JP3262786B2 - 画像再生装置 - Google Patents
画像再生装置Info
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- JP3262786B2 JP3262786B2 JP00889890A JP889890A JP3262786B2 JP 3262786 B2 JP3262786 B2 JP 3262786B2 JP 00889890 A JP00889890 A JP 00889890A JP 889890 A JP889890 A JP 889890A JP 3262786 B2 JP3262786 B2 JP 3262786B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像再生装置、詳しくは電子スチルカメラ等
の情報記録媒体から再生された静止画、あるいはVTR等
の外部入力による動画を選択的にモニタ上に映出する画
像再生装置に関する。
の情報記録媒体から再生された静止画、あるいはVTR等
の外部入力による動画を選択的にモニタ上に映出する画
像再生装置に関する。
[従来の技術] 周知のように、電子スチルカメラやビデオカメラにお
けるSVF(スチル・ビデオ・フロッピ)システムに使用
されるフロッピディスク等の画像情報記録媒体上には、
同心円状の記録トラックが最大50本等間隔に形成されて
いる。そして、このような画像情報記録媒体上の各トラ
ックに格納された情報を再生するには、通常システムコ
ントローラから発せられるトラック番号を指定したアク
セス信号によりアクセス機構が動作し、磁気ヘッドを、
その指定されたトラックにアクセスして格納されている
情報を再生し、モニタ装置のディスプレイ上に再生画像
を表示するようになっている。
けるSVF(スチル・ビデオ・フロッピ)システムに使用
されるフロッピディスク等の画像情報記録媒体上には、
同心円状の記録トラックが最大50本等間隔に形成されて
いる。そして、このような画像情報記録媒体上の各トラ
ックに格納された情報を再生するには、通常システムコ
ントローラから発せられるトラック番号を指定したアク
セス信号によりアクセス機構が動作し、磁気ヘッドを、
その指定されたトラックにアクセスして格納されている
情報を再生し、モニタ装置のディスプレイ上に再生画像
を表示するようになっている。
一方、VTRやTV受像機等の外部入力による動画ソース
を再生する場合は、モニタ表示としては動画で映出され
ているので、目的とする瞬間の静止画を得るには、メモ
リキーを押してその時点の画像を映像メモリに一度固定
し、これによって外部入力からの静止画を得て記録,再
生を行うようになっている。
を再生する場合は、モニタ表示としては動画で映出され
ているので、目的とする瞬間の静止画を得るには、メモ
リキーを押してその時点の画像を映像メモリに一度固定
し、これによって外部入力からの静止画を得て記録,再
生を行うようになっている。
ところで、電子スチルカメラ等の情報記録媒体から再
生された静止画、あるいはVTR等の外部入力による動画
を選択的にモニタ上に映出するには、1トラックに格納
されている1フィールドの信号、あるいはメモリキーが
押下された時点の画像信号を、1画面に表示(以下、ノ
ーマル再生と呼称する)するほか、複数のトラック、あ
るいは複数のメモリキー押下時点の画像が指定された場
合、この各トラックあるいは各時点の再生画像信号を映
像メモリに一旦蓄えたのち、これらをディスプレイ上に
桝目状に区画した複数の画面に一挙に同時に表示(以
下、マルチ画面再生と呼称する)することも行われてい
る。この種マルチ画面表示は、例えば縦横ともN個ず
つ、つまりN2個の分割画面で形成されることになる。
生された静止画、あるいはVTR等の外部入力による動画
を選択的にモニタ上に映出するには、1トラックに格納
されている1フィールドの信号、あるいはメモリキーが
押下された時点の画像信号を、1画面に表示(以下、ノ
ーマル再生と呼称する)するほか、複数のトラック、あ
るいは複数のメモリキー押下時点の画像が指定された場
合、この各トラックあるいは各時点の再生画像信号を映
像メモリに一旦蓄えたのち、これらをディスプレイ上に
桝目状に区画した複数の画面に一挙に同時に表示(以
下、マルチ画面再生と呼称する)することも行われてい
る。この種マルチ画面表示は、例えば縦横ともN個ず
つ、つまりN2個の分割画面で形成されることになる。
以下、第12〜14図により通常行われている静止画ある
いは動画の、ノーマル再生あるいはマルチ画面再生につ
いて説明する。
いは動画の、ノーマル再生あるいはマルチ画面再生につ
いて説明する。
第12図は、画像情報記録媒体、例えばフロッピディス
クの各トラックに格納されている静止画をノーマル再生
する例である。図において、第1トラックに格納されて
いる画像情報を映出して静止画71aをモニタ表示してい
るとき、テンキーとスタートキーを“10 START"と操作
して第10トラックをランダムアクセスすれば、静止画71
bをモニタ表示することができる。
クの各トラックに格納されている静止画をノーマル再生
する例である。図において、第1トラックに格納されて
いる画像情報を映出して静止画71aをモニタ表示してい
るとき、テンキーとスタートキーを“10 START"と操作
して第10トラックをランダムアクセスすれば、静止画71
bをモニタ表示することができる。
第13図は、VTRやTV受像機のような外部入力による動
画ソースをノーマル再生して得られた動画をモニタ表示
中に、ある時点の画像、例えば100米競争中の先頭ラン
ナーが決勝点に張り渡されたテープを切った瞬間の画像
を静止画として得たい場合の例である。
画ソースをノーマル再生して得られた動画をモニタ表示
中に、ある時点の画像、例えば100米競争中の先頭ラン
ナーが決勝点に張り渡されたテープを切った瞬間の画像
を静止画として得たい場合の例である。
一般に、VTRやTV受像機では、そのフィールド周波数
が60Hzなので、毎秒60枚のフィールド画面(飛越し走査
を前提にすれば1フレームは2フィールドなので毎秒30
枚のフレーム画面)が連続して映出されるので、人間の
目には動画として映るに過ぎない。そこで、VTR等の外
部入力を映像メモリに印加して同メモリに記憶させれ
ば、その記憶内容は、毎秒60回、つまり1/60秒毎に更新
されるので、これを読出してモニタ表示することにより
動画を得ることができる。そして、この動画表示中のあ
る瞬間に映像メモリにおける記憶内容の書き換えをスト
ップさせれば、その瞬間の画像を静止画としてモニタ表
示できることになる。
が60Hzなので、毎秒60枚のフィールド画面(飛越し走査
を前提にすれば1フレームは2フィールドなので毎秒30
枚のフレーム画面)が連続して映出されるので、人間の
目には動画として映るに過ぎない。そこで、VTR等の外
