JP3261464B2 - コネクタ嵌合装置 - Google Patents

コネクタ嵌合装置

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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
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    • H01R13/621Bolt, set screw or screw clamp
    • H01R13/6215Bolt, set screw or screw clamp using one or more bolts

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタケースに
配置されたコネクタの嵌合直前における嵌合位置を容易
に修正されるようにして、コネクタの嵌合が容易にかつ
確実になされるようにしたコネクタ嵌合装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】本発明に係わるコネクタの従来例として
実開昭64−27982に開示されているコネクタを図
16に示す。コネクタ61の外周にはリング状のバネ部
材62とフランジ部63が設けられている。このばね部
材62とフランジ部63が開口部64に設けられた溝6
5に挟み込まれて、開口部64にコネクタ61が取付け
られる。嵌合される相手方コネクタ(図示せず)に対し
てコネクタ61はばね部材62のばね効果によりX、Y
方向に位置修正されて嵌合がなされる。また本発明に係
わるコネクタケ−スの従来例として実開平1−1423
45に開示されているコネクタケ−スを図17に示す。
なお、ここで使用されているコネクタは図16に示され
たコネクタである。インストルメントパネル(図示せ
ず)に取付けられたコネクタケ−ス66には複数のコネ
クタ69が固定されている。コネクタケ−スの周囲には
ガイド爪68が設けられている。ボディ(図示せず)に
取付けられたコネクタケ−ス67には複数の相手方コネ
クタ69´が固定されている。インストルメントパネル
がボディに取付けられる際、双方コネクタの嵌合直前に
コネクタケ−ス66のガイド爪68が相手方コネクタケ
−ス67をガイドして双方コネクタの嵌合がなされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の技術では、 (イ)コネクタ61は相手方コネクタに対して、ばね部
材62のばね効果によりX、Y方向に可動ではあるが、
Z方向に対しては可動となっていない。このため双方コ
ネクタの嵌合が十分行われず双方端子の接触不良をおこ
すことがある。 (ロ)コネクタケ−ス66はガイド爪68のX、Y方向
のガイド機能だけで、コネクタケ−ス66本体がX、
Y、Z方向のいずれの方向にも可動となっていない。こ
のため双方コネクタケ−スの取付け位置に相対的なずれ
があった場合、ガイド爪68によって嵌合案内されても
双方コネクタが正規の位置に嵌合されないことがある。
などの問題点があった。
【0004】本発明の解決しようとする課題は、 (イ)コネクタが相手方コネクタに対してX、Y方向だ
けではなくZ方向にも可動となるようにして、双方コネ
クタが正規の位置で円滑にかつ確実に嵌合するようにす
る。 (ロ)コネクタケ−スがX、Y方向のガイド機能だけで
はなくコネクタケ−ス本体がX、Y、Z方向のいずれの
方向にも可動となるようにして、双方コネクタケ−スの
取付け位置に相対的なずれがあった場合でも、双方コネ
クタケ−スに固定されたコネクタが正規の位置で円滑に
かつ確実に嵌合するようにする。などである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明請求項1記載のコネクタ嵌合装置は、コネクタ
端子を有し、三次元方向に伸縮可能な弾性部材によって
固定部材上に支持された可動コネクターケースと、前記
コネクタ端子の嵌合相手となるコネクタ端子を有し、被
固定部材上に取付けられた固定コネクターケースと、を
備えることを特徴とする。請求項2記載のコネクタ嵌合
装置は、コネクタ端子を有し、可撓性の複数のひだを有
