JP3259145B2 - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JP3259145B2
JP3259145B2 JP31952592A JP31952592A JP3259145B2 JP 3259145 B2 JP3259145 B2 JP 3259145B2 JP 31952592 A JP31952592 A JP 31952592A JP 31952592 A JP31952592 A JP 31952592A JP 3259145 B2 JP3259145 B2 JP 3259145B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリやディジ
タル複写機などに用いられる多階調の原稿画像を読み取
る画像読み取り装置に係わり、その画質を向上させる手
段に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル複写機など、原稿の平
面的画像を多階調でディジタル的に読み出して、中間調
の画像も再現できる画像読み取り装置が多く利用される
ようになってきた。
【0003】中間調を含む原稿の画像データを多階調で
精度よく読み取るために、たとえば、特開昭61−26
1295号公報などにおいて、白シェーディング補正と
黒シェーディング補正とを組み合わせて、光源の光量ば
らつき、イメージセンサの各画素ごとの感度のばらつ
き、および暗電流による各画素ごとの暗時出力電圧のば
らつきなどを補正することにより、画像データのS/N
比を上げるとともに、原稿の濃度に対するダイナミック
レンジを大きくする手段が提案されている。
【0004】図4は、従来の画像読み取り装置の構成を
示す概略側面図である。図において、1は原稿、2は光
源、3はレンズ、4は自己走査形のイメージセンサ、5
は光源2、レンズ3、およびイメージセンサ4を保持
し、矢印Aで示す副走査方向に移動可能なキャリッジで
ある。6は反射率が1に近い材質で構成されている白基
準板、7は反射率が0に近い材質で構成されている黒基
準板である。また、8は駆動手段であり、駆動プーリ
9、受動プーリ10、駆動ワイヤ11、およびモータ1
2で構成され、キャリッジ5を原稿面の副走査方向に移
動させる。
【0005】図5は、従来の画像読み取り装置の構成を
示す回路ブロック図であり、101はイメージセンサ4
に走査開始信号HSYNCおよび走査クロックVCLK
を与えるイメージセンサ駆動回路、102はイメージセ
ンサ4が出力するアナログの画像信号を8ビットディジ
タルの画像データに変換するA/D変換器、103は前
記ディジタルの画像データを白基準RAM104、黒基
準RAM105、または減算器110に切り換えて出力
するデータマルチプレクサである。104は白基準板6
を読み取ったディジタルの画像データを白基準データと
して記憶するランダムアクセスメモリ(以下、RAMと
記す)である白基準RAM、105は黒基準板7を読み
取ったディジタルの画像データを黒基準データとして記
憶する黒基準RAM、106は白基準RAM104およ
び黒基準RAM105に対して書き込みおよび読み出し
のアドレスを与えるアドレスカウンタ、107は白シェ
ーディング信号WHTを反転して、白基準RAM104
の読み出し、または書き込みを選択するR/W信号を与
えるインバータ、108は黒シェーディング信号BLK
を反転して、黒基準RAM105の読み出し、または書
き込みを選択するR/W信号を与えるインバータであ
る。
【0006】109は白基準RAM104が出力する白
基準データから、黒基準RAM105が出力する黒基準
データを減算したデータを出力する第1の減算器、11
0は原稿を読み取った画像データから黒基準RAM10
5が出力する黒基準データを減算したデータを出力する
第2の減算器、111は第1の減算器109の出力デー
タと第2の減算器110の出力データを入力して、所定
の演算により補正した画像データを出力する演算器、1
12は外部からのモータ駆動信号に従ってモータ12を
駆動することによりキャリッジ5を原稿副走査方向の任
意の位置に移動させるモータ駆動回路である。
【0007】上記構成においてその動作を説明する。ま
ず、駆動手段8によりキャリッジ5を移動して、光源2
の出射光が白基準板6を照射する位置に停止させる。光
源2から出射した光が白基準板6を照射し、その反射光
がレンズ3により集光されてイメージセンサ4の受光部
(図示せず)に結像する。つぎに、イメージセンサ駆動
回路101がイメージセンサ4に走査開始信号HSYN
Cおよび走査クロックVCLKを与えて原稿1を主走査
方向に走査する。イメージセンサ4の受光部には原稿
