JP3145289B2 - コネクタの接続方法及び接続構造 - Google Patents

コネクタの接続方法及び接続構造

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JP3145289B2 JP32177195A JP32177195A JP3145289B2 JP 3145289 B2 JP3145289 B2 JP 3145289B2 JP 32177195 A JP32177195 A JP 32177195A JP 32177195 A JP32177195 A JP 32177195A JP 3145289 B2 JP3145289 B2 JP 3145289B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気ユニット同士
の電気的接続に用いられるコネクタの接続方法及び接続
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気ユニット同士の電気的接続
(例えば車両のダッシュボードとインストゥルメントパ
ネルとの電気的接続)には、コネクタが用いられる。例
えば、相互連結される第1のユニットと第2のユニット
とがある場合、第1のユニットに第1のコネクタが、第
2のユニットに第2のコネクタがそれぞれ設けられ、コ
ネクタ同士の結合によって、両ユニット間の電気的接続
がなされる。
【0003】ここで、上記コネクタ同士を結合する方法
としては、次の2つに大別される。
【0004】A)予め第1のユニットに第1のコネクタ
を固定し、第2のユニットに第2のコネクタを固定して
おき、両ユニット同士が連結される際に、両コネクタの
ハウジング同士が嵌合するように、第1のユニットに対
する第1のコネクタの固定位置、及び第2のユニットに
対する第2のコネクタの固定位置を設定する。
【0005】B)第1のユニットに第1のコネクタを固
定する一方、第2のユニットからは電線を介して第2の
コネクタをぶら下げておき、まず両ユニット同士の連結
を行ってから、上記第2のコネクタを第1のコネクタに
接続する。
【0006】しかし、A)の方法では、各ユニットに対
するコネクタの取付位置に少しでも誤差があると、コネ
クタ同士の接続が不能となるおそれがある。また、コネ
クタがユニットに対して正確な位置に取付けられていて
も、実際に両コネクタのハウジング同士をうまく嵌合さ
せながら第1のユニットと第2のユニットとを連結する
といった作業は非常に難しい。従って、両ハウジングが
うまく嵌合していないにも関わらず強引に両ユニットの
連結作業が行われる等して、コネクタハウジングが破損
に至るおそれがある。
【0007】一方、B)の方法では、第2のユニットを
第1のユニットに連結する前の段階で、この第2のユニ
ットから第2のコネクタが電線を介してぶら下がった状
態にあるので、組立ラインで上記電線に物が引掛かる等
してこの電線に過大な張力が作用し、断線や端子抜けと
いったトラブルを引き起こすおそれがある。また、ユニ
ット同士の連結が終了した段階で、第2のコネクタは第
1のコネクタから大きく離れた位置にあるので、この第
2のコネクタを探し出してから第1のコネクタに接続す
るという作業が必要であり、非常に面倒である。
【0008】そこで従来は、一方のユニットにはコネク
タを通常通り固定する一方、他方のユニットにはこのユ
ニットに対してコネクタ接続方向と直交する方向に変位
可能にコネクタを取付けるようにした構造が、知られて
いる(例えば実開昭64−27982号公報参照)。こ
の種の構造の概略を図10(a)に示す。図において、
第1のユニットU1には、雌型ハウジングをもつコネク
タC1が完全に固定される一方、第2のユニットC2に
は、雄型ハウジングをもつ第2のコネクタC2がコネク
タ接続方向(図では上下方向)と直交する方向に変位可
能に取付けられている。具体的には、上記第2のコネク
タC2のハウジングのつけ根に鍔部90が形成され、第
2のユニットU2に上記鍔部90を押える押え片92が
形成されている。さらに、この押え片92の内側にバネ
94が挿入され、このバネ94の弾発力によってコネク
タC2が所定位置に保持されている。
