JP3261839B2 - 水栓のノズル管取付構造 - Google Patents

水栓のノズル管取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水栓のノズル管取付構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水栓の一形態として、水栓本体と
吐水口を有するノズル部とを鋳物で一体成形したものが
ある。
【0003】かかる水栓は、水栓本体にノズル部を突出
させた形状に成形するための型を形成し、同型にて一体
成形を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した水
栓では、未だ、以下のような課題を残していた。
【0005】即ち、水栓本体とノズル部とを鋳物で一体
的に成形した場合、脱型の際に、水栓本体から突出する
ノズル部の基部近傍にバリ等が生じるために、研磨仕上
げを行う必要があった。
【0006】従って、成形に手間がかかり、コスト上昇
の一因となっていた。
【0007】本発明は、上記課題を解決できる水栓のノ
ズル管取付構造を提供することを目的としている。
【0008】
【発明が解決するための手段】本発明は、水栓本体の流
出口側にノズル取付部を設け、同ノズル取付部にノズル
管の基端部を螺合連結すると共に、同ノズル管にノズル
カバーを外嵌し、同ノズルカバーは、前記水栓本体のノ
ズル取付部とノズル管の基端部から離隔した位置に設け
たカバー係合部との間で挟圧支持されることを特徴とす
る水栓のノズル管取付構造に係るものである。
【0009】また、本発明は、上記水栓本体を、外部材
と同外部材内に嵌装した内部材とから構成したことに特
徴を有する。
【0010】また、本発明は、上記水栓本体の頭部内
に、ノズル取付部材を収納固定し、同ノズル取付部材に
ノズル管を螺合したことに特徴を有する。
【0011】さらに、本発明は、上記外部材を金属製と
すると共に、内部材を合成樹脂製としたことにも特徴を
有する。
【0012】
【実施例】以下、添付図に基づいて、本発明の実施例を
説明するが、本実施例における水栓は、手感知センサを
具備して、手の挙動を感知して自動的に吐水・止水を行
うことのできる自動水栓としている。
【0013】図1は本実施例に係る自動水栓の使用状態
を示す説明図、図2は同自動水栓における水栓部の斜視
図、図3は同水栓部の断面側面図、図4は同水栓部の分
解斜視図である。
【0014】(全体構成)先ず、本発明に係るノズル管
の取付構造を有する自動水栓Aの全体構成について以下
に説明する。
【0015】図1に示すように、本実施例における自動
水栓Aは、水栓本体1や同水栓本体1に取付けた混合湯
水を吐出するノズル管3等を具備する水栓部A1を、洗面
器Bの洗面ボウル30の奥部に形成される水栓載置面30a
に取付けると共に、洗面器Bの下方には、水栓本体1に
湯水供給チューブ5を介して連通連結する自動水栓制御
ボックスCを配設して構成している。
【0016】なお、上記自動水栓制御ボックスC内に
は、ミキシングバルブVや本自動水栓Aの制御装置F、
さらに電源装置E等を配設している。
【0017】上記水栓部A1を構成する水栓本体1は、外
部材としての筒状の外管11と、同外管11内に嵌装した内
部材としての筒状の内管12とにより構成しており、両管
11,12は断面視で略真円に成形している。
【0018】また、水栓本体1は、内管12の基端を水栓
載置面30a に固設することにより立設状態としている。
【0019】また、水栓本体1の上部位置に、混合湯水
吐出用のノズル管3を、内・外管12,11 を貫通し、か
つ、水栓本体1の軸線に直交する方向に突設している。
【0020】しかも、水栓本体1の内部には、前記ノズ
ル管3の下方位置において手感知センサSを収納装着し
ている。
【0021】また、上記ミキシングバルブVと湯水供給
チューブ5との間に定流量弁6を介設しており、同定流
量弁6により、水圧の変動にかかわらず、所定流量以上
には自動水栓Aからは吐水されないようにしている。
【0022】ところで、上記した湯水供給チューブ5は
