JP3258049B2 - 電動車両のバッテリ支持装置 - Google Patents

電動車両のバッテリ支持装置

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JP3258049B2
JP3258049B2 JP29987491A JP29987491A JP3258049B2 JP 3258049 B2 JP3258049 B2 JP 3258049B2 JP 29987491 A JP29987491 A JP 29987491A JP 29987491 A JP29987491 A JP 29987491A JP 3258049 B2 JP3258049 B2 JP 3258049B2
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    • Y02T10/7005

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電動スクータ、電動
3輪車並びに電動4輪車などの電動車両におけるバッテ
リ支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は既に特願平2−162242
号等として電動車両について出願している。この出願中
の実施例には、ステップフロアを設けたスクータ型の車
体を有し、ステップフロアの下側を前後方向へ通るフロ
ア部フレームにバッテリを支持させるとともに、このバ
ッテリ電源を用いてフロア部フレームの後部へ枢支され
ている電動モーターとベルト式変速機を組み合わせたパ
ワーユニットを駆動するようになっているものが開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な電動車両においてバッテリを支持するには、走行中の
振動に耐えるようフロア部フレーム側へ強固に固定され
ることが自然である。しかし、あまり強固に固定し過ぎ
ると、交換や点検等の際における着脱作業に手間取るこ
とになる。そこで係る場合は簡単にバッテリを着脱可能
であることが望まれている。本発明は係る要請を満足さ
せることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1の発明は、前後輪間に前後方向へ配設されたフ
ロア部フレームにステップフロアを着脱自在に取付け、
かつステップフロア下方でフロア部フレームにより駆動
電源用のバッテリを支持した電動車両において、フロア
部フレームを車体中央部に前後方向へ延びる一本の部材
で形成し、このフロア部フレームの下にバッテリを収容
するためのバッテリ収納空間を設け、このバッテリ収納
空間を、フロア部フレームの左右両側へ張り出させ、か
つステップフロアとこのステップフロア下方にある左右
の側壁部にて構成したことを特徴とする。
【0005】さらに、前記出し入れ口に対して、可動の
前記側壁部自体もしくはこの側壁部を一部に含む開閉部
材により開閉自在としたことを特徴とする。
【0006】そのうえ、前記開閉部材を、バッテリ収納
空間の底部へヒンジを介して取付け、揺動自在に開閉さ
せたことを特徴とする。
【0007】請求項の発明は、請求項1の発明に係る
バッテリ収納空間を、フロア部フレームから垂下して車
体の前後方向へ配設される仕切り板により左右に区画
し、これらの区画部をフロア部フレームの左右へ各々別
々に構成したことを特徴とする。
【0008】請求項の発明は、請求項の発明に係る
前記左右に区画したバッテリ収納空間をそれぞれ、車体
の左右方向へ配設された別の仕切り板により、さらに前
後方向に区画したことを特徴とする。
【0009】請求項の発明は、請求項1の前記のバッ
テリ収納空間に収容されるバッテリを、前記バッテリ収
納空間の後上方でかつシート下方の物入れの下方部に設
けられた冷却手段により冷却することを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、車体中央部に配設さ
れた一本の部材からなるフロア部フレームの上又は下に
設けられたバッテリ収納空間へバッテリを収納するの
で、バッテリ収納空間を大容量化しかつ車体を低重心化
可能な収納構造を実現でき、大型化しかつ重量が大きく
なる電動車両用のバッテリ支持に最適な構造となる。