【0009】この構造によれば、第1のユニットC1に
おける第1のコネクタC1の固定位置、もしくは第2の
ユニットC2における第2のコネクタC2の保持位置に
多少誤差があっても、バネ94の弾発力に抗する第2の
コネクタC2の変位によって上記誤差を吸収することが
できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記構造の場合、第1
のコネクタC1のハウジング内への第2のコネクタC2
のハウジングの嵌入途中で、両ユニットU1,U2同士
が誤って相対的に少しでも傾けられると、第2のコネク
タC2及びこれを保持している押え片92に大きな曲げ
モーメントが作用し、上記鍔部90もしくは押え部92
を破損してしまうおそれがある(図10(b)のA部参
照)。
【0011】なお、特開平5−54933号公報には、
両コネクタの端子を保護すべく、両ユニット同士が連結
された状態で、コネクタハウジング同士は嵌合するが両
端子同士は嵌合されないようにし、ユニット連結が完全
に終了した状態で回動操作することによりはじめて両端
子同士が嵌合されるように構成したコネクタ接続構造が
示されているが、この構造では両端子の保護は確実にな
されるものの、コネクタハウジングの保護はなされてお
らず、依然として、両ユニット同士の連結の際にはコネ
クタハウジングが破損に至るおそれがある。
【0012】本発明は、このような事情に鑑み、ユニッ
ト同士の連結の際にコネクタハウジングを確実に保護
し、かつユニット連結終了後に両コネクタを容易且つ確
実に接続できるコネクタの接続方法及び接続構造を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、第1のユニットに固定された
第1のコネクタと、上記第1のユニットに連結される第
2のユニット側に設けられた第2のコネクタとを接続す
るためのコネクタの接続方法において、一方のコネクタ
にねじ部材を固定し、他方のコネクタに上記ねじ部材と
螺合可能でかつ外部から回転操作される回転操作部を有
するねじ部材を回転可能でかつ軸方向の移動が規制され
た状態で取付け、上記第1のユニットと第2のユニット
とが連結された状態で上記第2のユニットに仮係止され
ている第2のコネクタのハウジング及びねじ部材と第1
のコネクタのハウジング及びねじ部材とが相対向して離
間するように上記第1のユニットにおける第1のコネク
タの固定位置及び第2のユニットにおける第2のコネク
タの仮係止位置を設定しておき、両ユニット同士を連結
した後、上記第2のコネクタの仮係止を解除し、両コネ
クタのねじ部材同士を螺合しながら両コネクタのハウジ
ング同士を嵌合するものである。
【0014】また本発明は、第1のユニットに固定され
た第1のコネクタと、上記第1のユニットに連結される
第2のユニット側に設けられた第2のコネクタとを接続
するためのコネクタの接続構造において、一方のコネク
タのハウジングを他方のコネクタに向かって開口する雌
型ハウジングとし、他方のコネクタのハウジングを上記
雌型ハウジング内に嵌入される雄型ハウジングとし、上
記雌型ハウジングの開口部周縁に入口に向かうに従って
広がる案内用テーパー面を形成し、上記第2のユニット
に上記第2のコネクタを係脱可能に仮係止する仮係止部
を設けるとともに、一方のコネクタにねじ部材を固定
し、他方のコネクタに上記ねじ部材と螺合可能でかつ外
部から回転操作される回転操作部を有するねじ部材を回
転可能でかつ軸方向の移動が規制された状態で取付け、
上記第1のユニットと第2のユニットとが連結された状
態で上記第2のユニットに仮係止されている第2のコネ
クタのハウジング及びねじ部材と第1のコネクタのハウ
ジング及びねじ部材とが相対向して離間するように上記
第1のユニットにおける第1のコネクタの固定位置及び
第2のユニットにおける第2のコネクタの仮係止位置を
設定し、この第2のコネクタの仮係止が解除された状態
で上記ねじ部材同士が螺合されるのに伴って上記雌型ハ
ウジングが上記雄型ハウジング内に嵌合されるように構
成したものである。
【0015】以上の構成では、第1のユニットと第2の
ユニットとを連結した直後の状態では、第1のコネクタ
