JP3256594B2 - 害虫忌避エアゾール剤 - Google Patents

害虫忌避エアゾール剤

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JP3256594B2
JP3256594B2 JP08118293A JP8118293A JP3256594B2 JP 3256594 B2 JP3256594 B2 JP 3256594B2 JP 08118293 A JP08118293 A JP 08118293A JP 8118293 A JP8118293 A JP 8118293A JP 3256594 B2 JP3256594 B2 JP 3256594B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアゾール形態の害虫
忌避組成物に関し、さらに詳しくは、その刺激性、使い
易さ、持効性などが改善された人体用害虫忌避エアゾー
ル剤に関する。
【0002】
【従来の技術】蚊、アブ、ブユ、ノミ等の吸血性昆虫
は、熱帯地域から温暖地域に多く棲息するが、種類によ
っては寒冷地域にもしばしば見られ、キャンプ、ハイキ
ング、魚釣り、ゴルフ、庭遊び、ヨット等の野外におけ
る娯楽の際や、農場、田畑あるいは、山奥の電源開発地
などでの作業時の露出皮膚表面を攻撃、吸血し、はなは
だ不快であると同時に、時として伝染病、風土病の媒介
者となっていることもある。このような吸血性昆虫から
の虫害を忌避するための害虫忌避剤については従来から
多くの研究がなされており、N,N−ジエチル−m−ト
ルアミド、ジメチルフタレート、ジブチルフタレート、
2,3,4,5−ビス(Δ2 −ブチレン)−テトラハイ
ドロフルフラール、ジ−n−プロピルイソシンコメロネ
ート、ジ−m−ブチルサッシネートなどの忌避効果を有
する物質が見出され、実用に供されている。
【0003】従来用いられている剤型としては、これら
害虫忌避物質の1種又は2種以上とLPG、フロンなど
の液化ガスやCO2 、N2 、空気などの圧縮ガスを使用
したエアゾール剤や、加圧ポンプを使用したエアゾール
剤が代表的なものとして挙げられ、この他に乳化したク
リーム、エチルアルコールやイソプロピルアルコールに
て希釈したローションなども挙げられる。しかし、害虫
忌避剤の中には、人体皮膚面に適用したときに人体に対
し刺激を有するものがあり、特に最も代表的かつ汎用さ
れているN,N−ジエチル−m−トルアミド(以下、D
ETという)は、前述したエアゾール剤にて噴霧され微
粒子化された場合の鼻粘膜への刺激は極めて著しいもの
がある。
【0004】このような、微粒子化された薬剤による鼻
粘膜への刺激を低減する方法として、特公昭47−43
745号公報にグリセリンの酢酸エステル、イソプロピ
ルミリステート、ラウリルメタクリレート等を添加する
方法、特公昭48−939号公報にオレイルアルコー
ル、ヘキサデシルアルコールを添加する方法が記載され
ているが、これらは、DETを用いたエアゾール剤にお
いて充分な効果を持っているとは言い難く、さらに皮膚
に付着した際にベトツキ感が有り、使用感を損なうとい
う問題があった。また、害虫忌避有効成分自身も、皮膚
面に適用したときに油性の不快なベトツキ感を感じるも
のが多く、一般に人体用害虫忌避組成物を用いたときの
使用感は好ましくないのが現状である。さらに、害虫忌
避剤の主たる使用期間が夏の暑い時期であり、不快感を
増長する傾向もあることから、ベトツキ感を感じない害
虫忌避組成物が要望されている。
【0005】また、害虫忌避剤の他の問題点として、効
力の持続性が不足することがあり、この点についても種
々の改善法が発明されている。例えば、特開平4−24
4001号公報にはDETと疎水性シリコーンを配合す
る組成物が記載されているが、エアゾール剤にて微粒子
化された場合の鼻粘膜への刺激の問題は解決されておら
ず、また相溶剤として脂肪酸エステルを比較的多量に用
いる組成物についても記載されているが、これらの相溶
剤は皮膚に付着した際に不快なベトツキ感を感じるため
好ましくない。
【0006】また、特開昭59−199602号公報及
び特公平4−65802号公報には、各種粉末を利用
し、害虫忌避剤の経皮吸収を低減する方法が記載されて
いるが、害虫忌避剤は粉末表面に吸着された状態である
ため容易に皮膚へ移行してしまい、充分な効果があると
は言い難い。さらに、害虫忌避剤の蒸散による消失を低
減する目的で、害虫忌避有効成分を包接化合物化あるい
はマイクロカプセル化する方法も多く発明されている
が、これらは製造工程の複雑化によるコストアップを招
くため、実用的ではない。また同様の目的で、皮膜形成