する可動コネクターケースと、固定部材上に取付けられ
た保持部材と、前記コネクタ端子の嵌合相手となるコネ
クタ端子を有し、被固定部材上に取付けられた固定コネ
クターケースとを備え、前記可撓性のひだを前記保持部
材に押し付けることによって、可動コネクターが保持さ
れることを特徴とする。請求項3記載のコネクタ嵌合装
置は、コネクタ端子を有し、外壁に可撓性の複数のひだ
を有する可動コネクターケースと、固定部材上に取付け
られ、内径寸法が前記可動コネクタケース本体外径より
大きく、前記ひだを含めた外径よりも小さい保持枠と、
前記コネクタ端子の嵌合相手となるコネクタ端子を有
し、被固定部材上に取付けられた固定コネクターケース
とを備え、前記可動コネクターが前記保持枠に挿入さ
れ、保持されることを特徴とする。請求項4記載のコネ
クタ嵌合装置は、固定部材上に取付けられた保持ブラケ
ットと、コネクタ端子を有し、前記保持ブラケットが挿
入される溝が形成され、その溝の内部に対向する可撓性
の複数のひだを有する可動コネクターケースと、前記コ
ネクタ端子の嵌合相手となるコネクタ端子を有し、被固
定部材上に取付けられた固定コネクターケースとを備
え、前記対向するひだの間隔が前記保持ブラケットの厚
さよりも小さく、前記可動コネクターが前記保持ブラケ
ットに挿入され、保持されることを特徴とする。請求項
5記載のコネクタ嵌合装置は、前記請求項3または請求
項4に記載のコネクタ嵌合装置において、前記ひだの根
元から先端への方向が前記可動コネクタケースの挿入方
向に対して順方向とされることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態として、自
動車の電気配線に使用されたコネクタおよびコネクタケ
−スについて述べる。
【0007】本発明によるコネクタ嵌合装置の実施の形
態(その)を図8、図9に示す。図8はボディ71に
取付けられたコネクタケ−ス31とインストルメントパ
ネル72に取付けられたコネクタケ−ス37の断面図で
ある。コネクタケ−ス31はボディ71に取付けられた
受金具35に可撓ピン34を介して取付けられている。
図9は可撓ピン34を示す詳細図である。可撓ピン34
は弾性部材34aとその両側の支持部34bとからな
る。弾性部材34aはゴムでX、Y、Z方向に伸縮可能
となっている。ここで、コネクタの嵌合方法について述
べる。 (イ)コネクタケ−ス37の配置孔にコネクタを配置
し、インストルメントパネル72にコネクタケ−ス37
を取付ける。 (ロ)コネクタケ−ス31の配置孔にコネクタを配置
し、受金具35に可撓ピン34を介してボディ71に取
付ける。 この状態において可撓ピン34の弾性部材34
aによりX、Y、Z方向に可動となっている。(ハ)インストルメントパネル72をボディ71に取付
ける。この際、コネクタケ−ス31のテ−パがコネクタ
ケ−ス37を拾い、コネクタケ−ス31がコネクタケ−
ス37に対するX、Y方向のずれに対して位置調整され
て双方コネクタが嵌合される。このとき双方コネクタは
Z方向には十分嵌合されていない場合がある。 (ニ)ボルトをコネクタケ−ス31からコネクタケ−ス
37の雌ねじに対して差込み、コネクタケ−ス31とコ
ネクタケ−ス37を連結し締める。これによってZ方向
の位置調整が行われ双方コネクタの嵌合が確実なものと
なる。
【0008】本発明によるコネクタ嵌合装置の実施の形
態(その)を図10、図11、図12に示す。図10
はボディ側コネクタケ−ス41とインストルパネル側コ
ネクタケ−ス47を示す分解斜視図である。コネクタケ
−ス41はコネクタケ−ス本体42と保持枠43とから
なる。コネクタケ−ス41はボディに対して、保持枠4
3のフランジ43aを介して取付けられる。コネクタケ
−ス本体42の底面にはコネクタ81の配置される配置
孔(図示せず)が複数設けられている。コネクタケ−ス
本体42の外周には複数のひだで形成された帯状の可撓
部材44が設けられている。コネクタケ−ス本体42の
内側縁部にはテ−パ89が施されている。コネクタケ−
ス本体42の内側にはガイド溝45が設けられている。
コネクタケ−ス本体42の中央部には雌ねじ75を有す
る座部85が設けられている。保持枠43はコネクタケ
−ス本体42が収納される枠状の形状を有し、保持枠4
3の外周のボディ側の四角にはフランジ43aが設けら