【0011】そのうえ、フロア部フレームを車体中央部
に前後方向へ延びる一本の部材で形成し、このフロア部
フレームの下にバッテリを収容するためのバッテリ収納
空間を設けるとともに、このバッテリ収納空間の側部に
車体側方へ開放される出し入れ口を設けたので、バッテ
リ収納空間の側方にフロア部フレームが存在しなくな
り、バッテリをバッテリ収納空間側部の出し入れ口を通
して車体側方から出し入れ可能になる。
【0012】しかも、バッテリ収納空間側部の出し入れ
口を開閉部材によって開閉自在に覆うので、開閉部材を
開くとバッテリを出し入れ口を通して車体側方から出し
入れ可能になり、バッテリの収容後に開閉部材を閉じる
と、バッテリを脱落不能にバッテリケース内へ安定保持
する。
【0013】さらに、開閉部材を、バッテリ収納空間の
底部へヒンジを介して取付け、揺動自在に開閉させたの
で、車体下方の空き空間内で開閉部材を開閉可能にな
る。また、バッテリ収納空間の底部へヒンジを配置した
ので、バッテリを出し入れするための開口部を大きく確
保できる。
【0014】請求項の発明によれば、車体中央部を前
後方向へ配設された仕切り板によりバッテリ収納空間を
左右に区画することにより、左右幅の狭い小型のバッテ
リを車体の左右から別々に着脱できるので、バッテリの
着脱が容易になる。
【0015】請求項の発明によれば、請求項の発明
に係る左右のバッテリ収納空間をそれぞれ、左右方向へ
配設された仕切板によりさらに前後方向へ区画するの
で、これら区画された各バッテリ収納空間内へより小型
化されたバッテリを収納できるようになり、バッテリの
着脱がさらに容易になる。
【0016】請求項の発明によれば、物入れに設けら
れた冷却手段によりバッテリを冷却できるので、バッテ
リの加熱を抑制し、かつフロアステップ下方にバッテリ
収納空間を設けたので、冷却手段を効率的に配置可能に
なる。
【0017】
【実施例】まず、図1乃至図7に基づいて本願発明を適
用する自動2輪車の参考例を説明する。なおこの例では
本願発明とフロア部フレームの構造及びバッテリ支持装
置の構造を異にしている。図2は本参考例に係る電動ス
クータの車体左側面形状を一部切欠いて示す図である。
この図において、前輪1を支持する操向軸2はメインフ
レーム3の上端に支持され、メインフレーム3の下端は
斜め下方へ延びてフロア部フレーム4の前端部と接続す
る。
【0018】フロア部フレーム4は左右に対をなして側
方へ開きながら後方へ延びる部材であり(後述する図
3、4参照)、その上面にはステップフロア5がボルト
6により着脱自在に固定されている。ステップフロア5
は走行時に足を乗せる部分である。
【0019】フロア部フレーム4の後部にはピボットブ
ラケット7が取付けされ、ここにパワーユニット8の前
端部が回動自在にピボット軸9により取付けられてい
る。ピボットブラケット7の下端部からは斜め前方へ突
出する後部ブラケット10が設けられている。
【0020】後部ブラケット10と、メインフレーム3
の下端部から後方へ延出する前部ブラケット11とに
は、バッテリケース12の前後部がそれぞれ長尺ボルト
13、14により側方から取付けられている。バッテリ
ケース12は上方へ開放され、かつ内部にはバッテリ1
5が収容されている。
【0021】バッテリ15の側方にはカプラー16が取
付けられている。但しこれらの詳細は後述する。なお、
バッテリケース12の側方はステップフロア5のスカー
ト部17によりほぼ覆われている。
【0022】フロア部フレーム4のピボットブラケット
7より後方部分は連続して斜め上り後方へ延びる後部フ
レーム18を構成し、この周囲を囲んでリヤカバー19
が取付けられる。リヤカバー19の上部にはシート20
がヒンジ21を介して開閉自在に取付けられ、かつシー
ト20の下方にヘルメット等を収容することができる物
入れ22が設けられ、シート20を蓋として上方へ向か
って開口されている。
【0023】リヤカバー19内で物入れ22の底部下方
部分には、バッテリ15の充電時に回転するファン23
がダクト24の後端開口部に臨んで設けられている。ダ
クト24の前端部はバッテリケース12の後部上方へ開
口しており、バッテリ15を充電するときファン23が
回転してバッテリケース12内部の空気を吸引すること
により、バッテリケース12内へ周囲から外気を吸引