の主走査方向に対応して複数個の受光素子が一列に配列
されており、各受光素子は結像した原稿の主走査方向
の1ライン上のそれぞれの位置の白黒階調に比例した画
像信号を出力するように構成されている。白基準板6を
読み取った主走査方向1ライン分の画像信号は、走査開
始信号HSYNCおよび走査クロック信号に同期して出
力される。このアナログの画像信号はA/D変換器10
2により8ビットディジタルの画像データに変換され
る。
【0008】このとき、白シェーディング信号WHTを
「H」に設定することにより、データマルチプレクサ1
03が画像データを白基準RAM104に書き込みデー
タとして与え、また、インバータ107によってR/W
信号を「L」とすることにより、白基準RAM104は
アドレスカウンタ106が与えるアドレスに従って1ラ
イン分の画像データを白基準データDwとして記憶す
る。この白シェーディング処理が終了すると、白シェー
ディング信号WHTを「L」に戻す。書き込まれた白基
準データDwは、読み取り画像データの最大のレベルを
与えるものである。なお、アドレスカウンタ106は1
ラインごとにイメージセンサ駆動回路101から出力さ
れる水平同期信号HSYNCによりリセットされ、ビデ
オクロック信号VCLKにより1カウントずつカウント
アップするように構成されている。したがって、白基準
RAM104および黒基準RAM105の読み出し、ま
たは書き込みの順序がイメージセンサ4の受光素子の主
走査方向位置に対応するアドレスを生成する。
【0009】つぎに、駆動手段8によりキャリッジ5を
移動して、光源2の出射光が黒基準板7を照射する位置
に停止させる。黒シェーディング信号BLKを「H」に
設定することにより白シェーディング処理と同様にデー
タマルチプレクサ103が黒基準板7の1ライン分の画
像データを黒基準RAM105の書き込みデータとして
与え、黒基準RAM105はそれを黒基準データDbと
して記憶する。この黒シェーディング処理が終了する
と、黒基準信号BLKを「L」に戻す。この黒基準デー
タDbは画像データの黒レベルを示すデータであり、読
み取り画像データの最小のレベルを示す。
【0010】つぎに、白シェーディング信号WHTおよ
び黒シェーディング信号BLKをともに「L]とし、駆
動手段8によりキャリッジ5を原稿1の先端位置へ移動
して原稿1の主走査方向1ライン分の画像データDfの
読み出しを開始する。このとき、白基準RAM104お
よび黒基準RAM105は、インバータ107および1
08により読み出し状態になり、アドレスカウンタ10
6が出力するアドレスに従って、データを書き込んだと
きの順序で白基準データDwおよび黒基準データDbを
出力する。いま、1ライン分の白基準データDwのう
ち、イメージセンサ4の素子Vrnに対応する白基準デ
ータをDwn、1ライン分の黒基準データDbのうち、
素子Vrnに対応する黒基準データをDbn、また、1
ライン分の画像データDfのうち、素子Vrnに対応す
る画像データをDfnとする。
【0011】減算器110はデータマルチプレクサ10
3により原稿1の1ライン分の画像データDfを画素ご
とに順次入力し、受光素子ごとの黒基準データDbn を
減算したデータ(Dfn−Dbn)を順次出力する。ま
た、減算器109は1ライン分の白基準データDwを受
光素子ごとに順次入力し、受光素子ごとの黒基準データ
Dbn を減算したデータ(Dwn−Dbn)を順次出力す
る。この2つのデータは演算器111に入力される。演
算器111は下記に示す演算式に従って演算を行ない、
白シェーディング補正および黒シェーディング補正を受
光素子ごとに行って正規化された補正画像データDrn
を順次出力する。
【0012】 Drn=255×(Dfn−Dbn)/(Dwn−Dbn) 演算器111は、たとえば、任意のnに対してデータ
(Df−Db)を上位アドレス、データ(Dw−Db)
を下位アドレスとするアドレスに上記演算結果をあらか
じめランダムアクセスメモリP−ROMなどに記憶させ
たルックアップテーブルにより実現できる。
【0013】以上のように、原稿1の先頭の1ライン分
の画像データDfに対して、走査開始信号HSYNCお
よび走査クロック信号VCLKに同期した1ライン分の
補正データDrを得ることができる。さらに、1ライン
分の移動距離ずつ副走査方向に順次移動させていくこと
により2次元の原稿を補正しながら平面的に読み取って
いくことができる。
【0014】以下、読み取った原稿の画像データ例とそ
の処理について具体的に説明する。なお、図5における
A/D変換器102は画像データDfを8ビットデータ
で取り扱い、データの値の範囲を0〜255とする。図
6は原稿の1ライン分の画像データDfと、それに対応
