JP3257300B2 - ストラット位置決め装置 - Google Patents

ストラット位置決め装置

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JP3257300B2
JP3257300B2 JP28212694A JP28212694A JP3257300B2 JP 3257300 B2 JP3257300 B2 JP 3257300B2 JP 28212694 A JP28212694 A JP 28212694A JP 28212694 A JP28212694 A JP 28212694A JP 3257300 B2 JP3257300 B2 JP 3257300B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両に採用
されるストラット式サスペンションを組み立てる際の位
置決め装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両においてはストラット
式サスペンションが広く採用されており、このような自
動車の組み立ては、ストラットの頭部及びこの頭部の周
囲に突設したスタッドボルトをそれぞれ車体側に形成し
た貫通孔へ挿通した後に、スタッドボルトにナットを締
結することで車体とストラットとを結合している。
【0003】このストラットの組み立て工程では、搬送
台車あるいはハンガ等で送られて来た車体に、治具など
で予め所定の取付角度にセットしたストラットを変位さ
せて、ストラットの頭部及びスタッドボルトを車体のガ
イド穴及び取付穴へ挿通しているが、車体とストラット
の位置ずれを補正する必要があり、このような、位置決
め装置としては、図13に示すように、CCDイメージ
センサ等の撮像手段91によってストラット5と車体6
の相対位置を撮影し、画像処理手段を介してストラット
5を把持した図示しないロボットハンド等を駆動制御す
ることで車体6とストラット5の位置ずれを補正するも
のが知られており、ストラット5の頭部5Aと車体6の
ガイド穴61が、同じくスタッドボルト50が取付穴6
0とそれぞれ対峙する所定の位置へ位置決めした後に、
ストラット5を上昇駆動して組み付けている。
【0004】この他、ストラットの頭部に円錐状のガイ
ドキャップを一時的に設ける一方、車体側にガイドキャ
ップを案内するラッパ状の案内部材を一時的に取り付
け、案内部材にガイドキャップを摺接させながらストラ
ットを上昇させて、ガイドキャップを車体のガイド穴
へ、スタッドボルトを取付穴へそれぞれ挿通させて位置
決めを行うものがある。位置決め終了後には、これらガ
イドキャップ及び案内部材を取り外してから、ストラッ
トの締結を行うのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のストラットの位置決め装置にあっては、上記
後者の場合には、ガイドキャップ及び案内部材を取り付
ける段取り工程と、位置決め後にガイドキャップと案内
部材を取り外す工程が必要となるため、作業工数が増大
するという問題がある。
【0006】一方、上記前者ではCCDイメージセンサ
等の撮像手段では外乱光の入射による影響を受け易く、
外乱光によってはストラットの位置決めが正確に行われ
ない場合があり、さらに、CCDイメージセンサを用い
た場合には車体とストラットの位置をそれぞれ認識して
ロボットハンド、サーボモータ等の制御を行うため、装
置が大型化して設備投資が増大するだけでなく、画像認
識処理のための時間が必要となって大幅な速度向上が望
めない場合があった。
【0007】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、簡易な構成でありながら確実かつ迅速に車
体とストラットのずれを補正可能なストラット位置決め
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、一端に頭
部を形成するとともに、この頭部と同心状に複数のスタ
ッドボルトを突設したストラットを、車体の所定の位置
に貫通形成されたガイド穴へ前記頭部を挿通させるとと
もに、同じく車体の所定の位置に貫通形成された取付穴
へ前記スタッドボルトを挿通させるストラット位置決め
装置において、前記頭部及びスタッドボルトが所定の位
置に配置された車体のガイド穴及び取付穴と対峙可能な
所定の位置でストラットを支持する手段と、前記車体の
幅方向及び全長方向への前記支持手段の変位を選択的に
許容する第1のフローティングユニットと、前記支持手
段のストラットの軸回りの変位を選択的に許容する第2
のフローティングユニットと、前記ストラットを車体へ
向けて駆動する昇降手段と、前記車体のガイド穴及び取