部入力を映像メモリに印加して同メモリに記憶させれ
ば、その記憶内容は、毎秒60回、つまり1/60秒毎に更新
されるので、これを読出してモニタ表示することにより
動画を得ることができる。そして、この動画表示中のあ
る瞬間に映像メモリにおける記憶内容の書き換えをスト
ップさせれば、その瞬間の画像を静止画としてモニタ表
示できることになる。
このような考えに基づいた第13図において、先頭ラン
ナーの動画81aがゴールに達した瞬間に“MEMORY"キーを
押下すれば、この時点で映像メモリにおけるメモリ内容
の更新がストップされるので、押下された時点の静止画
像81bを映像メモリに固定することができる。そこで、
同メモリの記憶内容を読出することによって、VTR等の
外部入力からある瞬間の静止画が得られ、これを記録す
ることができる。なお、静止画81bを動画81aに戻すに
は、映像メモリにおけるメモリ内容の更新を再開する命
令“MOVIE"キーを操作すればよい。
ナーの動画81aがゴールに達した瞬間に“MEMORY"キーを
押下すれば、この時点で映像メモリにおけるメモリ内容
の更新がストップされるので、押下された時点の静止画
像81bを映像メモリに固定することができる。そこで、
同メモリの記憶内容を読出することによって、VTR等の
外部入力からある瞬間の静止画が得られ、これを記録す
ることができる。なお、静止画81bを動画81aに戻すに
は、映像メモリにおけるメモリ内容の更新を再開する命
令“MOVIE"キーを操作すればよい。
上記第12,13図の説明は、フロッピディスク等の記録
媒体から再生した静止画(以下、静止画モードと呼称す
る)、あるいはVTR等の外部入力による動画(以下、動
画モードと呼称する)につき、その画像変更を行う手段
についてであるが、静止画モードから動画モードへ、あ
るいは動画モードから静止画モードへの切換えは“CAME
RA/VIDEO IN"のキー操作により行われる。
媒体から再生した静止画(以下、静止画モードと呼称す
る)、あるいはVTR等の外部入力による動画(以下、動
画モードと呼称する)につき、その画像変更を行う手段
についてであるが、静止画モードから動画モードへ、あ
るいは動画モードから静止画モードへの切換えは“CAME
RA/VIDEO IN"のキー操作により行われる。
第14図は、フロッピディスク等の記録媒体から再生さ
れた静止画モードによる静止画と、VTR等の外部入力に
よる動画モードによる動画とを、例えば2×2のマルチ
画面再生する例である。このような静止画入力と動画入
力を切換えるには、上述のようにモード切換えのキー操
作“CAMERA/VIDEO IN"が必要になる。なお、4分割さ
れた2×2のマルチ画面の各分割画面には、第2図に示
すようなアドレス0〜3を付して説明する。
れた静止画モードによる静止画と、VTR等の外部入力に
よる動画モードによる動画とを、例えば2×2のマルチ
画面再生する例である。このような静止画入力と動画入
力を切換えるには、上述のようにモード切換えのキー操
作“CAMERA/VIDEO IN"が必要になる。なお、4分割さ
れた2×2のマルチ画面の各分割画面には、第2図に示
すようなアドレス0〜3を付して説明する。
第14図において、マルチ画面91aのアドレス0にのみ
動画の分割画面が表示され、アドレス1〜3には何も表
示されていない状態からスタートする。ここで“MEMOR
Y"キーを押下すると、マルチ画面91bのように、アドレ
ス0にこの瞬間の動画モードによる静止画が分割画面と
して表示される。この時点で右方向矢印で示される分割
画面送りキーを操作すると、マルチ画面91cに示すよう
に、アドレス0の分割画面はマルチ画面91bと同じだ
が、上記マルチ画面91aのアドレス0に表示されていた
分割画面が、動画モードの動画としてアドレス1にモニ
タ表示されることになる。
動画の分割画面が表示され、アドレス1〜3には何も表
示されていない状態からスタートする。ここで“MEMOR
Y"キーを押下すると、マルチ画面91bのように、アドレ
ス0にこの瞬間の動画モードによる静止画が分割画面と
して表示される。この時点で右方向矢印で示される分割
画面送りキーを操作すると、マルチ画面91cに示すよう
に、アドレス0の分割画面はマルチ画面91bと同じだ
が、上記マルチ画面91aのアドレス0に表示されていた
分割画面が、動画モードの動画としてアドレス1にモニ
タ表示されることになる。
ここで、モード切換キー“CAMERA/VIDEO IN"を押下
して動画モードから静止画モードに変換した上で、10ト
ラック再生“10 START"を操作すれば、マルチ画面91d
に示すように、フロッピディスクの第10トラックに格納
されている画像情報が静止画の分割画面として、アドレ
ス1にモニタ表示される。なお、アドレス0には上記マ
ルチ画面91cと同じ分割画面が表示されている。即ち、
動画モードから静止画モードに切換えて動画入力を静止
画入力にするには、先ず、モード切換キー“CAMERA/VID
EO IN"を押下し、更にトラック番号を指定して入力す
る“10 START"をテンキーとスタートキーとにより操作
しなければならない。
して動画モードから静止画モードに変換した上で、10ト
ラック再生“10 START"を操作すれば、マルチ画面91d
に示すように、フロッピディスクの第10トラックに格納
されている画像情報が静止画の分割画面として、アドレ
ス1にモニタ表示される。なお、アドレス0には上記マ
ルチ画面91cと同じ分割画面が表示されている。即ち、
動画モードから静止画モードに切換えて動画入力を静止
画入力にするには、先ず、モード切換キー“CAMERA/VID
EO IN"を押下し、更にトラック番号を指定して入力す
る“10 START"をテンキーとスタートキーとにより操作
しなければならない。
次に、11トラック再生“11 START"を操作すれば、マ
ルチ画面91eに示すように、フロッピディスクの第11ト
ラックに格納されている画像情報が、分割画面としてア
ドレス2にモニタ表示される。なお、アドレス0,1には
上記マルチ画面91dと同じ分割画面がそれぞれ表示され
ていて、アドレス3には何も表示されない。
ルチ画面91eに示すように、フロッピディスクの第11ト
ラックに格納されている画像情報が、分割画面としてア
ドレス2にモニタ表示される。なお、アドレス0,1には
上記マルチ画面91dと同じ分割画面がそれぞれ表示され
ていて、アドレス3には何も表示されない。
更に、モード切換キー“CAMERA/VIDEO IN"を押下す
ると、静止画モードから動画モードに切換えられて、マ
ルチ画面91fに示すように、動画の分割画面がアドレス
3にモニタ表示される。なお、アドレス0〜2について
は上記マルチ画面91eと同じである。
ると、静止画モードから動画モードに切換えられて、マ
ルチ画面91fに示すように、動画の分割画面がアドレス