れている。またコネクタケ−ス47にはコネクタの配置
される複数の配置孔84が設けられている。コネクタケ
−ス47の中央部にはボルト孔を有する座部86が設け
られている。外周にはガイド突起48が設けられてい
る。ボルト88は双方コネクタの嵌合をより確実とする
ためのものである。図11はコネクタケ−ス41とコネ
クタケ−ス47の嵌合の途中の状態を示す断面図であ
る。図12は可撓部材44の詳細を示す断面図であるこ
こで、コネクタケ−スの嵌合方法について述べる。 (イ)コネクタケ−ス47の配置孔にコネクタを配置
し、インストルメントパネル72にコネクタケ−ス47
を取付ける。 (ロ)ボディ71に保持枠43を取付ける。 (ハ)コネクタケ−ス本体42の配置孔にコネクタを配
置し、コネクタケ−ス本体42を保持枠43内に挿入す
る。この状態において、コネクタケ−ス本体42は可撓
部材44により保持されている状態でX、Y、Z方向に
可動となっている。図12に示される可撓部材44は、
コネクタケ−ス本体42の挿入に合わせてなびくような
形状となっている。また挿入方向と逆方向に対しては抵
抗するようになっている。 (ニ)インストルメントパネル72をボディ71に取付
ける。この際、コネクタケ−ス本体42のテ−パ89が
コネクタケ−ス47を拾うとともに、図10に示される
コネクタケ−ス本体42のガイド溝45がコネクタケ−
ス47のガイド突起48を拾い、コネクタケ−ス本体4
2がコネクタケ−ス47に対するX、Y方向のずれに対
して位置調整されて双方コネクタが嵌合される。このと
き双方コネクタはZ方向には十分嵌合されていない場合
がある。 (ホ)図10に示されるボルト88をコネクタケ−ス4
7からコネクタケ−ス本体42の雌ねじ75に対して差
込み、コネクタケ−ス本体42とコネクタケ−ス47を
連結し締める。この時、可撓部材44は抵抗するがボル
トの締付力に負けてコネクタ42のZ方向の位置調整が
行われ双方コネクタの嵌合が確実なものとなる。
【0009】本発明によるコネクタ嵌合装置の実施の形
態(その)を図13、図14、図15に示す。これ
は、前記実施の形態(その)と同様の位置調整手段を
用いたものであるが、前記コネクタケ−ス本体42の保
持手段を保持枠から保持ブラケットとしたものである。
図13はボディ側コネクタケ−ス51とインストルパネ
ル側コネクタケ−ス57を示す分解斜視図である。コネ
クタケ−ス51はコネクタケ−ス本体52と保持ブラケ
ット53とからなる。コネクタケ−ス51はボディに対
して、保持ブラケット53を介して取付けられる。コネ
クタケ−ス本体52の底面にはコネクタ81の配置され
る配置孔83が複数設けられている。コネクタケ−ス本
体52の保持ブラケット53との嵌合部の内周には複数
のひだで形成された帯状の可撓部材54が設けられてい
る。コネクタケ−ス本体52の中央部には雌ねじ75を
有する座部85が設けられている。ブラケット53は枠
状の形状を有し、ボディに対して取付けられる。ブラケ
ット53はブラケット53´としてもよい。コネクタケ
−ス57はインストルメントパネルに取付けられる。ま
たコネクタケ−ス57にはコネクタの配置される複数の
配置孔が設けられている。コネクタケ−ス57の中央部
にはボルト孔を有する座部(以上図示せず)が設けられ
ている。図14はコネクタケ−ス51とコネクタケ−ス
57の嵌合の途中の状態を示す断面図である。図15は
可撓部材54の詳細を示す断面図である可撓部材54に
ついては前記の可撓部材44と同様のものである。コネ
クタの嵌合方法については前記実施の形態(その)と
同様である。
【0010】前記実施の形態(その1〜)に示される
ボディ側コネクタケ−スはインストルメントパネル側と
して、インストルメントパネル側コネクタケ−スはボデ
ィ側として用いることに何等支障はない。
【0011】なお本発明は、自動車のボディおよびイン
ストルメントパネルのみに限らず、各種電気配線用のコ
ネクタおよびコネクタケ−スとして使用し得ることはも
ちろんであり、また各部材の形状・構造・材質に関して
も図示のものに限定されるものではない。
【0012】コネクタの比較例を図1、図2に示す。図
1はインストルメントパネル72に取り付けらる可動コ
ネクタ1を示す斜視図である。コネクタ1はコネクタハ