可撓性としており、水栓本体1内での同チューブ5の配
設作業をより容易にすると共に、製造コストの低減を図
っている。
【0023】本実施例においては、湯水供給チューブ5
を塩化ビニルで形成しており、かかるチューブ5を前記
内管12中に挿通すると共に、前記ノズル取付部材2に連
通連結してノズル管3に連通させている。
【0024】また、上記ミキシングバルブVに、それぞ
れ、給湯源、給水源に一端を連通連結する給湯配管7及
び給水配管8の他端をそれぞれ連通連結し、かかる構成
によって、自動水栓Aから洗面器B内へ、適温の混合湯
水を吐出することができるようにしている。
【0025】次に、上記構成の自動水栓Aの各部構成に
ついてさらに詳述すると以下の通りである。
【0026】(水栓本体1)水栓本体1は、筒状の外管
11からなる外部材と、同外管11内に嵌装した筒状の内管
12からなる内部材とにより構成したことに特徴があり、
しかも、上記外管11を金属で形成し、また、内管12を合
成樹脂で形成し、外観上の美観を損なうことなく、製造
コストの低減を図ることができるようにしている。
【0027】そして、前記内管12の基端を水栓載置面30
a に固設することにより水栓本体1を立設状態とし、さ
らに、同記水栓本体1は、水栓載置面30a に対して、前
方へ一定の傾斜角α(例えば15度)を有するように立設
している。
【0028】また、水栓本体1は、その内管12及び外管
11の裾部を膨出させてスカート部12a,11a を形成してお
り、かかるスカート部12a,11a によって、内・外管12,1
1 同士の密着性を向上させると共に、例えば、水栓本体
1にノズル管3を取付ける場合、あるいは取り外す場合
に、同内・外管12,11 のねじれ防止を図っている。
【0029】さらに、図5及び図6に示すように、内管
12のスカート部12a の背部に、凸部としての突起32を形
成すると共に、同突起32と対応するように、外管11のス
カート部11a には凹部としての切欠溝33を形成してい
る。
【0030】そして、内管12を外管11に嵌装する際に、
かかる突起32と切欠溝33とを係合させることにより、外
管11が内管12の周りを回転しないように構成している。
【0031】ところで、上記した突起32と切欠溝33は、
それぞれ内管12と外管11とに設けているが、外管11と内
管12とにそれぞれ逆にして設けることもできる。
【0032】なお、図3中、18は洗面器Bの図示しない
ポップアップ式排水栓の操作杆、図5中、18a は操作杆
用溝部、18b は操作杆挿入孔、18c は操作杆用外孔であ
る。
【0033】(ノズル管3及びノズルカバー4)ここ
で、ノズル管3及びノズルカバー4と、本発明の要旨と
もなる同ノズル管3の取付構造について説明する。
【0034】ノズル管3は、図3及び図4に示すよう
に、筒状に形成すると共に、基端に同ノズル管3の取付
部となる基端雄ねじ部3aを形成すると共に、先端には吐
出孔3bを形成し、さらに、同吐出孔3bの後方部に、後述
する吐出キャップ10を螺合するための先端側雄ねじ部3c
を形成している。
【0035】また、上記先端側雄ねじ部3cの後方に位置
する周面には、後述するノズルカバー4を支持するため
のカバー係合鍔部3dを形成している。
【0036】一方、ノズルカバー4は、図2、図3、及
び、図4に示すように、円筒状に形成すると共に、基端
を外管11の外周に密着するように、同外管12の外周の曲
率に合わせた円弧状に形成し、さらに、先端部を、上部
を下部よりも伸延状態として上記吐出キャップ10を覆う
ようにして見栄えをよくしている。
【0037】また、ノズルカバー4は、その内周面にお
いて、先端部側に上記カバー係合鍔部3dに対応する係合
段部4aを形成しており、同ノズルカバー4をノズル管3
に外嵌した際、前記係合段部4aとカバー係合鍔部3dとが
当接するようにしている。
【0038】本発明に係るノズル管の取付構造における
特徴は、水栓本体1の流出口側にノズル取付部を設け、
同ノズル取付部にノズル管3の基端部を螺合連結すると
共に、同ノズル管3にノズルカバー4を外嵌し、同ノズ
ルカバー4は、前記水栓本体1のノズル取付部とノズル