3にモニタ表示される。なお、アドレス0〜2について
は上記マルチ画面91eと同じである。
ここで、“MEMORY"キーを押下すれば、マルチ画面91g
に示すように、上記マルチ画面91fのアドレス3に表示
されていた動画としての分割画面のキー操作の瞬間にお
ける静止画が、静止画の分割画面としてアドレス3にモ
ニタ表示される。なお、アドレス0〜2については上記
マルチ画面91fと異なるところがない。
に示すように、上記マルチ画面91fのアドレス3に表示
されていた動画としての分割画面のキー操作の瞬間にお
ける静止画が、静止画の分割画面としてアドレス3にモ
ニタ表示される。なお、アドレス0〜2については上記
マルチ画面91fと異なるところがない。
[発明が解決しようとする課題] ところで、フロッピディスク等の記録媒体から再生さ
れた静止画モードによる静止画と、VTR等の外部入力に
よる動画モードによる動画とを、例えば2×2のマルチ
画面再生する第14図に示した通常の手段では、マルチ画
面91cから91に切換える場合のように静止画入力と動画
入力を切換える際、上述のようにモード切換えのキー操
作“CAMERA/VIDEO IN"と、更にトラック番号を指定し
て入力する“10 START"をテンキーとスタートキーとに
より操作しなければならない。
れた静止画モードによる静止画と、VTR等の外部入力に
よる動画モードによる動画とを、例えば2×2のマルチ
画面再生する第14図に示した通常の手段では、マルチ画
面91cから91に切換える場合のように静止画入力と動画
入力を切換える際、上述のようにモード切換えのキー操
作“CAMERA/VIDEO IN"と、更にトラック番号を指定し
て入力する“10 START"をテンキーとスタートキーとに
より操作しなければならない。
即ち、動画モードで動作中でも、モード切換えとして
の操作なしで静止画再生が行え再び、動画の再生を行う
ときも、モード切換えを必要としない操作方法になれば
非常に好ましい。
の操作なしで静止画再生が行え再び、動画の再生を行う
ときも、モード切換えを必要としない操作方法になれば
非常に好ましい。
また、マルチ画面の形式で関連した複数の動画像の同
時再生、関連した複数の静止画像の同時再生、及びタイ
トル、イラスト枠静止画等と動画との互いに関連しない
画像の同時再生が可能になれば更に好ましく、記録媒体
の記録画像を見る、関連した動画のシーンを見る、或い
は互いに関連しない画像の合成を参考に見る等の際に、
使い勝手が好ましいものとなる。
時再生、関連した複数の静止画像の同時再生、及びタイ
トル、イラスト枠静止画等と動画との互いに関連しない
画像の同時再生が可能になれば更に好ましく、記録媒体
の記録画像を見る、関連した動画のシーンを見る、或い
は互いに関連しない画像の合成を参考に見る等の際に、
使い勝手が好ましいものとなる。
そこで、本発明は、マルチ画面表示の形式でモニタ上
に外部入力された動画像及び画像情報記録媒体から再生
した静止画像をマルチ画面表示の形式でモニタ上に表示
するものであって、動画モードから静止画モードに切り
換えるとき、モード切り換えスイッチを用いることな
く、単に再生対象とする静止画を設定する操作部により
静止画像を設定することによって、自動的に動画像再生
から静止画像再生に切り換えるようにして、操作性を向
上させた画像再生装置を提供することを目的とする。
に外部入力された動画像及び画像情報記録媒体から再生
した静止画像をマルチ画面表示の形式でモニタ上に表示
するものであって、動画モードから静止画モードに切り
換えるとき、モード切り換えスイッチを用いることな
く、単に再生対象とする静止画を設定する操作部により
静止画像を設定することによって、自動的に動画像再生
から静止画像再生に切り換えるようにして、操作性を向
上させた画像再生装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段および作用] 本発明による画像再生装置は、装填された画像情報記
録媒体から再生した静止画像及び外部入力された動画像
をマルチ画面の形式でモニタ上に同時に表示可能な画像
再生装置において、入力された動画像に係る複数の停止
画像を再生対象として設定する再生動画像設定手段と、
前記再生動画像設定手段の設定に基づいて入力された動
画像に係る複数の停止画像をマルチ画面の形式で当該モ
ニタ上に同時に表示するための動画像再生手段と、装填
された画像情報記録媒体の再生対象とする複数の静止画
像の設定を行うときに、当該再生対象とする静止画像の
番号が入力されたときは当該入力された番号の静止画像
を設定し、番号が入力されないときには既に設定された
番号の次の番号の静止画像を設定する操作部を含み、当
該操作部による前記再生対象とする静止画像の設定によ
って自動的に動画像再生から静止画像再生に切り換える
再生静止画像設定手段と、前記再生静止画像設定手段の
設定に基づいて画像情報記録媒体の再生対象とする複数
の静止画像をマルチ画面の形式で前記モニタ上に同時に
表示するための静止画像再生手段と、 を有することを特徴とする。
録媒体から再生した静止画像及び外部入力された動画像
をマルチ画面の形式でモニタ上に同時に表示可能な画像
再生装置において、入力された動画像に係る複数の停止
画像を再生対象として設定する再生動画像設定手段と、
前記再生動画像設定手段の設定に基づいて入力された動
画像に係る複数の停止画像をマルチ画面の形式で当該モ
ニタ上に同時に表示するための動画像再生手段と、装填
された画像情報記録媒体の再生対象とする複数の静止画
像の設定を行うときに、当該再生対象とする静止画像の
番号が入力されたときは当該入力された番号の静止画像
を設定し、番号が入力されないときには既に設定された
番号の次の番号の静止画像を設定する操作部を含み、当
該操作部による前記再生対象とする静止画像の設定によ
って自動的に動画像再生から静止画像再生に切り換える
再生静止画像設定手段と、前記再生静止画像設定手段の
設定に基づいて画像情報記録媒体の再生対象とする複数
の静止画像をマルチ画面の形式で前記モニタ上に同時に
表示するための静止画像再生手段と、 を有することを特徴とする。
[実 施 例] 以下、図示の実施例によって本発明を説明する。
先ず、本発明の実施例を説明するのに先立って、第1,
2図により本発明の基本概念を説明する。第1図は、本
発明に係る画像再生装置で、フロッピディスク等の記録
媒体から再生された静止画モードによる静止画と、VTR
等の外部入力による動画モードによる動画とを、例えば
2×2のマルチ画面再生する例である。このような静止
画入力と動画入力を切換えるには、上述した通常の画像
表示装置ではモード切換えのキー操作“CAMERA/VIDEO
IN"が必要であったが、本発明ではこのようなモード切
換操作が不要になる。即ち、動画再生中には、テンキー
入力及び“START"キーは使用しないこととする。そし