及びそのねじ部材と第2のコネクタ及びそのねじ部材と
が互いに対向しながら離間するようにしているので、こ
のユニット連結時に両ハウジングが破損することを確実
に回避できる。その後、第2のコネクタに設けられたね
じ部材の回転操作部を押圧する等して上記第2のコネク
タの仮係止を解除し、この第2のコネクタ側のねじ部材
を回転操作して第1のコネクタ側のねじ部材と螺合させ
ながら両コネクタのハウジング同士を嵌合することによ
り、両コネクタ同士を確実に接続できる。
【0016】より具体的に、一方のねじ部材を先端部に
縮径方向のテーパー面が形成されたボルトとし、他方の
ねじ部材を、上記一方のねじ部材に向かって開口しかつ
その開口周縁部に当該開口端に向かうに従って拡径する
方向のテーパー面が形成されたねじ穴をもつナットとし
たものによれば、両ユニット連結後、上記ナット内にボ
ルトを螺合、挿入することにより、両コネクタのハウジ
ング同士を嵌合、固定することができる。しかも、ボル
トの先端及びナットのねじ穴開口周縁部にテーパー面を
形成しているので、ボルトとナットの位置が多少ずれて
いても、ねじ穴内へのボルトの挿入作業を円滑にでき
る。
【0017】この構造では、両ユニットが連結された状
態で両コネクタ同士の接触を確実に防止すべく、両コネ
クタ間の離間寸法は大きく設定することが好ましいが、
当該離間寸法をあまり大きく設定すると、第2のコネク
タの仮係止を外した段階でこの第2のコネクタの位置が
第1のコネクタと嵌合可能な位置から大きく外れ、当該
嵌合が難しくなるおそれがある。しかし、上記仮係止部
に、この仮係止部による第2のコネクタの仮係止位置か
ら当該第2のコネクタ側に設けられたねじ部材のテーパ
ー面が上記第1のコネクタ側に設けられたねじ部材のテ
ーパー面に捕捉される位置まで第2のコネクタを案内す
る案内部を設けるようにすれば、両コネクタ同士の離間
寸法を大きく設定しても、第2のコネクタの仮係止を外
した状態で、この第2のコネクタ側のねじ部材のテーパ
ー面が第1のコネクタ側のねじ部材のテーパー面に捕捉
される位置まで第2のコネクタが案内されるため、その
後のコネクタ嵌合を支障なく行うことができる。
【0018】なお、上記の「第2のコネクタ側に設けら
れたねじ部材のテーパー面が上記第1のコネクタ側に設
けられたねじ部材のテーパー面に捕捉される位置」と
は、第2のコネクタ側のテーパー面と第1のコネクタ側
のテーパー面とが当接し得る状態にあって、この当接に
より第2のコネクタの動きが拘束されるような位置を意
味するものとする。
【0019】上記案内部は、上記第2のコネクタが第1
のコネクタに完全に嵌合された状態でもこの第2のコネ
クタと接触する可能性のある位置に設けてもよい。上記
案内部をゴム等の弾性材で形成すれば、振動等によって
上記案内部と第2のコネクタとが小刻みに当っても異音
発生といった不都合は殆ど生じない。また、案内部と第
2のコネクタのハウジングとの間にクリアランスを設け
る必要がなくなり、より確実な案内ができる。
【0020】本発明では、上記仮係止部の構造も特に問
わず、仮係止突起同士の係合や、粘着テープを用いた仮
止めによっても、上記第2のコネクタを第2のユニット
側に仮係止することが可能である。ただし、上記第1の
コネクタに向かって開口し、その開口から上記第2のコ
ネクタが挿入される仮係止枠を上記第2のユニットに設
けるとともに、この仮係止枠の内側面に保持弾性材を固
定し、この保持弾性材に上記第2のコネクタを仮係止す
る係合部を形成すれば、この係合部と第2のコネクタと
の係合によって簡単に第2のコネクタを仮係止できる。
しかも、この仮係止状態では、上記保持弾性材の弾性変
形によって第2のコネクタの微小変位を許容できるた
め、この第2のコネクタのコネクタハウジングと第1の
コネクタのコネクタハウジングとを嵌合する作業がより
円滑化される。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図8に基づいて説明する。なお、この実施の形態で
は、車体のダッシュボード10が本願発明の第1のユニ
ットに相当し、インストゥルメントパネル12が第2の
ユニットに相当するものを説明するが、本発明はこれに
