JP3261674B2 - 刈払機における刃板の取付構造 - Google Patents

刈払機における刃板の取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低速回転をする上
刃板と下刃板の二枚の刃板を摺動させ、二枚の刃板の外
周部にそれぞれ突出形成した切刃の剪断作用で雑草や芝
生の刈り払いを行う刈払機、あるいは、一枚の刃板を高
速回転させることによって雑草や灌木の刈り払いを行う
刈払機において、刃板の着脱を容易に行うことができる
取付構造に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来の、二枚の刃板の切刃の剪断作用で
刈り払いを行う刈払機においては、それぞれ逆方向に回
転駆動される回転駆動部の一方に上刃板を、他方に下刃
板をそれぞれネジ止などの手段で装着していた。また、
一枚の刃板を高速回転させる刈払機においては、通常回
転駆動軸に対して刃板をネジ止するのが普通であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のように、刃板を
ネジ止する方法では、刃板の取り替やメンテナンスなど
に際し、一々ネジを緩めたり締め付けたりしなければな
らないため着脱に時間が掛かるという欠点があった。ま
た、刈り払いの作業中に刃板を取り付けているネジの緩
みによるトラブルが発生する可能性があった。このよう
な実情に鑑み、本発明は簡単に刃板の着脱を行うことが
でき、一旦装着した刃板が不用意に外れる虞のない、刃
板の取付構造を工夫したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】刃板もしくは刃板支持板
を装着するべき回転駆動部に、回転中心から一定距離R
の回転軌跡上の複数位置に所定間隔を隔てて頭付きの取
付ボス7を突出させる。一方、装着する刃板もしくは刃
板支持板には、前記取付ボス7の位置に対応する回転中
心から一定距離Rの回転軌跡上に、取付ボスの頭部7aが
通過する大きさの大径部8aと、該大径部8aから一定の回
転方向に取付ボスの軸部が通過する一定長さの細幅部8b
を延長させたダルマ孔8を穿設して着脱自在とする。取
付ボス7に装着した刃板もしくは刃板支持板の上に、弾
性を有する環状の金属板の一部を切断した抜け止め板9
を装着する。この抜け止め板9には、刃板もしくは刃板
支持板に設けたと同じように、取付ボス7の位置に対応
する回転中心から一定距離Rの回転軌跡上に、取付ボス
に着脱できるようにダルマ孔を穿設するが、切断位置に
接近する一つのダルマ孔は一定長さの細幅部の範囲内に
おいて大径部を回転方向に移動させた変位ダルマ孔とす
る。
【0005】上記構成とすることによって、刃板もしく
は刃板支持板の上に抜け止め板を装着するに際し、取付
ボスにダルマ孔の大径部を合わせると、変位ダルマ孔の
大径部の位置だけが合わない。そこで、変位ダルマ孔部
分を撓ませて他のダルマ孔を取付ボスに嵌め込み、細幅
部に沿って回動させて変位ダルマ孔の大径部と取付ボス
の位置が合うところで取付ボスに嵌め込む。これによっ
て、抜け止め板を装着できる。この抜け止め板では、一
旦装着すると変位ダルマ孔以外のダルマ孔において、常
にダルマ孔の細幅部に取付ボスの頭部が位置することに
なる。このように本発明では、変位ダルマ孔の存在によ
って抜け止め板が平面回動して、ダルマ孔の大径部と取
付ボスの位置が一致することが防止される。
【0006】刃板もしくは刃板支持板を着脱するには、
抜け止め板を着脱する。抜け止め板を着脱するには、そ
の一部を撓ませてスライドさせる必要があるが、その操
作を容易とするため、変位ダルマ孔と切断部との間に指
掛け部を形成し、あるいは、変位ダルマ孔と次位のダル
マ孔との間に、細幅部を形成して弾性変形が容易となる
ようにしておくとよい。本発明を実施するに際して抜け
止め板は、ビスやかしめ、スポット溶接等任意の手段に
よってダルマ孔の位置を一致させて、刃板や刃板支持板
に固定しておき、少なくとも変位ダルマ孔部分とこれよ
りも先方の部分を、刃板や刃板支持板に対して持ち上
げ、刃板や刃板支持板から浮き上げることができるよう
にしておくと着脱が便利であるとともに、刃板や刃板支