て、静止画入力をテンキーによる指定とし、テンキーが
入力された場合は静止画入力モードに自動的に切り換わ
り、その入力されたトラックを再生するようにする。ま
た、内部的にどのトラックを再生したかを、後記第3図
で説明するシステムコントローラ42内のマイコンが記憶
しておき、単に“START"キーを押しただけの場合には、
次のトラックの映像信号を静止画再生する。一方、静止
画再生から動画再生に戻る場合も、単にメモリ解除であ
る“MOVIE"キーを押すことで事足りるようにしている。
なお、4分割された2×2のマルチ画面の各分割画面に
は、第2図に示すようなアドレス0〜3を付して説明す
る。
2図により本発明の基本概念を説明する。第1図は、本
発明に係る画像再生装置で、フロッピディスク等の記録
媒体から再生された静止画モードによる静止画と、VTR
等の外部入力による動画モードによる動画とを、例えば
2×2のマルチ画面再生する例である。このような静止
画入力と動画入力を切換えるには、上述した通常の画像
表示装置ではモード切換えのキー操作“CAMERA/VIDEO
IN"が必要であったが、本発明ではこのようなモード切
換操作が不要になる。即ち、動画再生中には、テンキー
入力及び“START"キーは使用しないこととする。そし
て、静止画入力をテンキーによる指定とし、テンキーが
入力された場合は静止画入力モードに自動的に切り換わ
り、その入力されたトラックを再生するようにする。ま
た、内部的にどのトラックを再生したかを、後記第3図
で説明するシステムコントローラ42内のマイコンが記憶
しておき、単に“START"キーを押しただけの場合には、
次のトラックの映像信号を静止画再生する。一方、静止
画再生から動画再生に戻る場合も、単にメモリ解除であ
る“MOVIE"キーを押すことで事足りるようにしている。
なお、4分割された2×2のマルチ画面の各分割画面に
は、第2図に示すようなアドレス0〜3を付して説明す
る。
第1図において、マルチ画面61a,61b,61cについて
は、前記従来例で説明した第14図のマルチ画面91a,91b,
91cと何等異なるところがない。また、キー操作も同じ
である。
は、前記従来例で説明した第14図のマルチ画面91a,91b,
91cと何等異なるところがない。また、キー操作も同じ
である。
マルチ画面61cから61dへ移行するのに、本発明では10
トラック再生“10 START"のみを押下することとし、
“CAMERA/VIDEO IN"によるモード切換操作を不要にす
る。つまり、上述のように、テンキー入力があると静止
画モードに自動的に切換わるからである。但し、この場
合マルチ画面61dのアドレス2に動画の分割画面がモニ
タ表示される点が、前記第14図のマルチ画面91dと異な
る。
トラック再生“10 START"のみを押下することとし、
“CAMERA/VIDEO IN"によるモード切換操作を不要にす
る。つまり、上述のように、テンキー入力があると静止
画モードに自動的に切換わるからである。但し、この場
合マルチ画面61dのアドレス2に動画の分割画面がモニ
タ表示される点が、前記第14図のマルチ画面91dと異な
る。
マルチ画面61dから61eへ移行するのに、本発明では、
トラック番号11の指定を省略して“START"のみ押下する
ようにしている。前述のように、“START"だけを押した
場合は、次のトラック、この場合10トラックの次の11ト
ラックの映像信号を静止画再生することと約束したから
である。但し、上記マルチ画面61dのアドレス2のよう
に、このマルチ画面61eのアドレス3に動画の分割画面
がモニタ表示されることになる。
トラック番号11の指定を省略して“START"のみ押下する
ようにしている。前述のように、“START"だけを押した
場合は、次のトラック、この場合10トラックの次の11ト
ラックの映像信号を静止画再生することと約束したから
である。但し、上記マルチ画面61dのアドレス2のよう
に、このマルチ画面61eのアドレス3に動画の分割画面
がモニタ表示されることになる。
マルチ画面61eの状態で、“MEMORY"キーを押下すれ
ば、マルチ画面61fに示すように、この押下した瞬間の
上記動画の分割画面が、静止画の分解画面としてアドレ
ス3にモニタ表示される。この場合、アドレス0〜2の
分割画面は何等変わらない。そして、右方向分割画面送
りキーを操作すれば、マルチ画面61gのように、アドレ
ス0に表示されていた静止画の分割画面に代えて動画の
分割画面がアドレス0にモニタ表示されることになる。
以上が本発明の基本概念である。次に本発明の実施例を
説明する。
ば、マルチ画面61fに示すように、この押下した瞬間の
上記動画の分割画面が、静止画の分解画面としてアドレ
ス3にモニタ表示される。この場合、アドレス0〜2の
分割画面は何等変わらない。そして、右方向分割画面送
りキーを操作すれば、マルチ画面61gのように、アドレ
ス0に表示されていた静止画の分割画面に代えて動画の
分割画面がアドレス0にモニタ表示されることになる。
以上が本発明の基本概念である。次に本発明の実施例を
説明する。
第3図は、本発明の一実施例を示すマルチ画面表示シ
ステムのブロック構成図である。図において、本システ
ムに装填される情報記録媒体としてのフロッピディスク
10に対し情報の授受を行う為の磁気ヘッド12が設けられ
ている。このフロッピディスク10の記録エリアたる記録
面上には同心状に環状の記録トラックが形成されている 磁気ヘッド12は図示しないヘッドアクセス機構によっ
てフロッピディスク10の径方向に移動し目的とするトラ
ックに対して情報の授受を行う。この磁気ヘッド12から
の再生信号を増幅するためのプリアンプ14、および、こ
の磁気ヘッド12への記録信号を増幅するためのプリアン
プ16がそれぞれ設けられ、これらプリアンプ14および16
は、切換えスイッチ18により選択的に磁気ヘッド12に接
続されるようになされている。プリアンプ14の出力ライ
ンには、FM復調・信号分離回路20が接続されている。こ
のFM復調・信号分離回路20は、再生FM信号を復調してY
信号(本例では、輝度信号および同期信号)及びC信号
(本例では、R−Y/B−Yの色差線順次信号)並びにデ
ータ信号に分離する。FM復調・信号分離回路20のY,C信
号出力側は、映像信号セレクタ49のCY端子およびCC端子
に接続される。また、外部のVTR(ビデオテープレコー
ダ)50等の動画の映像信号であるY,C信号が同様にセレ
クタ49のEY,EC端子に入力される。
ステムのブロック構成図である。図において、本システ
ムに装填される情報記録媒体としてのフロッピディスク
10に対し情報の授受を行う為の磁気ヘッド12が設けられ
ている。このフロッピディスク10の記録エリアたる記録
面上には同心状に環状の記録トラックが形成されている 磁気ヘッド12は図示しないヘッドアクセス機構によっ
てフロッピディスク10の径方向に移動し目的とするトラ