限らず、インストゥルメントパネル12を第1のユニッ
ト、ダッシュボード10を第2のユニットとしてもよ
い。また、これらダッシュボード10及びインストゥル
メントパネル12に限らず、相互に連結されるユニット
同士の電気的接続について本発明を適用することができ
る。
【0022】図6において、上記ダッシュボード10の
適所にはねじ穴14が設けられている。インストゥルメ
ントパネル12において各ねじ穴14に対応する位置に
はボルト挿通穴16が設けられており、各ボルト挿通穴
16に図略のボルトを挿通して各ねじ穴14に螺合、挿
入することにより、ダッシュボード10にインストゥル
メントパネル12を固定できるようになっている。そし
て、ダッシュボード10には第1のコネクタC1が、イ
ンストゥルメントパネル12には第2のコネクタC2が
それぞれ設けられ、両コネクタC1,C2を通じてダッ
シュボード10とインストゥルメントパネル12との電
気的接続が行われるようになっている。
【0023】両コネクタC1,C2の構造を図1〜図5
に示す。
【0024】インストゥルメントパネル12において上
記ダッシュボード10に対向する面には、第2のコネク
タC2を仮係止するための仮係止枠(仮係止部)20が
ダッシュボード10側に向けて突設されている。
【0025】この仮係止枠20は、その内側に矩形状の
開口を有し、この開口の入口部分の左右複数個所には案
内突起22が中央に向けて突設され、各案内突起22に
は、ダッシュボード10側に向かうに従って(図5では
手前に向かうに従って)広がる方向のテーパー面22a
が形成されている。この仮係止枠20の奥の四隅には、
ゴム等の弾性材により中空状に形成された保持弾性材2
4が固定され、各保持弾性材24の奥部に係止凹部(係
合部)24aが形成されている。また、仮係止枠20の
背壁(図1〜図4では右側壁)には貫通穴25が形成さ
れ、インストゥルメントパネル12にも上記貫通穴25
と連なる図略の貫通穴が形成されている。
【0026】この実施の形態では、第2のコネクタC2
のハウジングは雄型ハウジングとされ、その中央部に略
円筒状のナット26が回転可能に保持されており、この
ナット26は止め輪28によって軸方向の移動が規制さ
れた状態となっている。
【0027】なお、このナット26は第2のコネクタC
2に対して完全に軸方向に移動不能となっていなくても
よく、このナット26と後述のボルト39との螺合に伴
ってコネクタC1,C2のコネクタハウジング同士の嵌
合が進行する程度に上記移動が規制されていればよく、
第2のコネクタC2に対してナット26が軸方向に若干
相対移動可能となっていてもよい。
【0028】このナット26の中央部には、第1のコネ
クタC1側に向かって開口するねじ穴30が形成され、
このねじ穴30の開口周縁部には、その開口端に向かう
に従って(図1〜図4では左方に向かうに従って)拡径
するテーパー面31が形成されている。ナット26の後
端部には、鍔部32と回転操作部29とが形成され、回
転操作部29は、図略のインパクトレンチ等で回転操作
できるように異形断面状に形成されている。
【0029】上記第2のコネクタC2のハウジングの後
端(図1〜図4では右端)には側方に被係止突起23が
形成され、この被係止突起23が上記保持弾性材24の
係止凹部24a内に嵌入されることにより、この第2の
コネクタC2が仮係止枠20に仮係止されるようになっ
ている。また、この第2のコネクタC2のハウジングの
前端部側面には被案内突起33が側方に突設され、この
被案内突起33の外側端面が上記案内突起22の内側端
面と当接することにより、この第2のコネクタC2がま
っすぐ第1のコネクタC1に向かう方向に案内されるよ
うになっている。
【0030】一方、第1のコネクタC1は、ダッシュボ
ード10にボルト等によって完全に固定されており、そ
の固定位置は、上記ダッシュボード10にインストゥル
メントパネル12が取付けられた状態で、間に所定の離
間寸法d1をおいて上記第2のコネクタC2と相対向す
る位置に設定されている。
【0031】この第1のコネクタC1のハウジングは、
中央にハウジング嵌入凹部34をもつ雌型ハウジングと
され、このハウジング嵌入凹部34内に上記第2のコネ