ウジング2と受部材3とからなる。コネクタハウジング
2の背面には差込み部材4が設けられている。差込み部
材4の背面の、インストルメントパネル72に取付けら
れた受部材3と対応する位置には一対の可撓部材5が設
けられている。また受部材3は差込み部材4が上方から
差込まれてコネクタハウジング2を保持する形状の一組
の部材でインストルメントパネル72に取付けられてい
る。図2はインストルメントパネル72に取り付けられ
たコネクタ1を示す断面図である。上方から差込まれた
コネクタハウジング2は差込み部材4を介して受部材3
によって保持される。コネクタ1はX方向については受
部材3の図1に示される配置間隔6のコネクタハウジン
グ2に対する余裕により、また、Y方向には受部材3の
保持間隔7の余裕により、Z方向には可撓部材5の撓み
性により可動となっている。このことにより相手方コネ
クタとの嵌合の際にはまずコネクタハウジング2に設け
られたテ−パ8が相手方コネクタに拾われ、双方コネク
タに相対的な位置のずれがあった場合でもコネクタハウ
ジング2が位置調整されて正規の位置に嵌合される。
【0013】コネクタケ−スの比較例(その1)を図
3、図4、図5に示す。図3はボディ71に取付けられ
たコネクタケ−ス11とインストルメントパネル側のコ
ネクタケ−ス17を示す斜視図である。コネクタケ−ス
11はコネクタケ−ス本体12と保持枠13とからな
る。コネクタケ−ス11はボディ71のブラケット73
に対して、保持枠13のフランジ13aを介して取付け
られている。また、保持枠13に収納されたコネクタケ
−ス本体12には複数のコネクタ81が配置されてい
る。コネクタケ−ス17はインストルメントパネルに取
付けられる。図4はコネクタケ−ス11とコネクタケ−
ス17の分解斜視図である。コネクタケ−ス本体12の
底面12aにはコネクタ81の配置される配置孔83が
複数設けられている。また、枠部12bの内側縁部には
テ−パ89が施されている。また枠部12bの外周の底
面側の四角には抜け止め12cが設けられている。コネ
クタケ−ス本体12の中央部にはボルト孔を有する座部
85が設けられている。保持枠13はコネクタケ−ス本
体12が収納される枠状の形状を有し、その内部にはば
ね状の可撓部材14とガイド部材15が設けられてい
る。また、相手方コネクタケ−ス本体17との嵌合する
側の四隅には抜け止め13bが設けられている。また、
保持枠13の外周のボディ側にはフランジ13aが設け
られている。ボルト88は双方コネクタ81、82の嵌
合をより確実とするためのものである。コネクタケ−ス
17はコネクタケ−ス11と嵌合する形状を有し、コネ
クタの配置される配置孔84が複数設けられている。ま
た、コネクタケ−ス17の中央にはボルト88に対する
雌ねじ75の加工された座部86が設けられている。図
5はコネクタケ−ス11とコネクタケ−ス17の嵌合の
途中の状態を示す斜視図である。ここで、コネクタの嵌
合方法について述べる。 (イ)コネクタケ−ス17の配置孔84にコネクタ82
を配置し、インストルメントパネル72にコネクタケ−
ス17を取付ける。 (ロ)ボディ71のブラケット73に保持枠13を取付
ける。 (ハ)コネクタケ−ス本体12の配置孔83にコネクタ
81を配置し、ブラケットの73の上部より保持枠13
内に挿入する。この状態において、コネクタケ−ス本体
12は可撓部材14により保持されている状態でX、Y
方向に可動となっている。また、Z方向には図4に示さ
れる抜け止め13bとガイド部材15の間隔16で移動
可能となっている。 (ニ)インストルメントパネル72をボディ71に取付
ける。この際、コネクタケ−ス12のテ−パ89がコネ
クタケ−ス17を拾い、コネクタケ−ス本体12がコネ
クタケ−ス17に対するX、Y方向のずれに対して位置
調整されて双方コネクタ81、82が嵌合される。この
とき双方コネクタ81、82はZ方向には十分嵌合され
ていない場合がある。 (ホ)図4に示されるボルト88をコネクタケ−ス本体
12からコネクタケ−ス17の雌ねじ75に対して差込
み、コネクタケ−ス本体12とコネクタケ−ス17を連
結し締める。これによってZ方向の位置調整が行われ双
方コネクタの嵌合が確実なものとなる。
【0014】コネクタケ−スの比較例(その2)を図