付穴をそれぞれ挿通して支持手段の位置を車体の幅方
向、全長方向及びストラットの軸回りで補正するととも
に、ストラットの頭部及びスタッドボルトと当接するロ
ケートユニットと、支持手段に配設されてこのロケート
ユニットをストラットの軸方向へ駆動する手段とを備え
る。
【0009】また、第2の発明は、一端に頭部を形成す
るとともに、この頭部と同心状に複数のスタッドボルト
を突設したストラットを、車体の所定の位置に貫通形成
されたガイド穴へ前記頭部を挿通させるとともに、同じ
く車体の所定の位置に貫通形成された取付穴へ前記スタ
ッドボルトを挿通させるストラット位置決め装置におい
て、前記頭部及びスタッドボルトが所定の位置に配置さ
れた車体のガイド穴及び取付穴と対峙可能な所定の位置
でストラットを支持する手段と、前記車体の幅方向及び
全長方向への前記支持手段の変位を選択的に許容する第
1のフローティングユニットと、前記支持手段のストラ
ットの軸回りの変位を選択的に許容する第2のフローテ
ィングユニットと、これら第1及び第2のフローティン
グユニットを介して前記支持手段を支持する一方、前記
車体へ向けて変位可能なベース部材と、前記ストラット
を車体へ向けて駆動する昇降手段と、前記車体のガイド
穴と係合可能に形成されるとともに、ガイド穴を介して
ストラットの頭部と対峙可能な位置からストラットの軸
方向へ変位可能に支持手段で支持された第1の案内部材
と、前記車体の取付穴を挿通可能、かつスタッドボルト
の端部と当接可能に形成されるとともに、取付穴を介し
てスタッドボルトと対峙可能な位置からストラットの軸
方向へ変位可能に前記支持手段で支持された第2の案内
部材と、から構成されて、前記車体のガイド穴及び取付
穴をそれぞれ挿通して前記支持手段の位置を車体の幅方
向、全長方向及びストラットの軸回りで補正するととも
に、ストラットの頭部及びスタッドボルトと当接するロ
ケートユニットと、前記支持手段に取り付けられて前記
第1案内部材を駆動する第1の駆動手段と、前記支持手
段に取り付けられて前記第2案内部材を駆動する第2の
駆動手段とを備える。
【0010】また、第3の発明は、前記第2の発明にお
いて、前記第1案内部材が、前記支持手段の車体の幅方
向及び全長方向のずれを補正する手段と、前記ストラッ
トの頭部をガイド穴へ案内する引き上げ手段とからな
る。
【0011】また、第4の発明は、前記第3の発明にお
いて、前記引き上げ手段は、前記補正手段に対してスト
ラットの軸方向へ相対変位可能に支持されるとともに、
前記補正手段へ向けて付勢される。
【0012】また、第5の発明は、前記第3または第4
の発明において、前記補正手段が、ガイド穴へ向けて突
設された凸部で構成されるとともに、この凸部の端部が
テーパー状に形成される。
【0013】また、第6の発明は、前記第3ないし第5
の発明のいずれかひとつにおいて、前記引き上げ手段
が、前記ストラットの頭部の外周に係合可能な爪で構成
される。
【0014】また、第7の発明は、前記第2ないし第6
の発明のいずれかひとつにおいて、前記第2案内部材
が、前記取付穴とそれぞれ対峙する所定の位置に向けて
突設された複数のロケートピンで構成され、これらロケ
ートピンの内の少なくともひとつが、端部をテーパー状
に形成したテーパーロケートピンで構成されるととも
に、このテーパーロケートピンはロケートピンに対して
ストラットの軸方向へ相対変位可能に支持される。
【0015】
【作用】第1の発明は、支持手段でストラットの頭部及
びスタッドボルトを車体に貫通形成されたガイド穴及び
取付穴と対峙するよう支持し、第1及び第2フローティ
ングユニットを相対変位可能にしてから、駆動手段でロ
ケートユニットを車体のガイド穴及び取付穴へ挿通させ
て車幅方向、全長方向及びストラットの軸回りの位置の
補正を行った後、第1及び第2フローティングユニット
をロックして支持手段の相対変位を規制してから、昇降
手段を駆動してスタッドボルトを車体へ向けて駆動す
る。スタッドボルト及び頭部の端部が取付穴及びガイド
穴を挿通したロケートユニット当接し、ロケートユニッ
トはストラットに押されてガイド穴及び取付穴から抜
け、同時にスタッドボルト及び頭部が取付穴及びガイド
穴に挿通され、ストラットは所定の取付位置に位置決め
される。
【0016】また、第2の発明は、支持手段でストラッ
トの頭部及びスタッドボルトを車体に貫通形成されたガ
イド穴及び取付穴と対峙可能な向きで支持し、ベース部
材を所定の位置に配置された車体に向けて変位させ、ス
トラットの頭部及びスタッドボルトが車体のガイド穴及
び取付穴を介して支持手段に取り付けられた第1及び第
2の案内部材とそれぞれ対峙させる。水平(第1)フロ
ーティングユニットと回転(第2)フローティングユニ
ットを相対変位可能にしてから、まず、ロケートユニッ