ックに対して情報の授受を行う。この磁気ヘッド12から
の再生信号を増幅するためのプリアンプ14、および、こ
の磁気ヘッド12への記録信号を増幅するためのプリアン
プ16がそれぞれ設けられ、これらプリアンプ14および16
は、切換えスイッチ18により選択的に磁気ヘッド12に接
続されるようになされている。プリアンプ14の出力ライ
ンには、FM復調・信号分離回路20が接続されている。こ
のFM復調・信号分離回路20は、再生FM信号を復調してY
信号(本例では、輝度信号および同期信号)及びC信号
(本例では、R−Y/B−Yの色差線順次信号)並びにデ
ータ信号に分離する。FM復調・信号分離回路20のY,C信
号出力側は、映像信号セレクタ49のCY端子およびCC端子
に接続される。また、外部のVTR(ビデオテープレコー
ダ)50等の動画の映像信号であるY,C信号が同様にセレ
クタ49のEY,EC端子に入力される。
そしてセレクタ49のY,C信号出力側には、上記Y信号
およびC信号をディジタル信号に変換するA/D変換回路2
2が接続されている。この回路22によってディジタル信
号に変換されたY信号およびC信号が、スイッチ回路24
を介してフィールドメモリ26に与えられるようになされ
ている。フィールドメモリ26は、上述のフロッピディス
ク10における1本の記録トラックに記録された1枚分の
フィールド画像情報が記録可能になされている。このフ
ィールドメモリ26より読み出されるディジタル態様の各
Y信号およびC信号が、上述の順に各対応するD/A変換
回路28および30に入力されるようになされている。
およびC信号をディジタル信号に変換するA/D変換回路2
2が接続されている。この回路22によってディジタル信
号に変換されたY信号およびC信号が、スイッチ回路24
を介してフィールドメモリ26に与えられるようになされ
ている。フィールドメモリ26は、上述のフロッピディス
ク10における1本の記録トラックに記録された1枚分の
フィールド画像情報が記録可能になされている。このフ
ィールドメモリ26より読み出されるディジタル態様の各
Y信号およびC信号が、上述の順に各対応するD/A変換
回路28および30に入力されるようになされている。
そのD/A変換回路28および30の出力のY,C信号はテレビ
ジョンモニタ48に出力され、上記フィールドメモリ26に
記録された画像が映出される。またD/A変換回路28およ
び30の出力ラインは、スイッチ回路32を介して、信号合
成・FM変調回路34の入力側にも接続されている。この信
号合成・FM変調回路34は、D/A変換回路28および30の各
出力たるアナログ態様の各Y信号およびC信号を合成し
て複合映像信号となし、これをFM変調して出力する。こ
のFM変調出力は混合器35に供給されるようになされてい
る。混合器35の出力または別に設けられた消去信号発生
回路36の出力たる消去信号が切換えスイッチ38により、
選択的に上述のプリアンプ16に入力されるように接続さ
れている。
ジョンモニタ48に出力され、上記フィールドメモリ26に
記録された画像が映出される。またD/A変換回路28およ
び30の出力ラインは、スイッチ回路32を介して、信号合
成・FM変調回路34の入力側にも接続されている。この信
号合成・FM変調回路34は、D/A変換回路28および30の各
出力たるアナログ態様の各Y信号およびC信号を合成し
て複合映像信号となし、これをFM変調して出力する。こ
のFM変調出力は混合器35に供給されるようになされてい
る。混合器35の出力または別に設けられた消去信号発生
回路36の出力たる消去信号が切換えスイッチ38により、
選択的に上述のプリアンプ16に入力されるように接続さ
れている。
一方、上記プリアンプ14の再生信号出力は、空トラッ
ク検出回路40にも与えられるようになされている。この
空トラック検出回路40は、上記プリアンプ14の再生信号
出力のエンベロープレベルに基づいて、磁気ヘッド12が
アクセス中の当該トラックが、未記録か既記録かの弁別
信号をシステムコントローラ42に対する入力信号として
与える。
ク検出回路40にも与えられるようになされている。この
空トラック検出回路40は、上記プリアンプ14の再生信号
出力のエンベロープレベルに基づいて、磁気ヘッド12が
アクセス中の当該トラックが、未記録か既記録かの弁別
信号をシステムコントローラ42に対する入力信号として
与える。
上記外部映像信号のY,C信号は信号検出器51によっ
て、その信号の有無が検出されシステムコントローラ42
に入力される。そして、この信号に基づいて、上記スチ
ル画、または動画のマルチ画面映出モードのいずれかが
弁別される。
て、その信号の有無が検出されシステムコントローラ42
に入力される。そして、この信号に基づいて、上記スチ
ル画、または動画のマルチ画面映出モードのいずれかが
弁別される。
システムコントローラ42はマイクロプロセッサを含ん
で構成されるものであり、上述した各スイッチ回路およ
び各信号処理回路に制御信号を与えて、本システムを統
括的に制御する。なお、第3図では、このための信号ラ
インは省略してある。更に、このシステムコントローラ
42には、本システムを使用者が操作するためのキーボー
ド44からの操作信号も入力されるようになされ、また、
上記フィールドメモリ26にアドレス信号を発してメモリ
アクセスするためのアドレスジェネレータ46に制御信号
を与えるように構成されている。
で構成されるものであり、上述した各スイッチ回路およ
び各信号処理回路に制御信号を与えて、本システムを統
括的に制御する。なお、第3図では、このための信号ラ
インは省略してある。更に、このシステムコントローラ
42には、本システムを使用者が操作するためのキーボー
ド44からの操作信号も入力されるようになされ、また、
上記フィールドメモリ26にアドレス信号を発してメモリ
アクセスするためのアドレスジェネレータ46に制御信号
を与えるように構成されている。
本システムには、システムコントローラ42に、上述し
たFM復調・信号分離回路20により分離されたデータ信号
を入力するための信号ライン及びシステムコントローラ
42内に一時的にストアされキーボード44からの操作によ
り所要の訂正或いは変更等が加えられたデータ信号を上
記混合器35に供給するための信号ラインが設けられてい
る。
たFM復調・信号分離回路20により分離されたデータ信号
を入力するための信号ライン及びシステムコントローラ
42内に一時的にストアされキーボード44からの操作によ
り所要の訂正或いは変更等が加えられたデータ信号を上
記混合器35に供給するための信号ラインが設けられてい
る。
このように構成された本動作を第4図以下のフローチ
ャートにより以下に説明する。なお、第4〜7図はノー
マル再生時の、第8〜11図はマルチ画面再生時の、それ
ぞれのフローチャートである。
ャートにより以下に説明する。なお、第4〜7図はノー