クタC2のハウジングが嵌入することにより、両コネク
タC1,C2のコネクタ端子(図示せず)同士が接続さ
れるようになっている。
【0032】上記ハウジング嵌入凹部34の入口部分に
は、上記第2のコネクタC2に向かうに従って(図1〜
図4では右方に向かうに従って)広がるテーパー面38
が形成されている。また、第1のコネクタC1のハウジ
ングにおいて、上記第2のコネクタC2に保持されたナ
ット26のねじ穴30に対応する位置には、このねじ穴
30内に螺合、挿入可能なボルト39が固定されてお
り、このボルト39の先端部には、先端に向かうに従っ
て縮径するテーパー面39aが形成されている。
【0033】ここで、上記離間寸法d1は、図2のよう
に案内突起22による第2のコネクタC2の案内が終了
した位置で、ボルト34のテーパー面39aとナット2
6のテーパー面31とが接触寸前となるような寸法に設
定されている。
【0034】また、第1のコネクタC1のハウジングに
は、そのハウジング嵌入凹部34内に上記第2のコネク
タC2のコネクタハウジングが嵌入される際に上記被案
内突起33を当該嵌入方向に導く案内溝40が形成され
ている。
【0035】次に、この構造による第1のコネクタC1
と第2のコネクタC2との接続方法を説明する。
【0036】まず、図6に示すダッシュボード10のね
じ穴14にインストゥルメントパネル12のボルト挿通
穴16を合わせ、このボルト挿通穴16を通じて上記ね
じ穴14に図略の取付用ボルトを螺合、挿入することに
より、インストゥルメントパネル12をダッシュボード
10に固定する。この段階では、第2のコネクタC2の
ハウジングが第1のコネクタC1のハウジングから離間
していて未だ接触しない。よって、両ハウジング同士の
当接による破損は確実に回避される。
【0037】この状態から、工具を用いる等して回転操
作部29を押圧し、被係止突起23と係止凹部24aと
の係合を強制的に解除して(すなわち仮係止を解除し
て)第2のコネクタC2を第1のコネクタC1に向けて
押し出す。
【0038】ここで、図2に示すようにナット26のテ
ーパー面31がボルト39のテーパー面39aと接触寸
前となるまでの間は、被案内突起33が案内突起22と
接触して第2のコネクタC2が第1のコネクタC1に向
かう方向に案内されるので、上記仮係止を解除した段階
で第2のコネクタC2の位置が左右に大きくずれてボル
ト39がねじ穴30内に挿入不能となることが防がれ
る。換言すれば、上記案内突起22によって、ボルト3
9の先端部がナット26のねじ穴30内に侵入する位置
まで第2のコネクタC2が確実に案内される。
【0039】この図2の状態から、工具を用いて上記ナ
ット26を回転操作することにより、図3に示すように
ボルト39とナット26との螺合が進行し、この螺合の
進行に伴って第2のコネクタC2のハウジング40を第
1のコネクタC1のハウジング嵌入凹部34内に次第に
嵌入されることとなり、最終的に図4に示されるように
両コネクタC1,C2同士の結合が完了する。
【0040】従って、この実施形態では、ダッシュボー
ド10とインストゥルメントパネル12との連結時には
両コネクタC1,C2のハウジングを確実に保護でき、
しかも、ダッシュボード10とインストゥルメントパネ
ル12との連結完了後は、回転操作部29を押圧してね
じ穴30内にボルト39の先端部を侵入させ、この状態
から回転操作部29を回すだけの簡単な操作で、両コネ
クタC1,C2同士を確実に接続できる。
【0041】また、上記第2のコネクタC2は、保持弾
性材24と接触している段階でこの保持弾性材24の弾
性変形分だけ仮係止枠20に対して相対変位可能である
ので、この相対変位により、ナット26内へのボルト3
9の螺合、挿入操作をより円滑に行うことが可能となっ
ている。
【0042】なお、図1に示す離間寸法d1は最小許容
寸法であって、これよりも大きく離間寸法を設定しても
よい。ただし、この離間寸法をあまり大きく設定する
と、案内突起22による案内が終了してもまだテーパー
面31がテーパー面39aに到達せず、第2のコネクタ
C2の位置が大きくずれるおそれがあるので、この離間
寸法は、図7(a)に示すような離間寸法d2、すなわ