し、バッテリ15の冷却を行うようになっている。
【0024】リヤカバー19の底部25が斜め後方上り
に延び、内部は略密閉状態になり、ファン23による排
風並びにリヤカバー19の前部に形成された開口26よ
り取り込まれた走行風が底部25に案内されて矢示する
ようにリヤカバー19の後端部まで流れるようになって
いる。そこで底部25に沿ってリヤカバー19内部には
コンバータ27及びコントローラ28が配設され、さら
にコントローラ28の上方かつ物入れ22の後方の空間
内には充電器29が配設されている。
【0025】充電器29上方でシート20の後方のリヤ
カバー19表面には、充電器用リッド30が開閉自在に
設けられ、充電時にはこれを開けて内部へ収容されてい
るコード31を取り出して商用電源へ接続するようにな
っている。なお、充電器用リッド30は閉じ状態のと
き、シート20の後端部で押え付けられる。
【0026】図1はバッテリケース12近傍の前後方向
拡大断面、図3は図1のA−A線に沿う横断面をそれぞ
れ示す。また、図4はバッテリケース12、バッテリ1
5並びにファン23及びダクト24についての展開図で
ある。
【0027】図1並びに図3及び図4において、バッテ
リケース12は前壁32、後壁33、側壁34を有し、
前壁32には下部に長尺ボルト13を通すブラケット3
5が前方に突出し、上部中央には取付部36が上方へ突
出している。取付部36にはウエルドナット37が取付
けられている。前壁32の内側中央には断面コ字状のス
ペーサー38が開放部を外向きにして上下方向へ設けら
れ、その内方にはスポンジ板39が沿わされている。
【0028】後壁33の下部にも長尺ボルト14を通す
ブラケット40が後方へ突出され、内側中央には断面コ
字状をなすスペーサー41が開放部を外向きにして上下
方向に配され、その下部に設けられた突部42が後壁3
3の内面切り起し部43とボルト44で連結される。ス
ペーサー41の上端部は略水平に折り返した取付部45
をなし、ここにウエルドナット46(図1)が取付けら
れている。スペーサー41のバッテリケース内方側面に
も上下方向へスポンジ板47が沿わされる。
【0029】側壁34は下方が車体中心方向へ水平に対
して角θなる傾斜を有する(図3)斜面部48をなし、
ここにマウント取付穴49が前後方向へ適当間隔で形成
されている。斜面部48を設けたことにより車体のバン
クが有利になる。
【0030】マウント取付穴49には斜面部48と底部
12aに沿うことのできる形状をなす下部マウントゴム
50の傾斜部51が先端に形成された頭部52で係合す
る。傾斜部51は斜面部48と同一傾斜をなし、頭部5
2はマウント取付穴49よりも若干大きめに形成され
る。
【0031】下部マウントゴム50の底部12aに沿う
部分である水平部53は上方へ突起部54を形成し、こ
こでバッテリ15の底部を弾性支持するとともに、下方
へは取付部55を突出し、ここで底部12aに適当間隔
で前後方向へ形成された取付部55より若干小さめの取
付穴12bへ係合する。なお、底部12aの中央部前後
方向には前後のスポンジ板39及び47間を連結するよ
うにスポンジ板56が配設される。
【0032】バッテリ15は後述するように、前後方向
へ長く構成された後述する組バッテリであり、これを2
つを用意してバッテリケース12内の左右へそれぞれ前
後方向に長く配設し、両者の中間部には前後方向へ間隙
56が形成される(図3)。
【0033】バッテリ15の上部は前後方向へ設けられ
たスポンジ板57及び固定部材58で押えられる。固定
部材58は断面コ字状をなす部材であり、前端部には取
付部36と重なる下方屈曲部59が形成され、ここで下
方屈曲部59に形成されたボルト通し穴60とウエルド
ナット37を一致させてボルト61を通すことにより、
下方屈曲部59と取付部36がボルト61により締結さ
れる。
【0034】固定部材58の後端部にもボルト通し穴6
2が形成され、これとスペーサー41の取付部45に設
けられたウエルドナット46と一致させてボルト63で
締結される。なお、ボルト通し穴62近傍部分には長穴
64が形成され、この下方に重なるスポンジ板57にも
同形状の長穴65が形成される。
【003535固定部材58の中間部には左右方向へ張
り出すクロスメンバ66が前後に設けられ、その左右先