トの第1駆動手段を作動させて第1案内部材をガイド穴
へ係合させると、支持手段は第1案内部材に駆動されて
車幅方向及び全長方向へ相対変位して車体との位置のず
れを補正する。次いで、ロケートユニットの第2駆動手
段を作動させて第2案内部材を取付穴へ挿通することに
より、支持手段は車体とストラットの位置のずれに応じ
てストラットの軸回りに第2案内部材に駆動され、車体
とストラットの位置のずれを補正する。こうして、車幅
方向、全長方向及びストラットの軸回りの位置の補正を
行った後、水平及び回転フローティングユニットの相対
変位を規制してから、昇降手段を駆動してストラットを
車体へ向けて駆動すると、スタッドボルトの端部が取付
穴を挿通した第2案内部材と当接するとともに、頭部は
ガイド穴に係合した第1案内部材と当接する。第1及び
第2案内部材はストラットに押されてガイド穴及び取付
穴から抜け、同時にスタッドボルト及び頭部が取付穴及
びガイド穴に挿通され、ストラットは所定の取付位置に
位置決めされる。
【0017】また、第3の発明は、第1案内部材を構成
する補正手段をガイド穴へ係合させることにより、支持
手段を介してストラットの車体の幅方向及び全長方向の
ずれを補正する一方、ストラットに押圧されて第1案内
部材がガイド穴から抜けるときには引き上げ手段がスト
ラットの頭部を確実にガイド穴へ導いて、ストラットの
位置決めを確実に行うことができる。
【0018】また、第4の発明は、第1案内部材を構成
する引き上げ手段が前記補正手段に対してストラットの
軸方向へ相対変位可能に支持されるとともに、前記補正
手段へ向けて付勢されため、ガイド穴へ向けて変位した
第1案内部材は、補正手段をガイド穴に係合させて車幅
及び全長方向の位置決めを行うが、この位置決めが終了
するまでガイド穴に引っ掛かって係止された引き上げ手
段は補正手段に対してストラットの軸方向へ相対変位
し、付勢された引き上げ手段は位置決め終了後にガイド
穴へ挿通され、車体とストラットの位置決め誤差が大き
い場合にも引き上げ手段を確実にガイド穴へ挿通させる
ことができる。
【0019】また、第5の発明は、凸部の端部に形成さ
れたテーパーがガイド穴に係合することで、車体と支持
手段のずれに応じて車幅及び全長方向に凸部は変位し、
支持手段及びストラットを所定の位置に案内することが
できる。
【0020】また、第6の発明は、昇降手段に駆動され
たストラットの頭部を、外周で係合した爪に案内するこ
とでガイド穴へ確実に挿通させることができる。
【0021】また、第7の発明は、テーパーロケートピ
ンを他のロケートピンより車体へ向けて突出させた状態
で取付穴へ挿通させると、車体と支持手段の位置のずれ
に応じてテーパーが摺接し、このテーパーロケートピン
の摺接によって支持手段がストラットの軸回りに回動し
て位置のずれを補正することができ、この後、ロケート
ピンを取付穴へそれぞれ挿通させるとともに、テーパー
ロケートピンの突出量を他のロケートピンと等しくなる
よう変位させればスタッドボルトの頭部に当接すること
ができ、スタッドボルトを取付穴へ確実に案内して位置
決めを行うことができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0023】図1〜図3は、自走式の搬送台車13に支
持された車体6、例えば、フロントフェンダに貫通形成
されたガイド穴61及び取付穴60に、頭部5A及びス
タッドボルト50を突設したストラット5を案内する位
置決め装置を示し、図1において、ほぼL字状に屈曲形
成された支持手段としてのアーム1を主体にストラット
位置決め装置が構成される。
【0024】前記従来例の図13に示したように、頭部
5Aはストラット5の上端部の中心から突設され、複数
のスタッドボルト50はストラット5の上端部に回動可
能に支持されたフランジ部52から頭部5Aを中心とす
る同心円状に突設されたもので、スタッドボルト50の
本数及び配設間隔に応じて車体6には取付穴60が貫通
形成され、車体6のガイド穴61はストラット5の頭部
5Aの外周と係合可能に形成される。
【0025】アーム1は屈曲位置側を車体6へ向けた図
中X軸方向へ変位可能なベース台車12に支持されて、
下端1Aを搬送台車13側へ突出する一方、上端1Bを
上方に向け、アーム1の上端1B側はストラット5の取
付角度に応じた所定の角度で傾斜してストラット5の軸
方向と平行する。
【0026】ここで、車体6の幅方向を図中X軸方向と
し、同じく全長方向を図中Y軸方向(紙面の貫通方
向)、上下方向、すなわち、ストラット5の軸方向を図
中Z軸方向とする。
【0027】ベース台車12には板状部材で形成された
スライドガイド20をX−Y平面内での変位を選択的に
許容する第1のフローティングユニットとしての水平フ