能をもつ原料を添加する方法も多く発明されているが、
これらは皮膚に対し不快な付着感、ツッパリ感を与える
ので好ましくない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、人体皮膚面に適用したときにベトツキ感や皮膚刺激
感が少ない等、使用感に優れ、またエアゾール剤にて噴
霧され微粒子化された場合でも、鼻粘膜への刺激が著し
く緩和された害虫忌避組成物を提供することにある。さ
らに本発明の目的は、施用したときの害虫忌避効力の持
続性に優れ、また、沈降、堆積した粉末の使用時の振盪
による再分散性にも優れた害虫忌避エアゾール剤を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前記目
的を達成するために、害虫忌避有効成分が少なくとも部
分的に真比重0.7〜1.8の多孔質有機粉末の微孔も
しくは空隙内に含浸された状態にあり、これら害虫忌避
有効成分及び多孔質有機粉末と共に、液比重が共に0.
5〜1.6の噴射剤及び希釈剤を含有することを特徴と
する害虫忌避エアゾール剤が提供される。上記多孔質有
機粉末としては、粉末粒子自身が内部に微孔もしくは空
隙を持つ一次粒子多孔質粉末及び/又は一次粒子が凝集
して粒子間に微孔もしくは空隙を持つ二次凝集物となっ
た二次粒子多孔質粉末が用いられる。好ましくは、上記
多孔質有機粉末としては合成高分子から形成されたもの
を用いる。
【0009】
【発明の作用及び態様】本発明者は、害虫忌避組成物の
形態及び組成に関して鋭意研究の結果、害虫忌避有効成
分に多孔質有機粉末を組み合わせ、該多孔質有機粉末の
微孔もしくは空隙内に害虫忌避有効成分を含浸させるこ
とによって、前記目的を達成できることを見い出し、本
発明を完成するに至ったものである。すなわち、本発明
の害虫忌避組成物においては、使用時に多孔質有機粉末
の内部に害虫忌避有効成分の大部分が含浸された状態で
あるため、エアゾール剤にて噴霧され微粒子化された場
合でも、鼻粘膜へ直接有効成分が作用する場合に比べ
て、著しく刺激が低減される。また、皮膚に付着した際
も大部分の害虫忌避有効成分が多孔質有機粉末を介して
付着することになるため、不快なベトツキ感が少ない。
さらに、粉末内部に含浸された害虫忌避有効成分の皮膚
への移行は、粉末を用いない場合あるいは粉末表面に吸
着した状態に比べて少なく、かつ有効成分の蒸散による
消失が低減されるために、害虫忌避効力の持続性にも優
れている。
【0010】多孔質粉末としては、粉末粒子自身が内部
に微孔もしくは空隙を持つものと(一次粒子多孔質粉末
という)、一次粒子が凝集して粒子間に微孔もしくは空
隙を持つ二次凝集物となったもの(二次粒子多孔質粉末
という)が挙げられるが、本発明ではこの両者を利用す
ることができる。また、本発明に用いる粉末としては、
有機粉末であることが望ましい。その理由は、有機粉末
の真比重は概ね0.7〜1.8程度であるのに対して、
無機粉末の真比重は概ね2.0以上であり、有機粉末は
無機粉末に比べて比重が比較的軽いため、沈降、堆積し
た粉末の使用時の振盪による再分散性が良好であるから
である。
【0011】近年、フロン系化合物によるオゾン層破壊
を回避するために、従来は有効成分の希釈剤としてフロ
ン系溶剤を用いることがあったが、アルコール系溶剤等
に変わってきている。また同様の目的で、エアゾール剤
に用いられる噴射剤はフロンガスから液化石油ガスやジ
メチルエーテル等に変わってきている。フロン系溶剤や
フロンガスに比べてこれらの代替品は比重が軽い。すな
わち、フロン系溶剤やフロンガスの液比重が約1.2〜
1.6であるのに対し、前述の近年主流となっている代
替の希釈剤、噴射剤の液比重は約0.5〜0.8であ
る。
【0012】害虫忌避剤は、両腕、両足、首すじなどの
比較的広い範囲にまんべんなく噴霧あるいは塗布する必
要があり、振盪により分散した粉末の沈降は遅いことが
望まれる。このためには、希釈剤や噴射剤の液比重と粉
末の真比重の差が小さいことが重要な要因となる。それ
故に、近年主流となっている希釈剤、噴射剤を用いた製
剤では、真比重の比較的軽い有機粉末を用いることが望
ましい。さらに、沈降、堆積した粉末を振盪により再分
散させるためにも、粉末の真比重が小さく、かつできる
だけ希釈剤や噴射剤との比重差が小さいことが重要であ
り、有機粉末を用いることが適当である。代表的な原料
としては、合成高分子が挙げられ、ポリアミド系、アク
リル系等のものが例示できる。
【0013】本発明に用いる粉末としては、前述のよう
に多孔質有機粉末であれば特に限定されないが、より好
ましい性能を得るための要因としては、以下の要因を挙
げることができる。まず、粉末の粒子形状は、不定形で