端部に形成された取付穴67に上部マウントゴム68を
下方から圧入して取付けられ、その上端部69を上方へ
突出させてステップフロア5の内面へ当接して弾性支持
可能になっている。上部マウントゴム68の下端部70
はクロスメンバ66より下方へ突出して各バッテリ15
のアングル状をなす前後枠71に嵌合し、バッテリ15
の上部を弾性可能である。【0036】図3に明らかな
ように、固定部材58を各バッテリ15上へ置き、前後
端部をバッテリケース12上へ固定してから、その上に
ステップフロア5を被せると、上部マウントゴム68の
上端部69がクロスメンバ66より上方へ突出してステ
ップフロア5の下面を弾性支持するようになっている。
【0037】なお、この状態では前述のようにステップ
フロア5のスカート部17がバッテリケース12の側壁
部34の外側に若干の通気間隙72を形成して重なって
いる。また、集電カプラー16は左右のバッテリ15に
それぞれ一つずつ設けられている。
【0038】図5はステップフロアを取付けるためのフ
ロア部フレーム側の平面構造を示し、左右のフロア部フ
レーム4間にはクロスプレート4aが前後2ヶ所に平行
して配設され、その両端部はフロア部フレーム4側のブ
ラケット4bへボルト4cで止められる。各クロスプレ
ート4aの左右端部にはウエルドナット4dが設けら
れ、これにフロア部フレーム4がボルト6で固定され
る。
【0039】ダクト24は図4に明らかなように、中央
の空間73を囲んで左右に空気通路を分離しており、下
部はバッテリケース12の後部上方へ向って開口し、バ
ッテリケース12の上方後部でボルト74によりリヤカ
バー19の前端下部へ取付けられている。
【0040】ダクト24の後部は上方へ高くなり、物入
れ22の底部に形成された段部22a(図2)の下方空
間へ入り込み、頂部75の左右に形成された取付部75
aがボルト76により、左右の後部フレーム18間に両
端を支持されるステー77へ取付けられる。なお、頂部
75の中央部に形成された開口部78には弾性部材79
を介してファン23が嵌合取付けされる。
【0041】図6はバッテリ15を簡略化して示す図で
ある。各バッテリ15は適宜構造の湿式二次電池である
電池セル80を高さ方向並びに前後方向へ4個ずつ計1
6個を並べて直列接続し、これらの周囲を枠部材81で
連結した組バッテリである。
【0042】枠部材は各バッテリ15の上下面に前後方
向へ配設された一対の前述した前後枠71と、これらの
前後各端部を上下へ連結する上下枠81とで構成され
る。各電池セル80の表面には適当数のリブ82が形成
されているため、隣り合う電池セル80相互の接続面に
多数の通気溝83が左右方向へ形成されている。なお、
本図においては通気溝83を省略的に記載してある。
【0043】バッテリケース12内の空気がダクト24
を介してファン23に吸引されることにより、バッテリ
ケース12内へ側部の通気間隙72(図3)から吸入さ
れたた外気が、これらの通気溝83並びに左右のバッテ
リ15間の間隙56を通過すると、バッテリ15は効率
よく冷却され、その結果、バッテリ15の加熱を抑制し
て長寿命化に貢献でき、かつステップフロア5の下方に
バッテリケース12を設けたので、本願発明の冷却手段
を構成するファン23やダクト24を効率的に配置でき
る。
【0044】なお、各バッテリ15の後部では目止めテ
ープ84を接着することにより通気溝83を閉塞されて
いる。これはダクト24の近傍部分のみを局部的に吸引
しないよう、前端部までファン23による吸引力を及ぼ
すための配慮である。目止めテープ84による閉塞程度
は適宜選択される。
【0045】図3に明らかなように、集電カプラー16
は上下2分割構造をなし、一方にバッテリ端子85が接
続する雌ターミナル86を設け、これに差し込まれる雄
ターミナル87を他方に設けてある。雄ターミナル87
は集電カプラー16からパワーユニット8のモーターへ
延出するハーネス88(図1)と接続する。
【0046】なお、図1に明らかなように、集電カプラ
ー16はバッテリ15の側面に対して3本のボルト89
により取付けられ、これらを外すと上方へ抜き出し可能
である。
【0047】図7はパワーユニット8の平断面構造を示
す。このパワーユニット8のケース本体90は電動モー
ター91が収容されたモーター室92と、ベルト式無段