ち同図(b)に示すように上記案内突起22による案内
が終了した段階でテーパー面31がテーパー面39aに
捕捉され得る寸法以下に設定することが、より好まし
い。
【0043】また、第2の実施の形態として図8に示す
ように、両コネクタC1,C2同士が完全に嵌合された
状態でもこの第2のコネクタの一部の表面と上記案内突
起22とが接触する可能性のある位置に案内突起22を
設けても良い。この場合、上記案内突起22をゴム等の
弾性材で形成することにより、振動等によって上記案内
部と第2のコネクタC2とが小刻みに当っても異音発生
といった不都合を回避でき、また案内突起22と第2の
コネクタC2との間に特にクリアランスを設ける必要が
無くなり、より確実な案内ができる利点が得られる。
【0044】第3の実施の形態を図9に示す。
【0045】ここでは、第1のコネクタC1側に筒状の
ナット26が一体に形成され、このナット26の中央に
ねじ穴39が貫設される一方、第2のコネクタC2の中
央部にボルト39が回転可能に保持され、その後端に鍔
部32及び回転操作部29が形成されている。この構造
においても、ボルト39とナット26との螺合とによっ
て両コネクタC1,C2を確実に結合でき、また、ボル
ト39及びナット26にそれぞれテーパー面39a,3
1を形成することにより、上記螺合の操作を円滑に行う
ことができる。
【0046】本発明は、以上の実施形態の他、次のよう
な形態をとることも可能である。
【0047】(1) 上記各実施形態では、第1のコネクタ
C1のハウジングが雌型ハウジング、第2のコネクタC
2のハウジングが雄型ハウジングとなっているが、本発
明では、第1のコネクタC1のハウジングを雄型ハウジ
ング、第2のコネクタC2のハウジングを雌型ハウジン
グとしてもよい。
【0048】(2) 上記実施例では、仮係止部としてイン
ストゥルメントパネル12に仮係止枠20を一体成形し
たものを示したが、本発明において第2のコネクタC2
を仮係止する手段は問わず、例えば第2のコネクタC2
を第2のユニットに両面テープ等で貼着して仮係止部と
してもよい。この場合、上記両面テープ等の粘着力は、
回動操作部29の押圧によって容易に剥がれる程度に設
定すればよい。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明は、第1のユニット
に第1のコネクタを固定し、上記第1のユニットに連結
される第2のユニットに第2のコネクタを仮係止すると
ともに、各コネクタに互いに螺合するねじ部材を設け、
両ユニットが連結された状態で両コネクタ同士及び両ね
じ部材同士が離間するように第2のコネクタの仮係止位
置を設定しておき、上記ねじ部材同士の螺合に伴って上
記雌型ハウジングを上記雄型ハウジング内に嵌合するよ
うにしたものであるので、両ユニットの連結作業時には
両コネクタのハウジングを確実に保護しながら、ユニッ
ト連結終了後にはねじ部材同士の螺合によって両コネク
タを容易且つ確実に接続できる効果がある。
【0050】より具体的に、一方のねじ部材を、先端部
に縮径方向のテーパー面が形成されたボルトとし、他方
のねじ部材を、上記一方のねじ部材に向かって開口しか
つその開口周縁部に当該開口端に向かうに従って拡径す
る方向のテーパー面が形成されたねじ穴をもつナットと
したものによれば、両ユニット連結後、上記ナット内に
ボルトを螺合、挿入することにより、両コネクタのハウ
ジング同士を嵌合、固定することができる。しかも、ボ
ルトの先端及びナットのねじ穴開口周縁部にテーパー面
を形成しているので、ねじ穴内へのボルトの挿入作業を
より円滑にできる効果が得られる。
【0051】さらに、上記仮係止部に、この仮係止部に
よる第2のコネクタの仮係止位置から当該第2のコネク
タ側に設けられたねじ部材のテーパー面が上記第1のコ
ネクタ側に設けられたねじ部材のテーパー面に捕捉され
る位置まで第2のコネクタを案内する案内部を設けれ
ば、両コネクタ同士の離間寸法を比較的大きく設定して
も、第2のコネクタの仮係止を外した状態で、この第2
のコネクタ側のねじ部材のテーパー面が第1のコネクタ
側のねじ部材のテーパー面に捕捉される位置まで第2の