管3の基端部から離隔した位置に設けたカバー係合部3d
との間で挟圧支持される構成としたことにある。
【0039】本実施例では、前記したように、水栓本体
1を外管11と内管12とで構成し、内管12の頭部内にノズ
ル取付部をなすノズル取付部材2を収納固定し、同ノズ
ル取付部材2の周壁に、混合湯水吐出用のノズル管3
を、内・外管12,11 を貫通し、かつ、水栓本体1の軸線
に直交する方向に螺合して突設している。
【0040】そして、ノズル管3の外周をカバーするノ
ズルカバー4を、ノズル管3先端部周面に形成したカバ
ー係合鍔部3dと、水栓本体1の外周面をなす外管11との
間で挟圧支持している。なお、ノズルカバー4は、水栓
本体1の外管11と同じ材質を使用してる。
【0041】かかる構成により、ノズルカバー4の取付
けを容易に行えるようにしており、また、例えば、水栓
本体1とノズル管3とを一体的に成形したものに比べ、
ノズル管3の基部に生じるバリ等を研磨する必要がない
ので手間をかけることなく美しい仕上げを得ることがで
きる。
【0042】ノズル管3の取付構造についてさらに詳述
すると、図3及び図4に示すように、ノズル取付部とな
るノズル取付部材2は、内管12を外管11に嵌装した状態
で、内管12の上側にノズル取付ヘッド2aを嵌装すると共
に、同ノズル取付ヘッド2aに設けたナット収納部2b内
に、方形状に形成した雌ねじ体としてのノズル固定ナッ
ト9を収納配設して構成している。
【0043】そして、ノズル取付部材2のノズル取付ヘ
ッド2a前側壁にノズル挿通孔2cを形成し、同挿通孔2cに
水栓本体1(内管12及び外管11)の前側壁を貫通した状
態でノズル管3の基部を挿通し、同基部に形成した基端
雄ねじ部3aをノズル取付ヘッド2aのナット収納部2b内に
収納したノズル固定ナット9と螺合させてノズル管3を
ノズル取付ヘッド2aに直交状態に突設固定している。
【0044】さらに、上記したように、ノズルカバー4
を、ノズル管3の先端部周面に形成したカバー係合鍔部
3dと、水栓本体1の外周面をなす外管11との間で挟圧支
持して配設している。
【0045】このときに、ノズルカバー4は、同カバー
4の内周面に設けた係合段部4aがノズル管3のカバー係
合鍔部3dと当接しており、ノズル管3を水栓本体1内に
配設した固定ナット9と螺合することにより、前記係合
段部4aとカバー係合鍔部3dとの当接部にノズルカバー4
を挟圧する力が加わることになって、同カバー4をしっ
かりと挟持することができる。
【0046】かかる構成により、ノズル管3を容易に、
かつ、確実に取付けることができ、しかも、ノズルカバ
ー4により、水栓本体1との一体感を創出することがで
きるものである。
【0047】また、ノズル管3の先端には、先端に吐出
口10a を形成した吐出キャップ10を螺着しており、前記
吐出口10a は、ノズル管3の軸線方向に開口しているの
で、使用者から吐出口10a がはっきり見えるので使い勝
手が良くなる。
【0048】また、湯水供給チューブ5から供給される
混合湯水は、図1に示すように、ノズル管3の軸線方向
へ向けて放物線状に吐出されることになる。従って、手
を洗うために自動水栓の下方へ手を差し出したときに、
自然な形で水を掌一杯に受けることができるようにな
り、無駄に吐水量を増加させたりせず、必要最小限度の
消費水量で快適な手洗いが可能となり、節水効果を生起
することができる。
【0049】しかも、本実施例では、吐水方向の角度は
水平面に対して、下方へ水栓本体1の前傾角度α(15
度)だけ下方に向くようにしている。
【0050】これは、洗面器Bの洗面ボウル30内におい
て、十分に広い手洗い空間の中での最適な手洗い位置を
決定するために実験した結果から得たものであり、これ
により、吐水の描く放物線上において、使用者はゆった
りと手洗いを行うことができる。
【0051】なお、図3及び図4中、26は吐出キャップ
10内に、重合状態に配設した複数の整流板、27はノズル
取付部材2のノズル取付ヘッド2aと内管12との間に介設
したOリング、28はノズル管3とノズル取付ヘッド2aと
の間に介設したOリング、29はノズル管3とノズルカ