持板の妄動を防止することができる。本発明において、
抜け止め板の装着は、刃板や刃板支持板に固定しておき
刃板や刃板支持板と一緒に着脱できる態様を含める。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明刈払機における刃板
の取付構造の実施の形態を、添付の図面に基づいて説明
する。図1は、上刃板1と下刃板2を逆回転させる剪断
方式の刈払機の一例を示す縦断面図である。また、図2
は図1の刈払機における下刃板2を装着した刃板支持板
3の下方斜視図である。
【0008】図1に示す刈払機は、その駆動機構を、同
一平面上に配置した環状のサンギア4と、大径のインタ
ーナルギア5及びこれらに噛合する複数の中間小ギア6
で構成し、中間小ギアの一つをエンジンやモーターで駆
動することによって、サンギア4とインターナルギア5
をそれぞれ逆方向に回転させるものである。そして、イ
ンターナルギア5に上刃板1を装着、サンギア4に下刃
板2を取り付けた刃板支持板3を装着し、上刃板1と下
刃板2を摺接回転させることによって、刃板の外周部に
形成した切刃の剪断作用によって、雑草などの刈り払い
を行う。インターナルギア5と上刃板1、刃板支持板3
と下刃板2及び刃板支持板3とサンギア4をそれぞれ着
脱自在としているが、図3ないし図9に基づき、刃板支
持板3とサンギア4の取付構造を詳細に説明する。
【0009】図3に示すように、サンギア4の底面に
は、回転中心から一定距離Rの回転軌跡上に、所定間隔
(図面では中心角度αの等間隔の5箇所)に大径の頭部
7aと軸部7bを備えた一定高さの取付ボス7を突出させて
いる。一方、サンギア4に装着するべき刃板支持板3の
中心部には、図4に示すようにサンギア4の底面に突出
させた取付ボス7と対応する位置、すなわち回転中心か
ら一定距離Rの回転軌跡上の所定間隔ごとに、ダルマ孔
8,8を穿設している。ダルマ孔8は、大径部8aと細幅
部8bとからなり、大径部8aは取付ボス7の頭部7aが通過
する大きさ、細幅部8bは取付ボス7の軸部7bがなるべく
タイトに通過する幅であって、一方の回転方向に一定寸
法延長させた形状である。
【0010】図6は、サンギア4の取付ボス7に刃板支
持板3を装着した状態を示している。すなわち、取付ボ
ス7の頭部7aをダルマ孔8の大径部8aを通過させ、軸部
7bを細幅部8b側に沿わせて回動したもので、ダルマ孔8
の細幅部8b部分に取付ボスの頭部7aが位置するため抜け
落ちることがない。しかしながら、刃板支持板3は図6
にβで示すダルマ孔の範囲で回動可能であり、このまま
では取付ボスの頭部7aが大径部8aに移動したときに脱落
する可能性がある。そこで図6に示すサンギア4に刃板
支持板3を装着し、その上に抜け止め板9を装着して脱
落を防止する。
【0011】抜け止め板9は、弾性を有する金属製、例
えば薄いバネ鋼板製で図5に示すように一部を切断した
環状とし、刃板支持板3に設けたダルマ孔8,8と同
様、サンギア4の取付ボス7に対応する位置、すなわち
中心Oから一定寸法Rの回転軌跡上に、大径部10a から
一定寸法の細幅部10b を連続的に形成したダルマ孔10,
10を穿設している。ただし、切断位置に接近した一つの
ダルマ孔だけは変位ダルマ孔10' とする。この変位ダル
マ孔10' は、他のダルマ孔10の大径部を細幅部の方向に
角度γだけ移動させた短いダルマ孔で、図面上大径部10
a'をやや長孔に、細幅部10b'を他のダルマ孔の細幅部よ
りもやや短い孔に形成している。
【0012】変位ダルマ孔10' よりも先方の切断部の先
端には、一部を起こして指掛け部11を形成している。ま
た、変位ダルマ孔10' と次位のダルマ孔10の間には内周
及び外周の両方から食い込みを形成して他の部分よりも
細い幅の細幅部12を形成し、この部分が他の部分よりも
撓み易くなるようにしている。なお、図示実施形態では
取付ボスを等間隔に配置しているが、等間隔以外の間隔
に設けることもできる。この場合、刃板などの取付位置
が制限されるため、例えば取付位置を一定にしなければ
ならない構造のものに応用するとよい。
【0013】サンギアの上に刃板支持板を装着し、さら
にその上に抜け止め板9を装着する手順を、取付ボス7
の頭部7aと抜け止め板9の位置関係によって、図7ない