する白基準データDwおよび黒基準データDbとを特性
図で示す。図において、イメージセンサ4の受光素子V
r1 に対応する黒基準データの値が10、白基準データ
の値が250であり、受光素子Vr2 に対応する黒基準
データの値が5、白基準データの値が150である。原
稿1を読み取った場合、まず、素子Vr2 の画像データ
Df2 が出力される。いま、その画像データDf2 の値
が130であり、このとき、素子Vr2 に対応して記憶
されている黒基準データDb2 と白基準データDw2 と
がそれぞれ白基準RAM104と黒基準RAM105か
ら出力され、減算器109および減算器110において
計算が行われ、データ(Df2−Db2)の値として12
5、データ(Dw2−Db2)の値として145が出力さ
れる。この2つの値は演算器111に入力され、対応す
る値220が補正された正規化画像データとして出力さ
れる。
【0015】以上の演算と同様に、イメージセンサの各
素子の読み取り画像データごとに演算が順次行われる。
たとえば、素子Vr1 の画像データDfの値が200で
あり、(Df1−Db1)の値として190が、また、
(Dw1−Db1)の値として240が出力され、補正さ
れた正規化画像データの値として202が出力される。
【0016】以上のように、イメージセンサ4で読み取
る各受光画素ごとに白基準データと黒基準データとを読
み取り、その差を等分して画像データとすることによ
り、光源の光量むら、光学系の歪、イメージセンサの各
受光素子ごとの感度ばらつき、および各受光素子ごとの
暗電流の差異による暗示電圧のばらつきなどによる読み
取り画像データの歪や読み取り精度の低下を補正して正
規化し、S/N比を向上させ、読み取り原稿の黒濃度の
ダイナミックレンジを広げて多階調の画像データを読み
取っている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の画像
読み取り装置では、黒基準板を読み取った黒基準信号の
電圧レベルが低いため、A/D変換にともなう量子化誤
差が相対的に大きくなり、黒基準データのS/N比が低
下するので、黒基準RAMに書き込まれた黒基準データ
は確度の低いデータとなっている。
【0018】いま、反射率が一定かつ低い原稿を読み取
った場合について説明する。図7はこのような原稿を読
み取った場合の画像信号をA/D変換した画像データD
fと、それに対応する黒基準データDbとを特性図で示
す。原稿の反射率が低いということは、原稿の黒濃度が
高いということであり、読み取った画像信号の信号レベ
ルは図7(a)に示したように黒基準板を読み取った黒
基準信号のレベルに近くなる。この画像信号および黒基
準信号をA/D変換し、得られた画像データDfを白基
準データDwと黒基準データDbとにより補正したとき
には、図7(b)に示したような一定の小さい値の補正
画像データを得ることが期待される。
【0019】しかるに、現実には図7(c)に示したよ
うにA/D変換器により変換されたディジタルデータ
は、その値の絶対量が小さいために、A/D変換の量子
化誤差と、減算器や演算器によるディジタル値の計算の
丸め誤差が相対的に大きくなる。このときの黒基準信号
の量子化誤差は、図7(d)に示したように画像データ
Dfに対して相対的に大きな値となる。その結果、実際
に得られる補正画像データは、一定になるはずが、図7
(e)に示したように、一定でない補正画像データとな
ってしまう。このため、全体的に黒濃度の高い原稿の画
像データを読み取ると、画像データの平均的なS/Nが
非常に低下する。また、1ドットごとに階調を再現でき
る熱昇華方式などのプリンタで画像データの印画を行う
ためには、画像データを濃度系に変換しなければならな
が、図8に示したように、反射率系の画像データの値が
小さい、すなわち反射率が低い場合、反射率の変化に対
応する濃度変化は反射率が小さくなるほど顕著になる。
そのため画像の高濃度部の誤差はさらに大きく拡大され
て非常に目だったものとなり、画像品質の低下を招いて
いる。
【0020】この課題を解決するためには、変換ビット
数の大きい、高精度のA/D変換器を用いればよいが、
A/D変換器の変換ビット数を大きくすると回路規模が
非常に大きくなって製造コストの大幅な上昇を招くとと
もに、変換速度の大幅な低下をも招くので、A/D変換
器の変換ビット数を単純に増加させることが困難であっ
た。
【0021】本発明は上記の課題を解決するもので、A
/D変換器のビットを大きくしないで黒基準データおよ
び画像データの精度を高くし、画質を向上できる画像読
み取り装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、1次元の自己走査形のイメージセンサに