バー4との間に介設したOリング、31は吐出キャップ
10をノズル管3に螺着する際に螺着用工具を係合する溝
部である。
【0052】また、図4中、11b,12b は外管11及び内管
12にそれぞれ設けたノズル挿通孔であり、各ノズル挿通
孔11b,12b の中心を前記吐出ノズル3の軸線に一致する
よう8 して内管12を外管11に嵌装し、さらに、内管12の
上側にノズル取付ヘッド2aを嵌装して、同ノズル取付ヘ
ッド2aのノズル挿通孔2cと前記各ノズル挿通孔11b,12b
の中心を合わせている。
【0053】(手感知センサS)水栓本体1の内部に
は、上記ノズル管3の下方位置において、水栓本体1の
略中央に、センサ指向方向が吐水方向と同一の光電セン
サからなる手感知センサSを収納装着している。
【0054】同手感知センサSは、受光量の変化によ
り、手、流水、あるいは、洗面器Bの洗面ボウル30を識
別することができる。
【0055】即ち、図3及び図4に示すように、水栓本
体1の外管11前側部にセンサ窓13を設けると共に、内管
12には、前記センサ窓13と対応する位置にセンサ取付孔
14を設け、さらに、同取付孔14にセンサ取付用蓋体15を
嵌着している。
【0056】そして、同蓋体15内側に手感知センサSを
配設しており、しかも、同手感知センサSは、図7に示
すように、同センサSのセンサ指向方向が、水栓載置面
30aに対して上下方向に一定の偏倚角β以上で、また、
平面視において、吐水の中心軸に対しては左右方向に一
定の夾角γの間となるように配設している。
【0057】これにより、吐水からの反射光を手感知セ
ンサSが過剰に受光することなく、かつ、一般に手を洗
うときの手の位置を感知でき、しかも、吐水も必ず感知
することができるようになる。
【0058】本実施例では、センサ指向方向は上記吐出
ノズル3の軸線方向に対して、下方へθ(10度)をなす
と共に、流水の中心軸を通るように手感知センサSを配
設している。これは、一般的な洗面器Bの大きさ等の自
動水栓Aの設置個所の観点から、また、人間が最も手を
動かしやすく、しかも、吐出される水の下方で手を差し
出した状態を維持しやすい位置等の人間工学的な観点か
ら実験的に求めている。
【0059】ところで、一定の夾角γは、吐出される流
水を手感知センサSが必ず検出できるように設定した角
度である。即ち、手感知センサSからの投光される光に
は若干の幅があるので、上記の範囲内であれば、常に吐
水を感知することができることになる。
【0060】なお、図3において、17は手感知センサS
と自動水栓制御ボックスC内に配設した制御装置とを接
続する導線である。また、図4中、16はセンサ取付用蓋
体15に設けたセンサ透孔であり、上記センサ窓13と対応
した位置に穿設されている。
【0061】上記構成により、手感知センサSの着脱を
容易にすると共に、組立性を向上させることができ、し
かも、センサ指向方向を吐出ノズル3の軸線方向に対し
て、下方へ一定の偏倚角βを設けているので、手の位置
とセンサ指向方向が一致し易く、手洗い空間における手
の動きを容易に識別することができ、同手感知センサS
による誤作動を防止できる。
【0062】次いで、水栓本体1を水栓載置面30a に固
設する取付構造について、以下に説明する。
【0063】水栓本体1の水栓載置面30a への取付構造
は、図3に示すように、内管12の基端に、水栓取付座21
を嵌合して連結固定すると共に、同取付座21の上側に、
内管係合体22を配設し、同係合体22及び前記水栓取付座
21に螺合する取付ボルト20を水栓載置面30a の裏側まで
伸延させている。
【0064】そして、水栓載置面30の裏部に、ワッシャ
23等を介して緊締用座板24を当接し、同座板24に前記取
付ボルト20を挿通し、さらに、同ボルト20に緊締ナット
25を螺合している。
【0065】このように構成することにより、上記緊締
ナット25を締め付ければ、上記内管係合体22と緊締用座
板24との間で、内管12は水栓載置面30a に強力に固定さ
れることになる。
【0066】その他の実施例として、図8に示すよう
に、水栓本体10の内管12及び外管11を真円以外の形状と
することもできる。