し図9に基づいて説明する。図7は、取付ボス7の頭部
7aに抜け止め板9のダルマ孔10の大径部10a を合わせて
嵌め込んだ状態を示している。この状態では、変位ダル
マ孔10' 以外のダルマ孔10の大径部10a において取付ボ
スの頭部7aを通過させて嵌め込むことができるが、変位
ダルマ孔10' ではその大径部10a'の位置が角度γだけ移
動しているため、取付ボスの頭部7aは点線で示すように
抜け止め板9の下に位置したままである。
【0014】図面上4箇所の通常のダルマ孔の大径部10
a に取付ボスの頭部7aを嵌め込み、細幅部12よりも先方
の変位ダルマ孔10' 部分が浮き上がった状態で抜け止め
板9を角度γだけ平面回動させると、図8に示すように
取付ボスの頭部7aと変位ダルマ孔10' の大径部10a'が一
致する。この位置で変位ダルマ孔10' に取付ボス7の頭
部7aを嵌合させ、さらに回動させると図9に示すように
全ての取付ボスの頭部7aがダルマ孔の細幅部に位置し、
抜け止め板9が取付ボス7の頭部によって掛止され、そ
の下に位置する刃板支持板の脱落を防止する。
【0015】図10に示す、抜け止め板9を装着した状態
では、仮りに抜け止め板9が平面回動しようとしても、
抜け止め板9を単に平面的に回動させる限りにおいて
は、図9に示す状態から図8に示す位置もしくはそれか
ら僅か(取付ボスの軸部に変位ダルマ孔10' の大径部10
a'周縁が当接する位置)に回動した位置までしか回動す
ることができない。したがって、上記回動範囲において
は、抜け止め板9の変位ダルマ孔10' 以外のダルマ孔10
に嵌合している取付ボスの頭部は、いずれもダルマ孔10
を抜け出すことができない。唯一通過が可能となり得る
のは、変位ダルマ孔10' であるが、他のダルマ孔10と取
付ボスの頭部の掛合によって抜け止め板9が平面を維持
されるため、自然には係合が外れることがない。
【0016】刃板の取り替えなどに際し、刃板支持板を
取り外すには、前述した装着手順とは逆に、図9に示す
状態から抜け止め板9を図8に示す、変位ダルマ孔10'
の大径部10a'と取付ボスの頭部とが一致するところまで
回動させ、この位置において指掛け部11を強制的に引き
上げ、抜け止め板9の細幅部12よりも先方の部分を撓ま
せ、該部分を取付ボスの頭部よりも上位置にする。この
状態で、抜け止め板9を図7の位置まで回動させ、ダル
マ孔10の大径部10a を取付ボス7の頭部7aに一致させる
と、抜け止め板9を取り外すことができる。
【0017】なお、抜け止め板9に形成した指掛け部11
は、図面上切断部の一端部を単に起こした態様としてい
るが、これ以外に例えば変位ダルマ孔10' と切断部の間
に任意の摘み部分を形成することができる。また抜け止
め板9には、変位ダルマ孔10'と次位のダルマ孔10との
間に細幅部12を形成しているが、この細幅部の存在によ
って、指掛け部11を引き上げた際に、撓ませて浮き上が
らせる必要がある部分のみを、小さな力で浮き上がらせ
ることができる。
【0018】図1に示す本発明の実施形態では、インタ
ーナルギア5の下面に取付ボス13を突出させて上刃板1
を、刃板支持板3の外周部上面に取付ボス14を突出させ
て下刃板をそれぞれ装着している。インターナルギア5
の下面に突出する取付ボス13及び刃板支持板3の外周部
上面に突出する取付ボス14は、それぞれ回転中心から一
定距離の回転軌跡上に配置し、上刃板1にはインターナ
ルギア5の取付ボス13に対応する位置にダルマ孔15を、
下刃板2には刃板支持板3に突出させた取付ボス14に対
応する位置にダルマ孔16をそれぞれ穿設しておき、着脱
自在としている。
【0019】上記、上刃板1及び下刃板2の取り付け構
造に抜け止め板を装着してもよいが、図示実施形態では
抜け止め板を省略している。これは、二枚の刃板がそれ
ぞれ対向して摺接しており、刃板が脱落方向に移動する
可能性が少ないことと、ダルマ孔15とダルマ孔16の細幅
部を摺接回動の下流方向に形成することにより、常に係
合を保持する方向に力が作用し、係合が外れる可能性が
ないようにすることができる。
【0020】本発明は、二枚の刃板を摺動させる刈払機
以外に、一枚の刃板を高速回転させる刈払機に応用する
こともできる。図10は、本発明を一枚の刃板を高速回転