ローティングユニット2が固設され、このスライドガイ
ド20を搬送台車13側へ向けて配設する。
【0028】スライドガイド20の端部には第2のフロ
ーティングユニットとしての回転フローティングユニッ
ト3が設けられ、この回転フローティングユニット3が
アーム1の屈曲位置近傍の所定の位置を支持するととも
に、選択的にZ軸回りの回動を許容する。
【0029】水平フローティングユニット2及び回転フ
ローティングユニット3は図示しない油圧あるいは空圧
の供給によって、スライドガイド20及びアーム1を任
意の位置で係止するもので、アーム1は水平フローティ
ングユニット2及び回転フローティングユニット3によ
ってX−Y平面内及びZ軸回りで選択的に変位可能に支
持される。
【0030】アーム1の下端1Aの上面にはストラット
5の下端を載置可能な台座19が固設される。
【0031】アーム1の所定の位置には下端を台座19
に載置されて、Z軸方向に沿ったストラット5を選択的
に挟持するチャック11と、このチャック11を駆動す
る挟持シリンダ9が配設され、さらにこの挟持シリンダ
9はアーム1の屈曲位置近傍の所定の位置に固設された
昇降手段としての下部昇降シリンダ8でZ軸方向へ変位
可能に支持されて、チャック11で挟持されたストラッ
ト5をZ軸方向へ駆動する。
【0032】アーム1の上端1B側にはスライドガイド
70をZ軸方向へ変位可能に支持するリニアガイド15
が配設され、このスライドガイド70の上端にはリニア
ガイド16を介して下端1A側のアーム1と平行かつX
軸方向へ変位可能なスライドガイド40が配設される。
【0033】このスライドガイド40は、リニアガイド
16から車体6へ向けて伸縮可能に支持されるととも
に、スライドガイド70側に固設されてスライドガイド
40をX軸方向へ駆動する水平シリンダ10と、アーム
1の所定の位置に固設されてスライドガイド70をZ軸
方向へ駆動する第1駆動手段としての上部昇降シリンダ
7によって、X−Z軸方向へ駆動される。
【0034】このスライドガイド40の車体6側の端部
下面には、車体6に位置に応じてストラット5の位置決
めを行うロケートユニット4が車体6の取付穴60及び
ガイド穴61と対峙可能なZ軸方向に配設される。
【0035】ここで、ロケートユニット4は、図2、図
3に示すように、車体6に貫通形成されたガイド穴61
を挿通可能な円盤状部材で形成された第1案内部材とし
てのセンターロケート46と、同じく車体6に貫通形成
された取付穴60に挿通可能な第2案内部材としてのテ
ーパーロケートピン44及びロケートピン45から構成
され、ストラット5に突設されたスタッドボルト50が
図13に示すように3カ所の場合には、1本のテーパー
ロケートピン44と2本のロケートピン45を備える。
【0036】スライドガイド40の端部の所定の下面に
は、車体6へ向かうZ軸方向に沿ってシャフト41が突
設され、このシャフト41の端部には車体6のガイド穴
60を挿通可能な補正手段としてのセンターロケート4
6が固設され、センターロケート46の端部には所定の
角度のテーパー46Aが形成される。
【0037】そして、センターロケート46の端面の中
心にはストラット5の頭部5Aに形成された係合穴51
の内周に係合可能な固定ピン49がシャフト41の同軸
上でZ軸方向に沿った図中下方へ突設され、この固定ピ
ン49の先端部には所定のテーパー49Aが形成され
る。
【0038】センターロケート46のスライドガイド4
0側には、複数の爪47AをZ軸方向へ突設した引き上
げガイド47が、シャフト41で軸方向へ摺動自由に支
持される。
【0039】この引き上げガイド47から突設された引
き上げ手段としての爪47Aは、内周をセンターロケー
ト46の外周と摺接可能、かつ、この内周でストラット
5の頭部5Aの外周に係合可能に形成される一方、爪4
7Aの外周は車体6のガイド穴61の内周を挿通可能な
所定の外径を備え、この引き上げガイド47のスライド
ガイド40側の面と、シャフト41の所定の位置に固設
されたブラケット42との間に介装されたスプリング4
8によって引き上げガイド47はセンターロケート46
へ向けて付勢される。
【0040】テーパーロケートピン44及びロケートピ
ン45は、シャフト41の同心円上でスタッドボルト5
0に対峙する位置でZ軸方向に沿って配設され、テーパ
ーロケートピン44及びロケートピン45はそれぞれ基
端を第2駆動手段としてのガイドシリンダ17、18に
支持されてZ軸方向へ伸縮可能となる。
【0041】テーパーロケートピン44は先端部に所定
のテーパーを備えるとともに、取付穴60の内周に摺接
可能な所定の外径を備えた棒状部材で形成され、ロケー
トピン45は同じく取付穴60の内周に摺接可能な所定