6、図7に示す。図6はボディ側コネクタケ−ス21と
インストルメントパネル側コネクタケ−ス27を示す分
解斜視図である。コネクタケ−ス21の底面21aには
コネクタ81の配置される配置孔83が複数設けられて
いる。また、枠部21bの内側縁部にはテ−パ89が施
されている。また枠部21bの四角にはボルト孔76が
設けられている。コネクタケ−ス本体21の中央部には
ボルト孔を有する座部85が設けられている。ボルト8
8は双方コネクタの嵌合をより確実とするためのもので
ある。コネクタケ−ス27はコネクタケ−ス21と嵌合
する形状を有し、コネクタの配置孔84が複数設けられ
ている。また、コネクタケ−ス27の中央にはボルト8
8に対する雌ねじ75の加工された座部86が設けられ
ている。図7はボディ71に取付けられたコネクタケ−
ス21とインストルメントパネル72に取付けられたコ
ネクタケ−ス27の断面図である。コネクタケ−ス21
は四隅のボルト孔76に差込まれたボルト77によって
ボディ71に取付けられている。また、コネクタケ−ス
21とボディ71の間のボルト77の部分にはスプリン
グ78が卷装されている。ここで、コネクタの嵌合方法
について述べる。 (イ)コネクタケ−ス27の配置孔84にコネクタを配
置し、インストルメントパネル72にコネクタケ−ス2
7を取付ける。 (ロ)コネクタケ−ス21の配置孔83にコネクタ81
を配置し、コネクタケ−ス21の四隅のボルト孔76に
スプリング78の卷装されたボルト77を差込み、ナッ
トを介してボディ71に取付ける。この状態において、
コネクタケ−ス21はボルト77に保持されている状態
でボルト孔76の径の余裕によりX、Y方向に可動とな
っている。また、Z方向にはスプリング78によってそ
の伸縮量の範囲において移動可能となっている。 (ハ)インストルメントパネル72をボディ71に取付
ける。この際、コネクタケ−ス21のテ−パ89がコネ
クタケ−ス27を拾い、コネクタケ−ス21がコネクタ
ケ−ス27に対するX、Y方向のずれに対して位置調整
されて双方コネクタが嵌合される。このとき双方コネク
タはZ方向には十分嵌合されていない場合がある。 (ニ)図6に示されるボルト88をコネクタケ−ス21
からコネクタケ−ス27の雌ねじ75に対して差込み、
コネクタケ−ス21とコネクタケ−ス27を連結し締め
る。これによってZ方向の位置調整が行われ双方コネク
タの嵌合が確実なものとなる。
【0015】
【発明の効果】本発明を使用することにより、 (イ)コネクタが相手方コネクタに対してX、Y方向だ
けではなくZ方向にも可動となり、双方コネクタの取付
け位置に相対的なずれがあった場合でも双方コネクタが
正規の位置で円滑にかつ確実に嵌合するようになる。 (ロ)コネクタケ−スがX、Y方向のガイド機能だけで
はなくコネクタケ−ス本体がX、Y、Z方向のいずれの
方向にも可動となり、双方コネクタケ−スの取付け位置
のX、Y方向に相対的なずれがあった場合でも、双方コ
ネクタケ−スに固定されたコネクタが正規の位置に位置
調整され、コネクタがZ方向に完全に嵌合されていない
場合でもボルトにより双方コネクタケ−スを連結し締め
ることにより双方コネクタがで円滑にかつ確実に嵌合す
るようになる。などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】コネクタの比較例を示した図
【図2】コネクタの比較例を示した図
【図3】コネクタケースの比較例(その1)を示した図
【図4】コネクタケースの比較例(その1)を示した図
【図5】コネクタケースの比較例(その1)を示した図
【図6】コネクタケースの比較例(その2)を示した図
【図7】コネクタケースの比較例(その2)を示した図
【図8】本発明によるコネクタ嵌合装置の実施の形態
(その)を示した図
【図9】本発明によるコネクタ嵌合装置の実施の形態
(その)を示した図
【図10】本発明によるコネクタ嵌合装置の実施の形態
(その)を示した図
【図11】本発明によるコネクタ嵌合装置の実施の形態
(その)を示した図
【図12】本発明によるコネクタ嵌合装置の実施の形態
(その)を示した図
【図13】本発明によるコネクタ嵌合装置の実施の形態
(その)を示した図
【図14】本発明によるコネクタ嵌合装置の実施の形態
(その)を示した図
【図15】本発明によるコネクタ嵌合装置の実施の形態