より白基準、黒基準または前記原稿の画像を主走査方向
の1ラインごとに読み取ってアナログの画像信号を出力
する画像読み取り手段と、複数個のA/D変換器が互い
に異なる基準電圧により前記画像信号をアナログ・デ
ジタル変換してそれぞれ出力するA/D変換手段と、前
記A/D変換手段のA/D変換器がそれぞれ出力するデ
ィジタルデータのうち、その値がオーバーフローしない
最大の1つを選択し、そのデータの値をアナログ入力レ
ベルに等倍な値のデータに変換して出力するデータ値変
換手段と、白基準を読み取ったときの前記データ値変換
手段の出力データを白基準データとして記憶する白基準
記憶手段と、黒基準を読み取ったときの前記データ値
手段の出力データを黒基準データとして記憶する黒基
準記憶手段と、原稿の画像を読み取ったときの前記デー
タ値変換手段の出力データを前記白基準データおよび前
記黒基準データを用いて所定の演算により正規化して補
正するシェーディング演算手段とを備えた画像読み取り
装置である。
【0023】
【作用】本発明は上記の構成において、A/D変換手段
の複数のA/D変換器が相異なる基準電圧によりそれぞ
れアナログの画像信号をA/D変換してディジタルのデ
ータを出力する。オーバーフローしないA/D変換器の
出力データのうち、値が最大となるデータがアナログ入
力信号を最も拡大したデータであり、データ値変換手段
がそれぞれ選択してアナログ入力信号のレベルに等倍な
値に変換することにより、拡大した精度のディジタルデ
ータを出力する。シェーディング演算手段はそのデータ
を用いて正規化することによりシェーディング補正を行
う。
【0024】
【実施例】以下、本発明の画像読み取り装置の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図1は本発明の画
像読み取り装置の実施例の構成を示す回路ブロック図で
ある。なお、図1において、図5に示した従来例と同じ
構成要素には同一番号を付与した。また、本発明の画像
読み取り装置の構成を概略側面図で示すと図4に示した
従来例と同じになるので説明を省略する。本発明が従来
例と異なる点は、A/D変換器を複数個備え、レベルが
小さい信号のA/D変換データをリファレンス電圧の低
いA/D変換器から求め、ビット数を拡張して演算する
ことにより読み出しを精度よく行うことにある。図1に
おいて、101はイメージセンサ4に走査開始信号HS
YNCおよび走査クロック信号VCLKを与えるイメー
ジセンサ駆動回路、102と201はそれぞれイメージ
センサ4が出力するアナログの画像信号を8ビットディ
ジタルの画像データに変換する第1のA/D変換器と第
2のA/D変換器である。202は出力端子Aから2
V、出力端子Bから2Vの1/16、すなわち0.12
5Vを出力する基準電圧発生器であり、出力端子Aの出
力は第1のA/D変換器102のリファレンス電圧とし
て入力され、出力端子Bの出力は第2のA/D変換器2
01のリファレンス電圧として入力され、それぞれアナ
ログ信号を8ビットディジタルのデータに変換するため
の基準電圧となる。
【0025】203は第1のA/D変換器102または
第2のA/D変換器201の出力をマグニチュードコン
パレータ205の出力により切り換えて出力する第1の
データセレクタ、204はマグニチュードコンパレータ
205の出力により第1のデータセレクタ203が出力
する8ビットデータ出力の上位または下位に4ビットの
0を付加して出力し、データの有効ビット数を増加させ
る第2のデータセレクタ、205は第1のA/D変換器
102が出力する8ビットデータの値の大きさを検出
し、その結果を第1のデータセレクタ203および第2
のデータセレクタに出力するマグニチュードコンパレー
タ、103は第2のデータセレクタ204が出力する画
像データを白基準RAM104、黒基準RAM105、
または第2の減算器110に切り換えて出力するデータ
マルチプレクサである。
【0026】104は白基準板6を読み取った白基準デ
ータを記憶する白基準RAM、105は黒基準板7を読
み取った黒基準データを記憶する黒基準RAM、106
は白基準RAM104および黒基準RAM105に書き
込みまたは読み出しのアドレスを与えるアドレスカウン
タ、109は白基準RAM104が出力する白基準デー
タから黒基準RAM105が出力する黒基準データを減
算したデータを出力する第1の減算器、110はデータ
マルチプレクサ03が出力する原稿の画像データから
黒基準RAM105が出力する黒基準データを減算した
データを出力する第2の減算器、111は第1の減算器
109と第2の減算器110の出力データを入力し、所
定の演算を行うことによりシェーディング補正した画像