【0067】この場合、内管12及び外管11を例えば、楕
円、あるいは、三角形や四角形等の多角形とすることに
より、内管12と外管11との間での回転ずれを防止するこ
とができる。
【0068】そして、この場合においても、先の実施例
と同様に、内管12及び外管11に突起32や切欠溝33を設け
てもよい。
【0069】
【発明の効果】 以上説明したように、水栓本体の流出口側にノズル取
付部を設け、同ノズル取付部にノズル管の基端部を螺合
連結すると共に、同ノズル管にノズルカバーを外嵌し、
同ノズルカバーは、前記水栓本体のノズル取付部とノズ
ル管の基端部から離隔した位置に設けたカバー係合部と
の間で挟圧支持される構成としたことにより、ノズル管
と水栓本体とに一体感のある見栄えのよい水栓を一体成
形することなく容易に製造することが可能となり、しか
も、一体成形する場合に必要な、ノズル管の基部のバリ
を除去するための研磨作業を必要としないので手間がか
からず、コストを低減することができる。
【0070】また、上記水栓本体を外部材と、同外部
材内に嵌装した内部材とから構成したことにより、ノズ
ル管を取付けるための手段を水栓本体側に容易に成形可
能となる。
【0071】上記水栓本体の頭部内に、ノズル取付部
材を収納固定し、同ノズル取付部材にノズル管を螺合し
たことにより、ノズル管の取付けが容易で、かつ、確実
となり、現場施工を容易化すると共に、使用者によるメ
ンテナンスも可能となる。
【0072】外部材を金属製とすると共に、内部材を
合成樹脂製としたことにより、外観上の美観を損なうこ
となく、製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動水栓の使用状態を示す説明図
である。
【図2】同自動水栓における水栓部の斜視図である。
【図3】同水栓部の断面側面図である。
【図4】同水栓部の分解斜視図である。
【図5】同水栓部の背面図である。
【図6】図5のPによる矢視図である。
【図7】手感知センサの取付け状態を示す説明図であ
る。
【図8】他の実施例に係る水栓本体の平面断面視による
説明図である。
【符号の説明】
1 水栓本体 2 ノズル取付部材 2a ノズル取付ヘッド 3 ノズル管 3d カバー係合鍔部 4 ノズルカバー 11 外管 12 内管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村橋 利行 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内 (56)参考文献 実開 平5−77357(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03C 1/042

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水栓本体(1) の流出口側にノズル取付部
    を設け、同ノズル取付部にノズル管(3) の基端部を螺合
    連結すると共に、同ノズル管(3) にノズルカバー(4) を
    外嵌し、同ノズルカバー(4) は、前記水栓本体(1) のノ
    ズル取付部とノズル管(3) の基端部から離隔した位置に
    設けたカバー係合部(3d)との間で挟圧支持されることを
    特徴とする水栓のノズル管取付構造。
  2. 【請求項2】 上記水栓本体(1) を、外部材と同外部材
    内に嵌装した内部材とから構成したことを特徴とする請
    求項1記載の水栓のノズル管取付構造。
  3. 【請求項3】 上記水栓本体(1) の頭部内に、ノズル取
    付部材(2) を収納固定し、同ノズル取付部材(2) にノズ
    ル管(3) を螺合したことを特徴とする水栓のノズル管取
    付構造。
  4. 【請求項4】 上記外部材を金属製とすると共に、内部
    材を合成樹脂製としたことを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載の水栓のノズル管取付構造。
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