変速機93、発進クラッチ94及び減速機構95が収容
された変速機室96とに区画されている。
【0048】モーター室92と変速機室96との間はモ
ーター軸97の軸受部98が形成されている。両室は軸
受部98の後方で連通する。モーター軸97のモーター
室92側にはモーターファン99が設けられ、変速機室
96側には駆動プーリ100が設けられている。駆動プ
ーリ100にもベルトファン101が設けられ、変速機
室96の中間部底部に排風口102が形成され、大気に
開放されている。
【0049】モーター室92内の電動モーター91は、
マグネット103とその周囲に配設されたステータコイ
ル104を備える。モーター室92の右壁部にはヒート
シンク105がボルト106で取付けられ、周囲をカバ
ー107で覆われる。カバー107の開口部108には
ダクト109の一端部が接続され、他端部はリヤカバー
19内へ連通している(図2)。
【0050】モーター軸97の回転により、モーターフ
ァン99が同軸回転すると、ダクト109を介してリヤ
カバー19内の比較的清浄な空気が、開口部108から
モーター室92内へ吸入され、電動モーター91を冷却
してから変速機室96へ流出し、さらに排風口102か
ら大気中へ放出される。
【0051】この例によれば、図1において、まずバッ
テリ15を取り外す場合、ボルト6を外してステップフ
ロア5を取り除くと、固定部材58が露出する。そこで
前後のボルト61及び63を取り、固定部材58を取り
外すと、バッテリ15をバッテリケース12から上方へ
取り出し可能になる。ゆえに、たった2本のボルト6
1、63を外すだけで迅速に取り出し可能になる。
【0052】逆に、バッテリ15をバッテリケース12
へ支持させるには、バッテリ15をバッテリケース12
内へその上方から入れ、底部を予めバッテリケース12
の取付けられている下部マウントゴム50上へ乗せる。
【0053】続いてバッテリ15の上部へスポンジ板5
7を介して固定部材58を前後方向へ置き、その前後端
部をボルト61及び63でバッテリケース12の前部の
取付部36及び後部の取付部45へ取付ければ、固定部
材58がバッテリ15の上部を押し付けて固定し、同時
に固定部材58のクロスメンバ66に設けた上部マウン
トゴム68の下端部70が前後枠71へ当接するので、
バッテリ15はバッテリケース12へ迅速に支持され、
しかも弾性支持され振動に強くなる。
【0054】その後、ステップフロア5を取付けると、
ステップフロア5はクロスメンバ66の上端部69によ
り弾性支持されるので、単一の部材である上部マウント
ゴム68を同時にバッテリ15とステップフロア5の2
部材を支持できるため有利である。
【0055】以下、フロア部フレーム4を一本とし、か
つバッテリ15を車体側方へ着脱可能にするように構成
したバッテリ支持構造を前参考例同様の自動2輪車に
(但し、フレーム構造は異なる)用いた例について説明
する。なお、前参考例と共通機能部分については同一符
号を使用するものとする。
【0056】これらの例ではいずれも内部に本願発明の
バッテリ収納空間を形成するバッテリケース12に対し
て車体の側方すなわちバッテリケース12の幅方向(車
幅方向、以下同じ)外方からバッテリ15を着脱するよ
うにした例である。まず図8に示した別参考例は、フロ
ア部フレーム4をメインフレーム3の下部に連続し、車
体中央部を前後方向へ延びる一本のパイプフレームで構
成し、その後部に一対の後部フレーム18を接続してあ
る。
【0057】このフロア部フレーム4にはバッテリケー
ス12の上部中央が取付けられ、かつフロア部フレーム
4と直交する車幅方向へ複数の仕切板110を設け、こ
れらの仕切板110間にバッテリ収納室111が車幅方
向全長に複数形成される。このバッテリ収納室111は
車体側方へ開放された出し入れ口112が形成されてい
る。なお、バッテリ15は前参考例同様に構成された組
バッテリでも単独セルで構成されたものであっても良
い。
【0058】このようにすると、バッテリケース12の
側方にフロア部フレーム4が存在しないので、バッテリ
15を出し入れ口112より車体側方へ着脱可能にな
る。したがって、バッテリ15の重量が大きくなり上方
へ持ち上げるのに苦労する場合に有利である。なお、仕
切板110を設けることにより下方からの打撃に対して