マル再生時の、第8〜11図はマルチ画面再生時の、それ
ぞれのフローチャートである。
ノーマル再生時のメインフローを示す第4図におい
て、動画再生時に“MEMORY"キー,テンキーおよび“STA
RT"キーが操作されると、静止画再生に移行しなければ
ならないから、これら各キーが押されたか否かをステッ
プS1で監視しながら待機する。各キーが押されると、そ
の押下されたキーが“MEMORY"キーか否かを判断し(ス
テップS2)、“MEMORY"キーなら、後記第5図で説明す
るサブルーチン“メモリ処理”に移る(ステップS6)。
“MEMORY"キーでなければ、ステップS3に進んでテンキ
ーが2回と“START"キーとが押下されたか否かを判断す
る。即ち、静止画入力を特定するためにはトラック番号
1〜50の2桁指定が必要である。このテンキー2回と
“START"キーとが押下されれば、後記第6図で説明する
サブルーチン“静止画入力処理”に進むし、押されて
いなければステップS4に進む。このステップS4では“ST
ART"キーのみが押されたか否かが判断され、“START"キ
ーが押されていれば、後記第7図で説明するサブルーチ
ン“静止画入力処理”に進む(ステップS8)。“STAR
T"キーでなければ、ステップS5に進んで、その他のキー
処理を実行し、上記ステップS1に戻って従前の動作を繰
返す。
て、動画再生時に“MEMORY"キー,テンキーおよび“STA
RT"キーが操作されると、静止画再生に移行しなければ
ならないから、これら各キーが押されたか否かをステッ
プS1で監視しながら待機する。各キーが押されると、そ
の押下されたキーが“MEMORY"キーか否かを判断し(ス
テップS2)、“MEMORY"キーなら、後記第5図で説明す
るサブルーチン“メモリ処理”に移る(ステップS6)。
“MEMORY"キーでなければ、ステップS3に進んでテンキ
ーが2回と“START"キーとが押下されたか否かを判断す
る。即ち、静止画入力を特定するためにはトラック番号
1〜50の2桁指定が必要である。このテンキー2回と
“START"キーとが押下されれば、後記第6図で説明する
サブルーチン“静止画入力処理”に進むし、押されて
いなければステップS4に進む。このステップS4では“ST
ART"キーのみが押されたか否かが判断され、“START"キ
ーが押されていれば、後記第7図で説明するサブルーチ
ン“静止画入力処理”に進む(ステップS8)。“STAR
T"キーでなければ、ステップS5に進んで、その他のキー
処理を実行し、上記ステップS1に戻って従前の動作を繰
返す。
第5図は、上記第4図のステップS6におけるサブルー
チン“メモリ処理”のフローチャートである。図におい
て、このルーチンがスタートすると、前記第3図の映像
メモリ26に対するVTR等の外部入力からの連続書込みが
停止される(ステップS11)。即ち、前記第13図で説明
したように映像メモリ26に対する連続書込みにより動画
再生を行っているのを停止してフリーズ状態とし、これ
によって動画再生を停止して動画モードの停止画を得
る。次に、キーが押されるまで待機し(ステップS1
2)、押されればそのキーが上記フリーズ状態を解除す
る“MOVIE"キーであるか否かを判断する(ステップS1
3)。“MOVIE"キーでなければその他の処理(ステップS
15)へ移るし、“MOVIE"キーならステップS14に進んで
映像メモリ26への連続書き換え再開(ステップS14)す
る。これによって、再度動画モードに戻って、メインフ
ローにリターンする。
チン“メモリ処理”のフローチャートである。図におい
て、このルーチンがスタートすると、前記第3図の映像
メモリ26に対するVTR等の外部入力からの連続書込みが
停止される(ステップS11)。即ち、前記第13図で説明
したように映像メモリ26に対する連続書込みにより動画
再生を行っているのを停止してフリーズ状態とし、これ
によって動画再生を停止して動画モードの停止画を得
る。次に、キーが押されるまで待機し(ステップS1
2)、押されればそのキーが上記フリーズ状態を解除す
る“MOVIE"キーであるか否かを判断する(ステップS1
3)。“MOVIE"キーでなければその他の処理(ステップS
15)へ移るし、“MOVIE"キーならステップS14に進んで
映像メモリ26への連続書き換え再開(ステップS14)す
る。これによって、再度動画モードに戻って、メインフ
ローにリターンする。
第6図は、上記第4図のステップS7におけるサブルー
チン“静止画入力処理”の詳細を示すフローチャート
である。図において、このフローがスタートすると、テ
ンキーを押して2個入力された数字を前記第3図に示す
システムコントローラ42に内蔵されたマイコンのメモリ
の変数領域a,bにそれぞれ格納し(ステップS21)、 a×10+b=c なる演算を行って(ステップS22)、変数領域c格納す
る。そして、上記cトラックに摺接するように磁気ヘッ
ドを移動する(ステップS23)。
チン“静止画入力処理”の詳細を示すフローチャート
である。図において、このフローがスタートすると、テ
ンキーを押して2個入力された数字を前記第3図に示す
システムコントローラ42に内蔵されたマイコンのメモリ
の変数領域a,bにそれぞれ格納し(ステップS21)、 a×10+b=c なる演算を行って(ステップS22)、変数領域c格納す
る。そして、上記cトラックに摺接するように磁気ヘッ
ドを移動する(ステップS23)。
その後、前記第3図に示すセレクタ49に内蔵された切
換スイッチを、同セレクタ49の制御端端子Sに印加され
ているシステムコントローラ42からの制御信号により切
換えて、同セレクタ49の入力端子E.Y,E.Cに印加されて
いる外部入力から、入力端子C.Y,C.Cに印加されている
フロッピディスク10からの静止画入力に切換える(ステ
ップS24)。そして、上記映像メモリ26にフロッピディ
スク10のトラック番号cから読出した再生映像信号を書
き込む(ステップS25)。
換スイッチを、同セレクタ49の制御端端子Sに印加され
ているシステムコントローラ42からの制御信号により切
換えて、同セレクタ49の入力端子E.Y,E.Cに印加されて
いる外部入力から、入力端子C.Y,C.Cに印加されている
フロッピディスク10からの静止画入力に切換える(ステ
ップS24)。そして、上記映像メモリ26にフロッピディ
スク10のトラック番号cから読出した再生映像信号を書
き込む(ステップS25)。
ステップS26に進んで、キーが押されるまで待機し、
押されたらそのキーが映像メモリ26のメモリ内容を書換
えて動画モードに戻す“MOVIE"キーであるか否かを判断
する(ステップS27)。“MOVIE"キーでなければ他の処
理(ステップS29)へ進むし、“MOVIE"キーなら、上記
ステップS24で行った上記セレクタ49内の切換スイッチ