(その)を示した図
【図16】従来例の説明図
【図17】従来例の説明図
【符号の説明】
1 コネクタ 2 コネクタハウジング 3 受部材 4 差込み部材 5 可撓部材 6、7 間隔 8 テ−パ 11、21、31、41、51 コネクタケ−ス 12、42、52 コネクタケ−ス本体 12a、21a 底面 12b、21b 枠部 12c 抜止め 13、43 保持枠 13a、43a フランジ 13b 抜止め 14、44、54 可撓部材 15 ガイド部材 16 間隔 17、27、37、47、57 コネクタケ−ス 34 可撓ピン 34a 弾性部材 34b 支持部 35 受金具 45 ガイド溝 48 ガイド突起 53、53´ 保持ブラケット 61、69、69´ コネクタ 62 ばね部材 63 フランジ部 64 開口部 65 溝 66、67 コネクタケ−ス 68 ガイド爪 71 ボディ 72 インストルメントパネル 73 ブラケット 75 雌ねじ 76 ボルト孔 77、88 ボルト 78 スプリング 81、82 コネクタ 83、84 配置孔 85、86 座部 89 テ−パ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−35882(JP,A) 特開 平6−52930(JP,A) 特開 平6−176816(JP,A) 特開 平7−135051(JP,A) 特開 平7−282922(JP,A) 実開 平7−43729(JP,U) 実開 平5−94967(JP,U) 実開 平5−31158(JP,U) 実開 平5−31163(JP,U) 実開 平5−87846(JP,U) 実公 平6−19150(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/64 H01R 13/631

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コネクタ端子を有し、三次元方向に伸縮可
    能な弾性部材によって固定部材上に支持された可動コネ
    クターケースと、 前記コネクタ端子の嵌合相手となるコネクタ端子を有
    し、被固定部材上に取付けられた固定コネクターケース
    と、 を備えることを特徴とするコネクタ嵌合装置。
  2. 【請求項2】コネクタ端子を有し、可撓性の複数のひだ
    を有する可動コネクターケースと、固定部材上に取付け
    られた保持部材と、 前記コネクタ端子の嵌合相手となるコネクタ端子を有
    し、被固定部材上に取付けられた固定コネクターケース
    とを備え、 前記可撓性のひだを前記保持部材に押し付けることによ
    って、可動コネクターが保持されることを特徴とするコ
    ネクタ嵌合装置。
  3. 【請求項3】コネクタ端子を有し、外壁に可撓性の複数
    のひだを有する可動コネクターケースと、 固定部材上に取付けられ、内径寸法が前記可動コネクタ
    ケース本体外径より大きく、前記ひだを含めた外径より
    も小さい保持枠と、 前記コネクタ端子の嵌合相手となるコネクタ端子を有
    し、被固定部材上に取付けられた固定コネクターケース
    とを備え、 前記可動コネクターが前記保持枠に挿入され、保持され
    ることを特徴とするコネクタ嵌合装置。
  4. 【請求項4】固定部材上に取付けられた保持ブラケット
    と、 コネクタ端子を有し、前記保持ブラケットが挿入される
    溝が形成され、その溝の内部に対向する可撓性の複数の
    ひだを有する可動コネクターケースと、 前記コネクタ端子の嵌合相手となるコネクタ端子を有
    し、被固定部材上に取付けられた固定コネクターケース
    とを備え、 前記対向するひだの間隔が前記保持ブラケットの厚さよ
    りも小さく、前記可動コネクターが前記保持ブラケット
    に挿入され、保持されることを特徴とするコネクタ嵌合
    装置。
  5. 【請求項5】前記ひだの根元から先端への方向が前記可
    動コネクタケースの挿入方向に対して順方向とされるこ
    とを特徴とする請求項3または請求項4に記載のコネク
    タ嵌合装置。
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