も良いが、より好ましくは略球形であることが望まれ
る。この性質は、皮膚に接触したときの感触の良さを得
たり、製剤中で沈降、堆積した粉末の凝集等の問題を回
避するために重要である。製剤中での粉末成分の凝集を
回避するために、界面活性剤、エステル類、等の各種添
加剤を用いることが多いが、これらの化合物の中には皮
膚に付着した際に不快なベタツキ感や皮膚刺激を招くも
のが多く、可能な限り添加量を抑えることが望まれる。
このために、粉末を略球形とすることは意義がある。粉
末の形状が板状、針状のものは、沈降、堆積した際にか
らみ合って再分散性が悪くなる傾向があるので避けるべ
きである。
【0014】多孔質有機粉末の平均粒子径は1〜50μ
m程度が好ましく、より好ましくは5〜40μm程度で
ある。粉末の粒子径が小さすぎると呼吸により肺へ粉末
が吸入される恐れが高く、好ましくない。一方、粉末粒
子径が大きすぎると、製剤中の粉末の沈降速度が速くな
ること、エアゾール剤においては噴射口が詰まる恐れが
あること、皮膚に付着した後の脱落が多いこと、等の欠
点があり、好ましくない。多孔質有機粉末の添加量は、
粉末の種類、害虫忌避有効成分の量、各種添加剤の量、
希釈剤の種類及び量などにより変わりうるため限定され
る性質のものでは無いが、粉末の添加が多すぎて皮膚の
上で粉末成分が付着していることを容易に確認できる
と、心理的あるいは外観的に好ましく無いと考えられ
る。そのため、多孔質有機粉末の添加量は、製剤中10
重量%未満とすることが好ましい。また、鼻粘膜への刺
激低減のためには、およそ0.1重量%以上添加するこ
とが望まれる。
【0015】本発明の害虫忌避組成物は、各原料をミキ
サー、ホモジナイザー等の攪拌機で混合することにより
作成でき、製造上特別な工程、配慮を要しない。従っ
て、包接化合物化、マイクロカプセル化等に比べて製造
上の利点は大きい。本発明の害虫忌避組成物は、微粒子
化されたときの鼻粘膜への刺激低減を最大の特徴とする
ため、エアゾール剤に用いることが最も代表的な剤型で
ある。ただし、本発明の害虫忌避組成物は、沈降、堆積
した粉末成分の再分散性に優れていること、再分散した
粉末の沈降速度が遅いこと、優れた効力持続性、不快な
ベトツキ感の低減、さらには粉末成分により滑りがよく
なるために容易に均一に伸ばすことができる、などの多
くの利点を持つため、エアゾール剤に限らずローション
剤、クリーム剤などの他の剤型に用いることも可能であ
る。
【0016】本発明の害虫忌避有効成分としては、N,
N−ジエチル−m−トルアミド(以下、DETとい
う)、ジ−n−ブチル−サクシネート(以下、DNBS
という)、ジ−n−プロピル−イソシンコメロネート
(以下、DPICという)、テトラメチルチウラムジサ
ルフアイト、グアニジン、ナフタレンクレゾール、シク
ロヘキシミド、ジンクジメチルジチオカーバメイト、シ
クロヘキシルアミン、N,N−ジメチルスルフエニルジ
チオカーバメイト、2,6−ジメチル−オクタジエン−
(2,6)−αl(8)(以下、シトラールという)、
0,0−ジエチルS−2−エチルチオエチルジチオフオ
スフエート(以下、ETPという)、0,0−ジメチル
S−2−イソプロピルチオエチルジチオホスフエート、
γ−クロラローゼ、4−(メチルチオ)−3,5−キシ
リル−N−メチルカーバメイト、4−アミノピリジンア
ンスラキノン、テトラメチルチラウムジサルフアイド、
ジアリルジスルフイド、ジメチルフタレート、ジブチル
フタレート(以下、DBPという)、2,3,4,5−
ビス(Δ2 −ブチレン)−テトラハイドロフルフラー
ル、などの忌避効果を有する物質が挙げられる。害虫忌
避有効成分の添加量は、各有効成分固有の忌避効果が異
なるため特に限定されないが、製剤中に概ね1〜20重
量%程度とすることで、適当な効果、良好な使用感等の
目的を達成できる。
【0017】また、本発明の害虫忌避組成物には、従来
公知の任意の成分を本発明の効果を損なわない範囲で配
合することができる。このような配合成分としては、例
えば、水:ホホバ油、アボガド油、アーモンド油、オリ
ーブ油、グレープシード油、ゴマ油、サザンカ油、サフ
ラワー油、大豆油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ
油、パーシック油、ヒマシ油、ヒマワリ油、綿実油、落
花生油、カカオ油、パーム油、ヤシ油、牛油、魚脂、硬
化油、タートル油、豚油、ミンク油、卵黄油等の油脂
類:鯨ロウ、セラック、ミツロウ、ラノリン、液状ラノ
リン、カルナウバロウ、キャンデリラロウ等のロウ類:
流動パラフィン、流動ポリイソブチレン、スクワラン、
プリスタン、ワセリン、パラフィン、セシレン、ペンタ