を旧に復し、同セレクタ49の入力端子E.Y,E.Cに印加さ
れているVTR等の外部入力からの映像信号、つまり動画
入力系に切換えて(ステップS28)、動画再生モードに
戻り、前記第図のメインフローにリターンする。
押されたらそのキーが映像メモリ26のメモリ内容を書換
えて動画モードに戻す“MOVIE"キーであるか否かを判断
する(ステップS27)。“MOVIE"キーでなければ他の処
理(ステップS29)へ進むし、“MOVIE"キーなら、上記
ステップS24で行った上記セレクタ49内の切換スイッチ
を旧に復し、同セレクタ49の入力端子E.Y,E.Cに印加さ
れているVTR等の外部入力からの映像信号、つまり動画
入力系に切換えて(ステップS28)、動画再生モードに
戻り、前記第図のメインフローにリターンする。
第7図は、前記第4図のメインフロー中のステップS8
に示すサブルーチン“動画入力処理”の詳細を示すフ
ローチャートである。図において、このフローがスター
トすると、先ずステップS31に進んでトラック番号が格
納されている前記変数領域cを1だけインクリメント、
つまり次のトラック番号を設定する。そして、その新し
いトラックに摺接するように磁気ヘッド12(第3図参
照)を移動(ステップS32)する。この後のステップS24
〜S28の動作は、上記第6図で既に説明したので省略す
る。
に示すサブルーチン“動画入力処理”の詳細を示すフ
ローチャートである。図において、このフローがスター
トすると、先ずステップS31に進んでトラック番号が格
納されている前記変数領域cを1だけインクリメント、
つまり次のトラック番号を設定する。そして、その新し
いトラックに摺接するように磁気ヘッド12(第3図参
照)を移動(ステップS32)する。この後のステップS24
〜S28の動作は、上記第6図で既に説明したので省略す
る。
以上が、ノーマル再生時における動画再生モードから
静止画再生モードへの切換動作の説明である。次に、マ
ルチ画面再生時における同様の切換動作を説明する。
静止画再生モードへの切換動作の説明である。次に、マ
ルチ画面再生時における同様の切換動作を説明する。
マルチ画面再生時のメインフローを示す第8図におい
て、動画再生中に“MULTI"キーが押下されるのを待機し
(ステップS41)、同キーで、例えば2×2の4分割の
マルチ画面指定が行われたらステップS42に進んで4分
割のマルチ画面設定を行う。即ち、前記第3図に示すシ
ステムコントローラ42に内蔵されているメモリに対し、
このマルチ画面分割数とか、前記第2図に示すアドレス
設定を行う。その後、ステップS43に進んでアドレス0
にセットした後、ステップS44で前記映像メモリ26に対
する連続書き換えを行う。即ち、アドレス0の分割画面
に対して連続書き換えを行い、動画再生を実行する。
て、動画再生中に“MULTI"キーが押下されるのを待機し
(ステップS41)、同キーで、例えば2×2の4分割の
マルチ画面指定が行われたらステップS42に進んで4分
割のマルチ画面設定を行う。即ち、前記第3図に示すシ
ステムコントローラ42に内蔵されているメモリに対し、
このマルチ画面分割数とか、前記第2図に示すアドレス
設定を行う。その後、ステップS43に進んでアドレス0
にセットした後、ステップS44で前記映像メモリ26に対
する連続書き換えを行う。即ち、アドレス0の分割画面
に対して連続書き換えを行い、動画再生を実行する。
その後、前記第4図で既に説明したステップS1〜S6を
実行する。また、ステップS46,S47のサブルーチンにつ
いては、後記第9,10図にて説明する。
実行する。また、ステップS46,S47のサブルーチンにつ
いては、後記第9,10図にて説明する。
ステップS4の“START"キーが押されていないときは、
ステップS45に進んで分割画面送りキーが操作されたか
否かを判断する。同送りキーが操作されていれば、ステ
ップS48に進んで、同送りキーで指定された方向への分
割画面移動処理が行われた後、上記ステップS1にリター
ンする。一方、分割画面送りキーが操作されていなけれ
ば、ステップS5のその他のキー処理を実行した後ステッ
プS1にリターンする。そして、上記処理を繰返し実行す
る。
ステップS45に進んで分割画面送りキーが操作されたか
否かを判断する。同送りキーが操作されていれば、ステ
ップS48に進んで、同送りキーで指定された方向への分
割画面移動処理が行われた後、上記ステップS1にリター
ンする。一方、分割画面送りキーが操作されていなけれ
ば、ステップS5のその他のキー処理を実行した後ステッ
プS1にリターンする。そして、上記処理を繰返し実行す
る。
第9図は、上記第8図におけるステップS46のサブル
ーチン“静止画入力処理”の詳細を示すフローチャー
トである。図において、このフローがスタートすると、
ステップS21〜S25およびS28が順次実行されるが、これ
については既に前記第6図にて説明したので省略する。
ステップS51では、前記第3図に示すシステムコントロ
ーラ42に内蔵されたメモリ中に格納されているマルチ画
面のアドレス指定を+1インクリメント、つまりマルチ
画面のアドレスを変えて次の分割画面に移動する。ま
た、ステップS52では、前記第3図に示す映像メモリ26
に対する連続書き換え、つまり上記ステップS51で設定
された次のアドレスにおける分割画面の動画再生が再開
されて、上記第8図に示すメインフローにリターンす
る。
ーチン“静止画入力処理”の詳細を示すフローチャー
トである。図において、このフローがスタートすると、
ステップS21〜S25およびS28が順次実行されるが、これ
については既に前記第6図にて説明したので省略する。
ステップS51では、前記第3図に示すシステムコントロ
ーラ42に内蔵されたメモリ中に格納されているマルチ画
面のアドレス指定を+1インクリメント、つまりマルチ
画面のアドレスを変えて次の分割画面に移動する。ま
た、ステップS52では、前記第3図に示す映像メモリ26
に対する連続書き換え、つまり上記ステップS51で設定
された次のアドレスにおける分割画面の動画再生が再開
されて、上記第8図に示すメインフローにリターンす
る。
第11図は前記第8図におけるステップS48のサブルー
チン“分割画面の移動処理”の詳細を示すフローチャー
トである。図において、このフローがスタートすると、
ステップS61で押された分割画面送りキーは右方向移動
用であるか否かが判断される。右方向移動用が押された
のなら、ステップS51に進んでマルチ画面のアドレス番
号を+1だけインクリメントし、左方向移動用が押され
たのならステップS62に進んでアドレス番号を1だけデ
クリメントしてから前記第8図に示すメインフローにリ
ターンする。以上がマルチ画面再生時における動画再生
モードから静止画再生モードへの切換動作の説明であ
る。
チン“分割画面の移動処理”の詳細を示すフローチャー
トである。図において、このフローがスタートすると、