強くなる。また、フロア部フレーム4を一本にすること
による別の効果として、ステップフロア5を狭くできる
ため、車体をスリムにしてかつ足着性を良好にできる。
【0059】図9に示した第1実施例は、図8のものに
加えて側壁34をヒンジ113を介して開閉自在にした
ものである。したがって、側壁34が出し入れ口112
を開閉するための部材であり、本願の開閉部材をなす。
なお、バッテリ15は前記同様の組バッテリであるが、
長手方向を車幅方向にして用い、かつ底部の電池セル数
を減らし、斜面部48を形成したバッテリケース12の
横断面に対応できる形状になっている。また、ステップ
フロア5の中央部はフロア部フレーム4を上方へ逃げる
突部114が形成されるが、この部分の両側に足Fを置
くので、この部分の存在は問題にならない。
【0060】このようにすると、側壁34を開けばバッ
テリ15を車幅方向へ引き出すことができ、この際、バ
ッテリ15は自重Wによりバッテリケース12の外方へ
出た部分が下がるので、バッテリ15の奥上の隅部aは
ステップフロア5の下面と、バッテリ15の底部はバッ
テリケース12の底部12aの開口端部bとそれぞれ交
互に接触しながら徐々に下向きになって出てくるため、
バッテリ15が滑り落ちることがなく引き出し可能であ
る。
【0061】そのうえ、バッテリケース12を大容量化
しかつ車体を低重心化可能な収納構造を実現でき、大型
化しかつ重量が大きくなる電動車両用のバッテリ支持に
最適な構造となる。
【0062】しかも、バッテリケース12の側方にフロ
ア部フレーム4が存在しなくなり、車体側方へ開放され
る出し入れ口112を通してバッテリ15を車体側方か
ら容易に出し入れできる。このためバッテリが大型化し
重量が大きくなっても着脱操作が簡単になり、操作性が
向上する。
【0063】また、出し入れ口112を本願発明の開閉
部材に相当する可動の側壁34によって開閉自在に覆う
ので、側壁34を開くと出し入れ口112を通してバッ
テリ15を車体側方から出し入れ可能になり、バッテリ
15の収容後に側壁34を閉じると、バッテリ15を脱
落不能にバッテリケース12内へ安定保持できる。
【0064】さらに、側壁34をバッテリケース12の
底部12aへヒンジ113を介して取付け、揺動自在に
開閉させたので、車体下方の空き空間であるバッテリケ
ース12下方の空間を有効利用して側壁34を開閉でき
る。
【0065】図10は、バッテリ仕切構造を示す基本的
に図8と同様の別参考例であり、バッテリケース15の
長手方向長さを約半分とし、かつ横幅方向へ形成される
収納室を幅分で左右に分離したものである。この場合に
はバッテリケース12内中央部にも前後方向へ仕切り板
115が設けられる。なお、図11は図10の横断面に
ステップフロア5を加えた図である。
【0066】この例では、ステップフロア5、その左右
両側から垂下する左右一対の側壁、バッテリケース12
の底部等によってバッテリ収納空間が構成され、さらに
このバッテリ収納空間の内部は前記仕切板110及び1
15により左右かつ前後に区画されている。またバッテ
リ収納空間の側部は出し入れ口112をなし(図1
0)、ステップフロア5を外した状態では側方へ開放さ
れている。
【0067】このように、車体中央部を前後方向へ配設
された仕切板115によりバッテリケース12内のバッ
テリ収納空間を左右に区画することにより、左右幅の狭
い小型のバッテリ15を車体の左右から別々に着脱でき
るので、バッテリ着脱における操作性がより向上する。
【0068】そのうえ、左右のバッテリ収納空間をそれ
ぞれ、左右方向へ配設された別の仕切板110によりさ
らに前後方向へ区画するので、これら区画された各バッ
テリ収納空間内へより小型化されたバッテリ15を収納
できるようになり、バッテリ着脱における操作性がさら
に向上する。
【0069】なお、第1実施例のバッテリケース12に
対して、図8、図10及び図11の参考例に示した仕切
り板構造を採用することが可能であり、さらに、前記し
たように、物入れ22に設けられた冷却手段(図4)に
よりバッテリ15を冷却することも可能であり、これに
よりバッテリの加熱を抑制して長寿命化に貢献でき、か
つステップフロア5の下方にバッテリ収納空間を設けた
ので、冷却手段を効率的に配置できる。また、これらの
仕切構造や冷却構造の採用は第2実施例以降のものにつ