ン、ヘキサン等の炭化水素:ジメチルポリシロキサン、
メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェン
ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサ
ン、デカメチルシクロペンタシロキサン等のシリコーン
油:コハク酸、酒石酸、クエン酸、ウンデシレン酸、ラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リシ
ノール酸、ベヘニン酸等の脂肪酸:エタノール、イソプ
ロパノール、ラウリルアルコール、セタノール、2−ヘ
キシルデカノール、ステアリルアルコール、イソステア
リルアルコール、オレイルアルコール、ラノリンアルコ
ール等のアルコール:エチレングリコール、ジエチレン
グリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール、グリセリン、バチルアル
コール等の多価アルコール:ブドウ糖、ショ糖、乳糖、
キシリトール、ソルビトール、マンニトール、マルチト
ール等の糖類:アジピン酸ジイソプロピル、イソステア
リン酸ヘキシルデシル、イソオクタン酸セチル、オレイ
ン酸オレイル、オレイン酸デシル、酢酸ラノリン、ステ
アリン酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、フタル酸
ジエチル、ラウリン酸ヘキシル等のエステル:ステアリ
ン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリ
ン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、ミリスチン酸ア
ルミニウム、ミリスチン酸カルシウム、ミリスチン酸マ
グネシウム、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸アルミニ
ウム、パルミチン酸カルシウム、パルミチン酸マグネシ
ウム、パルミチン酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ウンデシレ
ン酸亜鉛、酢酸カルシウム等の金属石けん:アラビアゴ
ム、アルギン酸ナトリウム、カゼイン、カラギーナン、
カラヤゴム、寒天、クインスシード、ゼラチン、デキス
トリン、デンプン、トラガント、ペクチン等の天然水溶
性高分子化合物:クロロフィル、β−カロチン等の天然
色素:ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソ
ステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタン
モノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソル
ビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、
ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタ
ン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソル
ビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類、モノ綿実油脂
肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレ
イン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α,
α′−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノス
テアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリンポリグリ
セリン脂肪酸類、モノステアリン酸プロピレングリコー
ル等のプロピレングリコール脂肪酸エステル類、硬化ヒ
マシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル等の親油性
非イオン界面活性剤:POEソルビタンモノオレエー
ト、POEソルビタンモノステアレート、POEソルビ
タンモノオレート、POEソルビタンテトラオレエート
等のPOEソルビタン脂肪酸エステル類、POEソルビ
ットモノラウレート、POEソルビットモノオレエー
ト、POEソルビットペンタオレエート、POEソルビ
ットモノステアレート等のPOEソルビット脂肪酸エス
テル類、POEグリセリンモノステアレート、POEグ
リセリンモノイソステアレート、POEグリセリントリ
イソステアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステル
類、POEモノオレエート、POEジステアレート、P
OEモノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコ
ール等のPOE脂肪酸エステル類、POEラウリルエー
テル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエー
テル、POEベヘニルエーテル、POE2−オクチルド
デシルエーテル、POEコレスタノールエーテル等のP
OEアルキルエーテル類、POEオクチルフェニルエー
テル、POEノニルフェニルエーテル、POEジノニル
フェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル
類、プルロニック等のプルロニック型界面活性剤類、P
OE・POPセチルエーテル、POE・POP2−デシ
ルテトラデシルエーテル、POE・POPモノブチルエ
ーテル、POE・POP水添ラノリン、POE・POP
グリセリンエーテル等のPOE・POPアルキルエーテ
ル類、テトロニック等のテトラPOE・テトラPOPエ
チレンジアミン縮合物類、POEヒマシ油、POE硬化
ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレート、
POE硬化ヒマシ油トワイソステアレート、POE硬化
ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジ
エステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等のPOEヒ
マシ油硬化ヒマシ油誘導体、POEソルビットミツロウ
等のPOEミツロウ・ラノリン誘導体、ヤシ油脂肪酸ジ
エタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、
脂肪酸イソプロパノールアミド等のアルカノールアミ
ド、POEプロピレングリコール脂肪酸エステル、PO
Eアルキルアミン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸
エステル、POEノニルフェニルホルムアルデヒド縮合
物、アルキルエトキシジメチルアミンオキシド、トリオ
レイルリン酸等の親水性非イオン界面活性剤:セッケン
用素地、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウ
ム等の脂肪酸セッケン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウ
リル硫酸カリウム等の高級アルキル硫酸エステル塩、P
OEラウリル硫酸トリエタノールアミン、POEラウリ
ル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸エステル
塩、ラウロイルサルコシンナトリウム等のN−アシルサ
ルコシン酸、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナ
トリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、
ラウリルメチルタウリッドナトリウム等の高級脂肪酸ア
ミドスルホン酸塩、POEオレイルエーテルリン酸ナト
リウム、POEステアリンエーテルリン酸等のリン酸エ
ステル塩、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナト
リウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキ
シエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプ
ロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等のスル
ホコハク酸塩、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノ
ールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等のア
ルキルベンゼンスルホン酸塩、N−ラウロイルグルタミ
ン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジ
ナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノ
ナトリウム等のN−アシルグルタミン酸塩、硬化ヤシ油
脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の高級脂肪酸エステ
ル硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸化油、POEアル
キルエーテルカルボン酸、POEアルキルアリルエーテ
ルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂
肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコール硫酸エステ
ル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩、
ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム、
N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミ
ン、カゼインナトリウム等の陰イオン界面活性剤:ポリ
エーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、アル
キル変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、カル
ボン酸変性シリコーン等のシリコーン系界面活性剤:パ
ーフルオロアルキルカルボン酸塩、パーフルオロアルキ
ルリン酸エステル、パーフルオロアルキルトリメチルア
ンモニウム塩、パーフルオロアルキルペタイン、パーフ
ルオロアルキルアミンオキサイド、パーフルオロアルキ
ルEO付加物等のフッ素系界面活性剤:パラオキシ安息
香酸ブチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ
安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸メチル等の防腐
剤:ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK
等のビタミン類:エストラジオール、エチニルエストラ
ジオール、コルチゾン等のホルモン:アルミニウムヒド
ロキシクロリド、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウ
ム、塩基性臭化アルミニウム、アルミニウムフェノール
スルホン酸、タンニン酸、アルミニウムナフタリンスル
ホン酸、塩基性ヨウ化アルミニウム等の制汗剤:ウロカ
ニン酸、シノキサート等の紫外線吸収剤:アラントイ
ン、アロエ末、グアイズレン等の消炎剤:3,4,4−
トリクロロカルバアニリド(T.C.C)、トリエチル
サイトレート(T.E.C)、塩化ベンザルコニウム、
塩化ベンゾトニウム、塩化アルキルトリメチルアンモニ
ウム、レゾルシン、フェノール、ソルビン酸、サリチル
酸、ヘキサクロロフェン等の殺菌剤:本発明に例示され
ていないその他の粉末:植物性天然香料であるラベンダ
ー、レモン、ライム、ジャスミン、ミント、ペパーミン
ト、ローズ、カンファー等の精油:ムスク、シベット、
カストリウム等の動物性香料やその他の合成香料:ジメ
チルエーテル、液化石油ガス、圧縮窒素ガス、圧縮空
気、炭酸ガスなどの噴射剤が挙げられる。
【0018】
【実施例】以下、実施例、比較例及び各種試験例を示し
て本発明について具体的に説明するが、本発明が下記実
施例に限定されるものでないことはもとよりである。
【0019】以下の実施例及び比較例で用いた各粉末成
分の種類及び性状を表1に示す。
【表1】
【0020】実施例1〜7及び比較例1〜6 表2及び表3に示す各処方の害虫忌避組成物を調製し、
ガラス製エアゾール試験壜に充填し、エアゾール剤とし
た。
【表2】
【0021】
【表3】
【0022】試験例1(鼻粘膜刺激試験) 実施例1〜7及び比較例1〜6の各エアゾール剤を両
手、両足に噴霧し、その際に感じる鼻粘膜への刺激の強
さを、以下の4段階で評価した。 ◎ ほとんど刺激を感じない。 ○ わずかに刺激を感じるが問題にならないレベルで
ある。 × 刺激がある。 ×× 非常に刺激が強い。 上記鼻粘膜刺激試験の結果を表4に示す。
【表4】 表4に示す結果から明らかなように、多孔質有機粉末を
用いた害虫忌避エアゾール剤は、非多孔質粉末を用いた
もの、あるいは粉末を用いていないものに比べて鼻粘膜
への刺激が低減されていることがわかる。
【0023】実施例8〜12及び比較例7〜9 表5及び表6に示す各処方の害虫忌避組成物を調製し、
実施例8〜10及び比較例7,9の組成物はガラス製エ
アゾール試験壜に充填し、エアゾール剤とし、他方、実
施例11,12及び比較例8の組成物はPET製容器に