させる刈払機に応用した一例を示すものである。図10に
示す実施形態は、本体プレート17より下方に高速回転を
する駆動軸を突出させ、これに回転駆動板18を装着し、
回転駆動板18に刃板19を装着している。本発明を実施す
るに際して抜け止め板は、ビスやかしめ、スポット溶接
等任意の手段によってダルマ孔の位置を一致させて、刃
板や刃板支持板に固定して一体化させておき、刃板の装
着と抜け止め板の装着を同時に行えるようにしておくと
便利である。このとき、少なくとも変位ダルマ孔部分と
これよりも先方の部分を、刃板や刃板支持板対して持ち
上げ、刃板や刃板支持板から浮き上げることができるよ
うにしておく。
【0021】回転駆動板18に刃板19を装着するには、回
転駆動板18の下方に取付ボス20を突出させるとともに刃
板19にダルマ孔21を穿設して着脱自在とし、その上に抜
け止め板22を装着する。この、実施形態における取付ボ
ス20、ダルマ孔21及び抜け止め板22の構成は、先の実施
形態における取付ボス7、ダルマ孔10及び抜け止め板9
の構成と同様である。
【0022】高速回転をする一枚の刃板を、取付ボスと
ダルマ孔の組み合わせによって着脱自在とすると、刃板
の下面に取付ボス20や抜け止め板22の指掛け部が外部に
露出することになる。この状態では危険であるため、図
10に示す実施形態では、カバー23によって取付ボス20や
抜け止め板22の指掛け部を覆い隠すようにしている。カ
バー23は形状や構造を任意に選定することができるが、
例えば、半割りドーナツ状のカバーを、回転駆動板18も
しくは刃板19に固定するようにするとよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の本発明刈払機における刃
板の取付構造によれば、刃板や刃板を取り付けている刃
板支持板を簡単に着脱し、かつ装着した刃板や刃板支持
板が妄りに脱落することがないようにすることができ
る。したがって、従来一々緩めて着脱をしていた刃板の
取り替えを、簡単かつ確実に行うことができる。
【0024】請求項2記載の発明によれば、装着した刃
板や刃板支持板の脱落を防止する抜け止め板を取り外す
場合に、容易に抜け止め板の一端に指を掛けて扱うこと
ができる。
【0025】請求項3記載の発明によれば、抜け止め板
の一部を浮き上がらせて取り外す場合に、浮き上がらせ
る必要がある部分だけを容易に撓ませて浮き上がらせる
ことができる。
【0026】請求項4記載の発明によれば、上下二枚の
刃板を摺回動させて外周部に形成した切刃によって雑草
などを剪断する刈払機において、上下の刃板や刃板支持
板の着脱を容易に行うことができる。特に、上下の刃板
は抜け止め板の装着を省略してその構造を簡略化しかつ
着脱をより簡単に行うことができる。
【0027】請求項5記載の発明によれば、刃板支持板
とその上に装着する抜け止め板の装着を同時にすること
ができるとともに、刃板支持板が抜け止め板に対して妄
回動することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】刈払機本体部分全体の縦断面図、
【図2】下刃板を装着した刃板支持板の下方斜視図、
【図3】図1に示す刈払機のサンギアのみの底面図、
【図4】図1に示す刈払機の刃板支持板の、中心部分の
みの底面図、
【図5】図1に示す刈払機の刃板支持板の抜け止め板の
みの底面図、
【図6】図3に示すサンギアの取付ボスに刃板支持板を
装着し、係止状態に回動した状態を示す底面図、
【図7】図3に示すサンギアの取付ボスに抜け止め板を
装着するべく、重ね合わせた状態を示す底面図、
【図8】図7に示す状態から、抜け止め板を少し回動さ
せ、変位ダルマ孔の大径部に取付ボスの頭部を一致させ
た状態を示す底面図、
【図9】図8に示す状態から、抜け止め板を回動させた
抜け止め状態を示す底面図、
【図10】本発明を、一枚の刃板を高速回転させる刈払
機に応用した実施形態で、各部品を分離して示す縦断面
図である、
【符号の説明】
1…上刃板、 2…下刃板、 3…刃板支持板、 4…
サンギア、 5…インターナルギア、 6…中間小ギ
ア、 7…取付ボス、 7a…頭部、 7b…軸部、8,10
…ダルマ孔、 8a,10a …大径部、 8b,10a …細幅