の外径を備えた棒状部材で形成される。
【0042】これらテーパロケートピン44及びロケー
トピン45はブラケット42を貫通してX−Y方向の変
位を規制される。
【0043】なお、ブラケット42のセンターロケート
46側には図中上方へ変位した引き上げガイド47を収
装可能な凹部43が形成される。
【0044】このように構成されたロケートユニット4
はスライドガイド40を介して水平シリンダ10及び上
部昇降シリンダ7に駆動されてXーZ方向へ変位し、ア
ーム1に支持されたストラット5を車体6の所定の取付
位置へ案内するもので、図示しないシーケンサなどの制
御手段に制御された油圧ないし空圧を上部昇降シリンダ
7、下部昇降シリンダ8、水平シリンダ10及びガイド
シリンダ17、18へそれぞれ供給することによってス
トラット位置決め装置の駆動が行われ、この制御の一例
を図4のフローチャートに示し、以下、このフローチャ
ートを参照しながらストラット5の組み付け作業につい
て詳述する。
【0045】ステップS1は、段取り作業としてストラ
ット5をアーム1で支持するもので、アーム1の下端1
A側の台座19にストラット5の下端を載置した後、ス
トラット5をZ軸方向に起立させてから挟持シリンダ9
を駆動してチャック11で挟持してストラット5を所定
の取付角度に支持する。
【0046】この段取り作業では、ストラット5のフラ
ンジ部52を回動して、スタッドボルト50が車体6の
取付穴60と対峙可能な位相に予め設定する。
【0047】ステップS2で、車体6を載置した搬送台
車13へ向けてベース台車12を変位させ、所定の組み
付け位置まで移動し、図1に示すように、スタッドボル
ト50及び頭部5Aをそれぞれ取付穴60及びガイド穴
61に対峙させる。
【0048】この組み付け位置では搬送台車13の位置
のずれがあるため、スタッドボルト50は取付穴61へ
円滑に挿通されない場合があるため、ステップS3以降
のように各シリンダを駆動して位置決め装置を作動させ
る。
【0049】ステップS3で水平フローティングユニッ
ト2及び回転フローティングユニット3の係止状態を解
除して、アーム1を車体6に対して相対変位可能に支持
してから、ステップS4で水平シリンダ10を伸長駆動
してロケートユニット4がストラット5の頭部5Aと対
峙する所定の位置まで変位させる。
【0050】ステップS5では、上部昇降シリンダ7を
収縮駆動して、ロケートユニット4を車体6へ向けて変
位させ、センターロケート46及び引き上げガイド47
を車体6に形成されたガイド穴61に係合させる。
【0051】上部昇降シリンダ7の収縮に伴って、スラ
イドガイド40を支持するスライドガイド70はZ軸に
沿って下方へ変位するため、ロケートユニット4は車体
6のガイド穴61へ向けて変位し、上記ステップS2に
おける大まかな位置決めの際の誤差に応じて、図6に示
すように、まず、センターロケート46のテーパー部4
6Aがガイド穴61の内周と係合する一方、シャフト4
1と軸方向へ摺動可能な引き上げガイド47は爪47A
の端部が車体6に当接するため、スプリング48を圧縮
しながらシャフト41の軸方向へ変位し、センターロケ
ート46の円滑な下降を妨げない。
【0052】センターロケート46はテーパー部46A
に案内されて、車体6とアーム1のずれに応じてX−Y
平面内で変位し、この変位によってシャフト41、スラ
イドガイド40を介して水平フローティングユニット2
で変位可能に支持されたアーム1もX−Y平面内で変位
する。
【0053】そして、センターロケート46がガイド穴
61へ挿通されると、このセンターロケート46の外周
と摺接する引き上げガイド47の爪47Aもスプリング
48に付勢されてガイド穴61の内周に挿通される。ガ
イド穴61へセンターロケート46及び引き上げガイド
47を挿入することにより、アーム1はセンターロケー
ト46に案内されて車体6とベース台車12、すなわ
ち、ストラット5のX−Y平面内での位置決め誤差を吸
収することができるのである。
【0054】ストラット5を車体6のX−Y平面内での
所定の取付位置に位置決めした後に、複数のスタッドボ
ルト50と取付穴60との位相を合わせるためにステッ
プS6でガイドシリンダ17を駆動し、テーパーロケー
トピン44を伸長駆動させて、先端を車体6に形成され
た取付穴60へ挿入することで、Z軸回り(図1におけ
るθ方向)の位置決め誤差の補正を行う。
【0055】アーム1に支持されたストラット5と車体
6が、Z軸回りにずれを生じていれば、図8に示すよう
に、下方に向けて変位したテーパーロケートピン44は
テーパ状の先端を取付穴60に摺接させ、テーパーロケ
ートピン44はシャフト41をZ軸回りに駆動するた
め、スライドガイド40を介して回転フローティングユ