充填し、ローション剤とした。
【表5】
【0024】
【表6】
【0025】試験例2(再分散性試験) 実施例8〜12及び比較例7〜9で調製した各サンプル
を25℃の雰囲気中に3ケ月間放置後、手で振盪するこ
とにより、再分散性を観察した結果を、以下の4段階で
評価した。 ◎ 1〜5回程度の振盪により、均一に分散する。 ○ 5〜10回程度の振盪により、均一に分散する。 × 凝集傾向が観察される。 ×× 少なくとも部分的に強い凝集体を生じた。 試験結果を表7に示す。
【表7】 上記表7に示す結果から明らかなように、多孔質有機粉
末を用いたものは、無機粉末を用いたものに比べて再分
散性が優れていることがわかる。
【0026】実施例13,14及び比較例10〜12 表8に示す各処方の害虫忌避組成物を調製し、ガラス製
エアゾール試験壜に充填し、エアゾール剤とした。
【表8】
【0027】試験例3(使用感試験) 実施例13,14及び比較例10〜12の各エアゾール
剤を両手、両足に噴霧し、使用感を以下の3段階で評価
した。 ○ ベタツキ感、ツッパリ感、等の不快な使用感がほ
とんど無い。 × 前述の不快な使用感がある。 ×× 前述の不快な使用感が非常に強い。 試験結果を表9に示す。
【表9】 表9に示す結果から明らかなように、多孔質有機粉末を
用いたエアゾール剤は、非多孔質のものを用いた場合
や、粉末を用いない場合に比べて使用感が優れているこ
とがわかる。
【0028】実施例15,16及び比較例13,14 表10に示す各処方の害虫忌避組成物を調製し、ガラス
製エアゾール試験壜に充填し、エアゾール剤とした。
【表10】
【0029】試験例4(害虫忌避効力試験) 実施例15,16及び比較例13,14の各エアゾール
剤を、健康な成人男子の上腕部に、1cm2 当り有効成
分の量が0.1mgになるように噴霧した。噴霧後6時
間経過した後に、ヒトスジシマカ未吸血の雌成虫約50
匹を放ったゲージ内に上腕部を30秒間挿入し、吸血し
た蚊の数を観察した。その結果を以下の2段階で評価し
た。 ○ 吸血されない。 × 1ケ所以上吸血される。 試験結果を表11に示す。
【表11】 表11に示す結果から、多孔質有機粉末を用いた害虫忌
避エアゾール剤は、非多孔質のものを用いた場合や、粉
末を用いない場合に比べて害虫忌避効力及びその持続性
に優れていることがわかる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明の害虫忌避組成物
は、害虫忌避有効成分に多孔質有機粉末を組み合わせ、
害虫忌避有効成分の大部分が多孔質有機粉末の微孔もし
くは空隙内に含浸されるようにしたものであるため、人
体皮膚面に適用したときに、ベトツキ感や皮膚刺激感が
少なく、使用感に優れ、またエアゾール剤にて噴霧され
微粒子化された場合でも鼻粘膜への刺激が著しく低減さ
れるという効果が得られる。また、本発明で用いる多孔
質有機粉末、特に合成高分子から形成されている多孔質
有機粉末の真比重と希釈剤や噴射剤の液比重との差が小
さいため、沈降、堆積した粉末を振盪して再分散させる
際も容易に行なえ、安定した使用性に優れる製品が得ら
れる。さらに、多孔質有機粉末内部に含浸された害虫忌
避有効成分の皮膚への移行は、粉末を用いない場合ある
いは粉末表面に吸着した状態に比べて少なく、かつ有効
成分の蒸散による消失が低減されるために、害虫忌避効
力の持続性にも優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 25/10 A01N 25/12 A01N 25/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 虫忌避有効成分が少なくとも部分的に
    真比重0.7〜1.8の多孔質有機粉末の微孔もしくは
    空隙内に含浸された状態にあり、これら害虫忌避有効成
    分及び多孔質有機粉末と共に、液比重が共に0.5〜
    1.6の噴射剤及び希釈剤を含有することを特徴とする
    害虫忌避エアゾール剤
  2. 【請求項2】 多孔質有機粉末が、粉末粒子自身が内部
    に微孔もしくは空隙を持つ一次粒子多孔質粉末及び/又
    は一次粒子が凝集して粒子間に微孔もしくは空隙を持つ
    二次凝集物となった二次粒子多孔質粉末であることを特
    徴とする請求項1に記載の害虫忌避エアゾール剤
  3. 【請求項3】 多孔質有機粉末が合成高分子から形成さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2に記載の害虫
    忌避エアゾール剤
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