データを出力する演算器、206は演算器11が出力
するデータを入力し、画像を反射率で読み取った反射率
系データをプリンタで印画するための濃度系データに変
換する反射率−濃度変換器、112は外部からのモータ
駆動信号に従ってモータ12を駆動してキャリッジ5を
原稿1の副走査方向の任意の位置に移動させるモータ駆
動回路である。
【0027】マグニチュードコンパレータ205は第1
のA/D変換器102が出力する画像データの値を検出
し、その上位4ビットがすべて0でなければ、すなわ
ち、データの値が16以上であれば、第1のデータセレ
クタ203により第1のA/D変換器102が出力する
画像データを選択して出力し、第2のデータセレクタ2
04により入力データの末尾に4ビットの0を付加する
ことにより、下位4ビットが小数点以下を示す12ビッ
トのデータに変換して出力させる。この変換により第1
のA/D変換器102が出力する値が16以上の8ビッ
トのデータは、小数点以下が0である12ビットのデー
タに変換される。また、マグニチュードコンパレータ2
05は、第1のA/D変換器102が出力する画像デー
タの値が16未満であることを検出すると、第1のデー
タセレクタ203により第2のA/D変換器201が出
力する画像データを選択して出力させ、第2のデータセ
レクタ204により先頭に4ビットの0を付加し、下位
4ビットが小数点以下を示す12ビットのデータに変換
して出力させる。
【0028】すでに述べたように、第2のA/D変換器
201のリファレンス電圧は第1のA/D変換器102
のリファレンス電圧の1/16に設定したので、第2の
A/D変換器201は8ビットでオーバーフローしない
レベルが16未満の信号に対して、第1のA/D変換器
102が出力するデータの値の16倍の値のデータを出
力する。(レベルが16以上の信号は8ビットでオーバ
ーフローする。)このデータをLSB方向に4ビットシ
フトして値を1/16倍すれば第1のA/D変換器10
2と等倍率のデータを得ることができる。そのために第
2のA/D変換器201の出力データを第2のデータセ
レクタ204に入力し、その先頭に4ビットの0を付加
し、下位4ビットが小数点以下を示す12ビットのデー
タを生成している。したがって、第1のA/D変換器1
02による画像データの値が16未満であるときは、第
2のA/D変換器201と第2のデータセレクタとが小
数点以下4ビットを検出できる12ビットのA/D変換
器として動作し、第1のA/D変換器102の16倍の
精度でA/D変換することになる。
【0029】上記構成において、その動作を説明する。
まず、キャリッジ5を駆動手段により白基準板6を読
み取る位置に移動する。光源2の出射光が白基準板6を
照射し、その反射光はレンズ3により集光されてイメー
ジセンサ4の受光部(図示せず)に導かれる。イメージ
センサ駆動回路101はイメージセンサ4に走査開始信
号HSYNおよび走査クロックVCLKを与え、イメー
ジセンサ4からは読み取った主走査方向1ライン分の画
像信号が走査開始信号HSYNCおよび走査クロック
VCLKに同期して出力される。
【0030】白基準板6を読み取ったアナログの画像信
号は、第1のA/D変換器102および第2のA/D変
換器201によりそれぞれ8ビットのディジタル化され
た画像データに変換される。いま、白基準板6の反射率
は非常に高いため、第1のA/D変換器102が出力す
るデータの上位4ビットはすべて0とはならないので、
すなわち、値が16以上となるので、第1のA/D変換
器102の画像データ出力が選択され、その末尾に4ビ
ットの0を付加したデータが第2のデータセレクタ20
4から出力される。
【0031】このとき、白シェーディング信号WHTを
「H」に設定するとデータマルチプレクサ103により
上記データが白基準RAM104に書き込みデータとし
て与えられ、また、白基準RAM104はインバータ1
07により白シェーディング信号WHTを反転したR/
W信号が「L」となって記録状態になり、アドレスカウ
ンタ106が出力するアドレスに従って白基準6を読み
取った1ライン分の画像データ、すなわち、白基準デー
タDwを記憶する。この白シェーディング処理が終了す
ると、白シェーディング信号WHTを「L」に戻す。書
き込まれた白基準データDwは読み取り画像データの最
大のレベルとなる。
【0032】つぎに、キャリッジ5を駆動手段8により
黒基準板7を読み取る位置に移動し、イメージセンサ4
により黒基準板7の1ライン分の画像を読み取り、黒シ
ェーディング信号BLKを「H」にして、黒基準データ
Dbを黒基準RAM105に記録する。このとき、黒基
準板7の反射率がほとんど0に近く、第1のA/D変換
器102の出力は上位4ビットが0になるので、マグニ
