌
込むために、ブラシ又はパッド11の上面部11Xに形
成した幅の広いガイド溝、11d,11dはこれ等各ガ
イド溝11a,11aの先端に連設した幅の狭いロック
溝(係合部)であって、図2の如く両脚片14a,14
aの先端部14b,14bがガイド溝11a,11aの
内部に位置している時は、各脚片14a,14aの弾発
力を受けてその先端部15T,15Tを嵌合穴12内に
突出している係止突子15,15は、先端部15T,1
5Tを嵌合穴12に対して出没自在な状態に弾支されて
いる。
【0032】しかし、ロックスプリング14の全体を中
心方向に押動した場合には、各脚片14a,14aの先
端部14b,14bが図4の如く夫々内側に屈曲された
状態で上記のロック溝11d,11d内に挿入されるた
め、上記係止突子15,15がその先端部15T,15
Tを嵌合穴12の内部に突出した状態、即ち、各先端部
15T,15Tを嵌込まれた駆動軸10の左右の係合溝
10a,10aに係入させた状態にロックされる仕組に
成っている。
【0033】尚、上記のロック溝11d,11dに代え
て上面部11Xに上記各脚片14a,14aの先端部1
4b.14bを内側に屈曲した状態でロックする突起状
の係合部を設ける場合もある。
【0034】上述した本発明の取付装置によれば、図1
の如く取外した状態にあるブラシ又はパッド11を床面
洗浄機1の駆動軸10に取付けるには、床面上に置いた
ブラシ又はパッド11を、アプローチ12Sを駆動軸1
0に向けた状態で床面洗浄機1の底面側に横動させれ
ば、駆動軸10がアプローチ12Sを通って嵌合穴12
の内部嵌込まれ、且つ、左右の係止突子15,15の先
端部15T,15Tがロックスプリング14の弾発作用
で駆動軸10の左右の係合溝10a,10aに挿入され
て、仮止め状態になる。
【0035】次いで、ロックスプリング14を図面に於
いて下側方向に押動すると、脚片14a,14aの各先
端部14b,14bが図4に示すようにロック溝11
d,11dに内側に屈曲された状態で挿入されるから、
係止突子15,15は突出した状態にロックされて、ブ
ラシ又はパッド11を駆動軸10側に取付けることがで
き、且つ、ブラシ又はパッド11が駆動軸10に対して
軸方向及び横方向に抜けることを防止することができ
る。
【0036】また、以上の如く取付けられたブラシ又は
パッド11を取外すには、押動されていたロックスプリ
ング14を図2の状態に引戻せば、各脚片14aの先端
部14bがロック溝11dから外れてフリーになるた
め、ブラシ又はパッド11を駆動軸10から自由に取外
すことが可能になる。
【0037】次に、請求項3に記載した本発明の構成を
図9と図10の記載に基づいて説明するが、上記図2乃
至図8に記載した取付装置と同じ部材は同じ符号を付し
てその詳細な説明は省略する。
【0038】図9は取付装置全体の平面図、図10はそ
のD−D線に沿った断面図であって、これ等の図面に於
いて20,20はブラシ又はパッド11の上面部11X
に形成した収容溝11e,11eの内部に軸21,21
を用いて夫々回動自在に取付けた左右の回動レバーであ
って、これ等各回動レバー20,20の先端部には、ブ
ラシ又はパッド11の中央に形成した嵌合穴12に対し
てその左右両側から出没するフック構造の係止突子20
a,20aが突設されている。
【0039】22はブラシ又はパッド11の上面部11
Xに、嵌合穴12に対して進退作動自在(スライド自
在)に取付けた操作レバー、22a,22aはこの操作
レバー22に二又に連設した左右の作動脚であって、こ
れ等各作動脚22a,22aの先端に設けた作動軸22
b,22bが、上述した左右の回動レバー20,20の
根端部20b,20bに形成した長孔20c,20cに
嵌込まれていて、上記の操作レバー22を図9の状態か
ら嵌合穴12の方向に押動すると、左右の回動レバー2
0,20が夫々外方に回動して、先端の係止突子20
a,20aを嵌合穴12の内部から外に引込む仕組に成
っている。
【0040】また、23は上記操作レバー22の内側に
突出した突起22cと、前述した嵌合穴12の外壁12
Tに突設した突子12eの間に介在したコイル状の圧縮
スプリング、23Gはこのスプリング23を嵌込んだガ
イドであって、この様に構成したスプリング23は操作
レバー22を常時図9に於いて嵌合穴12から離れる方
向に弾発して、左右の回動レバー20,20の係止突子
20a,20aを嵌合穴12の内部に突出した状態に弾
支するように構成されている。
【0041】従って上述した本発明の取付装置によれ
ば、図9に示すようにスプリング23の弾発力によって
左右の回動レバー20,20の係止突子20a,20a
を嵌合穴12内の左右両側に突出して、これを駆動軸1
0の係合溝10a,10aに係合すれば、ブラシ又はパ
ッド11を前述した実施例と同様に床面洗浄機1の駆動
軸10に取付けることができ、また、操作レバー22を
スプリング23を圧縮しながら押動すると、左右の回動
レバー20,20が外方に回動して係止突子20a,2
0aを引込むため、ブラシ又はパッド11を上記の駆動
軸10から自由に取外せる仕組に成っている。
【0042】尚、上述した実施例では本発明の取付装置
を床面洗浄機に用いた場合に付いてのみ説明したが、本
発明は同様の構造を用いて床面艶出機に使用することも
可能であって、本発明の用途が床面洗浄機にのみ限定さ
れないことは勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上述べた次第で、本発明に係る床面処
理機用ブラシ又はパッドの取付装置によれば、ブラシ又
はパッドを床面処理機の駆動軸に対してワンタッチにて
極めて簡単に取付けたり取外したりすることができるか