ニット3に支持されたアーム1もθ方向へ駆動され、ス
タッドボルト50と取付穴60はZ軸に沿った所定の位
置で対峙する。
【0056】こうして、Z軸回りの位置決め誤差を補正
した後、ステップS7ではガイドシリンダ18、18を
駆動して柱状のロケートピン45、45をそれぞれ対峙
した取付穴60、60に挿通してZ軸回りの組み付け位
置を保持する。
【0057】ロケートユニット4に案内されてX−Y及
びθ方向の位置決め誤差を補正したアーム1をロックす
るため、ステップS8、S9で水平フローティングユニ
ット2及び回転フローティングユニット3に図示しない
空圧ないし油圧を供給してロック状態にし、アーム1の
X、Y軸方向及びZ軸回りの変位を規制する。
【0058】ステップS10では、下部昇降シリンダ8
を伸長駆動して、チャック11を介してアーム1に支持
されたストラット5を上昇させて、図9、図10に示す
ように、頭部5A及びスタッドボルト50を車体6の下
面に向けて変位させる。
【0059】上昇する頭部5A及びスタッドボルト50
は、車体6の下面と当接する以前に、図11に示すよう
に、車体6の取付穴60を貫通したロケートユニット4
のテーパーロケートピン44及びロケートピン45にそ
れぞれ当接すとともに、ガイド穴61を貫通したセンタ
ーロケート46に突設された固定ピン49が頭部5Aに
形成された係合穴51に係合する。
【0060】ストラット5はスタッドボルト50を突設
した上部を、アーム1を介してX−Y方向及びZ軸回り
の変位を規制されたロケートユニット4に案内されてZ
軸方向へ上昇するため、図12に示すように、スタッド
ボルト50はテーパーロケートピン44、ロケートピン
45と一体となって上昇して、車体6の取付穴60に引
っ掛かることなく挿通することができ、ストラット5は
ロケートユニット4を上方へ押し上げながら所定の取付
位置へ案内されるのである。
【0061】こうして、スタッドボルト50を取り付け
たフランジ部52が車体6の下面に当接する所定の位置
で下部上昇シリンダ8を停止させて、ストラット5の位
置決め動作は終了する(ステップS11)。
【0062】こうして、位置決めを終了した後には、上
部昇降シリンダ7及び水平シリンダ10を駆動してロケ
ートユニット4を所定の原点へ復帰させ(ステップS1
2)、図示しないパーツフィーダなどから車体6を貫通
したスタッドボルト50へナットを供給するとともに、
図示しないナットランナ等によってナットを締結してス
トラット5を車体6に結合させてから、各シリンダを駆
動してアーム1を原点に復帰させる(ステップS12、
S13)。
【0063】このように、上記ステップS1〜S13を
繰り返すことによって、搬送台車13で順次送られて来
た車体6へストラット5を自動的に組み付けることが可
能となり、アーム1を介して選択的に変位を許容可能な
水平フローティングユニット2及び回転フローティング
ユニット3で支持されたロケートユニット4のセンター
ロケート46及びテーパーロケートピン44の案内動作
によって、迅速かつ確実にストラット5と車体6の位置
決め誤差を補正するため、前記従来例のような画像処理
等の複雑な処理が不要となって、位置決め装置の複雑
化、大型化を防いで設備投資を低減しながら車両の組み
立て工程の自動化を推進して、製造コストの低減をはか
ることができるのである。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明は、第1
及び第2フローティングユニットに支持されて、車幅方
向、全長方向及びストラットの軸回りに相対変位可能な
支持手段でストラットを支持するとともに、車幅方向及
び全長方向及びストラットの軸回りの位置を補正するロ
ケートユニットを支持手段に設けたため、ロケートユニ
ットで車体と支持手段の位置を補正し、フローティング
ユニットをロックしてからストラットの頭部及びストラ
ットをロケートユニットで案内しながら車体のガイド穴
及び取付穴へ挿通させるようにしたため、前記従来例の
ような画像処理等の複雑な処理が不要となって、位置決
め装置の複雑化、大型化を防いで設備投資を低減するこ
とが可能となって製造コストの低減を推進することがで
き、迅速かつ確実にストラットの位置決めを行うことが
可能となって車両の組み立て工程の自動化を推進するこ
とができるのである。
【0065】また、第2の発明は、車体に対して車幅方
向、全長方向及びストラットの軸回りに相対変位可能な
支持手段でストラットを支持するとともに、車幅方向及
び全長方向の位置を補正する第1案内部材と、ストラッ
トの軸回りの位置を補正する第2案内部材とから構成さ
れたロケートユニットとを支持手段に設けたため、第1
及び第2案内部材で車体と支持手段の位置を補正し、水
平及び回転で第1及び第2のフローティングユニットを