コネクタを確実に案内でき、両コネクタ同士を良好に結
合できる効果が得られる。
【0052】ここで、上記案内部を、上記第2のコネク
タが第1のコネクタに完全に嵌合された状態でもこの第
2のコネクタと接触する可能性のある位置に設ける場
合、上記案内部をゴム等の弾性材で形成すれば、振動に
よって上記案内部と第2のコネクタとが小刻みに当るこ
とによる異音発生を回避でき、また案内部と第2のコネ
クタとのクリアランスをなくしてより確実な案内ができ
る効果が得られる。
【0053】また、上記仮係止部として、上記第1のコ
ネクタに向かって開口し、その開口から上記第2のコネ
クタが挿入される仮係止枠を上記第2のユニットに設け
るとともに、この仮係止枠の内側面に保持弾性材を固定
し、この保持弾性材に上記第2のコネクタを仮係止する
係合部を形成すれば、この係合部と第2のコネクタとの
係合によって簡単に第2のコネクタを仮係止でき、また
仮係止状態においても、上記保持弾性材の弾性変形によ
って第2のコネクタを微小変位させることにより、両ね
じ部材同士の螺合作業、換言すれば両コネクタのコネク
タハウジング同士の嵌合作業をより円滑にできる効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の態様においてダッシュボ
ードにインストゥルメントパネルを取付けた直後の第1
のコネクタと第2のコネクタとの位置関係を示す断面図
である。
【図2】上記第1のコネクタのボルト先端部が第2のコ
ネクタのナットのねじ穴内に臨んでいる様子を示す断面
平面図である。
【図3】上記ボルトとナットとを螺合している様子を示
す断面平面図である。
【図4】上記両コネクタのコネクタハウジング同士の嵌
合が終了した状態を示す断面平面図である。
【図5】上記両コネクタの外観を示す斜視図である。
【図6】上記ダッシュボード及びインストゥルメントパ
ネルの斜視図である。
【図7】(a)は上記第1の実施の態様にかかる構造よ
りもコネクタ同士の離間寸法を大きくした構造において
ダッシュボードにインストゥルメントパネルを取付けた
直後の両コネクタの位置関係を示す断面平面図、(b)
は同構造において第1のコネクタのボルト先端部が第2
のコネクタのナットのねじ穴内に臨んでいる様子を示す
断面平面図である。
【図8】本発明の第2の実施の態様を示す断面平面図で
ある。
【図9】本発明の第3の実施の態様を示す断面平面図で
ある。
【図10】(a)は従来のコネクタの連結構造を示す断
面図、(b)は同構造において第2のコネクタに曲げモ
ーメントが加えられた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ダッシュボード(第1のユニット) 12 インストゥルメントパネル(第2のユニット) 20 仮係止枠(仮係止部) 22 案内突起 24 保持弾性材 24a 係止凹部(係合部) 26 ナット 30 ねじ穴 31 ねじ穴のテーパー面 34 ハウジング嵌入凹部 39 ボルト 39a ボルトのテーパー面 C1 第1のコネクタ C2 第2のコネクタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−276695(JP,A) 実開 平2−145780(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/56 - 13/72

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のユニットに固定された第1のコネ
    クタと、上記第1のユニットに連結される第2のユニッ
    ト側に設けられた第2のコネクタとを接続するためのコ
    ネクタの接続方法において、一方のコネクタにねじ部材
    を固定し、他方のコネクタに上記ねじ部材と螺合可能で
    かつ外部から回転操作される回転操作部を有するねじ部
    材を回転可能でかつ軸方向の移動が規制された状態で取
    付け、上記第1のユニットと第2のユニットとが連結さ
    れた状態で上記第2のユニットに仮係止されている第2
    のコネクタのハウジング及びねじ部材と第1のコネクタ
    のハウジング及びねじ部材とが相対向して離間するよう