いても同様に可能である。
【0070】図1以下は、バッテリ15の出し入れを
ガイド手段により行う例である。先ず図1の第実施
例は、図9と類似する実施例であるが、ステップフロア
5、側壁34及び底部12aが本願の開閉部材となって
開閉可能であり、バッテリ15は図示省略のガイド手段
により水平に車体側方へ移動可能である。
【0071】図1の第実施例は、ステップフロア
5、側壁34及び底部12aが開閉するとともに、この
ガイド手段は等長の平行リンク117により、徐々に先
端側を下げながらバッテリケース12から出るようにな
っている。
【0072】図1の第実施例は、は中央部でステッ
プフロア5と底部12aの各半分づつが側壁34と共に
開閉可能である(図は右側のみ開いた状態を示す)が、
バッテリ15は一端を回動自在に支持されたスライド部
材118によりガイドされる。
【0073】スライド部材118は2つのガイド溝11
9が形成され、ここにバッテリ15の側面が2ヶ所で支
持される、したがって、当初は水平に支持されているス
ライド部材118によりバッテリ15は水平方向へ移動
し、ガイド溝119の端部に形成された開放部120へ
至る。この状態でスライド部材118が回転中心121
を中心に下方へ回動すると、バッテリ15は斜め下方へ
略45°程度傾いて傾動し、ここで側方へ取り出し可能
になる。
【0074】図1の第実施例は、図1のものに対
し、バッテリ15を90°程度まで大きく回動可能にし
たものであり、右側は等長リンク122を用いて略90
°回動させ、左側は不等長台形リンク123を用いて略
90°以上回動させてある。これらは必要によりいずれ
かを選択して用いることができる。
【0075】図1の第実施例は、さらに別の不等長
の台形リンク125、126を用いた例であり、これら
はいずれも斜め下向きに引き出し可能に構成されるが、
リンク部材の組み合わせによりバッテリ15の傾きを任
意に設定可能である。
【0076】図1の第実施例は、互いに長さの異な
る一対のリンク部材127、128を用い、それぞれの
回動中心をバッテリ15の上部外側に位置させる。これ
によりバッテリ15は斜めに起き上がった状態で引き出
される。
【0077】図18の第実施例は、左右のバッテリ1
5の移動形式を不統一にしたものであり、右側は水平に
スライドし、左側は側壁34と一緒に斜め下向きに回動
する。なお、左右不統一な動作の組み合わせとしては、
これまで説明したもの又はその他のものを任意に組み合
わせることも可能である。
【0078】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、フロア部フレ
ームを車体中央部に前後方向へ延びる一本の部材で形成
し、このフロア部フレームの上又は下にバッテリを収容
するためのバッテリ収納空間を設けるとともに、このバ
ッテリ収納空間の側部に車体側方へ開放される出し入れ
口を設けたので、バッテリ収納空間を大容量化しかつ車
体を低重心化可能な収納構造を実現でき、大型化しかつ
重量が大きくなる電動車両用のバッテリ支持に最適な構
造となる。
【0079】そのうえ、バッテリ収納空間の側方にフロ
ア部フレームが存在しなくなり、バッテリをこの出し入
れ口を通して車体側方から容易に出し入れできる。この
ためバッテリが大型化し重量が大きくなっても着脱操作
が簡単になり、操作性が向上する。
【0080】また、出し入れ口を開閉部材によって開閉
自在に覆うので、開閉部材を開くとバッテリを出し入れ
口を通して車体側方から出し入れ可能になり、バッテリ
の収容後に開閉部材を閉じると、バッテリを脱落不能に
バッテリ収納空間内へ安定保持できる。
【0081】さらに、開閉部材を、バッテリ収納空間の
底部へヒンジを介して取付け、揺動自在に開閉させたの
で、車体下方の空き空間を有効利用して開閉部材を開閉
できる。しかも、バッテリ収納空間の底部へヒンジを配
置したので、バッテリを出し入れするための開口部を大
きく確保できる。
【0082】請求項の発明によれば、車体中央部を前
後方向へ配設された仕切り板によりバッテリ収納空間を
左右に区画することにより、左右幅の狭い小型のバッテ
リを車体の左右から別々に着脱できるので、バッテリ着
脱における操作性がより向上する。
【0083】請求項の発明によれば、請求項3の発明