ロックしてからストラットの頭部及びストラットを第1
及び第2案内部材で案内しながら車体のガイド穴及び取
付穴へ挿通させるようにしたため、前記従来例のような
画像処理等の複雑な処理が不要となって、位置決め装置
の複雑化、大型化を防いで設備投資を低減することが可
能となって製造コストの低減を推進することができ、迅
速かつ確実にストラットの位置決めを行うことが可能と
なって車両の組み立て工程の自動化を推進することがで
きるのである。
【0066】また、第3の発明は、第1案内部材を構成
する補正手段でガイド穴へ係合させることにより、支持
手段を介してストラットの車体の幅方向及び全長方向の
ずれを補正する補正手段と、ストラットの頭部をガイド
穴へ導く引き上げ手段とから第1案内部材を構成したた
め、簡易な構成でありながら車幅方向及び全長方向の位
置決めを迅速に行いながら確実にストラットの頭部をガ
イド穴へ案内することができ、前記従来例のように画像
処理等が不要となって、装置の大型化、複雑化を抑制し
ながら組み立て工程の自動化をはかることができる。
【0067】また、第4の発明は、第1案内部材を構成
する引き上げ手段を前記補正手段に対してストラットの
軸方向へ相対変位可能に支持されるとともに、前記補正
手段へ向けて付勢したため、引き上げ手段が補正手段の
動作に干渉するのを防止して、補正手段の位置決め動作
を確実に行うことが可能となって、位置決め不良を防い
で装置の信頼性を向上させることができる。
【0068】また、第5の発明は、凸部の端部に形成さ
れたテーパーがガイド穴に係合することで、車幅及び全
長方向の位置決めを行うことが可能となって、前記従来
例のような画像処理等の複雑な処理を不要として、装置
の大型化、複雑化を抑制しながら組み立て工程の自動化
をはかることができる。
【0069】また、第6の発明は、昇降手段に駆動され
たストラットの頭部を、外周に係合した爪で案内するこ
とでガイド穴へ確実に挿通させることができ、位置決め
不良を防いで装置の信頼性を向上させることができる。
【0070】また、第7の発明は、ストラットの軸回り
の位置を補正するテーパーロケートピンと、スタッドボ
ルトを取付穴へ案内するロケートピンとから第2案内部
材を構成したため、ストラットの軸回りの位置決めとス
タッドボルトの案内を簡易な構造でありながら迅速かつ
確実に行うことが可能となって、前記従来例のような画
像処理等の複雑な処理を不要として、装置の大型化、複
雑化を抑制しながら組み立て工程の自動化をはかること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すストラット位置決め装置
の概略正面図。
【図2】同じくロケートユニットの概略図。
【図3】同じくセンターロケートの断面図。
【図4】制御の一例を示すフローチャート。
【図5】車体をセンターロケートで位置決めした状態を
示すストラット位置決め装置の正面図。
【図6】ガイド穴への挿入を開始したセンターロケート
を示す断面図。
【図7】同じくガイド穴へ挿通したセンターロケートを
示す断面図。
【図8】テーパーロケートの挿入を示す断面図。
【図9】ロケートピンの挿入を示す断面図。
【図10】ストラットの上昇駆動を示すストラット位置
決め装置の正面図。
【図11】同じくロケートユニットの上昇駆動を示す説
明図。
【図12】同じくスタッドボルトを取付穴へ挿通した状
態を示す説明図。
【図13】従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 アーム 2 水平フローティングユニット 3 回転フローティングユニット 4 ロケートユニット 5 ストラット 5A 頭部 6 車体 7 上部昇降シリンダ 8 下部昇降シリンダ 11 チャック 12 ベース台車 14〜16 リニアガイド 17、18 ガイドシリンダ 19 台座 20 スライドガイド 44 テーパーロケートピン 45 ロケートピン 46 センターロケート 47 引き上げガイド 48 スプリング 50 スタッドボルト 51 係合穴 60 取付穴 61 ガイド穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 65/12 B23P 19/00 301 B23P 21/00 303

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に頭部を形成するとともに、この頭部
    と同心状に複数のスタッドボルトを突設したストラット
    を、車体の所定の位置に貫通形成されたガイド穴へ前記
    頭部を挿通させるとともに、同じく車体の所定の位置に
    貫通形成された取付穴へ前記スタッドボルトを挿通させ
