JP3256263B2 - 半田量の検査方法 - Google Patents

半田量の検査方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半田付け工程後に、半
田量を画像処理の分野で検査する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半田検査において、画像処理方式はX線
方式、レーザ方式、熱伝動方式に比較して、安価であ
り、取扱容易などの利点から多用されている。この画像
処理方式の場合に、半田フイレットに対する照明が重要
となり、半田フイレット面に対する真上照明、半田フイ
レット面に対する前面照明や、フイレット面に対して後
方照明などが提案されており、撮像過程でこれらの照明
が選択して用いられる。しかし、これらの照明方式で
は、ある特殊形態の半田形状のときに、誤った判定が下
され易く、例えば正常な半田にもかかわらず半田量過少
と判断されたり、あるいはリード浮きの状態にないにも
かかわらず、リード浮きとして判定されるなどの誤った
判断が発生した。画像処理方式では、一般に立体形状の
認識ができないため、上記のような誤った判断がある
と、その誤判断にもとづいて以後の処理がなされてしま
う。このように、従来の照明方式による判定基準では、
不良の半田フイレット形状に対してユーザの使用基準で
正常品としたいときでも、誤った判断がなされてしまう
ため、各種の基準設定や誤判断の防止のために、他の照
明手段が必要となる。
【0003】
【発明の目的】したがって、本発明の目的は、上記のよ
うな従来の照明方式の他に、半田フイレットの形状を立
体的に認識し、ユーザの基準に合わせて適切な判定基準
を設定できるようにすることである。
【0004】
【発明の解決手段】上記目的の下に、本発明は、半田フ
イレットに対して斜め上方から所定の伏角のもとに横照
明光を照射し、この横照明光により発生する半田フイレ
ット面の輝線の幅と基準幅とを比較することにより、そ
の大小関係から半田量を推測するようにしている。この
半田量の推測にもとづき、他の条件と組み合わせること
により、半田過少の誤判定やリード浮きなどの誤判定が
なくなる。
【0005】
【実施例】図1は、画像処理システム1の概要を示して
いる。検査対象の半田フイレット2は、図1の他、図2
に示すように、ICパッケージのリード3の端面と回路
基板などの導電パターン4の上面との間で通常凸曲面と
して形成されている。真上の光源5a、両側方からの光
源5b、5cは、切り換え器14により切り換え制御さ
れ、半田フイレット2に向けて横照明光15を照射し、
撮像に必要な明るさを与えるとともに、半田フイレット
2の表面に輝線16を発生させるために設けられてい
る。ここで、本発明の検査方法に上記光源5b、5cが
用いられる。この光源5b、5cの配置位置は、半田フ
イレット2およびリード3の中心線17に対して平面上
で傾斜角70〜90度で、伏角30〜50度の範囲に設
定されており、最も好ましい角度は、傾斜角78度で伏
角45度である。
【0006】そして、半田フイレット2は、上方の撮像
カメラ6によって光学像から電気的な画像に変換され、
A/D変換器7によりアナログ量の信号からデジタル量
の信号に変換された後、画像メモリ8に記憶される。半
田量の検査のための画像処理は、本発明の半田量の検査
方法にもとづいてCPU(中央処理ユニット)9、それ
らに接続されたメモリ10、ディスプレイ11および入
力ユニット12などによって実行される。これらは制御
回路13によって、同期・割り込み制御のもとにおかれ
ている。
【0007】検査対象の半田フイレット2が撮像カメラ
6の視野内に位置決めされたとき、CPU9は、この位
置決め状態を確認して、本発明の半田量の検査方法にも
とづいて半田量を推測するためのプログラムを実行して
いく。図3は、そのプログラムを示している。なお、こ
のプログラムは、通常、従来方式の照明による半田フイ
レット2の形態を検査し、その良否の決定後、または良
否決定過程に先行して実行される。
【0008】まず、最初のステップでCPU9は、制御
回路13に指令を送り、切り換え器14により例えば光
源5cを点灯させるとともに、撮像カメラ6を動作さ
せ、検査対象の多数のリード3を視野内に納めて撮像さ
せる。撮像カメラ6は、半田フイレット2をリード3お
よび導電パターン4の一部とともに撮像し、光学像を電
気的な画像信号に変換し、A/D変換器7によってアナ
ログ量の画像信号をデジタル量の画像信号に変換した
後、画像メモリ8に記憶させる。