    に上記第1のユニットにおける第1のコネクタの固定位
    置及び第2のユニットにおける第2のコネクタの仮係止
    位置を設定しておき、両ユニット同士を連結した後、上
    記第2のコネクタの仮係止を解除し、両コネクタのねじ
    部材同士を螺合しながら両コネクタのハウジング同士を
    嵌合することを特徴とするコネクタの接続方法。
  2. 【請求項2】 第1のユニットに固定された第1のコネ
    クタと、上記第1のユニットに連結される第2のユニッ
    ト側に設けられた第2のコネクタとを接続するためのコ
    ネクタの接続構造において、一方のコネクタのハウジン
    グを他方のコネクタに向かって開口する雌型ハウジング
    とし、他方のコネクタのハウジングを上記雌型ハウジン
    グ内に嵌入される雄型ハウジングとし、上記雌型ハウジ
    ングの開口部周縁に入口に向かうに従って広がる案内用
    テーパー面を形成し、上記第2のユニットに上記第2の
    コネクタを係脱可能に仮係止する仮係止部を設けるとと
    もに、一方のコネクタにねじ部材を固定し、他方のコネ
    クタに上記ねじ部材と螺合可能でかつ外部から回転操作
    される回転操作部を有するねじ部材を回転可能でかつ軸
    方向の移動が規制された状態で取付け、上記第1のユニ
    ットと第2のユニットとが連結された状態で上記第2の
    ユニットに仮係止されている第2のコネクタのハウジン
    グ及びねじ部材と第1のコネクタのハウジング及びねじ
    部材とが相対向して離間するように上記第1のユニット
    における第1のコネクタの固定位置及び第2のユニット
    における第2のコネクタの仮係止位置を設定し、この第
    2のコネクタの仮係止が解除された状態で上記ねじ部材
    同士が螺合されるのに伴って上記雌型ハウジングが上記
    雄型ハウジング内に嵌合されるように構成したことを特
    徴とするコネクタの接続構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコネクタの接続構造にお
    いて、一方のねじ部材を先端に向かうに従って縮径する
    テーパー面が先端部に形成されたボルトとし、他方のね
    じ部材を、上記一方のねじ部材に向かって開口しかつそ
    の開口周縁部にその開口端に向かうに従って拡径する方
    向のテーパー面が形成されたねじ穴をもつナットとした
    ことを特徴とするコネクタの接続構造。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のコネクタの接続構造にお
    いて、上記仮係止部に、この仮係止部による第2のコネ
    クタの仮係止位置から当該第2のコネクタ側に設けられ
    たねじ部材のテーパー面が上記第1のコネクタ側に設け
    られたねじ部材のテーパー面に捕捉される位置まで第2
    のコネクタを案内する案内部を設けたことを特徴とする
    コネクタの接続構造。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のコネクタの接続構造にお
    いて、上記案内部を、上記第2のコネクタが第1のコネ
    クタに完全に嵌合された状態でもこの第2のコネクタと
    接触可能な位置に設けるとともに、この案内部をゴム等
    の弾性材で形成したことを特徴とするコネクタの接続構
    造。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のコネク
    タの接続構造において、上記仮係止部として、上記第1
    のコネクタに向かって開口し、その開口から上記第2の
    コネクタが挿入される仮係止枠を上記第2のユニットに
    設けるとともに、この仮係止枠の内側面に保持弾性材を
    固定し、この保持弾性材に上記第2のコネクタを仮係止
    する係合部を形成したことを特徴とするコネクタの接続
    構造。
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