ステップS61で押された分割画面送りキーは右方向移動
用であるか否かが判断される。右方向移動用が押された
のなら、ステップS51に進んでマルチ画面のアドレス番
号を+1だけインクリメントし、左方向移動用が押され
たのならステップS62に進んでアドレス番号を1だけデ
クリメントしてから前記第8図に示すメインフローにリ
ターンする。以上がマルチ画面再生時における動画再生
モードから静止画再生モードへの切換動作の説明であ
る。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、動画モードと静止
画モードとの各々で複数の再生対象となる画像をマルチ
画面表示により同時に再生するものであって、再生対象
とする静止画を設定する操作部により静止画像を設定す
ることによって、自動的に動画像再生から静止画像再生
に切り換えるようにして、操作性を向上できる。
画モードとの各々で複数の再生対象となる画像をマルチ
画面表示により同時に再生するものであって、再生対象
とする静止画を設定する操作部により静止画像を設定す
ることによって、自動的に動画像再生から静止画像再生
に切り換えるようにして、操作性を向上できる。
第1図は、本発明の画像表示装置におけるマルチ画面表
示モード時の画面の表示状態を示す図、 第2図は、上記第1図におけるマルチ画面のアドレスを
示す図、 第3図は、本発明の一実施例を示す画像表示装置のブロ
ック構成図、 第4図は、上記第3図に示す本実施例のノーマル再生モ
ードにより動画再生中に静止画再生に移行するフローチ
ャート、 第5,6,7図は、上記第4図におけるステップS6,S7,S8の
詳細を示すフローチャート、 第8図は、本実施例をマルチ画面再生モードにより動画
再生中に静止画再生に移行するフローチャート、 第9,10,11図は、上記第8図におけるステップS46,S47,S
48の詳細を示すフローチャート、 第12,13図は、通常の画像再生装置でノーマル表示モー
ドにより静止画再生または動画再生をそれぞれ行う際の
画面の表示状態を示す図、 第14図は、通常の画像再生装置でマルチ画面表示モード
により再生される画面の表示状態を示す図である。 10……フロッピディスク(画像情報記録媒体) 48……テレビジョンモニタ(モニタ)
示モード時の画面の表示状態を示す図、 第2図は、上記第1図におけるマルチ画面のアドレスを
示す図、 第3図は、本発明の一実施例を示す画像表示装置のブロ
ック構成図、 第4図は、上記第3図に示す本実施例のノーマル再生モ
ードにより動画再生中に静止画再生に移行するフローチ
ャート、 第5,6,7図は、上記第4図におけるステップS6,S7,S8の
詳細を示すフローチャート、 第8図は、本実施例をマルチ画面再生モードにより動画
再生中に静止画再生に移行するフローチャート、 第9,10,11図は、上記第8図におけるステップS46,S47,S
48の詳細を示すフローチャート、 第12,13図は、通常の画像再生装置でノーマル表示モー
ドにより静止画再生または動画再生をそれぞれ行う際の
画面の表示状態を示す図、 第14図は、通常の画像再生装置でマルチ画面表示モード
により再生される画面の表示状態を示す図である。 10……フロッピディスク(画像情報記録媒体) 48……テレビジョンモニタ(モニタ)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−44686(JP,A) 特開 平1−179576(JP,A) 特開 昭59−69036(JP,A) 特開 昭63−146584(JP,A) 特開 昭63−9289(JP,A) 特開 昭62−8678(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】装填された画像情報記録媒体から再生した
静止画像及び外部入力された動画像をマルチ画面の形式
でモニタ上に同時に表示可能な画像再生装置において、 入力された動画像に係る複数の停止画像を再生対象とし
て設定する再生動画像設定手段と、 前記再生動画像設定手段の設定に基づいて入力された動
画像に係る複数の停止画像をマルチ画面の形式で当該モ
ニタ上に同時に表示するための動画像再生手段と、 装填された画像情報記録媒体の再生対象とする複数の静
止画像の設定を行うときに、当該再生対象とする静止画
像の番号が入力されたときは当該入力された番号の静止
画像を設定し、番号が入力されないときには既に設定さ
れた番号の次の番号の静止画像を設定する操作部を含
み、当該操作部による前記再生対象とする静止画像の設
定によって自動的に動画像再生から静止画像再生に切り
換える再生静止画像設定手段と、 前記再生静止画像設定手段の設定に基づいて画像情報記
録媒体の再生対象とする複数の静止画像をマルチ画面の
形式で前記モニタ上に同時に表示するための静止画像再
生手段と、 を有することを特徴とする画像再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00889890A JP3262786B2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | 画像再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00889890A JP3262786B2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | 画像再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03213067A JPH03213067A (ja) | 1991-09-18 |
JP3262786B2 true JP3262786B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=11705502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00889890A Expired - Fee Related JP3262786B2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | 画像再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3262786B2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-18 JP JP00889890A patent/JP3262786B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03213067A (ja) | 1991-09-18 |
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