【0009】この後、CPU9は、それぞれの半田フイ
レット2毎に画像処理によりウインドウを設定し、半田
フイレット2の表面の輝線16の形状を認識し、中心線
17に対して直交する方向の輝線幅Lをドット数などか
ら測定し、その輝線幅Lをメモリ10に順次記憶させて
いく。すべての半田フイレット2についての測定が完了
した後、CPU9は、輝線幅Lと下限の基準幅L1、上
限の基準幅L2とを比較し、その大小関係から輝線幅L
に対応する半田量を過多、適正、過少などと分類しなが
ら推測する。このために、輝線幅Lに対する半田量が実
測などによって入力ユニット12により予め設定され、
メモリ10に記憶されている。
【0010】図4、5は、半田フイレット2の表面に発
生する輝線幅Lと半田量との関係を示している。半田量
が多いと、その表面が球面に近くなるため、輝線幅Lが
大きく形成される。しかし、半田量が少ないときに、そ
の表面が平面に近くなるため輝線幅Lは半田量の多いと
きよりも小さく形成される。
【0011】図6、7は光源5aからの真上照明を利用
したときの判断状況を示している。半田フイレット2が
リード3の先端面に対して分離しながら膨脹状態で形成
されているとき、真上照明によるとフイレット2の先端
部分に輝線16の先端で幅広の輝く部分が形成されるた
め、半田過少と同じ状況と判断される。しかし、本発明
によると、側面に大きな輝線幅Lの輝線16が形成され
るため、これから半田付け状態が正常であると判断でき
ることになる。
【0012】また、図7の場合にも正常といえないまで
も、半田フイレット2がリード3の端面に接続状態にあ
るとき、真上照明によると、中心線17に沿って1本の
輝線16が形成されるため、リード浮き検出用のプログ
ラムによると、リード浮きと判断されるが、本発明によ
る斜め方向からの横照明光15によると、側方に狭い幅
の輝線16が形成され、本来のリード浮きのときの太い
幅の輝線16と異なっているため、この幅の大小からリ
ード浮きの状態にないことが確認できる。
【0013】なお、以上のプログラムは、半田量を推測
するためのものであり、半田付け状態の良否や形態の検
査などのプログラムは、この前後において、輝線16の
発生位置、輝線16の長さ、照射方向の異なる横照明光
15による輝線または輝点の移動量、さらにこれらのデ
ータの半田幅、高さなどから半田量の計算が行われ、ま
た半田の良否やその形態の検出が行われる。
【0014】
【発明の効果】本発明では、半田フイレットの側面に形
成される輝線の幅から半田量が推測でき、また半田量か
ら半田フイレットの形状を立体的に認識できるため、半
田の検査がより確実に信頼性の高い状態で行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像処理システムのブロック線図である。
【図2】リードの半田付け部分の平面図である。
【図3】本発明の方法によるプログラムのフローチャー
ト図である。
【図4】半田量と輝線幅との関係の断面図である。
【図5】半田量と輝線幅との関係の説明図である。
【図6】半田付け形態と輝線幅との関係の説明図であ
る。
【図7】半田付け形態と輝線幅との関係の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 画像処理システム 2 半田フイレット 3 リード 4 導電パターン 5a、5b、5c 光源 6 撮像カメラ 15 横照明光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G01N 21/84 - 21/958 H05K 3/32 - 3/34 512

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードおよび半田フイレットの中心線に
    対して平面上で傾斜角70〜90度で伏角30〜50度
    の方向から横照明光を照射し、この横照明光により発生
    する半田フイレット上の輝線を撮像し、画像処理上で輝
    線の中心線に対して直交する方向の輝線幅の大小関係か
    ら半田量を推測することを特徴とする半田量の検査方
    法。
  2. 【請求項2】 輝線幅と下限の基準幅および上限の基準
    幅とを比較し、輝線幅≦下限の基準幅のときに半田量過
    少と判断し、また輝線幅≧上限の基準幅のときに半田量
    過多と判定することを特徴とする請求項1記載の半田量
    の検査方法。
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