部、 9,22…抜け止め板、 10’…変位ダルマ孔、
11…指掛け部、 12…細幅部、 13,14,20…取付ボ
ス、 15,16,21…ダルマ孔、 17…本体プレート、
18…回転駆動板、 19…刃板、 23…カバー。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】刃板もしくは刃板支持板を装着するべき回
    転駆動部に、回転中心から一定距離Rの回転軌跡上の複
    数位置に所定間隔を隔てて頭付きの取付ボスを突出さ
    せ、装着する刃板もしくは刃板支持板に、前記取付ボス
    の位置に対応する回転中心から一定距離Rの回転軌跡上
    に、取付ボスの頭部が通過する大きさの大径部と、該大
    径部から一定の回転方向に取付ボスの軸部が通過する一
    定長さの細幅部を延長させたダルマ孔を穿設して着脱自
    在とするとともに、取付ボスに装着した刃板もしくは刃
    板支持板の上に抜け止め板を装着し、上記、抜け止め板
    は、弾性を有する環状の金属板の一部を切断し、前記回
    転駆動部に突出させた取付ボスの位置に対応させて取付
    ボスの頭部が通過する大きさの大径部と、該大径部から
    一定の回転方向に取付ボスの軸部が通過する一定長さの
    細幅部を延長させたダルマ孔を穿設するが、切断位置に
    接近する一つのダルマ孔は一定長さの細幅部の範囲内に
    おいて大径部を回転方向に移動させた形状の変位ダルマ
    孔としたことを特徴とする刈払機における刃板の取付構
    造。
  2. 【請求項2】環状の抜け止め板の、変位ダルマ孔と切断
    部との間に指掛け部を形成してなる請求項1記載の刈払
    機における刃板の取付構造。
  3. 【請求項3】環状の抜け止め板の、変位ダルマ孔と次位
    のダルマ孔との間に、弾性変形を容易とするべく細幅部
    を形成してなる請求項1又は2記載の刈払機における刃
    板の取付構造。
  4. 【請求項4】刈払機は、その駆動機構を中心部のサンギ
    アと中間小ギアを介してサンギアと連動するインターナ
    ルギアとで構成し、インターナルギアの底面に上刃板
    を、サンギアの底面に刃板支持板を、刃板支持板の上面
    に上記上刃板と摺接する下刃板をそれぞれ装着する構成
    とし、インターナルギアと上刃板、刃板支持板と下刃板
    は、それぞれインターナルギアの底面及び刃板支持板の
    上面に、回転中心から一定距離の回転軌跡上の複数位置
    に所定間隔を隔てて突出させた頭付きの取付ボスに、該
    取付ボスの位置に対応する位置にダルマ孔を穿設した上
    刃板及び下刃板を着脱自在とし、サンギアの底面に、回
    転中心から一定距離Rの回転軌跡上の複数位置に所定間
    隔を隔てて頭付きの取付ボスを突出させるとともに、刃
    板支持板にサンギア底面の取付ボスの位置に対応する回
    転中心から一定距離Rの回転軌跡上に取付ボスの頭部が
    通過する大きさの大径部と、該大径部から一定の回転方
    向に取付ボスの軸部が通過する一定長さの細幅部を延長
    させたダルマ孔を穿設して着脱自在とし、その上に、弾
    性を有する環状の金属板の一部を切断し、前記サンギア
    底面に突出させた取付ボスの位置に対応させて取付ボス
    の頭部が通過する大きさの大径部と、該大径部から一定
    の回転方向に取付ボスの軸部が通過する一定長さの細幅
    部を延長させたダルマ孔を穿設し、切断位置に接近する
    一つのダルマ孔は一定長さの細幅部の範囲内において大
    径部を回転方向に移動させた形状の変位ダルマ孔とした
    抜け止め板を装着したことを特徴とする刈払機における
    刃板の取付構造。
  5. 【請求項5】抜け止め板は、刃板支持板とダルマ孔の穿
    設位置を一致させた位置に固定し、少なくとも抜け止め
    板の変位ダルマ孔及び変位ダルマ孔より先方の切断部分
    が、刃板支持板から浮き上がるようにしてなる請求項4
    記載の刈払機における刃板の取付構造。
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