に係る左右のバッテリ収納空間をそれぞれ、左右方向へ
配設された仕切板によりさらに前後方向へ区画するの
で、これら区画された各バッテリ収納空間内へより小型
化されたバッテリを収納できるようになり、バッテリ着
脱における操作性がさらに向上する。
【0084】請求項の発明によれば、物入れに設けら
れた冷却手段によりバッテリを冷却できるので、バッテ
リの加熱を抑制して長寿命化に貢献でき、かつフロアス
テップ下方にバッテリ収納空間を設けたので、冷却手段
を効率的に配置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例の要部側断面図
【図2】 この参考例を適用した電動スクータの一部切
欠き左側面図
【図3】 図1のA−A線に沿う断面図
【図4】 参考例要部の展開斜視図
【図5】 参考例要部の部分断面図
【図6】 参考例要部の概略斜視図
【図7】 参考例に係るパワーユニットの平断面図
【図8】 バッテリの仕切構造を示す別参考例に係る要
部斜視図
【図9】 第1実施例の使用方法を説明するための要部
横断面図
【図10】さらに別参考例に係るバッテリの仕切構造を
示す要部斜視図
【図11】図10の横断面をステップフロアと共に示す
【図12】第2実施例の横断面図
【図13】第3実施例の横断面図
【図14】第4実施例の横断面図
【図15】第5実施例の横断面図
【図16】第6実施例の横断面図
【図17】第7実施例の横断面図
【図18】第8実施例の横断面図
【符号の説明】
4 フロア部フレーム 5 ステップフロア 12 バッテリケース 15 バッテリ 58 固定部材 50 下部マウントゴム 68 上部マウントゴム 112 出し入れ口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−358981(JP,A) 特開 平3−243484(JP,A) 特開 平5−58367(JP,A) 特開 平5−50964(JP,A) 実開 平3−63064(JP,U) 実開 平4−69385(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62J 11/00 B60K 1/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後輪間に前後方向へ配設されたフロア
    部フレームにステップフロアを着脱自在に取付け、かつ
    ステップフロア下方でフロア部フレームにより駆動電源
    用のバッテリを支持した電動車両において、 フロア部フレームを車体中央部に前後方向へ延びる一本
    の部材で形成し、 このフロア部フレームの下にバッテリを収容するための
    バッテリ収納空間を設け、 このバッテリ収納空間を、フロア部フレームの左右両側
    へ張り出させ、かつステップフロアとこのステップフロ
    ア下方にある左右の側壁部にて構成し、 このバッテリ収納空間の側部に車体側方へ開放されるバ
    ッテリの出し入れ口を設けるとともに、 前記出し入れ口、可動の前記側壁部自体もしくはこの
    側壁部を一部に含む開閉部材により開閉自在とし、 前記開閉部材を、バッテリ収納空間の底部へヒンジを介
    して取付け、揺動自在に開閉することを特徴とする電動
    車両のバッテリ支持装置。
  2. 【請求項2】 前記バッテリ収納空間を、フロア部フレ
    ームから垂下して車体の前後方向へ配設される仕切り板
    により左右に区画し、これらの区画部をフロア部フレー
    ムの左右へ各々別々に構成したことを特徴とする請求項
    1に記載した電動車両のバッテリ支持装置。
  3. 【請求項3】 前記左右に区画したバッテリ収納空間を
    それぞれ、車体の左右方向へ配設された別の仕切り板に
    より、さらに前後方向へ区画したことを特徴とする請求
    に記載した電動車両のバッテリ支持装置。
  4. 【請求項4】 前記のバッテリ収納空間に収容されるバ
    ッテリを、前記バッテリ収納空間の後上方でかつシート
    下方の物入れの下方部に設けられた冷却手段により冷却
    することを特徴とする請求項1に記載した電動車両のバ
    ッテリ支持装置。
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