チュードコンパレータ205は第1のデータセレクタ2
03に第2のA/D変換器201の出力データを選択し
て出力させ、第2のデータセレクタによりデータの先頭
に4ビットの0を付加した12ビットのデータに変換し
て出力させる。この黒シェーディング処理が終了する
と、黒シェーディング信号BLKを「L」に戻す。この
黒基準データDbは画像データの黒レベルを示すデータ
であり、読み取り画像データの最小レベルを示す。
【0033】なお、アドレスカウンタ106は1ライン
ごとにイメージセンサ駆動回路101から出力される水
平同期信号HSYNCによりリセットされ、ビデオクロ
ック信号VCLKにより1ずつカウントアップされるよ
うに構成されている。このため、白基準RAM104お
よび黒基準RAM105の読み出しと書き込みにおい
て、イメージセンサ4が画像データを出力する画素の主
走査方向位置に対応するアドレスを生成している。
【0034】そののち、白シェーディング信号WHTお
よび黒シェーディング信号BLKをともに「L」とし、
キャリッジ5を駆動手段8により原稿1の先端位置に移
動して原稿の1ライン分の画像データDfの読み出しを
開始する。この画像データは従来例と同様に受光素子V
rn ごとに順次第2の減算器110に入力され、黒基準
RAM105が出力する黒基準データDbn を引いたデ
ータ(Dfn−Dbn)を得る。また、第1の減算器10
9により、白基準データDwn から黒基準データDbn
を引いたデータ(Dwn−Dbn)を得る。
【0035】この2つのデータは演算器111に入力さ
れる。演算器111は下記に示す演算式に従って演算を
行い、白シェーディング補正および黒シェーディング補
正により正規化した補正画像データDrn を順次出力す
る。
【0036】 Drn=255×(Dfn−Dbn)/(Dwn−Dbn) 演算器111は、たとえば、任意のnに対して上位アド
レスをデータ(Df−Db)、下位アドレスをデータ
(Dw−Db)とするアドレスに上記演算結果をあらか
じめ記憶させた、書き込み可能なランダムアクセスメモ
リP−ROMなどによるルックアップテーブルにより実
現できる。
【0037】つぎに、反射率−濃度変換器206が上記
補正画像データDrnを順次入力し、図8に示した変換
特性に従って画像データ入力系である反射率系画像デー
タから印画を行うための出力系である濃度系画像データ
Ddn に順次データ変換してプリンタなどの外部装置へ
出力する。
【0038】反射率−濃度変換器206は、演算器11
1と同様に、P−ROMを使用したルックアップテーブ
ルを用いて実現することができ、また、演算器111の
ルックアップテーブルとともに1個のルックアップテー
ブルで実現することも可能である。
【0039】以上の動作により、原稿の先頭の1ライン
分の画像データに対して走査開始信号HSYNCおよび
走査クロックVCLKに同期して濃度系画像データDd
を得ることができる。さらに、1ライン分の画像データ
を得るたびに、キャリッジ5を駆動手段8により副走査
方向に1ライン分の移動距離づつ順次移動させていくこ
とにより2次元の原稿の画像を平面的に読み取っていく
ことができる。
【0040】以下、上記の読み取り動作について、実際
の原稿の画像データを例にして説明する。図2は原稿の
1ライン分の読み取り画像データおよびそれに対応する
白基準データと黒基準データとを特性図で示す。いま、
イメージセンサ4が黒基準板7を読み取って、受光素子
Vr1 における第1のA/D変換器102のデータの値
が10、第2のA/D変換器の値が165であり、ま
た、受光素子Vr2 における第1のA/D変換器のデー
タの値が5、第2のA/D変換器201のデータの値が
84であったとする。第1のA/D変換器のデータの値
はいづれも16以下であり、したがって、マグニチュー
ドコンパレータ205は第1のデータセレクタ203に
より第2のA/D変換器201の出力を選択し、第2の
データセレクタ204により165と84なる値のデー
タにそれぞれ先頭に4ビットの0を付加し、下位4ビッ
トが小数点以下を示すデータに変換することにより、1
0.3と5.2なる黒基準データを黒基準RAM105
に記憶させる。このように第1のA/D変換器102で
は10と5のように概略の値でしか検出できなかった黒
基準データを10.3と5.2として細かく検出する。
【0041】また、白基準データDwについては、受光
素子Vr1、 Vr2 に対応する第1のA/D変換器10
2のデータの値がそれぞれ250と150であり、16
以上であるので、マグニチュードコンパレータ205は
第1のデータセレクタ203と第2のデータセレクタ2
04とにより、それぞれ小数点以下を0とする250.