    るストラット位置決め装置において、 前記頭部及びスタッドボルトが所定の位置に配置された
    車体のガイド穴及び取付穴と対峙可能な所定の位置でス
    トラットを支持する手段と、前記車体の幅方向及び全長方向への前記支持手段の変位
    を選択的に許容する第1のフローティングユニットと、 前記支持手段のストラットの軸回りの変位を選択的に許
    容する第2のフローティングユニットと、 前記ストラットを車体へ向けて駆動する昇降手段と、 前記車体のガイド穴及び取付穴をそれぞれ挿通して支持
    手段の位置を車体の幅方向、全長方向及びストラットの
    軸回りで補正するとともに、ストラットの頭部及びスタ
    ッドボルトと当接するロケートユニットと、 支持手段に配設されてこのロケートユニットをストラッ
    トの軸方向へ駆動する手段とを備えたことを特徴とする
    ストラット位置決め装置。
  2. 【請求項2】一端に頭部を形成するとともに、この頭部
    と同心状に複数のスタッドボルトを突設したストラット
    を、車体の所定の位置に貫通形成されたガイド穴へ前記
    頭部を挿通させるとともに、同じく車体の所定の位置に
    貫通形成された取付穴へ前記スタッドボルトを挿通させ
    るストラット位置決め装置において、 前記頭部及びスタッドボルトが所定の位置に配置された
    車体のガイド穴及び取付穴と対峙可能な所定の位置でス
    トラットを支持する手段と、 前記車体の幅方向及び全長方向への前記支持手段の変位
    を選択的に許容する第1のフローティングユニットと、 前記支持手段のストラットの軸回りの変位を選択的に許
    容する第2のフローティングユニットと、 これら第1及び第2のフローティングユニットを介して
    前記支持手段を支持する一方、前記車体へ向けて変位可
    能なベース部材と、 前記ストラットを車体へ向けて駆動する昇降手段と、前記車体のガイド穴と係合可能に形成されるとともに、
    ガイド穴を介してストラットの頭部と対峙可能な位置か
    らストラットの軸方向へ変位可能に支持手段で支持され
    た第1の案内部材と、前記車体の取付穴を挿通可能、か
    つスタッドボルトの端部と当接可能に形成されるととも
    に、取付穴を介してスタッドボルトと対峙可能な位置か
    らストラットの軸方向へ変位可能に前記支持手段で支持
    された第2の案内部材と、から構成されて、前記車体の
    ガイド穴及び取付穴をそれぞれ挿通して前記支持手段の
    位置を車体の幅方向、全長方向及びストラットの軸回り
    で補正するとともに、ストラットの頭部及びスタッドボ
    ルトと当接するロケートユニットと、 前記支持手段に取り付けられて前記第1案内部材を駆動
    する第1の駆動手段と、 前記支持手段に取り付けられて前記第2案内部材を駆動
    する第2の駆動手段とを備えたことを特徴とするストラ
    ット位置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記第1案内部材が、前記支持手段の車
    体の幅方向及び全長方向のずれを補正する手段と、前記
    ストラットの頭部をガイド穴へ案内する引き上げ手段と
    からなることを特徴とする請求項2に記載のストラット
    位置決め装置。
  4. 【請求項4】 前記引き上げ手段は、前記補正手段に対
    してストラットの軸方向へ相対変位可能に支持されると
    ともに、前記補正手段へ向けて付勢されたことを特徴と
    する請求項3に記載のストラット位置決め装置。
  5. 【請求項5】 前記補正手段が、ガイド穴へ向けて突設
    された凸部で構成されるとともに、この凸部の端部がテ
    ーパー状に形成されたことを特徴とする請求項3または
    請求項4に記載のストラット位置決め装置。
  6. 【請求項6】 前記引き上げ手段が、前記ストラットの
    頭部の外周に係合可能な爪で構成されたことを特徴とす
    る請求項3ないし請求項5のいずれかひとつに記載のス
    トラット位置決め装置。
  7. 【請求項7】 前記第2案内部材が、前記取付穴とそれ
    ぞれ対峙する所定の位置に向けて突設された複数のロケ
    ートピンで構成され、これらロケートピンの内の少なく
    ともひとつが、端部をテーパー状に形成したテーパーロ
    ケートピンで構成されるとともに、前記ロケートピンに
    対してストラットの軸方向へ相対変位可能に支持された
    ことを特徴とする請求項2ないし請求項6のいずれかひ
    とつに記載のストラット位置決め装置。
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