ら、ブラシ又はパッドのメンテナンスとか交換を容易に
行うことができ、而かも、ブラシ又はパッドは嵌合穴に
嵌込んだ駆動軸に対して両側からスプリングに弾支され
た係止突子を係合させることにより、駆動軸に取付ける
構成であるから、回転中にブラシ又はパッドが駆動軸か
ら外れる心配がなく、ブラシ又はパッドを安定した状態
で回転できる利点を備えるものであって、駆動軸を6角
柱に構成してモータの回転をブラシ又はパッド側に確実
に伝達できるようにした点、駆動軸の内部に注水ホース
を挿通してブラシ又はパッドに対して洗浄水を注水でき
るようにした点、ブラシ又はパッドに突起付きのアプロ
ーチを設けて、嵌合穴の内部に対して駆動軸を簡単に嵌
込めるようにした点と相俟って、床面洗浄機とか床面艶
出機に実施して洵に好適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブラシ又はパッドの取付装置を実
施した床面洗浄機の構成を説明した側面図である。
【図2】本発明の要部であるブラシ又はパッドと駆動軸
の構成を説明した一部断面平面図である。
【図3】図2のA−A線に沿った断面図である。
【図4】図2に示したブラシ又はパッドの嵌合穴に駆動
軸を嵌込んだ状態の一部断面平面図である。
【図5】図4のB−B線に沿った断面図である。
【図6】回動レバーの先端部に取付けたピン構造の係止
突子の構成を説明した一部断面側面図である。
【図7】図6のC−C線に沿った断面図である。
【図8】本発明で用いる6角柱構造の駆動軸の構成を説
明した斜視図である。
【図9】本発明の他の実施例の構成を説明した平面図で
ある。
【図10】図9のD−D線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 床面洗浄機(床面処理機) 4 モータ 9H 注水ホース 10 駆動軸 10a 係合溝 10b 注水ホースを挿通する穴 11 ブラシ又はパッド 11X 上面部 11d ロック溝 12 嵌合穴 12S アプローチ 13 突起 14 ロックスプリング 14a 脚片 14b 先端部 14c 長孔 15 ピン構造の係止突子 15T 先端部 20 回動レバー 20a フック構造の係止突子 22 操作レバー 23 圧縮スプリング

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータでブラシ又はパッドを回転するこ
    とにより、床面を洗浄したり磨いたりする床面処理機に
    於いて、 床面処理機の底部に上記のモータによって回転される断
    面多角形状の駆動軸を下向きに突出する一方、上記ブラ
    シ又はパッドの上面に上記の駆動軸を嵌込むことができ
    る断面多角形状の嵌合穴を設けて、この嵌合穴の一側壁
    を上記の駆動軸を横方向から嵌込むことができるように
    外側に開放し、同じくブラシ又はパッドの上面には駆動
    軸を嵌合穴に導くアプローチを凹設すると共に、上記嵌
    合穴の左右の内側壁には、常時スプリングによって先端
    部を嵌合穴の内側に突出するように弾支された左右の係
    止突子を出没自在に取付け、且つ、上記駆動軸の各外側
    面には、上記各係止突子の先端部が係合する係合溝を凹
    設したことを特徴とする床面処理機用ブラシ又はパッド
    の取付装置。
  2. 【請求項2】 ブラシ又はパッドの上面部に、両側に相
    対向する脚片を連設した板バネ製のロックスプリングを
    進退作動自在に取付け、これ等相対向する各脚片の先端
    部に長孔を設けて、各長孔には左右の係止突子の根端部
    をスライド自在に嵌込むと共に、上記ブラシ又はパッド
    の上面部には、ロックスプリングの全体を押動した時
    に、上記各脚片の先端部を係合して左右の係止突子を嵌
    合穴に向けて突出した状態にロックする溝又は突起状の
    係合部を設けたことを特徴とする請求項1記載の床面処
    理機用ブラシ又はパッドの取付装置。
  3. 【請求項3】 ブラシ又はパッドの上面部の左右に回動
    レバーを取付け、これ等各回動レバーの先端部に形成し
    た係止突子を嵌合穴に向けて出没自在に構成すると共
    に、上記左右の回動レバーの根端部をブラシ又はパッド
    に進退作動自在に取付けた操作レバーの両側部に枢支
    し、且つ、この操作レバーとブラシ又はパッドとの間に
    は、常時操作レバーを弾発作動して左右の回動レバーを
    各係止突子が嵌合穴に向けて突出する状態に弾支するス
    プリングを介在せしめたことを特徴とする請求項1記載
    の床面処理機用ブラシ又はパッドの取付装置。
  4. 【請求項4】 モータによって回転される駆動軸を6角
    柱に構成し、これ等6角柱の各面には係止突子の先端部
    を係合する係合溝を凹設すると共に、この駆動軸の中央
    部に洗浄水の注水ホースを挿通する穴を穿設したことを
    特徴とする請求項1、2又は3記載の床面処理機用ブラ
    シ又はパッドの取付装置。
  5. 【請求項5】 ブラシ又はパッドの上面部に、嵌合穴の
    開放された開放口に通じる駆動軸嵌込み用のアプローチ
    を形成して、このアプローチの横幅をブラシ又はパッド
    の外周縁に設けた入口に近づくに従って徐々に広がるよ
    うに構成すると共に、アプローチのいずれか一方の内側
    壁には挿入されて来る駆動軸の向きを整える突起を設け
    たことを特徴とする請求項1、2又は3記載の床面処理
    機用ブラシ又はパッドの取付装置。
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