0と150.0に変換して白基準RAM104に記憶さ
せる。
【0042】つぎに、原稿1を読み取った場合、まず、
素子Vr2 の画像データDf2 が出力される。いま、画
像データDf1 の値が130であったとすると、値が1
6以上であるので130.0として出力される。このと
き素子Vr2 に対応して記憶されている黒基準データD
b2 と白基準データDw2 とが白基準RAM104と黒
基準RAM105からそれぞれ出力される。
【0043】減算器109および減算器110において
12ビットの計算が行われ、データ(Df2−Db2)の
値として124.8が、データ(Dw2−Db2)の値と
して144.8が出力される。この2つの値は演算器1
11に入力されて前述の演算が実行され、対応する21
9.8が補正された正規化画像データDr2 の値として
出力される。同様の演算がイメージセンサの各素子の読
み取り画像データごとに順次行われ、たとえば、素子V
r1 の場合も同様に、画像データの値を200とする
と、(Df1−Db1)の値として189.7が、(Dw
1−Db1)の値として239.7が出力され、補正され
た正規化画像データDr1 の値として値201.8が出
力される。
【0044】図3は本実施例の画像読み取り装置により
読み取った結果を特性図で示す。高濃度で反射率が低い
原稿を読み取る場合、従来例で説明したように黒基準デ
ータDbの精度が低下するとともに、図3(a)に示し
たように画像信号のレベルが黒基準信号に近い値とな
り、補正画像データDrN を算出する演算式 Drn=255×(Dfn−Dbn)/(Dwn−Dbn) による演算において、量子化誤差は分母の(Dwn−D
bn)演算では無視できる程度の大きさであるが、従来
の画像読み取り装置では図7に示したように分子の(D
fn−Dbn)の演算で大きく現れる。しかし、本発明の
実施例の画像読み取り装置では、小数点以下4ビットま
で黒基準データおよび画像データを読み取れるので、図
3(b)に示したように、A/D変換器による量子化誤
差は実用上ほとんど無視できるレベルとなる。したがっ
て、補正した1ライン分の画像データDrとして、図3
(c)に示したように、ほとんど量子化誤差が現れない
平坦なデータを得ることができる。さらに、高濃度部の
読み取り誤差が小さいため、得られたデータを反射率−
濃度変換器206により濃度データに変換し、読み取っ
たデータを高品位でプリントアウトすることができる。
【0045】以上のように本発明の実施例によれば、第
1のA/D変換器と第2のA/D変換器とを備え、第2
のA/D変換器の基準電圧を第1のA/D変換器の1/
16、すなわち2の4乗分の1に設定し、マグニチュー
ドコンパレータとデータセレクタとにより、第1のA/
D変換器の出力データの値が小さいとき(実施例では1
6未満)は第2のA/D変換器が16倍に拡大して出力
した値を選択して1/16倍することにより、信号レベ
ルの小さい黒基準および反射率の低い原稿の画像信号を
A/D変換器のビット数を大きくすることなく高精度に
A/D変換でき、量子化誤差が小さい状態でシェーディ
ング補正を実行できる。また、演算用のルックアップテ
ーブルを備え、そのルックアップテーブルにより演算を
実行することにより、高速で正確な演算ができる。
【0046】以上の実施例では、A/D変換器を2個用
いる場合について説明したが、3個以上のA/D変換器
を用い、オーバーフローしないA/D変換器の最大の出
力データを選択してデータ値変換してもよいことは言う
までもない。たとえば、8ビットA/D変換器を3個用
い、基準電圧をそれぞれ1、1/16、1/256の割
合で設定し、第1のA/D変換器の出力データの値が1
6未満であれば第2のA/D変換器の出力データを選択
して1/16倍し、さらに第2のA/D変換器の出力デ
ータの値が16未満であれば、第3のA/D変換器の出
力データを選択して1/256倍すればよい。したがっ
て、オーバーフローしないA/D変換器の出力データの
うち、値が最大となるものを選んでデータ値変換を行え
ばよいことになる。また、本実施例では第2のA/D変
換器に与えるリファレンス電圧を第1のA/D変換器の
リファレンス電圧の1/16の電圧としたが、これは他
の任意の値でもよく、また、2のべき乗分の1に設定す
ることによりデータ値変換の割り算をビットシフトだけ
で簡単にできる。また、A/D変換器は8ビットに限る
ものではない。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、1次元の自己走査形のイメージセンサにより白基
準、黒基準または前記原稿の画像を主走査方向の1ライ
ンごとに読み取ってアナログの画像信号を出力する画像
読み取り手段と、複数個のA/D変換器が互いに異なる
基準電圧により前記画像信号をアナログ・デジタル変
換してそれぞれ出力するA/D変換手段と、前記A/D
変換手段のA/D変換器がそれぞれ出力するディジタル
データのうち、その値がオーバーフローしない最大の1
つを選択し、そのデータの値をアナログ入力レベルに等
倍な値のデータに変換して出力するデータ値変換手段
と、白基準を読み取ったときの前記データ値変換手段の
出力データを白基準データとして記憶する白基準記憶手
段と、黒基準を読み取ったときの前記データ値変換手段
の出力データを黒基準データとして記憶する黒基準記憶
手段と、原稿の画像を読み取ったときの前記データ値変
換手段の出力データを前記白基準データおよび前記黒基
準データを用いて所定の演算により正規化して補正する
シェーディング演算手段とを備えているから、A/D変
換器のビット数を大きくすることなく、単一のA/D変
換器では得られない高い精度で画像データを出力できる
ようになり、補正演算でとくに信号レベルの低い反射率
の画像信号の検出で問題となる量子化誤差の影響を大幅
に抑制することができる。また、原稿の反射率が高い低
濃度部についても従来例と同様以上の精度を保てること
は言うまでもない。したがって、原稿の黒濃度の大小を
問わず、階調再現性が高く、画像品質のよい画像読み取
り装置を提供することができ、外部出力装置によりプリ
ントアウトしてコピーを得るときにも高濃度の再現性が
よい印字画像を得られるようになるなど、その効果は大
なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読み取り装置の一実施例の構成を
示す回路ブロック図
【図2】本発明の画像読み取り装置の一実施例における
画像データ、白基準データおよび黒基準データを示す特
性図
【図3】本発明の画像読み取り装置の一実施例における
高濃度原稿読み取り時の信号とデータとを示す特性図
【図4】画像読み取り装置の構成を示す概略側面図
【図5】従来の画像読み取り装置の構成を示す回路ブロ
ック図
【図6】従来の画像読み取り装置における画像データ、
白基準データおよび黒基準データを特性図
【図7】従来の画像読み取り装置における高濃度画像み
取り時の信号とデータおよび量子化誤差を示す特性図
【図8】反射系の画像データを濃度系の画像データに変
換するための反射率−濃度変換曲線を示す特性図
【符号の説明】
1 原稿 6 白基準板(白基準) 7 黒基準板(黒基準) 104 白基準RAM(白基準記憶手段) 105 黒基準RAM(黒基準記憶手段) 207 画像読み取り手段 208 A/D変換手段 209 データ値変換手段 210 シェーディング演算手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次元の自己走査形のイメージセンサに
    より白基準、黒基準または前記原稿の画像を主走査方向
    の1ラインごとに読み取ってアナログの画像信号を出力
    する画像読み取り手段と、複数個のA/D変換器が互い
    に異なる基準電圧により前記画像信号をアナログ・ディ
    ジタル変換してそれぞれ出力するA/D変換手段と、前
    記A/D変換手段のA/D変換器がそれぞれ出力するデ
    ィジタルデータのうち、その値がオーバーフローしない
    最大の1つを選択し、そのデータの値をアナログ入力レ
    ベルに等倍な値のデータに変換して出力するデータ値変
    換手段と、白基準を読み取ったときの前記データ値変換
    手段の出力データを白基準データとして記憶する白基準
    記憶手段と、黒基準を読み取ったときの前記データ値変
    換手段の出力データを黒基準データとして記憶する黒基
    準記憶手段と、原稿の画像を読み取ったときの前記デー
    タ値変換手段の出力データを前記白基準データおよび前
    記黒基準データを用いて所定の演算により正規化して補
    正するシェーディング演算手段とを備えた画像読み取り
    装置。
  2. 【請求項2】 複数のA/D変換器の基準電圧の値が互
    いに2のべき乗で異なる値とし、データ値変換手段がデ
    ィジタル出力データをLSB方向にシフトすることによ
    りアナログ入力信号のレベルに等倍なデータに変換する
    ようにした請求項1記載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 シェーディング演算手段が、白基準デー
    タをDw、黒基準データをDb、画像データをDfとし
    て、イメージセンサの受光素子ごとのデータで(Df−
    Db)/(Dw−Db)なる所定の演算を行い、画像デ
    ータを正規化して補正するようにした請求項1ないし請
    求項2のいずれかに記載の画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】 複数のA/D変換器のそれぞれの出力デ
    ータの値の大きさをマグニチュードコンパレータにより
    検出するようにした請求項1ないし請求項3のいずれか
    に記載の画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 シェーディング演算手段の出力画像デー
    タを反射率系から濃度系に変換する反射率−濃度変換器
    を備えた請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の
    像読み取り装置。
  6. 【請求項6】 シェーディング演算手段と反射率ー濃度
    変換器とが、あらかじめ演算した結果を記憶した1個の
    ルックアップテーブルを備えた請求項5記載の画像読み
    取り装置。
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